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JP3190646U - 免震フロア - Google Patents

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JP3190646U
JP3190646U JP2014001214U JP2014001214U JP3190646U JP 3190646 U JP3190646 U JP 3190646U JP 2014001214 U JP2014001214 U JP 2014001214U JP 2014001214 U JP2014001214 U JP 2014001214U JP 3190646 U JP3190646 U JP 3190646U
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Japan
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plate
sliding friction
friction reducing
seismic isolation
sliding
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JP2014001214U
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English (en)
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金澤 光雄
光雄 金澤
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株式会社金澤製作所
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Abstract

【課題】施工が容易で、場所をとらず、任意のサイズの滑り摩擦低減滑動プレートを隣接させて組み合わせた免震フロアを提供する。【解決手段】表面滑り摩擦低減平滑プレート2又は表面滑り摩擦低減エンボスプレートを、粘着シート6又は粘着剤を介してコンクリート床材1表面に固定してベースプレート20とし、該表面滑り摩擦低減平滑プレート2又は該表面滑り摩擦低減エンボスプレート上に、滑り摩擦低減滑動プレート3を載置して免震フロアを形成する。ベースプレート20と該ベースプレート20上に載置される滑り摩擦低減滑動プレート3と、更に施工現場で必要となった保護シートとを合わせた場合でも免震フロアの膜厚を5mm以内に収めることができる。【選択図】図1

Description

本考案は免震フロアに関し、特に表面滑り摩擦低減平滑プレート又は表面滑り摩擦低減エンボスプレートを、粘着シート又は粘着剤を介してコンクリート床材表面に固定してベースプレートとし、該ベースプレート上に滑り摩擦低減滑動プレートを載置したシンプルな構成の免震フロアに関する。
従来、屋内に静置した機器の筺体等が地震による振動や横揺れによって倒壊することを防ぐために、免震装置が開発されているが、その殆どが建築物や床上の機器に対して、免震効果を有する球体の移動方式や球体の受皿方式のものが多く存在する。
特開2007−24123号公報 特許第3058364号公報 特開2010−38207号公報 特開2008−7961号公報
前記せる特開2007−24123号公報では、免震用基盤上に球体を回転自在とする構造であり、また、前記せる特許第3058364号公報では、電子機器の筺体底部にボルトを螺合させて脚体とし、その先端を曲面とし、凹面状受皿上で滑動させるものであって、これらの構造のものでは、地震時の振幅の滑動範囲が限られており大きな振幅時に対応することができなかった。
また、前記せる特開2010−38207号公報では、弾性体で構成された免震マットを免震地盤として提供しているものであって、隣接する免震マットを連結して敷設し、構造物の荷重を分散平均化させて免震効果を得るとしたものであった。
また、前記せる特開2008−7961号公報では、発泡弾性体とソリッド弾性体(非発泡体)とを積層してパネルを敷設した床仕上材であって、衝撃に対する緩和・吸収性能に優れた安全性が高く、亀裂の発生しない床仕上材として記載されている。
しかしながら、前記せる免震マット又はパネル式の引用特許では、単なる緩衝効果であって、免震マット又はパネル自体がスライドするものではないので、屋内に静置した機器の筺体等を地震による振動や横揺れによる倒壊から防ぐことができなかった。
前記せる課題を解決するために、本考案は以下のように構成されている。
表面滑り摩擦低減平滑プレート又は表面滑り摩擦低減エンボスプレートを、粘着シート又は粘着剤を介してコンクリート床材表面に固定してベースプレートとし、該表面滑り摩擦低減平滑プレート又は該表面滑り摩擦低減エンボスプレート上に、滑り摩擦低減滑動プレートを載置したことを特徴とし、ベースプレートが、裏面に粘着シート又は粘着剤を取り付けた表面滑り摩擦低減平滑プレート又は表面滑り摩擦低減エンボスプレートをコンクリート床材表面に載置し、押圧して形成されていることを特徴とし、表面滑り摩擦低減平滑プレート又は表面滑り摩擦低減エンボスプレートが、プラスチック、織布、不織布又は金属の積層体又は単体から構成されていることを特徴とし、表面滑り摩擦低減平滑プレート又は表面滑り摩擦低減エンボスプレートの面積を施工現場に適合させて構成し、また、滑り摩擦低減滑動プレートの面積を施工現場に適合させて構成し、該表面滑り摩擦低減平滑プレート又は該表面滑り摩擦低減エンボスプレートどうしの隣接部と該滑り摩擦低減滑動プレートどうしの隣接部との位置をずらした状態に構成したことを特徴とし、表面滑り摩擦低減エンボスプレートの裏面に予め両面粘着シートが貼着されていることを特徴とし、且つ、ベースプレート上に載置される滑り摩擦低減滑動プレートの隣接部表面を高強度粘着シートにて覆工したことを特徴とする免震フロアを提供する。
本考案の免震フロアにおいては、特に表面滑り摩擦低減平滑プレート又は表面滑り摩擦低減エンボスプレートを、粘着シート又は粘着剤を介してコンクリート床材表面に固定してベースプレートとし、該ベースプレート上に滑り摩擦低減滑動プレートを敷設載置したシンプルな構成の免震フロアであって、地震による振動や横揺れによって滑り摩擦低減滑動プレートがベースプレート上を滑動するので、該滑り摩擦低減滑動プレート上に載置された機器の倒壊を防ぐことができる。
また、本考案の免震フロアは施工が容易で、場所をとらず、任意のサイズの滑り摩擦低減滑動プレートを隣接させて組み合わせて免震フロアを形成することができる。
また、実施例ではベースプレートとベースプレート上を滑動する滑り摩擦低減滑動プレートを合わせた厚さを薄くしているので、段差が少ないので、本考案の免震フロアを施工した倉庫等に外部よりリフト等の作業用車輛が侵入しても支障をきたすことがなく、例え滑り摩擦低減滑動プレート上に載置された機器の筺体が万が一滑り摩擦低減滑動プレートから外れて移動した場合でも、前記せる段差が少ないので、人為的に元に戻すことができる。
免震フロアの部分斜視図である。 免震フロアの部分分解斜視図である。 免震フロアの部分分解斜視図である。
図1に示すように、表面滑り摩擦低減平滑プレート2又は表面滑り摩擦低減エンボスプレート21を、粘着シート6又は粘着剤を介してコンクリート床材1表面に固定してベースプレート20とし、該表面滑り摩擦低減平滑プレート2又は該表面滑り摩擦低減エンボスプレート21上に、滑り摩擦低減滑動プレート3を載置して免震フロアを形成する。
ベースプレート20と該ベースプレート20上に載置される滑り摩擦低減滑動プレート3と、更に施工現場で必要となった保護シート(図示せず)とを合わせた場合でも免震フロアの膜厚を5mm以内に収めることができる。
図1乃至図3に示すように、裏面に粘着シート6又は粘着剤を取り付けた表面滑り摩擦低減平滑プレート2又は表面滑り摩擦低減エンボスプレート21をコンクリート床材1の表面に載置し、押圧してベースプレート20が形成される。
図3に示す表面滑り摩擦低減平滑プレート2または表面滑り摩擦低減エンボスプレート21は、公知のプラスチック、織布、不織布又は金属の積層体又は単体から構成することができる。
表面滑り摩擦低減平滑プレート2又は表面滑り摩擦低減エンボスプレート21の面積を施工現場に適合させて構成し、また、滑り摩擦低減滑動プレート3の面積を施工現場に適合させて構成し、該表面滑り摩擦低減平滑プレート2又は該表面滑り摩擦低減エンボスプレート21どうしの隣接部5と該滑り摩擦低減滑動プレート3どうしの隣接部4との位置を図1に示すように間隔 lだけずらした状態にして、隣接部5と隣接部4とが重複しないように免震フロア10を構成する。
図3に示すように、表面滑り摩擦低減エンボスプレート21の裏面に予め両面粘着シート6が貼着され、該表面滑り摩擦低減エンボスプレート21をコンクリート床材表面に押圧してベースプレート20とすることも可能である。
ベースプレート20上に載置される滑り摩擦低減滑動プレート3の隣接部4の表面を高強度粘着シート7で覆工して免震フロア10を完成する。
免震フロア10の上には機器等の筺体8が載置され、地震発生時の振動や横揺れに対応して滑り摩擦低減滑動プレート3が対応方向に移動するので、機器の倒壊が生じることがない。
表面滑り摩擦低減平滑プレート2や滑り摩擦低減滑動プレート3の表面の静止摩擦係数や動摩擦係数を適正に選択するには、公知のプレート素材(図示せず)を選択することで適合させることができる。
すなわち、地震の発生していない場合には滑り摩擦低減滑動プレート3の移動が抑制される静止摩擦係数のプレートを選択することができる。
また、地震発生時の振動や横揺れが前記せる静止摩擦係数を上回る場合は、地震発生時の振動や横揺れが吸収され、滑り摩擦低減滑動プレート3が抑制されずに移動する素材を選択して免震フロアを構成することができる。
1 コンクリート床材
10 免震フロア
2 表面滑り摩擦低減平滑プレート
20 ベースプレート
21 表面滑り摩擦低減エンボスプレート
3 滑り摩擦低減滑動プレート
4 滑り摩擦低減滑動プレート隣接部
5 滑り摩擦低減平滑プレート隣接部
6 粘着シート又は粘着剤
7 高強度粘着覆工シート
8 筺体

Claims (6)

  1. 表面滑り摩擦低減平滑プレート又は表面滑り摩擦低減エンボスプレートを、粘着シート又は粘着剤を介してコンクリート床材表面に固定してベースプレートとし、該表面滑り摩擦低減平滑プレート又は該表面滑り摩擦低減エンボスプレート上に、滑り摩擦低減滑動プレートを載置したことを特徴とする免震フロア。
  2. ベースプレートが、裏面に粘着シート又は粘着剤を取り付けた表面滑り摩擦低減平滑プレート又は表面滑り摩擦低減エンボスプレートをコンクリート床材表面に載置し、押圧して形成されていることを特徴とする請求項1記載の免震フロア。
  3. 表面滑り摩擦低減平滑プレート又は表面滑り摩擦低減エンボスプレートが、プラスチック、織布、不織布又は金属の積層体又は単体から構成されていることを特徴とする請求項1記載の免震フロア。
  4. 表面滑り摩擦低減平滑プレート又は表面滑り摩擦低減エンボスプレートの面積を施工現場に適合させて構成し、また、滑り摩擦低減滑動プレートの面積を施工現場に適合させて構成し、該表面滑り摩擦低減平滑プレート又は該表面滑り摩擦低減エンボスプレートどうしの隣接部と該滑り摩擦低減滑動プレートどうしの隣接部との位置をずらした状態に構成したことを特徴とする請求項1記載の免震フロア。
  5. 表面滑り摩擦低減エンボスプレートの裏面に予め両面粘着シートが貼着されていることを特徴とする請求項1記載の免震フロア。
  6. ベースプレート上に載置される滑り摩擦低減滑動プレートの隣接部表面を高強度粘着シートにて覆工したことを特徴とする請求項1記載の免震フロア。
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