JP3193599B2 - 往復動圧縮機 - Google Patents
往復動圧縮機Info
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- JP3193599B2 JP3193599B2 JP21892395A JP21892395A JP3193599B2 JP 3193599 B2 JP3193599 B2 JP 3193599B2 JP 21892395 A JP21892395 A JP 21892395A JP 21892395 A JP21892395 A JP 21892395A JP 3193599 B2 JP3193599 B2 JP 3193599B2
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- bearing
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- reciprocating compressor
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫やル−ムエアコ
ンなどに用いて好適な往復動圧縮機に係り、特に、信頼
性を高め、騒音を低減することができるようにした往復
動圧縮機に関する。
ンなどに用いて好適な往復動圧縮機に係り、特に、信頼
性を高め、騒音を低減することができるようにした往復
動圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の往復動圧縮機の一例を示す
縦断面図であって、1は密閉容器、2は電動機部、2a
は固定子、2bは固定子、3は圧縮要素部、4はバネ、
5は潤滑油、6はクランク軸、6aは偏心部、6cは縦
穴、7はフレーム、7aは主軸受、8はピストン、9は
スライダ、10はシリンダ、11は吸い込み弁、12は
弁座板、13は吐出弁、14はカバー体、14aは吐出
室、15は吐出パイプ、17は圧縮室である。
縦断面図であって、1は密閉容器、2は電動機部、2a
は固定子、2bは固定子、3は圧縮要素部、4はバネ、
5は潤滑油、6はクランク軸、6aは偏心部、6cは縦
穴、7はフレーム、7aは主軸受、8はピストン、9は
スライダ、10はシリンダ、11は吸い込み弁、12は
弁座板、13は吐出弁、14はカバー体、14aは吐出
室、15は吐出パイプ、17は圧縮室である。
【0003】同図において、密閉容器1内に電動機部2
と圧縮要素3とがクランク軸6で連結されて縦方向に配
列収納され、ばね4を介して密閉容器1に弾性支持され
ている。クランク軸6は、フレーム7の内径側にこのフ
レーム7と一体に設けられ、かつ、内径面が円筒の内径
面と同様のすべり軸受である主軸受7aによって支持さ
れている。
と圧縮要素3とがクランク軸6で連結されて縦方向に配
列収納され、ばね4を介して密閉容器1に弾性支持され
ている。クランク軸6は、フレーム7の内径側にこのフ
レーム7と一体に設けられ、かつ、内径面が円筒の内径
面と同様のすべり軸受である主軸受7aによって支持さ
れている。
【0004】圧縮要素3はスコッチヨ−クタイプと呼ば
れる往復動式のものであり、クランク軸6の上端部に形
成されている偏心部6aに嵌合されたスライダ9が往復
運動する管部を一体に有するピストン8と、このピスト
ン8を往復運動させるシリンダ10と、シリンダ10の
端面に順に設けられた吸込弁11,弁座板12,吐出弁
13と、シリンダ10内の圧縮室17と吐出弁13を介
して連通しカバ−体14によって形成された吐出室14
aと、この吐出室14aから密閉容器1外に伸びる吐出
パイプ15とによって構成されている。
れる往復動式のものであり、クランク軸6の上端部に形
成されている偏心部6aに嵌合されたスライダ9が往復
運動する管部を一体に有するピストン8と、このピスト
ン8を往復運動させるシリンダ10と、シリンダ10の
端面に順に設けられた吸込弁11,弁座板12,吐出弁
13と、シリンダ10内の圧縮室17と吐出弁13を介
して連通しカバ−体14によって形成された吐出室14
aと、この吐出室14aから密閉容器1外に伸びる吐出
パイプ15とによって構成されている。
【0005】密閉容器1の底部に潤滑油5を貯溜してお
り、クランク軸6が回転すると、その遠心力により、こ
の潤滑油5がクランク軸6の内部に設けられた縦穴6c
を通って吸い上げられ、主軸受7aや偏心部6aなどに
供給されるとともに、偏心部6aの上部開口からその上
部空間に噴霧状に吹き上げられ、ピストン8の外径など
に供給される。このようにして、各部の給油が行なわれ
る。
り、クランク軸6が回転すると、その遠心力により、こ
の潤滑油5がクランク軸6の内部に設けられた縦穴6c
を通って吸い上げられ、主軸受7aや偏心部6aなどに
供給されるとともに、偏心部6aの上部開口からその上
部空間に噴霧状に吹き上げられ、ピストン8の外径など
に供給される。このようにして、各部の給油が行なわれ
る。
【0006】電動機部2は固定子2aと回転子2bとか
らなり、固定子2aはフレ−ム7に固定され、回転子2
bはクランク軸6に焼嵌めされている。
らなり、固定子2aはフレ−ム7に固定され、回転子2
bはクランク軸6に焼嵌めされている。
【0007】電動機部2によってクランク軸6が回転す
ると、シリンダ10内でピストン8が横方向に往復運動
し、図面上右方向に移動してシリンダ10内の圧縮室1
7の容積が増大すると、この圧縮室17内が負圧となっ
て吸込弁11が開く。密閉容器1内には、図示しない吸
込パイプから冷媒ガスが吸い込まれて充満しており、吸
込弁11が開くことにより、この密閉容器1内の冷媒ガ
スが圧縮室17内に吸い込まれる。
ると、シリンダ10内でピストン8が横方向に往復運動
し、図面上右方向に移動してシリンダ10内の圧縮室1
7の容積が増大すると、この圧縮室17内が負圧となっ
て吸込弁11が開く。密閉容器1内には、図示しない吸
込パイプから冷媒ガスが吸い込まれて充満しており、吸
込弁11が開くことにより、この密閉容器1内の冷媒ガ
スが圧縮室17内に吸い込まれる。
【0008】次に、ピストン8が下死点に達して図面上
左方への運動に変わると、吸込弁11が閉じ、圧縮室1
7の容積が減少して冷媒ガスの圧力が上昇する。この冷
媒ガスの圧力が吐出圧力に達すると、吐出弁13が開
き、ピストン8が上死点に達するまでこの冷媒ガスを吐
出室14aに吐出する。吐出された冷媒ガスは吐出パイ
プ15を通って密閉容器1外へ導かれる。
左方への運動に変わると、吸込弁11が閉じ、圧縮室1
7の容積が減少して冷媒ガスの圧力が上昇する。この冷
媒ガスの圧力が吐出圧力に達すると、吐出弁13が開
き、ピストン8が上死点に達するまでこの冷媒ガスを吐
出室14aに吐出する。吐出された冷媒ガスは吐出パイ
プ15を通って密閉容器1外へ導かれる。
【0009】以上のような冷媒ガスの吸込,圧縮,吐出
工程がクランク軸6の回転により繰り返えされる。
工程がクランク軸6の回転により繰り返えされる。
【0010】なお、上記のような往復動圧縮機を用いる
冷蔵庫では、冷凍サイクルの冷媒としてCFC12など
のフロンが用いられてきたが、オゾン層破壊の問題か
ら、塩素元素を含むCFCやHCFCの冷媒使用が規制
されつつあり、オゾン層を破壊する塩素元素を含まない
代替冷媒HFCなどが検討されている。
冷蔵庫では、冷凍サイクルの冷媒としてCFC12など
のフロンが用いられてきたが、オゾン層破壊の問題か
ら、塩素元素を含むCFCやHCFCの冷媒使用が規制
されつつあり、オゾン層を破壊する塩素元素を含まない
代替冷媒HFCなどが検討されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な動作においては、圧縮室17内の圧力と密閉容器1内
の吸込圧力の差圧がピストン8に加わり、シリンダ10
内のビストン8の移動方向に集中荷重Fが働くものと考
えられ、この荷重がスライダ9を介してクランク軸6の
偏心部6aに作用し、クランク軸6のジャ−ナル部を介
して主軸受7aに作用する。この集中荷重は、吸込圧力
をほぼ一定と考えると、圧縮室17の圧力上昇に比例し
て大きくなり、クランク軸6の回転角に対して図7に示
すように変化し、圧縮室17内での冷媒ガスの圧力が吐
出圧力Kに達したときに最大Fmaxとなる。
な動作においては、圧縮室17内の圧力と密閉容器1内
の吸込圧力の差圧がピストン8に加わり、シリンダ10
内のビストン8の移動方向に集中荷重Fが働くものと考
えられ、この荷重がスライダ9を介してクランク軸6の
偏心部6aに作用し、クランク軸6のジャ−ナル部を介
して主軸受7aに作用する。この集中荷重は、吸込圧力
をほぼ一定と考えると、圧縮室17の圧力上昇に比例し
て大きくなり、クランク軸6の回転角に対して図7に示
すように変化し、圧縮室17内での冷媒ガスの圧力が吐
出圧力Kに達したときに最大Fmaxとなる。
【0012】このように、圧縮要素部3では、クランク
軸6の1回転毎に荷重Fがほぼ0からFmaxまで変化
する片振り荷重を受け、単相式の誘導電動機の場合で
は、1秒間に電源周波数にほぼ近い回数の繰返し荷重を
受けることになる。また、圧縮室17内の圧力変化に伴
い、シリンダ10や弁座板12などの構造部材も繰返し
荷重を受ける。
軸6の1回転毎に荷重Fがほぼ0からFmaxまで変化
する片振り荷重を受け、単相式の誘導電動機の場合で
は、1秒間に電源周波数にほぼ近い回数の繰返し荷重を
受けることになる。また、圧縮室17内の圧力変化に伴
い、シリンダ10や弁座板12などの構造部材も繰返し
荷重を受ける。
【0013】往復動圧縮機では、クランク軸6の支持部
は主軸受7aのみの片持ち構造であるのが一般的であ
る。このため、上記の繰返し荷重により、クランク軸6
は偏心回転を行ない、主軸受7aで異常な片当りが生ず
ることになる。特に、代替冷媒を使用する場合には、一
般に、従来使用されていたフロンとの物性の違いから、
吸込圧力と吐出圧力との差圧の増大や冷凍能力低下に伴
う押除量の増加が必要となり、これにより、クランク軸
6やフレ−ム7などの部材に加わる繰返し荷重が従来の
冷媒を使用した場合よりも増大して、構成部材の疲労破
壊強度に対して配慮する必要が生じてきた。
は主軸受7aのみの片持ち構造であるのが一般的であ
る。このため、上記の繰返し荷重により、クランク軸6
は偏心回転を行ない、主軸受7aで異常な片当りが生ず
ることになる。特に、代替冷媒を使用する場合には、一
般に、従来使用されていたフロンとの物性の違いから、
吸込圧力と吐出圧力との差圧の増大や冷凍能力低下に伴
う押除量の増加が必要となり、これにより、クランク軸
6やフレ−ム7などの部材に加わる繰返し荷重が従来の
冷媒を使用した場合よりも増大して、構成部材の疲労破
壊強度に対して配慮する必要が生じてきた。
【0014】また、クランク軸6にたわみがあったり、
クランク軸6が主軸受7aに対して傾いて設置されたり
した場合でも、同様に、この主軸受7aで異常な片当り
が生ずる。
クランク軸6が主軸受7aに対して傾いて設置されたり
した場合でも、同様に、この主軸受7aで異常な片当り
が生ずる。
【0015】このような負荷荷重の増加などへの対応の
一例として、材質改善による疲労破壊強度対策がある。
即ち、圧縮要素部に用いられる材料としては、ねずみ鋳
鉄を使用することが多いが、その場合の材質の改善とし
て、ねずみ鋳鉄における片状黒鉛を球状化した球状黒鉛
鋳鉄とし、切欠き効果を小さくして強度向上できること
が知られている。しかし、このようにすると、硬度も高
くなって加工性の低下が著しく、また、黒鉛を球状化す
るために、セリウムやマグネシウムなどを添加するなど
製造工程を厳しく管理する必要がある。
一例として、材質改善による疲労破壊強度対策がある。
即ち、圧縮要素部に用いられる材料としては、ねずみ鋳
鉄を使用することが多いが、その場合の材質の改善とし
て、ねずみ鋳鉄における片状黒鉛を球状化した球状黒鉛
鋳鉄とし、切欠き効果を小さくして強度向上できること
が知られている。しかし、このようにすると、硬度も高
くなって加工性の低下が著しく、また、黒鉛を球状化す
るために、セリウムやマグネシウムなどを添加するなど
製造工程を厳しく管理する必要がある。
【0016】なお、特開平5−71488号公報に示さ
れるような粒界割れを起こすなどの問題や、改善後もさ
らに表面処理の選択に制限がある。
れるような粒界割れを起こすなどの問題や、改善後もさ
らに表面処理の選択に制限がある。
【0017】また、材料を鋼種に変更する場合には、相
手材とのなじみ性の関係から大幅な構造変更となる場合
もあり、同様に、生産性の低下を招くという問題があっ
た。
手材とのなじみ性の関係から大幅な構造変更となる場合
もあり、同様に、生産性の低下を招くという問題があっ
た。
【0018】さらに、クランク軸6の支持が片持ち構造
であるために、圧縮要素部3の軸系固有振動数は200
〜800Hzにピ−クが存在している。そして、さら
に、電源周波数の偶数倍に発生する電磁振動との共振な
どにより、1000Hz以下の低周波音を増加させてい
た。
であるために、圧縮要素部3の軸系固有振動数は200
〜800Hzにピ−クが存在している。そして、さら
に、電源周波数の偶数倍に発生する電磁振動との共振な
どにより、1000Hz以下の低周波音を増加させてい
た。
【0019】本発明の目的は、かかる問題を解消し、簡
単な構成でもって負荷荷重の増加に対応することがで
き、かつ、騒音を低減することができるようにした往復
動圧縮機を提供することにある。
単な構成でもって負荷荷重の増加に対応することがで
き、かつ、騒音を低減することができるようにした往復
動圧縮機を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電動機部に関して圧縮要素部とは反対側
にクランク軸を支持する副軸受としてのすべり軸受を設
け、クランク軸の外径面が接する該すべり軸受の内径面
に自動調心機能を持たせる。
に、本発明は、電動機部に関して圧縮要素部とは反対側
にクランク軸を支持する副軸受としてのすべり軸受を設
け、クランク軸の外径面が接する該すべり軸受の内径面
に自動調心機能を持たせる。
【0021】また、本発明は、電動機部に関して圧縮要
素部とは反対側にクランク軸を支持するすべり軸受を設
け、該すべり軸受が、該クランク軸の外径面に内径面が
接する第1の軸受部材と、該第1の軸受部材の外径面に
内径面が接して自動調心機能を保持させる第2の軸受部
材とからなるようにする。
素部とは反対側にクランク軸を支持するすべり軸受を設
け、該すべり軸受が、該クランク軸の外径面に内径面が
接する第1の軸受部材と、該第1の軸受部材の外径面に
内径面が接して自動調心機能を保持させる第2の軸受部
材とからなるようにする。
【0022】さらに、本発明は、上記すべり軸受の材質
を型成形できる焼結合金あるいは樹脂材とする。
を型成形できる焼結合金あるいは樹脂材とする。
【0023】
【作用】クランク軸の下端を軸支する副軸受(即ち、上
記すべり軸受)は、自動調心機能を持つため、その中心
軸が軸支するクランク軸の中心軸と一致するように、調
心動作を行なう。このため、クランク軸は副軸受内で自
由な姿勢をとることが可能となる。そこで、クランク軸
が傾いて組み立てられたり、運転中にクランク軸が変形
したりしても、自動調心機能により異常な片当りを防止
できる。
記すべり軸受)は、自動調心機能を持つため、その中心
軸が軸支するクランク軸の中心軸と一致するように、調
心動作を行なう。このため、クランク軸は副軸受内で自
由な姿勢をとることが可能となる。そこで、クランク軸
が傾いて組み立てられたり、運転中にクランク軸が変形
したりしても、自動調心機能により異常な片当りを防止
できる。
【0024】また、上記副軸受を設けたことにより、圧
縮要素部の固有振動数が高周波側に移動し、電源周波数
から遠ざかる。これにより、電磁振動との共振などの影
響が小さくなるため、1000Hz以下の低周波音を低
減させることができる。
縮要素部の固有振動数が高周波側に移動し、電源周波数
から遠ざかる。これにより、電磁振動との共振などの影
響が小さくなるため、1000Hz以下の低周波音を低
減させることができる。
【0025】さらに、また、上記副軸受の材質を型成形
できる焼結合金あるいは樹脂材とすることにより、高精
度の仕上げ加工を省略することができる。
できる焼結合金あるいは樹脂材とすることにより、高精
度の仕上げ加工を省略することができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明による往復動圧縮機の第1の実施例を
示す縦断面図であって、19は副軸受、19aは内径
面、20は軸受支えであり、図7に対応する部分には同
一符号を付けて重複する説明を省略する。
る。図1は本発明による往復動圧縮機の第1の実施例を
示す縦断面図であって、19は副軸受、19aは内径
面、20は軸受支えであり、図7に対応する部分には同
一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0027】同図において、電動機部2に関し圧縮要素
部3とは反対側(反圧縮要素部側)のクランク軸6の下
端部付近がすべり軸受である副軸受19によって支持さ
れている。即ち、このクランク軸6はフレーム7と一体
の主軸受部7aと副軸受19とによって支持されてい
る。かかる副軸受19は軸受支え20に取り付けられて
いる。
部3とは反対側(反圧縮要素部側)のクランク軸6の下
端部付近がすべり軸受である副軸受19によって支持さ
れている。即ち、このクランク軸6はフレーム7と一体
の主軸受部7aと副軸受19とによって支持されてい
る。かかる副軸受19は軸受支え20に取り付けられて
いる。
【0028】軸受支え20は、それを電動機部2側から
みた平面図である図2(a)及び図2(a)の分断線A
−Aからみた縦断面図(即ち、図1と同様の断面図)で
ある図2(b)から明らかなように、ほぼ四角筒状をな
す壁部20aの上端4隅に内部方向に突出した平面状の
取付部20cが形成され、また、この壁部20aの下端
4辺から内部に突出して板状の保持部20dが形成さ
れ、これら4個の保持部20dにより、壁部20aの中
央部で軸受支持部20bが保持される構造をなしてい
る。
みた平面図である図2(a)及び図2(a)の分断線A
−Aからみた縦断面図(即ち、図1と同様の断面図)で
ある図2(b)から明らかなように、ほぼ四角筒状をな
す壁部20aの上端4隅に内部方向に突出した平面状の
取付部20cが形成され、また、この壁部20aの下端
4辺から内部に突出して板状の保持部20dが形成さ
れ、これら4個の保持部20dにより、壁部20aの中
央部で軸受支持部20bが保持される構造をなしてい
る。
【0029】ここで、軸受支持部20bは、図2(b)
の下方からみて、壁部20aの内部の方向に窪んだ形状
をなしており、その窪み内に平面状の軸受取付部20e
が形成され、そこに副軸受19が取り付けられる。ま
た、この軸受取付部20eの中央部に、クランク軸6
(図1)の直径よりもわずかに大きく、かつ副軸受19
(図1)の外形よりも小さい直径のクランク軸貫入孔2
0fが設けられている。
の下方からみて、壁部20aの内部の方向に窪んだ形状
をなしており、その窪み内に平面状の軸受取付部20e
が形成され、そこに副軸受19が取り付けられる。ま
た、この軸受取付部20eの中央部に、クランク軸6
(図1)の直径よりもわずかに大きく、かつ副軸受19
(図1)の外形よりも小さい直径のクランク軸貫入孔2
0fが設けられている。
【0030】軸受取付部20eに副軸受19が取り付け
られた軸受支え20は、取付部20cが電動機部2の固
定子2aの下面部に取り付けられることにより、図1に
示すように、電動機部2に固定され、軸受支持部20b
のクランク軸貫入穴20fをクランク軸6が貫入して副
軸受19によって支持される。
られた軸受支え20は、取付部20cが電動機部2の固
定子2aの下面部に取り付けられることにより、図1に
示すように、電動機部2に固定され、軸受支持部20b
のクランク軸貫入穴20fをクランク軸6が貫入して副
軸受19によって支持される。
【0031】このように、クランク軸6をフレーム7の
軸受部7aと副軸受19とで支持するため、シリンダ1
0の動作によってクランク軸6に上記のような繰返し荷
重が加わっても、クランク軸6の偏心回転を抑えること
ができ、フレーム7の軸受部7aでのクランク軸6の異
常な片当りが生じなくなる。
軸受部7aと副軸受19とで支持するため、シリンダ1
0の動作によってクランク軸6に上記のような繰返し荷
重が加わっても、クランク軸6の偏心回転を抑えること
ができ、フレーム7の軸受部7aでのクランク軸6の異
常な片当りが生じなくなる。
【0032】また、副軸受19でのクランク軸6の外径
面と接する内径面19aは、トーラス(ドーナツ状の環
状体)の内径面と同様の形状、即ち、クランク軸6の中
心線を含む任意の平面での断面形状がクランク軸6側に
突出した円弧状をなすものである。
面と接する内径面19aは、トーラス(ドーナツ状の環
状体)の内径面と同様の形状、即ち、クランク軸6の中
心線を含む任意の平面での断面形状がクランク軸6側に
突出した円弧状をなすものである。
【0033】このため、クランク軸6でのかかる副軸受
19で支持される部分の姿勢は、円筒状をなす軸受で支
持される部分のように姿勢が一意的に規制されるもので
はなく、ある程度の自由度である。即ち、クランク軸6
の中心軸がこの副軸受19の中心軸に対して傾いていて
も、この副軸受19はクランク軸6を、これが回転した
状態でも、正常に支持する自動調心機能を有している。
19で支持される部分の姿勢は、円筒状をなす軸受で支
持される部分のように姿勢が一意的に規制されるもので
はなく、ある程度の自由度である。即ち、クランク軸6
の中心軸がこの副軸受19の中心軸に対して傾いていて
も、この副軸受19はクランク軸6を、これが回転した
状態でも、正常に支持する自動調心機能を有している。
【0034】かかる自動調心機能により、圧縮機の組立
でクランク軸6が傾いた状態で取り付けられ(勿論、こ
の傾きはわずかである)、かかる状態で回転しても、副
軸受19はかかるクランク軸6を正常に支持することが
できるし、また、回転するクランク軸6にたわみがあっ
ても(勿論、このたわみはわずかである)、同様に支持
することができる。このため、クランク軸6のたわみや
取付け姿勢に対する精度が緩和され、圧縮機の組立が容
易となる。また、この副軸受19では、クランク軸6の
片当たりというものがない。
でクランク軸6が傾いた状態で取り付けられ(勿論、こ
の傾きはわずかである)、かかる状態で回転しても、副
軸受19はかかるクランク軸6を正常に支持することが
できるし、また、回転するクランク軸6にたわみがあっ
ても(勿論、このたわみはわずかである)、同様に支持
することができる。このため、クランク軸6のたわみや
取付け姿勢に対する精度が緩和され、圧縮機の組立が容
易となる。また、この副軸受19では、クランク軸6の
片当たりというものがない。
【0035】このようにして、この実施例では、筒状を
なすフレーム7の軸受部7aでのクランク軸6の片当り
を防止することができるとともに、クランク軸6の姿勢
によらず、副軸受19でこのクランク軸6を支持するこ
とができ、信頼性や組立性の向上を図ることができる。
なすフレーム7の軸受部7aでのクランク軸6の片当り
を防止することができるとともに、クランク軸6の姿勢
によらず、副軸受19でこのクランク軸6を支持するこ
とができ、信頼性や組立性の向上を図ることができる。
【0036】副軸受19の材質は、型成形のできる焼結
合金あるいは樹脂材となっている。これにより、副軸受
19は、高精度の仕上げ加工を省略できるので、コスト
の低減を図ることができる。
合金あるいは樹脂材となっている。これにより、副軸受
19は、高精度の仕上げ加工を省略できるので、コスト
の低減を図ることができる。
【0037】また、圧縮要素部3の固有振動数が、副軸
受19を設けたことにより、高周波側に移動して電源の
周波数から遠ざかることになる。これにより、電磁振動
との共振などの影響が小さくなるため、1000Hz以
下の低周波音が低減する。
受19を設けたことにより、高周波側に移動して電源の
周波数から遠ざかることになる。これにより、電磁振動
との共振などの影響が小さくなるため、1000Hz以
下の低周波音が低減する。
【0038】図3はかかる効果を示す図であって、横軸
に1/3オクターブで表示する測定周波数を、縦軸に副
軸受19を設けたことにより低減した音圧レベルの減衰
特性を示している。
に1/3オクターブで表示する測定周波数を、縦軸に副
軸受19を設けたことにより低減した音圧レベルの減衰
特性を示している。
【0039】同図において、800Hz,1000Hz
が若干ながら増加しているが、630Hz以下におい
て、顕著な騒音低減の減衰特性を示し、副軸受19の設
置の効果が現われている。
が若干ながら増加しているが、630Hz以下におい
て、顕著な騒音低減の減衰特性を示し、副軸受19の設
置の効果が現われている。
【0040】なお、副軸支え20は鋼板からなり、高精
度な鋼板の冷間塑性加工で成形されたものであって、短
時間の成形が可能である。
度な鋼板の冷間塑性加工で成形されたものであって、短
時間の成形が可能である。
【0041】かかる副軸支え20の電動機部2の固定子
2aへの取付けは、電動機部2の固定子2aをフレ−ム
7にボルトで締結する際、電動機部2の固定子2aのコ
イルを包込むように一緒に固定され、この場合、大きな
面積をもって当接する平面状の取付部20cが設けられ
ているため、安定な状態で取り付けることが容易であ
る。
2aへの取付けは、電動機部2の固定子2aをフレ−ム
7にボルトで締結する際、電動機部2の固定子2aのコ
イルを包込むように一緒に固定され、この場合、大きな
面積をもって当接する平面状の取付部20cが設けられ
ているため、安定な状態で取り付けることが容易であ
る。
【0042】副軸受19をクランク軸6の副軸受部に取
り付け、副軸支持部20bの軸受取付部20eに装着す
る。しかる後、副軸受19の構成部材の芯出しを行なっ
て、副軸受19をこの軸受取付部20eに溶接またはボ
ルトなどにて締結して固定する。
り付け、副軸支持部20bの軸受取付部20eに装着す
る。しかる後、副軸受19の構成部材の芯出しを行なっ
て、副軸受19をこの軸受取付部20eに溶接またはボ
ルトなどにて締結して固定する。
【0043】なお、この第1の実施例では、副軸受19
の内径面19aをトーラスの外径面と同様のものとした
が、これのみに限るものではなく、この内径面19aが
クランク軸6の長手方向に沿う曲面であって、クランク
軸の軸心に向かって凸状となる曲面であればよい。ま
た、全体が曲面でなくとも、クランク軸6が接する部分
だけ曲面とし、他の部分は平面となるようにしてもよ
い。図4はその例を2つ示している。
の内径面19aをトーラスの外径面と同様のものとした
が、これのみに限るものではなく、この内径面19aが
クランク軸6の長手方向に沿う曲面であって、クランク
軸の軸心に向かって凸状となる曲面であればよい。ま
た、全体が曲面でなくとも、クランク軸6が接する部分
だけ曲面とし、他の部分は平面となるようにしてもよ
い。図4はその例を2つ示している。
【0044】図5は本発明による往復動圧縮機の第2の
実施例を示す縦断面図であって、19’は副軸受であ
り、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する
説明を省略する。
実施例を示す縦断面図であって、19’は副軸受であ
り、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する
説明を省略する。
【0045】同図において、副軸受19’は二重構造を
なし、クランク軸6を支持する面と自動調心機能を奏す
る面とを有している。これ以外の点については、図1に
示した第1の実施例と同様である。
なし、クランク軸6を支持する面と自動調心機能を奏す
る面とを有している。これ以外の点については、図1に
示した第1の実施例と同様である。
【0046】図6はこの副軸受19の構造とその2つの
状態とを示す縦断面図であって、6cはクランク軸6の
中心線、19’a,19’bは軸受部材、19’a1は
軸受部材19’aの内径面、19’a2は軸受部材1
9’aの外径面、19’b1は軸受部材19’bの内径
面、19’cは軸受部材19’bの中心線であり、図5
に対応する部分には同一符号を付けている。
状態とを示す縦断面図であって、6cはクランク軸6の
中心線、19’a,19’bは軸受部材、19’a1は
軸受部材19’aの内径面、19’a2は軸受部材1
9’aの外径面、19’b1は軸受部材19’bの内径
面、19’cは軸受部材19’bの中心線であり、図5
に対応する部分には同一符号を付けている。
【0047】同図において、副軸受19’は内径側に軸
受部材19’a、内径側に軸受部材19’bが配列され
た二重構造をなしており、軸受部材19’aは、その内
径面19’a1が円筒内面をなしてクランク軸6を支持
し、外径面19’a2がトーラスの外径面をなしてい
る。また、軸受部材19bは、その内径面19’b1が
トーラスの内径面をなしており、この内径面19’b1
と軸受部材19’aの外径面19’a2の曲率が等しく
互いに摺動可能に接触している。
受部材19’a、内径側に軸受部材19’bが配列され
た二重構造をなしており、軸受部材19’aは、その内
径面19’a1が円筒内面をなしてクランク軸6を支持
し、外径面19’a2がトーラスの外径面をなしてい
る。また、軸受部材19bは、その内径面19’b1が
トーラスの内径面をなしており、この内径面19’b1
と軸受部材19’aの外径面19’a2の曲率が等しく
互いに摺動可能に接触している。
【0048】かかる副軸受19’は、外側の軸受部材1
9’bまでが軸受支え20での軸受支持部20bで支持
されており、軸受部材19’aが軸受部材19’bに対
して状態が変化しても、この軸受部材19’aが軸受支
持部20bに突き当たらないようにしている。
9’bまでが軸受支え20での軸受支持部20bで支持
されており、軸受部材19’aが軸受部材19’bに対
して状態が変化しても、この軸受部材19’aが軸受支
持部20bに突き当たらないようにしている。
【0049】図6(a)はクランク軸6の中心線6cが
軸受部材19’bの中心線19’cと一致している場合
の副軸受19’の状態を示すものであって、この場合に
は、軸受部材19’aは水平に保たれている。なお、ク
ランク軸6は軸受部材19’aの内径面19’a1に摺
動して回転する。
軸受部材19’bの中心線19’cと一致している場合
の副軸受19’の状態を示すものであって、この場合に
は、軸受部材19’aは水平に保たれている。なお、ク
ランク軸6は軸受部材19’aの内径面19’a1に摺
動して回転する。
【0050】図6(b)はクランク軸6が軸受部材1
9’aの中心軸19’cに対してθだけ傾いたときの状
態を示すものであって、この場合には、軸受部材19’
aは同じ角度だけ軸受部材19’bに対して傾く。即
ち、互いに接触した軸受部材19’aの外径面19’a
2と軸受部材19’bの内周面19’b1とは、軸受部
材19’aの内径面19’a1が常にクランク軸6と平
行になるように、自動調心機能を有しており、クランク
軸6が傾くと、その傾き角度だけ軸受部材19’aが副
軸受19’bに対して傾くことになる。
9’aの中心軸19’cに対してθだけ傾いたときの状
態を示すものであって、この場合には、軸受部材19’
aは同じ角度だけ軸受部材19’bに対して傾く。即
ち、互いに接触した軸受部材19’aの外径面19’a
2と軸受部材19’bの内周面19’b1とは、軸受部
材19’aの内径面19’a1が常にクランク軸6と平
行になるように、自動調心機能を有しており、クランク
軸6が傾くと、その傾き角度だけ軸受部材19’aが副
軸受19’bに対して傾くことになる。
【0051】このようにして、この実施例においても、
クランク軸6が副軸受内19’で自由に姿勢をかえるこ
とができ、図1で示した第1の実施例と同様に、組立性
の向上を図ることができるし、信頼性の向上や騒音の低
減という優れた効果が得られる。
クランク軸6が副軸受内19’で自由に姿勢をかえるこ
とができ、図1で示した第1の実施例と同様に、組立性
の向上を図ることができるし、信頼性の向上や騒音の低
減という優れた効果が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クランク軸が2つの軸受でほぼ両端部が支持されるもの
であるから、圧縮要素部の動作によって繰返し荷重がク
ランク軸に加わっても、これら軸受部でのクランク軸の
片当たりを防止できるし、組立時のクランク軸の傾きを
吸収して同軸度の精度を向上させ、また、運転中のクラ
ンク軸6の下端曲がりも吸収して、クランク軸の片当た
りを防止でき、信頼性を高めるとともに、騒音を低減す
るという優れた効果が得られる。
クランク軸が2つの軸受でほぼ両端部が支持されるもの
であるから、圧縮要素部の動作によって繰返し荷重がク
ランク軸に加わっても、これら軸受部でのクランク軸の
片当たりを防止できるし、組立時のクランク軸の傾きを
吸収して同軸度の精度を向上させ、また、運転中のクラ
ンク軸6の下端曲がりも吸収して、クランク軸の片当た
りを防止でき、信頼性を高めるとともに、騒音を低減す
るという優れた効果が得られる。
【図1】本発明による往復動圧縮機の第1の実施例を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図2】図1における軸受支えの詳細を示す図である。
【図3】図1に示した実施例の効果を示す特性図であ
る。
る。
【図4】図1における副軸受の他の具体例を示す断面図
である。
である。
【図5】本発明による往復動圧縮機の第2の実施例を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図6】図5における副軸受のクランク軸に対する状態
の例を示す図である。
の例を示す図である。
【図7】従来の往復動圧縮機の一例を示す縦断面図であ
る。
る。
【図8】図7におけるピストンに作用する力の変化を示
す線図である。
す線図である。
1 密閉容器 2 電動機部 3 圧縮要素部 4 ばね 5 潤滑油 6 クランク軸 6a 偏心部 7 フレ−ム 7a 主軸受部 8 ピストン 9 スライダ 10 シリンダ 11 吸込弁 12 弁座板 13 吐出弁 14 カバ−体 14a 吐出室 15 吐出パイプ 17 圧縮室 19,19’ 副軸受 19a 内径面 19’a,19’b 軸受部材 19’a1 内径面 19’a2 外径面 19’b1 内径面 20 副軸支え
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−233179(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 39/00 103 F04B 39/00 102
Claims (9)
- 【請求項1】 密閉容器内に電動機部と圧縮要素とがク
ランク軸で連結されて配設され、かつ、該電動機部と該
圧縮要素とが圧縮コイルばねによって弾性的に支持され
てなる往復動圧縮機において、 該電動機部に関して圧縮要素とは反対側に、クランク軸
を支持するすべり軸受を設け、 該すべり軸受は、該クランク軸の外径面に接して自動調
心機能を保持させる内径面を有することを特徴とする往
復動圧縮機。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記すべり軸受の内径面がトーラスの内径面とほぼ同等
の形状をなしていることを特徴とする往復動圧縮機。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記すべり軸受の内面の前記クランク軸の中心線を含む
任意の平面状での断面形状が、少なくとも前記クランク
軸が接する部分で前記クランク軸側に突出したなめらか
な曲線状をなしていることを特徴とする往復動圧縮機。 - 【請求項4】 密閉容器内に電動機部と圧縮要素とがク
ランク軸で連結されて配設され、かつ、該電動機部と該
圧縮要素とが圧縮コイルばねによって弾性的に支持され
てなる往復動圧縮機において、 該電動機部に関して圧縮要素とは反対側に、クランク軸
を支持するすべり軸受を設け、 該すべり軸受は、該クランク軸の外径面に内径面が接す
る第1の軸受部材と、該第1の軸受部材の外径面に内径
面が接して自動調心機能を保持させる第2の軸受部材と
からなることを特徴とする往復動圧縮機。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記第1の軸受部材の外径面がトーラスの内径面とほぼ
同等の形状をなし、これに接する前記第2の軸受部材の
内径面がトーラスの外径面とほぼ同等の形状をなすこと
を特徴とする往復動圧縮機。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つにおいて、 前記すべり軸受の材質を型成形できる材質としたことを
特徴とする往復動圧縮機。 - 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか1つにおいて、 前記すべり軸受の材質を焼結合金としたことを特徴とす
る往復動圧縮機。 - 【請求項8】 請求項1〜5のいずれか1つにおいて、 前記すべり軸受の材質を樹脂材としたことを特徴とする
往復動圧縮機。 - 【請求項9】 請求項1〜5のいずれか1つにおいて、 フロン規制対応の冷媒を用いたことを特徴とする往復動
圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21892395A JP3193599B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 往復動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21892395A JP3193599B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 往復動圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0968165A JPH0968165A (ja) | 1997-03-11 |
JP3193599B2 true JP3193599B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=16727445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21892395A Expired - Fee Related JP3193599B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 往復動圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3193599B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200481996Y1 (ko) * | 2014-11-24 | 2016-12-05 | 오세기 | 관절 메커니즘을 이용한 종이인형 |
KR101800110B1 (ko) | 2016-02-22 | 2017-11-23 | 송의정 | 조립식 종이 모형 완구 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100517464B1 (ko) * | 2003-05-09 | 2005-09-28 | 삼성광주전자 주식회사 | 밀폐형 왕복동식 압축기 |
JP2006183988A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-07-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
DE102005009947A1 (de) * | 2005-03-04 | 2006-09-07 | Wabco Gmbh & Co.Ohg | Hubkolbenmaschine |
JP6010762B2 (ja) * | 2011-12-27 | 2016-10-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 密閉型圧縮機およびそれを備える冷蔵庫 |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP21892395A patent/JP3193599B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200481996Y1 (ko) * | 2014-11-24 | 2016-12-05 | 오세기 | 관절 메커니즘을 이용한 종이인형 |
KR101800110B1 (ko) | 2016-02-22 | 2017-11-23 | 송의정 | 조립식 종이 모형 완구 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0968165A (ja) | 1997-03-11 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |