JP3195755B2 - 脚温浴器 - Google Patents
脚温浴器Info
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Description
る脚専用の温浴器に関するものである。
ているものに、図5に示すような上面が開口した内容器
1の底面の裏面部にコード状ヒータやシーズヒータ等を
熱源とする発熱体2を設けると共に、この発熱体2の出
力を調整する制御体4、安全装置としての温度過昇防止
装置6、さらに発熱体2を覆う外容器3と、発熱量を設
定する湯温設定手段5から成っているものがある。(特
開平7-100180号公報参照)このものは、使用時に
は内容器1に適当な温度(38℃〜45℃)に温めた湯を
適量注ぎ、それに浴用薬剤を溶かし、図4の如く椅子1
3等に腰掛けた姿勢でその中に両脚を浸し、適当な時間
保持することによって湯のエネルギーと浴用薬剤の作用
で脚の皮膚を通して人体を加温し、血液の流れにより全
身に湯の熱や薬剤の作用を伝え、血行を良くして疲労回
復、健康の維持、増進を図るものである。また、上記の
ほかに、内容器内の湯温を早く上昇させるために内容器
の底面部と側面部に発熱体を設けるものもあった。(特
開昭61−90675号公報、特開平8−126679
号公報)
熱効率の良い位置である内容器の底面の裏面部に発熱体
を設けて直接内容器を加熱することにより、この熱が内
容器から湯に伝導して加温する構造となっている。ま
た、内容器の底面部と側面部に発熱体を設けるものにお
いても、内容器内の湯の加熱は底面発熱体が主力であ
り、側面発熱体はあくまでも湯の保温のためで、補助的
なものとなっている。
後内容器に脚を入れて使用する必要があるが、脚が直接
接触する内容器の底面内部は発熱体により加熱されて湯
温よりも約2〜7℃高くなるため、最高温度は50℃を
超える温度となり、やけどの危険が生じたり湯温との温
度差が大きく使用感も悪いという課題があった。また逆
に底面が熱くない電力定格とすると、湯温が所望の温度
まで上昇しないかあるいは湯温の上昇スピードが遅い等
の欠点があった。
の湯温が実際何度であるかは不明であるので、知りたい
場合はガラス管式の温度計を入れていちいち確認してい
た。
の温度検出素子は安全のため湯の中に直接は入れず、内
容器の外面から間接的に検知する必要があるが、従来
は、ヒータ部に一体となって取付固定されていたため、
正確な制御が必要な湯温に十分追従していなかった。
決するためになされたもので、発熱体は側面発熱体と底
面発熱体の2個に分け、さらに発熱量配分は全体に対し
底面発熱体側を15%以上50%以下としたものであ
る。又、内容器又は外容器の外郭部にデジタル式の湯温
表示装置を設置し、制御体の温度検出素子は一部が突出
した形状を持つ粘着剤付の伝熱箔によって突出部が発熱
体と連接した位置に接着固定されたものである。
あらかじめ適当な温度に調整した湯を注ぎ、その中に浴
用薬剤を溶かし、ダイヤル等の設定手段で適温に設定す
れば発熱体には適当な電力が供給され、湯は冷めること
がない。また制御体はセットされた温度に合せて電力を
調整するため、あらかじめ設定された範囲内ではあるが
好みの温度が持続して得られる。また発熱体は防水処理
が施されており、さらに電気絶縁物で隔離された状態に
設置してあるため、感電防止策は十分である。また発熱
体はその通電時の飽和温度が内容器の耐熱温度より低い
ため、制御体の故障時でも内容器がダメージを受けるこ
とがない。
分の外側で、かつヒータの取付範囲外の部分に突出した
形状を持つ粘着剤付の伝熱箔によって、発熱体を連接、
接着固定させることによって湯温を正確に制御できるよ
うになり、同時に空焼き等の異常加熱に対しても迅速に
ヒータの発熱量を制御できるようになる。
個に分け、底面発熱体2a側を全体の15%以上50%
以下とし、側面発熱体2b側を全体の50%以上に配置
することによって同じ湯温を得るにも足が直接ふれる底
面の温度を下げることができ、足底の皮膚が熱すぎるこ
とがなく、長時間使用してもやけどの心配がなく、快適
で安全な脚温浴ができ、又、2つの発熱体に十分な電力
定格を印加できるので湯温の上昇スピードも速いものと
なる。
0%以下とすることで、足が直接ふれる部分の温度を皮
膚の弱い人でも問題のない温度以下に抑えることができ
る。
による下からの加熱力で対流を起こして、十分湯をわか
すことができ加熱効率も良好となる。
とによってダイヤルで設定した湯温が実際どの位かを数
値で直読することができ、自分に最適な使用温度を確認
できるため効果的で適切な脚温浴が実施できるようにな
る。
る。図1は本発明の脚温浴器の縦断面図であり、図2は
正面図、図3は要部内面図、図4は使用状態図である。
温度が120℃程度のポリプロピレン樹脂等の電気絶縁
材料により成形され、使用者の両足を収納するのに適し
た容積を有している。2はコード状の発熱体で、電熱線
をガラス等で構成した芯糸に巻き、シリコンゴム等の電
気絶縁材料で被覆されており、その飽和温度は100℃
になるように設定されている。3は外容器でポリプロピ
レン樹脂等の電気絶縁材料により成形され外郭を構成し
ている。
度検出素子4cの抵抗変化を利用して湯温を38℃〜4
5℃程度に保つように制御している。5はダイヤル等の
設定手段で使用者が湯の温度を適当にセットするための
ものであり、外部に露出している。6は温度ヒューズ等
の温度過昇防止装置で、内容器1の外側底面に取り付け
られており、制御体4が故障した際の安全装置として発
熱体2の過熱を防止する。
ピレン樹脂等で成形されている。9は内容器1内に入れ
た湯であり、10は湯の中に溶かした浴用薬剤である。
なお電気経路はすべて防水処理されている。
体2bに分かれ、それぞれは直列に接続されている。
し、底面発熱体2aの全体に対する配分量を36%の9
0Wとすると、側面発熱値2bは64%の160Wとな
る。
を設置し、数字表示パネルに、別に内容器1の外面の適
宜位置に設けた温度検出素子(図示せず)からの信号に
より、湯温をデジタルで、自動表示するようにしてあ
る。
らなる温度検出素子4cが、内容器1の湯の入った部分
の外面で、かつ発熱体の取付範囲外の部分に、裏面に粘
着剤の付いた伝熱箔4bによって固定され、発熱体2と
は、伝熱箔4bのL字形などの突出した形状部分が連接
固定されている。
外蓋7を取り外し、あらかじめ適当な温度に調整した湯
9を内容器1内に入れ、そののち外蓋7を取り付けて電
源を接続し設定手段5を好みの温度にセットする。
制御体4が通電動作を制御するまで発熱を続け、設定さ
れた温度に達すると通電を停止する動作を繰返して、湯
9の温度を一定に保つ。
用薬剤10を規定量投入し、椅子13に腰掛けて内容器
1内の湯9に足を入れ、15〜30分間その状態を保
つ。これによって、使用者自身の血行を良くすることが
出来る。
となり、発熱体2に設定温度以上に通電されると発熱体
2の温度が上り、遂には発熱回路を電源から遮断し、発
熱を停止させて器具の安全を保つ。
熱温度以下であれば温度過昇防止装置6が動作しない場
合でも内容器1には損傷はなく、使用者の安全が確保出
来る。
め、防水性が高くしかも電気絶縁性も高いため、使用者
を感電から守る。
れ、コード状をなしているため内容器1の形状に合わせ
て広範囲にしかも設計自由度の高い設置が出来るととも
に絶縁性と防水性を高めることができる。
よって成形されているため、外部からの水に体して抵抗
力が高く、電気的な安全性を高く保つことができる。
熱体2aの電力を小さく、側面発熱体2bの電力は大き
く、最適バランスで配置してあるため、同じ湯温であっ
ても、足が直接ふれる底面の温度を下げることができ、
足底の皮膚が熱すぎることがなく、長時間使用でも低温
やけど等の心配がなく、快適で安全な脚温浴ができるも
のである。
温を素速く上昇させるに十分な発熱量を得ることができ
る。
ヤル5で設定した湯温が実際どの位かを脚温浴をしてい
る状態で自動的に一目で知ることができるため、自分に
最適な湯温を確認でき、効果的で最適な脚温浴を実施す
ることができる。
で温度検出素子4cを固定したことによって、ダイヤル
5で設定した所要の温度で湯温を正確に制御でき、か
つ、空焼き等の異常使用に対しても迅速に発熱体2の発
熱量を抑制することができる等、2つの異なったそれぞ
れの要件を最大限満足させることができる。
湯温からの熱伝達よりも発熱体からの熱伝達が増加し、
狭くすれば、より湯温に追従するようになる等、この巾
dを変えることによって、発熱体2からの熱伝達率を任
意に調整し、湯温検知とのバランスをとることが可能と
なっている。
側面発熱体の2個に分け、底面発熱体側を全体の15%
以上50%以下とし、側面発熱体側を全体の50%以上
に配置することによって同じ湯温を得るにも足が直接ふ
れる底面の温度を下げることができ、足底の皮膚が熱す
ぎることがなく、長時間使用してもやけどの心配がな
く、快適で安全な脚温浴ができ、又、2つの発熱体に十
分な電力定格を印加できるので湯温の上昇スピードも速
いものとなる。
とにより、自分に最適な使用温度が確認でき、効果的で
適切な脚温浴ができる。
で、接着固定したことによって湯温を正確に制御でき、
異常使用に対する安全性が高まった。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 電気絶縁材料で成形され、上面が開口し
た内容器(1)の外側に、防水性の発熱体(2)を設け
るとともに、これらの内容器(1)及び発熱体(2)
を、電気絶縁材料で成形され、外郭を構成する外容器
(3)で覆い、さらに前記発熱体(2)の発熱量を制御
する制御体(4)を備えた脚温浴器において、前記発熱
体(2)は底面発熱体(2a)と側面発熱体(2b)と
の2個に分け、かつ発熱量配分は全体に対し底面発熱体
(2a)側を15%以上50%以下としたことを特徴と
する脚温浴器。 - 【請求項2】 内容器(1)又は外容器(3)の外郭部にデ
ジタル式の湯温表示装置(4a)を設置したことを特徴と
する請求項1記載の脚温浴器。 - 【請求項3】 発熱量を制御する制御体(4)の温度検出
素子(4c)は一部が突出した形状を持ち、裏面には粘着
層を設けた伝熱箔(4b)によって、突出部が発熱体(2)
と連接した位置に接着固定されたことを特徴とする請求
項1記載の脚温浴器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12973697A JP3195755B2 (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 脚温浴器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12973697A JP3195755B2 (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 脚温浴器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10314264A JPH10314264A (ja) | 1998-12-02 |
JP3195755B2 true JP3195755B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=15016944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12973697A Expired - Fee Related JP3195755B2 (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 脚温浴器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3195755B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105252685A (zh) * | 2015-11-14 | 2016-01-20 | 际华三五一五皮革皮鞋有限公司 | 一种铁脚后跟加热模具 |
CN105943357A (zh) * | 2016-06-27 | 2016-09-21 | 江水华 | 一种膝关节多功能恒温药浴器 |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP12973697A patent/JP3195755B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10314264A (ja) | 1998-12-02 |
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