JP3167074B2 - Sor露光システム及びこれを用いて製造されたマスク - Google Patents
Sor露光システム及びこれを用いて製造されたマスクInfo
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- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばデバイス製造に使
用される、シンクロトロン放射光を用いた露光装置に関
するものである。
用される、シンクロトロン放射光を用いた露光装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近来、高集積度の半導体集積回路の製造
において、X線を照明光としてマスクパターンを近接し
たウエハ上の感光材に露光転写するX線露光装置が提案
されている。
において、X線を照明光としてマスクパターンを近接し
たウエハ上の感光材に露光転写するX線露光装置が提案
されている。
【0003】半導体集積回路の製造では、生産性を上げ
るために露光プロセスを複数のラインで稼働させ、この
際、同一のX線マスクを複数個用意している。マスク上
に形成されるパターンは電子ビーム描画装置で描画して
作成する方法が一般的であるが、X線露光が有効な露光
方法と見られる256MbitDRAM規模の集積度を
有する回路パターンを描画するのに要する時間は、数十
分から場合によっては数時間にもおよび、複数のマスク
を作成するためには大きな時間を要する。
るために露光プロセスを複数のラインで稼働させ、この
際、同一のX線マスクを複数個用意している。マスク上
に形成されるパターンは電子ビーム描画装置で描画して
作成する方法が一般的であるが、X線露光が有効な露光
方法と見られる256MbitDRAM規模の集積度を
有する回路パターンを描画するのに要する時間は、数十
分から場合によっては数時間にもおよび、複数のマスク
を作成するためには大きな時間を要する。
【0004】これに対して、電子ビーム描画装置で作成
した1枚の原版マスクを用い、等倍露光である近接X線
露光によって原版パターンを複製して複数のX線マスク
を作成する方法がある。X線露光装置は露光領域を大き
くとることができ、また、露光に要する時間も電子ビー
ム描画に比べて短いので、この方法によればマスクの生
産性を大きく向上させることができる。
した1枚の原版マスクを用い、等倍露光である近接X線
露光によって原版パターンを複製して複数のX線マスク
を作成する方法がある。X線露光装置は露光領域を大き
くとることができ、また、露光に要する時間も電子ビー
ム描画に比べて短いので、この方法によればマスクの生
産性を大きく向上させることができる。
【0005】又、X線マスクには、X線を吸収するため
に0.7μm程度の厚さの金等の吸収体パターンがメッ
キまたはエッチングによって形成されている。電子ビー
ム描画法では厚い吸収体層を得るために多層の感光材を
用いるが、これに対して近接X線露光では解像できる深
度が大きくとれるため、十分な厚さの感光材を露光する
ことができ、単層の感光材を使用する露光プロセスが利
用できる。従って、X線露光法の方が電子ビーム描画法
よりも低コストでX線マスクを作成できる場合がある。
に0.7μm程度の厚さの金等の吸収体パターンがメッ
キまたはエッチングによって形成されている。電子ビー
ム描画法では厚い吸収体層を得るために多層の感光材を
用いるが、これに対して近接X線露光では解像できる深
度が大きくとれるため、十分な厚さの感光材を露光する
ことができ、単層の感光材を使用する露光プロセスが利
用できる。従って、X線露光法の方が電子ビーム描画法
よりも低コストでX線マスクを作成できる場合がある。
【0006】以上の有利な条件から、ウエハ露光用のX
線マスクをX線露光装置で作成する方法が注目されてい
る。
線マスクをX線露光装置で作成する方法が注目されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】近接露光では照明
光の平行性は転写する際のディストーションに大きく影
響する。すなわち照明光が完全な平行光でない限り、露
光領域の各所にはそれぞれ異なる入射角で照明光が照射
されるが、この角度にマスクと被露光体とのギャップ寸
法を乗じた値がマスク像と転写像とのずれとなるので、
ギャップ寸法が一定でなければ、マスク像と転写像との
ずれも一定でなくなる。
光の平行性は転写する際のディストーションに大きく影
響する。すなわち照明光が完全な平行光でない限り、露
光領域の各所にはそれぞれ異なる入射角で照明光が照射
されるが、この角度にマスクと被露光体とのギャップ寸
法を乗じた値がマスク像と転写像とのずれとなるので、
ギャップ寸法が一定でなければ、マスク像と転写像との
ずれも一定でなくなる。
【0008】シンクロトロン放射光を照明光源として利
用したX線露光装置では、例えば光源から10m程度離
れた位置にマスクを配置して、30mm程度の露光領域
を確保することで、3mradの発散角を持つ照明光を
得ることができる。この場合、ギャップの設定精度が例
えば3μmであれば、9nmのマスク像と転写像とのず
れのばらつきを生じることになる。ウエハを露光する場
合は、例えば0.2μmの解像力で露光する場合に要求
される重ね合わせ精度は50nm程度であるので、9n
mのずれは許容され得る。しかしながらマスクを複製す
る場合の精度としては問題となる。
用したX線露光装置では、例えば光源から10m程度離
れた位置にマスクを配置して、30mm程度の露光領域
を確保することで、3mradの発散角を持つ照明光を
得ることができる。この場合、ギャップの設定精度が例
えば3μmであれば、9nmのマスク像と転写像とのず
れのばらつきを生じることになる。ウエハを露光する場
合は、例えば0.2μmの解像力で露光する場合に要求
される重ね合わせ精度は50nm程度であるので、9n
mのずれは許容され得る。しかしながらマスクを複製す
る場合の精度としては問題となる。
【0009】
【0010】
【0011】本発明は上記課題を解決すべくなされたも
ので、X線マスクを複製するのに適したSOR露光シス
テムや露光装置を提供し、高精度且つ低コストでX線マ
スクを作成可能にすることを目的とする。
ので、X線マスクを複製するのに適したSOR露光シス
テムや露光装置を提供し、高精度且つ低コストでX線マ
スクを作成可能にすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明のSOR
露光システムは、共通のSOR光源からビームラインに
よって接続された複数のX線露光装置を有するSOR露
光システムにおいて、少なくとも1つのビームラインに
マスク複製に使用可能な露光装置をマスク複写用のビー
ムラインの方がビームの発散角が小さくなるようにして
接続した、或いはマスク複製に使用可能な露光装置を接
続し、マスク複製に使用可能な露光装置に供給する露光
光の波長を、他の露光装置に供給するそれより長くし
た、各ビームラインにはX線ミラーを含む照明光学系が
設けられ、マスク複製に使用可能な露光装置が接続され
たビームラインの照明光学系のX線ミラー反射面の表面
粗さを、他のビームラインのそれよりも大きくした、各
ビームラインにはX線ミラーを含む照明光学系が設けら
れ、マスク複製に使用可能な露光装置が接続されたビー
ムラインの照明光学系のX線ミラーに対するビームの入
射角を、他のビームラインのそれよりも大きくした、マ
スク複製に使用可能な露光装置における原版マスクと被
露光基板とのプロキシミティギャップを、他のビームラ
インのそれよりも大きくした、のいずれかの構成をとっ
たことを特徴とするものである。
露光システムは、共通のSOR光源からビームラインに
よって接続された複数のX線露光装置を有するSOR露
光システムにおいて、少なくとも1つのビームラインに
マスク複製に使用可能な露光装置をマスク複写用のビー
ムラインの方がビームの発散角が小さくなるようにして
接続した、或いはマスク複製に使用可能な露光装置を接
続し、マスク複製に使用可能な露光装置に供給する露光
光の波長を、他の露光装置に供給するそれより長くし
た、各ビームラインにはX線ミラーを含む照明光学系が
設けられ、マスク複製に使用可能な露光装置が接続され
たビームラインの照明光学系のX線ミラー反射面の表面
粗さを、他のビームラインのそれよりも大きくした、各
ビームラインにはX線ミラーを含む照明光学系が設けら
れ、マスク複製に使用可能な露光装置が接続されたビー
ムラインの照明光学系のX線ミラーに対するビームの入
射角を、他のビームラインのそれよりも大きくした、マ
スク複製に使用可能な露光装置における原版マスクと被
露光基板とのプロキシミティギャップを、他のビームラ
インのそれよりも大きくした、のいずれかの構成をとっ
たことを特徴とするものである。
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本実施例のSOR露光システムの全体構成図
を示す。同図において、1は電荷蓄積リングを含むSO
R光源装置であり、電荷蓄積リング1から放射されたシ
ンクロトロン放射光は、ウエハ露光用の露光装置31〜
28に接続されたビームライン21〜28と、X線マス
ク複製用の露光装置5a,5bにそれぞれ接続されたビ
ームライン4a,4bとに供給される。ここでビームラ
イン21〜28よりもビームライン4a,4bの方が長
く、マスク複写用のビームライン4a,4bの方がビー
ムの発散角が小さくなるように(すなわち露光転写の解
像力が高くなるように)している。
る。図1は本実施例のSOR露光システムの全体構成図
を示す。同図において、1は電荷蓄積リングを含むSO
R光源装置であり、電荷蓄積リング1から放射されたシ
ンクロトロン放射光は、ウエハ露光用の露光装置31〜
28に接続されたビームライン21〜28と、X線マス
ク複製用の露光装置5a,5bにそれぞれ接続されたビ
ームライン4a,4bとに供給される。ここでビームラ
イン21〜28よりもビームライン4a,4bの方が長
く、マスク複写用のビームライン4a,4bの方がビー
ムの発散角が小さくなるように(すなわち露光転写の解
像力が高くなるように)している。
【0016】図2はウエハ露光装置31〜28が接続さ
れたビームライン21〜28の構成を示し、各ビームラ
インは同じ構成を有している。発光点50からのシンク
ロトロン放射光51は、ミラーチャンバ52内の凸面X
線ミラー53によって垂直方向に拡大反射される。そし
て、真空ダクト54、真空隔壁55、シャッターユニッ
ト56を通ってマスク58に投射され、マスクパターン
をウエハ59に露光転写するようになっている。マスク
58及びウエハ59を内蔵する露光ユニット57の内部
は150torr程の減圧されたHe雰囲気となってい
る。真空隔壁55は15μm程の厚さのBe箔を使うこ
とによって、真空隔壁55からウエハ59上の感光材に
至るまでの照明光の減衰が小さくなるようにしている。
以上の照明光学系はウエハを製造するために必要な解像
力と生産性(スループット)を満足する照明光強度にな
るように設計されている。
れたビームライン21〜28の構成を示し、各ビームラ
インは同じ構成を有している。発光点50からのシンク
ロトロン放射光51は、ミラーチャンバ52内の凸面X
線ミラー53によって垂直方向に拡大反射される。そし
て、真空ダクト54、真空隔壁55、シャッターユニッ
ト56を通ってマスク58に投射され、マスクパターン
をウエハ59に露光転写するようになっている。マスク
58及びウエハ59を内蔵する露光ユニット57の内部
は150torr程の減圧されたHe雰囲気となってい
る。真空隔壁55は15μm程の厚さのBe箔を使うこ
とによって、真空隔壁55からウエハ59上の感光材に
至るまでの照明光の減衰が小さくなるようにしている。
以上の照明光学系はウエハを製造するために必要な解像
力と生産性(スループット)を満足する照明光強度にな
るように設計されている。
【0017】この構成において、発光点50からX線ミ
ラー53までの距離は3m、X線ミラー53からマスク
58までの距離は5mであり、発光点50からマスク5
8までは計8mの距離を有する。ウエハ59の露光領域
を30mm角の矩形形状とすると、水平方向の発散角は
3.75mradであり、垂直方向の発散角は6mra
dである。マスク58とウエハ59とのギャップ寸法の
ばらつきを3μmとすると、パターン転写する際に18
nmのディストーションが発生することになる。シンク
ロトロン放射光の強度や使用されるウエハ上の感光材の
感度にもよるが、照明光強度は露光時間が0.3〜1秒
程度になるように照明光学系は設計される。
ラー53までの距離は3m、X線ミラー53からマスク
58までの距離は5mであり、発光点50からマスク5
8までは計8mの距離を有する。ウエハ59の露光領域
を30mm角の矩形形状とすると、水平方向の発散角は
3.75mradであり、垂直方向の発散角は6mra
dである。マスク58とウエハ59とのギャップ寸法の
ばらつきを3μmとすると、パターン転写する際に18
nmのディストーションが発生することになる。シンク
ロトロン放射光の強度や使用されるウエハ上の感光材の
感度にもよるが、照明光強度は露光時間が0.3〜1秒
程度になるように照明光学系は設計される。
【0018】表1は図2のウエハ用の露光装置の照明系
の設計の詳細を示したものである。反射面の表面粗さが
1nm(rms)に加工された炭化シリコンのX線ミラ
ーを用いており、反射面に対するSOR光の主光線の入
射角は15mradである。このミラーによってSOR
光の短波長成分の強度を低下させている。又、真空隔壁
となる15μmのBe箔によって、長波長成分の強度を
低下させている。これらの光学系の諸元は、0.6μm
の厚さの金の吸収体パターンと、2μmの厚さの窒化シ
リコンのメンブレンによってなるX線マスクを介して、
ウエハ上の化学増幅型のレジストに照射した場合に、レ
ジストに吸収される露光光の強度プロファイルとして、
実用上十分な強度とコントラストが得られるように定め
られたものである。
の設計の詳細を示したものである。反射面の表面粗さが
1nm(rms)に加工された炭化シリコンのX線ミラ
ーを用いており、反射面に対するSOR光の主光線の入
射角は15mradである。このミラーによってSOR
光の短波長成分の強度を低下させている。又、真空隔壁
となる15μmのBe箔によって、長波長成分の強度を
低下させている。これらの光学系の諸元は、0.6μm
の厚さの金の吸収体パターンと、2μmの厚さの窒化シ
リコンのメンブレンによってなるX線マスクを介して、
ウエハ上の化学増幅型のレジストに照射した場合に、レ
ジストに吸収される露光光の強度プロファイルとして、
実用上十分な強度とコントラストが得られるように定め
られたものである。
【0019】表1の諸元を有する照明系によるレジスト
の吸収強度分布を図3に示す。同図において、実線はマ
スクの金の吸収体パターンが無い部位を透過した露光光
のスペクトルを示し、点線は金の吸収体がある部分を透
過した露光光のスペクトルを示す。露光光の吸収強度は
図3を波長で積分した値であり、金の吸収体がない部位
は2.13mW/cm2、金の吸収対がある部位は0.
176mW/cm2である。転写に必要なレジストの最
適な吸収量を60J/cm3とすると、レジストの厚さ
が1μmであるから、露光時間は2.8秒である。又、
パターン部と非パターン部のコントラストは12.1:
1である。
の吸収強度分布を図3に示す。同図において、実線はマ
スクの金の吸収体パターンが無い部位を透過した露光光
のスペクトルを示し、点線は金の吸収体がある部分を透
過した露光光のスペクトルを示す。露光光の吸収強度は
図3を波長で積分した値であり、金の吸収体がない部位
は2.13mW/cm2、金の吸収対がある部位は0.
176mW/cm2である。転写に必要なレジストの最
適な吸収量を60J/cm3とすると、レジストの厚さ
が1μmであるから、露光時間は2.8秒である。又、
パターン部と非パターン部のコントラストは12.1:
1である。
【0020】次に、図4はX線マスク複製用露光装置5
a(又は5b)が接続されたビームライン4a(又は4
b)の構成を示す。発光点70からのシンクロトロン放
射光71は、ミラーユニット72内の2枚の平面ミラー
73,74で2回反射する。そして真空ダクト75、真
空隔壁76を通って原版マスク77に投射され、原版マ
スクパターンを被露光用マスク基板78に露光転写する
ようになっている。
a(又は5b)が接続されたビームライン4a(又は4
b)の構成を示す。発光点70からのシンクロトロン放
射光71は、ミラーユニット72内の2枚の平面ミラー
73,74で2回反射する。そして真空ダクト75、真
空隔壁76を通って原版マスク77に投射され、原版マ
スクパターンを被露光用マスク基板78に露光転写する
ようになっている。
【0021】ここで、光源からマスクまでの距離は30
mであり、水平方向の発散角は1mradになる。垂直
方向にはミラーによって拡大することはせず、原版マス
ク77と被露光用マスク78とを照明光に対して垂直に
走査することによって、全露光領域を露光させる。この
場合は垂直方向には照明光は平行化されている。様々な
プロセスを経たウエハよりも平坦なマスク基板を被露光
体とするので、ギャップ寸法のばらつきを小さく設定す
ることができる。例えばギャップ寸法のばらつきを2μ
mとするとディストーションは2nmにすることができ
る。
mであり、水平方向の発散角は1mradになる。垂直
方向にはミラーによって拡大することはせず、原版マス
ク77と被露光用マスク78とを照明光に対して垂直に
走査することによって、全露光領域を露光させる。この
場合は垂直方向には照明光は平行化されている。様々な
プロセスを経たウエハよりも平坦なマスク基板を被露光
体とするので、ギャップ寸法のばらつきを小さく設定す
ることができる。例えばギャップ寸法のばらつきを2μ
mとするとディストーションは2nmにすることができ
る。
【0022】表2は図4のX線マスク複製用の露光装置
の照明系の設計の詳細を示したものである。反射面の表
面粗さが4nm(rms)に加工された炭化シリコンの
X線ミラーを2枚用いており、いずれも反射面に対する
SOR光の主光線の入射角は26mradである。これ
らのミラーは短波長側の反射率が小さいので、ウエハ露
光用のビームラインで得られる露光光の中心波長よりも
長い波長が中心波長となる。真空隔壁76の材質は厚さ
0.5μmのポリイミドであり、露光装置内の減圧され
たHe雰囲気とビームラインの真空とを隔てている。ポ
リイミドはBeよりも長波長側の透過率が高いので、X
線ミラーで選択された長波長の照明光を透過させること
ができる。
の照明系の設計の詳細を示したものである。反射面の表
面粗さが4nm(rms)に加工された炭化シリコンの
X線ミラーを2枚用いており、いずれも反射面に対する
SOR光の主光線の入射角は26mradである。これ
らのミラーは短波長側の反射率が小さいので、ウエハ露
光用のビームラインで得られる露光光の中心波長よりも
長い波長が中心波長となる。真空隔壁76の材質は厚さ
0.5μmのポリイミドであり、露光装置内の減圧され
たHe雰囲気とビームラインの真空とを隔てている。ポ
リイミドはBeよりも長波長側の透過率が高いので、X
線ミラーで選択された長波長の照明光を透過させること
ができる。
【0023】表2のように構成された照明系は、先の表
1のものに比べて照明強度が小さく波長が長いが、以下
の理由によりマスク複製の露光装置に対してはより望ま
しい照明光を供給することができる。まず、照明強度が
小さいことによって、原版マスクや被露光基板となる複
製マスク用基板に生ずる露光エネルギによる発熱を小さ
くすることができるので、熱歪みが小さく、パターンの
転写位置精度を高くすることができる。このことは、複
製マスクのように被露光基板が薄膜である場合に特に有
効である。次に、波長が長いことはマスクからの回折光
の影響により解像力が悪化する要因となるが、これにつ
いては被露光基板となる複製マスク基板は様々なプロセ
スを経たウエハよりも平坦度が高いので、近接ギャップ
を小さくすることによって補うことができる。又、一方
で波長が長いと、露光光であるX線による二次電子の飛
程が短いので、この面では解像力が向上する要因とな
る。これらのことから、近接ギャップを小さく設定する
ことにより、結果的に高解像力を得ることができる。
1のものに比べて照明強度が小さく波長が長いが、以下
の理由によりマスク複製の露光装置に対してはより望ま
しい照明光を供給することができる。まず、照明強度が
小さいことによって、原版マスクや被露光基板となる複
製マスク用基板に生ずる露光エネルギによる発熱を小さ
くすることができるので、熱歪みが小さく、パターンの
転写位置精度を高くすることができる。このことは、複
製マスクのように被露光基板が薄膜である場合に特に有
効である。次に、波長が長いことはマスクからの回折光
の影響により解像力が悪化する要因となるが、これにつ
いては被露光基板となる複製マスク基板は様々なプロセ
スを経たウエハよりも平坦度が高いので、近接ギャップ
を小さくすることによって補うことができる。又、一方
で波長が長いと、露光光であるX線による二次電子の飛
程が短いので、この面では解像力が向上する要因とな
る。これらのことから、近接ギャップを小さく設定する
ことにより、結果的に高解像力を得ることができる。
【0024】原版マスクの吸収体となるパターンは、電
子ビーム描画露光装置でレジストに描画した後、エッチ
ング又はメッキ法によって製造される。最終的に形成す
る吸収体の厚さが薄ければ薄いほど、発生する応力歪み
を小さくすることができ、又、吸収体の膜厚分布も小さ
くすることができ、転写の際のパターン線幅制度も向上
させることができる。又、メッキ法で製造する場合は、
吸収体として0.2μm程度の厚さならば、電子ビーム
描画の際に単層レジストを用いることができるし、エッ
チングで製造する場合でもプロセスが容易になる。この
ように、原版マスク製造の際には、吸収体パターンの厚
さが薄いほど精度の高いものが容易に製造できる。
子ビーム描画露光装置でレジストに描画した後、エッチ
ング又はメッキ法によって製造される。最終的に形成す
る吸収体の厚さが薄ければ薄いほど、発生する応力歪み
を小さくすることができ、又、吸収体の膜厚分布も小さ
くすることができ、転写の際のパターン線幅制度も向上
させることができる。又、メッキ法で製造する場合は、
吸収体として0.2μm程度の厚さならば、電子ビーム
描画の際に単層レジストを用いることができるし、エッ
チングで製造する場合でもプロセスが容易になる。この
ように、原版マスク製造の際には、吸収体パターンの厚
さが薄いほど精度の高いものが容易に製造できる。
【0025】表2に示す照明系の諸元は、原版マスクの
金の吸収対が0.2μmの厚さでも十分なコントラスト
が得られるような波長の露光光が選択されるよう定めら
れたものである。パターンの線幅寸法が0.2μmであ
れば、厚さとの線幅の比すなわちアスペクト比は1であ
り、アスペクト比が小さいことも原版マスク製造上有利
である。この原版マスクを用いてさらにアスペクト比の
大きいX線マスクを複製することができる。
金の吸収対が0.2μmの厚さでも十分なコントラスト
が得られるような波長の露光光が選択されるよう定めら
れたものである。パターンの線幅寸法が0.2μmであ
れば、厚さとの線幅の比すなわちアスペクト比は1であ
り、アスペクト比が小さいことも原版マスク製造上有利
である。この原版マスクを用いてさらにアスペクト比の
大きいX線マスクを複製することができる。
【0026】表2の諸元を有する照明系によるレジスト
の吸収強度分布を図5に示す。同図において、実線はマ
スクの金の吸収体パターンが無い部位を透過した露光光
のスペクトルを示し、点線は金の吸収体がある部分を透
過した露光光のスペクトルを示す。先の図3と比較する
と、図5の方が中心波長が長いことが分かり、表2のよ
うな設計によってより長波長の照明光を得ることができ
る。露光光の吸収強度は図5を波長で積分した値であ
り、金の吸収体がない部位は0.0113mW/c
m2、金の吸収体がある部位は0.000818mW/
cm2である。従って、パターン部と非パターン部のコ
ントラストは13.8:1である。
の吸収強度分布を図5に示す。同図において、実線はマ
スクの金の吸収体パターンが無い部位を透過した露光光
のスペクトルを示し、点線は金の吸収体がある部分を透
過した露光光のスペクトルを示す。先の図3と比較する
と、図5の方が中心波長が長いことが分かり、表2のよ
うな設計によってより長波長の照明光を得ることができ
る。露光光の吸収強度は図5を波長で積分した値であ
り、金の吸収体がない部位は0.0113mW/c
m2、金の吸収体がある部位は0.000818mW/
cm2である。従って、パターン部と非パターン部のコ
ントラストは13.8:1である。
【0027】なお、シンクロトロン放射光に含まれる短
波長の光は、被露光体であるマスク基板から2次電子を
散乱させ感光材を感光させるので、マスク複製の際の解
像力を悪化させる要因となる。そこで図4の実施例では
有害な短波長成分を除外するために平面ミラー73,7
4を用いている。しかしながらシンクロトロン放射光の
特性によっては、このような反射ミラーを設けない構成
も有効であり、その場合のマスク複製用のビームライン
の構成を図6に示す。図6のビームラインには先の図4
のような平面ミラーを含むミラーユニットはない。90
は遮光部材であり、シンクロトロン放射光の垂直方向の
拡がりの内、中心部よりも上半分の内の一部だけを拘束
71′として通過させるようにスリット状の開口部が形
成されている。遮光部材90はX線を遮断するには十分
な厚さを有する金属であり、照明光の散乱を小さくする
ため、光線と平行になる面が小さくなるようにエッジ部
の形状が工夫されている。こうして短波長成分が相対的
に高強度になっている中心部分を除外し、短波長の光成
分が少ない部分を照明光として利用する。
波長の光は、被露光体であるマスク基板から2次電子を
散乱させ感光材を感光させるので、マスク複製の際の解
像力を悪化させる要因となる。そこで図4の実施例では
有害な短波長成分を除外するために平面ミラー73,7
4を用いている。しかしながらシンクロトロン放射光の
特性によっては、このような反射ミラーを設けない構成
も有効であり、その場合のマスク複製用のビームライン
の構成を図6に示す。図6のビームラインには先の図4
のような平面ミラーを含むミラーユニットはない。90
は遮光部材であり、シンクロトロン放射光の垂直方向の
拡がりの内、中心部よりも上半分の内の一部だけを拘束
71′として通過させるようにスリット状の開口部が形
成されている。遮光部材90はX線を遮断するには十分
な厚さを有する金属であり、照明光の散乱を小さくする
ため、光線と平行になる面が小さくなるようにエッジ部
の形状が工夫されている。こうして短波長成分が相対的
に高強度になっている中心部分を除外し、短波長の光成
分が少ない部分を照明光として利用する。
【0028】さて、図7はX線マスク複製用露光装置5
a(又は5b)の詳細な構成を示す図である。被露光用
マスク基板78は基板を支持する枠部80を有してお
り、枠部80が真空チャック81に保持される。真空チ
ャック81は板バネ機構82によって保持部材83に結
合されている。又、板バネ機構82と並列に真空チャッ
ク80を照明光軸方向に移動させるため、ギャップ設定
用駆動機構84が3ヶ所に設けられている。それぞれの
ギャップ設定用駆動機構84の駆動量を別々に設定する
ことにより、真空チャック81を光軸方向に移動すると
共に傾きを調整することができ、ギャップ検出器85の
検出値を用いて、原版マスク基板77と被露光マスク基
板78とのギャップを高精度で管理することができる。
a(又は5b)の詳細な構成を示す図である。被露光用
マスク基板78は基板を支持する枠部80を有してお
り、枠部80が真空チャック81に保持される。真空チ
ャック81は板バネ機構82によって保持部材83に結
合されている。又、板バネ機構82と並列に真空チャッ
ク80を照明光軸方向に移動させるため、ギャップ設定
用駆動機構84が3ヶ所に設けられている。それぞれの
ギャップ設定用駆動機構84の駆動量を別々に設定する
ことにより、真空チャック81を光軸方向に移動すると
共に傾きを調整することができ、ギャップ検出器85の
検出値を用いて、原版マスク基板77と被露光マスク基
板78とのギャップを高精度で管理することができる。
【0029】一方、原版マスク基板77は真空チャック
79に吸着され、真空チャック79はフレーム86に結
合されている。該フレーム86と保持部材83との間に
は、ロック用のアクチュエータ87が設けられ、露光転
写時にはアクチュエータ87を駆動することによって両
者を高い剛性で結合する。これにより原版マスク基板7
7と被露光用マスク基板78とは実質的に一体物とな
り、これが照明光に対して直角に走査されて露光領域全
域が照明される。走査露光時には原版マスク基板77と
被露光用マスク基板78とは機械的にロックされるた
め、走査時の振動等による両者の相対的な位置ずれを減
少することができ、より高精度なX線マスクを提供でき
る。
79に吸着され、真空チャック79はフレーム86に結
合されている。該フレーム86と保持部材83との間に
は、ロック用のアクチュエータ87が設けられ、露光転
写時にはアクチュエータ87を駆動することによって両
者を高い剛性で結合する。これにより原版マスク基板7
7と被露光用マスク基板78とは実質的に一体物とな
り、これが照明光に対して直角に走査されて露光領域全
域が照明される。走査露光時には原版マスク基板77と
被露光用マスク基板78とは機械的にロックされるた
め、走査時の振動等による両者の相対的な位置ずれを減
少することができ、より高精度なX線マスクを提供でき
る。
【0030】<実施例2>図8は本発明の第2の実施例
の構成を示す図であり、先の図2と同一の符号は同一の
部材を表わす。本実施例の装置は、同一の露光装置を半
導体デバイス製造とマスク複製の両方の用途に使用でき
るように構成したことを特徴とする。
の構成を示す図であり、先の図2と同一の符号は同一の
部材を表わす。本実施例の装置は、同一の露光装置を半
導体デバイス製造とマスク複製の両方の用途に使用でき
るように構成したことを特徴とする。
【0031】全体システムの構成は先の図1と同様であ
り、共通のSOR光源装置の周りに放射状に複数の露光
装置が接続された構成となっている。これら露光装置の
ビームラインのいずれかあるいは全部に、図8のような
X線の強度減衰手段100が設けられている。
り、共通のSOR光源装置の周りに放射状に複数の露光
装置が接続された構成となっている。これら露光装置の
ビームラインのいずれかあるいは全部に、図8のような
X線の強度減衰手段100が設けられている。
【0032】図9、図10は強度減衰手段100の詳細
な構成を示す図である。チャンバ102の内部はビーム
ポートと同じ減圧状態となっている。半導体ウエハの露
光時すなわち高い生産性のために大きなX線強度が必要
な場合には、図9のように減衰フィルタ103を照明光
の使用領域(露光領域)101から退避させて、X線を
減衰させずに露光装置に導入する。一方、X線マスクを
複製する場合すなわち高い解像度が必要な場合には、図
10に示すよう減衰フィルタ103を照明光の使用領域
101上に配置して、強度減衰されたX線を露光装置に
導入する。この切替はシリンダ104の駆動によって行
なう。なお、図10の状態では減衰フィルタにはX線の
エネルギの一部が吸収されるので熱が発生する。そこで
この熱による温度上昇を抑えるために水冷による冷却手
段105が設けられている。
な構成を示す図である。チャンバ102の内部はビーム
ポートと同じ減圧状態となっている。半導体ウエハの露
光時すなわち高い生産性のために大きなX線強度が必要
な場合には、図9のように減衰フィルタ103を照明光
の使用領域(露光領域)101から退避させて、X線を
減衰させずに露光装置に導入する。一方、X線マスクを
複製する場合すなわち高い解像度が必要な場合には、図
10に示すよう減衰フィルタ103を照明光の使用領域
101上に配置して、強度減衰されたX線を露光装置に
導入する。この切替はシリンダ104の駆動によって行
なう。なお、図10の状態では減衰フィルタにはX線の
エネルギの一部が吸収されるので熱が発生する。そこで
この熱による温度上昇を抑えるために水冷による冷却手
段105が設けられている。
【0033】減衰フィルタ103は、シリコンや、窒化
シリコン、炭化シリコン、ベリリウム等の薄板よりなる
フィルタと、このフィルタを固定する枠部材を有する。
このフィルタの厚さ寸法は、照明光の強度、原版のX線
マスクからチャックに至る熱伝達経路等を考慮し、熱歪
が所望の許容値以内になるように設定すればよい。
シリコン、炭化シリコン、ベリリウム等の薄板よりなる
フィルタと、このフィルタを固定する枠部材を有する。
このフィルタの厚さ寸法は、照明光の強度、原版のX線
マスクからチャックに至る熱伝達経路等を考慮し、熱歪
が所望の許容値以内になるように設定すればよい。
【0034】なお、X線強度を減衰する機構は以上の形
態に限らずいくつかの変形例が考えられる。図11は減
衰フィルタの別の例を示した図である。減衰率の異なる
複数のフィルタを枠部材110に設け、それぞれのフィ
ルタの内、選択されたものを照明光の使用領域に設置で
きるようにする。フィルタを切り替えることにより、適
切な強度のX線照明光を与えることができる。
態に限らずいくつかの変形例が考えられる。図11は減
衰フィルタの別の例を示した図である。減衰率の異なる
複数のフィルタを枠部材110に設け、それぞれのフィ
ルタの内、選択されたものを照明光の使用領域に設置で
きるようにする。フィルタを切り替えることにより、適
切な強度のX線照明光を与えることができる。
【0035】図12は別の例を示した図である。照明光
の使用領域の幅寸法よりも大きな寸法の透過領域を持つ
フィルタ115を照明光路に設け、照明光に対するフィ
ルタ115の角度を調整するようにしたものである。照
明光がフィルタ115を透過する際の見かけの厚さを変
えることができるので、照明光の強度を任意に減衰する
ことができる。
の使用領域の幅寸法よりも大きな寸法の透過領域を持つ
フィルタ115を照明光路に設け、照明光に対するフィ
ルタ115の角度を調整するようにしたものである。照
明光がフィルタ115を透過する際の見かけの厚さを変
えることができるので、照明光の強度を任意に減衰する
ことができる。
【0036】図13は更に別の例を示した図であり、見
かけ上の照明光強度を減衰する例である。照明光を遮光
するためのほぼ半円状の2つの遮光板120,121が
照明光路中に設けられており、2つの遮光板の隙間を照
明光が通過できるようになっている。この隙間を維持し
たまま2つの遮光板を同時に回転させる。隙間が露光領
域を移動するのに要する時間が、X線マスクからチャッ
クに至る熱伝達経路の時定数よりも充分小さくなる速度
で隙間を移動させれば、露光領域に照射される照明光の
実質的な強度を減衰させることになる。又、隙間の寸法
を調整することによって減衰率を調整することができ
る。図13では2つの遮光手段をそれぞれモータ12
2,123によって同期回転させることによって隙間を
移動させており、隙間寸法は2つのモータの回転の位相
を調整することによって調整する。
かけ上の照明光強度を減衰する例である。照明光を遮光
するためのほぼ半円状の2つの遮光板120,121が
照明光路中に設けられており、2つの遮光板の隙間を照
明光が通過できるようになっている。この隙間を維持し
たまま2つの遮光板を同時に回転させる。隙間が露光領
域を移動するのに要する時間が、X線マスクからチャッ
クに至る熱伝達経路の時定数よりも充分小さくなる速度
で隙間を移動させれば、露光領域に照射される照明光の
実質的な強度を減衰させることになる。又、隙間の寸法
を調整することによって減衰率を調整することができ
る。図13では2つの遮光手段をそれぞれモータ12
2,123によって同期回転させることによって隙間を
移動させており、隙間寸法は2つのモータの回転の位相
を調整することによって調整する。
【0037】以上の実施例によれば、シンクロトロン放
射光等の共通の光源を利用するX線露光装置において、
他の露光装置の照明光強度に影響を与えることなく照明
光強度を調整することができるため、X線マスク複製時
にはX線強度を減衰することによって高い解像度が得ら
れ、一方、ウエハ露光時にはX線強度を大きくすること
によって高い生産性が得られる。又、X線マスクの複製
のみならず、より高精度のデバイスを製造する場合、す
なわち露光時間を要しても良いから高精度の露光を行な
いたいという場合にはX線強度を減衰すれば良く、より
集積度の高い半導体デバイスを製造することもできる。
射光等の共通の光源を利用するX線露光装置において、
他の露光装置の照明光強度に影響を与えることなく照明
光強度を調整することができるため、X線マスク複製時
にはX線強度を減衰することによって高い解像度が得ら
れ、一方、ウエハ露光時にはX線強度を大きくすること
によって高い生産性が得られる。又、X線マスクの複製
のみならず、より高精度のデバイスを製造する場合、す
なわち露光時間を要しても良いから高精度の露光を行な
いたいという場合にはX線強度を減衰すれば良く、より
集積度の高い半導体デバイスを製造することもできる。
【0038】<実施例3>次に上記説明した露光装置を
利用したデバイスの製造方法の実施例を説明する。図1
4は微小デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液
晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン
等)の製造のフローを示す。ステップ1(回路設計)で
はデバイスの回路設計を行なう。ステップ2(マスク製
作)では設計した回路パターンを形成したマスクを製作
する。このマスクの製作には上記説明した露光装置を使
用する。一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン
等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエ
ハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクと
ウエハを用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に
実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は
後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハ
を用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ
工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工
程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)
ではステップ5で作製されたデバイスの動作確認テス
ト、耐久性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経
てデバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)され
る。
利用したデバイスの製造方法の実施例を説明する。図1
4は微小デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液
晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン
等)の製造のフローを示す。ステップ1(回路設計)で
はデバイスの回路設計を行なう。ステップ2(マスク製
作)では設計した回路パターンを形成したマスクを製作
する。このマスクの製作には上記説明した露光装置を使
用する。一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン
等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエ
ハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクと
ウエハを用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に
実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は
後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハ
を用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ
工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工
程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)
ではステップ5で作製されたデバイスの動作確認テス
ト、耐久性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経
てデバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)され
る。
【0039】図15は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ1
5(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明した露光装置によって
マスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステッ
プ17(現像)では露光したウエハを現像する。ステッ
プ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部
分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッ
チングが済んで不要となったレジストを取り除く。これ
らのステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上
に多重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方
法を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度のデバ
イスを高い生産性で製造することができる。
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ1
5(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明した露光装置によって
マスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステッ
プ17(現像)では露光したウエハを現像する。ステッ
プ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部
分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッ
チングが済んで不要となったレジストを取り除く。これ
らのステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上
に多重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方
法を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度のデバ
イスを高い生産性で製造することができる。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【発明の効果】本発明の露光システムを用いれば高精度
のX線マスクを低コストに提供することができる。又、
高集積度のデバイスを高い生産性で製造することができ
る。
のX線マスクを低コストに提供することができる。又、
高集積度のデバイスを高い生産性で製造することができ
る。
【図1】実施例のシンクロトロンX線露光システムの全
体図である。
体図である。
【図2】ウエハ露光用のビームラインと露光装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図2の装置を用いた際の、レジストの吸収強度
分布スペクトルを示すグラフ図である。
分布スペクトルを示すグラフ図である。
【図4】X線マスク複製用のビームラインと露光装置の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図5】図4の装置を用いた際の、レジストの吸収強度
分布スペクトルを示すグラフ図である。
分布スペクトルを示すグラフ図である。
【図6】波長選別用の平面ミラーを有さないX線マスク
複製用のビームラインの構成を示す図である。
複製用のビームラインの構成を示す図である。
【図7】X線マスク複製用露光装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図8】第2実施例のビームラインと露光装置の構成を
示す図である。
示す図である。
【図9】強度減衰手段の詳細な構成(X線を減衰しない
状態)を示すである。
状態)を示すである。
【図10】強度減衰手段の詳細な構成(X線を減衰した
状態)を示す図である。
状態)を示す図である。
【図11】強度減衰の別の例を示す図である。
【図12】強度減衰の別の例を示す図である。
【図13】強度減衰の別の例を示す図である。
【図14】デバイス製造フローを示す図である。
【図15】ウエハプロセスの詳細なフローを示す図であ
る。
る。
1 SOR光源装置 21〜28 ビームライン 31〜38 ウエハ露光用の露光装置 4a,4b ビームライン 5a,5b X線マスク複製用の露光装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−315227(JP,A) 特開 平5−114548(JP,A) 特開 平4−22119(JP,A) 特開 昭62−139325(JP,A) 実願 昭63−121655号(実開 平2− 42426号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 1/16 G03F 7/20 503
Claims (9)
- 【請求項1】 共通のSOR光源からビームラインによ
って接続された複数のX線露光装置を有するSOR露光
システムにおいて、少なくとも1つのビームラインにマ
スク複製に使用可能な露光装置をマスク複写用のビーム
ラインの方がビームの発散角が小さくなるようにして接
続したことを特徴とするSOR露光システム。 - 【請求項2】 マスク複製に使用可能な露光装置が接続
されたビームラインを他のビームラインよりも長くした
ことを特徴とする請求項1記載のSOR露光システム。 - 【請求項3】 マスク複製に使用可能な露光装置が接続
されたビームラインにX線強度調整手段を設けたことを
特徴とする請求項1記載のSOR露光システム。 - 【請求項4】 共通のSOR光源からビームラインによ
って接続された複数のX線露光装置を有するSOR露光
システムにおいて、少なくとも1つのビームラインにマ
スク複製に使用可能な露光装置を接続し、マスク複製に
使用可能な露光装置に供給する露光光の波長を、他の露
光装置に供給するそれより長くしたことを特徴とするS
OR露光システム。 - 【請求項5】 共通のSOR光源からビームラインによ
って接続された複数のX線露光装置を有するSOR露光
システムにおいて、少なくとも1つのビームラインにマ
スク複製に使用可能な露光装置を接続し、各ビームライ
ンにはX線ミラーを含む照明光学系が設けられ、マスク
複製に使用可能な露光装置が接続されたビームラインの
照明光学系のX線ミラー反射面の表面粗さを、他のビー
ムラインのそれよりも大きくしたことを特徴とするSO
R露光システム。 - 【請求項6】 共通のSOR光源からビームラインによ
って接続された複数のX線露光装置を有するSOR露光
システムにおいて、少なくとも1つのビームラインにマ
スク複製に使用可能な露光装置を接続し、各ビームライ
ンにはX線ミラーを含む照明光学系が設けられ、マスク
複製に使用可能な露光装置が接続されたビームラインの
照明光学系のX線ミラーに対するビームの入射角を、他
のビームラインのそれよりも大きくしたことを特徴とす
るSOR露光システム。 - 【請求項7】 共通のSOR光源からビームラインによ
って接続された複数のX線露光装置を有するSOR露光
システムにおいて、少なくとも1つのビームラインにマ
スク複製に使用可能な露光装置を接続し、マスク複製に
使用可能な露光装置における原版マスクと被露光基板と
のプロキシミティギャップを、他のビームラインのそれ
よりも大きくしたことを特徴とするSOR露光システ
ム。 - 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか記載のSOR
露光システムを用いて製造されたことを特徴とするデバ
イス。 - 【請求項9】 請求項1乃至7のいずれか記載のSOR
露光システムを用いて製造されたことを特徴とするマス
ク。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2420694A JP3167074B2 (ja) | 1993-06-30 | 1994-02-22 | Sor露光システム及びこれを用いて製造されたマスク |
US08/702,862 US5623529A (en) | 1993-06-30 | 1996-08-26 | SOR exposure system and mask manufactured thereby |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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