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JP3142376B2 - 心理状態測定装置 - Google Patents

心理状態測定装置

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JP3142376B2
JP3142376B2 JP04174287A JP17428792A JP3142376B2 JP 3142376 B2 JP3142376 B2 JP 3142376B2 JP 04174287 A JP04174287 A JP 04174287A JP 17428792 A JP17428792 A JP 17428792A JP 3142376 B2 JP3142376 B2 JP 3142376B2
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  • Optical Transform (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部刺激や外部環境に
対する人間の心理状態を定量的に特徴抽出して、その心
理状態を判定する心理状態測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人体の各部位について生理的計測
を行い、これらの計測データに基いて病気治療等のため
の医学的診断を行う技術が知られている(例えば、特開
平2−196334号公報参照)。
【0003】又、人間の肉体を物理的にのみ測定するだ
けでなく、心理状態を定量的に解析して、医学的治療に
役立てる等の試みがなされるようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
らこのような要求が高まっているにも関わらず、人間の
抽象的な心理状態を定量的に解析することは極めて困難
であり、有効な手段が開発されていなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題に鑑みて成されたものであり、鋭意研究の結果、人間
の心理状態と、体内のヘモグロビンHbO2 、Hbの濃
度変化等から求まる体内酸素濃度との間に一定の相関関
係があることに着目し、この酸素濃度の変化特性に基い
て人間の心理状態を定量的に特徴抽出すると共にその特
徴抽出結果から心理状態を判定するようにしたものであ
る。
【0006】即ち、被検者の体内に光を照射したときの
透過光の時間的変化を計測すると共に該透過光に基いて
体内の酸素濃度の時間的変化を計測する計測手段と、該
酸素濃度の時間的変化をフーリエ変換処理することによ
り周波数に対するスペクトラム分布を求める変換手段
と、該スペクトラム分布の包絡線に基いて特徴を抽出す
ると共に、該特徴抽出されたデータを、予め設定された
心理状態における体内酸素濃度変化のスペクトラム分布
の包絡線に基いて求められた相関データと比較すること
によって心理状態を判定する解析手段を備える構成とし
た。
【0007】
【作用】かかる構成の心理状態測定装置によれば、上記
計測手段が被検者の体内酸素濃度の時間的変化を計測
し、変換手段がその濃度変化を周波数軸上におけるスペ
クトラム分布に変換し、解析手段がそのスペクトラム分
布から特徴抽出を行って所定の心理状態を判定する。こ
こで、解析手段は、予め各種の外部刺激等に対する被検
者の心理状態における体内酸素濃度の変化のスペクトラ
ム分布の包絡線に基いて実験的に求められた相関データ
を有しており、特定の被検者を診断等した際に求まる上
記特徴抽出データと相関データを比較することによっ
て、特定の被検者の心理状態を判定する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。まず図1に基いて装置の構成を述べると、多次元酸
素濃度計測部1は複数の測定チャネルを有し、夫々の測
定チャネルには、特定波長の光を発光する発光部2、光
を受光する受光部3、信号処理部4及び記憶部5が備え
られている。尚、図では1つの測定チャネルを代表して
示す。
【0009】又、各測定チャネルの発光部2には、発光
された光を伝送するための光伝送路を有する照射用光プ
ローブが接続され、各測定チャネルの受光部3には、受
光された光を伝送するための光伝送路を有する受光用光
プローブが接続されるようになっている。尚、図中に
は、複数の測定チャネルに接続される複数の照射用光プ
ローブと受光用光プローブをまとめて符号6で示してい
る。
【0010】そして、各測定チャネルの照射用光プロー
ブの先端と受光用光プローブの先端を、例えば、被検者
の思考に係わる部位(例えば、前頭葉)に近い額や頭部
に直接付着させて測定を行うと、照射用光プローブの先
端から前頭葉等に向けて光が照射され、人体(前頭葉)
内を透過してきた透過光が受光用光プローブを介して受
光部3に入力される。又、図示するように、複数の測定
チャネルの照射用光プローブと受光用光プローブを同時
に適用すると、多次元の測定を行うことができる。
【0011】信号処理部4は、受光部3で測定された光
の3波長成分の各減衰量に基いて人体血液中のヘモグロ
ビンHbO2 とHbの濃度を測定し、夫々の濃度の時間
的変化と、夫々の成分の和[HbO2 +Hb]の時間的
変化とをデジタルデータにA/D変換して、記憶部5に
記憶させる。尚、このヘモグロビンHbO2 とHbの濃
度が体内酸素の濃度に対応しており、光の3波長成分の
各減衰量に基いて血液中のヘモグロビンHbO2 とHb
の濃度を測定する原理は、浜松ホトニクス(株)社製の
製品(型番NIR0−500)と同様の原理が適用され
ている。
【0012】フーリエ変換部7は、記憶部5に一旦記憶
されたヘモグロビンHbO2 のデータ{以下、DA(t)
とする}と、ヘモグロビンHbのデータ{以下、DB
(t) とする}と、これらの成分の和のデータ{以下、D
C(t) とする}の夫々について高速デジタルフーリエ変
換(DFFT)を行い、データDA(t) のフーリエ変換
データFA (f) と、データDB(t) のフーリエ変換デー
タFB (f) と、データDC(t) のフーリエ変換データF
C (f) を記憶部8に記憶させる。
【0013】解析部9は、記憶部8に記憶されたフーリ
エ変換データFA (f) ,FB (f) ,FC (f) の夫々のス
ペクトラム包絡線を求め、この包絡線の山部と谷部の高
さ及びこれらの部分の周波数範囲を特徴データとして抽
出する。更に、解析部9には、図2に示すように、不特
定多数の被検者に対して各種の外部刺激等を与えたとき
の心理状態の統計的データS1〜Snと、該外部刺激等
に対して得られる上記ヘモグロビンHbO2 とHbの濃
度変化についてのスペクトラム包絡線の山部と谷部及び
これらの部分の周波数範囲を統計的に処理して得られる
特徴データX1〜Xnとの相関データをルックアップテ
ーブル等の形態で予め記憶するデータベースが内蔵され
ている。
【0014】そして、解析部9は、実際の検診等で特定
の被検者を測定したときに得られるスペクトラム包絡線
の特徴データを該データベースの相関データと比較照合
することによって、外部刺激等の種類及び被検者の心理
状態を判定してその判定結果を出力する。
【0015】制御部10は、上記データベースに格納さ
れている典型的な相関データだけでなく、他の判定用パ
ラメータを操作者がマニュアル操作で入力することがで
きるようになっている。即ち、解析部9のデータベース
には不特定多数の被検者を対象として得られた相関デー
タが記憶されているが、これらの相関データは統計処理
された典型的なデータであるので、実際の被検者の個人
差等に応じて、判定基準である相関データの各種パラメ
ータを微調整或いは変更する等の処理を行うことができ
るようになっている。又、相関データの各種パラメータ
を微調整或いは変更する等の処理を行うことができるこ
とから、この制御部9を操作することによって、特定の
被検者における相関データを新規に作成したり、別の不
特定多数の被検者における相関データを新規に作成した
り、更に、操作者が個人的に心理学的・医学的実験を行
う等の処理を支援することができるようになっている。
【0016】次に、かかる構成の心理状態測定装置の作
用を説明する。まず、判別部9内にデータベース化され
ている相関データの各種パラメータを説明する。データ
ベースは、各種研究機関等において、不特定多数の被検
者に対して図1に示す本発明の心理状態測定装置を適用
した実験を行い、その統計的処理によって得られる典型
的な相関データが半導体読出し専用メモリ(ROM)
や、磁気記録媒体、磁気ディスク等の各種記録媒体に記
憶され、各ユーザーが所有している夫々の心理状態測定
装置の解析部9にこれらの各種記録媒体を装着すること
によって判定動作が可能となる。又、上述したように、
ユーザーが制御部10を操作することによって個人的に
データベースを作成することにより、判定動作が可能と
なる。尚、いずれのデータベース作成手順も原理は以下
に説明する通りである。
【0017】まず、図1に示すように、相関データを作
成するための不特定多数の個々の被検者に照射用光プロ
ーブと受光用光プローブを装着させ、様々な外部刺激を
与えた状態で測定を行う。例えば、クレペリン検査の計
算を行わせる等の、外部刺激とそれに対する人間の心理
状態との相関関係が心理学的・医学的に実証されている
各種の検査方法が適用される。
【0018】このような外部刺激等を被検者に与えて測
定を行うと、照射用光プローブを介して被検者に光が照
射され、被検者の前頭葉等を透過してきた透過光が受光
用光プローブを介して受光部3に入力され、信号処理部
4がこの透過光からヘモグロビンHbO2 とHbの時間
的濃度変化、及びこれらの和[HbO2 +Hb]のデー
タを記憶部5に格納する。
【0019】図3(a)〜(e)は、ある被検者に対し
て、比較的短時間に5回のクレペリン検査の計算を行わ
せた場合のヘモグロビンHbO2 の時間的濃度変化の一
例を示し、横軸は計測時間(秒)、縦軸は濃度(μmo
l/l)である。そして、測定開始時点t1から夫々の
図(a)〜(e)の時点t2,t3,t4,t5,t6
までの期間に上記クレペリン検査の計算を行わせ、これ
らの時点t2,t3,t4,t5,t6以後は計算を中
止させると、ヘモグロビンHbO2 の濃度は、計算を行
っている間は増加し、計算を行わないと減少するという
結果が得られる。即ち、緊張状態或いはストレスを受け
た心理状態ではヘモグロビンHbO2 の濃度が増加し、
逆にリラックスした状態ではヘモグロビンHbO2 の濃
度が減少するという相関関係がこのような実験結果から
確認され、このような相関関係を示すデータが記憶部5
に格納されることとなる。
【0020】又、他の種類の外部刺激を与えて測定した
場合を図4に示すと、これは、長時間にわたって連続し
て上記計算を行わせた場合の測定例であり、同図(a)
はヘモグロビンHbO2 の濃度変化、同図(b)はヘモ
グロビンHbの濃度変化、同図(c)はこれらの和[H
bO2 +Hb]の変化を示し、時点t1〜t2では緊張
状態でクレペリン検査の計算を行わせ、時点t2〜t3
ではリラックスした状態で計算を行わせ、更に、時点t
3〜t4では再び緊張状態でクレペリン検査の計算を行
わせた場合を示す。尚、図中の「△」印は、40秒毎に
ほぼ同数の計算を行わせたことを示す。この図4から明
らかなことは、所定時間毎の計算量に関係なく、緊張状
態ではヘモグロビンHbO2 の濃度が増加するのに対し
て、ヘモグロビンHbの濃度が暫減し、リラックスした
状態ではヘモグロビンHbO2 の濃度が減少し、更に、
前頭葉内のヘモグロビンの総量[HbO2 +Hb]は、
緊張状態では増加し、リラックスした状態では減少する
という相関関係を確認することができる。
【0021】更に、図5も同様に、長時間にわたって測
定し、同図(a)はヘモグロビンHbO2 の濃度変化、
同図(b)はヘモグロビンHbの濃度変化、同図(c)
はこれらの和[HbO2 +Hb]の変化を示した場合で
あり、期間τaでは緊張状態で40秒毎にほぼ同数のク
レペリン検査の計算を行わせ、期間τbでは計算を中止
させてリラックスさせた場合を示す。この図5から明ら
かなことは、緊張して計算作業を行わせるとヘモグロビ
ンHbO2 とHbの濃度の振幅変化が小さくなり、逆に
何もしないリラックスした状態では振幅変化が大きくな
る。
【0022】更に、図6は他の思考作業として、英文和
訳を行わせたときの測定結果を示し、同図(a)はヘモ
グロビンHbO2 の濃度変化、同図(b)はヘモグロビ
ンHbの濃度変化、同図(c)はこれらの和[HbO2
+Hb]の変化を示し、期間τaでは約2分間の短時間
の計算作業をさせ、期間τbでは約1分30秒の休息を
とらせ、期間τcでは約9分間の長時間の計算作業を行
わせた場合を示す。この図6から明らかなことは、期間
τaの比較的短期間の作業ではヘモグロビンの濃度の振
幅変化が小さく、休息の期間τbではこの振幅変化が小
さくなり、期間τc中の前半では期間τaの場合と同様
に濃度の振幅変化が小さいが、後半では振幅変化が大き
くなり、作業量の変化に応じて心理状態も変化すること
が確認できる。
【0023】このように、各種の外部刺激を与えて、夫
々の条件下で図1の多次元酸素濃度計測装置1による測
定を行うことによって、例えば、図7(a)の期間τa
に示すような緊張状態でのヘモグロビンHbO2 のデー
タDA(t) と、図7(c)の期間τcに示すような精神
的疲労を感じた状態でのヘモグロビンHbO2 のデータ
DA(t) と、図7(e)の期間τeに示すようなリラッ
クスした状態でのヘモグロビンHbO2 のデータDA
(t) と、上記の他のデータDB(t) ,DC(t) が記憶部
5に蓄えられることとなる。
【0024】フーリエ変換部7は、記憶部5に蓄えられ
た各種条件に対応するヘモグロビンHbO2 のデータD
A(t) と、ヘモグロビンHbのデータDB(t) と、和の
データDC(t) の夫々について高速デジタルフーリエ変
換を行い、データDA(t) のフーリエ変換データF
A (f) と、データDB(t) のフーリエ変換データF
B (f)と、データDC(t) のフーリエ変換データFC (f)
を発生し、記憶部8に格納させる。即ち、図7(a)
のデータDA(t) がフーリエ変換されると、図7(b)
に示すように低周波数でスペクトラムの山部(ピーク)
が発生し、図7(c)のデータDA(t) がフーリエ変換
されると、図7(d)に示すように低周波数と高周波数
でスペクトラムの山部が2個発生し、図7(e)のデー
タDA(t) がフーリエ変換されると、図7(f)に示す
ように何個かのスペクトラムの山部が発生するようにな
る。
【0025】解析部9は、図7(b)(d)(f)に示
すようなスペクトラム分布の包絡線を求め、山部の高さ
1 〜H6 と周波数範囲W1 〜W6 等を夫々の外部刺激
毎の特徴データとして抽出する。そして、不特定多数の
被検者における多数の解析結果を統計的に処理すること
により、外部刺激及び被検者の心理状態に対する典型的
な特徴データを作成し、これらを相関データとするデー
タベースを作成する。そして、このように作成された相
関データのデータベースが各ユーザーが所有する心理状
態測定装置の解析部9に装着される。
【0026】次に、各ユーザーが所有する心理状態測定
装置によって特定の被検者を検診等する場合の動作を説
明する。尚、この場合は被検者に外部刺激等を与えるこ
となく測定を行うことによって現在の心理状態を判定す
る。
【0027】測定を開始すると、上記同様に、照謝用光
プローブを介して被検者に光が照謝され、その透過光が
受光用光プローブを介して測定され、信号処理部4がヘ
モグロビンHbO2 とHbの時間的濃度変化、及び総量
[HbO2 +Hb]の時間的変化のデータが記憶部5に
保持される。そして、フーリエ変換部7がこれらのデー
タについてフーリエ変換して記憶部8に格納する。更
に、解析部9が記憶部8のフーリエ変換データのスペク
トラム包絡線を求めて山部と周波数範囲の特徴データを
抽出し、この特徴データをデータベースの相関データと
比較照合し、最も近似した相関データから被検者の心理
状態を判定し、その判定結果を出力する。
【0028】又、被検者の個人差等によって確定的な判
定結果が得られないような場合に、操作者が、制御部1
0からデータベースの相関データとは異なる各種の特徴
パラメータのデータを入力すると、最も近似した特徴パ
ラメータに対応した判定結果を出力する。
【0029】このように、この実施例によれば、被検者
のヘモグロビン濃度(即ち、体内酸素濃度)の時間的変
化を計測し、その濃度変化を周波数軸上におけるスペク
トラム分布に変換し、そのスペクトラム分布から特徴抽
出を行って、予め実験的に求められた各種の外部刺激等
に対する各スペクトラム分布の相関データとを比較参照
することによって心理状態を判定するようにしたので、
人間の心理状態を容易に解析することが可能となる。こ
の結果、工場などで作業している作業員の心理状態を適
宜計測して作業状況を把握し、精神的な疲労度に応じて
休息を取らせたり、作業内容の改善を行う等の安全性確
保を目的に使用したり、医療診断に適用する等、広範囲
の分野での適用が可能となる。
【0030】尚、この実施例では、被検者の測定部位を
頭部とした場合を述べたが、これに限定されるものでは
なく、他の部位に適用してもよい。
【0031】又、この実施例で示した被検者に対する外
部刺激の種類は一例であって、これらに限定されるもの
ではなく、心理学的・医学的に実証されているものを適
用することが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
検者の体内酸素濃度の時間的変化を計測し、その濃度変
化を周波数軸上におけるスペクトラム分布に変換し、更
に、予め実験的に求められた各種の外部刺激等に対する
被検者の心理状態における体内酸素濃度の変化のスペク
トラム分布の包絡線に基いて求められた相関データと特
定の被検者を診断等した際に求まる上記特徴抽出データ
とを比較することによって、特定の被検者の心理状態を
判定するようにしたので、簡易に人間の心理状態を測定
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による心理状態測定装置の概
略構成を示す構成図である。
【図2】解析部に予め備えられる相関データのデータ形
式を示す説明図である。
【図3】人間の心理状態と体内酸素濃度との間に相関関
係があることを示す実験データ例を示す図である。
【図4】人間の心理状態と体内酸素濃度との間に相関関
係があることを示す他の実験データ例を示す図である。
【図5】人間の心理状態と体内酸素濃度との間に相関関
係があることを示す更に他の実験データ例を示す図であ
る。
【図6】人間の心理状態と体内酸素濃度との間に相関関
係があることを示す更に他の実験データ例を示す図であ
る。
【図7】実施例の心理状態測定装置における特徴抽出原
理及び心理状態判定の原理を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
1…多次元酸素濃度計測部、2…発光部、3…受光部、
4…信号処理部、5…記憶部、6…照謝用光プローブと
受光用光プローブ、7…フーリエ変換部、8…記憶部、
9…解析部、10…制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/16 A61B 5/145 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者の体内に向けて光を照射し、その
    透過光の時間的変化に基いて体内の酸素濃度の時間的変
    化を計測する計測手段と、 該酸素濃度の時間的変化をフーリエ変換処理することに
    より周波数に対するスペクトラム分布を求める変換手段
    と、 該スペクトラム分布の包絡線に基いて特徴を抽出すると
    共に、該特徴抽出されたデータを、予め設定された心理
    状態に対する酸素濃度変化のスペクトラム分布の包絡線
    に基いて求められた相関データと比較することによって
    心理状態を判定する解析手段と、を備えたことを特徴と
    する心理状態測定装置。
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WO2011129861A1 (en) * 2010-04-12 2011-10-20 Anatoliy Omelchenko Edible spoon for dissociating into consumable predetermined clumps in order to prevent dissociating into random granules that would make consumption more difficult

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