JP3178085B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/0005—Other compounding ingredients characterised by their effect
- C11D3/0094—High foaming compositions
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
- C11D1/88—Ampholytes; Electroneutral compounds
- C11D1/94—Mixtures with anionic, cationic or non-ionic compounds
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Description
しくは低刺激性で、起泡性に優れ、弾力性のあるクリー
ミーな泡が得られ、かつ適度な粘度を有し、経時安定性
の良好な洗浄剤組成物に関する。
性に関する意識が高まり、”毛髪や皮膚にやさしい”と
いった低刺激性である洗浄剤組成物が要求されている。
このような洗浄剤組成物としては低刺激性の界面活性剤
を用いる試みが行なわれ、そのような界面活性剤として
アシルアルキルタウリン塩型陰イオン性界面活性剤が挙
げられる。
面活性剤を用いた洗浄剤組成物としては、アミノ酢酸ベ
タイン型両性界面活性剤とアルカノールアミドとを組み
合わせた洗浄剤組成物(特公昭59−42038号公
報)、N−(2−アルキル−2−ヒドロキシエチル)−
N−メチルアミノエタノールリン酸エステル塩を組み合
わせた洗浄剤組成物(特公平2−26672号公報)、
アミンオキシドとアルカノールアミドとを組み合わせた
洗浄剤組成物(特公平2−26673号公報)、アミド
ベタイン型両性界面活性剤とアルカノールアミドとを組
み合わせた洗浄剤組成物(特公平2−26677号公
報)、アミドアミノ酸型両性界面活性剤とアルカノール
アミドとを組み合わせた洗浄剤組成物(特開昭60−1
68795号公報)等が挙げられる。
ン塩型陰イオン性界面活性剤を用いる洗浄剤組成物で
は、粘度が低いために手に取った時に流れ落ちやすい、
あるいは高級感に乏しいという欠点があった。粘度調整
剤、たとえば塩化ナトリウム等の無機塩を用いて粘度を
調整すると、洗浄剤組成物の経時安定性が低下する。ま
た、アシルアルキルタウリン塩型陰イオン性界面活性剤
を用いる洗浄剤組成物では、他の界面活性剤等と組み合
わすことにより起泡性は得られるが、その泡は粗く弾力
性がない。本発明は低刺激性で、起泡性に優れ、弾力性
のあるクリーミーな泡が得られ、かつ適度な粘度を有
し、経時安定性の良好な洗浄剤組成物を提供することを
目的とする。
b),c)を含有し、a)+b)+c)が10〜30重
量%、a)とb)+c)の重量比が1/5〜3/1であ
り、b)とc)の重量比が5/1〜1/5であることを
特徴とする洗浄剤組成物である。 a)式(1)で示されるアシルアルキルタウリン塩型陰
イオン性界面活性剤 b)式(2)または(3)で示されるアミドアミノ酸型
両性界面活性剤 c)式(4)で示されるアミノ酢酸ベタイン型両性界面
活性剤または式(5)で示されるアミドベタイン型両性
界面活性剤
タウリン塩型陰イオン性界面活性剤は、R1COが炭素
数10〜22の脂肪族アシル基であり、たとえばラウロ
イル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイ
ル基、オレオイル基、ココイル基等が挙げられ、炭素数
が9以下では毛髪や皮膚への刺激が強くなり、炭素数が
23以上では起泡性が低下する。R2は炭素数1〜3の
アルキル基であり、メチル基、エチル基、プロピル基が
挙げられる。M1としては、リチウム、ナトリウム、カ
リウム、1/2マグネシウム、1/2カルシウム、アン
モニウム、トリエタノールアンモニウム、ジエタノール
アンモニウム、モノエタノールアンモニウム等が挙げら
れる。
アミドアミノ酸型両性界面活性剤は、R3CO、R4CO
が炭素数10〜22の脂肪族アシル基であり、たとえば
ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステ
アロイル基、オレオイル基、ココイル基等が挙げられ、
炭素数が9以下では毛髪や皮膚への刺激が強くなり、炭
素数が23以上では起泡性が低下する。M2、M3として
は、リチウム、ナトリウム、カリウム、1/2マグネシ
ウム、1/2カルシウム、アンモニウム、トリエタノー
ルアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、モノエタ
ノールアンモニウム等が挙げられる。Xは水素または−
CH2COOM3である。
イン型両性界面活性剤は、R5が炭素数10〜22のア
ルキル基またはアルケニル基であり、たとえばラウリル
基、ミリスチル基、パルミチル基、ステアリル基、オレ
イル基、ヤシ油アルキル基等が挙げられ、炭素数が9以
下では毛髪や皮膚への刺激が強くなり、炭素数が23以
上では起泡性、経時安定性が低下する。R6,R7は−
(CH2CH2O)pHまたは炭素数1〜3のアルキル基で
あり、少なくとも一つは−(CH2CH2O)pHである。
pは1〜30であり、式(4)中の−CH2CH2O−単
位の合計数は30以下が好ましい。
型両性界面活性剤は、R8CO が炭素数10〜22の脂
肪族アシル基であり、たとえばラウロイル基、ミリスト
イル基、パルミトイル基、ステアロイル基、オレオイル
基、ココイル基等が挙げられ、炭素数が9以下では毛髪
や皮膚への刺激が強くなり、炭素数が23以上では起泡
性が低下する。R9,R1 0は−(CH2CH2O)qHまたは
炭素数1〜3のアルキル基であり、少なくとも一つは−
(CH2CH2O)qHである。qは1〜30であり、式
(5)中の−CH2CH2O−単位の合計数は30以下が
好ましい。
るが、10重量%未満では起泡性が低下し、30重量%
を超えると粘度が高くなり、また皮膚刺激性が強くな
る。a)とb)+c)の重量比は1/5〜3/1であ
る。これよりもa)が多くなると粘度が低くなり、また
泡の弾力性が乏しくなる。a)が少なくなると起泡性が
低くなる。b)とc)の重量比は5/1〜1/5である
が、これよりもb)が多くなると起泡性が低下し、少な
くなると粘度が低くなる。
に配合される成分、例えば、脂肪酸、高級アルコール等
の増泡剤、グリセリン、エチレングリコール等の保湿
剤、スクワラン、ホホバ油、オリーブ油、ヒマシ油、ラ
ノリン、レシチン等の油分、陽イオン変性セルロースエ
ーテル誘導体、ポリビニルピロリドン誘導体第4アンモ
ニウム塩、ポリアクリル酸誘導体第4アンモニウム塩、
ポリアミド誘導体第4アンモニウム塩、塩化ジアリルジ
メチルアンモニウムポリマー、塩化ジアリルジメチルア
ンモニウムとアクリルアミドの共重合体、アルキルポリ
エチレンイミン等の陽イオン性高分子化合物、ジエチレ
ングリコールジステアレート、スチレンポリマー等のパ
ール化剤、イオウ、ジンクピリチオン等のフケ取り剤、
パラオキシ安息香酸エステル、サリチル酸ナトリウム等
の殺菌剤、5−メチル−2−イソプロピルシクロヘキサ
ノール、トウガラシチンキ等のトニック剤、エチレンジ
アミン四酢酸誘導体、クエン酸等のキレート剤、ベンゾ
フェノン誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体等の紫外線
吸収剤、そのほかに色素、香料等を含むことができる。
施例で行なった試験法および評価法を以下に説明する。 (1)皮膚刺激性 蛋白質変性率により評価した。すなわち、水系高速液体
クロマトグラフィーを利用し、卵白アルブミン0.02
5重量%濃度のpH7緩衝溶液を用いて、試料濃度1%
になるように試料を加えたときの、220nmの吸収ピー
クの高さを測定し、次の式より蛋白質変成率を求めた。 蛋白質変性率=[(H0−HS)/H0]×100 H0:試料未添加のときの吸収ピークの高さ HS:試料を添加したときの吸収ピークの高さ 蛋白質変性率により次の4段階で評価した。 皮膚刺激性が非常に弱い(蛋白質変性率30%未満) 皮膚刺激性が弱い(蛋白質変性率30%以上60%未
満) 皮膚刺激性が中程度(蛋白質変性率60%以上80%未
満) 皮膚刺激性が強い(蛋白質変性率80%以上)
℃、ローターNo.3、30rpmの条件で行ない、30秒後
の粘度を測定し、次の3段階で評価した。 粘度が高い(6000cps以上) 好ましい粘度である(1500cps以上6000cps未
満) 粘度がやや低い(1000cps以上1500cps未満) 粘度が低い(1000cps未満)
り、25℃で試料投入直後の泡高さを測定し、次の3段
階で評価した。 起泡性が良好である(泡高さ200mm以上) 起泡性がやや低い(泡高さ150mm以上200mm未満) 起泡性が低い(泡高さ150mm未満)
ませたボディシャンプー用スポンジにとり、10回揉ん
だ後に手およびスポンジ上に残る泡を肉眼で観察して泡
のクリーミー性を評価した。泡がクリーミーで弾力性が
あると感じた場合を2点、泡がやや粗く弾力性があまり
ないと感じた場合を1点、泡が粗く弾力性がないと感じ
た場合を0点として、20名の平均値を求めて、次の3
段階で評価した。 クリーミー性良好(平均値1.5点以上) クリーミー性があまりない(平均値0.5点以上1.5
点未満) クリーミー性がない(平均値0.5点未満)
存し、その外観を観察して、次の3段階で評価した。 ○:安定性良好(透明溶解または微濁状態で、外観の変
化がない) △:安定性やや不良(やや濁りを生じる) ×:安定性不良(分離、凝集、沈澱が認められる)
を評価した。結果を表1〜3に示す。
洗浄剤組成物は、低刺激性で、起泡性に優れ、弾力性の
あるクリーミーな泡が得られ、かつ適度な粘度を有し、
経時安定性が良好であることが明らかである。比較例1
の洗浄剤組成物は、b)とc)の重量比が5/1を超え
ているので、起泡性が低い。比較例2の洗浄剤組成物
は、b)とc)の重量比が1/5未満であるので、粘度
が低い。比較例3の洗浄剤組成物は、a)とb)+c)
の重量比が1/5未満であるので、起泡性が低い。比較
例4の洗浄剤組成物は、a)とb)+c)の重量比が3
/1を超えているので、粘度が低く、泡のクリーミー性
も乏しい。比較例5の洗浄剤組成物は、a)+b)+
c)の合計が10重量%未満であるので、粘度、起泡性
が低く、泡のクリーミー性も乏しい。比較例6の洗浄剤
組成物は、a)+b)+c)の合計が30重量%を超え
ているので、蛋白質変性率、粘度が高い。比較例7の洗
浄剤組成物は、b)とc)の重量比が1/5未満で粘度
が低い比較例2に塩化ナトリウムを添加して粘度を高め
たが、添加量が十分でなく好ましい粘度は得られず、経
時安定性が悪くなる。比較例8の洗浄剤組成物は、塩化
ナトリウムの添加量を増して好ましい粘度は得られた
が、経時安定性が非常に悪い。比較例9の洗浄剤組成物
は、b)に代えてラウリン酸ジエタノールアミドを使用
したが、粘度が低い。比較例10の洗浄剤組成物は、
c)に代えてラウリン酸ジエタノールアミドを使用した
が、起泡性が低く、泡のクリーミー性も乏しい。比較例
11の洗浄剤組成物は、b)を使用してないので粘度が
低い。比較例12の洗浄剤組成物は、b)とポリオキシ
エチレン(3モル)ラウリルエーテルサルフェートナト
リウムを使用したが、蛋白質変性率が高く、泡のクリー
ミー性も乏しい。
を調製した。この透明ヘアーシャンプー組成物を評価し
たところ、低刺激性で、起泡性に優れ、弾力性のあるク
リーミーな泡が得られ、かつ適度な粘度を有し、経時安
定性が良好であった。
成物を調製した。このパール状ヘアーシャンプー組成物
を評価したところ、低刺激性で、起泡性に優れ、弾力性
のあるクリーミーな泡が得られ、かつ適度な粘度を有
し、経時安定性が良好であった。
成物を調製した。このフケ取りヘアーシャンプー組成物
を評価したところ、低刺激性で、起泡性に優れ、弾力性
のあるクリーミーな泡が得られ、かつ適度な粘度を有
し、経時安定性が良好であった。
成物を調製した。このトニックヘアーシャンプー組成物
を評価したところ、低刺激性で、起泡性に優れ、弾力性
のあるクリーミーな泡が得られ、かつ適度な粘度を有
し、経時安定性が良好であった。
調製した。このボディーシャンプー組成物を評価したと
ころ、低刺激性で、起泡性に優れ、弾力性のあるクリー
ミーな泡が得られ、かつ適度な粘度を有し、経時安定性
が良好であった。
た。この食器用洗浄剤組成物を評価したところ、低刺激
性で、起泡性に優れ、弾力性のあるクリーミーな泡が得
られ、かつ適度な粘度を有し、経時安定性が良好であっ
た。
起泡性に優れ、弾力性のあるクリーミーな泡が得られ、
かつ適度な粘度を有し、経時安定性が良好なので、ヘア
ーシャンプー組成物、ボディシャンプー組成物、食器用
洗浄剤等に利用できる。
Claims (1)
- 【請求項1】下記のa),b),c)を含有し、a)+
b)+c)が10〜30重量%、a)とb)+c)の重
量比が1/5〜3/1であり、b)とc)の重量比が5
/1〜1/5であることを特徴とする洗浄剤組成物。 a)式(1)で示されるアシルアルキルタウリン塩型陰
イオン性界面活性剤 b)式(2)または(3)で示されるアミドアミノ酸型
両性界面活性剤 c)式(4)で示されるアミノ酢酸ベタイン型両性界面
活性剤または式(5)で示されるアミドベタイン型両性
界面活性剤 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP14677092A JP3178085B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14677092A JP3178085B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 洗浄剤組成物 |
Publications (2)
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JPH05311193A JPH05311193A (ja) | 1993-11-22 |
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Family
ID=15415160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14677092A Expired - Lifetime JP3178085B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3178085B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4253510A1 (en) | 2022-03-31 | 2023-10-04 | The Procter & Gamble Company | Liquid hand dishwashing detergent composition |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW546378B (en) * | 1998-10-07 | 2003-08-11 | Shiseido Co Ltd | Detergent composition |
JP4830305B2 (ja) * | 2005-01-27 | 2011-12-07 | 日油株式会社 | 弱酸性泡状洗浄剤組成物 |
CN106674061A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-05-17 | 廖立新 | 制备n‑甲基牛磺酸铵以及n‑甲基牛磺酸钠的方法 |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP14677092A patent/JP3178085B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4253510A1 (en) | 2022-03-31 | 2023-10-04 | The Procter & Gamble Company | Liquid hand dishwashing detergent composition |
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---|---|
JPH05311193A (ja) | 1993-11-22 |
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