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JP3186448B2 - 立体テレビカメラ - Google Patents

立体テレビカメラ

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Publication number
JP3186448B2
JP3186448B2 JP17997094A JP17997094A JP3186448B2 JP 3186448 B2 JP3186448 B2 JP 3186448B2 JP 17997094 A JP17997094 A JP 17997094A JP 17997094 A JP17997094 A JP 17997094A JP 3186448 B2 JP3186448 B2 JP 3186448B2
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Japan
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camera
distance
image
output
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JP17997094A
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靖 谷尻
賢司 石橋
Original Assignee
ミノルタ株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2台のカメラで被写体
を撮影する立体テレビカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】立体テレビカメラは左右に離れて設置さ
れた2台のカメラにより同一被写体を撮影し、左右像に
生じる視差を利用して、観察者に立体感のある被写体像
を供するものである。左右カメラで撮影した左右像の視
差は、カメラから被写体までの距離と左右カメラの設置
間隔すなわち基線長に依存する。
【0003】図9に中距離に位置する被写体を立体テレ
ビカメラで撮影している様子と被写体像を示す。左右カ
メラ4L、4Rの光軸5L、5Rは被写体上で交差し、被写
体像は左右の画枠8L、8Rのほぼ中央に存在する。左右
の被写体像には視差が現れており、左像9Lを左眼で右
像9Rを右眼で観察し、脳で融像することにより立体的
な像認識がなされる。左右カメラ4L、4Rを至近距離被
写体に向けて撮影する場合を図10に示す。図9同様に
被写体像は左右の画枠8L、8Rのほぼ中央に存在する
が、左右像9L、9Rの視差は極めて大きくなっており、
この状態では観察者は自然な立体像として認識すること
は困難になっている。
【0004】左右像の視差は、左右の光軸のなす角すな
わち輻輳角が大きいほど大きくなる。輻輳角は、基線長
が一定であれば被写体距離が近いほど大きく遠いほど小
さくなり、被写体距離が一定であれば基線長が長いほど
大きく短いほど小さくなる。輻輳を調節するこの方式の
立体テレビカメラは、被写体が比較的遠距離に存在する
ときには自然な立体感を伴う立体像を供することができ
るが、被写体が至近距離に位置する場合には左右像の視
差が大きくなり過ぎ、観察者は自然な立体像として認識
することが困難になる。
【0005】輻輳調節せずに左右カメラの光軸を固定し
て撮影しても、左右像には視差が生じ立体感が得られ
る。ただしこの場合、被写体は距離によって左右画枠の
異なる位置に結像する。左右光軸を平行に固定し、一方
のカメラを中距離に位置する被写体に向けて撮影してい
る様子と被写体像を図11に示す。図において被写体は
左カメラ4Lの光軸5L上に存在し、左像9Lは左画枠8L
の中央に位置する。右像9Rは右画枠8Rにおいて中央よ
りも左側に寄っている。左右の像9L、9Rには視差があ
り、それぞれを左右の眼で観察して脳で融像すれば立体
像が得られる。ただし、このとき図12のように左右画
枠8L、8Rは一致しない。この画枠のズレは被写体距離
が小さくなるにつれて大きくなる。図11の被写体が至
近距離に至った状態を図13に示す。この場合、被写体
は左画枠8Lの中央に捉えられているが、右カメラ4Rの
画角外に位置するため、右画枠8Rには被写体像が存在
しない。
【0006】このように、いずれの方式によっても至近
距離に位置する被写体を自然な立体感を再現する立体像
に撮影することができないという問題がある。不自然な
映像を無理して立体的に観察しようとすれば眼に多大な
負担がかかり、観察者の健康の面でも問題が生じる。こ
のために、例えば、特公昭61−26278号公報に示
されるように、左右カメラの基線長と輻輳角とを可変に
しそれらを同時に調節することで撮影可能な距離範囲を
広げる技術が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、基線長と輻
輳角を連動して調節するためには複雑な機構が必要にな
り、立体テレビカメラの製作工程も複雑化するとともに
コストも高くなる。さらに、撮影した像を観察者の両眼
に提示するための表示装置においても、立体テレビカメ
ラの基線長と輻輳角の設定に同期させる等の特別な配慮
が必要になる。
【0008】輻輳調節しない方式においては、至近距離
被写体を撮影するときに基線長を短くすることで、左右
両カメラで被写体を捉え得る最短距離を短くすることが
考えられる。しかしこの場合、左右像に生じる視差は、
基線長を一定にして撮影するときの本来の視差とは異な
るものであり、自然な立体像を供するものではなくな
る。また、基線長を変化させるための機構をカメラに組
み込む必要があり、構成が複雑になる。
【0009】本発明は、輻輳調整を行う方式にも輻輳固
定の方式にも適用でき、簡単な構成により撮影範囲を広
げられ、かつ、至近距離においても被写体の自然な立体
感を再現する立体像を撮影することができる立体テレビ
カメラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、左右2台のカメラにより被写体の左右
情報を有する2つの像を撮影し、第1の映像信号と第2
の映像信号を出力する立体テレビカメラにおいて、カメ
ラから被写体までの距離が所定値を超えるときには、左
カメラと右カメラによる映像をそれぞれ第1、第2の映
像信号として出力し、カメラから被写体までの距離が所
定値以下であるときには、一方のカメラによる映像を第
1、第2の映像信号として出力する構成としている。
【0011】また、カメラから被写体までの距離が所定
値を超えるときには、左カメラと右カメラによる映像を
それぞれ第1、第2の映像信号として出力し、カメラか
ら被写体までの距離が所定値以下であるときには、一方
のカメラによる映像を第1の映像信号として出力し、第
2の映像信号を出力しない構成とすることもできる。
【0012】さらに、前記所定値をカメラから被写体ま
での距離が短かくなるときと長くなるときとで異なる値
に設定する。
【0013】
【作用】カメラから被写体までの距離が所定値を超える
ときには、左カメラと右カメラによる映像をそれぞれ第
1、第2の映像信号として出力し、カメラから被写体ま
での距離が所定値以下であるときには、一方のカメラに
よる映像を第1、第2の映像信号として出力する構成の
立体テレビカメラにおいては、被写体距離が所定値を超
えるときには左右のカメラの映像がそれぞれ出力され
る。したがって、左右2つの表示部を有する表示装置と
組み合わせ、第1の映像信号出力を左表示部に第2の映
像信号出力を右表示部に入力すれば、被写体像を立体的
に観察することができる。被写体距離が所定値以下のと
きには、一方のカメラの映像が2つの映像信号として出
力される。このとき、表示装置の左右の映像は同一にな
る。
【0014】カメラから被写体までの距離が所定値を超
えるときには、左カメラと右カメラによる映像をそれぞ
れ第1、第2の映像信号として出力し、カメラから被写
体までの距離が所定値以下であるときには、一方のカメ
ラによる映像を第1の映像信号として出力し、第2の映
像信号を出力しない構成においても、被写体距離が所定
値を超える場合には左右のカメラの映像がそれぞれ出力
されて、被写体像を立体的に観察することができる。被
写体距離が所定値以下である場合には、一方のカメラに
よる映像のみが出力され、他方のカメラの映像信号は出
力されない。したがって、表示装置の左右の一方にのみ
被写体像が表示され、他方には表示がなされない。
【0015】前記所定値をカメラから被写体までの距離
が短かくなるときと長くなるときとで異なる値に設定す
ると、一方の映像出力の切り替わりの頻度が低減され
る。所定値を1つとすると、カメラから被写体までの距
離がその値近傍である場合に、カメラの微小な動きによ
っても被写体距離がその所定値を上下することになっ
て、映像出力がその都度切り替わる。出力切り替えの距
離を被写体距離が短かくなるときと長くなるときとで異
なる値に設定することにより、その被写体距離では出力
切り替えは1回だけ行われる。
【0016】
【実施例】図1に本発明の立体テレビカメラと表示装置
を組み合わせた第1の実施例の構成を示す。立体テレビ
カメラ1は左右に1対のカメラ11L、11Rを備えてい
る。左カメラ11Lは撮影レンズ12Lと受光センサー1
3Lとから成り、撮影レンズ12Lを透過して入射した光
は受光センサー13L上に結像する。右カメラ11Rも同
様に撮影レンズ12Rと受光センサー13Rから成る。こ
れらの受光センサー13L、13Rとしては光を電気信号
に変換するCCDセンサーを用いる。カメラ1の左右中
央には光学式ファインダー19が設置されており、撮影
者はファインダー19によって被写体を捉え、カメラ1
を被写体に向ける。
【0017】左右受光センサー13L、13Rに接続して
距離検出部16が設けられている。距離検出部16で
は、左右受光センサー13L、13Rからの信号を比較し
て、カメラ1から被写体までの距離を検出する。検出さ
れた被写体距離は、輻輳、ピント調節部17に送られ
る。輻輳、ピント調節部17は、距離検出部16からの
距離情報に基づいて左右カメラ11L、11Rの輻輳とピ
ントを調節する。これにより、立体テレビカメラ1は被
写体距離に応じた適切な輻輳設定とピント設定がなされ
ることになる。
【0018】映像信号を出力するために左右の出力回路
14L、14Rが設けられている。左受光センサー13L
は出力選択部15を介して左右の出力回路14L、14R
に接続されており、右受光センサー13Rも出力選択部
15を介して左右の出力回路14L、14Rに接続されて
いる。出力選択部15には距離検出部16から被写体距
離情報が送られる。また、選択スイッチ18が設けられ
ており、その設定状況が出力選択部15に伝えられる。
【0019】表示装置3は液晶表示装置(LCD)から
成る左右の表示部30L、30Rと、それらの表示を行う
ための左右の表示回路31L、31Rから成る。立体テレ
ビカメラ1の左出力回路14Lは左表示回路31Lに、右
出力回路14Rは右表示回路31Rに接続されている。観
察者は左表示部30Lの像を左眼で、右表示部30Rの像
を右眼で観察する。
【0020】上記の構成において、カメラ1が被写体に
向けられると受光センサー13L、13Rからの信号によ
り距離検出部16で被写体距離が検出され、その距離情
報に基づいて左右カメラ11L、11Rの輻輳とピントが
調節される。受光センサー13L、13Rからの信号は出
力選択部15にも送られる。出力選択部15は、通常、
左受光センサー13Lの信号を左出力回路14Lに、右受
光センサー13Rの信号を右出力回路14Rに伝える。左
右出力回路14L、14Rは映像信号を表示装置3の左右
表示回路31L、31Rにそれぞれ送る。これにより、左
右のカメラ11L、11Rで撮影した被写体像が、表示装
置3の左右の表示部30L、30Rにそれぞれ表示され、
観察者は被写体像を立体的に認識することができる。
【0021】出力選択部15には距離検出部16から距
離情報が送られるが、被写体距離が所定値以下になった
場合には、出力選択部15は左右受光センサー13L、
13Rのうちの一方の信号を左右出力回路14L、14R
の両方に送る。左右どちらの信号を出力回路14L、1
4Rに送るかは、選択スイッチ18の設定状態によって
判断される。このとき、表示装置3の左右表示部30
L、30Rには同一の映像が表示されることになる。
【0022】以下、左右カメラ11L、11Rの映像をそ
れぞれ左右の表示部30L、30Rに表示するモードを標
準モードと呼び、一方の映像のみを表示するモードを単
一モードと呼ぶ。単一モードは、標準モードで表示して
も観察者が映像を立体視するのが困難なほど被写体が至
近距離に位置する場合に用いられ、標準モードはそれ以
外の場合に用いられる。モード切り替えを行う被写体距
離については後述する。
【0023】図2に、無限遠に位置する被写体を立体テ
レビカメラ1で撮影している様子と、そのときの左右受
光センサー13L、13R上に結像した被写体像、ならび
に表示装置3の左右表示部30L、30Rに表示された映
像を模式的に示す。左右カメラ11L、11Rの光軸5
L、5Rは平行になっており、被写体は左右受光センサー
13L、13Rそれぞれの中央に結像している。このと
き、左右の被写体像6L、6Rに視差は生じていない。表
示装置3の左表示部30Lには左受光センサー13Lと同
一の像7Lが、右表示部30Rには右受光センサー13R
と同一の像7Rが表示されている。
【0024】図3に、近距離被写体を撮影している様
子、左右受光センサー13L、13R上の被写体像、左右
表示部30L、30Rの表示像を示す。左右のカメラ11
L、11Rはその光軸5L、5Rの交点に被写体が位置する
ように輻輳設定されている。図3の被写体像6L、6Rは
左右の受光センサー13L、13Rのそれぞれの中央に位
置するが、図2に示した無限遠の場合と異なり、左右の
像6L、6Rに視差が生じている。このとき表示装置3の
左右表示部30L、30Rにはそれぞれ左右受光センサー
13L、13Rと同一の像7L、7Rが表示され、標準モー
ドになっている。
【0025】被写体がさらに接近して至近距離に位置し
た場合の左右カメラ11L、11R、受光センサー13
L、13Rの像、左右表示部30L、30Rの像を図4に示
す。被写体は左右カメラ11L、11Rの光軸5L、5R上
にあり、受光センサー13L、13Rの中央に結像してい
る。カメラ1と被写体との距離が短いために、左右の像
6L、6Rには極めて大きな視差が生じている。この場
合、単一モードを用い、左右の受光センサー13L、1
3Rのうちの一方の映像信号を両方の表示部30L、30
Rに送り表示する。図3の例では、左受光センサー13L
の被写体像6Lが左右の表示部30L、30Rに表示され
ている。このため、観察者は同一の映像を左右の眼で観
察することになり、立体感は損なわれる。
【0026】ところで、カメラからある距離に位置する
被写体にピントを合わせると、その被写体よりもカメラ
に近い一定位置からその被写体よりも遠い一定位置に至
るまでピントの合う範囲が存在する。この範囲は被写界
深度と呼ばれるもので、遠距離にピントを合わせた場合
に深く、すなわちピントの合う距離範囲が広く、近距離
にピントを合わせた場合には浅い。被写界深度内のもの
は鮮明に撮影され、被写界深度外のものはボケて撮影さ
れる。
【0027】本発明の立体テレビカメラでは被写体が至
近距離にあるときには、左右に同一の映像を表示するた
め、立体感は損なわれるものの、観察者は被写界深度に
より遠近感を認識することができる。また、移動被写体
を撮影し動的に表示する場合には、被写体の動きによっ
ても遠近感がある程度得られる。さらには、被写体像の
大きさによっても遠近感が補われる。したがって、至近
距離被写体が単一モードで表示されている場合にも、観
察者はある程度の立体感を得ることができる。
【0028】被写体と立体テレビカメラ1との距離がど
の程度の時に標準モードと単一モードの切り換えを行う
かは、左右カメラ11L、11Rの設置間隔等に依存する
左右視差の大きさを考慮して決定する。さらに、本発明
では、被写体が遠方から至近距離に近づく際に標準モー
ドから単一モードに切り替わる距離(第1切り替え距
離)と、至近距離に位置する被写体が遠ざかり単一モー
ドから標準モードに切り替わる距離(第2切り替え距
離)とを別個に設定する。これらの切り替え距離はカメ
ラ1に固有のものであり、出力選択部15に予め記憶さ
れている。
【0029】具体的には本実施例では、左右カメラ11
L、11Rの間隔すなわち基線長を60mmとし、第1切
り替え距離を40cm、第2切り替え距離を50cmに
設定している。したがって、被写体が遠方からカメラ1
に近づき距離が40cm以下になると、左右表示部30
L、30Rに表示される像は同一になる。被写体がカメラ
1から離れ距離が50cm以上になると左右表示部30
L、30Rには異なった像が表示され、立体感が復元す
る。このようにモード切り替えの距離を2段に設定する
ことにより、モード切り替え距離近辺で手振れ等により
撮影距離が僅かに変化したときに、頻繁にモード切り替
えが起きることが防止される。
【0030】人間は左右両眼で物体を観察するが、一般
に、どちらか一方の眼がきき眼となり、視覚による物体
認識は主にきき眼を用いてなされる。他方の眼は遠近感
や立体感の認識のためにきき眼を補助する役割をする。
上記構成の立体テレビカメラ1においては、被写体が近
づき第1切り替え距離に至ると表示装置3の一方の映像
が他方の映像で置き換えられる。また、被写体が至近距
離から遠ざかり第2切り替え距離になると、左右同一で
あった映像の一方が、異なる映像に置き換えられる。こ
のモード切り替えは観察者に瞬間的な違和感をもたらす
が、きき眼に対する映像を継続して表示し、きき眼でな
い方の映像を切り替えることにより違和感は軽減され
る。
【0031】このため、本発明の立体テレビカメラ1に
は、左右受光センサー13L、13Rから表示装置3に
送る映像信号のうちどちらを切り換えるかを選択するた
めの選択スイッチ18が設けられている。この選択スイ
ッチ18を観察者に応じて設定すれば、その観察者のき
き眼には一方のカメラの映像が連続して表示され、モー
ド切り替えに伴う違和感を低減することができる。
【0032】第2の実施例の立体テレビカメラと表示装
置の構成を図5に示す。本実施例においては、第1実施
例のファインダー19に代えてモニター表示部20を設
け、撮影者はこの表示をモニターしながらカメラ1を被
写体に向ける。また、立体テレビカメラ1に複数の表示
装置3が接続されており、1台のカメラ1による撮影映
像を複数の観察者が同時に観察することができるもので
ある。左右のカメラ11L、11Rは第1実施例と同様
に撮影レンズ12L、12Rと受光センサー13L、13R
とから成る。左右の受光センサー13L、13Rはそれぞ
れ直接左右の出力回路14L、14Rに接続されており、
左右の映像信号は常時表示装置3に送られる。
【0033】モニター表示部20はモニター表示回路2
1により駆動される。モニター表示回路21には左右の
出力回路14L、14Rからの映像信号が入力され、距離
検出部16から被写体距離情報が送られる。また、モニ
ター表示回路21は選択スイッチ18の設定状況を検出
する。
【0034】表示装置3はLCDから成る左右の表示部
30L、30Rとそれぞれの表示回路31L、31R、入力
選択部32ならびに選択スイッチ33を有している。立
体テレビカメラ1の左右出力回路14L、14Rは入力選
択部32に接続され、入力選択部32は左右表示回路3
1L、31Rに接続されている。入力選択部32には距離
検出部16から被写体距離情報が送られ、また、選択ス
イッチ33の設定状態が伝えられる。
【0035】上記構成において、撮影者は選択スイッチ
18を操作してモニター表示部20に左右カメラ11
L、11Rの一方の映像を表示し、これを見ながら立体テ
レビカメラ1を被写体方向に向ける。距離検出部16は
左右受光センサー13L、13Rからの信号に基づき被写
体距離を検出し、これを輻輳、ピント調節部17に伝え
る。輻輳、ピント調節部17は被写体距離に応じて左右
カメラ11L、11Rの輻輳とピントの設定を行う。
【0036】左右受光センサー13L、13Rからの信号
はそれぞれ左右の出力回路14L、14Rに送られ、左出
力回路14Lからは左カメラ11Lの映像信号が、右出力
回路14Rからは右カメラ11Rの映像信号が常時出力さ
れる。これらの映像信号はモニター表示回路21に送ら
れ、選択スイッチ18の設定に基づいて選択されて、一
方がモニター表示部20に表示される。
【0037】左右出力回路14L、14Rからは、表示装
置3の入力選択部32に映像信号が送られる。入力選択
部32は、通常、左出力回路14Lからの映像信号を左
表示回路31Lに送り、右出力回路14Rからの映像信号
を右表示回路31Rに送ることで、標準モードによる表
示を行う。距離検出部16からの距離情報に基づき被写
体が至近距離に位置すると判断されると、入力選択部3
2は一方の映像信号を左右の表示回路31L、31Rに送
り、単一モードで表示する。図5には複数の表示装置3
が示されているが、いずれも同じ構成であり、同時にモ
ード切り替えが行われる。
【0038】本実施例においても第1実施例と同様に、
被写体が至近距離に位置するときには左右の映像のうち
一方を他方で置き換えて表示する。したがって、至近距
離被写体を撮影する際の左右カメラ11L、11Rと被写
体との位置関係、左右受光センサー13L、13R上の被
写体像、表示装置3の左右像は図4と同様になる。ただ
し、本実施例のように複数の観察者が同一映像を観察す
る場合には、きき眼は観察者によって異なるため、像切
り替えの選択をカメラ1で画一的に行うよりも表示装置
3側で行い、観察者に適した選択をすることが望まし
い。この選択は、表示装置3の選択スイッチ33を観察
者が操作することによってなされる。したがって、図4
の表示装置3に表示される像は観察者によって異なり、
左の受光センサー13Lの像6Lが左右の表示部30L、
30Rに表示されることもあれば、右の受光センサー1
3Rの像6Rが両表示部30L、30Rに表示されることも
ある。
【0039】被写体が無限遠および近距離にある場合
の、左右カメラ11L、11Rと被写体との位置関係、左
右受光センサー13L、13R上の被写体像、表示装置3
に表示される左右の像は図2および図3に示したものと
同じである。
【0040】撮影者はモニター表示部20に左右どちら
の映像を表示するかを選択スイッチ18を操作して決定
する。このモニター表示部20には左右カメラ11L、
11Rのうちいずれか一方の像が表示される。モニター
表示回路21には距離検出部16から距離情報が送られ
るが、これは、モニター表示部20の表示モードの切り
替えを行うためではない。この距離情報に基づき、モニ
ター表示部20にはその時に使用されているモードが表
示される。これにより、撮影者は、各表示装置3におい
て標準モードと単一モードのどちらの表示がなされてい
るかを知ることができる。なお、単一のモニター表示部
20に代えて、表示装置3のように左右表示部を有する
モニター表示部とし、表示モードの切り替えをしてもよ
い。
【0041】このように、本実施例においても被写体と
カメラ1との距離に応じてモード切り替えがなされる
が、標準モードから単一モードに切り替わる第1切り替
え距離と、単一モードから標準モードに切り替わる第2
切り替え距離は別個に設定される。第2切り替え距離は
第1切り替え距離よりも大きな値に設定されており、モ
ード切り替え距離近辺での撮影距離の微小な変化による
頻繁なモード切り替えが回避される。
【0042】本発明の第3の実施例の立体テレビカメラ
と表示装置を組み合わせた構成を図6に示す。前記の第
1実施例と共通する構成要素や機能については、説明を
省略し重複を避ける。本実施例の立体テレビカメラ1
は、左右カメラ11L、11Rの光軸5L、5Rが平行に固
定設定されており、輻輳調節は行われない。ただし、ピ
ント調節は距離検出部16で検出した被写体距離に応じ
てなされる。これはピント調節部22が行う。
【0043】左右カメラ11L、11Rにはファインダー
を取付けるためのソケット23L、23Rが設けられてお
り、いずれか一方のカメラに光学式のファインダー19
が取付けられる。ソケット23L、23Rにはファインダ
ー19を取付けると閉じるスイッチ24L、24Rが備え
られ、このスイッチ24L、24Rによりいずれのカメラ
にファインダー19が装着されているかが検知される。
撮影者はファインダー19を通して被写体を捉えること
で、ファインダー19を取付けた方のカメラを被写体に
向けることができる。図6においては、ファインダー1
9を左のソケット23Lに装着した状態を示す。
【0044】左右のカメラ11L、11Rの受光センサー
13L、13Rはそれぞれ左右の出力回路14L、14Rに
接続されている。左右出力回路14L、14Rからの左右
の映像信号出力は表示装置3の左右表示回路31L、3
1Rに送られ、左右表示部30L、30Rに映像が表示さ
れる。左右出力回路14L、14Rは、通常はそれぞれ映
像信号を出力するが、その出力は出力選択部15によっ
て制御される。出力選択部15には距離検出部16から
被写体距離情報が送られ、被写体距離が所定値以下の場
合には、出力回路14L、14Rのうち一方の出力を禁止
する。この場合、どちらの出力を禁止するかはファイン
ダー19の装着によって判断される。前記スイッチ24
Lまたは24Rによってファインダー19が取付けられて
いると判断された方のカメラからの信号は出力され、他
方の映像信号は出力が禁じられる。図6の例では、左カ
メラ11Lにファインダー19が装着されており、右出
力回路14Rの出力が止められる。
【0045】したがって、本実施例においても標準モー
ドと単一モードがあり、単一モードでは表示装置3の表
示部30L、30Rの一方には映像表示がなされず、一方
のみ表示されることになる。
【0046】この立体テレビカメラ1で無限遠の被写体
を撮影する場合は、左右のカメラ11L、11R、受光セ
ンサー13L、13R上の被写体像および表示装置3の表
示像は図2と同様である。被写体が近距離に位置すると
きの被写体と左右カメラ11L、11Rの位置関係、左右
受光センサー13L、13R上の被写体像、表示部30
L、30Rに表示される映像を図7に示す。左右カメラ1
1L、11Rの光軸は平行になっており、被写体は左カメ
ラ11Lの光軸5L上に存在するため、左受光センサー1
3L上の被写体像6Lは中央に、右受光センサー13R上
での被写体像6Rは中央より左によって結像している。
表示装置3の左表示部30Lには左受光センサー13Lと
同一の被写体像7Lが、右表示部30Rには右受光センサ
ー13Rと同一の被写体像7Rが表示されている。
【0047】至近距離の被写体を撮影している状態と、
その時の左右受光センサー13L、13Rが捉える像およ
び表示装置3の表示を図8に示す。被写体はカメラ1に
極めて接近しており、左右カメラ11L、11Rの一方に
捉えられた時には他方の画角の外に存在し、一方のカメ
ラの受光センサー上にのみ結像する。図8の例では左カ
メラ11Lで被写体を捉えており、右の受光センサー1
3Rには被写体像が存在しない。このときは、表示装置
3の左表示部30Lには左受光センサー13Lの像6Lが
表示され、右表示部30Rには何も表示しない。この場
合、立体感は当然損なわれるが、観察者は表示されてい
る方の映像の被写界深度、像の大きさや動きからある程
度の距離感を得ることができる。
【0048】このように本実施例においても、被写体距
離に応じて表示モードの切り替えが行われる。被写体が
至近距離以外に位置するときには標準モードにより、左
右の表示部30L、30Rにそれぞれ左右カメラ11L、
11Rの像を表示する。被写体が至近距離にあるときに
は単一モードにより、一方の表示部のみに表示を行う。
単一モードにおいて、左右カメラ11L、11Rのどちら
の像を表示するかは、既に述べたようにファインダー1
9をどちらに装着するかによって決定される。
【0049】標準モードと単一モードの切り替え距離
は、左右受光センサー13L、13Rの像の重なりの程度
を考慮して設定するが、これは左右カメラ11L、11R
の画角と基線長に依存するものである。さらに、本実施
例においても、標準モードから単一モードに切り替わる
第1切り替え距離と、単一モードから標準モードに切り
替わる第2切り替え距離とを別個に設定する。具体的に
は左右受光センサー13L、13Rの重なりが20%にな
る被写体距離を第1切り替え距離、重なりが30%にな
る被写体距離を第2切り替え距離としている。これらの
切り替え距離はカメラ1に固有のものであり、出力選択
部15に予め記憶されている。
【0050】被写体が無限遠に存在するときには左右受
光センサー13L、13R上の像の重なりはほぼ100%
である。このときは標準モードで表示が行われている。
被写体が近づくにつれて被写体の占める割合が大きくな
るとともに受光センサー13L、13R上の被写体位置に
ズレが生じ、重なりの度合いが低下する。さらに被写体
がカメラ1に接近して重なりの度合いが20%以下にな
ると単一モードに切り替わり、ファインダー19が装着
されているカメラで捉えた映像のみが表示される。この
状態から被写体が遠のき、受光センサー13L、13Rの
像の重なりが30%以上になると再び標準モードとな
り、左右カメラ11L、11Rの映像が表示部30L、3
0Rにそれぞれ表示される。
【0051】上記構成の立体テレビカメラ1によれば、
被写体が至近距離以外に位置するときは、左右カメラ1
1L、11Rで撮影した映像が表示され、観察者は被写体
を立体的に認識することができる。至近距離においては
一方の映像しか見えないが、前述したように、被写界深
度や被写体の動きあるいは被写体像の大きさによって、
観察者はある程度の遠近感を得ることができる。
【0052】以上3つの例を挙げて本発明の立体テレビ
カメラを示したが、カメラの輻輳の可変または固定設
定、単一モードにおける表示法、複数表示装置への接
続、ファインダーとモニター表示部の選択設置等の組み
合わせは任意に行うことができものである。
【0053】また、上記実施例では表示装置としてLC
Dを左右に有するものを用いたが、表示装置はこれに限
定されるものではない。例えば、1つの表示部に時分割
に左右両眼用の像を出力し、眼の前においた左右の液晶
シャッターを同期させて両眼にそれぞれの像を与えて立
体視する装置や、2つの表示装置の像に異なった偏光あ
るいは色を与え、対応する偏光眼鏡あるいは色眼鏡で立
体視する装置も利用することができる。さらに、本発明
の立体テレビカメラは、表示装置を観察者の頭部に載置
する形態のヘッドマウンテッドディスプレイに接続して
利用することも可能である。
【0054】
【発明の効果】上述のように、本発明では、左右2台の
カメラにより被写体の左右情報を有する2つの像を撮影
し、第1の映像信号と第2の映像信号を出力する立体テ
レビカメラにおいて、カメラから被写体までの距離が所
定値を超えるときには、左カメラと右カメラによる映像
をそれぞれ第1、第2の映像信号として出力し、カメラ
から被写体までの距離が所定値以下であるときには、一
方のカメラによる映像を第1、第2の映像信号として出
力する構成とすることで、被写体距離に応じて映像出力
を切り替える。通常は、左右カメラそれぞれの映像信号
を出力して適度な視差をもつ立体像を供することがで
る。
【0055】被写体が至近距離にある場合には一方のカ
メラの映像が両方に出力されるため同一映像が表示され
るが、過大な視差を有する不自然な左右像を表示するよ
りも、自然な映像を供することができる。これにより、
観察者の眼精疲労が軽減される。遠近感は被写界深度や
被写体の動き等によって補われる。
【0056】また、カメラから被写体までの距離が所定
値以下であるときには、一方のカメラによる映像を第1
の映像信号として出力し、第2の映像信号を出力しない
構成にした場合、至近距離における被写体は左右像のう
ち一方のみを表示することができるため、観察者は過大
な視差を有する左右像を見る必要がなく、自然な被写体
像を観察することができる。至近距離以外の被写体につ
いては、左右カメラによる適度な視差をもつ映像を観察
することができ、被写体を立体的に認識することができ
る。
【0057】このように本発明は、一方カメラの映像信
号は常時出力され、他方の映像出力が被写体距離に応じ
て切り替えられる。被写体距離が短くなるときと長くな
るときの切り替え距離を同一に設定すると、被写体がそ
の切り替え距離近傍に位置する場合に、手ブレ等による
カメラの微小な動きによって被写体距離が変動し、映像
出力の切り替えが頻繁に発生する。これは、左右の表示
映像の一方が頻繁に変化することになり映像が不安定化
する。映像出力の切り替え距離を、カメラから被写体ま
での距離が短かくなるときと長くなるときとで異なる値
に設定した構成では、映像出力の切り替わりの頻度が低
減され、自然な映像が安定して供される。
【0058】以上のように、本発明では簡単な構成によ
り、立体テレビカメラとして自然な像を撮影できる被写
体の距離範囲が拡げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の立体テレビカメラと
表示装置の構成を示すブロック図。
【図2】 第1実施例による立体テレビカメラで無限遠
被写体を撮影している状態とその映像を示す模式図。
【図3】 第1実施例による立体テレビカメラで近距離
被写体を撮影している状態とその映像を示す模式図。
【図4】 第1実施例による立体テレビカメラで至近距
離被写体を撮影している状態とその映像を示す模式図。
【図5】 本発明の第2の実施例の立体テレビカメラと
表示装置の構成を示すブロック図。
【図6】 本発明の第3の実施例の立体テレビカメラと
表示装置の構成を示すブロック図。
【図7】 第3実施例による立体テレビカメラで近距離
被写体を撮影している状態とその映像を示す模式図。
【図8】 第3実施例による立体テレビカメラで至近距
離被写体を撮影している状態とその映像を示す模式図。
【図9】 従来例による立体カメラで輻輳調節をして中
距離被写体を撮影している状態とその映像を示す模式
図。
【図10】 従来例による立体カメラで輻輳調節をして
至近距離被写体を撮影している状態とその映像を示す模
式図。
【図11】 従来例による立体カメラで輻輳を固定して
中距離被写体を撮影している状態とその映像を示す模式
図。
【図12】 図11の映像を被写体が融像するように重
ね合わせた図。
【図13】 従来例による立体カメラで輻輳を固定して
至近距離被写体を撮影している状態とその映像を示す模
式図。
【符号の説明】
1 立体テレビカメラ 3 表示装置 4L 左カメラ 4R 右カメラ 5L 左光軸 5R 右光軸 6L 左被写体像 6R 右被写体像 7L 左表示被写体像 7R 右表示被写体像 8L 左画枠 8R 右画枠 9L 左被写体像 9R 右被写体像 11L 左カメラ 11R 右カメラ 12L 左撮影レンズ 12R 右撮影レンズ 13L 左受光センサー 13R 右受光センサー 14L 左出力回路 14R 右出力回路 15 出力選択部 16 距離検出部 17 輻輳、ピント調節部 18 選択スイッチ 19 ファインダー 20 モニター表示部 21 モニター表示回路 22 ピント調節部 23L 左ソケット 23R 右ソケット 24L 左スイッチ 24R 右スイッチ 30L 左表示部 30R 右表示部 31L 左表示回路 31R 右表示回路 32 入力選択部 33 選択スイッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右2台のカメラにより被写体の左右情
    報を有する2つの像を撮影し、第1の映像信号と第2の
    映像信号を出力する立体テレビカメラにおいて、 カメラから被写体までの距離が所定値を超えるときに
    は、左カメラと右カメラによる映像をそれぞれ第1、第
    2の映像信号として出力し、 カメラから被写体までの距離が所定値以下であるときに
    は、一方のカメラによる映像を第1、第2の映像信号と
    して出力することを特徴とする立体テレビカメラ。
  2. 【請求項2】 左右2台のカメラにより被写体の左右情
    報を有する2つの像を撮影し、第1の映像信号と第2の
    映像信号を出力する立体テレビカメラにおいて、 カメラから被写体までの距離が所定値を超えるときに
    は、左カメラと右カメラによる映像をそれぞれ第1、第
    2の映像信号として出力し、 カメラから被写体までの距離が所定値以下であるときに
    は、一方のカメラによる映像を第1の映像信号として出
    力し、第2の映像信号を出力しないことを特徴とする立
    体テレビカメラ。
  3. 【請求項3】 前記所定値はカメラから被写体までの距
    離が短かくなるときと長くなるときとで異なる値であ
    る、請求項1または請求項2に記載の立体テレビカメ
    ラ。
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