JP3160444B2 - キムチの熟成制御方法及び制御装置 - Google Patents
キムチの熟成制御方法及び制御装置Info
- Publication number
- JP3160444B2 JP3160444B2 JP27686593A JP27686593A JP3160444B2 JP 3160444 B2 JP3160444 B2 JP 3160444B2 JP 27686593 A JP27686593 A JP 27686593A JP 27686593 A JP27686593 A JP 27686593A JP 3160444 B2 JP3160444 B2 JP 3160444B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kimchi
- aging
- ripening
- unit
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23B—PRESERVING, e.g. BY CANNING, MEAT, FISH, EGGS, FRUIT, VEGETABLES, EDIBLE SEEDS; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES; THE PRESERVED, RIPENED, OR CANNED PRODUCTS
- A23B7/00—Preservation or chemical ripening of fruit or vegetables
- A23B7/10—Preserving with acids; Acid fermentation
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスセンサーを利用し
てキムチを最適な状態に熟成して保存させるようにした
キムチの熟成制御方法及び制御装置に関するものであ
る。
てキムチを最適な状態に熟成して保存させるようにした
キムチの熟成制御方法及び制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、大韓民国の固有食品であるキ
ムチは、酵素や微生物によって醗酵される一種の醗酵食
品であって、構成材料及びつくる方法によって白菜キム
チ、カクドギ(四角に切った大根)、幼い大根キムチ及
び総角キムチなどいろいろの種類がある。こういうキム
チの加工方法に対しては多くの研究があるが、キムチの
製造において醗酵を制御する方法には特別な方法がな
く、キムチをたべる時期を調節するためには塩量にて調
節していた。即ち、塩は食品が醗酵されたり腐敗された
りすることを防止する機能があるので、キムチを作った
後短期間内にたべるキムチは、塩を少なく投入れて容易
に醗酵されるようにし、長い間経過した後たべるキムチ
は、塩を多く投入れて徐徐に醗酵されるようにした。
ムチは、酵素や微生物によって醗酵される一種の醗酵食
品であって、構成材料及びつくる方法によって白菜キム
チ、カクドギ(四角に切った大根)、幼い大根キムチ及
び総角キムチなどいろいろの種類がある。こういうキム
チの加工方法に対しては多くの研究があるが、キムチの
製造において醗酵を制御する方法には特別な方法がな
く、キムチをたべる時期を調節するためには塩量にて調
節していた。即ち、塩は食品が醗酵されたり腐敗された
りすることを防止する機能があるので、キムチを作った
後短期間内にたべるキムチは、塩を少なく投入れて容易
に醗酵されるようにし、長い間経過した後たべるキムチ
は、塩を多く投入れて徐徐に醗酵されるようにした。
【0003】キムチの熟成は、投入れた塩の量以外に
も、キムチが貯蔵された周辺の温度及び時間により左右
され、周辺の温度が高いほどキムチの熟成速度がはやく
なり短期間内に熟成し、また温度が低い場合には熟成に
長い時間を要する。キムチを貯蔵する方法としては、キ
ムチ瓶を地下に埋めたり冷蔵庫が広く普及されたこのご
ろは主に冷蔵庫に入れたりして保管及び貯蔵している。
キムチ瓶を用いてキムチを地下に保管するのは、キムチ
が空気中に露出された場合と地下に埋めた場合との温度
変化の程度の次異を利用するものであって、地下でのキ
ムチの熟成條件が空気中での熟成條件より適当で、キム
チが最もうまく醗酵されるからである。
も、キムチが貯蔵された周辺の温度及び時間により左右
され、周辺の温度が高いほどキムチの熟成速度がはやく
なり短期間内に熟成し、また温度が低い場合には熟成に
長い時間を要する。キムチを貯蔵する方法としては、キ
ムチ瓶を地下に埋めたり冷蔵庫が広く普及されたこのご
ろは主に冷蔵庫に入れたりして保管及び貯蔵している。
キムチ瓶を用いてキムチを地下に保管するのは、キムチ
が空気中に露出された場合と地下に埋めた場合との温度
変化の程度の次異を利用するものであって、地下でのキ
ムチの熟成條件が空気中での熟成條件より適当で、キム
チが最もうまく醗酵されるからである。
【0004】一方、冷蔵庫に保管するのは、冷蔵庫の低
温状態を利用するものであって、キムチを作った後すぐ
冷蔵庫に入れて長い期間に渡って徐徐に熟成するように
したり、キムチを温度が高い室内又は室外に一定期間の
間放置してたべるのに適当な状態に熟成した後冷蔵庫に
入れて、できれば熟成状態がそれ以上進まずその熟成状
態を保持できるようにしたりするためである。
温状態を利用するものであって、キムチを作った後すぐ
冷蔵庫に入れて長い期間に渡って徐徐に熟成するように
したり、キムチを温度が高い室内又は室外に一定期間の
間放置してたべるのに適当な状態に熟成した後冷蔵庫に
入れて、できれば熟成状態がそれ以上進まずその熟成状
態を保持できるようにしたりするためである。
【0005】しかし、塩の量にて熟成時期を調節するこ
とは、現在までの経験を基にして塩を投入れるので、キ
ムチに特定のたべる時期のための適正量より塩を少なく
投入れた場合にはキムチが過熟成して腐敗し、かつ塩を
多く投入れた場合にはあじのない塩辛いキムチになると
いう問題点がある。また、地下や冷蔵庫に保管するには
たべる期間別に複数のキムチ瓶及びキムチ桶を使わなけ
ればならない問題点があった。温度の高い室内及び室外
でキムチを熟成させた後冷蔵庫に保管するのは、温度に
よりキムチの熟成速度が相異するので、キムチをたべな
がら熟成状態を判別する必要があるので、煩しい不便を
与える等の問題点があった。
とは、現在までの経験を基にして塩を投入れるので、キ
ムチに特定のたべる時期のための適正量より塩を少なく
投入れた場合にはキムチが過熟成して腐敗し、かつ塩を
多く投入れた場合にはあじのない塩辛いキムチになると
いう問題点がある。また、地下や冷蔵庫に保管するには
たべる期間別に複数のキムチ瓶及びキムチ桶を使わなけ
ればならない問題点があった。温度の高い室内及び室外
でキムチを熟成させた後冷蔵庫に保管するのは、温度に
よりキムチの熟成速度が相異するので、キムチをたべな
がら熟成状態を判別する必要があるので、煩しい不便を
与える等の問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこういう問題
点を解決するものであって、本発明の目的は、使用者の
嗜好に適するようにキムチを熟成して保管できるように
キムチの熟成制御装置及び方法を提供することである。
本発明の第二の目的は、キムチの熟成の時発生するガス
量を検出してキムチの熟成状態を制御する技術の提供に
ある。
点を解決するものであって、本発明の目的は、使用者の
嗜好に適するようにキムチを熟成して保管できるように
キムチの熟成制御装置及び方法を提供することである。
本発明の第二の目的は、キムチの熟成の時発生するガス
量を検出してキムチの熟成状態を制御する技術の提供に
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、キムチ
を入れるための容器と、容器内のキムチの熟成を加速さ
せるための熟成加速部と、容器内のキムチの熟成を遅延
させるための熟成遅延部と、容器内のキムチから発生す
るガスを感知するセンサー部と、センサー部から感知し
たガス状態によって制御信号を発生する制御部、例えば
マイコンと、制御信号により熟成加速部ともしくは熟成
遅延部とに選択的に電源を供給する制御部とで構成され
るキムチの熟成制御装置;並びに
を入れるための容器と、容器内のキムチの熟成を加速さ
せるための熟成加速部と、容器内のキムチの熟成を遅延
させるための熟成遅延部と、容器内のキムチから発生す
るガスを感知するセンサー部と、センサー部から感知し
たガス状態によって制御信号を発生する制御部、例えば
マイコンと、制御信号により熟成加速部ともしくは熟成
遅延部とに選択的に電源を供給する制御部とで構成され
るキムチの熟成制御装置;並びに
【0008】使用者の嗜好に宜いとキムチの熟成度を設
定する段階と、キムチの熟成を加速させる段階と、設定
した熟成度に到達したかどうかを判断する段階と、キム
チの熟成を遅延させる段階とでなるキムチの熟成制御方
法、により達成される。
定する段階と、キムチの熟成を加速させる段階と、設定
した熟成度に到達したかどうかを判断する段階と、キム
チの熟成を遅延させる段階とでなるキムチの熟成制御方
法、により達成される。
【0009】
【実施例】本発明を添附図面に基づいて詳しく説明す
る。図1は、本発明の実施例によるキムチの熟成制御装
置のブロク構成図であって、キムチを入れる容器10
と、容器10内のキムチの熟成を加速させる熟成加速部
20と、容器10内のキムチの熟成を遅延させる熟成遅
延部30と、容器10内のキムチから発生されるガス量
を感知して電気的な信号にて変換するためのセンサー部
40と、センサー部40の電気的な信号を較べて制御信
号を発生する制御部、例えばマイコン50と、制御信号
により熟成加速部20と熟成遅延部30とに選択的に電
源を供給するようにスイッチングするためのスイッチン
グ部60とで構成される。符号70は電源部である。
る。図1は、本発明の実施例によるキムチの熟成制御装
置のブロク構成図であって、キムチを入れる容器10
と、容器10内のキムチの熟成を加速させる熟成加速部
20と、容器10内のキムチの熟成を遅延させる熟成遅
延部30と、容器10内のキムチから発生されるガス量
を感知して電気的な信号にて変換するためのセンサー部
40と、センサー部40の電気的な信号を較べて制御信
号を発生する制御部、例えばマイコン50と、制御信号
により熟成加速部20と熟成遅延部30とに選択的に電
源を供給するようにスイッチングするためのスイッチン
グ部60とで構成される。符号70は電源部である。
【0010】熟成加速部20は、容器1を加熱するヒー
ター21と、キムチの新鮮度を維持するように遠赤外線
を発生する遠赤外線ランプ22及びキムチの熟成を促進
するためのO2 供給機23とで構成され、電源部70の
供給電源に従ってキムチを熟成するに適合な環境を用意
し、一方、キムチ熟成遅延部30は、容器1を冷却する
冷却部31と、キムチの熟成を抑制するためのCO2 供
給部32とで構成される。
ター21と、キムチの新鮮度を維持するように遠赤外線
を発生する遠赤外線ランプ22及びキムチの熟成を促進
するためのO2 供給機23とで構成され、電源部70の
供給電源に従ってキムチを熟成するに適合な環境を用意
し、一方、キムチ熟成遅延部30は、容器1を冷却する
冷却部31と、キムチの熟成を抑制するためのCO2 供
給部32とで構成される。
【0011】図2は、センサー部40の詳細回路図であ
って、揮発性硫黄化合物のガスに敏感に反応する物質、
例えば貴金属の添加された酸化朱錫からなるセンサーS
やヒーターHからなるガスセンサー41を備えている。
ガスセンサー41に負荷抵抗RLを直列に連結しセンサ
ーSやヒーターHに電源43,42を供給して負荷抵抗
RLの両端電圧VRLをマルチメートルまたはY−t記録
計RL等にて検出してマイコン50に入力させる。ガス
センサー41に従来の広く普及及び使用しているモデル
名“TGS 501”を使用してもよいのである。
って、揮発性硫黄化合物のガスに敏感に反応する物質、
例えば貴金属の添加された酸化朱錫からなるセンサーS
やヒーターHからなるガスセンサー41を備えている。
ガスセンサー41に負荷抵抗RLを直列に連結しセンサ
ーSやヒーターHに電源43,42を供給して負荷抵抗
RLの両端電圧VRLをマルチメートルまたはY−t記録
計RL等にて検出してマイコン50に入力させる。ガス
センサー41に従来の広く普及及び使用しているモデル
名“TGS 501”を使用してもよいのである。
【0012】これの通りに構成した本発明のキムチ熟成
制御装置は、容器10にキムチを入れて熟成させる場合
にキムチの熟成によってガスが発生し、このガスはセン
サー部40によって検出される。ガスセンサー41内の
ヒーターHに電源42が印加されガスを検出するに適正
な一定温度にて加熱され、駆動電源43がセンサーSに
印加すると、キムチが熟成しながら発生するガスの変化
量によってセンサーSに直列連結した負荷抵抗44の両
端に印加する電圧VRLが変化するようになる。負荷抵抗
RLの両端の電圧VRLをマルチメートルまたはY−t記
録計44にてキムチの種類によって各各記録すると図3
のA−Cのような結果を得るのである。
制御装置は、容器10にキムチを入れて熟成させる場合
にキムチの熟成によってガスが発生し、このガスはセン
サー部40によって検出される。ガスセンサー41内の
ヒーターHに電源42が印加されガスを検出するに適正
な一定温度にて加熱され、駆動電源43がセンサーSに
印加すると、キムチが熟成しながら発生するガスの変化
量によってセンサーSに直列連結した負荷抵抗44の両
端に印加する電圧VRLが変化するようになる。負荷抵抗
RLの両端の電圧VRLをマルチメートルまたはY−t記
録計44にてキムチの種類によって各各記録すると図3
のA−Cのような結果を得るのである。
【0013】ここで、図3のAは白菜キムチ、図3のB
はカクドギ(四角に切った大根、第3図Cは総角キムチ
である場合に、本出願人が自ら製造したガスセンサー
と、モデル名“TGS 501”及び“TGS 88
0”とを使って電圧VRLを測定したもので、時間t
“0”まではキムチをガスセンサー41に露出させる以
前の出力電圧VRLを示すものであって、キムチをガスセ
ンサー41に露出すると出力電圧VRLが高い状態に維持
しながらあとキムチがたべに適正な状態Aに熟成する
と、“TGS 880”を除外したほかの2つのガスセ
ンサー41は、出力電圧V RLが次々に低まり初めて極小
値Bを有するようになる。本発明からは、出力電圧VRL
がA点とB点で、及びA点とB点との間でキムチの熟成
を制御する。
はカクドギ(四角に切った大根、第3図Cは総角キムチ
である場合に、本出願人が自ら製造したガスセンサー
と、モデル名“TGS 501”及び“TGS 88
0”とを使って電圧VRLを測定したもので、時間t
“0”まではキムチをガスセンサー41に露出させる以
前の出力電圧VRLを示すものであって、キムチをガスセ
ンサー41に露出すると出力電圧VRLが高い状態に維持
しながらあとキムチがたべに適正な状態Aに熟成する
と、“TGS 880”を除外したほかの2つのガスセ
ンサー41は、出力電圧V RLが次々に低まり初めて極小
値Bを有するようになる。本発明からは、出力電圧VRL
がA点とB点で、及びA点とB点との間でキムチの熟成
を制御する。
【0014】マイコン50は、センサー部40が出力す
る電圧VRLによってキムチの熟成状態を判断し判断した
結果によって制御信号をスイッチング部60に印加す
る。スイッチング部60は、マイコン50の出力信号に
よって電源供給部70から出力する供給電源が熟成加速
部20又は熟成遅延部30に選択的に印加されると制御
するによって、キムチの熟成を調節するようになる。
る電圧VRLによってキムチの熟成状態を判断し判断した
結果によって制御信号をスイッチング部60に印加す
る。スイッチング部60は、マイコン50の出力信号に
よって電源供給部70から出力する供給電源が熟成加速
部20又は熟成遅延部30に選択的に印加されると制御
するによって、キムチの熟成を調節するようになる。
【0015】図4は、本発明のキムチ熟成制御方法を示
す流れ図である。先ず、センサー部40の出力値SX や
使用者により設定される熟成度SY を初期化した後(ス
テップS101)、願う熟成度SY を入力する(ステッ
プS102)。この時、入力した熟成度SY が0である
場合には(ステップS103)、長い間生キムチをたべ
られるように制御する。即ち、熟成加速部20を停止さ
せ、熟成遅延部30を動作してキムチの熟成を遅延させ
る(ステップS108)。
す流れ図である。先ず、センサー部40の出力値SX や
使用者により設定される熟成度SY を初期化した後(ス
テップS101)、願う熟成度SY を入力する(ステッ
プS102)。この時、入力した熟成度SY が0である
場合には(ステップS103)、長い間生キムチをたべ
られるように制御する。即ち、熟成加速部20を停止さ
せ、熟成遅延部30を動作してキムチの熟成を遅延させ
る(ステップS108)。
【0016】入力した熟成度SY が0でない場合には
(ステップS103)、熟成加速部20を動作させる一
方、熟成遅延部30は停止させてキムチを熟成するよう
にする(ステップS104)。センサー部40の出力信
号SX を続けて読み込んで以前の出力信号と現在の出力
信号を較べる(ステップS105とS106)。比較の
結果、SX <SX-1 のでない場合には熟成加速段階(ス
テップS104)に戻る。
(ステップS103)、熟成加速部20を動作させる一
方、熟成遅延部30は停止させてキムチを熟成するよう
にする(ステップS104)。センサー部40の出力信
号SX を続けて読み込んで以前の出力信号と現在の出力
信号を較べる(ステップS105とS106)。比較の
結果、SX <SX-1 のでない場合には熟成加速段階(ス
テップS104)に戻る。
【0017】一方、比較の結果、SX <SX-1 である
と、センサー部40の現在の出力信号SX と使用者によ
り設定された熟成度SY とを較べる(ステップS10
7)。ここで、センサー部40の出力信号の比較段階S
106から現在読み込んだセンサー部40の出力信号S
X に微小な信号変化によってなるエラー、例えば冷蔵庫
のドアを度度開閉する等の外部環境條件によるエラーを
防止するための任意の値S Z を加えた値SX +SZ と以
前の読み込んだガスセンサー部40の出力信号SX- 1 と
を較べるによってエラーの発生を防止し得る。
と、センサー部40の現在の出力信号SX と使用者によ
り設定された熟成度SY とを較べる(ステップS10
7)。ここで、センサー部40の出力信号の比較段階S
106から現在読み込んだセンサー部40の出力信号S
X に微小な信号変化によってなるエラー、例えば冷蔵庫
のドアを度度開閉する等の外部環境條件によるエラーを
防止するための任意の値S Z を加えた値SX +SZ と以
前の読み込んだガスセンサー部40の出力信号SX- 1 と
を較べるによってエラーの発生を防止し得る。
【0018】比較の結果、SX >SY でない場合には、
キムチが所望の熟成度に到達していないと判断して熟成
加速段階S105に戻り、SX >SY である場合には、
キムチが所望の熟成度に到達したと判断して熟成を遅延
させる(ステップS108)。即ち、熟成加速部20を
停止させる一方、熟成遅延部30を動作させ、キムチの
熟成を遅延させる。以後、センサー部40の電源をオフ
して動作を停止させる。
キムチが所望の熟成度に到達していないと判断して熟成
加速段階S105に戻り、SX >SY である場合には、
キムチが所望の熟成度に到達したと判断して熟成を遅延
させる(ステップS108)。即ち、熟成加速部20を
停止させる一方、熟成遅延部30を動作させ、キムチの
熟成を遅延させる。以後、センサー部40の電源をオフ
して動作を停止させる。
【0019】本発明の実施例からはガスセンサー41に
負荷抵抗RLを直列連結して負荷抵抗RLの両端の電圧
VRLにて熟成度を検出することを例えにして説明した
が、ガスセンサー41の両端間の電圧を利用することも
できる。また、使用者により設定される熟成度SY は熟
成状態によって出力する任意の電圧にて設定し得るばか
りではなくセンサー部40の出力信号SX を一定週期で
読み込む回数によって設定し得ることも勿論である。
負荷抵抗RLを直列連結して負荷抵抗RLの両端の電圧
VRLにて熟成度を検出することを例えにして説明した
が、ガスセンサー41の両端間の電圧を利用することも
できる。また、使用者により設定される熟成度SY は熟
成状態によって出力する任意の電圧にて設定し得るばか
りではなくセンサー部40の出力信号SX を一定週期で
読み込む回数によって設定し得ることも勿論である。
【0020】
【発明の効果】本発明によると、ガスセンサーにてキム
チの熟成時に発生するガス量を検出してキムチの熟成度
を判別しながらキムチの熟成を加速及び遅延させること
によってキムチを願う状態に正確に熟成させることがで
きる。
チの熟成時に発生するガス量を検出してキムチの熟成度
を判別しながらキムチの熟成を加速及び遅延させること
によってキムチを願う状態に正確に熟成させることがで
きる。
【図1】本発明の実施例によるキムチ熟成制御装置のブ
ロク構成図である。
ロク構成図である。
【図2】第1図のセンサー部の詳細回路図である。
【図3】A−Cはキムチの種類によるガスセンサーたち
の動作特性を示すグラフである。
の動作特性を示すグラフである。
【図4】図2の動作を示す流れ図である。
10…容器 20…熟成加速部 30…熟成遅延部 40…センサー部 50…マイコン 60…スイッチング部 70…電源部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リー キュ ジョーン 大韓民国,ソウル,ヨンドゥンポ−グ, ヨイド−ドン 20 (72)発明者 キム ソン タエ 大韓民国,ソウル,ヨンドゥンポ−グ, ヨイド−ドン 20 (56)参考文献 特開 平2−190143(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23B 7/00 - 9/34
Claims (5)
- 【請求項1】 キムチを入れるための容器と、 前記容器内のキムチの熟成を加速させるための熟成加速
部と、 前記容器内のキムチの熟成を遅延させるための熟成遅延
部と、 前記容器内のキムチから発生するガスの変化量を感知す
るためのセンサー部と、 前記センサー部で感知したガスの変化量によって制御信
号を発生する制御部と、 前記制御信号によって前記熟成加速部と前記熟成遅延部
への供給電源を選択的に断続するためのスイッチング部
とで構成されるキムチの熟成制御装置において、前記熟
成加速部が、前記容器を加熱するためのヒーターと、キ
ムチの新鮮度を保持するための遠赤外線ランプと、熟成
を促進するためのO 2 供給器を備えたことを特徴とする
キムチの熟成制御装置。 - 【請求項2】 前記センサー部で感知するガスは、揮発
性硫黄化合物ガスであることを特徴とする請求項1記載
のキムチの熟成制御装置。 - 【請求項3】 前記制御部の制御信号は、キムチが所望
の熟成状態に到達しない場合、前記熟成加速部に続けて
電源を供給するための第1制御信号と、キムチが所望の
熟成状態に到達した場合、前記熟成遅延部へ電源供給を
切り換えるための第2制御信号とからなることを特徴と
する請求項1記載のキムチの熟成制御装置。 - 【請求項4】 前記制御部は、キムチが所望の熟成状態
になるように、使用者により受動に調節されることを特
徴とする請求項1記載のキムチの熟成制御装置。 - 【請求項5】 前記熟成遅延部は、前記容器を冷却する
ための冷却器と、キムチの熟成を抑制させるためのCO
2 供給器を備えたことを特徴とする請求項1記載のキム
チの熟成制御装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR20662/1992 | 1992-11-05 | ||
KR1019920020662A KR950005781B1 (ko) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 김치의 숙성 제어방법 및 제어장치 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06209698A JPH06209698A (ja) | 1994-08-02 |
JP3160444B2 true JP3160444B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=19342511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27686593A Expired - Fee Related JP3160444B2 (ja) | 1992-11-05 | 1993-11-05 | キムチの熟成制御方法及び制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3160444B2 (ja) |
KR (1) | KR950005781B1 (ja) |
TW (1) | TW239067B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100642775B1 (ko) * | 2000-06-17 | 2006-11-13 | 주식회사 엘지이아이 | 김치냉장고의 숙성제어방법 및 장치 |
KR100668086B1 (ko) | 2005-04-06 | 2007-01-11 | 삼성전자주식회사 | 맞춤숙성이 가능한 숙성장치 및 그 방법 |
KR101022711B1 (ko) * | 2008-04-30 | 2011-03-22 | 주식회사 엔유씨전자 | 인공지능형 발효 제조기 및 이를 이용한 식품 가공 방법 |
-
1992
- 1992-11-05 KR KR1019920020662A patent/KR950005781B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1993
- 1993-11-05 JP JP27686593A patent/JP3160444B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-01 TW TW082110147A patent/TW239067B/zh active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR950005781B1 (ko) | 1995-05-31 |
KR940010907A (ko) | 1994-06-20 |
JPH06209698A (ja) | 1994-08-02 |
TW239067B (en) | 1995-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5555797A (en) | Control system and method for a kimchi fermentor | |
US5349163A (en) | Method of automatically cooking food by detecting the amount of gas or smoke being exhausted from a cooking device during cooking | |
JP3440118B2 (ja) | 漬物熟成制御方法及び装置 | |
US5476672A (en) | Kimchi fermentation and/or storage control method for a refrigerator | |
CN112393508B (zh) | 结霜时间的计算方法、制冷设备 | |
US11737470B2 (en) | Respiration ranking in controlled atmosphere rooms | |
JP3160444B2 (ja) | キムチの熟成制御方法及び制御装置 | |
KR950010400B1 (ko) | 김치냉장고의 발효 및 저장제어방법 | |
WO2021218400A1 (zh) | 冰箱环境参数调节方法、冰箱以及存储介质 | |
CN101569389A (zh) | 智能发酵设备和使用所述设备的食品加工方法 | |
WO2017202090A1 (zh) | 冰箱的制氮控制方法与装置 | |
JP2996766B2 (ja) | 加熱調理装置 | |
KR19990004163A (ko) | 된장의 숙성제어장치 및 그 방법 | |
KR20010095886A (ko) | 김치 냉장고의 외기온도 추정방법 | |
CN115404283A (zh) | 熟成柜的控湿方法 | |
KR20010059935A (ko) | 김치저장고의 숙성제어방법 | |
KR100357470B1 (ko) | 김치 저장고의 숙성 제어방법 | |
JP3102531U (ja) | 酵母発酵装置 | |
KR100723938B1 (ko) | 적외선 센서에 의한 김치저장고 | |
KR102564624B1 (ko) | 간장 숙성도 감지 방법 | |
KR100484972B1 (ko) | 김치냉장고의 보관모드에서의 제어방법 | |
CN114754539A (zh) | 保鲜容器、冰箱以及保鲜方法 | |
JP6694611B2 (ja) | アルコール製造装置、アルコール製造方法及びプログラム | |
KR100364704B1 (ko) | 전기밥솥의 보온 제어방법 | |
CN117404866A (zh) | 红酒管理方法、装置、智能冰箱及存储介质 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010109 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |