JP3153947B2 - 磁気ヘッド及び光磁気記録装置 - Google Patents
磁気ヘッド及び光磁気記録装置Info
- Publication number
- JP3153947B2 JP3153947B2 JP10320793A JP10320793A JP3153947B2 JP 3153947 B2 JP3153947 B2 JP 3153947B2 JP 10320793 A JP10320793 A JP 10320793A JP 10320793 A JP10320793 A JP 10320793A JP 3153947 B2 JP3153947 B2 JP 3153947B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- bobbin
- magneto
- pot core
- optical recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
- G11B11/105—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
- G11B11/1055—Disposition or mounting of transducers relative to record carriers
- G11B11/10576—Disposition or mounting of transducers relative to record carriers with provision for moving the transducers for maintaining alignment or spacing relative to the carrier
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
- G11B11/105—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
- G11B11/10532—Heads
- G11B11/10534—Heads for recording by magnetising, demagnetising or transfer of magnetisation, by radiation, e.g. for thermomagnetic recording
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録装置に適用
して好適な磁気ヘッド及びその光磁気記録装置に関す
る。
して好適な磁気ヘッド及びその光磁気記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、カートリッジに収納された直径6
4mmの光磁気ディスク、いわゆるミニディスク(以
下、MDという)を使用したMD記録再生装置が製品化
されている。
4mmの光磁気ディスク、いわゆるミニディスク(以
下、MDという)を使用したMD記録再生装置が製品化
されている。
【0003】このMD記録再生装置では、図6に示すよ
うに、厚みD1 (D1 =1.2mm)のMD1は多層構
造になっている。すなわち、MD1は、ポリカーボネー
ト基板2上に、誘電体層3、磁性膜である記録層4、誘
電体層5、反射層6及び潤滑保護層7が積層された6層
構造になっている。ここで、保護層7の表面から記録層
4の中央(以下、単に、記録層の中央という)4cまで
の間隔ZS の値は20〜30μm程度になっている。
うに、厚みD1 (D1 =1.2mm)のMD1は多層構
造になっている。すなわち、MD1は、ポリカーボネー
ト基板2上に、誘電体層3、磁性膜である記録層4、誘
電体層5、反射層6及び潤滑保護層7が積層された6層
構造になっている。ここで、保護層7の表面から記録層
4の中央(以下、単に、記録層の中央という)4cまで
の間隔ZS の値は20〜30μm程度になっている。
【0004】そして、MD1の保護層7に接触して磁界
変調オーバーライトヘッド(以下、単に、磁気ヘッドと
もいう)8が配置され、MD1を挟んで磁気ヘッド8と
対向する位置に対物レンズ9を有する非接触型の光ピッ
クアップ10が配置されている。
変調オーバーライトヘッド(以下、単に、磁気ヘッドと
もいう)8が配置され、MD1を挟んで磁気ヘッド8と
対向する位置に対物レンズ9を有する非接触型の光ピッ
クアップ10が配置されている。
【0005】磁気ヘッド8は、図7に示すようなE型コ
ア11のセンタコア部11aに導線12が複数回巻き付
けられて巻線13が形成された構成になっている。導線
12の両端を端子14,15という。
ア11のセンタコア部11aに導線12が複数回巻き付
けられて巻線13が形成された構成になっている。導線
12の両端を端子14,15という。
【0006】このように構成されるMD記録装置におい
て、端子14,15から巻線13に流す電流の極性を切
り換えることによって、記録層4に供給される磁界の方
向が決められる。また、対物レンズ9で集光されたレー
ザスポットLを記録層4に当てることによりキューリ温
度以上に加熱して記録層4の磁化を消去する。MD1が
回転してレーザスポットLが磁化が消去された部分から
外れると、その部分の温度が徐々に低下し、その部分に
磁気ヘッド8から供給されている磁界の向きに記録層4
の磁化が定まるようになっている。
て、端子14,15から巻線13に流す電流の極性を切
り換えることによって、記録層4に供給される磁界の方
向が決められる。また、対物レンズ9で集光されたレー
ザスポットLを記録層4に当てることによりキューリ温
度以上に加熱して記録層4の磁化を消去する。MD1が
回転してレーザスポットLが磁化が消去された部分から
外れると、その部分の温度が徐々に低下し、その部分に
磁気ヘッド8から供給されている磁界の向きに記録層4
の磁化が定まるようになっている。
【0007】このとき、MD1からの再生時における信
号の品質、例えば、搬送波対雑音比(以下、C/Nとい
う)は、磁気ヘッド8からMD1の記録層4に供給され
る外部磁界の強さに相当程度依存する。
号の品質、例えば、搬送波対雑音比(以下、C/Nとい
う)は、磁気ヘッド8からMD1の記録層4に供給され
る外部磁界の強さに相当程度依存する。
【0008】記録層4に供給される外部磁界の強さをよ
り強くするためには、磁気ヘッド8の先端、すなわち、
E型コアのセンタコア11aの先端(開放端側)と記録
層4との間の距離が短ければ短いほど良い。磁界の強さ
が距離の2乗に反比例するからである。
り強くするためには、磁気ヘッド8の先端、すなわち、
E型コアのセンタコア11aの先端(開放端側)と記録
層4との間の距離が短ければ短いほど良い。磁界の強さ
が距離の2乗に反比例するからである。
【0009】このため、従来の技術によるMD記録再生
装置では、図6に示すように、磁気ヘッド8をMD1に
接触摺動させて記録する方式が採用されていた。なお、
磁気ヘッド8をMD1に接触させても、実際には、保護
層7上を接触摺動するために、磁気ヘッド8と記録層の
中央4cとの間には誘電体層5、反射層6及び保護層7
分の厚みに相当する上述の間隔(スペーシング)ZS が
存在する。
装置では、図6に示すように、磁気ヘッド8をMD1に
接触摺動させて記録する方式が採用されていた。なお、
磁気ヘッド8をMD1に接触させても、実際には、保護
層7上を接触摺動するために、磁気ヘッド8と記録層の
中央4cとの間には誘電体層5、反射層6及び保護層7
分の厚みに相当する上述の間隔(スペーシング)ZS が
存在する。
【0010】図8は、磁気ヘッド8とC/Nとの関係を
表している。図8において、横軸は記録層の中央4cを
0値とした場合のその中央からの間隔Z(Z軸)を表し
ている。縦軸はC/Nである。図7のE型コア11を使
用した場合の磁気ヘッド8の特性を符号Eで示してい
る。縦軸上、値TLは、再生時において、十分なエラー
レートを得るのに必要なC/N値を表している。この値
は具体的には46dBである。横軸上、値ZS は、図6
に示した記録層の中央4cから保護層9表面までの間隔
(実際には、20〜30μm程度)である。したがっ
て、図8例のE型コア11を使用した接触摺動型の磁気
ヘッド8によれば、十分なエラーレートを得るのに必要
なC/N値TL以上の十分なC/Nが得られることが分
かる。
表している。図8において、横軸は記録層の中央4cを
0値とした場合のその中央からの間隔Z(Z軸)を表し
ている。縦軸はC/Nである。図7のE型コア11を使
用した場合の磁気ヘッド8の特性を符号Eで示してい
る。縦軸上、値TLは、再生時において、十分なエラー
レートを得るのに必要なC/N値を表している。この値
は具体的には46dBである。横軸上、値ZS は、図6
に示した記録層の中央4cから保護層9表面までの間隔
(実際には、20〜30μm程度)である。したがっ
て、図8例のE型コア11を使用した接触摺動型の磁気
ヘッド8によれば、十分なエラーレートを得るのに必要
なC/N値TL以上の十分なC/Nが得られることが分
かる。
【0011】ところで、磁気ヘッド8をMD1側に押す
力が弱いほどMD1の回転に与える影響、すなわち、ス
ピンドルモータに与える負荷が少ないので好ましい。こ
のため、磁気ヘッド8の重量には一定の制限が課せら
れ、E型コア11、導線12の径、巻数などが制限され
ている。
力が弱いほどMD1の回転に与える影響、すなわち、ス
ピンドルモータに与える負荷が少ないので好ましい。こ
のため、磁気ヘッド8の重量には一定の制限が課せら
れ、E型コア11、導線12の径、巻数などが制限され
ている。
【0012】ところが、実際上、図9に示すように、磁
気ヘッド8をMD1に対して接触摺動させる場合、MD
1が回転しているときに、MD1の厚みの不均一性及び
傾き等を原因とするMD1の軸線(上下)方向への面振
れm(図9参照)が存在する。そこで、磁気ヘッド8に
固定部材17からばね部材である支持アーム18を介し
て矢印K方向(上記軸線方向)にばね力を与えるように
している。このようにすれば、面振れmに追従して磁気
ヘッド8が確実にMD1のディスク面上を接触して摺動
することができる。このため、MD1を押す力をそれほ
どには弱くすることができない。
気ヘッド8をMD1に対して接触摺動させる場合、MD
1が回転しているときに、MD1の厚みの不均一性及び
傾き等を原因とするMD1の軸線(上下)方向への面振
れm(図9参照)が存在する。そこで、磁気ヘッド8に
固定部材17からばね部材である支持アーム18を介し
て矢印K方向(上記軸線方向)にばね力を与えるように
している。このようにすれば、面振れmに追従して磁気
ヘッド8が確実にMD1のディスク面上を接触して摺動
することができる。このため、MD1を押す力をそれほ
どには弱くすることができない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】一般に、MD記録再生
装置は、持ち歩いて使用されることも多いため、装置の
小型、軽量、薄型化及び低消費電力化が常に課題として
ある。
装置は、持ち歩いて使用されることも多いため、装置の
小型、軽量、薄型化及び低消費電力化が常に課題として
ある。
【0014】しかしながら、上記従来のMD記録再生装
置は磁気ヘッド8とMD1とが接触摺動する構造である
ため、MD1を回転するための図示しないスピンドルモ
ータに対して比較的に負荷がかかり低消費電力化を達成
する際の問題になっている。
置は磁気ヘッド8とMD1とが接触摺動する構造である
ため、MD1を回転するための図示しないスピンドルモ
ータに対して比較的に負荷がかかり低消費電力化を達成
する際の問題になっている。
【0015】また、接触摺動型では、塵埃などが多い環
境下での信頼性を保証することもできないという問題も
あった。さらに、磁気8ヘッドが摩耗するという問題も
ある。
境下での信頼性を保証することもできないという問題も
あった。さらに、磁気8ヘッドが摩耗するという問題も
ある。
【0016】信頼性の問題を解決するために、サーボを
かけてMD1と磁気ヘッド8間の距離を一定に保持して
非接触型にすることも考えられるが、そのためのアクチ
ュエータやサーボ回路が必要となり、小型、軽量、薄型
化及び低消費電力化を達成することができない。
かけてMD1と磁気ヘッド8間の距離を一定に保持して
非接触型にすることも考えられるが、そのためのアクチ
ュエータやサーボ回路が必要となり、小型、軽量、薄型
化及び低消費電力化を達成することができない。
【0017】本発明は、簡単な構成で、光磁気記録媒体
に対し、非接触構成を可能とした磁気ヘッドを提案しよ
うとするものである。又、本発明は、簡単な構成で、光
磁気記録媒体に対し、非接触構成を可能とする磁気ヘッ
ドを有する光磁気記録装置を提案しようとするものであ
る。
に対し、非接触構成を可能とした磁気ヘッドを提案しよ
うとするものである。又、本発明は、簡単な構成で、光
磁気記録媒体に対し、非接触構成を可能とする磁気ヘッ
ドを有する光磁気記録装置を提案しようとするものであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状の側面
部、底面部及びその底面部の中心から、筒状の側面部の
軸線方向に延在する中央柱部を有するポットコアと、中
空筒体部を備え、その中空筒体部に巻線が巻回されたボ
ビンとを有し、そのボビンの中空筒体部が、ポットコア
の中央柱部に挿通されて、ボビンが、ポットコア内に収
納されてなる磁気ヘッドである。又、本発明は、筒状の
側面部、底面部及びその底面部の中心から、筒状の側面
部の軸線方向に延在する中央柱部を有するポットコア
と、中空筒体部を備え、その中空筒体部に巻線が巻回さ
れたボビンとを有し、そのボビンの中空筒体部が、ポッ
トコアの中央柱部に挿通されて、ボビンが、ポットコア
内に収納されてなる磁気ヘッドと、その磁気ヘッドを支
持するアームと、光磁気記録媒体を介して、磁気ヘッド
と対向するように設けられた光ピックアップとを有する
光磁気記録装置である。
部、底面部及びその底面部の中心から、筒状の側面部の
軸線方向に延在する中央柱部を有するポットコアと、中
空筒体部を備え、その中空筒体部に巻線が巻回されたボ
ビンとを有し、そのボビンの中空筒体部が、ポットコア
の中央柱部に挿通されて、ボビンが、ポットコア内に収
納されてなる磁気ヘッドである。又、本発明は、筒状の
側面部、底面部及びその底面部の中心から、筒状の側面
部の軸線方向に延在する中央柱部を有するポットコア
と、中空筒体部を備え、その中空筒体部に巻線が巻回さ
れたボビンとを有し、そのボビンの中空筒体部が、ポッ
トコアの中央柱部に挿通されて、ボビンが、ポットコア
内に収納されてなる磁気ヘッドと、その磁気ヘッドを支
持するアームと、光磁気記録媒体を介して、磁気ヘッド
と対向するように設けられた光ピックアップとを有する
光磁気記録装置である。
【0019】
【作用】本発明の磁気ヘッド及び光磁気記録装置によれ
ば、従来の技術によるE型コアを用いた磁気ヘッドと比
較して、磁気効率が高くなり、比較的に磁界の強さを強
くできるので、光磁気記録媒体と非接触でも、十分な磁
界の強さを光磁気記録媒体に与えることができる。
ば、従来の技術によるE型コアを用いた磁気ヘッドと比
較して、磁気効率が高くなり、比較的に磁界の強さを強
くできるので、光磁気記録媒体と非接触でも、十分な磁
界の強さを光磁気記録媒体に与えることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明光磁気記録装置の一実施例につ
いて、随時従来の技術と比較しながら図面を参照して説
明する。なお、以下に参照する図面において、上記図6
〜図9に示したものと対応するものには同一の符号を付
けその詳細な説明は省略する。
いて、随時従来の技術と比較しながら図面を参照して説
明する。なお、以下に参照する図面において、上記図6
〜図9に示したものと対応するものには同一の符号を付
けその詳細な説明は省略する。
【0021】図2はこの実施例による光磁気記録装置の
機械系の概略的構成を示している。図2例の光磁気記録
装置は、ミニディスク(以下、MDという)ドライブで
あり、スピンドルモータ21を有している。このスピン
ドルモータ21によりディスクカートリッジ18内に収
容された光磁気記録媒体としてのMD1が一定線速度で
回転される。このMD1の構成は図6に示したMD1と
同一の構成である。
機械系の概略的構成を示している。図2例の光磁気記録
装置は、ミニディスク(以下、MDという)ドライブで
あり、スピンドルモータ21を有している。このスピン
ドルモータ21によりディスクカートリッジ18内に収
容された光磁気記録媒体としてのMD1が一定線速度で
回転される。このMD1の構成は図6に示したMD1と
同一の構成である。
【0022】図2Aに示すように、ヘッドダウン時(記
録再生時)には、磁気ヘッド22が、MD1の保護層7
側から所定間隔離されて、記録層4からは所定間隔ZQ
離されて配置されている。
録再生時)には、磁気ヘッド22が、MD1の保護層7
側から所定間隔離されて、記録層4からは所定間隔ZQ
離されて配置されている。
【0023】磁気ヘッド22は、断面略クランク状のヘ
ッドアーム23の一端部に取り付けられている。ヘッド
アーム23の他端部はブラケット24にねじ25で固定
されている。
ッドアーム23の一端部に取り付けられている。ヘッド
アーム23の他端部はブラケット24にねじ25で固定
されている。
【0024】ヘッドアーム23には、ブラケット24と
一体的に固定されたねじりコイルばね27により矢印F
方向に向かう力、すなわち、磁気ヘッド22がMD1に
向かう方向に力(予圧)が常に与えられている。
一体的に固定されたねじりコイルばね27により矢印F
方向に向かう力、すなわち、磁気ヘッド22がMD1に
向かう方向に力(予圧)が常に与えられている。
【0025】また、ブラケット24には、レバー回転軸
26が回転可能に固定され、このレバー回転軸26に断
面略コの字状のレバー28が固定されている。
26が回転可能に固定され、このレバー回転軸26に断
面略コの字状のレバー28が固定されている。
【0026】レバー28の一端はブラケット24の側面
に設けられたヘッド間隔調整ねじ29に当てられてい
る。レバー28の他端にはヘッドアップ時の間隔調整ね
じ30の先端部側がねじ込まれている。
に設けられたヘッド間隔調整ねじ29に当てられてい
る。レバー28の他端にはヘッドアップ時の間隔調整ね
じ30の先端部側がねじ込まれている。
【0027】そこで、まず、図2Bに示すヘッドアップ
時においては、ディスクホルダ31の上面31aに当た
る間隔調整ねじ30により磁気ヘッド22がMDドライ
ブのケーシング(図示していない)の上面内側に当たら
ないように調整する。
時においては、ディスクホルダ31の上面31aに当た
る間隔調整ねじ30により磁気ヘッド22がMDドライ
ブのケーシング(図示していない)の上面内側に当たら
ないように調整する。
【0028】この状態で、ディスクカートリッジ18を
矢印G方向に押し込むことで、ディスクカートリッジ1
8の側面がヘッドホルダ31の内側面31bに当てられ
ると、ディスクホルダ31とともにディスクカートリッ
ジ22が矢印H方向に自動的に下ろされ、図2Aのヘッ
ドダウン時の状態にされる。
矢印G方向に押し込むことで、ディスクカートリッジ1
8の側面がヘッドホルダ31の内側面31bに当てられ
ると、ディスクホルダ31とともにディスクカートリッ
ジ22が矢印H方向に自動的に下ろされ、図2Aのヘッ
ドダウン時の状態にされる。
【0029】このヘッドダウン時においては、MD1の
クランパ32にスピンドルモータ21の軸21aがチャ
ッキングされる。また、ヘッドダウン時においては、ヘ
ッド間隔調整ねじ29がレバー28の一端部に当たるこ
とになり、この状態でヘッド間隔調整ねじ29を、例え
ば、矢印I方向に進ように回すことで、磁気ヘッド22
が矢印J方向(上方向)に移動することになる。したが
って、ヘッド間隔調整ねじ29を回すことによって、M
D1の記録層4から所定間隔ZQ 離れた位置に磁気ヘッ
ド22の先端部を位置決めすることができる。
クランパ32にスピンドルモータ21の軸21aがチャ
ッキングされる。また、ヘッドダウン時においては、ヘ
ッド間隔調整ねじ29がレバー28の一端部に当たるこ
とになり、この状態でヘッド間隔調整ねじ29を、例え
ば、矢印I方向に進ように回すことで、磁気ヘッド22
が矢印J方向(上方向)に移動することになる。したが
って、ヘッド間隔調整ねじ29を回すことによって、M
D1の記録層4から所定間隔ZQ 離れた位置に磁気ヘッ
ド22の先端部を位置決めすることができる。
【0030】このヘッドダウン状態において、磁気ヘッ
ド22によるMD1に対する記録再生動作が遂行され
る。なお、磁気ヘッド22は、図示しない送りモータに
よりブラケット24が図中紙面と直交する方向に送られ
ることで、MD1の半径方向に送られることになり、M
D1の記録再生面の全面に対してのアクセスが可能にな
る。
ド22によるMD1に対する記録再生動作が遂行され
る。なお、磁気ヘッド22は、図示しない送りモータに
よりブラケット24が図中紙面と直交する方向に送られ
ることで、MD1の半径方向に送られることになり、M
D1の記録再生面の全面に対してのアクセスが可能にな
る。
【0031】図2例のように構成することによって、記
録時における磁気ヘッド22の間隔が間隔ZQ である非
接触方式の磁気ヘッド22を有する光磁気記録装置の機
械系を構成することができる。
録時における磁気ヘッド22の間隔が間隔ZQ である非
接触方式の磁気ヘッド22を有する光磁気記録装置の機
械系を構成することができる。
【0032】次に磁気ヘッド22の構成について説明す
る。図1において、符号22は、磁気ヘッドの断面構成
を示している。図3A〜図3Cは、磁気ヘッド22の分
解斜視構成を示している。図3Aはピン付きボビン3
5、図3Bはピン付きボビン35に巻線34が施された
巻線組立体36、図3Cはポットコア33を示してい
る。
る。図1において、符号22は、磁気ヘッドの断面構成
を示している。図3A〜図3Cは、磁気ヘッド22の分
解斜視構成を示している。図3Aはピン付きボビン3
5、図3Bはピン付きボビン35に巻線34が施された
巻線組立体36、図3Cはポットコア33を示してい
る。
【0033】図1及び図3に示すように、この磁気ヘッ
ド22は、フェライト製のポットコア33と巻線組立体
36(巻線34が施されたピン付きボビン35)とを備
えている。
ド22は、フェライト製のポットコア33と巻線組立体
36(巻線34が施されたピン付きボビン35)とを備
えている。
【0034】ポットコア33は、側面部としての円筒部
33aと底面部33bと底面部33bから軸線上に上方
向に延びる中央円柱部33cを有している。また、円筒
部33aの側面から底面部33bにかけて180度で対
向する2箇所の切り欠き部33d,33dが形成されて
いる。円筒部33aの高さは約3mm、円筒部の外径は
約6mm、内径は約5mm、中央円柱部33cの径は約
1mmである。
33aと底面部33bと底面部33bから軸線上に上方
向に延びる中央円柱部33cを有している。また、円筒
部33aの側面から底面部33bにかけて180度で対
向する2箇所の切り欠き部33d,33dが形成されて
いる。円筒部33aの高さは約3mm、円筒部の外径は
約6mm、内径は約5mm、中央円柱部33cの径は約
1mmである。
【0035】ピン付きボビン35は、ポットコア33の
中空部内に収容可能な適当な形状にされており、円筒体
部35aと上下のフランジ部35b,35cとを有して
いる。下側のフランジ部35bの周縁部には180度対
向して入力端子としてのピン37,37が取り付けられ
ている。円筒体部35aには、巻線34が施されてい
る。巻線34には、φ80μmの導線が約60回巻き付
けられている。巻線34の巻始め部と巻終わり部とはピ
ン37,37に接続固定されている。
中空部内に収容可能な適当な形状にされており、円筒体
部35aと上下のフランジ部35b,35cとを有して
いる。下側のフランジ部35bの周縁部には180度対
向して入力端子としてのピン37,37が取り付けられ
ている。円筒体部35aには、巻線34が施されてい
る。巻線34には、φ80μmの導線が約60回巻き付
けられている。巻線34の巻始め部と巻終わり部とはピ
ン37,37に接続固定されている。
【0036】このように構成される巻線組立体36は、
図1に示すように、ピン37,37がポットコア33の
底面部33bの切り欠き部33d,33dから下側に突
き出るようにポットコア33の中空部内に収容され、接
着剤等で固定されることで、磁気ヘッド22が形成され
る。この場合、MD1との対向面はポットコア33の上
面であるので、その上面より上側にリード線等が出るこ
とはMD1と接触してしまうので好ましくない。そのた
めに上記切り欠き部33dが設けられ、リード線として
機能するピン37,37を下側に突き出るようにしてい
る。
図1に示すように、ピン37,37がポットコア33の
底面部33bの切り欠き部33d,33dから下側に突
き出るようにポットコア33の中空部内に収容され、接
着剤等で固定されることで、磁気ヘッド22が形成され
る。この場合、MD1との対向面はポットコア33の上
面であるので、その上面より上側にリード線等が出るこ
とはMD1と接触してしまうので好ましくない。そのた
めに上記切り欠き部33dが設けられ、リード線として
機能するピン37,37を下側に突き出るようにしてい
る。
【0037】なお、ピン付きボビン35を使用すること
により、磁気ヘッド22を短時間で組み立てることがで
きるという利点を有するが、ピン付きボビン35を使用
しない場合でも切り欠き部33d,33dからリード線
を引き出すようにすれば、磁気ヘッド22の上面中心
(ポットコア33の中央円柱部33cの上面の中心)U
Cより上側にリード線がでることがない。
により、磁気ヘッド22を短時間で組み立てることがで
きるという利点を有するが、ピン付きボビン35を使用
しない場合でも切り欠き部33d,33dからリード線
を引き出すようにすれば、磁気ヘッド22の上面中心
(ポットコア33の中央円柱部33cの上面の中心)U
Cより上側にリード線がでることがない。
【0038】この磁気ヘッド22は、図7に示したE型
コア11を用いた従来の技術による磁気ヘッド8に比較
して重量は僅かに重くなるが、磁界の強さが約1.5倍
程度に強くなる。
コア11を用いた従来の技術による磁気ヘッド8に比較
して重量は僅かに重くなるが、磁界の強さが約1.5倍
程度に強くなる。
【0039】次に、このポットコア33を使用した磁気
ヘッド22が実際に非接触の磁気ヘッドとして使用でき
るかどうかについて検討する。
ヘッド22が実際に非接触の磁気ヘッドとして使用でき
るかどうかについて検討する。
【0040】図1Aと図1Bは、磁気ヘッド22と、記
録層4と、対物レンズ9で絞られ記録層4(記録層の中
央4c)に焦点が合わせられるレーザスポットLとの位
置関係を示している。磁気ヘッド22の上面中心UCと
レーザスポットLとの位置ずれをX,Y軸の2次元座標
で表し、上面中心UCと記録層の中央4c間の間隔をZ
軸座標で表している。
録層4と、対物レンズ9で絞られ記録層4(記録層の中
央4c)に焦点が合わせられるレーザスポットLとの位
置関係を示している。磁気ヘッド22の上面中心UCと
レーザスポットLとの位置ずれをX,Y軸の2次元座標
で表し、上面中心UCと記録層の中央4c間の間隔をZ
軸座標で表している。
【0041】図4は、図8に対応する図であり、磁気ヘ
ッド22の上面中心UCがX,Y軸の原点Oにある場合
のZ軸方向の間隔ZとC/Nとの関係を表している。図
4中、点線で示す特性Eは図8に示した従来の技術によ
る磁気ヘッド8の特性を再掲している。実線で示す特性
Pはこの実施例の磁気ヘッド22の特性を表している。
図4中、座標(間隔)Z=Zmは、MD1が回転してい
るときのMD1の厚みの不均一性及び傾き等を原因する
面振れm(図9参照)の最大値を表している。座標(間
隔)Z=Znは、十分ばエラーレートを得るのに必要な
C/N値TLと特性Pとが交差する点の間隔を表してい
る。
ッド22の上面中心UCがX,Y軸の原点Oにある場合
のZ軸方向の間隔ZとC/Nとの関係を表している。図
4中、点線で示す特性Eは図8に示した従来の技術によ
る磁気ヘッド8の特性を再掲している。実線で示す特性
Pはこの実施例の磁気ヘッド22の特性を表している。
図4中、座標(間隔)Z=Zmは、MD1が回転してい
るときのMD1の厚みの不均一性及び傾き等を原因する
面振れm(図9参照)の最大値を表している。座標(間
隔)Z=Znは、十分ばエラーレートを得るのに必要な
C/N値TLと特性Pとが交差する点の間隔を表してい
る。
【0042】図4から、E型コア11を用いた従来の磁
気ヘッド8では、Zm点におけるC/Nが値TL以下と
なるので、MD1と磁気ヘッド8とを非接触に構成する
ことは不可能であるが、この実施例によるポットコア3
3を用いた磁気ヘッド22では、磁気ヘッド22の上面
中心Cと記録層の中央4cとの間隔ZをZmとZn間に
選択すれば、非接触でも十分なエラーレートが得られる
C/N値TL以上に設定できることが分かる。その意味
で間隔Zmと間隔Znとの間の所定間隔ZQ は磁気ヘッ
ド22のZ方向の合わせ込み範囲ということができる。
気ヘッド8では、Zm点におけるC/Nが値TL以下と
なるので、MD1と磁気ヘッド8とを非接触に構成する
ことは不可能であるが、この実施例によるポットコア3
3を用いた磁気ヘッド22では、磁気ヘッド22の上面
中心Cと記録層の中央4cとの間隔ZをZmとZn間に
選択すれば、非接触でも十分なエラーレートが得られる
C/N値TL以上に設定できることが分かる。その意味
で間隔Zmと間隔Znとの間の所定間隔ZQ は磁気ヘッ
ド22のZ方向の合わせ込み範囲ということができる。
【0043】したがって、図2Aにおけるヘッド間隔調
整ねじ29を回すことによって、記録層の中心4cと磁
気ヘッド22との間の間隔を間隔ZQ になるように合わ
せ込めば、非接触でも値TL以上のC/Nを得ることが
できるということが分かる。
整ねじ29を回すことによって、記録層の中心4cと磁
気ヘッド22との間の間隔を間隔ZQ になるように合わ
せ込めば、非接触でも値TL以上のC/Nを得ることが
できるということが分かる。
【0044】図5は、磁気ヘッド22の上面中心UCが
レーザスポットLに対してX,Y座標上でずれたとき、
そのずれ量X,Yが大きくなるにしたがってC/Nが劣
化する特性を示している。特性PNCは非接触の場合であ
り、特性PC は接触させた場合の特性を示している。図
5から、非接触の場合においても、ずれ量±Xnまでは
十分なエラーレートが得られるC/N値TL以上に設定
できることが分かる。その意味で原点Oを含むずれ量±
Xnの間を磁気ヘッド22のX,Y方向の合わせ込み範
囲ということができる。
レーザスポットLに対してX,Y座標上でずれたとき、
そのずれ量X,Yが大きくなるにしたがってC/Nが劣
化する特性を示している。特性PNCは非接触の場合であ
り、特性PC は接触させた場合の特性を示している。図
5から、非接触の場合においても、ずれ量±Xnまでは
十分なエラーレートが得られるC/N値TL以上に設定
できることが分かる。その意味で原点Oを含むずれ量±
Xnの間を磁気ヘッド22のX,Y方向の合わせ込み範
囲ということができる。
【0045】このように上記した実施例によれば、ポッ
トコア33を用いた磁気ヘッド22を使用しているの
で、従来の技術によるE型コアを用いた磁界ヘッド8に
比較して磁気効率が高くなり、比較的に磁界の強さを強
くできるので、MD2と非接触でも十分な磁界の強さを
MD2に供給することができる。そして、非接触である
ので磁気ヘッド22の摩耗が皆無になり、寿命が延びて
信頼性が向上する。また、スピンドルモータ21の負荷
が軽くなり、消費電力が小さくなる。
トコア33を用いた磁気ヘッド22を使用しているの
で、従来の技術によるE型コアを用いた磁界ヘッド8に
比較して磁気効率が高くなり、比較的に磁界の強さを強
くできるので、MD2と非接触でも十分な磁界の強さを
MD2に供給することができる。そして、非接触である
ので磁気ヘッド22の摩耗が皆無になり、寿命が延びて
信頼性が向上する。また、スピンドルモータ21の負荷
が軽くなり、消費電力が小さくなる。
【0046】消費電力が小さくなることにより、この光
磁気記録装置の電源回路のトランス等の重量が低減さ
れ、光磁気記録装置全体としての小型、軽量(グラム単
位ではあるが)、薄型化を図ることができる。
磁気記録装置の電源回路のトランス等の重量が低減さ
れ、光磁気記録装置全体としての小型、軽量(グラム単
位ではあるが)、薄型化を図ることができる。
【0047】なお、本発明は上記の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得ること
はもちろんである。
明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得ること
はもちろんである。
【0048】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、筒状の側面
部、底面部及びその底面部の中心から、筒状の側面部の
軸線方向に延在する中央柱部を有するポットコアと、中
空筒体部を備え、その中空筒体部に巻線が巻回されたボ
ビンとを有し、そのボビンの中空筒体部が、ポットコア
の中央柱部に挿通されて、ボビンが、ポットコア内に収
納されてなるので、従来の技術によるE型コアを用いた
磁気ヘッドと比較して、磁気効率が高くなり、比較的に
磁界の強さを強くできるので、光磁気記録媒体と非接触
でも、十分な磁界の強さを光磁気記録媒体に与えること
のできる磁気ヘッドを得ることができる。又、本発明に
よれば、筒状の側面部、底面部及びその底面部の中心か
ら、筒状の側面部の軸線方向に延在する中央柱部を有す
るポットコアと、中空筒体部を備え、その中空筒体部に
巻線が巻回されたボビンとを有し、そのボビンの中空筒
体部が、ポットコアの中央柱部に挿通されて、ボビン
が、ポットコア内に収納されてなる磁気ヘッドと、その
磁気ヘッドを支持するアームと、光磁気記録媒体を介し
て、磁気ヘッドと対向するように設けられた光ピックア
ップとを有するので、従来の技術によるE型コアを用い
た磁気ヘッドと比較して、磁気効率が高くなり、比較的
に磁界の強さを強くできるので、光磁気記録媒体と非接
触でも、十分な磁界の強さを光磁気記録媒体に与えるこ
とのできる磁気ヘッドを有する光磁気記録装置を得るこ
とができる。
部、底面部及びその底面部の中心から、筒状の側面部の
軸線方向に延在する中央柱部を有するポットコアと、中
空筒体部を備え、その中空筒体部に巻線が巻回されたボ
ビンとを有し、そのボビンの中空筒体部が、ポットコア
の中央柱部に挿通されて、ボビンが、ポットコア内に収
納されてなるので、従来の技術によるE型コアを用いた
磁気ヘッドと比較して、磁気効率が高くなり、比較的に
磁界の強さを強くできるので、光磁気記録媒体と非接触
でも、十分な磁界の強さを光磁気記録媒体に与えること
のできる磁気ヘッドを得ることができる。又、本発明に
よれば、筒状の側面部、底面部及びその底面部の中心か
ら、筒状の側面部の軸線方向に延在する中央柱部を有す
るポットコアと、中空筒体部を備え、その中空筒体部に
巻線が巻回されたボビンとを有し、そのボビンの中空筒
体部が、ポットコアの中央柱部に挿通されて、ボビン
が、ポットコア内に収納されてなる磁気ヘッドと、その
磁気ヘッドを支持するアームと、光磁気記録媒体を介し
て、磁気ヘッドと対向するように設けられた光ピックア
ップとを有するので、従来の技術によるE型コアを用い
た磁気ヘッドと比較して、磁気効率が高くなり、比較的
に磁界の強さを強くできるので、光磁気記録媒体と非接
触でも、十分な磁界の強さを光磁気記録媒体に与えるこ
とのできる磁気ヘッドを有する光磁気記録装置を得るこ
とができる。
【0049】磁界オーバーライトヘッドと光磁気記録媒
体とが非接触になるので、スピンドルモータの負荷が軽
くなり、消費電力を低減することができるという効果が
得られる。また、塵埃環境下における信頼性も向上する
という効果が得られる。
体とが非接触になるので、スピンドルモータの負荷が軽
くなり、消費電力を低減することができるという効果が
得られる。また、塵埃環境下における信頼性も向上する
という効果が得られる。
【0050】消費電力を低減できることから、電源トラ
ンス等電源回路の簡素化が図れ、結果として装置自体の
小型、軽量、薄型化が可能になるという効果が得られ
る。
ンス等電源回路の簡素化が図れ、結果として装置自体の
小型、軽量、薄型化が可能になるという効果が得られ
る。
【図1】本発明による光磁気記録装置の一実施例の要部
の構成及び動作説明に供される線図である。
の構成及び動作説明に供される線図である。
【図2】本発明による光磁気記録装置の一実施例の機械
的な構成を示す概略側面図である。
的な構成を示す概略側面図である。
【図3】磁気ヘッドの分解構成を示す斜視図である。
【図4】図1例、図3例に示す非接触型の磁気ヘッドの
Z軸方向のC/N特性と従来の技術による接触型の磁気
ヘッドのZ軸方向のC/N特性とを示す線図である。
Z軸方向のC/N特性と従来の技術による接触型の磁気
ヘッドのZ軸方向のC/N特性とを示す線図である。
【図5】図1及び図3に示す本実施例による非接触型の
磁気ヘッドのX,Y軸方向のC/N特性を示す線図であ
る。
磁気ヘッドのX,Y軸方向のC/N特性を示す線図であ
る。
【図6】従来の技術による光磁気記録装置の動作説明に
供される線図である。
供される線図である。
【図7】従来の技術による光磁気記録装置のうち、磁気
ヘッドを構成するE型コアの構成を示す斜視図である。
ヘッドを構成するE型コアの構成を示す斜視図である。
【図8】従来の技術による接触型の磁気ヘッドのZ軸方
向のC/N特性を示す線図である。
向のC/N特性を示す線図である。
【図9】従来の技術による光磁気記録装置の動作説明に
供される線図である。
供される線図である。
1 MD(光磁気記録媒体) 4 記録層 4c 記録層の中央 22 磁気ヘッド 28 レバー 29 ヘッド間隔調整ねじ 33 ポットコア 34 巻線 35 ピン付きヘッド 36 巻線組立体
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/02 G11B 5/105 G11B 11/105 561
Claims (6)
- 【請求項1】 筒状の側面部、底面部及び該底面部の中
心から、上記筒状の側面部の軸線方向に延在する中央柱
部を有するポットコアと、 中空筒体部を備え、該中空筒体部に巻線が巻回されたボ
ビンとを有し、 該ボビンの上記中空筒体部が、上記ポットコアの中央柱
部に挿通されて、上記ボビンが、上記ポットコア内に収
納されてなることを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】 上記ポットコアの側面部から底面部にか
けて切欠きが設けられ、 上記ボビンに巻回された巻線から導出されたリード線
が、上記切欠きを通じて外部に引き出されるようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。 - 【請求項3】 上記ボビンにはフランジ部が設けられ、
該フランジ部に、上記巻線から導出された入力端子ピン
が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の磁
気ヘッド。 - 【請求項4】 筒状の側面部、底面部及び該底面部の中
心から、上記筒状の側面部の軸線方向に延在する中央柱
部を有するポットコアと、中空筒体部を備え、該中空筒
体部に巻線が巻回されたボビンとを有し、該ボビンの上
記中空筒体部が、上記ポットコアの中央柱部に挿通され
て、上記ボビンが、上記ポットコア内に収納されてなる
磁気ヘッドと、 該磁気ヘッドを支持するアームと、 光磁気記録媒体を介して、上記磁気ヘッドと対向するよ
うに設けられた光ピックアップとを有することを特徴と
する光磁気記録装置。 - 【請求項5】 上記ポットコアの側面部から底面部にか
けて切欠きが設けられ、 上記ボビンに巻回された巻線から導出されたリード線
が、上記切欠きを通じて外部に引き出されるようにした
ことを特徴とする請求項4に記載の光磁気記録装置。 - 【請求項6】 上記ボビンにはフランジ部が設けられ、
該フランジ部に、上記巻線から導出された入力端子ピン
が設けられてなることを特徴とする請求項4に記載の光
磁気記録装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10320793A JP3153947B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 磁気ヘッド及び光磁気記録装置 |
KR1019940008933A KR100315882B1 (ko) | 1993-04-28 | 1994-04-27 | 광자기기록장치 |
MYPI94001041A MY110712A (en) | 1993-04-28 | 1994-04-27 | Magneto-optical recording apparatus. |
CN94106624A CN1100225A (zh) | 1993-04-28 | 1994-04-28 | 磁-光记录装置 |
US08/234,066 US5602807A (en) | 1993-04-28 | 1994-04-28 | Magneto-optical recording head having a pot core |
GB9408460A GB2277631B (en) | 1993-04-28 | 1994-04-28 | Magneto-optical recording apparatus |
SG1996007000A SG52627A1 (en) | 1993-04-28 | 1994-04-28 | Magneto-optical recording apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10320793A JP3153947B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 磁気ヘッド及び光磁気記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06309609A JPH06309609A (ja) | 1994-11-04 |
JP3153947B2 true JP3153947B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=14348072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10320793A Expired - Fee Related JP3153947B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 磁気ヘッド及び光磁気記録装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5602807A (ja) |
JP (1) | JP3153947B2 (ja) |
KR (1) | KR100315882B1 (ja) |
CN (1) | CN1100225A (ja) |
GB (1) | GB2277631B (ja) |
MY (1) | MY110712A (ja) |
SG (1) | SG52627A1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8561403B2 (en) | 2008-08-05 | 2013-10-22 | Vandyne Super Turbo, Inc. | Super-turbocharger having a high speed traction drive and a continuously variable transmission |
US8608609B2 (en) | 2010-12-23 | 2013-12-17 | Vandyne Superturbo, Inc. | Symmetrical traction drive |
US8668614B2 (en) | 2011-01-19 | 2014-03-11 | Vandyne Superturbo, Inc. | High torque traction drive |
US9670832B2 (en) | 2013-11-21 | 2017-06-06 | Vandyne Superturbo, Inc. | Thrust absorbing planetary traction drive superturbo |
US9879597B2 (en) | 2014-10-24 | 2018-01-30 | Vandyne Superturbo, Inc. | Speed reduced driven turbocharger |
US10107183B2 (en) | 2014-11-20 | 2018-10-23 | Superturbo Technologies, Inc. | Eccentric planetary traction drive super-turbocharger |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6693856B1 (en) * | 2000-09-18 | 2004-02-17 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Magneto-optical disk apparatus capable of accurate reproduction of signal by removing magnetic influence by magnet included in optical head and method of detecting intensity of magnetic field applied by magnet |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4843600A (en) * | 1985-09-13 | 1989-06-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording head for magneto-optical information recording apparatus |
CA1280207C (en) * | 1986-01-23 | 1991-02-12 | Masatoshi Hayakawa | Device for producing a high frequency modulation magnetic field usedin magneto-optical recording |
JPS63249905A (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光磁気記録用磁界発生回路 |
DE68921087T4 (de) * | 1988-04-06 | 1996-06-13 | Mitsubishi Electric Corp | Gerät zur Aufnahme auf eine und Wiedergabe von einer optischen Scheibe. |
JPH0250302A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-20 | Olympus Optical Co Ltd | 光磁気記録装置 |
JP2677415B2 (ja) * | 1989-05-17 | 1997-11-17 | ティーディーケイ株式会社 | 薄膜磁気ヘッド |
JPH02308403A (ja) * | 1989-05-23 | 1990-12-21 | Sony Corp | 光磁気デイスク装置 |
JP2847564B2 (ja) * | 1990-04-26 | 1999-01-20 | コニカ株式会社 | 光磁気記録装置 |
US5402293A (en) * | 1990-12-27 | 1995-03-28 | Sony Electronics Inc. | Magneto-optical head having a thin film coil recessed into a magnetic substrate |
US5260921A (en) * | 1991-10-01 | 1993-11-09 | Tdk Corporation | Magnetooptical recording method |
JP2813261B2 (ja) * | 1992-02-14 | 1998-10-22 | シャープ株式会社 | 光磁気ディスク用磁気ヘッド装置及び光磁気記録再生装置 |
JP3146683B2 (ja) * | 1992-10-14 | 2001-03-19 | ソニー株式会社 | 光磁気ディスク記録再生装置 |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP10320793A patent/JP3153947B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-04-27 MY MYPI94001041A patent/MY110712A/en unknown
- 1994-04-27 KR KR1019940008933A patent/KR100315882B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1994-04-28 US US08/234,066 patent/US5602807A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-04-28 SG SG1996007000A patent/SG52627A1/en unknown
- 1994-04-28 CN CN94106624A patent/CN1100225A/zh active Pending
- 1994-04-28 GB GB9408460A patent/GB2277631B/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8561403B2 (en) | 2008-08-05 | 2013-10-22 | Vandyne Super Turbo, Inc. | Super-turbocharger having a high speed traction drive and a continuously variable transmission |
US9217363B2 (en) | 2008-08-05 | 2015-12-22 | Vandyne Superturbo, Inc. | Super-turbocharger having a high speed traction drive and a continuously variable transmission |
US9581078B2 (en) | 2008-08-05 | 2017-02-28 | Vandyne Superturbo, Inc. | Super-turbocharger having a high speed traction drive and a continuously variable transmission |
US8608609B2 (en) | 2010-12-23 | 2013-12-17 | Vandyne Superturbo, Inc. | Symmetrical traction drive |
US8668614B2 (en) | 2011-01-19 | 2014-03-11 | Vandyne Superturbo, Inc. | High torque traction drive |
US9670832B2 (en) | 2013-11-21 | 2017-06-06 | Vandyne Superturbo, Inc. | Thrust absorbing planetary traction drive superturbo |
US10443485B2 (en) | 2013-11-21 | 2019-10-15 | Superturbo Technologies, Inc. | Thrust absorbing planetary traction drive superturbo |
US9879597B2 (en) | 2014-10-24 | 2018-01-30 | Vandyne Superturbo, Inc. | Speed reduced driven turbocharger |
US10107183B2 (en) | 2014-11-20 | 2018-10-23 | Superturbo Technologies, Inc. | Eccentric planetary traction drive super-turbocharger |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
SG52627A1 (en) | 1998-09-28 |
US5602807A (en) | 1997-02-11 |
GB2277631B (en) | 1996-11-13 |
JPH06309609A (ja) | 1994-11-04 |
GB9408460D0 (en) | 1994-06-22 |
GB2277631A (en) | 1994-11-02 |
MY110712A (en) | 1999-01-30 |
CN1100225A (zh) | 1995-03-15 |
KR100315882B1 (ko) | 2002-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7505231B1 (en) | Actuator including a coil and a wrap-around support supporting a tang | |
WO1998048418A1 (en) | Thin-film electro-magnetic coil design for use in a flying magneto-optical head | |
JP3153947B2 (ja) | 磁気ヘッド及び光磁気記録装置 | |
JP2002170257A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
US7203136B2 (en) | Optical pickup actuator capable of performing focusing, tracking and tilting operations | |
KR100532497B1 (ko) | 자기 회로 및 이를 채용한 광픽업용 액츄에이터 및 광기록 및/또는 재생기기 | |
JP2003228933A (ja) | ヘッド支持装置およびこれを備えた記録再生装置 | |
US6970401B2 (en) | Fringing field focus motor and mechanism for optical disk drive | |
KR20040042376A (ko) | 자기 회로 및 이를 채용한 광픽업 액츄에이터 및 광 기록및/또는 재생기기 | |
US20030043707A1 (en) | Optical pick-up actuator | |
JPH05314570A (ja) | 光磁気記録用摺動型磁気ヘッド | |
JP2004110971A (ja) | 対物レンズ駆動装置、光ピックアップ装置、及び光ディスク装置 | |
JPH09312058A (ja) | フレキシブルディスクドライブ用スピンドルモータおよびそのバランス調整方法 | |
JP3023214B2 (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
US20060077785A1 (en) | Objective lens carrier structure for optical pickup head | |
JP2000020988A (ja) | 光ピックアップアクチュエータ | |
JP3685735B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
US8254220B2 (en) | Objective lens actuator | |
US20050219761A1 (en) | Disk device | |
CN115719597A (zh) | 光学头力矩器、光学头、光学读写系统及数据读写方法 | |
JP3232879B2 (ja) | 光ピックアップ | |
JP2605126B2 (ja) | 光学ヘッド支持装置 | |
JPH05128621A (ja) | 光磁気記録用摺動型磁気ヘツドの取付け構造 | |
JPH06203354A (ja) | ヘッド支持機構 | |
JP2008243251A (ja) | 光ヘッド及び光ディスク装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |