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JP3148859B2 - 液晶パネルの組立装置及び方法 - Google Patents

液晶パネルの組立装置及び方法

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JP3148859B2
JP3148859B2 JP16546198A JP16546198A JP3148859B2 JP 3148859 B2 JP3148859 B2 JP 3148859B2 JP 16546198 A JP16546198 A JP 16546198A JP 16546198 A JP16546198 A JP 16546198A JP 3148859 B2 JP3148859 B2 JP 3148859B2
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JP
Japan
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liquid crystal
glass substrate
chuck
spacers
holding
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誠己 松田
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示パネルの組
立装置及び方法、特にそのガラス基板の組立装置及び方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の液晶表示パネルの組立装置
について図面を参照しながら説明する。
【0003】図2は従来の液晶表示パネルの組立装置の
要部構成を模式的に示す断面図であり、同図(a),
(b),(c),(d)は液晶表示パネルの組み立て手
順を示している。図中、1は第1のガラス基板、2は第
2のガラス基板、3は上下方向に移動可能なチャック、
4は水平方向に移動可能なスペーサ、5は真空チャンバ
ー、6はガラス押さえであり、チャック3とスペーサ4
は左右に対向する位置に一対設けられ、対として動作す
る。
【0004】以下その動作について説明するに、まず、
図2(a)に示すように高精度にアライメントされた第
1及び第2のガラス基板1,2はスペーサ4を介してチ
ャック3により保持され、第1のガラス基板1には液晶
が滴下されている。ここで真空チャンバー5内を真空状
態にし、第1及び第2のガラス基板1,2がずれるのを
防止するために、図2(b)に示すようにガラス押さえ
6で第1のガラス基板1の上からこれを押さえ、次に図
2(c)に示すようにチャック3を上方に移動させて開
放し、最後に図2(d)に示すようにスペーサ4を抜い
て第1及び第2のガラス基板1,2を貼り合わせる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、ガラス押さえにより第1及び第2のガラ
ス基板を押さえつけるために、液晶表示部に色むらが発
生したり、第1及び第2のガラス基板間に散在するシー
ル樹脂のつぶれ方が均一にならなくなるという問題点が
あった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、液晶表示部に色むらが発生することなく、均一
な表示が得られる液晶表示パネルの組立装置及び方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示パネル
の組立装置は、真空中において、液晶を滴下したガラス
基板及びこれと対向する位置に配置されたガラス基板の
少なくとも対辺を保持する1対のチャックと、これら2
枚のガラス基板を隙間を保って保持するための1対のス
ペーサを備え、前記1対のチャック及びスペーサの内一
方のチャック及びスペーサを外して前記一方のチャック
により再保持し、次に他方のチャック及びスペーサを外
して前記他方のチャックにより再保持して2枚のガラス
基板を貼り合わせ姿勢に導びき、これらを貼り合わせる
ようにしたものである。
【0008】この発明によれば、ガラス基板を押さえる
ことなく、アライメント精度を保ちながら2枚のガラス
基板を貼り合わせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。なお、前記従来のも
のと同一の部分については同一の符号を用いるものとす
る。
【0010】図1は本発明の液晶表示パネルの組立装置
の一実施の形態における要部構成を模式的に示す断面図
であり、同図(a),(b),(c),(d),(e)
は液晶表示パネルの組み立て手順を示している。図中、
1は第1のガラス基板、2は第2のガラス基板、3,
3’は上下方向に移動可能なチャック、4,4’は水平
方向に移動可能なスペーサ、5は真空チャンバーであ
り、チャック3,3’とスペーサ4,4’は左右に対向
する位置に配置され、それぞれ単独に動作するように構
成されている。
【0011】以下その動作について説明するに、まず、
高精度にアライメントされた第1及び第2のガラス基板
1,2は図1(a)に示すようにスペーサ4を介してチ
ャック3,3’により保持され、第1のガラス基板1に
は液晶が滴下されている。この状態は前記従来のものと
同様である。ここで真空チャンバー5内を真空状態に
し、図1(b)に示すように一方のチャック3を上方に
移動させて開放し、次に図1(c)に示すように一方の
スペーサ4を抜き、図1(d)に示すようにチャック3
で再保持すると共に、チャック3’を上方に移動させて
開放し、最後にスペーサ4’を抜いてチャック3’で再
保持することにより、両者は貼り合わせ姿勢に導かれ、
この状態で第1及び第2のガラス基板1,2を貼り合わ
せる。
【0012】以上のように本実施の形態によれば、別個
に動作する1対のチャック及びスペーサにより、第1及
び第2のガラス基板間の高精度のアライメントに影響を
与えることなく両者を貼り合わせ姿勢に導くことがで
き、従来のようにガラス基板を押さえつけることなく高
精度に貼り合わせることができるので、液晶表示部に色
ムラが発生したり、第1及び第2のガラス基板間に散在
するシール樹脂のつぶれ方が均一にならなくなったりす
るおそれはない。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、1対のチ
ャック及びスペーサにより、第1及び第2のガラス基板
間の高精度のアライメントに影響を与えることなく両者
を貼り合わせ姿勢に導くことができるので、ガラス基板
を高精度に貼り合わせることができ、液晶表示部に色む
らが発生することなく表示の均一性が保たれるという有
利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示パネルの組立装置の一実施の
形態における要部構成を模式的に示す断面図
【図2】従来の液晶表示パネルの組立装置の要部構成を
模式的に示す断面図
【符号の説明】 1 第1のガラス基板 2 第2のガラス基板 3,3’ チャック 4,4’ スペーサ 5 真空チャンバー 6 ガラス押さえ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空中において、液晶を滴下したガラス
    基板及びこれと対向する位置に配置されたガラス基板の
    少なくとも対辺を保持する1対のチャックと、これら2
    枚のガラス基板を隙間を保って保持するための1対のス
    ペーサを備え、前記1対のチャック及びスペーサの内一
    方のチャック及びスペーサを外して前記一方のチャック
    により再保持し、次に他方のチャック及びスペーサを外
    して前記他方のチャックにより再保持して2枚のガラス
    基板を貼り合わせ姿勢に導びき、これらを貼り合わせる
    ようにしたことを特徴とする液晶パネルの組立装置。
  2. 【請求項2】 1対のチャックと1対のスペーサは各々
    別個に動作することを特徴とする請求項1記載の液晶パ
    ネルの組立装置。
  3. 【請求項3】 真空中において、液晶を滴下したガラス
    基板及びこれと対向する位置に配置されたガラス基板を
    1対のチャック及びスペーサにより隙間を保って保持す
    るステップと、前記1対のチャック及びスペーサの内一
    方のチャック及びスペーサを外して前記一方のチャック
    により再保持するステップと、他方のチャック及びスペ
    ーサを外して前記他方のチャックにより再保持し2枚の
    ガラス基板を貼り合わせ姿勢に導びくステップと、2枚
    のガラス基板を貼り合わせるステップを備えたことを特
    徴とする液晶パネルの組立方法。
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