JP3164269U - 自動復帰機能付き延長式スライドレール装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スライドレールの延長効果を実現できて、より良い操作適応性を有し、全体の自動復帰動作を良好に行え、故障し難い自動復帰機能付き延長式スライドレール装置を提供する。【解決手段】底部レール10、中央レール、内側レール30、制御台、摺動蓋体、揺動部材、及び連動部を備え、中央レール空間を有する中央レールを底部レールの底部レール空間に滑嵌合する。さらに、内側レールを中央レール空間に滑嵌合し、内側レール30の後部端の隣接箇所に固定穴32を有し、摺動溝を設けられ、摺動溝の全部端に溝係止端と、斜め溝を形成した制御台は底部レールの後部端に固着する。又、制御台にて摺動自在に滑嵌合した摺動蓋体と制御台との間にスプリングが連結され、制御台と摺動蓋体との間に設ける揺動部材はその上面に楕円形の通し穴を通じて突出する突起ピンを設けるとともに、その底面に摺動溝に滑嵌合する案内つばを設け、内側レールの固定穴に固着する連動部70の底面には後部端の接ぎあわせ溝と前部端の斜め係止溝とを含む連動溝を設け、連動溝には突起ピンを挿入する。【選択図】図5
Description
本考案は一種のスライドレール構造に関し、特にスライドレールの伸長効果を延長でき、構造が単純確実で、作動が円滑に行え、優れた操作性を有する自動復帰機能付き延長式スライドレール装置に関する。
引き出し式キャビネット体は各種収納、貯蔵具で大量に応用されている。
キャビネット体(または引き出し)の引き出し操作の便利性を図るため、キャビネット体(または引き出し)は通常、両側にスライドレールが結合され位置決め摺動として使われている。
さらに、キャビネット体(または引き出し)の安定した閉合を図るため、スライドレールはさらに自動復帰機構が取り付けられている。
キャビネット体(または引き出し)が最終段に押し込まれたとき、該自動復帰機構により、キャビネット体(または引き出し)が牽引されて、後ろ側へ自動的に仕送りされ、安定な閉合状態を形成する。
公知のスライドレール付きの自動復帰技術は図1に示すように、順に追って滑り嵌められた底部レール90と、中央レール91と内側レール92を含む。制御台93は底部レール90に固着され、制御台93は緩衝部材931と、スプリング932と前方に延在する案内板933とを設けられている。案内板933は案内溝934と、案内溝934前方の斜め溝935を設けられている。摺動蓋94は制御台93に滑り嵌められ、摺動蓋94の前部端は緩衝部材931と、スプリング932に連結され、摺動蓋94に作動溝941を設けられている。揺動部材95は案内板933の案内溝934滑り嵌め、摺動蓋94の作動溝941に設けられている。連動部96を内側レール92の取付穴921に固着させ、揺動部材95との連動により、スライドレール操作に自動復帰の効果を有する。
キャビネット体(または引き出し)の引き出し操作の便利性を図るため、キャビネット体(または引き出し)は通常、両側にスライドレールが結合され位置決め摺動として使われている。
さらに、キャビネット体(または引き出し)の安定した閉合を図るため、スライドレールはさらに自動復帰機構が取り付けられている。
キャビネット体(または引き出し)が最終段に押し込まれたとき、該自動復帰機構により、キャビネット体(または引き出し)が牽引されて、後ろ側へ自動的に仕送りされ、安定な閉合状態を形成する。
公知のスライドレール付きの自動復帰技術は図1に示すように、順に追って滑り嵌められた底部レール90と、中央レール91と内側レール92を含む。制御台93は底部レール90に固着され、制御台93は緩衝部材931と、スプリング932と前方に延在する案内板933とを設けられている。案内板933は案内溝934と、案内溝934前方の斜め溝935を設けられている。摺動蓋94は制御台93に滑り嵌められ、摺動蓋94の前部端は緩衝部材931と、スプリング932に連結され、摺動蓋94に作動溝941を設けられている。揺動部材95は案内板933の案内溝934滑り嵌め、摺動蓋94の作動溝941に設けられている。連動部96を内側レール92の取付穴921に固着させ、揺動部材95との連動により、スライドレール操作に自動復帰の効果を有する。
前述した公知技術は引出しの自動復帰機能を発揮できるものの、連動部96に固着されている固定穴921の位置が内側レール92の後部端までにかなりの距離があるため、内側レール92の伸長距離は固定穴921の位置によって制限される。
すなわち、固定穴921後段の内側レール92の距離を利用できず、伸長距離が最良、最理想な設計と言えない。
さらに、揺動部材95、摺動蓋94と連動部96との間の構造が複雑で、操作に誤動作や滞りを引き起するため改善の必要がある。
よって、公知技術の自動復帰スライドレールに係わる技術手段の課題を解決することが当業者において克服すべき重要な課題となっている。
すなわち、固定穴921後段の内側レール92の距離を利用できず、伸長距離が最良、最理想な設計と言えない。
さらに、揺動部材95、摺動蓋94と連動部96との間の構造が複雑で、操作に誤動作や滞りを引き起するため改善の必要がある。
よって、公知技術の自動復帰スライドレールに係わる技術手段の課題を解決することが当業者において克服すべき重要な課題となっている。
本考案は、公知技術のスライドレールの自動復帰技術手段の欠点及びその構造が理想でない現状を改善するためになさされたもので、より延長性、順調性と耐用性の高い自動復帰機能付き延長式スライドレール装置の開発を目指して、社会に貢献すると共に、業界の発展に寄与すべく、種々研究を経て本考案を想到した。
本考案の目的はスライドレールの伸長効果が延長され、より良い操作の応用性を有し、全体の自動復帰動作に極めて良い順調性と作動質感を有し、作動が確実で、故障しにくい、組立簡単等の長所を取り揃え、実用性と製品競争力を積極に向上できる、自動復帰機能付き延長式スライドレール装置を提供することにある。
前述の目的を達成するため本考案に係る自動復帰機能付き延長式スライドレール装置は、底部レールと、中央レールと、内側レールと、制御台と、摺動蓋体と、揺動部材と、連動部とを備える。底部レールは、底部レール空間を有する。中央レールは底部レール空間に滑り嵌められ、中央レールは中央部に中空部を備える。内側レールは中央レール空間に滑り嵌められ、内側レールの後部端の隣接場所に固定穴を設けられている。制御台は、底部レールの後部端に固着され、制御台に摺動溝を設けられ、摺動溝の前部端に溝係止端と斜め溝を形成されている。摺動蓋体は、制御台に滑り嵌められ、摺動蓋体と制御台との間に、少なくとも一つのスプリングが連結されており、摺動蓋体の後部端に楕円形通し穴を設けられている。揺動部材は、制御台と摺動蓋体との間に設けられ、揺動部材の上面に楕円形通し穴より突き出す突起ピンと、底面に案内つばをそれぞれ設け、案内つばは摺動溝に滑り嵌められている。連動部は内側レールに備える固定穴に固着され、連動部の底面に連動溝を設けられ、連動溝は後部端の接ぎあわせ溝と前部端の斜め係止溝とを有し、連動溝は突起ピンの挿入によって連結が伝動される。
以下図面を参照しながら本考案の実施例について詳細に説明する。
図2ないし4を参照する。本考案の自動復帰機能付き延長式スライドレール装置は、底部レール10と、中央レール20と、内側レール30と、制御台40と、摺動蓋体50と、揺動部材60と、連動部70とを備える。
底部レール10はキャビネット体(図示しない)に固着されている。底部レール10は底部レール空間11を有し、底部レール10の後部端に取付穴12を設けられている。
中央レール20は底部レール10の底部レール空間11に滑り嵌められ、中央レール20に中央レール空間21を有する。
内側レール30を引出しまたはキャビネット体(図示しない)に固着され、内側レール30は中央レール20の中央レール空間21に滑り嵌められ、内側レール30の内側レールの後部端31の隣接場所に固定穴32を設けられる。固定穴32はたとえば、正方形の穴である。
底部レール10はキャビネット体(図示しない)に固着されている。底部レール10は底部レール空間11を有し、底部レール10の後部端に取付穴12を設けられている。
中央レール20は底部レール10の底部レール空間11に滑り嵌められ、中央レール20に中央レール空間21を有する。
内側レール30を引出しまたはキャビネット体(図示しない)に固着され、内側レール30は中央レール20の中央レール空間21に滑り嵌められ、内側レール30の内側レールの後部端31の隣接場所に固定穴32を設けられる。固定穴32はたとえば、正方形の穴である。
本考案はさらに制御台40を含む。制御台40の両側には緩衝部材41と、緩衝部材41の内側に2つのスプリング溝42がそれぞれ設けられる。
緩衝部材41の後部端は制御台40の後部端の末端台部45に固着される。スプリング溝42にスプリング44を設ける。スプリング44の一端を後部末端台部45の挟着部421に固定する。末端台部45に取付穴46を設け、取付穴46を底部レール10後部端の取付穴12に固着(たとえば、締め付け)させ、制御台40を底部レール空間11に固定させる。
制御台40のほぼ中央位置に摺動溝43を設け、摺動溝43の前部端に斜め溝431と溝係止端432とを形成している。
緩衝部材41の後部端は制御台40の後部端の末端台部45に固着される。スプリング溝42にスプリング44を設ける。スプリング44の一端を後部末端台部45の挟着部421に固定する。末端台部45に取付穴46を設け、取付穴46を底部レール10後部端の取付穴12に固着(たとえば、締め付け)させ、制御台40を底部レール空間11に固定させる。
制御台40のほぼ中央位置に摺動溝43を設け、摺動溝43の前部端に斜め溝431と溝係止端432とを形成している。
摺動蓋体50は摺動自在にて、制御台40に滑嵌合される。摺動蓋体50に両側が釣り合う緩衝溝51と底面のスプリング溝52を設けられ、緩衝部材41とスプリング44をそれぞれ被せて保護しておく。
そのうち、緩衝部材41の前部端は緩衝溝51前部端の挟持端部510に固着され、スプリング44の前部端はスプリング溝52前部端の係合部521に固着されている。
摺動蓋体50の後端部のほぼ中央に斜めの楕円形通し穴53を設ける。摺動蓋体50の上面に収容凹部54を設ける。収容凹部54は楕円形通し穴53によって貫通して連絡している。
そのうち、緩衝部材41の前部端は緩衝溝51前部端の挟持端部510に固着され、スプリング44の前部端はスプリング溝52前部端の係合部521に固着されている。
摺動蓋体50の後端部のほぼ中央に斜めの楕円形通し穴53を設ける。摺動蓋体50の上面に収容凹部54を設ける。収容凹部54は楕円形通し穴53によって貫通して連絡している。
揺動部材60は制御台40と摺動蓋体50との間に設けられる。
揺動部材60は略斜めに偏った三角形状を呈していて、その上面に突起ピン61と底面に案内つば62がそれぞれ設けられている。突起ピン61は摺動蓋体50の楕円形通し穴53に突き出している。
案内つば62は揺動部材60の中心から外れた位置に偏倚して設置されていて、制御台40の摺動溝43に滑嵌合される。
揺動部材60は略斜めに偏った三角形状を呈していて、その上面に突起ピン61と底面に案内つば62がそれぞれ設けられている。突起ピン61は摺動蓋体50の楕円形通し穴53に突き出している。
案内つば62は揺動部材60の中心から外れた位置に偏倚して設置されていて、制御台40の摺動溝43に滑嵌合される。
連動部70は略正方形のブロック状を呈している。連動部70は摺動蓋体50の収容凹部54に設けられる。連動部70の上面には固定部71が設けられている。
固定部71は連動部70が内側レール30に連動できるように、内側レール30の固定穴32(図2に示す)に固着させる。
連動部70の底面には連動溝72が設けられている。連動溝72は後部端の直立状の接ぎ合わせ溝720および接続する側面調整溝721と前部端の斜め係止溝722を備える。
さらに、前述揺動部材60の突起ピン61を摺動蓋体50の楕円形通し穴53をくぐらして、連動溝72(図6に示す)に挿入することにより、連動部70が揺動部材60に連動すると共に、揺動部材60は案内つば62によって制御台40の摺動溝43にて摺動できる。
固定部71は連動部70が内側レール30に連動できるように、内側レール30の固定穴32(図2に示す)に固着させる。
連動部70の底面には連動溝72が設けられている。連動溝72は後部端の直立状の接ぎ合わせ溝720および接続する側面調整溝721と前部端の斜め係止溝722を備える。
さらに、前述揺動部材60の突起ピン61を摺動蓋体50の楕円形通し穴53をくぐらして、連動溝72(図6に示す)に挿入することにより、連動部70が揺動部材60に連動すると共に、揺動部材60は案内つば62によって制御台40の摺動溝43にて摺動できる。
図7を参照する。本考案の動復帰機能付き延長式スライドレール装置を操作するとき、引出し(またはキャビネット体)の引き出し操作は、内側レール30は手前方向に引き出されて摺動伸長され、連動部70を連動して移動させ、連動部70が引き続き揺動部材60の突起ピン61を牽引することにより、揺動部材60は案内つば62が制御台40に備える摺動溝43を通過し前方に摺動されると共に、摺動蓋体50も前に進む。すなわち、摺動蓋体50が制御台40に対して移動される。このとき、緩衝部材41とスプリング44は次第に伸長される状態を形成する。
図8A、8Bを合わせて参照する。連動部70が前へ引き続きに進むことにより、揺動部材60の案内つば62を摺動溝43の溝係止端432に係止されたとき、揺動部材60(案内つば62)は牽引されて、斜め溝431に向かって傾き、突起ピン61は楕円形通し穴53の内部にて傾斜すると共に、突起ピン61を斜め係止溝722から接ぎあわせ溝720に対応する方向の位置に移動される。
突起ピン61は牽引力によって接ぎあわせ溝720より、連動溝72を引き離す。すなわち、揺動部材60は連動部70の連動を離脱される。
このとき、連動部70と揺動部材60と摺動蓋体50の切り離しにより、内側レール30と連動部70は引出し(またはキャビネット体)の引出し操作に従って、引き続き前方に作動し、引出し(またはキャビネット体)の引出し操作を完成させる。
一方、揺動部材60はスプリング44の摺動蓋体50に対する牽引力により、案内つば62を後ろ向きに斜め溝431にあてがい固定し、摺動蓋体50を一時固定させる。図8Bに示すように、スプリング44は最終の伸長状態を形成する。
突起ピン61は牽引力によって接ぎあわせ溝720より、連動溝72を引き離す。すなわち、揺動部材60は連動部70の連動を離脱される。
このとき、連動部70と揺動部材60と摺動蓋体50の切り離しにより、内側レール30と連動部70は引出し(またはキャビネット体)の引出し操作に従って、引き続き前方に作動し、引出し(またはキャビネット体)の引出し操作を完成させる。
一方、揺動部材60はスプリング44の摺動蓋体50に対する牽引力により、案内つば62を後ろ向きに斜め溝431にあてがい固定し、摺動蓋体50を一時固定させる。図8Bに示すように、スプリング44は最終の伸長状態を形成する。
前記の引き出し(またはキャビネット体)の引き出し操作するとき、内側レール30は中央レール20にて摺動伸長される。
摺動蓋体50が作動し始めると、引き出し(またはキャビネット体)が最終の引き出し状態まで、中央レール20も摺動蓋体50の推し進めと内側レール30の連動により摺動伸長される。
摺動蓋体50が作動し始めると、引き出し(またはキャビネット体)が最終の引き出し状態まで、中央レール20も摺動蓋体50の推し進めと内側レール30の連動により摺動伸長される。
引き続き図9Aを参照する。引き出し(またはキャビネット体)を後部に押し込み閉合操作のとき、内側レール30、中央レール20は引き続き引き出し(またはキャビネット体)が後部側への押し込みによって移動し収束される。
一方、連動部70も内側レール30に追随して後部に移動される。連動部70の接ぎあわせ溝720が揺動部材60の突起ピン61に照準し接触されたとき、突起ピン61は連動部70の寄りつけに従い、連動溝72に進入される。
図9Bに示すように、連動部70が引き続きに寄りつけによる推力で傾きを形成し、斜め係止溝722に進入される。
このとき、連動部70の傾斜動作により、案内つば62は溝係止端432のあてがいを離脱され、ふたたび摺動溝43に照準しスプリング44の戻り付勢力を引き続きに受け、摺動蓋体50を後側(図9Cに示す)に進む。
このとき、内側レール30、引き出し(またはキャビネット体)が自動復帰の働きを発揮し、緩衝部材41の緩衝作用により緩やかな閉合操作質感が得られる。摺動蓋体50が制御台40後部端の末端台部45の位置に復帰したときに均衡に固定され、引き出し(またはキャビネット体)の自動復帰操作機能を完了する。
一方、連動部70も内側レール30に追随して後部に移動される。連動部70の接ぎあわせ溝720が揺動部材60の突起ピン61に照準し接触されたとき、突起ピン61は連動部70の寄りつけに従い、連動溝72に進入される。
図9Bに示すように、連動部70が引き続きに寄りつけによる推力で傾きを形成し、斜め係止溝722に進入される。
このとき、連動部70の傾斜動作により、案内つば62は溝係止端432のあてがいを離脱され、ふたたび摺動溝43に照準しスプリング44の戻り付勢力を引き続きに受け、摺動蓋体50を後側(図9Cに示す)に進む。
このとき、内側レール30、引き出し(またはキャビネット体)が自動復帰の働きを発揮し、緩衝部材41の緩衝作用により緩やかな閉合操作質感が得られる。摺動蓋体50が制御台40後部端の末端台部45の位置に復帰したときに均衡に固定され、引き出し(またはキャビネット体)の自動復帰操作機能を完了する。
続いて、図10を参照する。本考案はさらに中央レール20の前部端の両側に固着溝22、23と、中央場所に取付穴24と、緩衝係止具80とを具備する。
緩衝係止具80の上方の両側には固着部81、82と、中央場所に取付穴83を設けられ、固着部81、82をそれぞれ固着溝22、23に係止される。取付穴24、83の固着(たとえば、締め付け)により、緩衝係止具80は中央レール20の前部端に固着される。
緩衝係止具80の両側に側面保護部84が設けられ、緩衝係止具80の前部端に一対の弾性曲面アーム85と、弾性曲面アーム85の間に支え棒86を設けられている。
これにより、内側レール30が中央レール20に寄りつけたとき、内側レール30前部端の端板33は弾性曲面アーム85、支え棒86のあてがいにより、金属同士の接触による騒音は防止され、緩衝、静粛の効果を実現する一方、中央レール20が底部レール10に寄りつけたとき、側面保護部84も同様な効果を有する。
緩衝係止具80の上方の両側には固着部81、82と、中央場所に取付穴83を設けられ、固着部81、82をそれぞれ固着溝22、23に係止される。取付穴24、83の固着(たとえば、締め付け)により、緩衝係止具80は中央レール20の前部端に固着される。
緩衝係止具80の両側に側面保護部84が設けられ、緩衝係止具80の前部端に一対の弾性曲面アーム85と、弾性曲面アーム85の間に支え棒86を設けられている。
これにより、内側レール30が中央レール20に寄りつけたとき、内側レール30前部端の端板33は弾性曲面アーム85、支え棒86のあてがいにより、金属同士の接触による騒音は防止され、緩衝、静粛の効果を実現する一方、中央レール20が底部レール10に寄りつけたとき、側面保護部84も同様な効果を有する。
本考案は揺動部材と連動部の簡単な構成と相互作用の配置により、極めて良好な稼働性および順調性と作動の質感を得ることができることのほかに、故障し難く、組立てが容易であるといった長所を有する。
さらに重要なことは、本考案は連動部を内側レールの後部端の隣接場所に設けることにより、内側レールの延長効果のほか、格段の操作性を有し、実用性と製品競争力を積極に向上することができる。
さらに重要なことは、本考案は連動部を内側レールの後部端の隣接場所に設けることにより、内側レールの延長効果のほか、格段の操作性を有し、実用性と製品競争力を積極に向上することができる。
以上に説明した本考案の実施例は、本考案の好ましい実施例であり、本考案を何ら制限するものではない。よって、本考案の実用新案登録請求範囲に掲げた形状、構造、特長および精神に基づいた適宜行う変更と修飾は、本考案に含まれるものである。
10・・・・・・底部レール
20・・・・・・中央レール
30・・・・・・内側レール
11・・・・・・底部レール空間
12・・・・・・取付穴
21・・・・・・中央レール空間
31・・・・・・内側レールの後部端
32・・・・・・固定穴
40・・・・・・制御台
41・・・・・・緩衝部材
42・・・・・・スプリング溝
45・・・・・・末端台部
44・・・・・・スプリング
421・・・・・挟着部
46・・・・・・取付穴
33・・・・・・端板
43・・・・・・滑り溝
431・・・・・斜め溝
432・・・・・溝係止端
50・・・・・・摺動蓋体
51・・・・・・緩衝溝
52・・・・・・スプリング溝
510・・・・・挟持端部
521・・・・・係合部
53・・・・・・楕円形通し穴
54・・・・・・収容凹部
60・・・・・・揺動部材
61・・・・・・突起ピン
62・・・・・・案内つば
70・・・・・・連動部
71・・・・・・固定部
72・・・・・・連動溝
720・・・・・接ぎあわせ溝
721・・・・・側面調整溝
722・・・・・斜め係止溝
24・・・・・・取付穴
22、23・・・固着溝
80・・・・・・緩衝係止具
81、82・・・固着部
83・・・・・・取付穴
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86・・・・・・支え棒
20・・・・・・中央レール
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12・・・・・・取付穴
21・・・・・・中央レール空間
31・・・・・・内側レールの後部端
32・・・・・・固定穴
40・・・・・・制御台
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42・・・・・・スプリング溝
45・・・・・・末端台部
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421・・・・・挟着部
46・・・・・・取付穴
33・・・・・・端板
43・・・・・・滑り溝
431・・・・・斜め溝
432・・・・・溝係止端
50・・・・・・摺動蓋体
51・・・・・・緩衝溝
52・・・・・・スプリング溝
510・・・・・挟持端部
521・・・・・係合部
53・・・・・・楕円形通し穴
54・・・・・・収容凹部
60・・・・・・揺動部材
61・・・・・・突起ピン
62・・・・・・案内つば
70・・・・・・連動部
71・・・・・・固定部
72・・・・・・連動溝
720・・・・・接ぎあわせ溝
721・・・・・側面調整溝
722・・・・・斜め係止溝
24・・・・・・取付穴
22、23・・・固着溝
80・・・・・・緩衝係止具
81、82・・・固着部
83・・・・・・取付穴
84・・・・・・側面保護部
85・・・・・・弾性曲面アーム
86・・・・・・支え棒
Claims (10)
- 底部レールと、中央レールと、内側レールと、制御台と、摺動蓋体と、揺動部材と、連動部とを備えた自動復帰機能付き延長式スライドレール装置であって、
前記底部レールは、底部レール空間を備え、
前記中央レールは、前記底部レール空間に滑り嵌められ、前記中央レールは中央レール空間を備え、
前記内側レールは、前記中央レール空間に滑り嵌められ、前記内側レールの後部端の隣接場所に固定穴が設けられ、
前記制御台は、前記底部レールの後部端に固着され、前記制御台に摺動溝が設けられ、前記摺動溝の先端部に溝係止端と斜め溝が形成され、
前記摺動蓋体は、摺動自在にて前記制御台に滑り嵌められ、前記摺動蓋体と前記制御台との間に、少なくとも一つのスプリングが連結され、前記摺動蓋体の後部端に楕円形通し穴を設けられていて、
前記揺動部材は、前記制御台と前記摺動蓋体との間に設けられ、前記揺動部材の上面に楕円形通し穴より突き出す突起ピンと、底面にそれぞれ設けられた案内つばとを有し、前記案内つばが前記摺動溝に滑嵌合されていて、
前記連動部は、前記内側レールの前記固定穴に固着され、前記連動部の底面に連動溝が設けられ、前記連動溝は後部端の接ぎあわせ溝と前部端の斜め係止溝とを含み、前記連動溝は前記突起ピンを挿入し連結伝動に備えることを特徴とする、
自動復帰機能付き延長式スライドレール装置。 - 少なくとも一つの緩衝部材をさらに含み、前記緩衝部材の両端はそれぞれ前記制御台の後部端と、前記摺動蓋体の前部端に固着されることを特徴とする、請求項1記載の自動復帰機能付き延長式スライドレール装置。
- 前記摺動蓋体は、前記緩衝部材に対して被せ保護作用を有する緩衝溝が設けられていることを特徴とする、請求項1記載の自動復帰機能付き延長式スライドレール装置。
- 前記楕円形通し穴は、斜め状に形成されていることを特徴とする、請求項1記載の自動復帰機能付き延長式スライドレール装置。
- 前記摺動蓋体の上面に前記連動部を収容するための収容凹部が設けられ、前記収容凹部は前記楕円形通し穴によって貫通して連絡されていることを特徴とする、請求項1記載の自動復帰機能付き延長式スライドレール装置。
- 前記揺動部材は、斜めに偏った三角形状を呈していて、その側面の偏った位置に案内つばが形成されていることを特徴とする、請求項1記載の自動復帰機能付き延長式スライドレール装置。
- 前記連動部は正方形のブロック体からなり、前記連動部の上面には前記固定穴に固着するための固定部が設けられていることを特徴とする、請求項1記載の自動復帰機能付き延長式スライドレール装置。
- 前記接ぎあわせ溝と、前記斜め係止溝との間に側面調整溝が設けられていることを特徴とする、請求項1記載の自動復帰機能付き延長式スライドレール装置。
- 前記中央レールの前部端に緩衝係止具が固着されていることを特徴とする、請求項1記載の自動復帰機能付き延長式スライドレール装置。
- 前記緩衝係止具の両側に側面保護部が設けられ、前記緩衝係止具の前部端に少なくとも一つの弾性曲面アームと、支え棒が設けられ、前記内側レールの前部端に前記弾性曲面アームを当接するための弾性曲面アームの端板が設けられていることを特徴とする、請求項9記載の自動復帰機能付き延長式スライドレール装置。
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