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JP3153156B2 - フリップ開閉型携帯電話装置 - Google Patents

フリップ開閉型携帯電話装置

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Publication number
JP3153156B2
JP3153156B2 JP18094497A JP18094497A JP3153156B2 JP 3153156 B2 JP3153156 B2 JP 3153156B2 JP 18094497 A JP18094497 A JP 18094497A JP 18094497 A JP18094497 A JP 18094497A JP 3153156 B2 JP3153156 B2 JP 3153156B2
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JP
Japan
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flip
slide groove
hinge
mobile phone
telephone
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JP18094497A
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JPH1127353A (ja
Inventor
充孝 白石
Original Assignee
埼玉日本電気株式会社
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Publication date
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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型電話装置に
関し、特に、フリップを有する携帯型電話装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図9に示すように、電話機本体1
00に対してヒンジ部300により回動自在なフリップ
200を有する携帯型電話装置では、フリップ200の
電話機本体100側で、かつヒンジ部300と反対側に
マイクを有している。そして、携帯型電話装置の使用者
は、フリップ200の開閉角度を調整することにより、
自分の口の位置にマイクの位置を合わせることになる。
この種の携帯型電話装置は、例えば、特開平8−186
629号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな携帯型電話装置では、フリップを閉じた状態では、
通話することが不可能となる。
【0004】一方、例えば、図10に示すように、特開
平8−274851号公報に開示された携帯型電話装置
では、フリップ600に切り欠き400を有し、この切
り欠き400からマイク500を外に露出させることに
より、フリップ600を閉じた状態でも通話を可能とす
ることもでき得る。
【0005】しかしながら、この場合、マイクの位置を
調整することができない。したがって、従来では、閉じ
た状態での通話、あるいはマイクの位置の調整のどちら
か一方を優先すれば、他方は実現されることができな
い。
【0006】本発明の目的は、上述した課題を解決し、
改良されたフリップ開閉型携帯電話装置を提供すること
にある。
【0007】本発明の他の目的は、フリップを開いたと
きに耳と口との距離を保ち、かつ閉じた場合でも使用可
能なフリップ開閉型携帯電話装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本願発明によるフリップ開閉型携帯電話装置
は、受話部およびキー操作部を有する電話機本体と、送
話部を有するフリップと、前記フリップを前記電話機本
体に対してスライド可能に保持するヒンジ部とを有し、
前記フリップは、その側面にスライド溝を有し、前記ヒ
ンジ部は、前記スライド溝を摺動可能な突部を有し、前
記送話部と前記電話機本体との電気的接続を、前記ヒン
ジ部および前記スライド溝を介してケーブルにて行う。
【0009】
【0010】前記ヒンジ部は、前記フリップを両側面か
ら押圧することが望ましい。
【0011】前記スライド溝は、その両端部に前記ヒン
ジ部の突部に対して回動可能な幅広部を有することが好
ましい。
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0015】図1および2は、本発明の好適な一実施例
のフリップ開閉型携帯電話装置の概略外観図であり、そ
れぞれ、フリップを開いた状態および閉じた状態を示し
ている。
【0016】図1および2において、電話機本体1は、
受話部3、ヒンジ部5、凹部6およびキー操作部7を有
する。電話機本体1の下端に設けられたヒンジ部5に対
して回動およびスライド可能なフリップ2は、凹部6と
係合する突出した送話部4と、スライド溝8とを有す
る。
【0017】送話部4は、フリップ2の一面である裏面
に設けられ、スライド溝8はフリップ8の側面に設けら
れる。好ましくは、スライド溝8は、フリップ2の両側
面に設けられ、ヒンジ5により両側から押圧される。
【0018】なお、送話部4は、必ずしも突出して形成
する必要はなく、フリップ2の表面を平坦にしても良
い。その場合、凹部6も不要となる。また、図1におい
て、キー操作部7には数字キーしか示されていないが、
通常有する機能キー等を有していることが好ましい。
【0019】スライド溝8の両端部81および82は、
両端部を接続する溝に対して幅広になっている。
【0020】図2のフリップ2を閉じた状態において、
フリップ2の表面が露出しており、フリップ2の裏面は
電話機本体1側に面している。この状態において、スラ
イド溝8の端部81を中心に回動してフリップ2を開く
と、図1の状態となる。この状態において、フリップ2
をスライドさせると、送話部4が表面に露出した状態
で、キー操作部7はフリップ2に覆われる。
【0021】図3乃至5は、フリップの各状態における
図1または2に示した携帯電話装置の側断面図を示して
いる。
【0022】図3は、図2のフリップを閉じた状態の側
断面図であり、送話部4は凹部6に係合し、ヒンジ部5
はスライド溝8の端部81に係合している。この状態に
おいて、フリップ2をスライド溝8の端部81を中心に
回動すると、図4に示す如くなる。このように、フリッ
プ2を開くことにより、通話可能となり、使用者の耳と
口との距離を保ちつつ、非使用時には小型化を図ること
ができる。
【0023】図4の状態から、さらに、ヒンジ部5をス
ライド溝8に沿って端部82までスライドさせると、図
5に示すように、送話部4が露出した状態で、フリップ
2が保持される。この状態において、キー操作部7はフ
リップ2に覆われている。このように、顔の小さい人や
電話機を頻繁に使用する人等は、フリップ2を反転させ
ることによりフリップ2を電話機本体1に収納した状態
でも使用可能となる。
【0024】また、スライド溝8をゴム等の弾性体で形
成することにより、ヒンジ部5を端部81および82以
外の場所、すなわち、スライド溝8の各部においても、
フリップ2を保持した状態を維持することができる。
【0025】したがって、フリップ2を閉じた状態(図
5)でも、使用可能であり、しかも送受話部の距離を任
意に設定することができる。
【0026】図6は、送話部4への電気的接続を示す図
である。図6において、ヒンジ5の突部51がフリップ
2のスライド溝8に係合している。また、電話機本体1
の図示せぬプリント基板等と、送話部4内のマイクロホ
ン41とは、突部51およびスライド溝8を介してケー
ブル9により電気的に接続されている。
【0027】スライド溝8は、ヒンジ部5の突部51に
対して摺動可能となっているため、ヒンジ部5の突部5
1とマイクロホン41との距離は変動する。そのため、
ケーブル9の長さも、最大の距離分必要となる。突部5
1とマイクロホン41とが最短距離に位置する場合、余
分なケーブル9は、外部に露出しないよう、フリップ2
内にて巻回される、あるいはフリップ2内に収容される
ことが好ましい。
【0028】図7は、本願の好適な他の実施例の外観斜
視図である。
【0029】図7において、図1と相違する点は、スラ
イド溝10の幅がフラットである点である。すなわち、
図1において、スライド溝8の両端は幅広となっている
が、特にヒンジ部5の回動において問題がなければ、ス
ライド溝10をフラットに形成することも可能である。
【0030】他の構成は、図1と同様であるため、冗長
を避けるためにその説明を省略する。
【0031】上述した実施例では、フリップ2にスライ
ド溝を設け、ヒンジ部5に突部51を形成したが、図8
に示すように、ヒンジ部5に凹部52を形成し、フリッ
プ2の側面に突部21を形成しても良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明では、フ
リップを収納した状態でも通話を可能とし、かつ送話部
の位置を変更することができるため、電話機としての操
作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一実施例のフリップを開いた状
態の外観斜視図。
【図2】本発明の好適な一実施例のフリップを閉じた状
態の外観斜視図。
【図3】図2の電話装置の側断面図。
【図4】図1の電話装置の側断面図。
【図5】フリップ2を閉じた状態で使用可能な状態を示
す電話装置の側断面図。
【図6】本発明のマイクロホンへの電気的接続を説明す
るための図。
【図7】本発明の好適な他の実施例のフリップを開いた
状態の外観斜視図。
【図8】本発明の好適なさらに他の実施例の断面図。
【図9】従来の電話装置の外観斜視図。
【図10】従来の他の電話装置の外観斜視図。
【符号の説明】
1 電話機本体 2 フリップ 3 受話部 4 送話部 5 ヒンジ部 6,52 凹部 7 キー操作部 8,10 スライド溝 9 ケーブル 21,51 突部 41 マイクロホン 81,82 スライド溝の端部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/02 - 1/23 H04B 7/00 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受話部およびキー操作部を有する電話機
    本体と、 送話部を有するフリップと、 前記フリップを前記電話機本体に対してスライド可能に
    保持するヒンジ部とを有し、 前記フリップは、その側面にスライド溝を有し、前記ヒ
    ンジ部は、前記スライド溝を摺動可能な突部を有し、 前記送話部と前記電話機本体との電気的接続を、前記ヒ
    ンジ部および前記スライド溝を介してケーブルにて行う
    ことを特徴とするフリップ開閉型携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジ部は、前記フリップを両側面
    から押圧することを特徴とする請求項1記載のフリップ
    開閉型携帯電話装置。
  3. 【請求項3】 前記スライド溝は、その両端部に前記ヒ
    ンジ部の突部に対して回動可能な幅広部を有することを
    特徴とする請求項2記載のフリップ開閉型携帯電話装
    置。
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WO2013146612A1 (ja) * 2012-03-27 2013-10-03 三菱瓦斯化学株式会社 ドリル孔あけ用エントリーシート

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