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JP3149426U - ロール製品のプロテクタおよびそれを用いた梱包資材 - Google Patents

ロール製品のプロテクタおよびそれを用いた梱包資材 Download PDF

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JP3149426U JP2009000131U JP2009000131U JP3149426U JP 3149426 U JP3149426 U JP 3149426U JP 2009000131 U JP2009000131 U JP 2009000131U JP 2009000131 U JP2009000131 U JP 2009000131U JP 3149426 U JP3149426 U JP 3149426U
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正美 野口
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一義 脇
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佳彦 池本
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Abstract

【課題】ロール製品の上下の振動を防止することができ、軽量で強度が高く、しかも単一素材で構成することができ、製造が容易なロール製品梱包用のプロテクタおよび梱包資材を提供する。【解決手段】上向きに開口する略U字状の切り欠き溝15を備えた前後のパネル11、12の間に、上半分に形成される矩形状の切り欠き18aおよびその切り欠きの底部に形成される上向きに開口する半円状の切り欠き19を備えた中間パネル19を介在させて支持部材を構成し、前後のパネル11、12の隙間で、中間パネルの矩形状の切り欠き18aに、下向きに開口する半円状の切り欠き20を有する押さえパネル14を挿入したプロテクタ10。前後のパネル11、12および中間パネル19は同一素材の段ボール製である。【選択図】図1

Description

本考案はロール製品をケースに梱包するとき、芯管の端部に装着してロール製品の端部や表面を保護するプロテクタおよびそれを用いた梱包資材に関する。本明細書では、とくに言及しない限り、「芯管の端部」は、芯管がロールの端部から突出していないときなどに芯管の端部に挿入される「キャップ」を含む。また、本明細書における「段ボール」は、とくに示さない限り紙製の段ボールのほか、合成樹脂製の段ボール(プラスチック段ボール)を含む。また、紙製の段ボールには、平坦な2枚の紙製の表層の間に紙製の波形の中間層(コルゲート層)を介して接合したものや中間層を複数段備えた積層タイプの通常の段ボールのほか、波形の中間層を表層に対して直角に配列した、いわゆる「ハニカム段ボール」も含む(特許文献3参照)。なお、紙製のハニカム段ボールのほか、同形状の合成樹脂製のハニカム段ボールも含む。
大型の液晶パネルなどに用いられる合成樹脂フィルムは、芯管の周囲に巻き取ったロール製品として出荷される。その場合、図9に示すように、ロール製品101の表面を傷つけないように、芯管102の両端に合成樹脂製の筒状の部材(キャップ)103を挿入し、芯管102にワイヤロープを通して搬送する。そのとき、芯管102あるいはキャップ103に、中央に円形の穴104を形成した四角形のプロテクタ105をセットする。そしてポリプロピレンなどの合成樹脂製のバンドでプロテクタ105をロール製品101に固定し、その状態で段ボール製のケース(図10の符号107参照)に収容する。この状態ではプロテクタ105がロール製品101の重量を支えるので、ロール製品101の周囲および両端がケース107の内面に触れず、傷がつかない。
そのようなプロテクタ105として、図9の右下に示すような、中央に円形の開口104aを形成した木製あるいは合成樹脂製のパネル本体108と、そのパネル本体の内面(ロール製品と接触する側)に接着される段ボール製(紙製または合成樹脂製)のパット(pad)109とからなるものが用いられている。パット109の中央にも円形の開口104bが形成されている。木製のパネル本体108には合板あるいは中密度繊維板が用いられ、たとえば厚さ15mmの合板を所定の大きさに切断したものを2枚貼り合わせ、中央の開口104aを抜き加工する。合成樹脂製の場合は、中央の開口を有する形状に成型する。パット109は段ボールを切断、抜き加工して同様に形成される。
他方、フォークリフトで搬送するパレットを兼ねる底部材と、ロール製品を宙吊り状態で収納する左右の支持板とからなる梱包資材が提案されている(特許文献1)。このものは上端に略U字状の切り欠きを備えた支持板を底部材に対して折りたたみ自在に連結し、左右の支持板同士を側壁で連結している。そして梱包資材の全体を耐水性のコートを設けた段ボールで構成している。段ボールは複数枚を重ねて耐水接着剤で接着している。
また、特許文献2には、左右の側壁を底部材に対して噛み合わせ、側壁の上端同士をカバーで連結した、枠構造のロール品収容ボックスが開示されている。このものは、側壁の上端から略中央部まで、上向きに開口する略U字状の切り欠き溝が形成されており、側壁が支持板を兼ねている。このものは、生産・組み立ての構造上、前面と背面が大きく開口しており密封性に欠ける。また側壁の切り欠き溝によっても内外が連通している。特許文献3は、ハニカム段ボールを開示している。
特開2002−104412号公報 特開2003−54557号公報 特開平10−230938号公報
図9に示すプロテクタ105は、木製のパネル本体108を用いるので、強度が充分である。また、中央の円形の開口104でキャップ103を介して芯管102を支持するので、輸送中あるいは搬送中のロール製品101の上下の振動を防止することができる。しかし芯管102をワイヤロープで吊り上げると、プロテクタ105を芯管102に挿入できない。そのため、たとえば図10に示すように、芯管102に鋼製のパイプ110などを挿入し、そのパイプ110の両端をワイヤロープ111で吊り上げ(吊り工程S1)、ついで芯管102を地面ないし床面に固定したY字状の支持部材112に支持させ(仮置き工程S2)、プロテクタ105を芯管102に装着する(装着工程S3)。さらに鋼製のパイプ110あるいは芯管102の両端をワイヤロープ111で吊り上げて段ボールケース107に収容する(収容工程S4)。収納後にパイプ110を抜き取り、蓋107aを閉じる。なお、段ボールケース107の蓋107aや側壁107bには、切り欠きまたは開閉扉を設けてパイプ110を通すことができるようにしている。
このように従来のプロテクタ105では、一旦、ロール製品101を支持部材112へ載置してからプロテクタ105を芯管102に装着するので、取り扱いがきわめて煩雑である。ロール101を段ボールケース107から取り出す場合も同様である。さらに従来のプロテクタ105は、段ボールなどに比して重量が重く、穴開け加工や貼り合わせ加工などの製造工程が煩雑である。また、パネル本体108と段ボール製のパット109の複数素材を組み合わせるので、廃棄時に分別する必要があり、煩雑である。
他方、特許文献1、2のパレット兼用のボックスは、全体が段ボールであるため、軽量であり、分別廃棄の必要がないが、ロール製品の上下振動を抑制することができず、強度の点でも不安が残る。また、多数枚の段ボールを貼り合わせたり組み立てる作業も、簡単とはいえない。
本考案は、ロール製品の上下の振動を防止することができ、芯管への着脱が容易で、強度が高く、しかも軽量で製造が容易なロール製品梱包用のプロテクタおよび梱包資材を提供することを技術課題としている。
本考案のプロテクタ(請求項1)は、ロール製品の芯管の端部に装着されるプロテクタであって、正面から見た形状が矩形状で、上端で開口する扁平な筒状の形態を備え、正面の略中心部に芯管と嵌合する円弧状の受け部が形成され、かつ、上端から受け部まで芯管を通す案内溝を備えた支持部材と、前記支持部材の上端の開口からスライド自在に挿入され、前記受け部に略円形の開口を残した状態で前記案内溝を塞ぐ押さえパネルとからなることを特徴としている。
このようなプロテクタは、前記案内溝が上端中央から前記受け部まで下向きに直線状に延びているものが好ましい(請求項2)。また、前記案内溝が上端の左右いずれかに寄った位置から下向きに延び、途中から前記受け部に向かうように斜め下ないし横向きに向きを変えて受け部まで延びているものであってもよい(請求項3)。
また、前記支持部材が、隙間を介して配置される前後のパネルを有し、その隙間の略下半分が、前記受け部ないし案内溝と合致する上向きに開口する切り欠きを備えた中間パネルによって埋められており、前記隙間の略上半分の左右が中間パネルの略矩形状の上向き突出部によってさらに埋められており、前記押さえパネルが隙間の略上半分で、前記上向き突出部の間に上下スライド自在に収容されるものであり、前後のパネルと左右の上向き突出部とで前後に扁平な筒状の形態が構成されるものが好ましい(請求項4)。その場合、前記前後のパネルおよび中間パネルを一体に締結する筒状のスリーブをさらに備えており、そのスリーブに前記受け部および案内溝と合致する切り欠き溝が形成されているものが好ましい(請求項5)。
他方、前記支持部材が、隙間を介して配置される前後のパネルを有し、その隙間の略下半分が、前記受け部ないし案内溝と合致する上向きに開口する半円状の切り欠きを備えた中間パネルによって埋められており、前記前後のパネルおよび中間パネルを一体に締結する筒状のスリーブをさらに備えており、そのスリーブに前記受け部および案内溝と合致する切り欠き溝が形成されており、前記押さえパネルが前後のパネルの隙間の略上半分とスリーブの左右の部分との間に上下スライド自在に収容されるものであり、前記前後のパネルとスリーブの左右の部分とで前後に扁平な筒状の形態が構成されるものであってもよい(請求項6)。
前記いずれのプロテクタにおいても、前記支持部材および押さえパネルが、紙製または合成樹脂製の段ボールから構成されており、かつ、それぞれの部材が同一素材からなるものが好ましい(請求項7)。また、スリーブを有するプロテクタの場合は、前記支持部材、押さえパネルおよびスリーブが、紙製または合成樹脂製の段ボールから構成されており、かつ、それぞれの部材が同一素材からなるものが好ましい(請求項8)。本考案のロール製品の梱包資材(請求項9)は、直方体状のケースと、そのケースの対向する内面に一対で配置される前記いずれかのプロテクタとからなることを特徴としている。
本考案のプロテクタ(請求項1)は、押さえパネルを挿入する前は、支持部材の案内溝が上方に開いているので、あらかじめケースに設置した支持部材の案内溝に対し、芯管の端部を上側から挿入することができる。そして押さえパネルを扁平な筒状の支持部材の隙間に上方から挿入することにより、プロテクタの全体を芯管の端部に取付けることができる。したがって支持部材の受け部と押さえパネルにより、ロール製品の芯管の端部を上下の振動が生じないように支えることができる。
また、支持パネルの隙間が押さえパネルで埋められるので、全体が補強される。すなわち、支持部材と押さえパネルは、全体として従来の中心に円形の穴を備えたプロテクタ(図9参照)と実質的に同じ機能を発揮し、しかも芯管に対する装着が容易である利点がある。
前記案内溝が上端中央から前記中央近辺まで下向きに延びている場合(請求項2)は、吊り上げたロール製品の芯管の端部を案内溝に挿入して受け部まで案内するのが容易である。他方、前記切り欠き溝が上端の左右いずれかに寄った位置から下向きに延び、途中から前記受け部に向かうように斜め下向きないし横向きに向きを変えて受け部まで延びている場合(請求項3)は、ロール製品に加わる上下の振動が、押さえパネルだけでなく、案内溝の上縁でも一部支えられる。そのため、一層安全にロール製品を保護することができる。
また、前記支持部材が、隙間を介して配置される前後のパネルを有し、その隙間の略下半分が、前記受け部ないし案内溝と合致する上向きに開口する切り欠きを備えた中間パネルによって埋められており、前記隙間の略上半分の左右が中間パネルの略矩形状の上向き突出部によってさらに埋められており、前記押さえパネルが隙間の略上半分で、前記上向き突出部の間に上下スライド自在に収容されるものであり、前後のパネルと左右の上向き突出部とで前後に扁平な筒状の形態が構成される場合(請求項4)は、実質的にロール製品の重量を支える支持部材の下半分の隙間があらかじめ埋められて中実になっているので、強度が高い。さらに上半分の左右についても、中間パネルの上向き突出部と押さえパネルとでほぼ中実になっているので、強度が高い。
前記前後のパネルおよび中間パネルを一体に締結する筒状のスリーブをさらに備えており、そのスリーブに前記受け部および案内溝と合致する切り欠き溝が形成されている場合(請求項5)は、前後のパネルと中間パネルとをあらかじめ接着剤などで接合する必要がなく、製造が容易である。また、廃棄するときの処理も容易である。
他方、前記支持部材が、隙間を介して配置される前後のパネルを有し、その隙間の略下半分が、前記受け部ないし案内溝と合致する上向きに開口する切り欠きを備えた中間パネルによって埋められており、前記前後のパネルおよび中間パネルを一体に締結する筒状のスリーブをさらに備えており、そのスリーブに前記受け部および案内溝と合致する切り欠き溝が形成されており、前記押さえパネルが前後のパネルの隙間の略上半分とスリーブの左右の部分との間に上下スライド自在に収容されるものであり、前記前後のパネルとスリーブの左右の部分とで前後に扁平な筒状の形態が構成される場合(請求項6)も、前後のパネルと中間パネルをスリーブで一体に締結することができるので、前後のパネルと中間パネルとをあらかじめ接着剤などで接合する必要がなく、製造が容易である。また、廃棄するときの処理も容易である。
前記支持部材および押さえパネルが、紙製または合成樹脂製の段ボールから構成されており、かつ、それぞれの部材が同一素材からなる場合(請求項7)は、軽量であり、しかも廃棄時に分別する必要がない。また、スリーブを有するプロテクタの場合は、そのスリーブも紙製または合成樹脂製の段ボールから構成し、かつ、同一素材にするのが好ましく(請求項8)、それによりプロテクタが軽量になり、廃棄時に分別する必要がなくなる。
本考案の梱包資材(請求項9)は、ロール製品の芯管またはその芯管に挿入した鋼製のパイプの左右端をワイヤで吊り上げ、あらかじめ支持部材を装着したケースに収容し、ついで押さえ部材を支持部材に装着することにより、ロール製品を安定して保管、搬送することができる。また、吊り上げたロール製品をケースに収容したり、取り出したりする作業が簡単である。
つぎに図面を参照しながら本考案の実施の形態を説明する。図1は本考案のプロテクタの一実施形態を示す組み立て前の斜視図、図2はそのプロテクタの組み立て後を示す斜視図、図3は本考案に関わるスリーブの一実施形態を示す斜視図、図4はそのスリーブを備えたプロテクタの一実施形態を示す斜視図、図5は図4のプロテクタを用いてロール製品を梱包する手順を示す斜視図、図6および図7はそれぞれ本考案のプロテクタの他の実施形態を示す斜視図、図8aおよび図8bはそれぞれ本考案のプロテクタのさらに他の実施形態を示す正面図である。
図1に示すプロテクタ10は、内パネル(前パネル)11と、外パネル(後パネル)12と、それらの間に介在される中間パネル13と、前記内パネル11と外パネル12の隙間に上側から挿入され押さえパネル14とからなる。内パネル11と外パネル12は同形状であり、全体的に矩形状の輪郭を有し、上端中央から中心に向かって上向きに開口する略U字状の切り欠き溝15が形成されている。切り欠き溝15は、矩形部(案内溝)16と、その矩形部と連続する半円部(受け部)17とからなる。矩形部16の左右の内側縁同士は、通常は平行であるが、上に向かっていくらか拡がるテーパ状とすることもできる。
内パネル11および外パネル12としては、厚さ3〜15mm程度の段ボールが用いられる。厚いものでは中間層(コルゲート)を2層以上有する段ボールが用いられる。また、厚さ3〜8mmの段ボールを複数枚、たとえば2枚重ねて構成することもできる。重ねた段ボールは接着する必要はないが、両面テープや粘着テープなどで仮着してもよい。ただし接着することもできる。2枚の表層の間にコルゲート層を挟んだ段ボールや、2枚の表層の間に多数のリブを介在させたプラスチック段ボールなど、折り曲げに対する強度に強弱がある段ボールの場合は、コルゲート層の溝やリブが上下方向になるように、上下方向の支持強度が高くなる向きにする。ハニカム段ボールでは、折り曲げ強度に強弱がないので、いずれの向きでもよい。
中間パネル13は、下端および左右端の輪郭が、内パネル11および外パネル12の輪郭と略合致しており、左右に矩形状の上向きの突出部18を残して上端から略中心まで幅が広い矩形状の切り欠き18aが形成され、その矩形状の切り欠き18aの底部中央に内パネル11および外パネル12の半円部17と同形状の半円状の切り欠き(受け部)19が形成されている。なお、中間パネル13の矩形状の切り欠き18aは、内パネル11のU字状の切り欠き溝15のうち、矩形部16の幅を拡げたものと見ることもできる。中間パネル13は前述の段ボールを複数枚、たとえば3枚重ねて構成することができる。
前記押さえパネル14は、中間パネル13の矩形状の切り欠き18に挿入される左右幅および高さを有し、下端の中央部に下向きに開口する半円状の切り欠き20が形成されている。厚さは中間パネル13と同一である。この押さえパネル14は、中間パネル13を製造するときに矩形状の切り欠き18を打ち抜いたときに得られる矩形状のパネル材で構成することができる。
前記押さえパネル14は中間パネル13と同一の枚数の、たとえば3枚の段ボールを重ねて構成することができる。中間パネル13の矩形状の切り欠き18およびそれに嵌合される押さえパネル14の輪郭は、通常は左右の側縁同士が平行にするが、上に向かっていくらか拡がるようにしてもよい。
上記のように構成される内パネル11、外パネル12および中間パネル13は、図2に示すように、中間パネル13を間に介在させて重ね合わせ、両面テープなどで仮着しておく。それにより、内パネル11と外パネル12の間の上半分に中間パネル13の厚さに相当する隙間21があり、前後方向に貫通するU溝22を有する支持部材23が得られる。この支持部材23は、下半分および左右の両側部が多数枚の段ボール(前述の例では、各層が2枚、3枚、2枚の3層で、全体が7枚の段ボール)が密に重なった形態であるので、強度が高い。下半分の上端中央に形成される半円状の切り欠き24も、多数枚のパネルが密に重なっているので、その部位にロール製品25の芯管26を乗せてもその重量に充分に耐えることができる。そしてU溝22は上側が開口しているので、吊り上げたロール製品25をケース内に設置した支持部材23に容易に装着することができる。
上記のようにして得られた支持部材23の隙間21の大きさは、押さえパネル14の厚さと同一であり、隙間21の左右の幅および深さは押さえパネル14の幅および高さと同一である。そのため、ロール製品25を装着した後、その隙間21に押さえパネル14を挿入すると、押さえパネル14の前後の面が内パネル11と外パネル12の対応する面によって挟まれ、摩擦によって保持される。粘着テープで固定してもよい。さらに前述のように押さえパネル14の左右の側縁が中間パネル13の矩形状の切り欠き18の内側縁に嵌合する。そのため、ロール製品25を支持部材23と押さえパネル14によって、振動しないようにしっかりと保持することができる。
図2の支持部材23はそれ自体で扁平な筒状を呈する支持部材として使用できるが、図3に示すスリーブ27を巻き付けることにより、一層強度が高くなり、取り扱いも容易になる。このスリーブ27は、内パネル11と略同形状の内面シート28および外面シート29、両者の側縁の間に介在される襠シート30、内面シート28と外面シート29の自由端(側縁)にそれぞれ連続するフラップ31、32からなる。このスリーブ27も前述と同様の段ボールにU字状の切り欠き溝33を形成し、折り曲げのための罫線34を入れることによって製造することができる。このものはフラップ31、32同士を重ねることにより、扁平な筒状に組み立てることができる。フラップ31、32の重なる面を両面テープで接合するなど、フラップ31、32同士を接合しておくのが好ましい。
このスリーブ27は、たとえば図4に示すように、図2の支持部材23の周囲に巻き付けて、フラップ31、32同士を重ねて貼着することにより、全体を一体化することができ、全体として強度が高い支持部材35となる。この場合は、外パネル12、中間パネル13および内パネル11は接着剤で接着する必要がなく、製造が容易である。また、段ボールを再生する場合も手間が省ける。このようにして得られた支持部材35を押さえパネル14と組み合わせることにより、強度が高いプロテクタ36となる。
なお、スリーブ27をあらかじめ筒状に形成しておき、その後、その内部に外パネル12、中間パネル13および内パネル11の束を押し込むようにしてもよい。このようなスリーブ27は、重ねたパネルを一体化するだけでなく、それ自体が支持構造の一部となり、ロール製品を支持する役割を果たす。スリーブ27を構成する段ボールのコルゲートやリブの方向も上下方向とする。
図5は図1のプロテクタ10あるいは図4のプロテクタ36を用いてロール製品25を梱包する手順を示している。はじめにロール製品25の芯管26に鋼製のパイプなどの心材37を通し、その心材37にワイヤロープ38を引っかけて、ロール製品25を吊り上げる。また、芯管26にワイヤロープ38を通して吊ることもできる。
他方、段ボール箱などのケース39の左右の側壁39aの内面に沿ってあらかじめ図4のプロテクタ36の支持部材35を装着しておく。なお、ケース39の左右の側壁39aには、上端から中央近辺まで、吊り上げ用の心材37を通すための切り欠き39bを形成しておき、側壁39aと連続する蓋40aには、吊り上げ用の心材37との干渉を避けるための切り欠き40bを形成しておく。切り欠き39b、40bを形成するとき、完全に抜き取らず、側縁に形成した折り目線で開閉自在にした蓋片39c、40cで開閉自在にしておくのが好ましい。
そして蓋片39c、40cを開いた状態にした上で、前述のようにワイヤロープ38で吊り上げたロール製品25をそのままケース39に入れ、芯管26を支持部材35のU溝(図2の符号22および図3の切り欠き溝33)に挿入し、ロール製品25を支持部材35に支持させる。ついで支持部材35に対し、上側から押さえパネル(図2の符号14)を装着する。上記のように支持部材35はあらかじめケース39に入れておくので、吊り上げたロール製品25に途中でプロテクタを挿入する必要がなく、図9のようなY字状の支持部材112に仮置きする必要がない。そしてケース39内では、ロール製品25の両端がプロテクタ36によって覆われているため、ケース39にロール製品25の端部をぶつけて傷つけることが防止される。なお、左右一対のプロテクタ36とケース39で構成される梱包資材は、本考案の梱包資材の一実施形態である。なお、プロテクタとしては、スリーブを有しない図1のプロテクタ10を使用することもできる。
ロール製品25をケース39内に収容し、押さえパネルを装着した後は、ワイヤロープ38を外し、心材37を抜き取る。ついでケース39の蓋40a、40dを閉じ、扉片39c、40cを閉じて切り欠き39b、40bを塞ぎ、蓋40a、40dなどをテープで固定して梱包を完了する。収納後では、従来のプロテクタと同様に、プロテクタが芯管26を支持するので、ロール製品25はケース39の内面に接触しない。そのためロール製品25に傷がつかない。さらにプロテクタの押さえパネルが芯管26を上から押さえているので、搬送時にロール製品25の振動、とくに上下の振動が抑制される。
開梱する場合は、前述と逆にすればよい。すなわち、押さえパネル14を上向きに引き抜き、扉片39c、40cを開き、芯管26に心材37を通し、ワイヤロープ38で吊り上げる。
図4のプロテクタ36では、中間パネル(図1の符号13)の左右の上部に所定幅の側縁を残すように矩形状の切り欠き(図1の符号18)を形成しているが、図6に示すプロテクタ42のように、左右上部の側縁を残さず、下半分だけで支持部材43の中間パネル44を形成することもできる。押さえパネル45の左右の幅は、スリーブ27の左右の内幅、すなわち中間パネル44の左右幅と同一にする。他の部分は図4のプロテクタ36と実質的に同一であり、梱包方法も同じである(図5参照)。図6のプロテクタ42は、スリーブ27を含めた全体で扁平な筒状の形態が形成される。このこのも前述と同様の作用効果を奏し、しかも中間パネル44および押さえパネル45の製造が容易である。
図7に示すプロテクタ47の支持部材48は、左右一対の、それぞれ上下に延びる所定幅の中間パネル49を備えている。そして押さえパネル50は内パネル(図1の符号11)および外パネル(図1の符号13)の高さと同一の高さとし、左右の中央から下に延び、下端で開口するU字状の切り欠き溝51を形成している。このプロテクタ47では、支持部材48のU字状の切り欠き溝15の半円部(受け部)17と押さえパネル50の切り欠き溝51の半円部52とで形成される円形の孔にロール製品の芯管を装着することができる。また梱包方法は図1のプロテクタの場合と同じである(図5参照)。
図8aに示すプロテクタ54は、支持部材55に形成されるU字状の切り欠き溝15が支持部材55の中心部ではなく、上端の左へ片方に偏った位置から下向きに延び、さらに屈曲ないし湾曲して斜め下に延びて中心部(受け部)56に向かっている。なお、図8bのように横向きに延びるようにしてもよい。支持部材55の前後のパネルの間に形成される隙間は、左側のみに設けられ、押さえパネル57も左側だけである。そのため、押さえパネル57の下端の切り欠き58は、略1/4円の扇状である。他の構成は図1のプロテクタ10と実質的に同一であり、梱包方法も同じである(図5参照)。このプロテクタ54は、ロール製品の芯管を支持部材55と押さえパネル57で上下から挟んだとき、押えパネル57だけでなく、切り欠き溝15の斜めに延びる部分の上縁59でも押えることができる。そのため、プロテクタ54は上下振動を一層防止することができる。
図8bのプロテクタ60では、切り欠き溝15の下部が横向きに延びている。そして支持部材55の前後のパネルの間に形成される隙間は、図1の場合と同様に、左右対称に設けられ、押さえパネル56も左右対称である。押さえパネル56の切り欠き58は図1の場合と同様、中心部に半円状に設けられている。このプロテクタ60では、切り欠き溝15の下部が横向きに延びているので、ロール製品を収納したとき、上下振動を一層防止することができる。
本考案のプロテクタは、紙製の段ボールのほか、プラスチック製の段ボールも使用することができる。また、コルゲートの中間層を有するもののほか、ハニカム段ボール(紙製および合成樹脂製)も使用することができる。ハニカム段ボールを用いると、屈曲に対する強度が高くなる。いずれの場合も、同一の素材のシートで構成するのが好ましい。それにより、分別廃棄の必要がなく、資材の再利用、再生が容易である。
本考案のプロテクタの一実施形態を示す組み立て前の斜視図である。 図1のプロテクタの組み立て後を示す斜視図である。 本考案に関わるスリーブの一実施形態を示す斜視図である。 図3のスリーブを備えたプロテクタの一実施形態を示す斜視図である。 図4のプロテクタを用いてロール製品を梱包する手順を示す斜視図である。 本考案のプロテクタの他の実施形態を示す斜視図である。 本考案のプロテクタのさらに他の実施形態を示す斜視図である。 図8aおよび図8bはそれぞれ本考案のプロテクタのさらに他の実施形態を示す正面図である。 従来のプロテクタの一例を示す斜視図である。 そのプロテクタを用いたロール製品の梱包手順を示す工程図である。
10 プロテクタ
11 内パネル
12 外パネル
13 中間パネル
14 押さえパネル
15 切り欠き溝
16 矩形部
17 半円部
18 上向き突出部
18a 矩形状の切り欠き
19 半円状の切り欠き
20 半円状の切り欠き
21 隙間
22 U溝
23 支持部材
24 半円状の切り欠き
25 ロール製品
26 芯管
27 スリーブ
28 内面シート
29 外面シート
30 襠シート
31、32 フラップ
33 U字状の切り欠き溝
34 罫線
35 支持部材
36 プロテクタ
37 心材
38 ワイヤロープ
39 ケース
39a 側壁
39b 切り欠き
39c 蓋片
40a 蓋
40b 切り欠き
40c 蓋片
40d 蓋
42 プロテクタ
43 支持部材
44 中間パネル
45 押さえパネル
47 プロテクタ
48 支持部材
49 中間パネル
50 押さえパネル
51 U字状の切り欠き溝
52 半円部
54 プロテクタ
55 支持部材
56 中心部
57 押さえパネル
58 切り欠き
59 切り欠き溝の上縁
60 プロテクタ

Claims (9)

  1. ロール製品の芯管の端部に装着されるプロテクタであって、
    正面から見た形状が矩形状で、上端で開口する扁平な筒状の形態を備え、正面の略中心部に芯管と嵌合する円弧状の受け部が形成され、かつ、上端から受け部まで芯管を通す案内溝を備えた支持部材と、
    前記支持部材の上端の開口からスライド自在に挿入され、前記受け部に略円形の開口を残した状態で前記案内溝を塞ぐ押さえパネルとからなるプロテクタ。
  2. 前記案内溝が上端中央から前記受け部まで下向きに直線状に延びている請求項1記載のプロテクタ。
  3. 前記案内溝が上端の左右いずれかに寄った位置から下向きに延び、途中から前記受け部に向かうように斜め下ないし横向きに向きを変えて受け部まで延びている請求項1記載のプロテクタ。
  4. 前記支持部材が、隙間を介して配置される前後のパネルを有し、
    その隙間の略下半分が、前記受け部ないし案内溝と合致する上向きに開口する切り欠きを備えた中間パネルによって埋められており、
    前記隙間の略上半分の左右が中間パネルの略矩形状の上向き突出部によってさらに埋められており、
    前記押さえパネルが隙間の略上半分で、前記上向き突出部の間に上下スライド自在に収容されるものであり、
    前後のパネルと左右の上向き突出部とで前後に扁平な筒状の形態が構成される請求項1、2または3記載のプロテクタ。
  5. 前記前後のパネルおよび中間パネルを一体に締結する筒状のスリーブをさらに備えており、そのスリーブに前記受け部および案内溝と合致する切り欠き溝が形成されている請求項4記載のプロテクタ。
  6. 前記支持部材が、隙間を介して配置される前後のパネルを有し、
    その隙間の略下半分が、前記受け部ないし案内溝と合致する上向きに開口する切り欠きを備えた中間パネルによって埋められており、
    前記前後のパネルおよび中間パネルを一体に締結する筒状のスリーブをさらに備えており、
    そのスリーブに前記受け部および案内溝と合致する切り欠き溝が形成されており、
    前記押さえパネルが前後のパネルの隙間の略上半分とスリーブの左右の部分との間に上下スライド自在に収容されるものであり、
    前記前後のパネルとスリーブの左右の部分とで前後に扁平な筒状の形態が構成される請求項1、2または3記載のプロテクタ。
  7. 前記支持部材および押さえパネルが、紙製または合成樹脂製の段ボールから構成されており、かつ、それぞれの部材が同一素材からなる請求項1〜6のいずれかに記載のプロテクタ。
  8. 前記支持部材、押さえパネルおよびスリーブが、紙製または合成樹脂製の段ボールから構成されており、かつ、それぞれの部材が同一素材からなる請求項5または6記載のプロテクタ。
  9. 直方体状のケースと、そのケースの対向する内面に一対で配置される請求項1〜8のいずれかに記載のプロテクタとからなる、ロール製品の梱包資材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011178430A (ja) * 2010-02-27 2011-09-15 Dainippon Printing Co Ltd 鏡餅セット包装箱
JP2015044619A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 村角株式会社 ロール製品用プロテクター
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JP2021123348A (ja) * 2020-01-31 2021-08-30 Jx金属株式会社 包装容器、包装方法及び金属箔の輸送方法

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