JP3181767U - 情報端末カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】 情報端末を十分保護すると共に容易に出し入れ可能であり、また、利き手にかかわらず良好な操作性を得ることができる情報端末カバーを提供する。
【解決手段】 見開き構造で、情報端末を収納する情報端末カバーであって、見開きの一方の内側の面に、見開きの中心側から情報端末を挿入して収納する収納部を備えており、収納部が、情報端末の表示部が設けられた面の外周部を覆う額縁状の枠部11と、枠部11を見開きの一方の内側面に取り付け、収納部のマチを形成する短辺側面部31a、31bと、長辺側面部35とを備え、更に、枠部の両短辺に設けられた2つの短辺側面部には、収納部を上にした状態で各短辺側面部に正対して見た場合に、同一形状の複数の窓部が同一配置で配置されている情報端末カバーとしている。
【選択図】 図2
【解決手段】 見開き構造で、情報端末を収納する情報端末カバーであって、見開きの一方の内側の面に、見開きの中心側から情報端末を挿入して収納する収納部を備えており、収納部が、情報端末の表示部が設けられた面の外周部を覆う額縁状の枠部11と、枠部11を見開きの一方の内側面に取り付け、収納部のマチを形成する短辺側面部31a、31bと、長辺側面部35とを備え、更に、枠部の両短辺に設けられた2つの短辺側面部には、収納部を上にした状態で各短辺側面部に正対して見た場合に、同一形状の複数の窓部が同一配置で配置されている情報端末カバーとしている。
【選択図】 図2
Description
本考案は、電子情報端末を収納して保護する情報端末カバーに係り、特に、端末を十分保護すると共に容易に出し入れ可能であり、また、利き手にかかわらず良好な操作性を得ることができる情報端末カバーに関する。
[先行技術の説明]
電子書籍端末等の電子情報端末を収納する構成として、特開平10−301669号公報「携帯端末装置の収納構造」(特許文献1)がある。
特許文献1には、システムノートのバインダにとじ込み可能なアダプタを備え、アダプタ携帯端末装置の裏面を固定して、携帯端末装置をシステムノートに装着可能とする携帯端末装置の収納構造が記載されている。
電子書籍端末等の電子情報端末を収納する構成として、特開平10−301669号公報「携帯端末装置の収納構造」(特許文献1)がある。
特許文献1には、システムノートのバインダにとじ込み可能なアダプタを備え、アダプタ携帯端末装置の裏面を固定して、携帯端末装置をシステムノートに装着可能とする携帯端末装置の収納構造が記載されている。
また、特開2002−185598号公報「携帯情報端末用ケース」(特許文献2)では、情報端末を収納する蓋付きのケースで、情報端末をケースに収納したまま、パーソナルコンピュータとの接続機器にセットすることができる携帯情報端末用ケースが記載されている。
更に、従来、見開きの一方の面に情報端末を収納し、情報端末の四隅をゴムバンドで固定する構成の情報端末収納用のケースもあった。
更に、従来、見開きの一方の面に情報端末を収納し、情報端末の四隅をゴムバンドで固定する構成の情報端末収納用のケースもあった。
しかしながら、特許文献1の情報端末の収納構造では、情報端末をアダプタに固定するために、携帯端末のベースユニットとアダプタとをネジで締め付けて固定するものであって、取り付け/取り外しが煩雑であるという問題点があった。
特許文献2の携帯情報端末用ケースは、携帯端末を上から挿入して蓋を被せて収納するものであるが、携帯端末の使用時には、開けた蓋が裏側に垂れ下がってしまい、じゃまになるという問題点があった。
更に、情報端末の四隅をゴムバンドで固定するケースでは、ゴムバンドが情報端末の表側の面に設けられた操作ボタンの上に掛かってしまい、操作性が悪いという問題点があった。
本考案は上記実状に鑑みて為されたもので、情報端末を十分保護すると共に容易に出し入れ可能であり、また、利き手にかかわらず良好な操作性を得ることができる情報端末カバーを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本考案は、見開き構造で、情報端末を収納する情報端末カバーであって、見開きの一方の内側面に情報端末を収納可能な収納部を有し、見開きの他方の内側面は、情報端末の画面を保護する保護面となっており、収納部は、額縁状の枠部と、枠部を一方の内側面に取り付ける複数の側面部とを備え、側面部は、枠部の、見開きの端側の長辺に設けられた長辺側面部と、枠部の、両短辺に設けられた2つの短辺側面部とを備え、2つの短辺側面部には、同一形状の複数の窓部が形成されていることを特徴としている。
また、本考案は、上記情報端末カバーにおいて、2つの短辺側面部は、収納部を上にした状態で各短辺側面部に正対して見た場合に、窓部の配置が同一であることを特徴としている。
また、本考案は、上記情報端末カバーにおいて、両端が、見開きの一方における2つの短辺に固定されたゴムバンドを備え、ゴムバンドは、短辺の中心から見開きの端側に寄った位置に固定されていることを特徴としている。
また、本考案は、上記情報端末カバーにおいて、見開き構造の表表紙と裏表紙の内部には、芯となる芯材と、衝撃を吸収する緩衝材とが備えられていることを特徴としている。
また、本考案は、上記情報端末カバーにおいて、側面部は、情報端末カバーの内側に突出するよう形成されていることを特徴としている。
本考案によれば、見開き構造で、情報端末を収納する情報端末カバーであって、見開きの一方の内側面に情報端末を収納可能な収納部を有し、見開きの他方の内側面は、情報端末の画面を保護する保護面となっており、収納部は、額縁状の枠部と、枠部を一方の内側面に取り付ける複数の側面部とを備え、側面部は、枠部の、見開きの端側の長辺に設けられた長辺側面部と、枠部の、両短辺に設けられた2つの短辺側面部とを備え、2つの短辺側面部には、同一形状の複数の窓部が形成されている情報端末カバーとしているので、情報端末の表示部と同一面に設けられた操作ボタンの操作性を損なわず、また、情報端末の短辺側の側面に設けられた接続部等を、情報端末カバーの短辺側面部の窓部から露出させて、本情報端末カバーに収納したままでも情報端末を容易に操作することができる効果がある。
また、本考案によれば、2つの短辺側面部は、収納部を上にした状態で各短辺側面部に正対して見た場合に、窓部の配置が同一である上記情報端末カバーとしているので、情報端末の左側から挿入して右開きのカバーとして用いた場合でも、右側から挿入して左開きのカバーとして用いでも、情報端末の短辺側の側面に設けられた接続部等を、短辺側面部の窓部から露出させることができ、ユーザの利き手や好みに応じて使い方を自由に選択でき、使い勝手を向上させることができる効果がある。
また、本考案によれば、両端が、見開きの一方における2つの短辺に固定されたゴムバンドを備え、ゴムバンドは、短辺の中心から見開きの端側に寄った位置に固定されている上記情報端末カバーとしているので、見開きを閉じた状態で表表紙を固定して、情報端末の表示部や操作ボタンを保護し、また、表表紙を外側に折り返した状態において、表表紙を固定して、情報端末の使用時に表表紙が操作の妨げになるのを防ぐことができる効果がある。
また、本考案によれば、見開き構造の表表紙と裏表紙の内部には、芯となる芯材と、衝撃を吸収する緩衝材とが備えられている上記情報端末カバーとしているので、変形や衝撃から情報端末を保護し、破損を防ぐことができる効果がある。
また、本考案によれば、側面部は、情報端末カバーの内側に突出するよう形成されている上記情報端末カバーとしているので、情報端末が収納されていないときには薄い形状として持ち運びに便利であり、情報端末を収納した場合には、収納部内で情報端末が不安定にならないようしっかり保持することができる効果がある。
本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本考案の実施の形態に係る情報端末カバーは、見開き構造で、見開きの一方の内側の面に、見開きの中心側から情報端末を挿入して収納する収納部を備えており、収納部が、情報端末の表示部が設けられた面の外周部を覆う額縁状の枠部と、枠部を見開きの一方の内側面に取り付け、収納部のマチ(厚み、高さ)を形成する複数の側面部とを備え、更に、枠部の両短辺に設けられた2つの短辺側面部には、収納部を上にした状態で各短辺側面部に正対して見た場合に、同一形状の複数の窓部が同一配置で配置されているものであり、短辺側面部の窓部の数、形状及び配置を、情報端末の電源ボタンやアダプタ又はジャックの差込口の形状及び配置に合わせて形成することにより、情報端末の左側から収納部に挿入して右開きのカバーとして用いることも、右側から挿入して左開きのカバーとして用いることも可能であり、ユーザが利き手や好みに応じて自由に使用することができ、使い勝手を向上させることができるものである。
[実施の形態の概要]
本考案の実施の形態に係る情報端末カバーは、見開き構造で、見開きの一方の内側の面に、見開きの中心側から情報端末を挿入して収納する収納部を備えており、収納部が、情報端末の表示部が設けられた面の外周部を覆う額縁状の枠部と、枠部を見開きの一方の内側面に取り付け、収納部のマチ(厚み、高さ)を形成する複数の側面部とを備え、更に、枠部の両短辺に設けられた2つの短辺側面部には、収納部を上にした状態で各短辺側面部に正対して見た場合に、同一形状の複数の窓部が同一配置で配置されているものであり、短辺側面部の窓部の数、形状及び配置を、情報端末の電源ボタンやアダプタ又はジャックの差込口の形状及び配置に合わせて形成することにより、情報端末の左側から収納部に挿入して右開きのカバーとして用いることも、右側から挿入して左開きのカバーとして用いることも可能であり、ユーザが利き手や好みに応じて自由に使用することができ、使い勝手を向上させることができるものである。
また、本考案の情報端末カバーは、見開きのいずれか一方における短辺に、両端が固定されたゴムバンドを備え、ゴムバンドが短辺の中心より見開きの端側に寄った位置に固定された構成であり、情報端末を使用しないときには、見開きを閉じてゴムバンドで固定すれば、情報端末の表示面を見開きの他方の面(収納部が設けられていない面)で確実に保護することができ、また、情報端末の使用時には、見開きの他方の面を開いて外側に折返し、ゴムバンドで固定すれば、見開きの他方の面がじゃまにならず、更に片手をゴムバンドに挿入して情報端末カバーを持てば、片手でも安定して保持することができるものである。
[実施の形態に係る情報端末カバーの概要:図1]
本考案の実施の形態に係る情報端末カバーの概要について図1を用いて説明する。図1は、本考案の実施の形態に係る情報端末カバーの概要を示す説明図であり、(a)は見開きを閉じた状態、(b)は見開きを開いた状態を示している。
図1(b)に示すように、本考案の実施の形態に係る情報端末カバー(本カバー)は、見開き構造であり、見開きの一方(ここでは右側)の内側面に電子書籍端末等の情報端末40を収納する収納部を備え、見開きの他方の面は表紙として情報端末40の表示部41を保護する構成となっている。
ここでは、例として情報端末40として電子書籍端末を収納した場合を示している。
本考案の実施の形態に係る情報端末カバーの概要について図1を用いて説明する。図1は、本考案の実施の形態に係る情報端末カバーの概要を示す説明図であり、(a)は見開きを閉じた状態、(b)は見開きを開いた状態を示している。
図1(b)に示すように、本考案の実施の形態に係る情報端末カバー(本カバー)は、見開き構造であり、見開きの一方(ここでは右側)の内側面に電子書籍端末等の情報端末40を収納する収納部を備え、見開きの他方の面は表紙として情報端末40の表示部41を保護する構成となっている。
ここでは、例として情報端末40として電子書籍端末を収納した場合を示している。
収納部は、情報端末40の表示部41及び複数の操作ボタン42を覆わず、外周部のみを覆う額縁状に形成された枠部11を備えている。
枠部11は、本カバーの見開き内側面に密着するのではなく、後述する側面部によって内側面から一定の高さに保持されて取り付けられており、収納部はマチを備えている。
側面部は、見開きの中心側の長辺以外の3方向に設けられており、見開きの中心側が情報端末40を出し入れする挿入口となっている。
図1(b)では、情報端末40の右側から収納部に収納し、左開きのカバーとして使用している状態を示している。
枠部11は、本カバーの見開き内側面に密着するのではなく、後述する側面部によって内側面から一定の高さに保持されて取り付けられており、収納部はマチを備えている。
側面部は、見開きの中心側の長辺以外の3方向に設けられており、見開きの中心側が情報端末40を出し入れする挿入口となっている。
図1(b)では、情報端末40の右側から収納部に収納し、左開きのカバーとして使用している状態を示している。
そして、本カバーの特徴として、図1(b)の上下を逆さにして、収納部が左側になるようにし、情報端末40の左側から収納する右開きのカバーとしても使用可能な構成となっている。これについては後述する。
そして、図1(a)に示すように、見開きを閉じた場合には、ゴムバンド16によって表紙に相当する見開きの他方の面を固定して、表示部41や操作ボタン42を保護し、バッグ等に入れて持ち運ぶ際に、表紙が開いて情報端末40のタッチパネルに傷ができたり、装置が誤動作するのを防ぐものである。
[本カバーの内側面及び側面の構成:図2]
次に、本カバーの内側面及び側面の構成について図2を用いて説明する。図2は、本カバーの内側面及び側面の構成を示す説明図である。尚、図2では、各側面を見開きの内側に接続したまま外に展開した様子を示している。
図2に示すように、本カバーの見開きの内側面は、カバー本体の内側生地部10から成り、見開きの一方には、額縁状の枠部11と、枠部11の外周に3つの側面部31a、31b、35が設けられている。
当該見開きの一方の内側生地部10と、枠部11と、側面部31a、31b、35とが、情報端末40を収納する収納部となり、これらによって囲まれた空間に情報端末40が収納される。
次に、本カバーの内側面及び側面の構成について図2を用いて説明する。図2は、本カバーの内側面及び側面の構成を示す説明図である。尚、図2では、各側面を見開きの内側に接続したまま外に展開した様子を示している。
図2に示すように、本カバーの見開きの内側面は、カバー本体の内側生地部10から成り、見開きの一方には、額縁状の枠部11と、枠部11の外周に3つの側面部31a、31b、35が設けられている。
当該見開きの一方の内側生地部10と、枠部11と、側面部31a、31b、35とが、情報端末40を収納する収納部となり、これらによって囲まれた空間に情報端末40が収納される。
内側生地部10は、例えばスエード等の柔らかい素材で構成されており、情報端末40の表面及び裏面を保護するものである。
枠部11は、情報端末40の表示部41、操作ボタン42に掛からないよう、情報端末40の外周部を覆うものであり、見開きの中央側の長辺に挿入口110を備えている。
枠部11の、挿入口110以外の3辺は、側面部によってカバー本体に取り付けられている。
本カバーの収納部は、単に情報端末40を挿入口110から差し込むものであり、特別な固定具を使用しないため、情報端末40の出し入れが容易である。
枠部11は、情報端末40の表示部41、操作ボタン42に掛からないよう、情報端末40の外周部を覆うものであり、見開きの中央側の長辺に挿入口110を備えている。
枠部11の、挿入口110以外の3辺は、側面部によってカバー本体に取り付けられている。
本カバーの収納部は、単に情報端末40を挿入口110から差し込むものであり、特別な固定具を使用しないため、情報端末40の出し入れが容易である。
[側面部の構成:図2]
側面部は、枠部11の2つの短辺13a,13bにそれぞれ接続する短辺側面部31a,31bと、挿入口110に対向する長辺12に接続する長辺側面部35とがある。
長辺側面部35の長さは枠部11の長辺12と同等又は若干短く形成されており、枠部11の長辺12とケース本体の内側生地部10とを接続している。
側面部は、枠部11の2つの短辺13a,13bにそれぞれ接続する短辺側面部31a,31bと、挿入口110に対向する長辺12に接続する長辺側面部35とがある。
長辺側面部35の長さは枠部11の長辺12と同等又は若干短く形成されており、枠部11の長辺12とケース本体の内側生地部10とを接続している。
短辺側面部31a,31bは、枠部11の短辺13a,13bに沿って設けられた側面であり、長さは枠部11の短辺13a,13bと同等又は若干短く形成されており、枠部11の短辺13a,13bとケース本体の内側生地部10とを接続している。
図2では、短辺側面部31aの下辺が枠部11の短辺13aに接続し、短辺側面部31bの上辺が枠部11の短辺13bに接続することを示している。
図2では、短辺側面部31aの下辺が枠部11の短辺13aに接続し、短辺側面部31bの上辺が枠部11の短辺13bに接続することを示している。
情報端末40には、端末の短辺側の側面部分に、例えば電源スイッチや、コネクタやジャックの接続部(以下、「接続部等」とする)が設けられていることが多く、本カバーの短辺側面部31a,31bには、これらを覆わないようにする複数の窓部が設けられている。
短辺側面部31aでは、図2のように側面を枠部11に接続したまま展開して見た場合に、左側から順に、窓部32a,33a,34aが形成されている。
窓部32a,33a,34aの形状及び配置は、特定の情報端末40の接続部等に対応する数、形状及び配置となっている。
短辺側面部31aでは、図2のように側面を枠部11に接続したまま展開して見た場合に、左側から順に、窓部32a,33a,34aが形成されている。
窓部32a,33a,34aの形状及び配置は、特定の情報端末40の接続部等に対応する数、形状及び配置となっている。
収納する情報端末によって接続部等に対応する数、形状及び配置を変えてもよい。また、長辺側面部にも窓部を設けることも可能である。
更に、各側面部の窓部を、情報端末が抜け落ちない程度の大きい形状に形成しておき、多様な情報端末に対応可能としてもよい。
更に、各側面部の窓部を、情報端末が抜け落ちない程度の大きい形状に形成しておき、多様な情報端末に対応可能としてもよい。
そして、本カバーの特徴として、本カバーを上下逆さにしても窓部の形状及び位置が一致するよう、2つの短辺側面部31a、短辺側面部31bには、収納部を上にした状態で各短辺側面部に正対して見た場合に、同一形状の窓部が同一の配置で設けられている。
図2の例では、側面部を枠部11に接続したまま外方向に展開した状態を示しているので、短辺側面部31bは短辺側面部31aの上下を反転させたものとなり、左側から順に、短辺側面部31aにおける窓部34a,33a,32aとそれぞれ同一形状の窓部34b,33b,32bが形成されている。
図2の例では、側面部を枠部11に接続したまま外方向に展開した状態を示しているので、短辺側面部31bは短辺側面部31aの上下を反転させたものとなり、左側から順に、短辺側面部31aにおける窓部34a,33a,32aとそれぞれ同一形状の窓部34b,33b,32bが形成されている。
すなわち、本カバーは、上下逆さにして使用しても、情報端末40の接続部等を覆わないように、短辺側面部31a,31bに同一形状の窓部32〜34が同一配置で配置されているものである。
具体的には、2つの短辺側面部31a,31bにおいて、短辺側面部の一端(例えば左端)から各窓部32〜34までの距離や、窓部同士の間隔等が同一となっている。
具体的には、2つの短辺側面部31a,31bにおいて、短辺側面部の一端(例えば左端)から各窓部32〜34までの距離や、窓部同士の間隔等が同一となっている。
そして、図2のように本カバーを置いて、情報端末40の左側から枠部11に入れた場合、情報端末40の接続部等が設けられた側面は、短辺側面部31bに接し、図1のように情報端末40の右側から枠部11に入れた場合、接続部等が設けられた側面は、短辺側面部31aに接し、いずれの場合でも、接続部等は短辺側面部31a又は31bの窓部32〜34から操作可能となる。
更に、長辺側面部35、短辺側面部31a,31bは、情報端末カバーの内側に向かって凸となるよう、内側に突出して湾曲した状態で取り付けられている。
これにより、情報端末40を挿入しない状態では本カバーの厚みを低減することができ、また、情報端末40を挿入した場合には、枠部11と情報端末40との間の隙間を少なくして、情報端末40が収納部内で不安定にならないよう、しっかり保持することができるものである。
特に、後述する図5のように表表紙を外側に折り返して情報端末40を使用する際に、挿入口から情報端末40が滑り落ちるのを防ぐことができるものである。
これにより、情報端末40を挿入しない状態では本カバーの厚みを低減することができ、また、情報端末40を挿入した場合には、枠部11と情報端末40との間の隙間を少なくして、情報端末40が収納部内で不安定にならないよう、しっかり保持することができるものである。
特に、後述する図5のように表表紙を外側に折り返して情報端末40を使用する際に、挿入口から情報端末40が滑り落ちるのを防ぐことができるものである。
[本カバーの外側面の構成:図3]
次に、本カバーの外側面の構成について図3を用いて説明する。図3は、本カバーの外側面の構成を示す説明図である。
図3に示すように、本カバーの外側面は、カバー本体の外側生地部20から成り、見開きの一方の面にゴムバンド16が取り付けられている。
外側生地部20は、例えば、皮革や合成皮革等、内側生地部10に比べて強度を備えた素材で構成される。
次に、本カバーの外側面の構成について図3を用いて説明する。図3は、本カバーの外側面の構成を示す説明図である。
図3に示すように、本カバーの外側面は、カバー本体の外側生地部20から成り、見開きの一方の面にゴムバンド16が取り付けられている。
外側生地部20は、例えば、皮革や合成皮革等、内側生地部10に比べて強度を備えた素材で構成される。
ゴムバンド16の両端は、外側生地部20に形成されたゴムバンド挿入口14a,14bに挟み込まれて、ステッチ15a、15b及びステッチ15c、15dによって本カバー本体に固定されている。
ゴムバンド挿入口14a,14bは、見開きの一方における短辺に沿って、当該短辺の中心から見開きの端側に寄った位置(ここでは右端に寄った位置)に形成されており、ゴムバンド16は、見開きの一方において、見開きの端側の長辺に略平行にとりつけられている。
ゴムバンド挿入口14a,14bは、見開きの一方における短辺に沿って、当該短辺の中心から見開きの端側に寄った位置(ここでは右端に寄った位置)に形成されており、ゴムバンド16は、見開きの一方において、見開きの端側の長辺に略平行にとりつけられている。
見開きの端側に寄った位置にゴムバンド16を取り付けることにより、見開きを閉じた場合のカバーの表表紙や、外側に折り返した表表紙がはねかえらないようしっかり保持できものである。
尚、図2、図3では、ゴムバンド16が裏表紙に相当する見開きの一方に取り付けられているが、表表紙に相当する見開きの他方に取り付けられていてもよい。
また、ゴムバンド16の一端を外側生地部20と短辺側面部31aとの間に挿入して縫い合わせ、ゴムバンド16の他端を外側生地部20と短辺側面部31bとの間に挿入して縫い合わせるようにしてもよい。
尚、図2、図3では、ゴムバンド16が裏表紙に相当する見開きの一方に取り付けられているが、表表紙に相当する見開きの他方に取り付けられていてもよい。
また、ゴムバンド16の一端を外側生地部20と短辺側面部31aとの間に挿入して縫い合わせ、ゴムバンド16の他端を外側生地部20と短辺側面部31bとの間に挿入して縫い合わせるようにしてもよい。
[衝撃からの保護:図2、図3]
次に、衝撃から情報端末40を保護する構成について図2、図3を用いて説明する。
本カバーは、図2、図3において点線で示したように、背表紙以外の見開き部分、つまり、見開きの一方の面(裏表紙に相当する面)と、見開きの他方の面(表表紙に相当する面)の内部に、それぞれ芯材51,52を備えている。内部とは、内側生地部10と外側生地部20との間である。
芯材51,52は、厚紙やプラスチック等の硬い材料で形成され、本ケースの折れ曲がりや変形を防ぐものである。
次に、衝撃から情報端末40を保護する構成について図2、図3を用いて説明する。
本カバーは、図2、図3において点線で示したように、背表紙以外の見開き部分、つまり、見開きの一方の面(裏表紙に相当する面)と、見開きの他方の面(表表紙に相当する面)の内部に、それぞれ芯材51,52を備えている。内部とは、内側生地部10と外側生地部20との間である。
芯材51,52は、厚紙やプラスチック等の硬い材料で形成され、本ケースの折れ曲がりや変形を防ぐものである。
更に、図では示されていないが、芯材51,52と外側生地部20との間には、クッション性を良好にして衝撃を吸収する緩衝材が設けられている。
緩衝材は、例えばポリウレタン等で形成され、情報端末40を落下や衝突等の衝撃から保護すると共に、カバーの手触りを良好にし、手になじみやすくするものである。
緩衝材は、例えばポリウレタン等で形成され、情報端末40を落下や衝突等の衝撃から保護すると共に、カバーの手触りを良好にし、手になじみやすくするものである。
[情報端末の挿入方向:図4]
次に、本カバーを使用する際の情報端末の挿入方向に付いて図4を用いて説明する。図4は、本カバーへの情報端末の挿入方向を示す説明図であり、(a)は情報端末の右側から、(b)は情報端末の左側から挿入する場合を示している。
図4(a)に示すように、本カバーを左開きのカバーとして用いる場合、枠部11の挿入口110に、情報端末40の右側から挿入する。この場合、情報端末40の接続部等は、図2に示した短辺側面部31a側から操作可能となる。
次に、本カバーを使用する際の情報端末の挿入方向に付いて図4を用いて説明する。図4は、本カバーへの情報端末の挿入方向を示す説明図であり、(a)は情報端末の右側から、(b)は情報端末の左側から挿入する場合を示している。
図4(a)に示すように、本カバーを左開きのカバーとして用いる場合、枠部11の挿入口110に、情報端末40の右側から挿入する。この場合、情報端末40の接続部等は、図2に示した短辺側面部31a側から操作可能となる。
また、図4(b)に示すように、本カバーを右開きのカバーとして用いる場合、枠部11の挿入口110に、情報端末40の左側から挿入する。この場合、情報端末40の接続部等は、図2に示した短辺側面部31b側から操作可能となる。
このように、本カバーでは、短辺側面部31a、31bの窓部の形状及び配置が全く同じであるため、いずれの短辺側面部に情報端末40の接続部等がきても操作できるものである。
このように、本カバーでは、短辺側面部31a、31bの窓部の形状及び配置が全く同じであるため、いずれの短辺側面部に情報端末40の接続部等がきても操作できるものである。
これにより、本ケースは、ユーザの利き手や、本等を持つときの癖などに応じて、いずれの側からでも情報端末を入れられ、しかも、接続部等の操作性を損なうことがなく、情報端末用カバーの使い勝手を大幅に向上させることができるものである。
[情報端末の使用時:図5]
次に、本カバーに収納した情報端末40を使用する場合の使用例について図5を用いて説明する。図5は、本カバーに収納された情報端末40を使用する場合の使用例を示す説明図である。
図5(a)に示すように、情報端末40を使用する場合には、表(おもて)表紙に相当する見開きの他方を外側(外側生地部20側)に折返し、裏表紙に相当する見開きの一方に重ねる。そして、ゴムバンド16を外側に引き出し、折り返された表表紙を固定する。
次に、本カバーに収納した情報端末40を使用する場合の使用例について図5を用いて説明する。図5は、本カバーに収納された情報端末40を使用する場合の使用例を示す説明図である。
図5(a)に示すように、情報端末40を使用する場合には、表(おもて)表紙に相当する見開きの他方を外側(外側生地部20側)に折返し、裏表紙に相当する見開きの一方に重ねる。そして、ゴムバンド16を外側に引き出し、折り返された表表紙を固定する。
ゴムバンド16で表表紙を固定すると、図5(b)に示すように、表表紙の内側生地部10が外側に露出する。図5(b)の裏側には情報端末40が収納されている。
そして、ユーザは、ゴムバンド16に手を差し込んで、情報端末40が収納された本カバーを保持する。
ゴムバンド16によって片手でも安定して本カバーを保持することができるものである。
尚、手の大きさ等によって手を差し込む向きやどの程度差し込むか、ユーザが任意に選択できるものである。つまり、本カバーを保持した場合に、ゴムバンド16の位置が手首側にくるのか、指先側にくるのかを、図4の情報端末40の挿入方向によって特定することができる。
そして、ユーザは、ゴムバンド16に手を差し込んで、情報端末40が収納された本カバーを保持する。
ゴムバンド16によって片手でも安定して本カバーを保持することができるものである。
尚、手の大きさ等によって手を差し込む向きやどの程度差し込むか、ユーザが任意に選択できるものである。つまり、本カバーを保持した場合に、ゴムバンド16の位置が手首側にくるのか、指先側にくるのかを、図4の情報端末40の挿入方向によって特定することができる。
[実施の形態の効果]
本考案の実施の形態に係る情報端末カバーによれば、見開きの一方の内側の面に、中心側から情報端末を挿入して収納する収納部を備えており、収納部が、額縁状の枠部11と、枠部11の長辺に設けられた長辺側面部35と、枠部11の短辺に設けられた短辺側面部31a,31bとを備え、更に、2つの短辺側面部は、収納部を上にした状態で各短辺側面部に正対して見た場合に、同一形状の複数の窓部32〜34が同一配置で配置されているカバーとしているので、短辺側面部31a,31bの窓部の数、形状及び配置を、情報端末の電源ボタンやアダプタ又はジャックの差込口の形状及び配置に合わせて形成することにより、情報端末40の右側又は左側のいずれから収納部に挿入しても、情報端末40の下側側面部に設けられている接続部等に対応する位置に窓部がある状態となるため、ユーザの利き手や使い勝手に応じて好きな向きに情報端末40を挿入して使用することができ、利便性を向上させることができる効果がある。
本考案の実施の形態に係る情報端末カバーによれば、見開きの一方の内側の面に、中心側から情報端末を挿入して収納する収納部を備えており、収納部が、額縁状の枠部11と、枠部11の長辺に設けられた長辺側面部35と、枠部11の短辺に設けられた短辺側面部31a,31bとを備え、更に、2つの短辺側面部は、収納部を上にした状態で各短辺側面部に正対して見た場合に、同一形状の複数の窓部32〜34が同一配置で配置されているカバーとしているので、短辺側面部31a,31bの窓部の数、形状及び配置を、情報端末の電源ボタンやアダプタ又はジャックの差込口の形状及び配置に合わせて形成することにより、情報端末40の右側又は左側のいずれから収納部に挿入しても、情報端末40の下側側面部に設けられている接続部等に対応する位置に窓部がある状態となるため、ユーザの利き手や使い勝手に応じて好きな向きに情報端末40を挿入して使用することができ、利便性を向上させることができる効果がある。
また、本考案の実施の形態に係る情報端末カバーによれば、見開きの一方における長辺に沿ってゴムバンドが設けられているので、見開きを閉じた状態では、表表紙が開かないよう固定して、情報端末40を保護すると共に誤動作を防ぎ、情報端末40の使用時には、表表紙を裏表紙に重ねて固定して、持ち易くして使い勝手を向上させることができる効果がある。
また、本考案の実施の形態に係る情報端末カバーによれば、見開きの表表紙と裏表紙の内部に芯材と、緩衝材とを備えているので、収納された情報端末を衝撃から守ることができるものである。
本考案は、端末を十分保護すると共に容易に出し入れ可能であり、また、利き手にかかわらず良好な操作性を得ることができる情報端末カバーに適している。
10...内側生地部、 11...枠部、 12...枠部の長辺、 13...枠部の短辺、 14...ゴム挿入口、 15...ステッチ、 16...ゴムバンド、 20...外側生地部、 40...情報端末、 42...操作ボタン、 31a,31b...短辺側面部、 32,33,34...窓部、 35...長辺側面部、 51,52...芯材、 110...挿入口
Claims (5)
- 見開き構造で、情報端末を収納する情報端末カバーであって、
見開きの一方の内側面に情報端末を収納可能な収納部を有し、
見開きの他方の内側面は、情報端末の画面を保護する保護面となっており、
前記収納部は、額縁状の枠部と、前記枠部を前記一方の内側面に取り付ける複数の側面部とを備え、
前記側面部は、前記枠部の、見開きの端側の長辺に設けられた長辺側面部と、
前記枠部の、両短辺に設けられた2つの短辺側面部とを備え、
前記2つの短辺側面部には、同一形状の複数の窓部が形成されていることを特徴とする情報端末カバー。 - 2つの短辺側面部は、収納部を上にした状態で各短辺側面部に正対して見た場合に、窓部の配置が同一であることを特徴とする請求項1記載の情報端末カバー。
- 両端が、見開きの一方における2つの短辺に固定されたゴムバンドを備え、前記ゴムバンドは、前記短辺の中心から見開きの端側に寄った位置に固定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の情報端末カバー。
- 見開き構造の表表紙と裏表紙の内部には、芯となる芯材と、衝撃を吸収する緩衝材とが備えられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の情報端末カバー。
- 側面部は、情報端末カバーの内側に突出するよう形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の情報端末カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012007420U JP3181767U (ja) | 2012-12-07 | 2012-12-07 | 情報端末カバー |
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JP2012007420U JP3181767U (ja) | 2012-12-07 | 2012-12-07 | 情報端末カバー |
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JP3181767U true JP3181767U (ja) | 2013-02-21 |
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ID=50425937
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019125370A (ja) * | 2018-01-17 | 2019-07-25 | 憲 塚田 | 携帯電子機器保持具 |
JP2019191758A (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-31 | 東芝テック株式会社 | 電子機器収納ケース |
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2012
- 2012-12-07 JP JP2012007420U patent/JP3181767U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2019191758A (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-31 | 東芝テック株式会社 | 電子機器収納ケース |
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