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JP3011139B2 - 系切替方式 - Google Patents

系切替方式

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JP3011139B2
JP3011139B2 JP9181523A JP18152397A JP3011139B2 JP 3011139 B2 JP3011139 B2 JP 3011139B2 JP 9181523 A JP9181523 A JP 9181523A JP 18152397 A JP18152397 A JP 18152397A JP 3011139 B2 JP3011139 B2 JP 3011139B2
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switching
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phase
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浩 苅谷
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NEC Corp
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパルス通信
システムに用いられ、現用系と予備系の2系統を備え、
これら系の切替を行う系切替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の系切替方式として、例えば特開
平4-316234号公報に開示されるような2系統の出力クロ
ックを選択的に切替えるクロック切替方式がある。その
クロック切替方式の構成を図3に示す。
【0003】このクロック切替方式は、発振周波数が同
一のクロック発生回路101,102と、これらクロッ
ク発生回路101,102からの各クロックの位相差を
検出する位相差検出回路106と、この位相差検出回路
106からの位相差電圧に応じてクロック発生回路1の
出力を0〜2πラジアンの範囲で遅延させる遅延回路1
07と、この遅延回路107からのクロックとクロック
発生回路2からのクロックを切替選択して出力するクロ
ック切替回路103と、このクロック切替回路103で
切替選択したクロックを1/N分周する分周器104と
からなる。
【0004】クロック発生回路101,102は冗長系
を構成するもので、一方が現用系で、他方が予備系であ
る。これら回路からは図4(a),(b)に示すような
クロックが出力される。クロック発生回路101,10
2から出力されたクロックは位相差検出回路106にて
その位相差が検出され、クロック発生回路101から出
力されたクロックに対して、その位相差の電圧に基づい
て遅延回路107により0〜2πラジアンの範囲で遅延
が施され、図4(c)に示すようなクロックが出力され
る。この遅延回路107による遅延により、各クロック
発生回路101から出力されたクロック間の位相差を最
小に抑えるようになっている。
【0005】上記のようにして位相差が縮まった各クロ
ックは、クロック切替回路103にて選択的に切替出力
され(現用系および予備系のクロック切替が行われ)、
図4(d)に示すようなクロックが出力される。そし
て、この切替出力されたクロックは、さらに1/N分周
器104により1/N分周され、図4(e)に示すよう
なクロックになる。このように1/N分周されることに
より、切替前後のクロックの位相差がさらに1/Nに縮
まることになる。
【0006】上記のように構成されるクロック切替方式
によれば、クロック発生回路の切替えに伴う位相変動を
最小限に抑え、クロックを基準にディジタル信号を処理
する場合のデータの欠落や重複が発生するのを低減する
ことができる。
【0007】上述のクロック切替方式の他、特開平5-13
6768号公報には、現用クロックと予備系クロックとの位
相の同期がとれているかを監視する回路を備える方式が
開示されている。このクロック切替方式では、2系統
(ACT系、SBY系)のクロックの出力を一定時間遅
らせる2系統の遅延回路を備え、さらに、2系統のクロ
ックの立上り位置を検出する立上り位置検出回路とこれ
ら検出回路にて検出された立上り位置が一致したときの
みパルスを出力する比較回路とこの比較回路の出力パル
スを検出する出力パルス検出回路とから構成される位相
同期監視部を備えた構成となっている。このクロック切
替方式では、位相同期回路の不備により同期がとれてい
ない場合には、クロック切替えをしないように位相同期
監視部によって制御される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のクロック切替方式には、それぞれ以下のような
問題がある。
【0009】特開平4-316234号公報および特開平5-1367
68号公報に記載の切替方式では、現用系と予備系間のク
ロックおよびフレームパルスの位相合わせは遅延回路を
用いて行われる。このような遅延回路を用いた系切替方
式では、位相ずれのMAX値は遅延回路の最大遅延量に
よって制限されるため、遅延回路に設定された最大遅延
量を超える位相ずれについては対応することができず、
拡張性に欠けるものとなっていた。
【0010】また、遅延回路を用いて位相合わせを行う
場合、完全に位相ずれをなくすことはできないため、例
えば特開平5-136768号公報に記載の方式において現用系
から予備系への切替えがいずれか一方のクロックを基準
に交互に切替が行われるよな場合には、系を切替える度
にその位相ずれの分だけ遅延回路による位相調整が片側
方向(位相を進める方向または遅らせる方向)にどんど
んずれ込むことになり、その結果、遅延回路による調整
の範囲を超えてしまって、機能が正常に動作しなくなる
ことも考えられる。
【0011】本発明の目的は、遅延回路を用いず、現用
系と予備系を切替る際にクロックに位相ずれが生じて
も、その位相ずれの影響のないクロックおよびフレーム
パルスを生成することができる、信頼性の高い系切替方
式を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の系切替方式は、現用クロック供給系と予備
クロック供給系の2系統を入力とし、これら系からのク
ロック供給を選択的に切替えるクロック切替手段を有す
る系切替方式において、前記クロック切替手段は、前記
現用クロック供給系から供給されるクロックおよびフレ
ームパルスと前記予備クロック供給系から供給されるク
ロックおよびフレームパルスとを選択出力する選択手段
と、入力制御電圧に応じて出力クロックの周波数を制御
する電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力を分
周して高周波数のクロックを出力する第1の分周器と、
前記第1の分周器の出力クロックを分周して低周波数の
クロックを出力する第2の分周器と、前記第2の分周器
の出力クロックと前記選択手段にて選択されたクロック
との位相を比較し、該比較結果から前記電圧制御発振器
を制御する制御電圧を得る位相比較手段と、前記第2の
分周器から出力された低周波数のクロックを用いて、前
記選択手段にて選択されたフレームパルスに同期した第
2のフレームパルスを生成する第1のフレームパルス生
成手段と、前記第1の分周器から出力された高周波数の
クロックを用いて、前記第2のフレームパルスと同期し
た第3のフレームパルスを生成する第2のフレームパル
ス生成手段と、を有し、前記第1の分周器から出力され
たクロックおよび前記第2のフレームパルス生成手段に
て生成されたフレームパルスを出力とすることを特徴と
する。
【0013】上記の系切替方式において、前記クロック
切替手段は、前記位相比較手段における位相比較結果を
監視し、前記選択手段にて選択されたクロックと前記第
2の分周器の出力クロックとが完全に同期するまで、下
位装置に対し、当該クロック切替手段から出力されるク
ロックおよびフレームパルスに基づくデータの読み込み
を禁止する位相監視手段をさらに有するものであっても
よい。
【0014】また、前記クロック切替手段を現用系と予
備系からなる冗長構成としてもよい。
【0015】さらに、前記クロック切替手段お現用系と
予備系からなる冗長構成とし、これら現用系および予備
系の各クロック切替手段の位相監視手段は、互いにリン
クし、それぞれの選択手段にて選択されたクロックと第
2の分周器の出力クロックとが完全に同期するまで、下
位装置に対して現用系のクロック切替手段からの入力と
予備系のクロック切替手段からの入力の切替えを禁止す
るように構成してもよい。
【0016】さらに、前記位相比較手段を、前記第2の
分周器の出力クロックと前記選択手段にて選択されたク
ロックとの位相差が180度となるような制御電圧を得
るような構成としてもよい。
【0017】(作用)上記のとおりの本発明において
は、選択手段にて選択された基準となるクロック(現用
クロック供給系または予備クロック供給系から供給され
るクロック)と第1の分周器の出力クロック(クロック
切替手段の出力クロック)との同期は、第1の分周器の
出力クロックを分周した低周波数のクロック(第2の分
周器の出力クロック)と基準クロックとの同期をとるこ
とにより行われる。このように低周波数のクロックを用
いてその周波数を一時的に変動させることで、基準クロ
ックとの位相の同期をとるようになっているので、基準
クロックの切替えの際に位相飛びが発生しても、第1の
分周器の出力クロックの山の数が変動することなく位相
合わせを行うことができる。
【0018】また、選択手段にて選択された基準となる
フレームパルス(現用クロック供給系または予備クロッ
ク供給系から供給されるフレームパルス)に同期したフ
レームパルスの生成は、まず第1の分周器の出力クロッ
クをさらに分周した低周波数のクロック(第2の分周器
の出力クロック)を用いて位相を合わせた後、第1の分
周器の高周波数の出力クロックを用いてフレームパルス
を生成することにより行われるので、第1の分周器の高
周波数の出力クロックに数クロックの位相ずれが発生し
ても、その位相ずれは第2の分周器によって分周された
際に圧縮されることとなり、フレームパルスにその位相
ずれの影響は生じない。
【0019】クロック切替手段を現用系と予備系からな
る冗長構成としたものにおいては、一方のクロック切替
手段が何等かの理由で使用不能になっても予備系のクロ
ック切替手段を使用できるので、より信頼性の高いもの
となる。さらに、各位相監視手段が互いにリンクしたも
のにおいては、現用系および予備系の各クロック切替手
段における基準クロックとの同期が完全にとれるまで、
下位装置に対して現用系のクロック切替手段からの入力
と予備系のクロック切替手段からの入力の切替えが禁止
されるので、下位装置が同期がとれていないクロックお
よびフレームパルスを基にデータの読み込みを行うこと
はない。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の系切替方式の一実施形態
を示すブロック図である。本形態の系切替方式は、例え
ばActive系、Stanby系(以下、それぞれACT系、SB
Y系と記す。)の2系統の入力を備え、ACT系(現用
系)とSBY系(予備系)の間で系の切替を行うための
クロック切替回路2,2’を備えている。クロック切替
回路2,2’は冗長構成で、本形態では、クロック切替
回路2が現用系、クロック切替回路2’が予備系として
用いられる。
【0022】クロック切替回路2は、ACT系であるク
ロック供給系1から出力されたクロックCLK1および
フレームパルスFP1とSBY系であるクロック供給系
1’から出力されたクロックCLK1’およびフレーム
パルスFP1’とを選択的に出力するセレクタ20と、
このセレクタ20にて選択されたクロックを入力とし、
該入力信号に同期して発振するPLO(Phase Locked O
scillator)部30と、セレクタ20にて選択されたフ
レームパルスFPをPLO部30にて発振されたクロッ
クに同期させるとともに頭合わせ(情報系列の前に付加
されている同期のための特殊符号(同期パターン)を入
力FPと出力FPとの間で合わせること)を行うための
FP位相合わせ部40およびFP発生器50と、PLO
部30における引き込みが完了するまで下位装置3,
3’における現用系と予備系の切替えを禁止する位相監
視部60とを備える。予備系のクロック切替回路2’も
このクロック切替回路2と同様の構成になっているた
め、ここではクロック切替回路2の構成について具体的
に説明する。
【0023】セレクタ20は、クロック供給系1,1’
から出力されるACT信号,ACT’信号に基づいてク
ロックを選択するようになっており、ACT信号が入力
された場合にはクロックCLK1およびフレームパルス
FP1を選択し、ACT’信号が入力された場合にはク
ロックCLK1’およびフレームパルスFP1’を選択
する。
【0024】PLO部30は電圧制御発振器(VCO)
31と、該電圧制御発振器(VCO)31の出力を1/
N分周してクロックCLK2を出力する分周器32と、
該分周器32の出力クロックCLK2を1/N分周して
クロックCLK3を出力する分周器33と、該分周器3
3の出力クロックCLK3とセレクタ20にて選択され
たクロックとの位相を比較する位相比較部34と、該位
相比較部34の出力(位相情報)を入力とし、該入力位
相情報に基づく制御電圧を電圧制御発振器31に出力す
るローパスフィルタ(LPF)35とから構成されてい
る。このPLO部30では、クロックCLK1とクロッ
クCLK3の位相差が180度となるように電圧制御発
振器31が制御される。
【0025】FP位相合わせ部40は、分周器33の出
力クロックCLK3およびセレクタ20にて選択された
フレームパルスFPを入力とし、クロックCLK3を用
いてフレームパルスFPに同期したフレームパルスFP
3を生成する。FP発生部50は、FP位相合わせ部4
0にて生成されたフレームパルスFP3および分周器3
2の出力クロックCLK2を入力とし、クロックCLK
2を用いてフレームパルスFP3に同期したフレームパ
ルスFP2を生成する。
【0026】位相監視部60は、位相比較部34におけ
るクロックCLK3とセレクタ20にて選択されたクロ
ックとの位相比較結果を基にPLO部30の引き込み完
了を監視するもので、引き込みが完了するまで下位装置
3,3’に対し、当該クロック切替回路2から出力され
るクロックおよびフレームパルスに基づくデータの読み
込みを禁止する。
【0027】上述のクロック切替回路2では、PLO部
30の分周器32の出力クロックCLK2とFP発生部
50にて生成されたフレームパルスFP2が出力され
る。同様に、クロック切替回路2’では、PLO部3
0’の分周器32’の出力クロックCLK2’とFP発
生部50’にて生成されたフレームパルスFP2’が出
力される。これらクロック切替回路2,2’の出力(ク
ロック,フレームパルス)は、下位装置3,3’にそれ
ぞれ入力されており、各下位装置3,3’は位相監視部
60,60’からの制御に基づいて、各クロック切替回
路2,2’からの入力の切替が制御されるようになって
いる。本形態では、位相監視部60,60’はリンクし
ており、PLO部30,30’の引き込みが完全に終了
するまで下位装置3,3’が入力切替を行わないように
制御される。
【0028】次に、この系切替方式の具体的な動作につ
いて図2を参照して説明する。図2は、図1に示した系
切替方式の動作タイムチャートで、クロックCLK1お
よびフレームパルスFP1に対してクロックCLK1’
およびフレームパルスFP1’がクロックCLK2の約
2クロック分遅れている場合の系切替えの際の同期の様
子が示されている。
【0029】現用系が用いられている状態(クロック供
給系1から各クロック切替回路2,2’にACT信号が
出力されている状態)で、クロック供給系1’から各ク
ロック切替回路2,2’に対してACT’信号が出力さ
れると、各クロック切替回路2,2’のセレクタ20,
20’はクロックCLK1’、フレームパルスFP1’
を選択出力する。このとき、クロックCLK1’、フレ
ームパルスFP1’は、図2に示すようにクロックCL
K1、フレームパルスFP1に対してクロックCLK2
の約2クロック分遅れており、位相飛びが発生する。
【0030】各クロック切替回路2,2’では、セレク
タ20,20’にてクロックCLK1’、フレームパル
スFP1’が選択出力されると、各PLO部30,3
0’にてクロックCLK1’を基準にクロックCLK
3,CLK3’との位相同期がとられると同時に、FP
位相合わせ部40,40’にてそのクロックCLK3,
CLK3’を用いてフレームパルスFP3,FP3’が
生成される。例えば、PLO部30にてクロックCLK
1’とクロックCLK3との位相を同期させる場合に
は、図2に示すようにクロックCLK3の位相が除々に
ずれてクロックCLK1’の位相に同期し、フレームパ
ルスFP3の位相も除々にずれてこのクロックCLK3
の位相に同期する(クロックCLK3’およびフレーム
パルスFP3’も同様)。このクロックCLK3,CL
K3’を用いて生成されるフレームパルスFP3,FP
3’は、位相飛びに関係なく生成される。フレームパル
スFP3,FP3’の位相が除々にずれると、この位相
ずれに応じてフレームパルスFP2,FP2’の位相も
除々にずれて、それぞれクロックCLK3,CLK3’
の位相に同期する。
【0031】上述のように各クロック切替回路2,2’
においては、クロックの切替えを行う場合には、電圧制
御発振器31,31’の出力を分周したクロックCLK
2,CLK2’をさらに分周した低周波数のクロックC
LK3,CLK3’とクロックCLK1’との位相合わ
せが行われる。この場合、クロックCLK1とクロック
CLK1’との間に位相ずれがあっても、低周波数のク
ロックCLK3,CLK3’ではその位相ずれが圧縮さ
れるので、高周波数のクロックCLK2,CLK2’で
はクロックの山の数が変動することはない。よって、本
形態では、クロック切替えによって位相飛びが発生して
もその影響を受けないクロックCLKの発生が可能であ
る。
【0032】また、本形態では、まず低周波数のクロッ
クCLK3,CLK3’を用いてフレームパルスFP
1’と同期したフレームパルスFP3,FP3’を生成
した後、高周波数のクロックCLK2,CLK2’を用
いてそのフレームパルスFP3,FP3’と同期したフ
レームパルスFP2,FP2’が生成されるので、クロ
ック切替え時の位相ずれが、この生成されたフレームパ
ルスFP2,FP2’に影響することはない。したがっ
て、クロック切替の際に位相変動が起きても、フレーム
パルスFP2,FP2’の1周期内におけるクロックC
LK2,2’のパルス数に変化は生じない。
【0033】また、本形態では、クロック切替回路2,
2’は冗長構成となっており、例えばクロック切替回路
2が何等かの理由で使用できなくなった場合には、クロ
ック切替回路2’を使用して系切替えを行うことができ
る。この場合、位相監視部60,60’にてPLO部3
0,30’の引き込みが完全に終了するまで下位装置
3,3’が予備系のクロック切替回路2’への切替動作
を行わないように制御されるているので、PLO部3
0,30’の引き込みが完全にないうちに下位装置3,
3’が入力の切替え(クロック切替回路2からクロック
切替回路2’への入力切替)を行うことはない。
【0034】(他の実施形態)上述した実施形態では、
クロック切替回路は冗長構成になっているが、クロック
切替回路は1つであってもよい。例えば、図1に示した
構成においてクロック切替回路1のみで構成されている
ものとしてもよい。この場合、位相監視部60の動作と
しては、PLO部30における引き込みが完了するまで
下位装置3,3’に対し、当該クロック切替回路2から
出力されるクロックおよびフレームパルスに基づくデー
タの読み込みを禁止するだけとなる。
【0035】本実施形態においても、クロック切替えに
よって位相飛びが発生してもその影響を受けないクロッ
クCLKの発生が可能である。また、クロック切替の際
に位相変動が起きても、フレームパルスFP2の1周期
内におけるクロックCLK2のパルス数に変化は生じな
い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように構成されている本発
明によれば、現用クロック供給系から予備クロック供給
系へ切替えた際に位相ずれが生じても、その位相ずれの
影響のないクロックおよびフレームパルスを生成するこ
とができるので、信頼性の高い系切替方式を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の系切替方式の一実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1に示した系切替方式の動作タイムチャート
である。
【図3】特開平4-316234号公報に開示された従来の系切
替方式の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示した系切替方式における動作タイムチ
ャートである。
【符号の説明】
1,1’ クロック供給系 2,2’ クロック切替回路 3,3’ 下位装置 20,20’ セレクタ 30,30’ PLO部 31,31’ 電圧制御発振器 32,32’,33,33’ 分周器 34,34’ 位相比較部 35,35’ ローパスフィルタ(LFP) 40,40’ FP位相合わせ部 50,50’ FP発生器 60,60’ 位相監視部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/00 G06F 1/04 303 H04L 1/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用クロック供給系と予備クロック供給
    系の2系統を入力とし、これら系からのクロック供給を
    選択的に切替えるクロック切替手段を有する系切替方式
    において、 前記クロック切替手段は、 前記現用クロック供給系から供給されるクロックおよび
    フレームパルスと前記予備クロック供給系から供給され
    るクロックおよびフレームパルスとを選択出力する選択
    手段と、 入力制御電圧に応じて出力クロックの周波数を制御する
    電圧制御発振器と、 前記電圧制御発振器の出力を分周して高周波数のクロッ
    クを出力する第1の分周器と、 前記第1の分周器の出力クロックを分周して低周波数の
    クロックを出力する第2の分周器と、 前記第2の分周器の出力クロックと前記選択手段にて選
    択されたクロックとの位相を比較し、該比較結果から前
    記電圧制御発振器を制御する制御電圧を得る位相比較手
    段と、 前記第2の分周器から出力された低周波数のクロックを
    用いて、前記選択手段にて選択されたフレームパルスに
    同期した第2のフレームパルスを生成する第1のフレー
    ムパルス生成手段と、 前記第1の分周器から出力された高周波数のクロックを
    用いて、前記第2のフレームパルスと同期した第3のフ
    レームパルスを生成する第2のフレームパルス生成手段
    と、を有し、 前記第1の分周器から出力されたクロックおよび前記第
    2のフレームパルス生成手段にて生成されたフレームパ
    ルスを出力とすることを特徴とする系切替方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の系切替方式において、 前記クロック切替手段は、 前記位相比較手段における位相比較結果を監視し、前記
    選択手段にて選択されたクロックと前記第2の分周器の
    出力クロックとが完全に同期するまで、下位装置に対
    し、当該クロック切替手段から出力されるクロックおよ
    びフレームパルスに基づくデータの読み込みを禁止する
    位相監視手段をさらに有することを特徴とする系切替方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の系切替
    方式において、 前記クロック切替手段を現用系と予備系からなる冗長構
    成としたことを特徴とする系切替方式。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の系切替方式において、 前記クロック切替手段を現用系と予備系からなる冗長構
    成とし、これら現用系および予備系の各クロック切替手
    段の位相監視手段は、互いにリンクし、それぞれの選択
    手段にて選択されたクロックと第2の分周器の出力クロ
    ックとが完全に同期するまで、下位装置に対して現用系
    のクロック切替手段からの入力と予備系のクロック切替
    手段からの入力の切替えを禁止することを特徴とする系
    切替方式。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の系切替方式において、 前記位相比較手段を、前記第2の分周器の出力クロック
    と前記選択手段にて選択されたクロックとの位相差が1
    80度となるような制御電圧を得るよう構成したことを
    特徴とする系切替方式。
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