JP3193890U - 陳列棚 - Google Patents
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Abstract
【課題】配線コードを省略するとともに、陳列棚全体を明るく照明でき、照明角度や方向も調整可能とした陳列棚を提供する。【解決手段】天板97及び側板98と、側板に棚受け101を介して支持される棚板100とを有し、棚板に取り付けた照明器具104に電源を供給することで照明器具を点灯させる陳列棚において、側板に形成され棚受けを取り付ける取付孔102の内部に設けられた側板側端子111と、側板の内側に配設され、側板側端子と電源とを電気的に接続する帯状の金属板からなる接続手段109,110と、取付孔に差し込まれることで側板側端子と接触して電気的に導通する棚受け101と、棚板に設けられ、棚板を棚受けに載置した際に棚受けと接触することで照明器具に電源を供給する電源供給端子105〜108とを有する。【選択図】図10
Description
本考案は、商品を陳列展示するための陳列棚に関する。
従来、陳列棚の照明装置としては特許文献1に、する技術が開示されている。
特開2004−344507号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術によれば、陳列棚の棚柱と爪の付いた絶縁された棚受け金物に、12Vを主とする低い電圧の電気を直接流し、スポットライトのような照明器具を使用する構成であるため、棚全体を明るく照らすことができないという問題点がある。
また、前記スポットライトに変えて例えば低電圧で駆動する蛍光灯のような照明器具で棚全体を照明する方法が考えられるが、照明器具自体が大きく、せっかくの陳列範囲を狭めてしまうという問題点がある。特に、オープン形式の陳列棚の他にガラスショーケースのような美観を重要視する陳列棚には不向きである。
更に、展示する商品によっては、上部からの照明の他に前面から、または後方からの照明や、商品の特徴を浮き出させるために照明装置の角度を調整したり、位置を細かく調整したい場合が多く、こうした調節自在な照明装置の提供が望まれている。
また、前記スポットライトに変えて例えば低電圧で駆動する蛍光灯のような照明器具で棚全体を照明する方法が考えられるが、照明器具自体が大きく、せっかくの陳列範囲を狭めてしまうという問題点がある。特に、オープン形式の陳列棚の他にガラスショーケースのような美観を重要視する陳列棚には不向きである。
更に、展示する商品によっては、上部からの照明の他に前面から、または後方からの照明や、商品の特徴を浮き出させるために照明装置の角度を調整したり、位置を細かく調整したい場合が多く、こうした調節自在な照明装置の提供が望まれている。
本考案は係る課題に鑑みてなされたもので、低電圧電源を棚の構造物へ流すことで配線コードを省略するとともに、照明器具自体をテープ状にして薄く小さくし陳列棚全体を明るく照明できるようにすることを目的とする。特に照明する角度や方向を自在に調整可能とした陳列棚の照明装置を提案するものである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の陳列棚の照明装置は、天板(97)及び側板(98,99)と、前記側板に棚受け(101)を介して支持される棚板(100)とを有し、前記棚板に取り付けた照明器具(104)に電源を供給することで前記照明器具を点灯させる陳列棚において、前記側板(98,99)に形成され前記棚受け(101)を取り付ける取付孔(111)の内部に設けられた側板側端子と、前記側板の内側に配設され、前記側板側端子と電源とを電気的に接続する接続手段(109)と、前記取付孔(111)に差し込まれることで前記側板側端子と接触して電気的に導通する棚受け(101)と、前記棚板(100)に設けられ、前記棚板(100)を前記棚受け(101)に載置した際に前記棚受けと接触することで前記照明手段に電源を供給する電源供給端子(105〜108)とを有する構成としてある。
このように構成した陳列棚の照明装置によれば、照明手段が棚板と一体的になり、棚受けへ棚板を置くだけで照明付きの棚が簡単に構成できる。
請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の陳列棚の照明装置において、
前記取付け孔(111)が前記側板(98,99)に列状に複数形成されている場合に、前記接続手段(109)が、前記側板(98,99)の内部に配置された帯状の金属板であることを特徴とする。
請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の陳列棚の照明装置において、
前記取付け孔(111)が前記側板(98,99)に列状に複数形成されている場合に、前記接続手段(109)が、前記側板(98,99)の内部に配置された帯状の金属板であることを特徴とする。
また本考案の照明装置は、陳列する商品に応じて見栄えを考慮して赤色照明、緑色照明又は青色照明を選択することができる。3色を同時にオンとすれば白色照明にすることができる。また、3色のLEDの点滅の切り替えを電子回路で制御すれば、3色を同時に、あるいは時間差で切り替えて照明することで、イルミネーションとしての効果がある。
請求項3に記載の本考案は、請求項1または2に記載の陳列棚の照明装置において、
棚柱本体を絶縁体とし、内部に2本の金属製のアングルを埋め込み一体化して該アングルの開口部に棚受金具を固定してアングルと通電できるようにし、
前記棚柱の上部は、上部蓋を固定し、下部は電源のプラス端子とマイナス端子を有する下部蓋を固定したことを特徴とする。
棚柱本体を絶縁体とし、内部に2本の金属製のアングルを埋め込み一体化して該アングルの開口部に棚受金具を固定してアングルと通電できるようにし、
前記棚柱の上部は、上部蓋を固定し、下部は電源のプラス端子とマイナス端子を有する下部蓋を固定したことを特徴とする。
請求項4に記載の本考案は、請求項1から3のいずれかに記載の陳列棚の照明装置において、左右の側板に取り付けられた複数の棚受けによって前記棚板を支持する場合に、正極及び負極の端子の組を複数設け、前記照明器具の複数の発光体に別々に電源供給を可能としている。
上述のように、本考案の陳列棚の照明装置は、照明手段が棚板と一体的になり、側板の好みの上下位置に設置された棚受けへ棚板を置くだけで照明付きの棚が簡単に構成できる。そのため、美観の極めて優れた陳列棚となる。また、高輝度LEDを使用することによって明るく照明できるとともに、消費電力の小さな理想的な陳列棚の照明装置が提供できる。
また、陳列する商品に応じて見栄えを考慮して赤色照明、緑色照明又は青色照明を選択することができる。3色を同時にオンとすれば白色照明にすることができる。また、3色のLEDの点滅の切り替えを電子回路で制御すれば、3色を同時に、あるいは時間差で切り替えて照明することで、イルミネーションとしての効果がある。
また、側板内に接続手段を設けることで、通電した棚受けから漏電する事態を避けることができ、多数列で棚を構成した場合に、ゆがみや振動によって隣接した棚受けどうしが接触してもショートすることがない。また、建造物の金属製の柱や壁にも安心して設置することができる。
また、複数段の棚の最上部用の照明装置が提供できる。また、簡単な操作で前後の位置決めや照明角度を調整でき、陳列する商品の特性に合わせて最適な照明効果を得ることができる。さらに、棚板上に展示された商品を前方から照明する陳列棚の照明装置が提供でき、着脱もいたって簡単で簡単な操作で前後の位置決めや照明角度を調整でき、陳列する商品の特性に合わせて最適な照明効果を得ることができる。
以下、本考案の参考例について図1〜図9に基づいて説明する。まず、図1は本考案を適用したオープン形式の陳列棚の照明装置の基本構成を示す概念図である。
1は金属製の左側棚柱、2は右側棚柱で、それぞれ電源アダプター3のプラス端子とマイナス端子に接続され、電源アダプター3はスイッチ4と交流電源プラグ5を介して交流電源へ接続され、前記棚柱1、2へ直流12Vを供給するように構成されている。
6、7は金属製の棚受金具で、前記左右の棚柱1、2の嵌合穴へそれぞれ固定され、棚板8を乗せることで棚の上下位置を決める。上部棚板8はこの例ではガラス製とし、その下面には、複数の高輝度LED発行体を列状に並べて配置されたLEDテープ9が貼付され、該LEDテープ9の両端の端子(プラス端子10及びマイナス端子11)がそれぞれ前記棚受金具6、7と接触するように構成される。なお、12は下部棚板でこの上に商品が展示され、図1の破線の矢印で表したように前記LEDテープ9の発光により商品が照明される。なお、前記棚板8は、木製などの絶縁体でもよく、また金属製、例えば鋼板制であれば表面を絶縁物でコーティングした上にLEDテープ9を貼付すればよい。
1は金属製の左側棚柱、2は右側棚柱で、それぞれ電源アダプター3のプラス端子とマイナス端子に接続され、電源アダプター3はスイッチ4と交流電源プラグ5を介して交流電源へ接続され、前記棚柱1、2へ直流12Vを供給するように構成されている。
6、7は金属製の棚受金具で、前記左右の棚柱1、2の嵌合穴へそれぞれ固定され、棚板8を乗せることで棚の上下位置を決める。上部棚板8はこの例ではガラス製とし、その下面には、複数の高輝度LED発行体を列状に並べて配置されたLEDテープ9が貼付され、該LEDテープ9の両端の端子(プラス端子10及びマイナス端子11)がそれぞれ前記棚受金具6、7と接触するように構成される。なお、12は下部棚板でこの上に商品が展示され、図1の破線の矢印で表したように前記LEDテープ9の発光により商品が照明される。なお、前記棚板8は、木製などの絶縁体でもよく、また金属製、例えば鋼板制であれば表面を絶縁物でコーティングした上にLEDテープ9を貼付すればよい。
図2(1)はLEDテープ9の詳細図で、粘着テープによって前記棚板の下面に貼付され、複数のLED発行体13が一列に配置され、図2(2)配線図に示すように配線されている。因みに、一般的に流通しているLEDテープは、片方の端子から+−の配線コードが出ているが、LEDテープ内の配線が左右つながっている事ので左右の端子から+−を別々に供給する事により配線の簡単化が可能となる。
なお、図2(1)では、両端のプラス端子10とマイナス端子11はLEDテープ9と離れて示されているが、テープ状で一体的に構成してもよい。
なお、図2(1)では、両端のプラス端子10とマイナス端子11はLEDテープ9と離れて示されているが、テープ状で一体的に構成してもよい。
図3は、図1及び図2で説明した本考案を複数列配置した構成図を示す。なお、この例では、棚板が上下2段で示されているが、必要に応じて複数段にすることができる。この場合は、最下段の棚板を除いてそれぞれの棚板の下面にLEDテープを設置すればよい。
このように構成すれば、LEDテープで照明手段が棚板と一体的になり、棚柱の好みの上下位置に設置された棚受金具へ棚板を置くだけで照明付きの棚が簡単に構成できる。LEDテープは粘着部を含めても2.5mm程度であり、配線も照明体も見えづらくなって、美観の極めて優れた陳列棚となる。また、高輝度LEDを使用することによって明るく照明できるとともに、消費電力の小さな理想的な陳列棚の照明装置となる。
図4(1)から(4)は、LEDテープの他の例を示したもので、図4(1)はLEDテープ14の複数の発行体スポット15に同一色の高輝度LEDチップが3つ配置され、前記図2で説明したLEDテープ9の略3倍の明るさで照明することができる。この場合は、図2のLEDテープ9と同様にプラス端子16とマイナス端子17が配置される。図4(2)は、LEDテープ18の複数の発光スポット19に赤色LED20と緑色LED21及び青色LED22がそれぞれ1個づつ配置され、プラス端子23とマイナス端子24とによって電源が供給される。LEDテープ18は図4(3)配線図に示すように配線され、3極ディップスイッチ25を介してプラス端子23へ接続される。図4(4)は、棚板26の下面に配置した例を示し、プラス端子23は棚受金具27へ、マイナス端子24は棚受金具28へ接続されて電源供給される。
このように構成すれば、陳列する商品に応じて見栄えを考慮して赤色照明、緑色照明又は青色照明を選択することができる。3色を同時にオンとすれば白色照明にすることができる。また、こ例では、3色の切り替えを機械的なスイッチとしているが、電子回路で制御すれば、3色を同時に、あるいは時間差で切り替えて照明することで、イルミネーションとしての効果がある。
図5(1)から(8)は、棚柱と棚受金具の他の例を示したもので、図5(1)は棚柱29の全体を示す。棚柱29の本体をプラスティックなどの絶縁体とし、内部に2本の金属製のアングル30、31を埋め込み一体化して該アングル30、31の開口部に棚受金具を固定してアングル30,31と通電できるようにする。図5(2)は棚柱29の上面図、(3)は中間の断面図、(4)は下面図、(5)は拡大した構成図で、中間の取付穴32によって壁などの建築物などの構造体へねじ止めできるようになされている。棚柱29の上部は、上部蓋33をねじ止めなどの手段で固定され、下部はプラス端子34とマイナス端子35を構成した下部蓋36をねじ止めなどの手段で固定され、プラス端子34にはプラス側の配線37が、マイナス端子35にはマイナス側の配線38がそれぞれ接続できる。
図5(6)は棚受金具39の上面図、(7)は側面図で、上面40が導電体、その周囲41は絶縁被膜でコーティングされている。アングル30、31との接合部42は導電体とされている。図5(8)は棚受金具39と棚板43とを表す構成図で、棚板43に貼付されたLEDテープ44の電源端子45と該棚受金具39の上面40とが、棚受金具39へ棚板43を置くだけで電気的な接続ができる。
なお、この例では棚柱29と上部蓋33及び下部蓋36が別体としているが、これらをプラスティックなどにより一体成型することで構成することができる。また、棚受金具39は金属体でこれを絶縁体でコーティングしているが、上面導電体40と接合部42とを電気的に接続して、本体をプラスティックなどでインサート成型して構成してもよい。
図5(6)は棚受金具39の上面図、(7)は側面図で、上面40が導電体、その周囲41は絶縁被膜でコーティングされている。アングル30、31との接合部42は導電体とされている。図5(8)は棚受金具39と棚板43とを表す構成図で、棚板43に貼付されたLEDテープ44の電源端子45と該棚受金具39の上面40とが、棚受金具39へ棚板43を置くだけで電気的な接続ができる。
なお、この例では棚柱29と上部蓋33及び下部蓋36が別体としているが、これらをプラスティックなどにより一体成型することで構成することができる。また、棚受金具39は金属体でこれを絶縁体でコーティングしているが、上面導電体40と接合部42とを電気的に接続して、本体をプラスティックなどでインサート成型して構成してもよい。
このように構成すれば、通電する棚柱と棚受金具が電気的に絶縁され、必要な導電部分だけを露出することで、通電した棚柱や棚受金具から漏電する事態を避けることができ、多数列で棚を構成した場合に、ゆがみや振動によって隣接した棚受金具どうしが接触してもショートすることがない。また、建造物の金属製の柱や壁にも安心して設置することができる。
図6(1)から(3)は、複数段設置した棚の最上部の棚を照明するための陳列棚の照明装置の例で、図6(1)は全体図、(2)は構成図、(3)はその拡大図を表している。46と47は左右の棚柱、48と49は棚柱に固定された左右の棚アングルで、電源アダプター50に接続され、通電できるように構成されている。51はLED照明体で、左右の差し込み部をそれぞれ棚アングル48と49へ差し込むことにより、電源供給されて発光し、下部棚52に置かれた商品を図6(1)の破線矢印で示したように照明できるように構成されている。図6(2)及び(3)はLED照明体51の構成図で、L字状アングル53の内側にLEDテープ54が貼付され、左右にそれぞれ絶縁物の嵌合体55、56を止めねじ57で固定され、嵌合体55、56の内部の差込端子58、59を介してLEDテープ54と棚アングル49とが電気的に接続される。LED照明体51は棚アングル48および49に挿み込まれるように構成して、図6(1)の矢印に示すように前後の位置を調整できるようになされ、また図6(2)の円弧状矢印に示すようにLED照明体51の全体を回転して照明の角度を調整できるように構成されている。
このように構成することによって、複数段の棚の最上部用の照明装置が提供できる。また、簡単な操作で前後の位置決めや照明角度を調整でき、陳列する商品の特性に合わせて最適な照明効果を得ることができる。
図7(1)から(3)は、照明体を棚板の上面に取り付けて商品を前面から照明するための陳列棚の照明装置の例で、図7(1)は全体図、(2)照明体の構成図、(3)はその拡大図を表している。60、61は棚柱、62、63は棚柱に固定された左右の棚アングルで、電源アダプター64に接続されて通電できるように構成されている。65は棚板、66は後面板で、棚アングル62、63上に設置される。図7(2)及び(3)はLED照明体67の構成図で、L字状アングル68の内側にLEDテープ69が貼付され、左右にそれぞれ絶縁物の嵌合体70、71を介して取付板72、73にねじ止めされている。LEDテープ69の端子は取付ねじ74と取付板72、73を介して棚アングル62、63とそれぞれ電気的に接続され、図7(3)の破線で示したように通電する。また、取付板72、73はL字状で下部と前記嵌合体70、71とで棚板65の端を挿み込むように構成されている。前記取付ねじ74にはレバー75が取付られ、該レバー75を使って、図7(2)の円弧状矢印に示すようにLED照明体67の全体を回転して照明の角度を調整できるように構成されている。また、LED照明体67は、図7(1)の両端矢印に示したように棚板65の前後の位置を調整できる。
このように構成することによって、棚板上に展示された商品を前方から照明する陳列棚の照明装置が提供できる。また、着脱もいたって簡単で簡単な操作で前後の位置決めや照明角度を調整でき、陳列する商品の特性に合わせて最適な照明効果を得ることができる。
図8(1)と(2)は、前記図5で説明した1本の棚柱の中に2本のアングルを設け、それぞれのアングルへプラス電源とマイナス電源を通電し、この棚柱にスポットライトを設置した例を示す。図8(1)は全体図、(2)はその拡大図で、棚柱76は絶縁体とし、この中に2つのアングル77、78を埋め込み、一方のアングル77をプラス電源に、他方のアングル78にマイナス電源を通電する。79はLEDスポットライトで、本体は取付金具80と81によってアングルの開口部82と83に引っかけるように取付られ、取付金具80はLEDスポットライト79のプラス側へ、また取付金具81はマイナス側へ接続される。
このように構成することによって、建造物に設置して電源を通電した棚柱の適宜な位置へ簡単にスポットライトを設置でき、陳列した商品をクローズアップしたスポット照明効果を得ることができる。
図9(1)から(4)は、プラス、マイナス電源を通電する棚柱へ接続ボックスを設置した例を示す。図9(1)は全体図、(2)は拡大図、(3)は接続ボックスの使用例を示した構成図、(4)は接続ボックスの裏面図で、棚柱84のアングル85、86のそれぞれの開口部87、88へ接続ボックス89の取付金具90及び91が引っかけるように取付られ、接続ボックス89に電源が供給される。図9(4)は、接続ボックス89の裏面を示し、プラス端子92、マイナス端子93はねじ止めなどで電線が固定できるように、またピンジャック受口94が設けられている。図9(3)に示すように、例えば直流12Vで動くような回転展示台95や、販促展示物96のようにモーターで動くPOP広告など、あるいは光る販促展示物などを接続して使用する。
このように構成することによって、棚柱から簡単に電源をとることが可能となり、動く販促展示物や光る展示物など、従来は電池式のもののように開店時にオンし、閉店時にオフするためいちいちスイッチ操作していたものを棚柱の電源をオン、オフするだけの簡単操作で済ますことができる。また、展示物のためだけにいちいち電線を配線する手間も省けて、店舗の美観を最適にすることができる。
図10(1)から(5)は、ガラス棚ショーケースに本考案を適用した実施形態を示す。図10(1)はショーケースの全体図、(2)はガラス製棚板の裏面図、(3)はショーケースの右側板の構成図、(4)は側板の正面図、(5)はその断面図を示す。97はガラスショーケースで左右の側板98、99には棚板100を設置するためのダボ金具101を固定する複数のダボ穴102が設けられている。1枚のガラス製棚板100を置くために4本のダボ金具101が側板98、99に取り付けられている。103はショーケース97の底部に設置された電源アダプターである、図10(2)は、棚板100の裏面を示し、LEDテープ104が貼付されるとともに、テープ状の端子(プラス端子105、106及びマイナス端子107、108)が貼付され、側板98、99のダボ金具101に棚板100を置くことで、この端子がダボ金具と接触し、電源アダプター103からLEDテープ104へ電源が供給され、点灯するように構成されている。この時、2端子2線に電気を供給する単色照明と、4端子4線に電気を供給するイルミネーション照明等も選択的に接続可能となる。
図10(3)、(4)および(5)は側板99の詳細を示し、該側板99には2列の金属製配線板109、110が埋め込まれている。図10(5)は配線板109の断面図で、複数のダボ穴111にはダボ金具101がねじ止めあるいは嵌めこみ式で固定できるようになされ、電源アダプター103からダボ金具101へ通電される。また、配線板109の表面は絶縁塗装などで絶縁されている。
図10(3)、(4)および(5)は側板99の詳細を示し、該側板99には2列の金属製配線板109、110が埋め込まれている。図10(5)は配線板109の断面図で、複数のダボ穴111にはダボ金具101がねじ止めあるいは嵌めこみ式で固定できるようになされ、電源アダプター103からダボ金具101へ通電される。また、配線板109の表面は絶縁塗装などで絶縁されている。
このように構成することによって、ガラス棚ショーケースにLEDによる照明装置が設置され、多段のガラス棚板を設置してそれぞれの棚板を明るく照明することができる。別段、照明器具やその配線を取り付けることもなく、美観に優れたガラスショーケースを提供することができる。
図11は、ガラスショーケースのダボ金具を吸盤方式とした本考案の他の実施形態を示す。ガラスショーケースは棚板をガラス板とするので、安定的に棚板を固定するためにダボ金具に吸盤を設置した構造がのぞましい。ダボ金具112を金属製とし、図10で説明したように電源を通電できる構造とし、棚板の受部113に吸盤114を取付け、渦巻状の電線115を該吸盤114の中央部に設置する。ガラス製棚板は吸盤114に吸着し、同時に棚板の導電部と渦巻状の電線115とが強固に接触して通電するように構成する。
このように構成することによって、ガラス製の棚板は安定的に設置され、LED照明体への電源供給も接触不良なく安定した照明装置を提供できる。
以上、本考案の実施の形態を説明してきたが、本考案はこれに限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない限り、様々な態様で実施し得るものである。
1、2・・・棚柱
3・・・電源アダプター
6、7・・・棚受金具
8・・・棚板
9・・・LEDテープ
13・・・LED発光体
3・・・電源アダプター
6、7・・・棚受金具
8・・・棚板
9・・・LEDテープ
13・・・LED発光体
Claims (4)
- 天板及び側板と、前記側板に棚受けを介して支持される棚板とを有し、前記棚板に取り付けた照明器具に電源を供給することで前記照明器具を点灯させる陳列棚において、
前記側板に形成され前記棚受けを取り付ける取付孔の内部に設けられた側板側端子と、
前記側板の内側に配設され、前記側板側端子と電源とを電気的に接続する接続手段と、
前記取付孔に差し込まれることで前記側板側端子と接触して電気的に導通する棚受けと、
前記棚板に設けられ、前記棚板を前記棚受けに載置した際に前記棚受けと接触することで前記照明手段に電源を供給する電源供給端子と、
を有することを特徴とする陳列棚。 - 前記取付け孔が前記側板に列状に複数形成されている場合に、前記接続手段が、前記側板の内部に配置された帯状の金属板であることを特徴とする請求項1に記載の陳列棚。
- 対向する前記側板に取り付けられた前記棚受けの一方を正極とし、他方を負極として前記照明器具に通電を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の陳列棚の照明装置。
- 左右の側板に取り付けられた複数の棚受けによって前記棚板を支持する場合に、正極及び負極の端子の組を複数設け、前記照明器具の複数の発光体に別々に電源供給を可能としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の陳列棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014004309U JP3193890U (ja) | 2014-08-13 | 2014-08-13 | 陳列棚 |
Applications Claiming Priority (1)
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