JP3003679B1 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JP3003679B1 JP3003679B1 JP10224780A JP22478098A JP3003679B1 JP 3003679 B1 JP3003679 B1 JP 3003679B1 JP 10224780 A JP10224780 A JP 10224780A JP 22478098 A JP22478098 A JP 22478098A JP 3003679 B1 JP3003679 B1 JP 3003679B1
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- Japan
- Prior art keywords
- lance
- retainer
- terminal fitting
- bending
- cavities
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4364—Insertion of locking piece from the front
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
過度に撓み変形することを防止する。 【解決手段】 キャビティ3は上下2段に設けられ、各
キャビティ3のランス11が背中合わせに配されて、撓
み空間16を共有している。上下のランス11は軸線が
左右にずれて配されている。リテーナ20には撓み空間
16に差し込まれる検知片23が突設されている。検知
片23の差込端面24の左右両端には、上段と下段のラ
ンス11の先端部12を個別に受けるように当接可能な
過度撓み防止部25が上下対称位置に形成されている。
上段のように、雌側端子金具8が半挿入状態にあると、
リテーナ20が差し込まれた場合に、ランス11に突き
当たったのちさらに撓ませるおそれがあるが、先端部1
3が下側の過度撓み防止部25に当接することで、ラン
ス11が過度に撓み変形することが規制される。
Description
コネクタに関する。
たコネクタとして、実開昭63−37085号公報に記
載されたものが知られている。このものは図10に示す
ように、ハウジングa内にキャビティbが上下2段に設
けられて、それぞれのキャビティbにランスcが背中合
わせで形成されている。端子金具dはキャビティb内に
後方から挿入され、上段に示すように、ランスcを上下
共通の撓み空間eに向けて撓み変形させつつ押し込ま
れ、正規位置まで挿入されると、下段に示すように、ラ
ンスcが元姿勢に復元しつつランス孔fに嵌まること
で、端子金具dが抜け止め状態に係止されるようになっ
ている。
し込まれるリテーナgが備えられ、端子金具dが正規に
挿入されている場合には、リテーナgが撓み空間eに差
し込まれてランスcの撓み変形を規制することで端子金
具dが二重係止され、一方、上段に示すように、端子金
具dが半挿入状態に止め置かれた場合には、撓み空間e
内に突出したランスcに突き当たることでリテーナgの
差し込みが規制され、これをもって端子金具dの半挿入
が検知されるようになっている。
のでは、半挿入に止め置かれた端子金具dがあって対応
するランスcが撓み空間eに突出していた場合に、リテ
ーナgがゆっくりと差し込まれればさほど問題はない
が、リテーナgが勢い良く差し込まれると、ランスcの
先端に突き当たったのちさらにランスcを大きく撓ませ
つつリテーナgが差し込まれてしまう場合があった。そ
うすると、ランスcの付け根部分等で破損するおそれが
あり、またリテーナgが差し込まれてしまうことで端子
金具dの半挿入が検知できないこともあった。本発明は
上記のような事情に基づいて完成されたものであって、
その目的は、端子金具の半挿入検知をした場合にランス
が過度に撓み変形することを防止するところにある。
めの手段として、請求項1の発明は、ハウジング内に
は、端子金具が挿入される複数のキャビティが、二列に
わたりかつ各列間で対応するキャビティ同士がキャビテ
ィ列と直交する方向に整合した状態で配設されるととも
に、各キャビティには、前記両キャビティ列の間に設け
られた共有の撓み空間に向けて撓み変形可能なランスが
設けられ、このランスは前記撓み空間内に撓み変形しつ
つ前記端子金具の挿入を許容し、端子金具が正規位置ま
で挿入されたところで元姿勢に復動して端子金具に係止
可能となっており、また前記撓み空間内に差し込み可能
なリテーナが備えられ、前記端子金具が半挿入状態に留
められて前記ランスが前記撓み空間内に撓み変形してい
る場合にこれに突き当たることで、端子金具の半挿入検
知が可能とされたコネクタにおいて、前記各キャビティ
列間で対応する一対のキャビティでは、両ランスがその
撓み方向と直交する方向でかつキャビティの列方向にず
れた位置に配されるとともに、前記リテーナには、撓み
変形した前記ランスに突き当たった場合にこのランスの
変形端側に当接してランスが過度に撓み変形することを
規制する過度撓み防止部が、前記各ランスと対応した位
置ごとに設けられている構成としたところに特徴を有す
る。
して撓み空間を共有している。このようなタイプのもの
でも、 ランスが撓み空間内に撓み変形していると、リテ
ーナが撓み空間に差し込まれた場合にランスに突き当た
り、特に強く差し込まれると、ランスをさらに撓み変形
させるおそれがあるが、ランスの変形端側がリテーナに
対応して設けられた過度撓み防止部に当接することで、
ランスが過度に撓み変形することが防止される。これに
よりランスの破損等が未然に防止でき、また端子金具の
半挿入検知を正確に行うことができる。
ないし図9に基づいて説明する。この実施形態では、バ
ネを用いた嵌合検知タイプの雌コネクタに本発明を適用
した例を示している。図1ないし図3において、符号1
は雌側のコネクタハウジング(以下、雌ハウジングとい
う)であって、合成樹脂材により形成されている。
この本体部2には、上段に4個、下段に4個の計8個の
キャビティ3が整列して形成されている。本体部2にお
ける前半部分の回りには、前面に開口する外筒部4が形
成され、この中に、図示しない相手の雄側のコネクタハ
ウジングが嵌合されるようになっている。なお、本体部
2の上面には、雌雄のハウジングを嵌合状態に保持する
ためのロックアーム5と、これらの嵌合状態を検知する
ためのコイルバネを組み付けたスプリングホルダ6等が
設けられているが、これらについての詳しい説明は省略
する。
ずつ並んで形成されており、それぞれに雌側端子金具8
が後方から挿入可能とされている。各キャビティ3の前
面には、相手の雄ハウジングに装着された雄側端子金具
のタブが挿入可能な端子挿入口10が開口されている。
上段のキャビティ3の底面と、下段のキャビティ3の天
井面には、それぞれランス11が設けられている。これ
らのランス11は、前方側に向けて片持ち状に延出して
形成され、雌側端子金具8のランス孔9に嵌合する係止
突部12を備えた公知構造である。
姿勢で設けられているが、図3に示すように、上段側の
ランス11は、キャビティ3の底面のうちの正面から見
た右端寄りの位置に、一方、下段側のランス11は、キ
ャビティ3の天井面のうちの正面から見た左端寄りの位
置にそれぞれ形成されている。すなわち上下で対応する
ランス11は、軸線が互いに左右にずれて設けられてい
る。
3の列の間には、挿入空間14がほぼ全幅にわたって形
成され、その奥側が仕切板15で仕切られて、上下で対
をなすランス11の間ごとに4個の撓み空間16が形成
されている。上下のランス11は、先端側がそれぞれ対
応する撓み空間16内に向けて撓み変形可能であって、
言い換えると、上下のランス11は各撓み空間16を共
有している。
重係止と、雌側端子金具8の半挿入状態の検知とを行う
ように機能するリテーナ20が装着可能とされている。
このリテーナ20は、いわゆるフロントタイプのリテー
ナと称されるものであって、図4ないし図6に示すよう
に、本体部2の前端側の外側に被せられるキャップ形に
形成されている。
側の面)には、各キャビティ3に対応するようにして、
合計8個の窓孔21が格子状に形成されている。リテー
ナ20内の中央高さ位置には、上記した挿入空間14に
挿入される基板22が形成され、この基板22の先端縁
には、各撓み空間16にほぼ緊密に差し込み可能な計4
本の検知片23が突設されている。
の中央が両端よりも引っ込んだ逆三角形断面に形成され
ている。そして各検知片23の差込端面24における左
右両端部には、ランス11の先端部13に受けるように
当接してその撓み変形を規制する過度撓み防止部25が
上下の対称位置に形成されている。詳細には、検知片2
3の差込端面24における正面(図6の手前側)から見
た左側の端部では、下側の傾斜面において過度撓み防止
部25が形成されて、上段のランス11の先端部13に
当接可能となっており、一方、検知片23の差込端面2
4における正面から見た右側の端部では、上側の傾斜面
において過度撓み防止部25が形成されて、下段のラン
ス11の先端部13に当接可能となっている。
には、このリテーナ20が正規位置まで差し込まれた場
合に、各ランス11の前方において底壁または天井壁を
構成する壁構成部27が形成されている。また、リテー
ナ20の左右の側壁には上下一対ずつの弾性係止片28
が形成されているとともに、雌ハウジング1の本体部2
の左右の側壁には、図2に示すように、リテーナ20が
正規位置まで差し込まれた場合に、各弾性係止片28が
弾性的に嵌合可能な係止孔29が開口されている。
続いてその作用を説明する。雌側端子金具8がキャビテ
ィ3内に後方から挿入されると、まず図7の上段に示す
ように、ランス11を上下共通の撓み空間16に向けて
撓み変形させつつ押し込まれ、正規位置まで挿入される
と、同図の下段に示すように、ランス11が元姿勢に復
元しつつランス孔9に嵌まることで、雌側端子金具8が
後方への抜け止め状態に係止される。
ら、リテーナ20を雌ハウジング1の本体部2の前面側
に被せるように差し込む。リテーナ20が所定位置まで
差し込まれると、弾性係止片28が本体部2の係止孔2
9に嵌まることでリテーナ20が外れ止め状態で装着さ
れ、このとき図8に示すように、各検知片23が対応す
る撓み空間16内にほぼ緊密に差し込まれる。これによ
り、ランス11の撓み変形が規制されるため、雌側端子
金具8が二重係止された状態となる。
金具8が正規位置まで挿入されないで半挿入状態に止め
置かれる場合があり得る。この場合は、ランス11が撓
み変形してその先端部13が撓み空間16内に突出した
状態にある。このような状態でリテーナ20が差し込ま
れると、図9に示すように、対応する検知片23の差込
端面24が突出しているランス11に突き当たる。
れたような場合、ランス11をさらに撓ませつつリテー
ナ20が引き続いて差し込まれてしまうおそれがある。
しかしながら、ランス11が撓もうとしても、その先端
部13が検知片23の差込端面24に設けられた過度撓
み防止部25(下側)に当接することで、ランス11が
過度に撓み変形することが規制され、併せてリテーナ2
0がそれ以上差し込まれることが停止される。下段側に
おいて雌側端子金具8に半挿入のものがあった場合に
も、同様に対応するランス11が上側の過度撓み防止部
25に当接することで、その過度な撓み変形が阻止され
る。
で差し込みできないことをもって、雌側端子金具8に半
挿入状態のものがあることが検知され、そうしたら対応
する雌側端子金具8を正規位置までさらに押し込めばよ
い。
ナ20に設けられた過度撓み防止部25によってランス
11が過度に撓み変形することが規制され、ランス11
の破損等が未然に防止できる。また、リテーナ20の差
し込みも併せて規制できるから、雌側端子金具8の半挿
入検知をより正確に行うことが可能になる。
下のランス11を背中合わせの姿勢で配して撓み空間1
6を共有とすることによって、その低背化を図ってい
る。ここで、上下で対をなすランス11がそれぞれキャ
ビティ3の幅方向の中央部等に形成され、すなわち上下
のランス11の軸線が左右方向に揃っていると、リテー
ナ20の検知片23に上記のような過度撓み防止部25
を形成することはできない。その点この実施形態では、
上下で対応するランス11が、軸線が互いに左右にずれ
て設けられているから、検知片23の左右両端部に上側
と下側のランス11にそれぞれ機能する過度撓み防止部
25を形成することが可能となっている。
限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も
本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要
旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することがで
きる。 (1)本発明は、上記実施形態に例示した雌ハウジング
に限らず、雄ハウジングにも同様に適用することが可能
である。
縦断面図
断面図
拡大縦断面図
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジング内には、端子金具が挿入され
る複数のキャビティが、二列にわたりかつ各列間で対応
するキャビティ同士がキャビティ列と直交する方向に整
合した状態で配設されるとともに、各キャビティには、
前記両キャビティ列の間に設けられた共有の撓み空間に
向けて撓み変形可能なランスが設けられ、このランスは
前記撓み空間内に撓み変形しつつ前記端子金具の挿入を
許容し、端子金具が正規位置まで挿入されたところで元
姿勢に復動して端子金具に係止可能となっており、また
前記撓み空間内に差し込み可能なリテーナが備えられ、
前記端子金具が半挿入状態に留められて前記ランスが前
記撓み空間内に撓み変形している場合にこれに突き当た
ることで、端子金具の半挿入検知が可能とされたコネク
タにおいて、 前記各キャビティ列間で対応する一対のキャビティで
は、両ランスがその撓み方向と直交する方向でかつキャ
ビティの列方向にずれた位置に配されるとともに、前記
リテーナには、撓み変形した前記ランスに突き当たった
場合にこのランスの変形端側に当接してランスが過度に
撓み変形することを規制する過度撓み防止部が、前記各
ランスと対応した位置ごとに設けられていることを特徴
とするコネクタ。
Priority Applications (5)
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