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JP3175628B2 - バッテリパックのロック構造 - Google Patents

バッテリパックのロック構造

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JP3175628B2
JP3175628B2 JP07792897A JP7792897A JP3175628B2 JP 3175628 B2 JP3175628 B2 JP 3175628B2 JP 07792897 A JP07792897 A JP 07792897A JP 7792897 A JP7792897 A JP 7792897A JP 3175628 B2 JP3175628 B2 JP 3175628B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Power Sources (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機やパー
ソナルコンピュータの携帯型の電子機器等におけるバッ
テリパックのロック構造に関し、特に、バッテリパック
脱落防止用の二重ロックとポップアップ構造を有するバ
ッテリパックのロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバッテリパックのロック構造で
は、図8(a)に示すように、電子機器の本体100の
筐体には、バッテリパック200の係合凹部201と係
合する突起101と、外部より操作可能なロックつまみ
103が、また、バッテリパック200には、ロックつ
まみ103のロック部102aが挿入されるロック用溝
202が備えられている。
【0003】そして、バッテリパック200を本体10
0に装着するときは、突起101にバッテリパック20
0の係合凹部201を引っ掛け、図8(b)に示す矢印
方向へバッテリパック200を倒し込むと、弾性部材
(図示せず)により支持されるロックつまみ103が一
度後退した後に、ロック用溝202にロック部102a
が再び突出し、バッテリパック200のロック用溝20
2に固定されるようになっている。
【0004】これによって、従来のバッテリパックのロ
ック構造では、ロックつまみ103を操作することによ
って、バッテリパック200がロック及び解除され、本
体100への着脱が行なえるようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のバッテリパックのロック構造においては、ロ
ックつまみが誤って操作されたときに、バッテリパック
が脱落する危険があるという問題があった。また、この
とき、情報機器に一時的に蓄えられた情報が失われるお
それもあった。
【0006】さらに、この従来のバッテリパックのロッ
ク構造では、バッテリパックを取り外すときに、一方の
手でロックつまみをスライドさせた状態で保持したま
ま、同時にもう一方の手でバッテリパックを取り外さな
くてはならず、バッテリパックの着脱作業が煩雑となる
という問題もあった。
【0007】本発明は、このような従来の技術が有する
問題を解決するために提案されたものであり、不用意な
バッテリの脱落を防止するとともに、着脱作業もきわめ
て容易なバッテリパックのロック構造の提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1記載のバッテリパックのロック構造
は、本体(1)と、この本体(1)に着脱自在なバッテ
リパック(2)を備えた電子機器におけるバッテリパッ
クのロック構造において、本体(1)の筐体の外表面に
形成したバッテリパック(2)が装着される凹状の収納
部(3)と、この収納部(3)の一端側に突設された突
起(5)と、この突起(5)が係合する、バッテリパッ
ク(2)に形成された係合凹部(4)と、バッテリパッ
ク(2)に形成されたロック溝(6)と、このロック溝
(6)に係合するロック部(12)を有する、本体
(1)の外表面よりスライド操作可能なスライド操作部
(11)と、このスライド操作部(11)を常にバッテ
リパック(2)のロック溝(6)へ係合する方向へ付勢
する付勢手段(13)を備えたメインロック(10)
と、このメインロック(10)のバッテリパック(2)
と反対側への移動を規制するストッパ(22)を有す
る、本体(1)の外表面よりスライド操作可能なスライ
ド操作部(21)を備えたサブロック(20)と、バッ
テリパック(2)に設けられた斜面(9a)を有する凹
部(9)、この凹部(9)の斜面(9a)を押圧して、
バッテリパック(2)を持ち上げる押圧部(32)を先
端に有するスライド部(31)、このスライド部(3
1)を常にバッテリパック(2)側に付勢する付勢手段
(33)を有するポップアップ(30)を備え、このポ
ップアップ(30)が、サブロック(20)のスライド
操作部(21)がメインロック(10)を規制する位置
にあるときに、スライド部(31)のバッテリパック
(2)側への移動を規制するガイド手段を備えた構成と
してある。
【0009】また、請求項記載のバッテリパックのロ
ック構造は、前記ガイド手段が、サブロック(20)の
スライド操作部(21)に、当該スライド操作部(2
1)のスライド方向及びこのスライド方向と直交する横
方向のほぼL字状に形成されたガイド孔(23)と、ポ
ップアップ(30)のスライド部(31)に突設され、
L字状のガイド孔(23)内に移動可能に係合するガイ
ド突起(34)とを備え、サブロック(20)のスライ
ド操作部(21)がメインロック(10)を規制する位
置にあるときに、ガイド突起(34)がガイド孔(2
3)内の前記スライド方向部分に位置し、スライド部
(31)のバッテリパック(2)側への移動を規制する
構成としてある。
【0010】さらに、請求項記載のバッテリパックの
ロック構造は、サブロック(20)のスライド操作部
(21)が、メインロック(10)の規制を解除する位
置に移動したときに押圧されて信号を出力する検出スイ
ッチ(8)を備え、この検出スイッチ(8)からの出力
信号によって、本体(1)内のメモリにデータを記憶さ
せるようにした構成としてある。
【0011】このような構成からなる本発明のバッテリ
パックのロック構造によれば、メインロックの操作をサ
ブロックのスライド操作部の位置によって規制している
ので、誤ってメインロックが操作され、バッテリパック
が不用意に脱落することを防止できる。
【0012】また、サブロックとメインロックを解除し
たときは、ポップアップがバッテリパックを持ち上げる
ので、メインロックをスライドさせた指を離してもバッ
テリパックがロックされてしまうようなこともなく、容
易にバッテリパックを取り外すことが可能となる。
【0013】さらに、サブロックがメインロックの規制
を解除すると、それを検出スイッチが検出し、データを
本体のメモリに記憶させるので、バッテリパックの取り
外しによってデータが喪失する危険も回避することがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のバッテリパックの
ロック構造の実施の形態について、図面を参照して説明
する。図1は本発明のバッテイリパックのロック構造の
一実施形態を適用した携帯情報端末のバッテリパック取
付部付近を示す図である。図2は、図1のA−A線断面
図、 図3は、図1のB−B線断面図であり、図2
(a)及び図3(a)はバッテリパックが装着されてい
る状態、図2(b)及び図3(b)は、バッテリパック
を取り外したときの状態を示す図である。
【0015】図4,図5,図6は、図1の主要部を抜粋
した図であり、図4はバッテリパックが装着されている
状態を示し、図5は後述するサブロックのみを解除した
状態、図6はバッテリパックを取り外したときの状態を
示している。また、図7は、図1のC−C線断面図であ
り、図7(a)はサブロックのロック状態を、図7
(b)はサブロックを解除した状態を示す図である。
【0016】これらの図に示す本実施形態のバッテリパ
ックのロック構造は、携帯情報端末の本体1の背面側に
バッテリパック2を装着することが可能な、バッテリパ
ック2とほぼ等しい容積の収納部3を有している。
【0017】そして、この本体1には、収納部3に収納
されたバッテリパック2を着脱自在にロックするメイン
ロック10と、このメインロック10の動作を規制する
サブロック20と、バッテリパック2を上方に持ち上げ
るポップアップ30が備えてある。
【0018】ここで、収納部3の一端には、図2に示す
ように、バッテリパック2の端部に設けられた係合凹部
4と係合する突起5が、本体1の筐体と一体に形成され
ている。また、特に図示していないが、バッテリパック
2と本体1の収納部3には、それぞれ端子が備えられ、
バッテリパック装着時に両者が圧接されることで、バッ
テリパック2から本体1に給電されるようになってい
る。
【0019】メインロック10は、図1及び図2に示す
ように、本体1の筐体外表面に配設されるスライド操作
部11と、このスライド操作部11と一体に形成された
ロック部12を備えている。
【0020】スライド操作部11は、図2に示すように
付勢手段13によって、常にロック部12がバッテリパ
ック2側に突出するように付勢されている。ここで、付
勢手段13としては、例えばスプリング等が用いられる
が、スライド操作部11を、常にロック部12がバッテ
リパック2側に突出するように付勢できるものであれ
ば、特に限定されない。
【0021】そして、このロック部12は、バッテリパ
ック2の係合凹部4に対向する面に形成されたロック溝
6へ係合して、バッテリパック2を本体1にロックする
ようになっている。また、スライド操作部11の底面側
には、図1に示すように、ロック部12と反対側に向か
って当接部14が突設されており、後述するサブロック
20のストッパ22と当接するようになっている。
【0022】サブロック20は、メインロック10のス
ライド操作部11のスライド方向とほぼ直交する方向に
スライド可能に本体1に取り付けられたスライド操作部
21を備えている。
【0023】このスライド操作部21は、本体1の筐体
外表面に配設され、図1における上下方向に沿ってスラ
イド操作が可能となっている。また、スライド操作部2
1の底面側には、脚部21が形成してあり、その先端に
は、メインロック10の当接部14に当接し、メインロ
ック10のスライド移動を規制するストッパ22が、一
体的に形成されている。
【0024】また、スライド操作部21近傍の本体1表
面には表示部24が印刷等の手段により設けられてい
る。この表示部24は、サブロック20のスライド操作
部21がメインロック10のスライド移動を規制する位
置にあるときは「ロック」と、メインロック10が自由
にスライド可能な位置にあるときは「解除」として表示
し、サブロック20によるロック状態をユーザーに示す
ようになっている。
【0025】さらに、スライド操作部21は、図7に示
すように、脚部21が、本体1の内部に実装されるプリ
ント基板7上に配設された検出スイッチ8の押圧手段と
もなっている。すなわち、本体1のプリント基板7上に
配設された検出スイッチ8は、図7に示すように、サブ
ロック20のスライド操作部21が「解除」位置にある
ときに(図7(b)の状態)、脚部21によって押圧さ
れるようになっている。そして、この検出スイッチ8が
スライド操作部21の脚部21によって押圧されると、
特に図示しない本体1内の不揮発性メモリ等にデータを
記憶させるよう、信号を出力するようになっている。
【0026】一方、ポップアップ30は、スライド部3
1と、このスライド部31のバッテリパック2側の先端
に形成された押圧部32と、スライド部31を常にバッ
テリパック2側に付勢する付勢手段33を備えている。
ここで、付勢手段33としては、例えばスプリング等が
用いられるが、スライド部31を、常にバッテリパック
2側に付勢するものであれば、特に限定されない。
【0027】そして、バッテリパック2のロック溝6を
形成した面と同一面には、図3に示すように、ポップア
ップ30の押圧部31に押圧される斜面9aを設けた凹
部9が形成してあり、この凹部9の斜面9aを押圧部3
2が付勢手段33の付勢力によって押圧することによ
り、バッテリパック2が上方に持ち上げられるようにな
っている。
【0028】また、このポップアップ30のスライド部
31の底面には、ガイド突起34が突設されており、サ
ブロック20のスライド操作部21に形成された「L」
字状のガイド孔23に挿入され、移動可能に係合するよ
うになっている。
【0029】ここで、このガイド孔23は、図1及び図
4〜図6に示すように、サブロック20のスライド操作
部21のスライド方向に伸びる縦孔部分と、スライド方
向と直交する横方向に伸びる横孔部分とからなる、ほぼ
L字状に形成された孔となっている。
【0030】そして、このガイド孔23とガイド突起3
4が係合することによって、サブロック20のスライド
操作部21の位置に応じて、ポップアップ30の押圧部
32がバッテリパック2の凹部9を押圧したりしなかっ
たりして、動作が規制及び解除されるガイド手段となっ
ている。
【0031】すなわち、サブロック20のスライド操作
部21がメインロック10のスライドを規制する「ロッ
ク」の位置にあるときは、図4に示すように、ガイド突
起34はガイド孔23の縦孔部分の奥端に位置している
ので、ポップアップ30のスライド部31も移動するこ
とができない。
【0032】一方、サブロック20のスライド操作部2
1がメインロック10のスライド規制を「解除」する位
置にあるときは、図5に示すように、ガイド突起34は
ガイド孔23の横孔部分に位置するので、ポップアップ
30のスライド部31の移動が可能となり、図6に示す
状態となることができる。
【0033】次に、このような構成からなる本実施形態
のバッテリパックのロック構造の動作について、図2〜
図7を参照して説明する。まず、図2(a),図3
(a),図4及び図7(a)に示す状態がバッテリパッ
ク2を携帯情報端末の本体1に装着している状態であ
る。この状態からバッテリパック2を本体1から取り外
すときには、図4の状態からサブロック20のスライド
操作部21を「解除」の位置にスライドさせ、図5に示
す状態とする。
【0034】スライド操作部21が図5に示す位置に移
動すると、脚部21の先端のストッパ22とメインロッ
ク10側の当接部14の当接が解除される。これによっ
て、メインロック10のスライド操作部11は、バッテ
リパック2と反対方向に移動可能な状態となる。
【0035】また、図7(a)及び(b)に示すよう
に、サブロック20のスライド操作部21が移動する
と、プリント基板7上の検出スイッチ8がスライド操作
部21の脚部21の後端によって押圧され、信号を出力
する。この検出スイッチ8の出力信号により、ユーザー
がバッテリパック2を取り外そうとしていることが認識
され、不揮発性メモリ等に必要なデータの記憶や保存等
が実行される。
【0036】一方、ポップアップ30のスライド部31
は、ガイド突起34がサブロック20のスライド操作部
21に形成したガイド孔23に係合しており、まず、図
4に示すように、サブロック20のスライド操作部21
が「ロック」の位置にある状態では、ガイド突起34が
ガイド孔23の縦孔側にあるので、スライド部31は、
付勢手段33の付勢力によってもバッテリパック側へは
作動しない。
【0037】そして、サブロック20のスライド操作部
21を図5に示す位置までスライドさせると、ガイド突
起34がガイド孔23の横孔側に移動するので、付勢手
段33の付勢方向へ作動することが可能となる。ただ
し、この状態では、バッテリパック2は、メインロック
10によりロックされたままであるので、ポップアップ
30が実際に作動することはない。
【0038】次いで、メインロック10を図2(a)に
示す位置から図2(b)に示す位置まで、付勢手段13
の付勢力に抗してスライドさせる。これにより、バッテ
リパック2のロック溝6とスライド操作部11のロック
部12の係合が外れ、バッテリパック2のロックはすべ
て解除された状態となる。
【0039】すると、ポップアップ30のスライド部3
1は、付勢手段33によってバッテリパック2側に突出
するよう付勢されているため、先端の押圧部32が図3
(a)に示す位置から図3(b)に示す位置まで、同じ
く図5に示す位置から図6に示す位置まで自動的に移動
する。
【0040】これによって、この押圧部32がバッテリ
パック2の凹部9に形成した斜面9aを押圧し、バッテ
リパック2の一端を上方に持ち上げることになり、ユー
ザーはバッテリパック2を簡単に取り外すことができ
る。
【0041】以上は、バッテリパック2を取り外すとき
の動作について説明したが、装着するときはバッテリパ
ック2の係合凹部4を収納部3の一端の突起5に引っ掛
けてからバッテリパック2を倒し込む。これによって、
メインロック10のロック部12がバッテリパック2の
ロック溝6に係合して、バッテリパック2がロックされ
る。
【0042】そして、最後にサブロック20のスライド
操作部21を図5に示す位置から図4に示す位置までス
ライドさせることにより、メインロック10が解除され
ないようにロックされる。これによって、サブロック2
0のストッパ22が当接部14に当接する位置に移動
し、メインロック10のスライド操作部11の移動を規
制するので、例えば、不用意にメインロック10に手や
他のものが触れても、バッテリパック2が外れることは
ない。
【0043】このように本実施形態のバッテリパックの
ロック構造によれば、メインロック10の操作をサブロ
ック20のスライド操作部21の位置によって規制して
いるので、誤ってメインロック10が操作されてバッテ
リパック2が不用意に脱落することを防止できる。これ
によって、サブロック20のロックを解除しない限りメ
インロック10によるロックが解除されないので、例え
ば運搬中等の不慮のバッテリパック脱落事故を防止する
こともできる。
【0044】また、サブロック20とメインロック10
を解除したときは、ポップアップ30がバッテリパック
2を持ち上げるので、メインロック10をスライドさせ
た指を離してもバッテリパック2が再びロックされてし
まうようなこともなく、容易にバッテリパック2を取り
外すことが可能となる。
【0045】しかも、ポップアップ30はサブロック2
0のロックを解除しない限りバッテリパック2に対して
作用しないため、バッテリパック2が本体1に対して常
に持ち上がり気味になったりするようなこともなく、バ
ッテリパック2と本体1の表面に段差が生じる等の外観
面に関する問題も生じない。
【0046】さらに、サブロック20がメインロック1
0の規制を解除すると、それを検出スイッチ8が検出
し、データを本体1のメモリに記憶させるので、バッテ
リパック2の取り外しによってデータが喪失する危険も
回避することができる。
【0047】すなわち、検出スイッチ8を設けること
で、サブロック20のスライド操作部21が「解除」位
置にスライド移動されたことが検出でき、この検出結果
によって、本体1の不揮発性メモリ等にデータを記憶さ
せ、しかも、スライド操作部21に設けたL字状のガイ
ド孔23にガイドされたポップアップ30は、サブロッ
ク20によるロックを解除したときに、初めてバッテリ
パック2を持ち上げるようになっている。これによっ
て、ユーザーがバッテリパック2を取り外す際のデータ
喪失の危険を確実に回避でき、かつ、バッテリパック2
の取り外しも容易に行なうことができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明のバッテリパ
ックのロック構造によれば、不用意なバッテリの脱落を
防止するとともに、着脱作業もきわめて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバッテイリパックのロック構造の一実
施形態を適用した携帯情報端末のバッテリパック取付部
付近を示す図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図であり、(a)は
バッテリパックが装着されている状態を、(b)はバッ
テリパックを取り外したときの状態を示している。
【図3】図1におけるB−B線断面図であり、(a)は
バッテリパックが装着されている状態を、(b)はバッ
テリパックを取り外したときの状態を示している。
【図4】図1に示すバッテリパック取付部付近の主要部
を抜粋した図であり、バッテリパックが装着されている
状態を示している。
【図5】図1に示すバッテリパック取付部付近の主要部
を抜粋した図であり、サブロックのみを解除した状態を
示している。
【図6】図1に示すバッテリパック取付部付近の主要部
を抜粋した図であり、バッテリパックを取り外したとき
の状態を示している。
【図7】図1におけるC−C線断面図であり、(a)は
サブロックのロック状態を、(b)はサブロックを解除
した状態を示している。
【図8】従来のバッテリパックのロック構造を示す斜視
図であり、(a)はバッテリパックを取り外した状態
を、(b)はバッテリパックを装着するときの状態を示
している。
【符号の説明】
1 本体 2 バッテイパック 3 収納部 4 係合凹部 5 突起 6 ロック溝 7 プリント基板 8 検出スイッチ 9 凹部 9a 斜面 10 メインロック 11 スライド操作部 12 ロック部 13 付勢手段 14 当接部 20 サブロック 21 スライド操作部 21a 脚部 22 ストッパ 23 ガイド孔 24 表示 30 ポップアップ 31 スライド部 32 押圧部 33 付勢手段 34 ガイド突起

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1)と、この本体(1)に着脱自
    在なバッテリパック(2)を備えた電子機器におけるバ
    ッテリパックのロック構造において、 本体(1)の筐体の外表面に形成したバッテリパック
    (2)が装着される凹状の収納部(3)と、 この収納部(3)の一端側に突設された突起(5)と、 この突起(5)が係合する、バッテリパック(2)に形
    成された係合凹部(4)と、 バッテリパック(2)に形成されたロック溝(6)と、 このロック溝(6)に係合するロック部(12)を有す
    る、本体(1)の外表面よりスライド操作可能なスライ
    ド操作部(11)と、このスライド操作部(11)を常
    にバッテリパック(2)のロック溝(6)へ係合する方
    向へ付勢する付勢手段(13)を備えたメインロック
    (10)と、 このメインロック(10)のバッテリパック(2)と反
    対側への移動を規制するストッパ(22)を有する、本
    体(1)の外表面よりスライド操作可能なスライド操作
    部(21)を備えたサブロック(20)と、前記バッテリパック(2)に設けられた斜面(9a)を
    有する凹部(9)と、この凹部(9)の斜面(9a)を
    押圧して、バッテリパック(2)を持ち上げる押圧部
    (32)を先端に有するスライド部(31)と、このス
    ライド部(31)を常にバッテリパック(2)側に付勢
    する付勢手段(33)を有するポップアップ(30)を
    備え、 このポップアップ(30)が、サブロック(20)のス
    ライド操作部(21)がメインロック(10)を規制す
    る位置にあるときに、スライド部(31)のバッテリパ
    ック(2)側への移動を規制するガイド手段を備えた
    ッテリパックのロック構造。
  2. 【請求項2】 前記ガイド手段が、 サブロック(20)のスライド操作部(21)に、当該
    スライド操作部(21)のスライド方向及びこのスライ
    ド方向と直交する横方向のほぼL字状に形成されたガイ
    ド孔(23)と、 ポップアップ(30)のスライド部(31)に突設さ
    れ、L字状のガイド孔(23)内に移動可能に係合する
    ガイド突起(34)とを備え、 サブロック(20)のスライド操作部(21)がメイン
    ロック(10)を規制する位置にあるときに、ガイド突
    起(34)がガイド孔(23)内の前記スライド方向部
    分に位置し、スライド部(31)のバッテリパック
    (2)側への移動を規制する請求項記載のバッテリパ
    ックのロック構造。
  3. 【請求項3】 サブロック(20)のスライド操作部
    (21)が、メインロック(10)の規制を解除する位
    置に移動したときに押圧されて信号を出力する検出スイ
    ッチ(8)を備え、 この検出スイッチ(8)からの出力信号によって、本体
    (1)内のメモリにデータを記憶させるようにした請求
    1又2記載のバッテリパックのロック構造。
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