JP3197022B2 - ノイズサプレッサ用積層セラミック部品 - Google Patents
ノイズサプレッサ用積層セラミック部品Info
- Publication number
- JP3197022B2 JP3197022B2 JP13712791A JP13712791A JP3197022B2 JP 3197022 B2 JP3197022 B2 JP 3197022B2 JP 13712791 A JP13712791 A JP 13712791A JP 13712791 A JP13712791 A JP 13712791A JP 3197022 B2 JP3197022 B2 JP 3197022B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- magnetic
- sheet
- pattern
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title claims description 9
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 96
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 19
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 11
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000007639 printing Methods 0.000 claims description 6
- 229910001316 Ag alloy Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 4
- 229910017518 Cu Zn Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910017752 Cu-Zn Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910017943 Cu—Zn Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 19
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 7
- 239000002003 electrode paste Substances 0.000 description 7
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 6
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 5
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 4
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 3
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052763 palladium Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 2
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 2
- 229920002037 poly(vinyl butyral) polymer Polymers 0.000 description 2
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 2
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 2
- 229910052596 spinel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011029 spinel Substances 0.000 description 2
- VZSRBBMJRBPUNF-UHFFFAOYSA-N 2-(2,3-dihydro-1H-inden-2-ylamino)-N-[3-oxo-3-(2,4,6,7-tetrahydrotriazolo[4,5-c]pyridin-5-yl)propyl]pyrimidine-5-carboxamide Chemical compound C1C(CC2=CC=CC=C12)NC1=NC=C(C=N1)C(=O)NCCC(N1CC2=C(CC1)NN=N2)=O VZSRBBMJRBPUNF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 239000001856 Ethyl cellulose Substances 0.000 description 1
- ZZSNKZQZMQGXPY-UHFFFAOYSA-N Ethyl cellulose Chemical compound CCOCC1OC(OC)C(OCC)C(OCC)C1OC1C(O)C(O)C(OC)C(CO)O1 ZZSNKZQZMQGXPY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001252 Pd alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004372 Polyvinyl alcohol Substances 0.000 description 1
- 229910001035 Soft ferrite Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229920001249 ethyl cellulose Polymers 0.000 description 1
- 235000019325 ethyl cellulose Nutrition 0.000 description 1
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000007733 ion plating Methods 0.000 description 1
- 229910001004 magnetic alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000006249 magnetic particle Substances 0.000 description 1
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229920006267 polyester film Polymers 0.000 description 1
- 229920002451 polyvinyl alcohol Polymers 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 238000005488 sandblasting Methods 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 229910052718 tin Inorganic materials 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/0006—Printed inductances
- H01F17/0013—Printed inductances with stacked layers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この出願の発明は、ノイズサプレ
ッサ用積層セラミック部品に関する。
ッサ用積層セラミック部品に関する。
【0002】
【従来の技術】各種電子回路のノイズを抑制するため、
フェライトや非晶質磁性合金等の磁性体を用いたビーズ
コアがノイズサプレッサとして用いられている。従来の
ビーズコアには、磁性体の小さいトロイド状のビーズ
や、ワイヤ付フォーミングタイプ、アキシャルやラジア
ルのテーピングタイプ等種々のタイプが存在する。これ
らは、電子部品のリードに直接取り付けたり、回路に電
気的に接続して使用されるものがあるが、電子機器の小
型化や適用機器の汎用化に伴ない、小型化や一般部品と
同様な自動実装対応用のテーピング化および面実装対応
用のリードレス化へのニーズが急速に高まっている。
フェライトや非晶質磁性合金等の磁性体を用いたビーズ
コアがノイズサプレッサとして用いられている。従来の
ビーズコアには、磁性体の小さいトロイド状のビーズ
や、ワイヤ付フォーミングタイプ、アキシャルやラジア
ルのテーピングタイプ等種々のタイプが存在する。これ
らは、電子部品のリードに直接取り付けたり、回路に電
気的に接続して使用されるものがあるが、電子機器の小
型化や適用機器の汎用化に伴ない、小型化や一般部品と
同様な自動実装対応用のテーピング化および面実装対応
用のリードレス化へのニーズが急速に高まっている。
【0003】一方、通常のコイルやLC複合部品等とし
て用いられる表面実装可能な積層型インダクタが実用化
されている。積層型インダクタは、厚膜技術により磁性
体層と、導体層とを交互に積層した後、焼成して製造さ
れる。
て用いられる表面実装可能な積層型インダクタが実用化
されている。積層型インダクタは、厚膜技術により磁性
体層と、導体層とを交互に積層した後、焼成して製造さ
れる。
【0004】実公昭62−25858号や実開昭57−
78609号等に記載された絶縁性基板上に導体コイル
パターンを形成した空心タイプや開磁路型のインダクタ
では、インピーダンスが低く、このような用途には不向
きであるが、磁性体層をもつ閉磁路型の積層型インダク
タは、ノイズ抑制用のビーズコアないしノイズサプレッ
サとして使用可能である。
78609号等に記載された絶縁性基板上に導体コイル
パターンを形成した空心タイプや開磁路型のインダクタ
では、インピーダンスが低く、このような用途には不向
きであるが、磁性体層をもつ閉磁路型の積層型インダク
タは、ノイズ抑制用のビーズコアないしノイズサプレッ
サとして使用可能である。
【0005】しかし、積層型インダクタをノイズ抑制用
のビーズコアとして用いるには、素子の小型化に伴なっ
てインピーダンスが低下し、また使用周波数、例えば5
0〜1000MHz程度の特に高周波でのインピーダン
スが不十分となる。また、インピーダンスを上げるた
め、積層数(ターン数)を増加すると、共振周波数が低
くなり、高周波特性が悪化する他、製造工程が増え、コ
ストが増加し、しかも量産上非常に不利である。
のビーズコアとして用いるには、素子の小型化に伴なっ
てインピーダンスが低下し、また使用周波数、例えば5
0〜1000MHz程度の特に高周波でのインピーダン
スが不十分となる。また、インピーダンスを上げるた
め、積層数(ターン数)を増加すると、共振周波数が低
くなり、高周波特性が悪化する他、製造工程が増え、コ
ストが増加し、しかも量産上非常に不利である。
【0006】従来、積層型インダクタには、大別して印
刷積層タイプと、グリーンシート積層タイプとがある。
印刷積層タイプは、例えば特公昭60−50331号に
記載されているように、1ターン未満の導体パターンの
印刷と、この導体パターンの一部が露出するようにして
磁性体を印刷し、この操作を繰り返し積層して焼成する
ものである。
刷積層タイプと、グリーンシート積層タイプとがある。
印刷積層タイプは、例えば特公昭60−50331号に
記載されているように、1ターン未満の導体パターンの
印刷と、この導体パターンの一部が露出するようにして
磁性体を印刷し、この操作を繰り返し積層して焼成する
ものである。
【0007】しかし、印刷積層タイプでは、導体接続の
確実性が低下するため磁性体層の厚さを0.1mm以上
に厚くできず、400MHz以上での高周波でのインピ
ーダンスがきわめて低いことが判明した。また、インピ
ーダンスを上げるためにターン数を増やしても、共振周
波数が低周波側へシフトするので、結果として高周波の
インピーダンスは低くなってしまう。
確実性が低下するため磁性体層の厚さを0.1mm以上
に厚くできず、400MHz以上での高周波でのインピ
ーダンスがきわめて低いことが判明した。また、インピ
ーダンスを上げるためにターン数を増やしても、共振周
波数が低周波側へシフトするので、結果として高周波の
インピーダンスは低くなってしまう。
【0008】一方、グリーンシート積層タイプは、例え
ば特開平1−151211号に記載されているように、
貫通孔を形成した磁性体グリーンシートに導体パターン
を形成し、これを複数枚積層し、焼成するものである。
しかし、この公報に記載の構成にて、ビーズコア用とし
て厚さ0.9〜1.5mm程度まで小型化すると高周波
でのインピーダンスが低下し、特に400MHz以上で
のインピーダンスが十分でないことが判明した。
ば特開平1−151211号に記載されているように、
貫通孔を形成した磁性体グリーンシートに導体パターン
を形成し、これを複数枚積層し、焼成するものである。
しかし、この公報に記載の構成にて、ビーズコア用とし
て厚さ0.9〜1.5mm程度まで小型化すると高周波
でのインピーダンスが低下し、特に400MHz以上で
のインピーダンスが十分でないことが判明した。
【0009】また、グリーンシート積層タイプの他の例
として、特開昭62−61305号、特開平2−172
207号、同2−58813号等には、磁性体グリーン
シートに貫通孔を形成し、このグリーンシートの表裏に
導体パターンを形成し、両導体パターンを貫通孔内に充
填した導体にて接続して、グリーンシート1枚あたり、
1.25ターン、0.75ターン、0.5ターン等の導
体パターンを形成し、これを積層し、焼成するものが記
載されている。
として、特開昭62−61305号、特開平2−172
207号、同2−58813号等には、磁性体グリーン
シートに貫通孔を形成し、このグリーンシートの表裏に
導体パターンを形成し、両導体パターンを貫通孔内に充
填した導体にて接続して、グリーンシート1枚あたり、
1.25ターン、0.75ターン、0.5ターン等の導
体パターンを形成し、これを積層し、焼成するものが記
載されている。
【0010】しかし、これらでも高周波でのインピーダ
ンスが十分でないことが判明した。また、これらはグリ
ーンシートの表裏に2工程で導体パターンの印刷を行う
ので量産性が低く、特に大面積のグリーンシートに多数
のパターンを所定間隔で印刷し、これを積層後チップ化
するようなときには、印刷精度をきわめて高いものとし
ないと、製造歩留りがきわめて悪いものとなってしま
う。
ンスが十分でないことが判明した。また、これらはグリ
ーンシートの表裏に2工程で導体パターンの印刷を行う
ので量産性が低く、特に大面積のグリーンシートに多数
のパターンを所定間隔で印刷し、これを積層後チップ化
するようなときには、印刷精度をきわめて高いものとし
ないと、製造歩留りがきわめて悪いものとなってしま
う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この出願の発明の主た
る目的は、ビーズコアないしノイズサプレッサとして小
型化しても、インピーダンスが高く、200MHz 以上、
特に400MHz 以上の高周波でも高いインピーダンスを
示し、製造が容易で量産性に富むノイズサプレッサ用積
層セラミック部品の製造方法を提供することにある。
る目的は、ビーズコアないしノイズサプレッサとして小
型化しても、インピーダンスが高く、200MHz 以上、
特に400MHz 以上の高周波でも高いインピーダンスを
示し、製造が容易で量産性に富むノイズサプレッサ用積
層セラミック部品の製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な目的につき検討を行ったところ、例えば厚さ0.9〜
1.5mm程度に薄型化する場合、インピーダンスとそ
の高周波特性には、磁性体シートの厚さと巻線ターン数
が関係しており、これらを一定値以上に保持しなけれ
ば、200MHz以上の高周波での高いインピーダンス
は得られないことを見出した。
な目的につき検討を行ったところ、例えば厚さ0.9〜
1.5mm程度に薄型化する場合、インピーダンスとそ
の高周波特性には、磁性体シートの厚さと巻線ターン数
が関係しており、これらを一定値以上に保持しなけれ
ば、200MHz以上の高周波での高いインピーダンス
は得られないことを見出した。
【0013】さらに、一定値以上に厚い磁性体シートを
用いるときの信頼性や歩留り向上技術についても検討を
行い、下記(1)のこの出願の発明を提案するものであ
る。
用いるときの信頼性や歩留り向上技術についても検討を
行い、下記(1)のこの出願の発明を提案するものであ
る。
【0014】(1) 第1の磁性体シートの両主面に、
第2および第3の磁性体シートが積層され、3層の磁性
体シートが一体化されており、前記第1の磁性体シート
は0.2mm以上の厚さをもち、前記第1の磁性体シート
の前記第3の磁性体シート側の主面には、端部引き出し
部を有し、スパイラル状に端部から中央部に向かう第1
の導体パターンが形成されており、この第1の導体パタ
ーンの中央部側端部近傍には、前記第1の磁性体シート
の両主面間に貫通する貫通孔が形成されており、この貫
通孔には、前記第1の導体パターンと接続して導体が充
填されており、前記第2の磁性体シートの前記第1の磁
性体シート側の主面には、端部引き出し部を有し、スパ
イラル状に端部から中央部に向かう第2の導体パターン
が形成されており、この第2の導体パターンは、中央部
側端部近傍にて、前記貫通孔内に充填された導体と接続
されており、前記磁性体層がNi−Cu−Znフェライ
トであり、前記導電体層がAgまたはAg合金であり、
磁性体シートの前記磁性体層を用い、前記導電体層を厚
膜印刷技術で形成してこれらを積層、焼成、一体化した
焼結体とし、前記第1および第2の導体パターンと前記
導体により、ほぼ9/4ターン以上の巻線が形成されて
おり、前記第1および第2の導体パターンの端部引き出
し部と接続する一対の外部電極が形成されており、前記
第1、第2および第3の磁性体シートによって閉磁路に
なるように構成されており、複数のセラミックのシート
が一体化されており、前記複数のセラミックのシートの
うち隣接するシートには導体パターンが形成されてお
り、前記第1および第2の導体パターン31、32は、
幅50〜300μm、厚さ5〜50μmであり、厚さ
が、0.5〜2mm、平面サイズは、1.3〜4.8mm×
0.5〜3.5mmであり、周波数300MHz にて、イン
ピーダンス180Ω以上であるノイズサプレッサ用積層
セラミック部品。
第2および第3の磁性体シートが積層され、3層の磁性
体シートが一体化されており、前記第1の磁性体シート
は0.2mm以上の厚さをもち、前記第1の磁性体シート
の前記第3の磁性体シート側の主面には、端部引き出し
部を有し、スパイラル状に端部から中央部に向かう第1
の導体パターンが形成されており、この第1の導体パタ
ーンの中央部側端部近傍には、前記第1の磁性体シート
の両主面間に貫通する貫通孔が形成されており、この貫
通孔には、前記第1の導体パターンと接続して導体が充
填されており、前記第2の磁性体シートの前記第1の磁
性体シート側の主面には、端部引き出し部を有し、スパ
イラル状に端部から中央部に向かう第2の導体パターン
が形成されており、この第2の導体パターンは、中央部
側端部近傍にて、前記貫通孔内に充填された導体と接続
されており、前記磁性体層がNi−Cu−Znフェライ
トであり、前記導電体層がAgまたはAg合金であり、
磁性体シートの前記磁性体層を用い、前記導電体層を厚
膜印刷技術で形成してこれらを積層、焼成、一体化した
焼結体とし、前記第1および第2の導体パターンと前記
導体により、ほぼ9/4ターン以上の巻線が形成されて
おり、前記第1および第2の導体パターンの端部引き出
し部と接続する一対の外部電極が形成されており、前記
第1、第2および第3の磁性体シートによって閉磁路に
なるように構成されており、複数のセラミックのシート
が一体化されており、前記複数のセラミックのシートの
うち隣接するシートには導体パターンが形成されてお
り、前記第1および第2の導体パターン31、32は、
幅50〜300μm、厚さ5〜50μmであり、厚さ
が、0.5〜2mm、平面サイズは、1.3〜4.8mm×
0.5〜3.5mmであり、周波数300MHz にて、イン
ピーダンス180Ω以上であるノイズサプレッサ用積層
セラミック部品。
【0015】このような構成によれば、200MHz以
上でのインピーダンスは格段と向上するものであるが、
これらについてはグリーンシート積層タイプの積層型イ
ンダクタに関する上記諸公報には開示も示唆もされてい
ない。
上でのインピーダンスは格段と向上するものであるが、
これらについてはグリーンシート積層タイプの積層型イ
ンダクタに関する上記諸公報には開示も示唆もされてい
ない。
【0016】例えば、特開平1−151211号の第2
図の13層の磁性体シートを用い全体で49/4ターン
の巻線をもつものでは、厚さを例えば0.9mmと小型
化したとき、400MHzでのインピーダンスは上記
(1)と比較して、50%以下に低下してしまう。
図の13層の磁性体シートを用い全体で49/4ターン
の巻線をもつものでは、厚さを例えば0.9mmと小型
化したとき、400MHzでのインピーダンスは上記
(1)と比較して、50%以下に低下してしまう。
【0017】これは、特開平2−172207号の第5
図などのように、2.5ターン以上の巻線を設けても、
上下にさらに磁性体シートを挟み、計5層以上の磁性体
シートを積層したものでも同様である。そして、このも
のは、シートの表裏に導体パターンを印刷しなければな
らないという大きな製造上のデメリットをもつ。
図などのように、2.5ターン以上の巻線を設けても、
上下にさらに磁性体シートを挟み、計5層以上の磁性体
シートを積層したものでも同様である。そして、このも
のは、シートの表裏に導体パターンを印刷しなければな
らないという大きな製造上のデメリットをもつ。
【0018】一方、特開平2−58813号に記載され
たインダクタも、表裏に導体パターンを印刷したグリー
ンシートを用いるものであり、製造上の大きなデメリッ
トをもつものであるが、全体として、3層の磁性体シー
トから形成されている。しかし、このものは全体で1.
5ターンとされている。このため、上記(1)と比較し
て、400MHzでのインピーダンスは60%以下に低
下する。
たインダクタも、表裏に導体パターンを印刷したグリー
ンシートを用いるものであり、製造上の大きなデメリッ
トをもつものであるが、全体として、3層の磁性体シー
トから形成されている。しかし、このものは全体で1.
5ターンとされている。このため、上記(1)と比較し
て、400MHzでのインピーダンスは60%以下に低
下する。
【0019】
【具体的構成】以下、本発明の具体的構成を詳細に説明
する。
する。
【0020】図1、図2および図3には、本発明の積層
型インダクタの好適例が示される。図1は積層型インダ
クタの正面図であり、図2は図1の内部構造を示す正面
図、図3は図1の分解斜視図である。
型インダクタの好適例が示される。図1は積層型インダ
クタの正面図であり、図2は図1の内部構造を示す正面
図、図3は図1の分解斜視図である。
【0021】積層型インダクタ1は、互いにほぼ等厚の
第1、第2および第3の磁性体シート21、22、23
を積層一体化したチップ体10を有する。すなわち、本
発明では、第1の磁性体シート21の両主面に、第2の
磁性体シート22と第3の磁性体シート23を積層した
3層構成とする。互いにほば等厚の3層構成とすること
で、磁性体シートとしては1種のみでよく、2層の磁性
体シート21、22にのみ印刷を行えばよいので、工程
数が減少し、製造は格段と容易になり、量産性はきわめ
て高いものとなる。また、1層あたりのシート厚、特に
導体パターン31、32間の第1の磁性体シート21の
厚さを十分大きいものとできるので、浮遊容量が減少
し、高周波特性が向上する。
第1、第2および第3の磁性体シート21、22、23
を積層一体化したチップ体10を有する。すなわち、本
発明では、第1の磁性体シート21の両主面に、第2の
磁性体シート22と第3の磁性体シート23を積層した
3層構成とする。互いにほば等厚の3層構成とすること
で、磁性体シートとしては1種のみでよく、2層の磁性
体シート21、22にのみ印刷を行えばよいので、工程
数が減少し、製造は格段と容易になり、量産性はきわめ
て高いものとなる。また、1層あたりのシート厚、特に
導体パターン31、32間の第1の磁性体シート21の
厚さを十分大きいものとできるので、浮遊容量が減少
し、高周波特性が向上する。
【0022】チップ体10の厚さは、0.5〜2mm、
特に0.6〜1.5mmとする。また平面サイズは、一
殿に1.3〜4.8mm×0.5〜3.5mm、特に
1.7〜3.5mm×0.9〜2.8mm程度とする。
特に0.6〜1.5mmとする。また平面サイズは、一
殿に1.3〜4.8mm×0.5〜3.5mm、特に
1.7〜3.5mm×0.9〜2.8mm程度とする。
【0023】このため、チップ体10中の第1の磁性体
シート21の厚さは0.2mm以上とすることができ
る。厚さがこれより薄いと、高周波特性が急激に低下し
てしまい、例えば400MHzのインピーダンスは0.
2mmを境に15%程度急激に低下してしまう。なお、
第1の磁性体シート21の厚さは、通常0.2〜0.8
mm、特に0.3〜0.5mmとする。
シート21の厚さは0.2mm以上とすることができ
る。厚さがこれより薄いと、高周波特性が急激に低下し
てしまい、例えば400MHzのインピーダンスは0.
2mmを境に15%程度急激に低下してしまう。なお、
第1の磁性体シート21の厚さは、通常0.2〜0.8
mm、特に0.3〜0.5mmとする。
【0024】また、第2の磁性体シート22および第3
の磁性体シート23の厚さも高周波特性の向上に寄与す
る。より一層良好な高周波特性を得るためには、これら
はともに0.2mm以上であることが好ましく、通常3
層とも等厚の0.2〜0.8mmとする。
の磁性体シート23の厚さも高周波特性の向上に寄与す
る。より一層良好な高周波特性を得るためには、これら
はともに0.2mm以上であることが好ましく、通常3
層とも等厚の0.2〜0.8mmとする。
【0025】このような場合、第1の磁性体シート21
および第2の磁性体シート22の磁性体シート23側の
主面に第1および第2の導体パターン31、32を形成
する。この場合、2層のシート上のみの少ない枚数で高
インピーダンスを得るためには、一平面でのコイルの巻
数を増加させる。前記のとおり、貫通孔を介しシートの
表裏にコイルパターンを形成するのは量産性が低く、製
造歩留りを悪化させるので、パターンはシートの一方の
主面にのみ形成し、しかもスパイラル状とする。
および第2の磁性体シート22の磁性体シート23側の
主面に第1および第2の導体パターン31、32を形成
する。この場合、2層のシート上のみの少ない枚数で高
インピーダンスを得るためには、一平面でのコイルの巻
数を増加させる。前記のとおり、貫通孔を介しシートの
表裏にコイルパターンを形成するのは量産性が低く、製
造歩留りを悪化させるので、パターンはシートの一方の
主面にのみ形成し、しかもスパイラル状とする。
【0026】図示例では、第1および第2の磁性体シー
ト21、22上に形成される導体パターン31、32
は、一方の側端面側の主面端部全域にストライプ状に設
けた端部引き出し部310、320を有し、この端部引
き出し部310、320の正面側から、直角に折れ曲が
りつつスパイラル状に主面中央部に向かい、主面中央部
のパターン端部315、325に至るストライプ状パタ
ーンとして形成されている。そして、第1および第2の
導体パターン31、32のパターン端部315、325
は、第1の磁性体シート21に設けられた貫通孔4に充
填された導体35によって電気的に接続される。
ト21、22上に形成される導体パターン31、32
は、一方の側端面側の主面端部全域にストライプ状に設
けた端部引き出し部310、320を有し、この端部引
き出し部310、320の正面側から、直角に折れ曲が
りつつスパイラル状に主面中央部に向かい、主面中央部
のパターン端部315、325に至るストライプ状パタ
ーンとして形成されている。そして、第1および第2の
導体パターン31、32のパターン端部315、325
は、第1の磁性体シート21に設けられた貫通孔4に充
填された導体35によって電気的に接続される。
【0027】そして、全体のパターンは、第1の導体パ
ターン31の端部引き出し部310をスタートしたの
ち、90°づつ折れ曲がりながら、第1の磁性体シート
21上にて4回の屈曲を行い、次いで、第2の磁性体シ
ート22上にてさらに4回の屈曲を行い、計8回屈曲し
て、もとの位置と平行となって、第2の導体パターン3
2の端部引き出し部320に至る。すなわち、端部引き
出し部310からスタートする最初の直線部311に対
し、それと平行になる直線部に至る直前の位置313ま
でが1ターンと定義できるので、パターンは、第1の磁
性体シート21上にて1ターンしたのち、第2の磁性体
シート22上の第2の導体パターン32に移り、位置3
23にて2ターン目を完了したのち、第1の導体パター
ン31の最初の直線部311と平行な最後の直線部32
1を経て、第1の導体パターンの端部引き出し部310
と対向する端部に位置する端部引き出し部320に至っ
ている。すなわち、このような場合は、2ターンとほぼ
1/4周を行っているので9/4ターンと称する。ま
た、ほぼ1/4周とは、通常スパイラル状の1ターンを
4つの直線部から形成するので、4つのうちの1つの直
線部が巻線に寄与しているとの意義である。
ターン31の端部引き出し部310をスタートしたの
ち、90°づつ折れ曲がりながら、第1の磁性体シート
21上にて4回の屈曲を行い、次いで、第2の磁性体シ
ート22上にてさらに4回の屈曲を行い、計8回屈曲し
て、もとの位置と平行となって、第2の導体パターン3
2の端部引き出し部320に至る。すなわち、端部引き
出し部310からスタートする最初の直線部311に対
し、それと平行になる直線部に至る直前の位置313ま
でが1ターンと定義できるので、パターンは、第1の磁
性体シート21上にて1ターンしたのち、第2の磁性体
シート22上の第2の導体パターン32に移り、位置3
23にて2ターン目を完了したのち、第1の導体パター
ン31の最初の直線部311と平行な最後の直線部32
1を経て、第1の導体パターンの端部引き出し部310
と対向する端部に位置する端部引き出し部320に至っ
ている。すなわち、このような場合は、2ターンとほぼ
1/4周を行っているので9/4ターンと称する。ま
た、ほぼ1/4周とは、通常スパイラル状の1ターンを
4つの直線部から形成するので、4つのうちの1つの直
線部が巻線に寄与しているとの意義である。
【0028】そして、このように、ほぼ9/4ターン以
上の巻線数とすることにより、臨界的にインピーダンス
が向上するものである。この場合、平面サイズが許すも
のであれば巻線数は9/4より大きくすることもできる
が、上記のチップ体サイズでは、一般にほぼ9/4か
ら、ほぼ17/4、特にほぼ13/4まで可能である。
上の巻線数とすることにより、臨界的にインピーダンス
が向上するものである。この場合、平面サイズが許すも
のであれば巻線数は9/4より大きくすることもできる
が、上記のチップ体サイズでは、一般にほぼ9/4か
ら、ほぼ17/4、特にほぼ13/4まで可能である。
【0029】なお、第1および第2の導体パターンのタ
ーン数は、図示のようにほぼ同一であることが好ましい
が、両者は異なっていてもよい。ただし、両者ともに1
ターン以上であることが好ましい。
ーン数は、図示のようにほぼ同一であることが好ましい
が、両者は異なっていてもよい。ただし、両者ともに1
ターン以上であることが好ましい。
【0030】さらに、スパイラル状に形成された第1お
よび第2の導体パターン31、33は、図示のように、
第1の磁性体シート21を挟んで、実質的に垂直位置に
対向していることが好ましい。特に第1の導体パターン
31を、第2の導体パターン32上に垂直に投影したと
き、両パターンの50%上が重なり合うことが好まし
い。これによってもインピーダンスが向上する。
よび第2の導体パターン31、33は、図示のように、
第1の磁性体シート21を挟んで、実質的に垂直位置に
対向していることが好ましい。特に第1の導体パターン
31を、第2の導体パターン32上に垂直に投影したと
き、両パターンの50%上が重なり合うことが好まし
い。これによってもインピーダンスが向上する。
【0031】そして、第1および第2の導体パターン3
1、32は、幅50〜300μm、厚さ5〜50μm程
度とすることが好ましい。なお、第1および第2の導体
パターン31、32のパターン端部315、325は、
幅150〜400μm、長さ150〜500μmの広幅
のパッドを形状とされ、貫通孔4内の導体35の接続を
確実なものとしている。
1、32は、幅50〜300μm、厚さ5〜50μm程
度とすることが好ましい。なお、第1および第2の導体
パターン31、32のパターン端部315、325は、
幅150〜400μm、長さ150〜500μmの広幅
のパッドを形状とされ、貫通孔4内の導体35の接続を
確実なものとしている。
【0032】このように、従来と比較して厚い磁性体シ
ート21等に貫通孔4を形成し、この貫通孔4に導体3
5を充填し、上下の導体パターン31、32等を接続す
る場合、接続の不確実性が生じ、導体ペーストの充填性
が低下し、導通不良や、直流抵抗の増大やバラツキや経
時変化等が生じてくることがある。このような点を解消
するためには、ディスペンサ等を用い、まず最初に直接
貫通孔4内に導体ペーストを充填することも考えられる
が、工程増および工程の複雑化を招き、量産上不利であ
る。
ート21等に貫通孔4を形成し、この貫通孔4に導体3
5を充填し、上下の導体パターン31、32等を接続す
る場合、接続の不確実性が生じ、導体ペーストの充填性
が低下し、導通不良や、直流抵抗の増大やバラツキや経
時変化等が生じてくることがある。このような点を解消
するためには、ディスペンサ等を用い、まず最初に直接
貫通孔4内に導体ペーストを充填することも考えられる
が、工程増および工程の複雑化を招き、量産上不利であ
る。
【0033】そこで、図示例では、貫通孔4の第1の導
体パターン31形成面側の孔径r0を、裏面側の孔径r
1より大径としている。このようにすることにより、第
1の磁性体シート21の裏面側から吸引しつつ印刷を行
うだけで、貫通孔4内に効率よく導体ペーストを充填で
き、量産性が向上し、製品の歩留りが向上し、特性バラ
ツキが減少する。また、経時変化も減少する。
体パターン31形成面側の孔径r0を、裏面側の孔径r
1より大径としている。このようにすることにより、第
1の磁性体シート21の裏面側から吸引しつつ印刷を行
うだけで、貫通孔4内に効率よく導体ペーストを充填で
き、量産性が向上し、製品の歩留りが向上し、特性バラ
ツキが減少する。また、経時変化も減少する。
【0034】このような場合、r1は一般に50〜20
0μm程度とし、r0/r1は1.2〜1.7程度とす
ることが好ましい。なお、r0からr1への縮径の状態
は連続的であっても、段階的であってもよい。r1が小
さすぎると導通に問題が生じ、また大きすぎると、充填
させにくくなったり、配線密度に影響を及ぼす。r0/
r1が小さいと、r1を縮径した効果の実効が失われ、
また縮径しすぎると充填させにくくなったり、配線密度
に問題を生じる。
0μm程度とし、r0/r1は1.2〜1.7程度とす
ることが好ましい。なお、r0からr1への縮径の状態
は連続的であっても、段階的であってもよい。r1が小
さすぎると導通に問題が生じ、また大きすぎると、充填
させにくくなったり、配線密度に影響を及ぼす。r0/
r1が小さいと、r1を縮径した効果の実効が失われ、
また縮径しすぎると充填させにくくなったり、配線密度
に問題を生じる。
【0035】このような下部側に縮径した形状の貫通孔
4を得るには、穿孔用の針の形状を変えたり、あるいは
貫通孔4の穿孔時に、レーザ等により穿孔したり、ポリ
エステルフィルム等の基材上にグリーンシートを載置し
て穿孔したりすればよい。
4を得るには、穿孔用の針の形状を変えたり、あるいは
貫通孔4の穿孔時に、レーザ等により穿孔したり、ポリ
エステルフィルム等の基材上にグリーンシートを載置し
て穿孔したりすればよい。
【0036】さらに、第1および第2の磁性体シート2
1、22の第1および第2の導体パターン31、32形
成面には、ダミー導体パターン61、65が形成されて
いる。このダミー導体パターン61、65は、第1およ
び第2の導体パターン31、32とは離間して、それと
は電気的に絶縁された状態で、第1および第2の導体パ
ターン31、32の端部引き出し部310、320とは
逆の側面側の端部にストライプ状に形成されている。こ
の結果、ダミーパターン61、65は、自らが形成され
た磁性体シート21、22とは異なる磁性体シート2
1、22上に形成された導体パターン32、31の端部
引き出し部320、310と対向して配置されている。
1、22の第1および第2の導体パターン31、32形
成面には、ダミー導体パターン61、65が形成されて
いる。このダミー導体パターン61、65は、第1およ
び第2の導体パターン31、32とは離間して、それと
は電気的に絶縁された状態で、第1および第2の導体パ
ターン31、32の端部引き出し部310、320とは
逆の側面側の端部にストライプ状に形成されている。こ
の結果、ダミーパターン61、65は、自らが形成され
た磁性体シート21、22とは異なる磁性体シート2
1、22上に形成された導体パターン32、31の端部
引き出し部320、310と対向して配置されている。
【0037】特に焼成後の厚さが0.2mm以上と厚い
磁性体シートとするときには、グリーンシートに導体ペ
ーストを印刷して積層圧着し、焼成し、端部引き出し部
31等を端部全域にストライプ状に形成し、その後端部
に外部電極用ペーストを塗布し、焼付けて外部電極5
1、55を形成したとき、外部電極用ペーストとのぬれ
性が十分でなく、引き出し部と外部電極との接続が十分
でなく、直流抵抗が増大したり、バラついたり、経時的
に変化したり、さらには導通不良を生じたりすることが
ある。
磁性体シートとするときには、グリーンシートに導体ペ
ーストを印刷して積層圧着し、焼成し、端部引き出し部
31等を端部全域にストライプ状に形成し、その後端部
に外部電極用ペーストを塗布し、焼付けて外部電極5
1、55を形成したとき、外部電極用ペーストとのぬれ
性が十分でなく、引き出し部と外部電極との接続が十分
でなく、直流抵抗が増大したり、バラついたり、経時的
に変化したり、さらには導通不良を生じたりすることが
ある。
【0038】また、積層型インダクタの製造において
は、後述の図4に示されるように、大面積のグリーンシ
ート71上に、多数の導体パターン31に対応する導体
ペーストの印刷パターン81を形成し[図4(c)]、
その複数枚を積層圧着した後[図4(d)]、切断して
チップ化し[図4(e)]、これを焼成することが量産
上好ましい。このとき、積層位置がズレたり、切断位置
がズレたりすると、外部電極51、55と端部引き出し
部310、320との接続が不十分となり、導通不良等
の生じる可能性が大きくなる。さらに、積層ズレによる
パターン間のズレは、貫通孔4内の導体35と、第2の
導体パターン32間のズレも生じさせ、これによって
も、歩留りの低下や信頼性の低下の原因となる。
は、後述の図4に示されるように、大面積のグリーンシ
ート71上に、多数の導体パターン31に対応する導体
ペーストの印刷パターン81を形成し[図4(c)]、
その複数枚を積層圧着した後[図4(d)]、切断して
チップ化し[図4(e)]、これを焼成することが量産
上好ましい。このとき、積層位置がズレたり、切断位置
がズレたりすると、外部電極51、55と端部引き出し
部310、320との接続が不十分となり、導通不良等
の生じる可能性が大きくなる。さらに、積層ズレによる
パターン間のズレは、貫通孔4内の導体35と、第2の
導体パターン32間のズレも生じさせ、これによって
も、歩留りの低下や信頼性の低下の原因となる。
【0039】そこで、例えば図5(a)に示されるよう
に、大面積のグリーンシート71上に導体パターンに対
応する多数の導体パターン81を同時に印刷するに際
し、端部引き出し部310、320に対応するストライ
プ状のパターン9を広幅に形成しておき、チップ化に際
し、このパターン9の中間を、S線に沿って切断すれ
ば、チップ化されたグリーンシート710上の両端部に
は、図5(b)に示されるように、ダミー導体パターン
61、65に対応するパターン91と、端部引き出し部
310、320に対応するパターン810とが同時に形
成され、外部導体51、55と端部引き出し部310、
320との接続が確実になる。この結果、直流抵抗が増
大したり、バラツいたりしなくなる。また、端部に露出
するダミー導体パターン61、65により、外部電極ペ
ーストのぬれ性が向上し、これらにより歩留りや信頼性
が向上する。
に、大面積のグリーンシート71上に導体パターンに対
応する多数の導体パターン81を同時に印刷するに際
し、端部引き出し部310、320に対応するストライ
プ状のパターン9を広幅に形成しておき、チップ化に際
し、このパターン9の中間を、S線に沿って切断すれ
ば、チップ化されたグリーンシート710上の両端部に
は、図5(b)に示されるように、ダミー導体パターン
61、65に対応するパターン91と、端部引き出し部
310、320に対応するパターン810とが同時に形
成され、外部導体51、55と端部引き出し部310、
320との接続が確実になる。この結果、直流抵抗が増
大したり、バラツいたりしなくなる。また、端部に露出
するダミー導体パターン61、65により、外部電極ペ
ーストのぬれ性が向上し、これらにより歩留りや信頼性
が向上する。
【0040】また、積層後チップ形状に切断した後、端
部に露出するダミー導体パターン61、65用のパター
ン91、95と、端部引き出し部310、320用のパ
ターン810、820とを視覚的に確認することによ
り、正常な積層および切断が確認でき[図6(a)]、
積層ズレ[図6(b)]や、切断ズレ[図6(c)]を
容易に判別でき、積層ズレを補正することができ、歩留
りが向上し、目視で導通状態を検査することが可能とな
り、焼成後のチップ1個毎の導通検査が不要となり、量
産上きわめて有利となる。なお、図7には、S線および
S′線に沿って切断してチップ化してダミー導体パター
ンを形成する際の異なるパターン例が示される。
部に露出するダミー導体パターン61、65用のパター
ン91、95と、端部引き出し部310、320用のパ
ターン810、820とを視覚的に確認することによ
り、正常な積層および切断が確認でき[図6(a)]、
積層ズレ[図6(b)]や、切断ズレ[図6(c)]を
容易に判別でき、積層ズレを補正することができ、歩留
りが向上し、目視で導通状態を検査することが可能とな
り、焼成後のチップ1個毎の導通検査が不要となり、量
産上きわめて有利となる。なお、図7には、S線および
S′線に沿って切断してチップ化してダミー導体パター
ンを形成する際の異なるパターン例が示される。
【0041】そして、このようなチップ体10には、第
1および第2の導体パターンとそれぞれ接続して、一対
の外部電極51、55が設けられる。この際、端部引き
出し部310、320形成部の3側面を外部電極51、
55で被えば、接続は確実になる他、耐候性、耐水性が
向上し、高い信頼性が得られる。
1および第2の導体パターンとそれぞれ接続して、一対
の外部電極51、55が設けられる。この際、端部引き
出し部310、320形成部の3側面を外部電極51、
55で被えば、接続は確実になる他、耐候性、耐水性が
向上し、高い信頼性が得られる。
【0042】導体31、32、35の材質としては、従
来公知の導体材質は何れも使用できる。例えば、Ag、
Cu、Pdやこれらの合金等を用いればよいが、このう
ち、AgまたはAg合金が好適である。Ag合金として
は、Agを70重量%以上含むAg−Pd合金等が好適
である。
来公知の導体材質は何れも使用できる。例えば、Ag、
Cu、Pdやこれらの合金等を用いればよいが、このう
ち、AgまたはAg合金が好適である。Ag合金として
は、Agを70重量%以上含むAg−Pd合金等が好適
である。
【0043】積層型インダクタ1の磁性体シート21、
22、23の材質としては、従来公知の磁性体層材質は
何れも使用できる。例えば、スピネル構造を有する各種
スピネルソフトフェライトを用いることができるが、焼
成温度の関係でNi系のフェライト、特にNi−Cu−
Znフェライトを用いることが好ましい。Ni−Cu−
Znフェライトは、低温焼成材料であり、また、良好な
絶縁体であるため、このような磁性層を用いたとき、本
発明の積層型インダクタは、900℃程度以下の焼成に
適し、優れた特性が得られる。このような、フェライト
系の磁性体グリーンシートは、導体ペーストと800〜
1000℃、特に850〜950℃の焼成温度にて同時
焼成して形成できる。
22、23の材質としては、従来公知の磁性体層材質は
何れも使用できる。例えば、スピネル構造を有する各種
スピネルソフトフェライトを用いることができるが、焼
成温度の関係でNi系のフェライト、特にNi−Cu−
Znフェライトを用いることが好ましい。Ni−Cu−
Znフェライトは、低温焼成材料であり、また、良好な
絶縁体であるため、このような磁性層を用いたとき、本
発明の積層型インダクタは、900℃程度以下の焼成に
適し、優れた特性が得られる。このような、フェライト
系の磁性体グリーンシートは、導体ペーストと800〜
1000℃、特に850〜950℃の焼成温度にて同時
焼成して形成できる。
【0044】また、外部電極51、55の材質について
は、特に制限がなく、各種導電体材料、例えばAg、N
i、Cu等あるいはAg−Pd等のこれらの合金などの
印刷膜、メッキ膜、蒸着膜、イオンプレーティング膜、
スパッタ膜あるいはこれらの積層膜などいずれも使用可
能である。これらのうち、AgまたはAg合金塗布膜
に、Cu、Ni、Snのメッキ膜を積層したものは、半
田ぬれ性や耐エージング性の点で好適である。外部電極
51、55の厚さは任意であり、目的や用途に応じ適宜
決定すればよいが、通常総計50〜200μm程度であ
る。
は、特に制限がなく、各種導電体材料、例えばAg、N
i、Cu等あるいはAg−Pd等のこれらの合金などの
印刷膜、メッキ膜、蒸着膜、イオンプレーティング膜、
スパッタ膜あるいはこれらの積層膜などいずれも使用可
能である。これらのうち、AgまたはAg合金塗布膜
に、Cu、Ni、Snのメッキ膜を積層したものは、半
田ぬれ性や耐エージング性の点で好適である。外部電極
51、55の厚さは任意であり、目的や用途に応じ適宜
決定すればよいが、通常総計50〜200μm程度であ
る。
【0045】本発明の積層型インダクタは、各種電子回
路のノイズ抑制等に用いられる。そして、50〜150
0MHz程度、特に100〜1000MHz程度の周波
数において有効である。この場合、本発明では、前記の
とおりインダクタを小型化しても周波数300MHzに
て、インピーダンス180〜250Ω程度のものが実現
できる。
路のノイズ抑制等に用いられる。そして、50〜150
0MHz程度、特に100〜1000MHz程度の周波
数において有効である。この場合、本発明では、前記の
とおりインダクタを小型化しても周波数300MHzに
て、インピーダンス180〜250Ω程度のものが実現
できる。
【0046】次に、本発明の積層型インダクタの製造方
法について説明する。まず、磁性体グリーンシート、導
電体層用ペーストおよび外部電極用ペーストをそれぞれ
製造する。磁性体グリーンシート、導電体層用ペースト
および外部電極用ペーストは、それぞれ、通常の方法で
製造すればよい。
法について説明する。まず、磁性体グリーンシート、導
電体層用ペーストおよび外部電極用ペーストをそれぞれ
製造する。磁性体グリーンシート、導電体層用ペースト
および外部電極用ペーストは、それぞれ、通常の方法で
製造すればよい。
【0047】例えば、磁性体グリーンシートを製造する
には、フェライト原料粉末をボールミル等により湿式混
合する。こうして湿式混合したものを、通常スプレード
ライヤー等により乾燥させ、その後仮焼する。これを通
常は、平均粒径が0.5〜2μm程度になるまでボール
ミル等にて湿式粉砕し、スプレードライヤー等により乾
燥する。得られた混合フェライト粉末と、エチルセルロ
ース、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニ
ルアルコール等のバインダーと、溶媒とを混合し、スラ
リーとする。なお、フェライト粉末のほか、各種磁性粒
子を用いることも可能である。そして、公知の方法に従
い、0.2〜0.8mm程度の厚さのグリーンシートと
する。 導体ペーストおよび外部電極用ペーストは、通
常、導電性粒子と、バインダーと、溶剤とを含有する。
このような組成物を混合し、例えば3本ロール等で混練
してペースト(スラリー)とする。
には、フェライト原料粉末をボールミル等により湿式混
合する。こうして湿式混合したものを、通常スプレード
ライヤー等により乾燥させ、その後仮焼する。これを通
常は、平均粒径が0.5〜2μm程度になるまでボール
ミル等にて湿式粉砕し、スプレードライヤー等により乾
燥する。得られた混合フェライト粉末と、エチルセルロ
ース、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニ
ルアルコール等のバインダーと、溶媒とを混合し、スラ
リーとする。なお、フェライト粉末のほか、各種磁性粒
子を用いることも可能である。そして、公知の方法に従
い、0.2〜0.8mm程度の厚さのグリーンシートと
する。 導体ペーストおよび外部電極用ペーストは、通
常、導電性粒子と、バインダーと、溶剤とを含有する。
このような組成物を混合し、例えば3本ロール等で混練
してペースト(スラリー)とする。
【0048】次いで、図4(a)に示されるように、ま
ず、大面積の磁性体グリーンシート71を用意し、図4
(b)に示されるように、これに多数の貫通孔4を設け
る。そして図4(c)に示されるように所定パターンの
導体ペーストのパターン81を多数形成して、第1の磁
性体グリーンシート71を得る。
ず、大面積の磁性体グリーンシート71を用意し、図4
(b)に示されるように、これに多数の貫通孔4を設け
る。そして図4(c)に示されるように所定パターンの
導体ペーストのパターン81を多数形成して、第1の磁
性体グリーンシート71を得る。
【0049】これを、図4(d)に示されるように、貫
通孔4を形成しない他は同様にして作製した第2の磁性
体グリーンシート72と、導体ペーストのパターンを形
成しない第3のグリーンシート73と積層し、その後チ
ップ化しチップ100を得る[図4(e)]。そしてこ
れを焼成する。
通孔4を形成しない他は同様にして作製した第2の磁性
体グリーンシート72と、導体ペーストのパターンを形
成しない第3のグリーンシート73と積層し、その後チ
ップ化しチップ100を得る[図4(e)]。そしてこ
れを焼成する。
【0050】焼成条件や焼成雰囲気は、材質等に応じて
適宜決定すればよいが、通常、焼成温度は、850〜9
50℃程度、焼成時間は、2〜7時間程度である。焼成
雰囲気は、導電体層にCu、Ni等を用いる場合は、非
酸化性雰囲気とし、このほか、Ag、Pd等を用いる場
合は大気中でよい。
適宜決定すればよいが、通常、焼成温度は、850〜9
50℃程度、焼成時間は、2〜7時間程度である。焼成
雰囲気は、導電体層にCu、Ni等を用いる場合は、非
酸化性雰囲気とし、このほか、Ag、Pd等を用いる場
合は大気中でよい。
【0051】このようにして得られたチップ体10に
は、例えばバレル研磨、サンドブラスト等にて端面研磨
を施し、外部電極用ペーストを焼きつけて外部電極5
1、55を形成する。そして、必要に応じ、外部電極5
1、55上にめっき等により端子電極を形成する。
は、例えばバレル研磨、サンドブラスト等にて端面研磨
を施し、外部電極用ペーストを焼きつけて外部電極5
1、55を形成する。そして、必要に応じ、外部電極5
1、55上にめっき等により端子電極を形成する。
【0052】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を挙げ、本発明
をさらに詳細に説明する。
をさらに詳細に説明する。
【0053】実施例1 フェライト原料として、NiO、CuO、ZnO、Fe
2O3の粉体をボールミルにて湿式混合し、次いで、こ
の湿式混合物をスプレードライヤーにより乾燥し、78
0℃にて仮焼し、顆粒として、これをボールミルにて粉
砕したのちスプレードライヤーで乾燥し、平均粒径1.
2μmの粉体とした。次いで、この粉体を所定量のポリ
ビニルブチラールとともにトルエン−エチルアルコール
中に分散混合し、Ni−Cu−Znフェライトのスラリ
ーを作製し、厚さ0.4mmのグリーンシートを得た。
2O3の粉体をボールミルにて湿式混合し、次いで、こ
の湿式混合物をスプレードライヤーにより乾燥し、78
0℃にて仮焼し、顆粒として、これをボールミルにて粉
砕したのちスプレードライヤーで乾燥し、平均粒径1.
2μmの粉体とした。次いで、この粉体を所定量のポリ
ビニルブチラールとともにトルエン−エチルアルコール
中に分散混合し、Ni−Cu−Znフェライトのスラリ
ーを作製し、厚さ0.4mmのグリーンシートを得た。
【0054】Ag−Pd導体ペーストと、磁性体グリー
ンシートを用い、図4、図5に示されるようにして、一
枚のグリーンシートから550個のチップを得、これを
焼成して、図1〜図3に示される積層型インダクタサン
プルNo.1作製した。この場合、焼成温度は920
℃、焼成時間は7時間とし、焼成雰囲気は大気中とし
た。
ンシートを用い、図4、図5に示されるようにして、一
枚のグリーンシートから550個のチップを得、これを
焼成して、図1〜図3に示される積層型インダクタサン
プルNo.1作製した。この場合、焼成温度は920
℃、焼成時間は7時間とし、焼成雰囲気は大気中とし
た。
【0055】外部電極はAg−Pdペーストを焼きつけ
た。得られた積層型インダクタの寸法は、2.0mm×
1.25m×0.9mmであった。
た。得られた積層型インダクタの寸法は、2.0mm×
1.25m×0.9mmであった。
【0056】各構成部の諸元は下記のとおりである。
【0057】 第1、第2および第3の磁性体シート厚さ:0.4mm 導体パターン幅 :180μm 導体パターン厚さ : 10μm 端部引き出し部幅 :200μm ダミー導体パターン幅 :200μm ターン数:9/4 貫通孔:r0=220μm、r1=150μm
【0058】これとは別に比較のため、特開平2−58
813号に準じ、サンプルNo.1において、第1およ
び第2の導体パターン31、32をスパイラル状とせ
ず、弧状とし、これを弧の終端部に位置する貫通孔を介
して導通させ、総ターン数を5/4としたサンプルN
o.2を作製した。
813号に準じ、サンプルNo.1において、第1およ
び第2の導体パターン31、32をスパイラル状とせ
ず、弧状とし、これを弧の終端部に位置する貫通孔を介
して導通させ、総ターン数を5/4としたサンプルN
o.2を作製した。
【0059】さらに比較のため、各磁性体グリーンシー
トを約0.1mm厚とし、磁性体シートを11層積層
し、総ターン数5/4ターンとした他は、サンプルN
o.1と同様なサンプルNo.3を作製した。
トを約0.1mm厚とし、磁性体シートを11層積層
し、総ターン数5/4ターンとした他は、サンプルN
o.1と同様なサンプルNo.3を作製した。
【0060】これらについて周波数をかえてインピーダ
ンスを測定し、その平均を求めたまた、200〜100
0MHzでの高周波領域での平均インピーダンスを算出
した。結果を表1に示す。
ンスを測定し、その平均を求めたまた、200〜100
0MHzでの高周波領域での平均インピーダンスを算出
した。結果を表1に示す。
【0061】
【表1】
【0062】表1に示される結果から、本発明における
第1の磁性体シートの厚さとターン数のもつ臨界的意義
があきらかである。
第1の磁性体シートの厚さとターン数のもつ臨界的意義
があきらかである。
【0063】なお、サンプルNo.1において貫通孔の
孔径をr0=r1=220μmとしたところ、直流抵抗
RDCのバラツキが増大し、またダミー導体パターンを
設けないときにも、RDCのバラツキが増大した。
孔径をr0=r1=220μmとしたところ、直流抵抗
RDCのバラツキが増大し、またダミー導体パターンを
設けないときにも、RDCのバラツキが増大した。
【0064】実施例2 実施例1のサンプルNo.1において、グリーンシート
厚を0.35mmとし、3層の3.2×1.6×0.8
5mmのインダクタサンプルNo.4、5を得た。ター
ン数はNo.4で13/4ターン、No.5で17/4
ターンとした。結果を表1に併記する。
厚を0.35mmとし、3層の3.2×1.6×0.8
5mmのインダクタサンプルNo.4、5を得た。ター
ン数はNo.4で13/4ターン、No.5で17/4
ターンとした。結果を表1に併記する。
【0065】
【効果】高インピーダンスで、良好な周波数特性が得ら
れる。また製造も容易である。
れる。また製造も容易である。
【0066】さらに、製造歩留りや信頼性も良い。
【図1】この出願の発明の積層型インダクタの正面図で
ある。
ある。
【図2】図1の内部構造を説明するために一部を切欠い
て示す正面図である。
て示す正面図である。
【図3】図1の分解斜視図である。
【図4】図1の積層型インダクタの製造方法を工程順に
説明するための斜視図である。
説明するための斜視図である。
【図5】図4に示される製造方法をさらに詳細に説明す
るための部分拡大平面図である。
るための部分拡大平面図である。
【図6】図4に示される製造方法をさらに詳細に説明す
るための拡大斜視図である。
るための拡大斜視図である。
【図7】図4に示される製造方法をさらに詳細に説明す
るための部分拡大図である。
るための部分拡大図である。
1 積層型インダクタ 10 チップ体 100 チップ 21 第1の磁性体シート 22 第2の磁性体シート 23 第3の磁性体シート 31 第1の導体パターン 32 第2の導体パターン 35 導体 310、320 端部引き出し部 35 導体 4 貫通孔 51、55 外部電極 61、65 ダミー導体パターン 71、72、73 磁性体グリーンシート 81、810、820、91、95 導体ペーストのパ
ターン
ターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−151211(JP,A) 特開 昭58−89818(JP,A) 特開 昭59−132604(JP,A) 特開 平2−54505(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 17/00 - 17/08 H01F 41/00 - 41/10
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の磁性体シートの両主面に、第2お
よび第3の磁性体シートが積層され、3層の磁性体シー
トが一体化されており、 前記第1の磁性体シートは0.2mm以上の厚さをもち、 前記第1の磁性体シートの前記第3の磁性体シート側の
主面には、端部引き出し部を有し、スパイラル状に端部
から中央部に向かう第1の導体パターンが形成されてお
り、 この第1の導体パターンの中央部側端部近傍には、前記
第1の磁性体シートの両主面間に貫通する貫通孔が形成
されており、 この貫通孔には、前記第1の導体パターンと接続して導
体が充填されており、 前記第2の磁性体シートの前記第1の磁性体シート側の
主面には、端部引き出し部を有し、スパイラル状に端部
から中央部に向かう第2の導体パターンが形成されてお
り、 この第2の導体パターンは、中央部側端部近傍にて、前
記貫通孔内に充填された導体と接続されており、 前記磁性体層がNi−Cu−Znフェライトであり、前
記導電体層がAgまたはAg合金であり、 磁性体シートの前記磁性体層を用い、前記導電体層を厚
膜印刷技術で形成してこれらを積層、焼成、一体化した
焼結体とし、 前記第1および第2の導体パターンと前記導体により、
ほぼ9/4ターン以上の巻線が形成されており、 前記第1および第2の導体パターンの端部引き出し部と
接続する一対の外部電極が形成されており、 前記第1、第2および第3の磁性体シートによって閉磁
路になるように構成されており、 複数のセラミックのシートが一体化されており、 前記複数のセラミックのシートのうち隣接するシートに
は導体パターンが形成されており、 前記第1および第2の導体パターン31、32は、幅5
0〜300μm、厚さ5〜50μmであり、 厚さが、0.5〜2mm、平面サイズは、1.3〜4.8
mm×0.5〜3.5mmであり、 周波数300MHz にて、インピーダンス180Ω以上で
あるノイズサプレッサ用積層セラミック部品。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13712791A JP3197022B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | ノイズサプレッサ用積層セラミック部品 |
US08/285,766 US5515022A (en) | 1991-05-13 | 1994-08-03 | Multilayered inductor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13712791A JP3197022B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | ノイズサプレッサ用積層セラミック部品 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14212492A Division JP3337713B2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | ノイズサブレッサ |
JP14212592A Division JP3320096B2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 積層型インダクタおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04336405A JPH04336405A (ja) | 1992-11-24 |
JP3197022B2 true JP3197022B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=15191456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13712791A Expired - Fee Related JP3197022B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | ノイズサプレッサ用積層セラミック部品 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5515022A (ja) |
JP (1) | JP3197022B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130222105A1 (en) * | 2012-02-23 | 2013-08-29 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Electronic component and method of manufacturing the same |
Families Citing this family (65)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5662754A (en) * | 1992-08-05 | 1997-09-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method of making a high frequency non-reciprocal circuit element |
US6911887B1 (en) * | 1994-09-12 | 2005-06-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Inductor and method for producing the same |
JP3152088B2 (ja) * | 1994-11-28 | 2001-04-03 | 株式会社村田製作所 | コイル部品の製造方法 |
US5821846A (en) * | 1995-05-22 | 1998-10-13 | Steward, Inc. | High current ferrite electromagnetic interference suppressor and associated method |
JP3599205B2 (ja) * | 1995-09-12 | 2004-12-08 | Tdk株式会社 | ノイズ抑制用インダクタ素子 |
US5781093A (en) * | 1996-08-05 | 1998-07-14 | International Power Devices, Inc. | Planar transformer |
US6073339A (en) * | 1996-09-20 | 2000-06-13 | Tdk Corporation Of America | Method of making low profile pin-less planar magnetic devices |
JPH11234071A (ja) * | 1998-02-16 | 1999-08-27 | Murata Mfg Co Ltd | チップ状電子部品の製造方法 |
US6169801B1 (en) | 1998-03-16 | 2001-01-02 | Midcom, Inc. | Digital isolation apparatus and method |
US6820320B2 (en) * | 1998-07-06 | 2004-11-23 | Tdk Corporation | Process of making an inductor device |
US6345434B1 (en) * | 1998-07-06 | 2002-02-12 | Tdk Corporation | Process of manufacturing an inductor device with stacked coil pattern units |
US6054914A (en) * | 1998-07-06 | 2000-04-25 | Midcom, Inc. | Multi-layer transformer having electrical connection in a magnetic core |
US6566731B2 (en) * | 1999-02-26 | 2003-05-20 | Micron Technology, Inc. | Open pattern inductor |
US6198374B1 (en) | 1999-04-01 | 2001-03-06 | Midcom, Inc. | Multi-layer transformer apparatus and method |
JP3582454B2 (ja) * | 1999-07-05 | 2004-10-27 | 株式会社村田製作所 | 積層型コイル部品及びその製造方法 |
JP2001052930A (ja) | 1999-08-06 | 2001-02-23 | Tdk Corp | 積層インダクタとその製造方法 |
JP2001085230A (ja) * | 1999-09-14 | 2001-03-30 | Murata Mfg Co Ltd | インダクタ |
WO2001037323A2 (en) | 1999-11-03 | 2001-05-25 | Hwu R Jennifer | Vertical transformer |
US6835576B2 (en) * | 2000-05-02 | 2004-12-28 | Fuji Electric Co., Ltd. | Magnetic thin film, a magnetic component that uses this magnetic thin film, manufacturing methods for the same, and a power conversion device |
JP2001230119A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-24 | Murata Mfg Co Ltd | 積層インダクタ |
US6573818B1 (en) * | 2000-03-31 | 2003-06-03 | Agere Systems, Inc. | Planar magnetic frame inductors having open cores |
US20030112110A1 (en) * | 2001-09-19 | 2003-06-19 | Mark Pavier | Embedded inductor for semiconductor device circuit |
US6847282B2 (en) * | 2001-10-19 | 2005-01-25 | Broadcom Corporation | Multiple layer inductor and method of making the same |
KR100735208B1 (ko) * | 2002-10-23 | 2007-07-03 | 내슨테크날러지 인코포레이티드 | 자심 내에 전기 연결을 포함하는 다층 변압기 |
US7135951B1 (en) * | 2003-07-15 | 2006-11-14 | Altera Corporation | Integrated circuit inductors |
US7154368B2 (en) * | 2003-10-15 | 2006-12-26 | Actown Electricoil, Inc. | Magnetic core winding method, apparatus, and product produced therefrom |
JP4464127B2 (ja) * | 2003-12-22 | 2010-05-19 | Necエレクトロニクス株式会社 | 半導体集積回路及びその製造方法 |
JP2007214341A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Taiyo Yuden Co Ltd | 積層インダクタ |
US9589716B2 (en) | 2006-09-12 | 2017-03-07 | Cooper Technologies Company | Laminated magnetic component and manufacture with soft magnetic powder polymer composite sheets |
US8941457B2 (en) * | 2006-09-12 | 2015-01-27 | Cooper Technologies Company | Miniature power inductor and methods of manufacture |
US8310332B2 (en) * | 2008-10-08 | 2012-11-13 | Cooper Technologies Company | High current amorphous powder core inductor |
US8466764B2 (en) * | 2006-09-12 | 2013-06-18 | Cooper Technologies Company | Low profile layered coil and cores for magnetic components |
US7791445B2 (en) * | 2006-09-12 | 2010-09-07 | Cooper Technologies Company | Low profile layered coil and cores for magnetic components |
US8378777B2 (en) | 2008-07-29 | 2013-02-19 | Cooper Technologies Company | Magnetic electrical device |
US7579937B2 (en) * | 2007-11-07 | 2009-08-25 | Tdk Corporation | Laminated inductor and method of manufacture of same |
US9859043B2 (en) | 2008-07-11 | 2018-01-02 | Cooper Technologies Company | Magnetic components and methods of manufacturing the same |
US8659379B2 (en) | 2008-07-11 | 2014-02-25 | Cooper Technologies Company | Magnetic components and methods of manufacturing the same |
US8279037B2 (en) * | 2008-07-11 | 2012-10-02 | Cooper Technologies Company | Magnetic components and methods of manufacturing the same |
US9558881B2 (en) | 2008-07-11 | 2017-01-31 | Cooper Technologies Company | High current power inductor |
US7843303B2 (en) * | 2008-12-08 | 2010-11-30 | Alpha And Omega Semiconductor Incorporated | Multilayer inductor |
US20100277267A1 (en) * | 2009-05-04 | 2010-11-04 | Robert James Bogert | Magnetic components and methods of manufacturing the same |
US20110267165A1 (en) * | 2010-05-03 | 2011-11-03 | Victor Taracila | Inductor assembly for a magnetic resonance imaging system |
JP5206775B2 (ja) * | 2010-11-26 | 2013-06-12 | Tdk株式会社 | 電子部品 |
JP6215518B2 (ja) * | 2011-08-26 | 2017-10-18 | ローム株式会社 | 磁性金属基板およびインダクタンス素子 |
JP5761248B2 (ja) * | 2013-04-11 | 2015-08-12 | 株式会社村田製作所 | 電子部品 |
US20150279548A1 (en) * | 2014-04-01 | 2015-10-01 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Compact inductor employing redistrubuted magnetic flux |
KR101892689B1 (ko) | 2014-10-14 | 2018-08-28 | 삼성전기주식회사 | 칩 전자부품 및 칩 전자부품의 실장 기판 |
JP6546074B2 (ja) * | 2015-11-17 | 2019-07-17 | 太陽誘電株式会社 | 積層インダクタ |
KR101832587B1 (ko) * | 2016-01-11 | 2018-02-26 | 삼성전기주식회사 | 인덕터 및 그 제조방법 |
US10446309B2 (en) | 2016-04-20 | 2019-10-15 | Vishay Dale Electronics, Llc | Shielded inductor and method of manufacturing |
CN112992504A (zh) * | 2016-05-16 | 2021-06-18 | 株式会社村田制作所 | 电子部件 |
KR102345106B1 (ko) * | 2016-07-27 | 2021-12-30 | 삼성전기주식회사 | 인덕터 |
JP6828555B2 (ja) | 2017-03-29 | 2021-02-10 | Tdk株式会社 | コイル部品およびその製造方法 |
JP6946721B2 (ja) * | 2017-05-03 | 2021-10-06 | Tdk株式会社 | コイル部品 |
KR101983190B1 (ko) * | 2017-06-23 | 2019-09-10 | 삼성전기주식회사 | 박막 인덕터 |
KR102450597B1 (ko) * | 2017-09-29 | 2022-10-07 | 삼성전기주식회사 | 코일 부품 및 그의 제조방법 |
US11756985B2 (en) * | 2017-11-16 | 2023-09-12 | Georgia Tech Research Corporation | Substrate-compatible inductors with magnetic layers |
KR102511868B1 (ko) * | 2017-12-20 | 2023-03-20 | 삼성전기주식회사 | 코일 전자부품 |
KR102029582B1 (ko) * | 2018-04-19 | 2019-10-08 | 삼성전기주식회사 | 코일부품 및 그 제조방법 |
JP7223525B2 (ja) * | 2018-08-09 | 2023-02-16 | 新光電気工業株式会社 | インダクタ及びインダクタの製造方法 |
JP6922871B2 (ja) * | 2018-09-28 | 2021-08-18 | 株式会社村田製作所 | インダクタ部品およびインダクタ部品の製造方法 |
KR102145308B1 (ko) * | 2019-03-06 | 2020-08-18 | 삼성전기주식회사 | 코일 부품 및 그 제조방법 |
JP7373930B2 (ja) * | 2019-06-28 | 2023-11-06 | 太陽誘電株式会社 | 積層コイル部品 |
JP7546397B2 (ja) * | 2020-07-27 | 2024-09-06 | 日東電工株式会社 | インダクタ |
US11948724B2 (en) * | 2021-06-18 | 2024-04-02 | Vishay Dale Electronics, Llc | Method for making a multi-thickness electro-magnetic device |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3765082A (en) * | 1972-09-20 | 1973-10-16 | San Fernando Electric Mfg | Method of making an inductor chip |
US3812443A (en) * | 1973-05-24 | 1974-05-21 | Coilcraft Inc | Stapled coil construction |
FR2404990A1 (fr) * | 1977-10-03 | 1979-04-27 | Cii Honeywell Bull | Substrat d'interconnexion de composants electroniques a circuits integres, muni d'un dispositif de reparation |
US4375101A (en) * | 1980-09-30 | 1983-02-22 | Video Education, Inc. | System for formatting data on video tape for high accuracy recovery |
JPS6050331A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-20 | Toyota Motor Corp | 空気調和装置 |
US4598276A (en) * | 1983-11-16 | 1986-07-01 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Distributed capacitance LC resonant circuit |
JPS6225858A (ja) * | 1985-07-26 | 1987-02-03 | Ricoh Co Ltd | 面対向型ブラシレスモ−タ |
US4626816A (en) * | 1986-03-05 | 1986-12-02 | American Technical Ceramics Corp. | Multilayer series-connected coil assembly on a wafer and method of manufacture |
JPH06105646B2 (ja) * | 1986-10-20 | 1994-12-21 | 太陽誘電株式会社 | 積層型インダクタの製造方法 |
US4959631A (en) * | 1987-09-29 | 1990-09-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Planar inductor |
JP2655657B2 (ja) * | 1987-12-08 | 1997-09-24 | ティーディーケイ株式会社 | 積層応用部品の構造 |
JP3000579B2 (ja) * | 1988-11-07 | 2000-01-17 | 株式会社村田製作所 | チップコイルの製造方法 |
US5237132A (en) * | 1991-06-17 | 1993-08-17 | Nhk Spring Co., Ltd. | Metallic printed circuit board with countersunk mounting hole |
-
1991
- 1991-05-13 JP JP13712791A patent/JP3197022B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-08-03 US US08/285,766 patent/US5515022A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130222105A1 (en) * | 2012-02-23 | 2013-08-29 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Electronic component and method of manufacturing the same |
KR101431964B1 (ko) * | 2012-02-23 | 2014-08-19 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 전자 부품 및 그 제조 방법 |
US8975996B2 (en) * | 2012-02-23 | 2015-03-10 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Electronic component and method of manufacturing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5515022A (en) | 1996-05-07 |
JPH04336405A (ja) | 1992-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3197022B2 (ja) | ノイズサプレッサ用積層セラミック部品 | |
JP3610191B2 (ja) | 非磁性セラミックおよびセラミック積層部品 | |
US6825748B1 (en) | Module and method of manufacture | |
JP3509058B2 (ja) | 積層フェライトチップインダクタアレイ | |
JP2002260925A (ja) | 積層チップインダクタ | |
JP2000182834A (ja) | 積層型インダクタンス素子及びその製造方法 | |
JP3337713B2 (ja) | ノイズサブレッサ | |
US11557416B2 (en) | Multilayer coil component | |
JP2001118728A (ja) | 積層インダクタアレイ | |
JP3320096B2 (ja) | 積層型インダクタおよびその製造方法 | |
CN212461291U (zh) | 层叠型线圈部件 | |
JPS6349890B2 (ja) | ||
JP7517509B2 (ja) | 積層型コイル部品 | |
JP2000091152A (ja) | 積層電子部品とその製造方法 | |
JPH05136001A (ja) | 積層電子部品 | |
US20200373054A1 (en) | Multilayer coil component | |
JP2904664B2 (ja) | 積層lcフィルタ部品 | |
JPH0447950Y2 (ja) | ||
JPH02109202A (ja) | セラミックインダクタ部品およびセラミックlc部品 | |
JPH10294218A (ja) | コモンモードチョークコイル素子及びその製造方法 | |
JPH11329852A (ja) | 複合部品およびその製造方法 | |
JPH11162737A (ja) | 積層チップ電子部品 | |
JPH0493006A (ja) | 積層型ビーズインダクタ | |
JP3582256B2 (ja) | インピーダンス素子及びその製造方法 | |
JP3948269B2 (ja) | コイル部品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010515 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080608 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090608 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |