JP3152186B2 - 色変換方法、色変換テーブル作成装置、色変換装置、および記録媒体 - Google Patents
色変換方法、色変換テーブル作成装置、色変換装置、および記録媒体Info
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Description
イとカラープリンタとの間において、カラーディスプレ
イ上に表示されたコンピュータグラフィック(CG)な
どの彩度の高い色が多く含まれるカラー画像をカラープ
リンタで出力するための色変換方法、この際に用いられ
る色変換テーブルを作成する色変換テーブル作成装置、
色変換装置、ならびにコンピュータで装置の各手段を機
能させるためのプログラムを記録した記録媒体に関す
る。
カラーマスキングを利用したRGB値から色インク量へ
の色変換が行われていたが、最近では、安価になったメ
モリをLUT(ルック・アップ・テーブル、探索表)と
して用いることが普通である(参考文献:田島譲二:
“カラー画像複製論”,丸善(株),1996.)。こ
のLUTを利用した色変換方法では、予めディスプレイ
の各RGB値に対応する色インク量を計算し、LUTに
書き込んでおく。LUTを用いた実際の色変換は、入力
RGB値をアドレスとして用い、対応するインク量を読
み出すことで色変換が完了する。ただし、このLUTを
作成する場合、RGBフルカラー(224色)について色
インク量を記述することにすると、膨大なメモリが必要
となる。そこで、LUTには、代表色RGB値について
のみ色インク量を記述し、残りの色のインク量について
は内挿法を利用して計算する。
Tを作成する場合、各機器の色再現域(Gamutと呼
ぶ)が異なることが問題となる。一般に、ディスプレイ
GamutとプリンタGamutを比較すると、ディス
プレイGamutが大きい。つまり、ディスプレイにお
ける全ての色をプリンタで表現できるようにするために
は、プリンタGamut外部の色を、プリンタGamu
t内に押し込んだり表面に貼り付ける処理、すなわち、
Gamut変換が必要となる。
提案されている。
明したものである。図中の四角は、ある色空間における
標準ディスプレイの色再現域を表し、その内部の網かけ
領域は、同じ色空間におけるプリンタの色再現域を表し
ている。図1中の各括弧付き数字が付された矢印で行う
Gamut変換処理は、以下の通りである。
とプリンタGamutのグレイ軸方向ベクトルが一致す
るように、ディスプレイGamutを回転する。
する。
一致するようにディスプレイGamutを平行移動す
る。
いる色をプリンタGamut表面に貼り付ける。
処理を、XYZ表色系で行った場合、式で表すと以下の
数式1の通りである。
値、(X′,Y′,Z′)はGamut変換後のXYZ
値、Rは(1)の回転を行うための3×3回転行列、s
fは(2)の圧縮係数である。また、(Xbk,Ybk,Z
bk)は、プリンタブラックのXYZ値である。
を一致させる(1),(3)の処理については、プリン
タGamutとディスプレイGamutが与えられた
時、一意に決まる変換である。一方、(2)において、
ディスプレイGamutをどれくらい圧縮するかは、入
力画像毎に決定した方が色再現性は向上するが、入力画
像毎に最適なGamut変換を計算することは処理時間
を考慮すると現実的ではない。そこで、予めディスプレ
イGamutから均等色空間に一様に分布する複数色に
ついてGamut変換前後の色差総和を計算し、それを
最小にする圧縮率を最適圧縮係数とすることで対応でき
る。
は存在せず、色変換におけるノウハウに依存するのが現
状である。図2は、L* a* b* 空間における典型的な
貼り付け処理を表している。
低い方向に貼り付ける。ただし、L軸を越えるような貼
り付けはしない。
付け処理が失敗する場合、色相を一定にし、明度を±1
0だけ上下に振り、かつ、彩度の低い方向に貼り付け
る。ただし、L軸を越えるような貼り付けはしない。
処理も失敗した場合、色相、彩度、明度の維持に関係な
く色差が最小であるプリンタGamut表面に貼り付け
る。
amut変換を施して得たX′Y′Z′値に対応するC
MY(K)インク量をプリンタの測定データ値から計算
してLUTに記述する。
を得るのに、単純な色差を用いて評価するのではなく、
明度、彩度、色相にそれぞれ異なる重みを付けた評価指
数を採用した方法も提案されている。(参考文献:伊藤
雅彦、加藤直哉:“CG画像における色域圧縮(I
I)”,カラーフォーラムJAPAN '96論文集,1
996)。このアルゴリズムを用いると、CG画像につ
いては、ディスプレイGamutを圧縮する際、彩度方
向の圧縮係数、もしくは彩度方向と色相方向の圧縮係数
を大きくすることによって、良い再現が得られ、明度方
向の圧縮係数は大きく設定しない方が良いという結果も
得られている。
タ間の色再現において、問題となるのはプリンタGam
utがディスプレイGamutよりかなり小さいことで
ある。三原色光の加法混色により色再現が行われている
ディスプレイの場合、高輝度でかつ高彩度な純色を再現
することができる。一方、色インクの減法混色によって
色再現を行う。多くのプリンタでは、物理的にディスプ
レイのような高彩度な純色を再現できない。つまり、デ
ィスプレイにおける高彩度な純色はプリンタGamut
外部の色となっている。
度はかなり低く、比較的、無彩色に近い低彩度な色が多
く含まれるので従来のGamut変換を利用しても良い
色再現結果が得られる。一方、コンピュータにより人工
的に生成されるCG画像では、より鮮やかな色を多く取
り込んで、よりインパクトのある画像作成を目指す傾向
にある。すなわち、CG画像の場合には、ディスプレイ
という大きな色再現域を最大限に利用した色合いを持つ
画像となる場合が多い。
をカラープリンタで出力する場合、図1で説明したよう
に、ディスプレイGamutを圧縮するだけでは、プリ
ンタGamut外部に残ってしまう色が多く存在し、最
終的な処理である図2の貼り付け処理を行う必要が在る
ことを既に説明した。自然画像の場合には、元もと高彩
度な色が少ないため、Gamut変換における貼り付け
処理を必要とするような色が少なく、色が連続的に変化
するような所であっても、貼り付け処理に起因する色の
不連続性などの影響もなく従来法で比較的よい色再現を
得ることができる。しかし、CG画像の場合には、高彩
度な色が多く含まれるため、貼り付け処理による色のつ
ぶれや、色が連続的に変化するような領域で、不連続な
色が出るなどの問題が生じる。
色を、プリンタで連続的に表現できるようなGamut
変換が新たに開発され、その技術を用いてプリント出力
した場合、デザイナーや、印刷技術者などといった普段
からカラープリンタや印刷機を利用してデバイスカラー
に精通している者であれば、プリンタがどのような色再
現域を持っているか大体予想できるので、そのような方
法で、良い色再現が実現できていると認識される。しか
し、現在急速に普及しているパーソナルコンピュータな
どの一般ユーザで、プリンタGamutがディスプレイ
Gamutに較べてかなり小さいものであるということ
を認識、理解している者は稀である。ディスプレイに表
示されているCG画像とプリンタによる出力結果を比較
した時、必ずしも一般ユーザがその色再現結果に満足す
るとはかぎらない。
レイに表示されたCG画像を、カラープリンタで出力す
る際、そのユーザに対し、これから出力しようとするプ
リンタの色再現域がどの程度であるかを視覚的に理解で
きるようにすると共に、ユーザが満足できるCG画像用
の色変換方法、この際に用いられる色変換テーブルを作
成する色変換テーブル作成装置、色変換装置を実現する
ことである。
カラーディスプレイとカラープリンタとの間の色変換を
行う色変換方法であって、カラープリンタの色再現域を
充分に表現する複数色のカラーパッチから構成されるカ
ラーチャートをカラープリンタで出力する工程と、赤、
緑、青、シアン、マジェンタ、イエロあるいは画像に多
く使われている色を基本原色とし、複数の基本原色をカ
ラーディスプレイで表示する工程と、前記複数の基本原
色の各色について前記カラーチャートからユーザーが好
むカラーパッチを選択する工程、前記カラーパッチを選
択する工程で得られた結果に基づいてカラーディスプレ
イとカラープリンタとの間の対応色の組み合わせを得る
工程と、前記対応色の組み合わせに基づいてカラーディ
スプレイからカラープリンタへの色変換を構築する工程
とを有し、前記色変換を構築する工程において、カラー
ディスプレイにおける無彩色については、カラープリン
タにおける色を前記カラーチャートの測色データから得
ることを特徴とする。
ーディスプレイとカラープリンタとの間の色変換を行う
際に用いる色変換テーブルを作成する色変換テーブル作
成装置であって、カラープリンタの色再現域を充分に表
現する複数色のカラーパッチから構成されるカラーチャ
ートをカラープリンタで出力する手段と、赤、緑、青、
シアン、マジェンタ、イエロあるいは画像に多く使われ
ている色を基本原色とし、複数の基本原色を選択してカ
ラーディスプレイで表示する基本原色選択・表示手段
と、前記基本原色に対応する前記カラーチャート中のカ
ラーパッチをユーザーに指定させることによってカラー
ディスプレイとカラープリンタとの間の対応色の組合せ
を作成するカラーパッチ番号入力手段と、カラーディス
プレイにおける色を前記基本原色、無彩色ならびに該基
本原色および該無彩色以外の色に三分類する色分類手段
と、前記対応色の組み合わせからカラーディスプレイの
色再現域からカラープリンタの色再現域への色再現域変
換のための変換係数を求める色再現域変換作成手段と、
基本原色および無彩色以外の前記色に前記色再現域変換
を施す色再現域変換手段と、前記色再現域変換が施され
た色と前記無彩色に対して前記カラーチャートの測定デ
ータに基づきカラープリンタにおける対応色インク量を
決定する対応色インク量決定手段とを備えることを特徴
とする。
色変換テーブル作成装置と、色変換テーブルと、前記色
変換テーブルを利用してカラーディスプレイの色信号を
カラープリンタへの色信号に変換する色信号変換手段と
を有する。
5段落記載の色変換テーブル作成装置として機能させる
ためのプログラムを記録したものである。
6段落記載の色変換装置として機能させるためのプログ
ラムを記録したものである。
実施の形態による色変換方法について説明する。
色再現を実現するために、予めディスプレイおよびプリ
ンタの色特性や色再現域(Gamut)を把握する必要
がある。ディスプレイおよびプリンタのGamutを得
るためには、各々のデバイスが生成した複数色のカラー
サンプルを測色し、色を定量的に表す三刺激値を求めな
ければならない。この色の三刺激値に、国際照明委員会
(CIE)で定められたXYZ表色系が利用できる。
YK系で色再現が行われており、その表色系は全く異な
るが、測色を行い、上記のXYZ表色系を媒介にするこ
とによって、2つのGamutを1つの3次元表色空間
で比較することが可能となる。
(赤)、G(緑)、B(青)の3色が用いられており、
その加法混色によって色再現が行なわれている。したが
って、S=(XYZ)t とR=(RGB)t との関係
は、以下の数式2、数式3のように表される。
GBとXYZとの関係を表す変換行列Tは、RGB各蛍
光体の色度およびディスプレイに設定した基準白色を測
定することで得られる。ただし、同機種のディスプレイ
であっても、各個体差によるばらつきが有るため、色再
現の精度向上のために、ディスプレイ毎に予め輝度較正
を行う必要がある。また、較正されたディスプレイ装置
であっても、色むらや画面隅の蛍光体輝度は画面中央の
それよりも70%ほど落ちてしまうといった問題は避け
られないため、色が保証されている画面中央に画像を表
示するようにすることも必要である。
て説明する。プリンタでは、減法混色、併置混色、加法
混色などを含んだ複雑な混色方法によって色再現が行な
われるため、ディスプレイのような簡単な測定方法で
は、そのGamutを完全に獲得することはできない。
プリンタGamutを正確に獲得するための一般的な手
法は、プリンタで用いる各色インクについて複数の代表
色を選択し、それらの組み合わせによって作成できるカ
ラーパッチを出力し、測色することである。
択し、各色インクの代表インク量の組み合わせで構成さ
れるカラーパッチを出力して測色し、カラーパッチの表
面反射率を得る。そして、各カラーパッチの表面反射率
からXYZ値を計算する。計算方法は以下の数式4の通
りである。
ラーパッチの表面反射率、xバー(λ),yバー
(λ),zバー(λ)は、等色関数でいずれも既知デー
タである。αは、R(λ)が絶対白色であるとき、Y=
100となるような正規化定数である。このようにカラ
ーパッチの表面反射率を保存しておけば、基準となる照
明が変更した場合、測色作業を行うこと無く、数式4に
よって、変更後のXYZ値が簡単に得られる。プリンタ
については、以上の測定とXYZ計算を全ての代表イン
ク量の組合せについて行うことにより、プリンタGam
utを得ることができる。
YK系で色再現が行われており、その表色系は全く異な
るが、数式2と数式4を利用することにより、上記のX
YZ表色系を媒介にして、2つのGamutを1つの3
次元表色空間で比較することが可能となる。ただし、デ
ィスプレイの基準白色とプリンタにおける照明(基準白
色)が同じである時、比較することが可能となる。図3
は、CRTディスプレイの色再現域と昇華型プリンタの
色再現域を、ディスプレイのRGB空間において比較し
たものである。立方体がディスプレイGamut、その
中のプロット点がプリンタGamutである。
発明の色変換方法について説明する。まず、本発明で
は、予めカラープリンタで、その色再現域が表現できる
充分な数のカラーパッチから構成されるカラーチャート
を出力する(Step1)。ここで、プリンタで出力す
るカラーチャートは、ISO/JIS−SCIDの画像
に含まれるS7,S8,S9,S10を同時に出力した
ものが利用できる。(参考文献:“高精細カラーディジ
タル標準画像データ”,画像処理技術標準化委員会監
修,財団法人日本規格協会発行,1995)。S7〜S
10の画像は、ISO/DIS12642で規定された
画像で、各カラーパッチのシアン(C)、マジェンタ
(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)のインク量が定
められている。尚、プリンタで出力するカラーチャート
は、カラーパッチとそのカラーパッチを構成する正確な
CMYKインク量が得られるのであれば、ISO/JI
S−SCIDの画像S7−S10以外の画像を利用する
こともできる。このカラーチャートをユーザに見せるこ
とにより、ユーザはそのプリンタの色再現域を視覚的に
把握することが可能となる。
るディスプレイの青(Blue)や、シアン(Cya
n)のような高彩度な色は、プリンタGamutのかな
り外側の色であることがわかる。このような色に対し、
従来方法を用いてユーザが納得するようなGamut変
換を実現することは難しい。ディスプレイに表示された
ある特定の色が、プリンタが出し得る色のどの色に対応
するかをユーザに指定させる。指定方法は、まず、図5
に示すように、ディスプレイGamut内に存在する複
数の基本原色を選択してディスプレイ画面上に表示する
(Step2)。たとえば、RGB立方体の頂点である
赤(R)、緑(G)、青(B)、シアン(C)、マジェ
ンタ(M)、イエロ(Y)を基本原色としたり、対象と
するCG画像に多く使われている特色などを基本原色と
することもできる。そして、選択された基本原色のカラ
ーパッチ画像を一枚ずつディスプレイ上に表示する。こ
のとき、ディスプレイにおけるRGBディジタル値がそ
れぞれ8ビットで表現できる場合、上記RGBCMYの
6色を基本原色としたときの(R,G,B)値は、それ
ぞれ(255,0,0)、(0,255,0)、(0,
0,255)、(0,255,255)、(255,
0,255)、(255,255,0)となる。
に表示されたカラーパッチ画像と、プリンタで出力した
前記のカラーチャートをユーザに比較してもらい、最も
近いと感じる色を、Step1で出力したカラーチャー
ト中のカラーパッチから選択させる(Step3)。こ
こで、ユーザが、プリンタで出力したカラーチャート中
のカラーパッチの指定する際、図7のようにカラーチャ
ートに位置番号を設定することで、指定されたカラーパ
ッチがどれであるか正確に分かる。尚、図7に示したカ
ラーチャート中の斜線のカラーパッチは“B3”とな
る。
GBとそのインク量の関係を元にして、ディスプレイか
らプリンタへの色変換を実現する方法について説明す
る。本発明では、ディスプレイからプリンタへの色変換
として、一般に広く用いられているルックアップテーブ
ル(LUT)を利用した変換方法を用いる。尚、ディス
プレイのデバイスカラーをRGB、プリンタのデバイス
カラーをCMYKとし、RGBからCMYKへの色変換
を実現するLUTを作成する場合について説明するが、
XYZとCMY、L* a* b* とCMYKのように、入
力側のRGBの代わりに、別の表色系のデータを使って
も良いし、出力側がCMYのように3次元になっても良
い。
換LUTには、RGB値とそれに対応するCMYKイン
ク量が記述できるようになっている。ディスプレイブラ
ック(R,G,B)=(0,0,0)と、ディスプレイ
ホワイト(R,G,B)=(255,255,255)
は、それぞれプリンタにおけるブラックと白(紙)に設
定する。つぎに、ディスプレイに表示された基本原色に
対応するインク量を、ユーザが指定したカラーパッチの
インク量に設定する。図8では、基本原色として表示さ
れた青(0,0,255)に対応するインク量として、
ユーザが指定したカラーパッチのCMYKインク量(C
B,M B,Y B,K B)が設定されている。
のRGB値の内、グレイ軸上に存在する色については、
そのディスプレイRGB値から、数式2を利用してXY
Z値を計算し、プリンタの測色データを尊重した色変換
方法を利用して、プリンタGamutの測定データから
探索処理を行って、対応するインク量を決定する(St
ep4)。この色変換方法は、プリンタGamutの測
色データを隣り合うデータ点を頂点とする三角錐に分割
して、全ての三角錐を探索処理することによって、入力
XYZ値に対応するインク量を得ることができる。例え
ば、この手法はCMY3色の場合には特願平4−172
246号にて提案された手法が利用でき、CMYK4色
の場合には特許第2621789号の手法がそれぞれ利
用できるが、それ以外の手法も利用可能である。ただ
し、本処理を行うために、予めStep1で出力したカ
ラーチャート中の全てのカラーパッチの測色を行ってお
く必要がある(Step8)。尚、Step1におい
て、測色値が既に分かっている色インク量の組合せによ
るカラーパッチで構成されるカラーチャートを出力する
のであれば、Step8の測色は必要ない。
RGB値のインク量を決定する方法について説明する。
基本原色に対応するプリンタ出力のカラーパッチが、既
にユーザによって指定されている。すなわち、ユーザに
よって、RGB→CMYK変換の手がかりが得られてお
り、残りのディスプレイ色に対応する色インク量につい
ては、ユーザによる色変換の手がかりを元に計算する。
まず、ディスプレイに表示された基本原色のXYZ値は
数式2から計算でき、また、その基本原色に対応するプ
リンタの出力カラーパッチの測色データからX′Y′
Z′値が得られる。つまり、ユーザによるGamut変
換によって、元のXYZ値からGamut変換後のX′
Y′Z′値の組合せが基本原色の数だけ得られたことに
なる。
Y′Z′の組合せから、Gamut変換を計算する(S
tep5)。前述した一般的なGamut変換式(数式
1)から、ユーザ指定によるGamut変換XYZ→
X′Y′Z′が、3×3行列によって表せるものとす
る。このとき、ユーザ指定によるGamut変換式は以
下の数式5の通りになる。
3)は、既に得られている基本原色とプリンタ出力カラ
ーパッチの対応XYZ−X′Y′Z′の関係を利用して
解くことができる。
3個の方程式ができるので、合計18個の方程式が得ら
れる。18個の方程式を行列の形式で表すと、未知数a
ijに関する方程式は以下の数式6のように表せる。
知数aijを解くことができる。以上により、基本原色と
ユーザに指定されたカラーパッチの対応関係から、Ga
mut変換が作成できる。
レイ軸上以外の色)について、対応するインク量を計算
する。この処理では、ユーザ指定によるGamut変換
式(数式5)の右辺に、RGB値のXYZ値を代入し、
Gamut変換後のX′Y′Z′値を計算する(Ste
p6)。そして、Gamut変換後のX′Y′Z′値に
対応するインク量を求める(Step7)。このSte
p7では、Step4のグレイに対応するインク量を求
める方法と同じように、CMY3色の場合には特願平4
−172246号にて提案された手法が利用でき、CM
YK4色の場合には特許第2621789号の手法がそ
れぞれ利用できる。それ以外の手法も利用できる。
のRGB値と、それに対応するCMYKインク量が記述
できるようになる。実際に、CG画像などのカラー画像
データを色変換LUTを利用してCMYKインク量に変
換する時には、RGB値は色変換LUTに記述されてい
るインク量をそのまま利用し、それ以外の色については
内挿計算によりインク量を計算する。
ープリンタでカラーチャートを出力し(Step1)、
次いでディスプレイに複数色の基本原色を表示し(St
ep2)、その後、ディスプレイの基本原色に対応する
インク量を、前記カラーチャートを利用してユーザに決
定させ(Step3)、グレイのインク量を決定し(S
tep4)、Gamut変換を計算し(Step5)、
残りのディスプレイ色にGamut変換を施して(St
ep6)、最後に、Gamut変換後の色に対応するイ
ンク量を求めるようにした(Step7)。しかし、各
ステップの実行順序はこれに限られるものではない。S
tep3の前にStep1とStep2が実行されて、
Step5の前にStep3が実行され、Step6の
前にStep5が実行され、Step7の前にStep
6が実行され、Step4,Step7の前にStep
8が実行されるのであれば、実行順序は任意のものにす
ることができる。
した基本原色と、ユーザによって指定されたカラーパッ
チの関係からGamut変換を計算する際、上記の色変
換方法では、3×3行列を利用した線形変換を利用した
Gamut変換を例に挙げて説明したが、より高次な項
を組み込んだ行列変換や、非線形変換を利用したGam
ut変換も同様に利用できる。この場合には、単純な最
小自乗法ではなく、最小化問題におけるPowcllの
2次収束法や、山登り法などのアルゴリズムを利用して
最適な変換係数を求める。
る色変換テーブル作成装置のブロック図である。
性が既知であるカラーディスプレイ100とカラープリ
ンタ101が接続されている。カラーディスプレイ10
0は、RGBの3色光によって色再現を行い、カラープ
リンタ101は、CMYあるいはCMYKなど複数の色
インクによって色再現を行うものである。色変換テーブ
ル作成装置200は、カラーディスプレイ100に表示
されたCG画像などの高彩度な色が多く含まれる画像デ
ータ105を、カラープリンタ101に出力するための
色変換LUT104を作成するものである。
色選択・表示手段1と、カラーパッチ番号入力手段2
と、色分類手段3と、Gamut変換作成手段4と、G
amut変換手段5、対応インク量決定手段6と、カラ
ーチャート出力手段7とを備えている。
スプレイ100の色再現域における高彩度な色や、ある
いは、カラープリンタ101で出力しようとする画像デ
ータ105に多用される色を基本原色として選択し、カ
ラーディスプレイ100上に表示する。カラーチャート
出力手段7は、カラープリンタ101に対し、例えば図
7に示したように、カラープリンタ101の色再現域を
表し、かつ、各カラーパッチの位置が特定できるカラー
チャート102を出力させる。カラーパッチ番号入力手
段2は、基本原色選択・表示手段1により表示された各
基本原色について、ユーザが一番近いと感じるカラーチ
ャート102中のカラーパッチを色変換テーブル作成装
置200に入力させる。
れ、測色データファイル103が得られているものとす
る。
0上の色を、基本原色信号C1と、基本色以外の色信号
C2に分類する。
定したカラーパッチ番号に対応する色インク量を色変換
LUT104の該当する部分にそのまま記述する。尚、
色変換LUT104において、そのフォーマットは、例
えば、図8で示したように、RGB値とそれに対応する
色インク量が記述できるものとする。
ユーザによって指定されたカラーパッチの組合せからG
amut変換を作成する。Gamut変換作成手段4で
は、例えば、Gamut変換として数式5のような変換
式を想定し、基本原色とユーザによって指定されたカラ
ーパッチの組合せから得られるXYZ−X′Y′Z′の
対応関係を利用して、数式5の右辺の未知数aij(i,
j=1〜3)より構成される行列を求めるための方程式
(数式6)を作成し、最小自乗法を利用して未知数aij
を計算する。以上の処理により、Gamut変換作成手
段4においてGamut変換が作成できる。ここで、数
式5以外のGamut変換を利用しても良い。
よって分類された基本原色以外の色信号C2に対し、G
amut変換作成手段4で作成されたGamut変換を
施す。そして、Gamut変換後の色は、対応インク量
決定手段6への入力信号となり、対応インク量決定手段
6においてカラープリンタ101における色インク量が
決定され、色変換LUT104の該当部分に記述され、
色変換LUT104が完成する。
対応するカラープリンタ101の色インク量を決定する
ために、測定データファイル103を入力として、カラ
ープリンタ101の色再現域を把握し、測定データを尊
重しながら、入力色に対応する色インク量を決定する。
対応インク量決定手段6には、CMY3色インクの場合
には、特願平4−172246号にて提案された方法が
利用でき、MYK4色の場合には特許第2621789
号などの手法が利用できるが、他の手法も利用可能であ
る。
による色変換テーブル作成装置のブロック図である。
色選択・表示手段1と、カラーパッチ番号指定手段2
と、色分類手段8と、Gamut変換作成手段4と、G
amut変換手段5と、対応インク量決定手段6と、カ
ラーチャート出力手段7とを備えている。
ディスプレイ100上のグレイが、カラープリンタ10
1でも同じグレイで再現されるように、図9に示した色
変換テーブル作成装置200の色分類手段3を、グレイ
信号C3についても分類できる色分類手段8に置き換え
たものである。色分類手段8により、基本原色信号C
1、グレイ信号C3、基本原色およびグレイ以外の色信
号C4に分類される。
定したカラーパッチ番号に対応する色インク量を色変換
LUT104の該当する部分にそのまま記述する。
換が施されること無く直接対応インク量決定手段6への
入力色信号とし、カラープリンタ101でもグレイが再
現されるように、測色データファイル103を利用し
て、インク量が計算され、色変換LUT104の該当す
る部分に記述される。
ついては、色変換テーブル作成装置200における色信
号C2と同様である。
による色変換装置のブロック図である。
イ100とカラープリンタ101が接続されており、画
像データ105が入力される。色変換装置202は、色
変換テーブル作成装置201と、色変換テーブル作成装
置201で作成される色変換LUT104と、色信号変
換手段9を備える。
100に表示されたCG画像などの高彩度な色が多く含
まれる画像データ105を、カラープリンタ101に出
力するための装置である。
簡単なユーザインターフェースを利用して、カラーディ
スプレイ100からカラープリンタ101への色変換L
UT104を作成する。そして、この色変換LUT10
4を利用して、画像データ105の各画素値を、カラー
プリンタ101における色インク量に変換して、カラー
プリンタ101に出力する。
実施例2にて既に説明した通りである。色信号変換手段
6は、画像データ105の各画素値に対応する色インク
量を、色変換テーブル作成装置201により作成された
色変換LUT104を利用し、補間計算等を利用して色
インク量を得て、カラープリンタ101に出力する。
や色変換装置は、パーソナルコンピュータ等のコンピュ
ータにより実現でき、装置の各手段はコンピュータを装
置として機能させるためのプログラムにより実現でき、
また、このプログラムは機会読取り可能な記録媒体に記
録することができる。
のカラーパッチをユーザに見せることによって、ユーザ
が利用しようとしているプリンタの色再現域を視覚的に
把握させることができる。そして、そのカラーパッチの
中から色再現が難しいディスプレイ上の基本原色をユー
ザに選択させることによって得たRGB−インク量の関
係と測色で得たRGB−インク量の関係を融合すること
によって、最適な色変換LUTを作成することにより、
ユーザが納得できる色再現を実現できる。
t変換を説明するための図である。
るための図である。
り、ディスプレイGamutとプリンタGamutを比
較した図である。
り、色変換方法の変換手順の一例を表す流れ図である。
り、ディスプレイにカラーパッチ画像を表示した状態を
表す図である。
り、ディスプレイとカラーチャートを比較する状態を表
す図である。
り、プリンタで出力するカラーチャートの例を表す図で
ある。
り、色変換LUTの一例を表す図である。
置のブロック図である。
装置のブロック図である。
ク図である。
Claims (5)
- 【請求項1】カラーディスプレイとカラープリンタとの
間の色変換を行う色変換方法であって、カラープリンタ
の色再現域を充分に表現する複数色のカラーパッチから
構成されるカラーチャートをカラープリンタで出力する
工程と、赤、緑、青、シアン、マジェンタ、イエロある
いは画像に多く使われている色を基本原色とし、複数の
基本原色をカラーディスプレイで表示する工程と、前記
複数の基本原色の各色について前記カラーチャートから
ユーザーが好むカラーパッチを選択する工程、前記カラ
ーパッチを選択する工程で得られた結果に基づいてカラ
ーディスプレイとカラープリンタとの間の対応色の組み
合わせを得る工程と、前記対応色の組み合わせに基づい
てカラーディスプレイからカラープリンタへの色変換を
構築する工程とを有し、 前記色変換を構築する工程において、カラーディスプレ
イにおける無彩色については、カラープリンタにおける
色を前記カラーチャートの測色データから得ることを特
徴とする色変換方法。 - 【請求項2】カラーディスプレイとカラープリンタとの
間の色変換を行う際に用いる色変換テーブルを作成する
色変換テーブル作成装置であって、カラープリンタの色
再現域を充分に表現する複数色のカラーパッチから構成
されるカラーチャートをカラープリンタで出力する手段
と、赤、緑、青、シアン、マジェンタ、イエロあるいは
画像に多く使われている色を基本原色とし、複数の基本
原色を選択してカラーディスプレイで表示する基本原色
選択・表示手段と、前記基本原色に対応する前記カラー
チャート中のカラーパッチをユーザーに指定させること
によってカラーディスプレイとカラープリンタとの間の
対応色の組合せを作成するカラーパッチ番号入力手段
と、カラーディスプレイにおける色を前記基本原色、無
彩色ならびに該基本原色および該無彩色以外の色に三分
類する色分類手段と、前記対応色の組み合わせからカラ
ーディスプレイの色再現域からカラープリンタの色再現
域への色再現域変換のための変換係数を求める色再現域
変換作成手段と、基本原色および無彩色以外の前記色に
前記色再現域変換を施す色再現域変換手段と、前記色再
現域変換が施された色と前記無彩色に対して前記カラー
チャートの測定データに基づきカラープリンタにおける
対応色インク量を決定する対応色インク量決定手段とを
備えることを特徴とする色変換テーブル作成装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の色変換テーブル作成装置
と、色変換テーブルと、前記色変換テーブルを利用して
カラーディスプレイの色信号をカラープリンタへの色信
号に変換する色信号変換手段とを有する色変換装置。 - 【請求項4】コンピュータを請求項2に記載の色変換テ
ーブル作成装置として機能させるためのプログラムを記
録した記録媒体。 - 【請求項5】コンピュータを請求項3に記載の色変換装
置として機能させるためのプログラムを記録した記録媒
体。
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---|---|---|---|
JP31921197A JP3152186B2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 色変換方法、色変換テーブル作成装置、色変換装置、および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP31921197A JP3152186B2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 色変換方法、色変換テーブル作成装置、色変換装置、および記録媒体 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11155076A JPH11155076A (ja) | 1999-06-08 |
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Family
ID=18107658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP31921197A Expired - Lifetime JP3152186B2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 色変換方法、色変換テーブル作成装置、色変換装置、および記録媒体 |
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Country | Link |
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JP4508431B2 (ja) * | 2001-01-09 | 2010-07-21 | キヤノン株式会社 | 色処理装置、色処理方法、及び、プログラム |
JP3876650B2 (ja) | 2001-06-06 | 2007-02-07 | 日本電気株式会社 | 色補正パラメータ算出装置、画像色補正装置及びそれに用いる色補正パラメータ算出方法並びにそのプログラム |
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CN113546874B (zh) * | 2021-07-15 | 2023-04-11 | 厦门强力巨彩光电科技有限公司 | 一种smt的pcb板墨色的分类方法 |
-
1997
- 1997-11-20 JP JP31921197A patent/JP3152186B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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