JP3170847B2 - 固体撮像素子及びそれを用いた光学機器 - Google Patents
固体撮像素子及びそれを用いた光学機器Info
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B3/00—Simple or compound lenses
- G02B3/0006—Arrays
- G02B3/0037—Arrays characterized by the distribution or form of lenses
- G02B3/0043—Inhomogeneous or irregular arrays, e.g. varying shape, size, height
-
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-
- H01L27/14627—
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Landscapes
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- Optics & Photonics (AREA)
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- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像素子(以下固体
撮像装置ともいう。)及びそれを用いた光学機器に関
し、特に所定の周期で配列した複数の受光素子(受光
部)の光入射側に各々の受光素子に対応させて集光性の
複数のマイクロレンズを所定の周期で設けたエリアセン
サやラインセンサ等の固体撮像素子を用いた固体撮像装
置及びそれを用いた光学機器に関するものである。
撮像装置ともいう。)及びそれを用いた光学機器に関
し、特に所定の周期で配列した複数の受光素子(受光
部)の光入射側に各々の受光素子に対応させて集光性の
複数のマイクロレンズを所定の周期で設けたエリアセン
サやラインセンサ等の固体撮像素子を用いた固体撮像装
置及びそれを用いた光学機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりエリアセンサやラインセンサ等
の固体撮像素子を用いた固体撮像装置は光検出効率を高
める為に所定の周期で配列した複数の受光素子(受光
部)の光入射面側に各受光素子に対応させて集光性の複
数のマイクロレンズを所定の周期で配列している。
の固体撮像素子を用いた固体撮像装置は光検出効率を高
める為に所定の周期で配列した複数の受光素子(受光
部)の光入射面側に各受光素子に対応させて集光性の複
数のマイクロレンズを所定の周期で配列している。
【0003】これによりチップサイズの小型化及び多画
素化に伴い、これに形成される画素としての受光素子の
面積が縮小し、各受光素子での受光量が減少したときの
検出感度の低下を防止している。
素化に伴い、これに形成される画素としての受光素子の
面積が縮小し、各受光素子での受光量が減少したときの
検出感度の低下を防止している。
【0004】図3は従来のこの種のカラー固体撮像装置
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【0005】同図においては半導体基板21面上にフォ
トダイオードより成る複数の受光素子(受光部)22
(22a,22b〜)と各受光素子に発生蓄積した電荷
を転送する為の複数の転送部23(23a,23b〜)
を設けている。そして各受光素子22の光入射側にゼラ
チン又はカゼイン等の赤色R、緑色G、青色Bに染色し
たワンチップカラーフィルター24R,24G,24B
・・・を形成した後、該各々のカラーフィルターの光入
射側に複数のマイクロレンズ25(25a,25b・・
・)を設けている。
トダイオードより成る複数の受光素子(受光部)22
(22a,22b〜)と各受光素子に発生蓄積した電荷
を転送する為の複数の転送部23(23a,23b〜)
を設けている。そして各受光素子22の光入射側にゼラ
チン又はカゼイン等の赤色R、緑色G、青色Bに染色し
たワンチップカラーフィルター24R,24G,24B
・・・を形成した後、該各々のカラーフィルターの光入
射側に複数のマイクロレンズ25(25a,25b・・
・)を設けている。
【0006】このような構成により受光素子で光検出す
る際の光検出効率を高めている。
る際の光検出効率を高めている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の固体撮像装置で
用いているマイクロレンズは無限遠からの光束を集光
し、受光素子に入射するように屈折力や形状等が最適化
されている。この為、このような固体撮像装置を光電変
換手段として像面に用いる撮影レンズ(対物レンズ)
は、その射出瞳位置が無限遠位置にある、所謂テレセン
トリック系であることが前提となっている。
用いているマイクロレンズは無限遠からの光束を集光
し、受光素子に入射するように屈折力や形状等が最適化
されている。この為、このような固体撮像装置を光電変
換手段として像面に用いる撮影レンズ(対物レンズ)
は、その射出瞳位置が無限遠位置にある、所謂テレセン
トリック系であることが前提となっている。
【0008】テレセントリック系では軸上及び軸外主光
線が撮像面の中心部及び周辺部におけるマイクロレンズ
に対して略垂直に入射する。この為画面全体にわたり均
一の光学的作用を受け、画面全体にわたり均一な画像が
得られる。
線が撮像面の中心部及び周辺部におけるマイクロレンズ
に対して略垂直に入射する。この為画面全体にわたり均
一の光学的作用を受け、画面全体にわたり均一な画像が
得られる。
【0009】しかしながら近年、固体撮像装置のチップ
サイズの小型化に伴って、撮影レンズの小型化が要望さ
れている。
サイズの小型化に伴って、撮影レンズの小型化が要望さ
れている。
【0010】一般に撮影レンズの小型化を図ると、その
射出瞳が遠方より近方に変化してくる。この結果、図4
に示すように軸外主光線RAは撮像面の周辺には光軸に
対して斜めに入射する。
射出瞳が遠方より近方に変化してくる。この結果、図4
に示すように軸外主光線RAは撮像面の周辺には光軸に
対して斜めに入射する。
【0011】そうすると周期的に配列した受光素子(2
2a,22b・・・)に対応して設けたマイクロレンズ
(25a,25b・・・)に対して、撮影レンズ31か
らの周辺光束RLが各々異った状態で入射する。即ち各
マイクロレンズ毎に集光状態が異ってきて、例えば周辺
部では光束の全てが受光素子に入射しなくなってくる場
合がある。
2a,22b・・・)に対応して設けたマイクロレンズ
(25a,25b・・・)に対して、撮影レンズ31か
らの周辺光束RLが各々異った状態で入射する。即ち各
マイクロレンズ毎に集光状態が異ってきて、例えば周辺
部では光束の全てが受光素子に入射しなくなってくる場
合がある。
【0012】この結果、画面の中心部の受光素子に対し
て周辺部の受光素子での受光光量が減少し、所謂輝度シ
ェーディングが発生するという問題点が生じてくる。
て周辺部の受光素子での受光光量が減少し、所謂輝度シ
ェーディングが発生するという問題点が生じてくる。
【0013】本発明は複数の受光素子の配列周期とそれ
に対応した複数のマイクロレンズの配列周期とを適切に
設定することにより、撮影レンズのテレセントリック性
が多少崩れても画面全体にわたり均一な受光光量が得ら
れ、輝度シェーディングのない良好なる画像が得られる
固体撮像装置及びそれを用いた光学機器の提供を目的と
する。
に対応した複数のマイクロレンズの配列周期とを適切に
設定することにより、撮影レンズのテレセントリック性
が多少崩れても画面全体にわたり均一な受光光量が得ら
れ、輝度シェーディングのない良好なる画像が得られる
固体撮像装置及びそれを用いた光学機器の提供を目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の固体撮
像素子は、基板面上に配列された複数の受光素子と、該
複数の受光素子の各々に対応した複数の集光性のマイク
ロレンズとを有した固体撮像素子において、該複数のマ
イクロレンズの屈折力が、前記基板面の中心部と周辺部
とで異なることを特徴としている。請求項2の発明は請
求項1の発明において、前記複数のマイクロレンズの屈
折力は、前記基板面の中心部に比べて周辺部で強い屈折
力を持つことを特徴としている。請求項3の発明は請求
項2の発明において、前記複数のマイクロレンズは凸レ
ンズであって、前記基板面の中心部から周辺部にいくに
従って曲率が強くなることを特徴としている。
像素子は、基板面上に配列された複数の受光素子と、該
複数の受光素子の各々に対応した複数の集光性のマイク
ロレンズとを有した固体撮像素子において、該複数のマ
イクロレンズの屈折力が、前記基板面の中心部と周辺部
とで異なることを特徴としている。請求項2の発明は請
求項1の発明において、前記複数のマイクロレンズの屈
折力は、前記基板面の中心部に比べて周辺部で強い屈折
力を持つことを特徴としている。請求項3の発明は請求
項2の発明において、前記複数のマイクロレンズは凸レ
ンズであって、前記基板面の中心部から周辺部にいくに
従って曲率が強くなることを特徴としている。
【0015】請求項4の発明の固体撮像素子は、基板面
上に配列された複数の受光素子と、該複数の受光素子の
各々に対応した複数の集光性のマイクロレンズとを有し
た固体撮像素子において、前記複数の受光素子の配列周
期が、前記基板面の中心部に比べて周辺部で長くなって
おり、かつ前記複数のマイクロレンズの配列周期が、前
記基板面全体で同一であることを特徴としている。請求
項5の発明の光学機器は撮影光学系と、請求項1乃至4
いずれか1項記載の固体撮像素子を有することを特徴と
している。
上に配列された複数の受光素子と、該複数の受光素子の
各々に対応した複数の集光性のマイクロレンズとを有し
た固体撮像素子において、前記複数の受光素子の配列周
期が、前記基板面の中心部に比べて周辺部で長くなって
おり、かつ前記複数のマイクロレンズの配列周期が、前
記基板面全体で同一であることを特徴としている。請求
項5の発明の光学機器は撮影光学系と、請求項1乃至4
いずれか1項記載の固体撮像素子を有することを特徴と
している。
【0016】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部概略図であ
る。同図は固体撮像装置を光入射側から見たときを示し
ている。
る。同図は固体撮像装置を光入射側から見たときを示し
ている。
【0017】同図において1は基板であり、長方形状を
している。1aは基板1の中心部を示し、1bは周辺部
を示している。
している。1aは基板1の中心部を示し、1bは周辺部
を示している。
【0018】2(2a,2b,2c・・・)は受光素子
(受光部)であり、例えばCCDやフォトダイオード等
から成っており、基板1面上の長手方向(水平方向)1
cに周期PHで、又短手方向(垂直方向)1dに周期P
Vで配列している。同図では受光素子2の受光面は短手
方向1dに長い長方形状をしている。
(受光部)であり、例えばCCDやフォトダイオード等
から成っており、基板1面上の長手方向(水平方向)1
cに周期PHで、又短手方向(垂直方向)1dに周期P
Vで配列している。同図では受光素子2の受光面は短手
方向1dに長い長方形状をしている。
【0019】尚、図1では基板1面上に設けた受光素子
2のうち中心部1aと一方の周辺部1bを含む一領域の
一部分のみを例として示している。
2のうち中心部1aと一方の周辺部1bを含む一領域の
一部分のみを例として示している。
【0020】3(3a,3b,3c・・・)はマイクロ
レンズであり、基板1面上の複数の受光素子2(2a,
2b・・・)に各々対応して設けている。
レンズであり、基板1面上の複数の受光素子2(2a,
2b・・・)に各々対応して設けている。
【0021】マイクロレンズ3も受光素子2と同様に基
板1面上に設けたマイクロレンズのうちの中心部と一方
の周辺部を含む一部分のみを例として示している。マイ
クロレンズ3は基板1面の中心部1aと周辺部1bとで
配列周期が異っている。
板1面上に設けたマイクロレンズのうちの中心部と一方
の周辺部を含む一部分のみを例として示している。マイ
クロレンズ3は基板1面の中心部1aと周辺部1bとで
配列周期が異っている。
【0022】本実施例ではマイクロレンズ3は基板1面
の中心部1a近傍では長手方向1cと短手方向1dで共
に同一の周期MCで配列している。周辺部1bでは長手
方向1cは周期MH、短手方向1dは周期MVとなるよ
うに配列している。このときMC≧MV,MC>MHと
している。
の中心部1a近傍では長手方向1cと短手方向1dで共
に同一の周期MCで配列している。周辺部1bでは長手
方向1cは周期MH、短手方向1dは周期MVとなるよ
うに配列している。このときMC≧MV,MC>MHと
している。
【0023】又、長手方向1cの周期MHは基板1の中
心部1aから周辺部1bにかけて連続的に又は段階的に
変化するようにしている。そして受光素子2の配列周期
PH,PVに対して MH<PH MV≦PV となるようにしている。
心部1aから周辺部1bにかけて連続的に又は段階的に
変化するようにしている。そして受光素子2の配列周期
PH,PVに対して MH<PH MV≦PV となるようにしている。
【0024】図2は本発明の固体撮像装置を撮影レンズ
の像面に設けた光学機器の光路を示す説明図である。同
図において4は撮影レンズ、5は撮影レンズ4の絞りで
ある。
の像面に設けた光学機器の光路を示す説明図である。同
図において4は撮影レンズ、5は撮影レンズ4の絞りで
ある。
【0025】同図に示すようにマイクロレンズ3の配列
周期を画面中心に比べて画面周辺で短くして集光作用を
高めている。これにより画面中心(光軸近傍)の光束R
Pが受光素子(3a)に入射する際の光量と画面周辺部
に入射する光束RLが受光素子(2n)に入射する際の
光量とが略等しくなるようにしている。
周期を画面中心に比べて画面周辺で短くして集光作用を
高めている。これにより画面中心(光軸近傍)の光束R
Pが受光素子(3a)に入射する際の光量と画面周辺部
に入射する光束RLが受光素子(2n)に入射する際の
光量とが略等しくなるようにしている。
【0026】このように本発明では撮影レンズとして完
全なるテレセントリック系でないものを用いたときに画
面周辺部の受光素子に入射する光量が画面中心部の受光
素子に入射する光量と略等しくなるようにして画面全体
にわたり均一でしかも良好なる画像が得られるようにし
ている。
全なるテレセントリック系でないものを用いたときに画
面周辺部の受光素子に入射する光量が画面中心部の受光
素子に入射する光量と略等しくなるようにして画面全体
にわたり均一でしかも良好なる画像が得られるようにし
ている。
【0027】尚、本発明においては受光素子2の受光面
が短手方向に長い長手形状をしているときは短手方向に
は輝度シェーディングの発生が少ないのでマイクロレン
ズ3の短手方向の周期MVを受光素子2の配列周期PV
と同じとし、かつ画面全体にわたり同一にしても良い。
が短手方向に長い長手形状をしているときは短手方向に
は輝度シェーディングの発生が少ないのでマイクロレン
ズ3の短手方向の周期MVを受光素子2の配列周期PV
と同じとし、かつ画面全体にわたり同一にしても良い。
【0028】又、マイクロレンズ2を画面周辺にいくに
つれて配列周期を変えると共に又は周期は同一として外
形状を変えて、例えば曲率が順次、又は段階的に強くな
るよううな形状として配列しても良い。
つれて配列周期を変えると共に又は周期は同一として外
形状を変えて、例えば曲率が順次、又は段階的に強くな
るよううな形状として配列しても良い。
【0029】この他、本発明ではマイクロレンズの配列
周期を基板面全体で同一とし、逆に受光素子の配列周期
が基板面の中心部に比べて周辺部で長くなるようにして
も前述と同様の効果を得ることができる。
周期を基板面全体で同一とし、逆に受光素子の配列周期
が基板面の中心部に比べて周辺部で長くなるようにして
も前述と同様の効果を得ることができる。
【0030】尚、本実施例においてマイクロレンズとし
て内部の屈折率が連続的に変化し、入射光束を集光させ
る収斂作用を有する微小な光学要素を複数個配列して構
成し、このとき各光学要素の配列周期を前述の如く設定
しても同様の効果を得ることができる。
て内部の屈折率が連続的に変化し、入射光束を集光させ
る収斂作用を有する微小な光学要素を複数個配列して構
成し、このとき各光学要素の配列周期を前述の如く設定
しても同様の効果を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く複数の受光素
子の配列周期とそれに対応した複数のマイクロレンズの
配列周期とを適切に設定することにより、撮影レンズの
テレセントリック性が多少崩れても画面全体にわたり均
一な受光光量が得られ、輝度シェーディングのない良好
なる画像が得られる固体撮像装置及びそれを用いた光学
機器を達成することができる。
子の配列周期とそれに対応した複数のマイクロレンズの
配列周期とを適切に設定することにより、撮影レンズの
テレセントリック性が多少崩れても画面全体にわたり均
一な受光光量が得られ、輝度シェーディングのない良好
なる画像が得られる固体撮像装置及びそれを用いた光学
機器を達成することができる。
【図1】 本発明の実施例1の要部概略図
【図2】 本発明を撮影レンズの像面に配置したときの
光路の説明図
光路の説明図
【図3】 従来の固体撮像装置の要部断面図
【図4】 従来の固体撮像装置を撮影レンズの像面に配
置したときの光路の説明図
置したときの光路の説明図
1 基板 2 受光素子 3 マイクロレンズ 4 撮影レンズ 5 絞り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/235 G02B 27/00 H04N 5/335
Claims (5)
- 【請求項1】 基板面上に配列された複数の受光素子
と、該複数の受光素子の各々に対応した複数の集光性の
マイクロレンズとを有した固体撮像素子において、該複
数のマイクロレンズの屈折力が、前記基板面の中心部と
周辺部とで異なることを特徴とする固体撮像素子。 - 【請求項2】 前記複数のマイクロレンズの屈折力は、
前記基板面の中心部に比べて周辺部で強い屈折力を持つ
ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。 - 【請求項3】 前記複数のマイクロレンズは凸レンズで
あって、前記基板面の中心部から周辺部にいくに従って
曲率が強くなることを特徴とする請求項2記載の固体撮
像素子。 - 【請求項4】 基板面上に配列された複数の受光素子
と、該複数の受光素子の各々に対応した複数の集光性の
マイクロレンズとを有した固体撮像素子において、前記
複数の受光素子の配列周期が、前記基板面の中心部に比
べて周辺部で長くなっており、かつ前記複数のマイクロ
レンズの配列周期が、前記基板面全体で同一であること
を特徴とする固体撮像素子。 - 【請求項5】 撮影光学系と、請求項1乃至4いずれ
か1項記載の固体撮像素子を有することを特徴とする光
学機器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05975092A JP3170847B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 固体撮像素子及びそれを用いた光学機器 |
US08/015,435 US5682203A (en) | 1992-02-14 | 1993-02-09 | Solid-state image sensing device and photo-taking system utilizing condenser type micro-lenses |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05975092A JP3170847B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 固体撮像素子及びそれを用いた光学機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05227468A JPH05227468A (ja) | 1993-09-03 |
JP3170847B2 true JP3170847B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=13122237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05975092A Expired - Fee Related JP3170847B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 固体撮像素子及びそれを用いた光学機器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5682203A (ja) |
JP (1) | JP3170847B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN101500086B (zh) * | 2008-01-28 | 2011-07-06 | 索尼株式会社 | 图像拾取装置 |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4054094B2 (ja) * | 1996-12-27 | 2008-02-27 | オリンパス株式会社 | 電子内視鏡 |
US5963377A (en) * | 1997-10-02 | 1999-10-05 | Minolta Co., Ltd. | Taking optical system for video shooting |
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