JP3002194B1 - コンクリ―ト型枠用堰板へのフィルム貼付方法及びその装置 - Google Patents
コンクリ―ト型枠用堰板へのフィルム貼付方法及びその装置Info
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- JP3002194B1 JP3002194B1 JP469099A JP469099A JP3002194B1 JP 3002194 B1 JP3002194 B1 JP 3002194B1 JP 469099 A JP469099 A JP 469099A JP 469099 A JP469099 A JP 469099A JP 3002194 B1 JP3002194 B1 JP 3002194B1
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Abstract
【要約】
【課題】 一つの装置でコンクリート型枠用堰板の上面
の他に側端面や前後端面にもフィルムを貼付することが
できる方法及び装置を提供することを目的とする。また
コンクリート型枠用堰板へのフィルムの貼付加工を連続
的に行う手段を提供することも目的とする。 【解決手段】 一方向に搬送されるコンクリート型枠用
堰板1の表面に、フィルムFをコンクリート型枠用堰板
1の前後端縁及び側端縁からそれぞれ突出する長さ方向
及び幅方向の余長を持つ状態で供給し、加圧機構9によ
って加圧して前記上面に貼付した後、フィルムFの幅方
向の余長を側部ローラ12にて案内かつ圧接することに
よりコンクリート型枠用堰板1の側端面に接着すると共
に、コンクリート型枠用堰板1の進行方向前方及び後方
に設けた前後の当接板14、15をコンクリート型枠用
堰板1の前端面及び後端面に押圧して接着する。
の他に側端面や前後端面にもフィルムを貼付することが
できる方法及び装置を提供することを目的とする。また
コンクリート型枠用堰板へのフィルムの貼付加工を連続
的に行う手段を提供することも目的とする。 【解決手段】 一方向に搬送されるコンクリート型枠用
堰板1の表面に、フィルムFをコンクリート型枠用堰板
1の前後端縁及び側端縁からそれぞれ突出する長さ方向
及び幅方向の余長を持つ状態で供給し、加圧機構9によ
って加圧して前記上面に貼付した後、フィルムFの幅方
向の余長を側部ローラ12にて案内かつ圧接することに
よりコンクリート型枠用堰板1の側端面に接着すると共
に、コンクリート型枠用堰板1の進行方向前方及び後方
に設けた前後の当接板14、15をコンクリート型枠用
堰板1の前端面及び後端面に押圧して接着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
物を製造する際に使用されるコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付方法及び装置に関するものである。
物を製造する際に使用されるコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種のコンクリート製構造物は、コンク
リート型枠内にコンクリートの打設を行うことによって
成形されるもので、この時用いられるコンクリート型枠
としては、木質板によって構成される複数のコンクリー
ト型枠用堰板を連結したものが広く用いられている。従
来のコンクリート型枠用堰板は、コンクリートに接する
面、つまりコンクリートの成形面に何らの加工も施さな
いまま使用されることが多く、そのためにコンクリート
成形面が直接損傷してしまい、繰り返して使用できる回
数が3〜4回までに限られていた。
リート型枠内にコンクリートの打設を行うことによって
成形されるもので、この時用いられるコンクリート型枠
としては、木質板によって構成される複数のコンクリー
ト型枠用堰板を連結したものが広く用いられている。従
来のコンクリート型枠用堰板は、コンクリートに接する
面、つまりコンクリートの成形面に何らの加工も施さな
いまま使用されることが多く、そのためにコンクリート
成形面が直接損傷してしまい、繰り返して使用できる回
数が3〜4回までに限られていた。
【0003】そのため最近では、コンクリート成形面に
ウレタン樹脂等を塗布したり、フィルムを貼付するなど
の加工を施したコンクリート型枠用堰板が用いられてい
る。これらのうち、フィルムが貼付されたコンクリート
型枠用堰板では繰り返して使用できる回数が大幅に増加
し、特にフィルムをそのコンクリート成形面に加えて側
端面と前後端面に貼付した場合には、10回以上繰り返
して使用することも可能となる。更に、この方法では、
コンクリート成形面に貼付されるフィルムが損傷してコ
ンクリート型枠用堰板として使用できなくなった場合で
も、コンクリート成形面自体には損傷が生じていないた
め、損傷したフィルムを張り替えることによって引き続
き繰り返して使用することができるようになる。また、
フィルムが貼付されることによりコンクリート成形面が
平滑に形成されるので、コンクリート構造物の表面から
コンクリート成形面を剥がしやすくなってコンクリート
構造物の脱型作業が容易になるとともに、コンクリート
構造物の表面の状態が滑らかになる。
ウレタン樹脂等を塗布したり、フィルムを貼付するなど
の加工を施したコンクリート型枠用堰板が用いられてい
る。これらのうち、フィルムが貼付されたコンクリート
型枠用堰板では繰り返して使用できる回数が大幅に増加
し、特にフィルムをそのコンクリート成形面に加えて側
端面と前後端面に貼付した場合には、10回以上繰り返
して使用することも可能となる。更に、この方法では、
コンクリート成形面に貼付されるフィルムが損傷してコ
ンクリート型枠用堰板として使用できなくなった場合で
も、コンクリート成形面自体には損傷が生じていないた
め、損傷したフィルムを張り替えることによって引き続
き繰り返して使用することができるようになる。また、
フィルムが貼付されることによりコンクリート成形面が
平滑に形成されるので、コンクリート構造物の表面から
コンクリート成形面を剥がしやすくなってコンクリート
構造物の脱型作業が容易になるとともに、コンクリート
構造物の表面の状態が滑らかになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、この
種の型枠用堰板へフィルムを貼付する装置としては、上
面のみにフィルムを貼付するものがほとんどであり、再
度側端面や前後端面にもフィルムを貼付する場合には、
更に別工程によって側端面や前後端面へのフィルムの貼
付を行うことが必要で、生産効率が悪く、また装置の設
置面積が大きくなってしまうという問題があった。本発
明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、一つの装置
で型枠の上面だけでなく、側端面及び前後端面にもフィ
ルムを貼付することができるコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付方法及びその装置を提供することを目的
とし、また、本発明は、コンクリート型枠用堰板へのフ
ィルムの貼付加工を連続的に行う手段を提供することを
目的とする。
種の型枠用堰板へフィルムを貼付する装置としては、上
面のみにフィルムを貼付するものがほとんどであり、再
度側端面や前後端面にもフィルムを貼付する場合には、
更に別工程によって側端面や前後端面へのフィルムの貼
付を行うことが必要で、生産効率が悪く、また装置の設
置面積が大きくなってしまうという問題があった。本発
明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、一つの装置
で型枠の上面だけでなく、側端面及び前後端面にもフィ
ルムを貼付することができるコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付方法及びその装置を提供することを目的
とし、また、本発明は、コンクリート型枠用堰板へのフ
ィルムの貼付加工を連続的に行う手段を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のコンクリート型
枠用堰板へのフィルム貼付方法及びその装置では、上記
課題を解決するため、以下の手段を採用した。すなわ
ち、請求項1記載のコンクリート型枠用堰板へのフィル
ム貼付方法においては、コンクリート型枠用堰板を一方
向に連続的に搬送しながら、該コンクリート型枠用堰板
の上面に沿わせてかつ、コンクリート型枠用堰板の側端
縁から突出するように幅方向の余長を持たせた状態で帯
状のフィルムを供給して、該フィルムをコンクリート型
枠用堰板の上面に貼り付け、側部ローラによって前記フ
ィルムの幅方向の余長を前記コンクリート型枠用堰板の
側端面へ案内しつつ圧接し、先行して搬送される前記コ
ンクリート型枠用堰板の後端面と後続のコンクリート型
枠用堰板の前端面とにそれぞれ突出する長さ方向の余長
を持つ状態で前記フィルムを前記コンクリート型枠用堰
板と一体的に搬送させながら切断し、前記コンクリート
型枠用堰板の前後の端面を、前記フィルムの余長を介在
させて、前記コンクリート型枠用堰板の搬送路にそれぞ
れ進出される前後の当接板によって押圧して前記フィル
ムの余長を前記コンクリート型枠用堰板の前端面及び後
端面に貼り付けするようにしたことを特徴とする。
枠用堰板へのフィルム貼付方法及びその装置では、上記
課題を解決するため、以下の手段を採用した。すなわ
ち、請求項1記載のコンクリート型枠用堰板へのフィル
ム貼付方法においては、コンクリート型枠用堰板を一方
向に連続的に搬送しながら、該コンクリート型枠用堰板
の上面に沿わせてかつ、コンクリート型枠用堰板の側端
縁から突出するように幅方向の余長を持たせた状態で帯
状のフィルムを供給して、該フィルムをコンクリート型
枠用堰板の上面に貼り付け、側部ローラによって前記フ
ィルムの幅方向の余長を前記コンクリート型枠用堰板の
側端面へ案内しつつ圧接し、先行して搬送される前記コ
ンクリート型枠用堰板の後端面と後続のコンクリート型
枠用堰板の前端面とにそれぞれ突出する長さ方向の余長
を持つ状態で前記フィルムを前記コンクリート型枠用堰
板と一体的に搬送させながら切断し、前記コンクリート
型枠用堰板の前後の端面を、前記フィルムの余長を介在
させて、前記コンクリート型枠用堰板の搬送路にそれぞ
れ進出される前後の当接板によって押圧して前記フィル
ムの余長を前記コンクリート型枠用堰板の前端面及び後
端面に貼り付けするようにしたことを特徴とする。
【0006】このコンクリート型枠用堰板へのフィルム
貼付方法では、コンクリート型枠用堰板の上面に貼付さ
れたフィルムの長さ方向及び幅方向の余長がコンクリー
ト型枠用堰板の両側端面及び前後の端面にも貼付される
ことになる。また、コンクリート用型枠用堰板へのフィ
ルムの貼付けを連続的に搬送させながら行うことができ
る。
貼付方法では、コンクリート型枠用堰板の上面に貼付さ
れたフィルムの長さ方向及び幅方向の余長がコンクリー
ト型枠用堰板の両側端面及び前後の端面にも貼付される
ことになる。また、コンクリート用型枠用堰板へのフィ
ルムの貼付けを連続的に搬送させながら行うことができ
る。
【0007】請求項2記載のコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付装置においては、コンクリート型枠用堰
板を略水平状態に保持して該コンクリート型枠用堰板を
一方向に順次連続的に搬送する搬送機構と、一方の面に
接着層が形成され前記コンクリート型枠用堰板の幅寸法
よりも幅広に形成される帯状のフィルムを、前記コンク
リート型枠用堰板の上面側に該コンクリート型枠用堰板
の側端縁から突出するように幅方向の余長を持たせた状
態で供給するフィルム供給機構と、前記コンクリート型
枠用堰板の上面側に供給されたフィルムを前記上面側に
加圧して前記フィルムを前記接着層にて前記コンクリー
ト型枠用堰板の上面に貼付する加圧機構とを備えてなる
コンクリート型枠用堰板へのフィルム貼付装置におい
て、前記搬送機構を制御して、連続して搬送される前記
コンクリート型枠用堰板同士の間隔を一定寸法に調節す
る搬送機構制御手段と、前記フィルムの搬送路の側部に
配されて、前記コンクリート型枠用堰板の側端縁から突
出される前記フィルムの幅方向の余長を前記コンクリー
ト型枠用堰板の側端面へ案内しつつ圧接する側部ローラ
と、前記加圧機構に対して前記搬送方向前方に位置する
よう配されて、先行して搬送される前記コンクリート型
枠用堰板の後端面と後続の前記コンクリート型枠用堰板
の前端面とからそれぞれ突出する長さ方向の余長を持た
せた状態で前記フィルムを前記コンクリート型枠用堰板
と一体的に搬送させながら切断する切断機構と、該切断
機構に対して前記搬送方向前方に前記コンクリート型枠
用堰板の搬送路に進出退避自在にして配されて、前記コ
ンクリート型枠用堰板の前後の端面から突出する前記フ
ィルムの長さ方向の余長を前記コンクリート型枠用堰板
の前後の端面へ押圧して貼り付ける前後の当接板とを備
えてなることを特徴とする。
のフィルム貼付装置においては、コンクリート型枠用堰
板を略水平状態に保持して該コンクリート型枠用堰板を
一方向に順次連続的に搬送する搬送機構と、一方の面に
接着層が形成され前記コンクリート型枠用堰板の幅寸法
よりも幅広に形成される帯状のフィルムを、前記コンク
リート型枠用堰板の上面側に該コンクリート型枠用堰板
の側端縁から突出するように幅方向の余長を持たせた状
態で供給するフィルム供給機構と、前記コンクリート型
枠用堰板の上面側に供給されたフィルムを前記上面側に
加圧して前記フィルムを前記接着層にて前記コンクリー
ト型枠用堰板の上面に貼付する加圧機構とを備えてなる
コンクリート型枠用堰板へのフィルム貼付装置におい
て、前記搬送機構を制御して、連続して搬送される前記
コンクリート型枠用堰板同士の間隔を一定寸法に調節す
る搬送機構制御手段と、前記フィルムの搬送路の側部に
配されて、前記コンクリート型枠用堰板の側端縁から突
出される前記フィルムの幅方向の余長を前記コンクリー
ト型枠用堰板の側端面へ案内しつつ圧接する側部ローラ
と、前記加圧機構に対して前記搬送方向前方に位置する
よう配されて、先行して搬送される前記コンクリート型
枠用堰板の後端面と後続の前記コンクリート型枠用堰板
の前端面とからそれぞれ突出する長さ方向の余長を持た
せた状態で前記フィルムを前記コンクリート型枠用堰板
と一体的に搬送させながら切断する切断機構と、該切断
機構に対して前記搬送方向前方に前記コンクリート型枠
用堰板の搬送路に進出退避自在にして配されて、前記コ
ンクリート型枠用堰板の前後の端面から突出する前記フ
ィルムの長さ方向の余長を前記コンクリート型枠用堰板
の前後の端面へ押圧して貼り付ける前後の当接板とを備
えてなることを特徴とする。
【0008】このコンクリート型枠用堰板へのフィルム
貼付装置では、搬送機構制御手段によって制御される搬
送機構によってコンクリート型枠用堰板が搬送方向への
間隔を一定寸法に調節された状態で順次連続的に搬送さ
れる。また、コンクリート型枠用堰板に対してその側端
縁から突出する幅方向の余長を持たせた状態でフィルム
供給機構からフィルムが供給され、このフィルムが加圧
機構によって上面側に加圧されてコンクリート型枠用堰
板の上面に貼付される。そして、側部ローラによってフ
イルムの幅方向の余長がコンクリート型枠用堰板の側端
面に案内されつつ貼付される。また、切断機構によって
先行して搬送されるコンクリート型枠用堰板の後端面と
後続の前記コンクリート型枠用堰板の前端面とからそれ
ぞれ突出する長さ方向の余長を持たせた状態でフィルム
が搬送されながら切断されて、この長さ方向の余長がコ
ンクリート型枠用堰板の搬送路に進出退避自在にして配
される前後の当接板によってコンクリート型枠用堰板の
前後の端面へ押圧されて貼り付けられる。このように構
成されるコンクリート型枠用堰板へのフィルム貼付装置
により、コンクリート型枠用堰板の上面のみならずその
側端面及び前後の端面にもフィルムが貼り付けられ、か
つコンクリート型枠用堰板へのフィルムの貼付けを連続
的に搬送しながら行うことができる。
貼付装置では、搬送機構制御手段によって制御される搬
送機構によってコンクリート型枠用堰板が搬送方向への
間隔を一定寸法に調節された状態で順次連続的に搬送さ
れる。また、コンクリート型枠用堰板に対してその側端
縁から突出する幅方向の余長を持たせた状態でフィルム
供給機構からフィルムが供給され、このフィルムが加圧
機構によって上面側に加圧されてコンクリート型枠用堰
板の上面に貼付される。そして、側部ローラによってフ
イルムの幅方向の余長がコンクリート型枠用堰板の側端
面に案内されつつ貼付される。また、切断機構によって
先行して搬送されるコンクリート型枠用堰板の後端面と
後続の前記コンクリート型枠用堰板の前端面とからそれ
ぞれ突出する長さ方向の余長を持たせた状態でフィルム
が搬送されながら切断されて、この長さ方向の余長がコ
ンクリート型枠用堰板の搬送路に進出退避自在にして配
される前後の当接板によってコンクリート型枠用堰板の
前後の端面へ押圧されて貼り付けられる。このように構
成されるコンクリート型枠用堰板へのフィルム貼付装置
により、コンクリート型枠用堰板の上面のみならずその
側端面及び前後の端面にもフィルムが貼り付けられ、か
つコンクリート型枠用堰板へのフィルムの貼付けを連続
的に搬送しながら行うことができる。
【0009】請求項3記載のコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付装置においては、前記切断機構が、前記
コンクリート型枠用堰板の搬送される方向に前記コンク
リート型枠用堰板と同期して移動されるスライド部と、
該スライド部に対して前記搬送方向に直交する方向へ移
動可能にして取り付けられて前記フィルムを切断する切
断手段と、該切断手段による前記フィルムの切断後に、
前記スライド部を移動前の位置に引き戻す引き戻し手段
とから構成されていることを特徴とする。
のフィルム貼付装置においては、前記切断機構が、前記
コンクリート型枠用堰板の搬送される方向に前記コンク
リート型枠用堰板と同期して移動されるスライド部と、
該スライド部に対して前記搬送方向に直交する方向へ移
動可能にして取り付けられて前記フィルムを切断する切
断手段と、該切断手段による前記フィルムの切断後に、
前記スライド部を移動前の位置に引き戻す引き戻し手段
とから構成されていることを特徴とする。
【0010】このコンクリート型枠用堰板へのフィルム
貼付装置では、コンクリート型枠用堰板に貼り付けられ
るフィルムが、コンクリート型枠用堰板と同期して搬送
方向に移動されるスライド部に取り付けられることによ
って搬送方向に移動するフィルムに対して相対的に静止
した切断手段によって切断される。また、切断手段がフ
ィルムをその一方の側端から切断するので、フィルムと
切断手段を点接触とすることができ、切断手段がフィル
ムを切断する力をフィルムの一点に集中して作用させて
フィルムを効果的に切断することができる。また、フィ
ルム切断のために搬送方向にスライドされるスライド部
は、フィルム切断のためにスライドした後に、引き戻し
部によってスライドする元の位置へ引き戻されて次回の
フィルムの切断に備えられる。
貼付装置では、コンクリート型枠用堰板に貼り付けられ
るフィルムが、コンクリート型枠用堰板と同期して搬送
方向に移動されるスライド部に取り付けられることによ
って搬送方向に移動するフィルムに対して相対的に静止
した切断手段によって切断される。また、切断手段がフ
ィルムをその一方の側端から切断するので、フィルムと
切断手段を点接触とすることができ、切断手段がフィル
ムを切断する力をフィルムの一点に集中して作用させて
フィルムを効果的に切断することができる。また、フィ
ルム切断のために搬送方向にスライドされるスライド部
は、フィルム切断のためにスライドした後に、引き戻し
部によってスライドする元の位置へ引き戻されて次回の
フィルムの切断に備えられる。
【0011】請求項4記載のコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付装置においては、前記スライド部には、
前記コンクリート型枠用堰板に向けて突出自在に配され
て、前記コンクリート型枠用堰板を押圧することによっ
て前記スライド部を前記コンクリート型枠用堰板にとも
なって前記搬送方向へ移動させる押圧係合手段が設けら
れていることを特徴とする。このコンクリート型枠用堰
板へのフィルム貼付装置では、スライド部を構成するフ
レームから突出自在に配される押圧係合手段がコンクリ
ート型枠用堰板に押し付けられることにより、押圧係合
手段とコンクリート型枠用堰板との間に生じる摩擦力に
よってコンクリート型枠用堰板とスライド部とが一体に
移動される。これにより、特別な動力を用いずに、切断
手段をコンクリート型枠用堰板と同期して移動させるこ
とができる。
のフィルム貼付装置においては、前記スライド部には、
前記コンクリート型枠用堰板に向けて突出自在に配され
て、前記コンクリート型枠用堰板を押圧することによっ
て前記スライド部を前記コンクリート型枠用堰板にとも
なって前記搬送方向へ移動させる押圧係合手段が設けら
れていることを特徴とする。このコンクリート型枠用堰
板へのフィルム貼付装置では、スライド部を構成するフ
レームから突出自在に配される押圧係合手段がコンクリ
ート型枠用堰板に押し付けられることにより、押圧係合
手段とコンクリート型枠用堰板との間に生じる摩擦力に
よってコンクリート型枠用堰板とスライド部とが一体に
移動される。これにより、特別な動力を用いずに、切断
手段をコンクリート型枠用堰板と同期して移動させるこ
とができる。
【0012】請求項5記載のコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付装置においては、前記切断機構に対して
前記搬送方向の前方には、前記前後の当接板を、搬送さ
れてくる前記コンクリート型枠用堰板の前後の端面から
突出される前記フィルムの長さ方向の余長をそれぞれ前
記前後の端面に沿って案内するようにして前記コンクリ
ート型枠用堰板の搬送路に進出させる当接板進出手段
と、前記コンクリート型枠用堰板の前後の端面に沿って
案内された前記フィルムの長さ方向の余長を介在させた
状態で前記コンクリート型枠用堰板の前後の端面を前記
前後の当接板によって挟み付けられて前記フィルムの長
さ方向の余長が前記前後の端面に貼り付けられるよう、
前記前後の当接板のうちいずれか一方を他方に向けて押
圧して移動させる当接板押圧移動手段とが設けられてい
ることを特徴とする。
のフィルム貼付装置においては、前記切断機構に対して
前記搬送方向の前方には、前記前後の当接板を、搬送さ
れてくる前記コンクリート型枠用堰板の前後の端面から
突出される前記フィルムの長さ方向の余長をそれぞれ前
記前後の端面に沿って案内するようにして前記コンクリ
ート型枠用堰板の搬送路に進出させる当接板進出手段
と、前記コンクリート型枠用堰板の前後の端面に沿って
案内された前記フィルムの長さ方向の余長を介在させた
状態で前記コンクリート型枠用堰板の前後の端面を前記
前後の当接板によって挟み付けられて前記フィルムの長
さ方向の余長が前記前後の端面に貼り付けられるよう、
前記前後の当接板のうちいずれか一方を他方に向けて押
圧して移動させる当接板押圧移動手段とが設けられてい
ることを特徴とする。
【0013】このコンクリート型枠用堰板へのフィルム
貼付装置では、前後の当接板が当接板進出手段によって
コンクリート型枠用堰板の前後端面にフィルムの長さ方
向の余長を前記前後の端面に沿って案内するようにコン
クリート型枠用堰板の搬送路に進出される。またこの状
態で前後の当接板が当接板押圧移動手段によってコンク
リート型枠用堰板の前後の端面にむけて押圧されて、フ
ィルムの長さ方向の余長が前後の端面に貼り付けられ
る。
貼付装置では、前後の当接板が当接板進出手段によって
コンクリート型枠用堰板の前後端面にフィルムの長さ方
向の余長を前記前後の端面に沿って案内するようにコン
クリート型枠用堰板の搬送路に進出される。またこの状
態で前後の当接板が当接板押圧移動手段によってコンク
リート型枠用堰板の前後の端面にむけて押圧されて、フ
ィルムの長さ方向の余長が前後の端面に貼り付けられ
る。
【0014】請求項6記載のコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付装置においては、前記側部ローラが、フ
ィルムの搬送路の側部に、前記コンクリート型枠用堰板
の幅に合わせて前記搬送方向に直交する方向への位置調
節が可能に配されており、前記前後の当接板のうち少な
くともいずれか一方が、前記コンクリート型枠用堰板の
長さに合わせて前記前後の当接板間の間隔の調整が可能
なように前記搬送機構の搬送方向に沿って移動可能に配
されていることを特徴とする。このコンクリート型枠用
堰板へのフィルム貼付装置では、側部ローラ及び前後の
当接板が、コンクリート型枠用堰板の寸法に合わせてそ
の位置を調節可能に配されるので、任意の寸法のコンク
リート型枠用堰板に対してフィルムの貼付を行うことが
できる。
のフィルム貼付装置においては、前記側部ローラが、フ
ィルムの搬送路の側部に、前記コンクリート型枠用堰板
の幅に合わせて前記搬送方向に直交する方向への位置調
節が可能に配されており、前記前後の当接板のうち少な
くともいずれか一方が、前記コンクリート型枠用堰板の
長さに合わせて前記前後の当接板間の間隔の調整が可能
なように前記搬送機構の搬送方向に沿って移動可能に配
されていることを特徴とする。このコンクリート型枠用
堰板へのフィルム貼付装置では、側部ローラ及び前後の
当接板が、コンクリート型枠用堰板の寸法に合わせてそ
の位置を調節可能に配されるので、任意の寸法のコンク
リート型枠用堰板に対してフィルムの貼付を行うことが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1から図7を参照して説明する。図7(a)〜(c)
は、本発明による方法及び装置によりフィルムを貼付す
る対象となるコンクリート型枠用堰板1を示す図であ
る。このように、コンクリート型枠用堰板1は、矩形板
状の板体1aの一方の面に桟木2、2、3、3、4、4
が固定されて構成されるものである。図1から図6は、
本発明の実施の形態を示す図であり、複数のコンクリー
ト型枠用堰板1を順次供給して、これらコンクリート型
枠用堰板1にフィルムFを貼付するコンクリート型枠用
堰板へのフィルム貼付装置5を示す図である。なお、フ
ィルムFは、ポリプロピレンによって形成されるもの
で、その一方の面に形成されて加熱されることで融解し
て接着力を生じる接着層によってコンクリート型枠用堰
板1に貼り付けられるものである。
1から図7を参照して説明する。図7(a)〜(c)
は、本発明による方法及び装置によりフィルムを貼付す
る対象となるコンクリート型枠用堰板1を示す図であ
る。このように、コンクリート型枠用堰板1は、矩形板
状の板体1aの一方の面に桟木2、2、3、3、4、4
が固定されて構成されるものである。図1から図6は、
本発明の実施の形態を示す図であり、複数のコンクリー
ト型枠用堰板1を順次供給して、これらコンクリート型
枠用堰板1にフィルムFを貼付するコンクリート型枠用
堰板へのフィルム貼付装置5を示す図である。なお、フ
ィルムFは、ポリプロピレンによって形成されるもの
で、その一方の面に形成されて加熱されることで融解し
て接着力を生じる接着層によってコンクリート型枠用堰
板1に貼り付けられるものである。
【0016】図1に示されるように、コンクリート型枠
用堰板へのフィルム貼付装置5は、コンクリート型枠用
堰板1を略水平状態に保持してコンクリート型枠用堰板
1を一方向に順次連続的に搬送する搬送機構6と、搬送
機構6の上方に配されて、フィルムFの接着を良くする
ためにコンクリート型枠用堰板1の上面を加熱する予熱
ヒータ7と、予熱ヒータ7に対して搬送方向前方に配さ
れて、コンクリート型枠用堰板1の幅寸法よりも幅広に
形成される帯状のフィルムFを、コンクリート型枠用堰
板1の上面側にコンクリート型枠用堰板1の側端縁から
突出するように幅方向の余長を持たせた状態で供給する
フィルム供給機構8と、コンクリート型枠用堰板1の上
面側に供給されたフィルムFをコンクリート型枠用堰板
1の上面側に加圧してフィルムFをその接着層にてコン
クリート型枠用堰板1の上面に貼付する加圧機構9とを
備えている。
用堰板へのフィルム貼付装置5は、コンクリート型枠用
堰板1を略水平状態に保持してコンクリート型枠用堰板
1を一方向に順次連続的に搬送する搬送機構6と、搬送
機構6の上方に配されて、フィルムFの接着を良くする
ためにコンクリート型枠用堰板1の上面を加熱する予熱
ヒータ7と、予熱ヒータ7に対して搬送方向前方に配さ
れて、コンクリート型枠用堰板1の幅寸法よりも幅広に
形成される帯状のフィルムFを、コンクリート型枠用堰
板1の上面側にコンクリート型枠用堰板1の側端縁から
突出するように幅方向の余長を持たせた状態で供給する
フィルム供給機構8と、コンクリート型枠用堰板1の上
面側に供給されたフィルムFをコンクリート型枠用堰板
1の上面側に加圧してフィルムFをその接着層にてコン
クリート型枠用堰板1の上面に貼付する加圧機構9とを
備えている。
【0017】また、コンクリート型枠用堰板へのフィル
ム貼付装置5は、搬送機構6を制御して、コンクリート
型枠用堰板1の搬送速度を調節し、また搬送機構6を制
御することによって連続して搬送されるコンクリート型
枠用堰板1同士の間隔を一定寸法に調節する搬送機構制
御手段11と、フィルムFの搬送路の側部に配されて、
コンクリート型枠用堰板1の側端縁から突出されるフィ
ルムFの幅方向の余長をコンクリート型枠用堰板1の側
端面へ案内しつつ圧接する側部ローラ12と、加圧機構
9に対して搬送方向前方に位置するよう配されて、先行
して搬送されるコンクリート型枠用堰板1の後端面と後
続のコンクリート型枠用堰板1の前端面とからそれぞれ
突出する長さ方向の余長を持たせた状態でフィルムをコ
ンクリート型枠用堰板1と一体的に搬送させながら切断
する切断機構13と、切断機構13に対して搬送方向前
方に位置し、コンクリート型枠用堰板1の搬送路に進出
退避自在にして配されて、コンクリート型枠用堰板1の
前後の端面から突出するフィルムFの長さ方向の余長を
コンクリート型枠用堰板1の前後の端面へ押圧して貼り
付ける前部当接板14及び後部当接板15とを備えてい
る。なお、上記のフィルム供給機構8、加圧機構9、搬
送機向制御部11、側部ローラ12及び切断機構13
は、ユニット化されて図2に示すような加工部16を形
成している。
ム貼付装置5は、搬送機構6を制御して、コンクリート
型枠用堰板1の搬送速度を調節し、また搬送機構6を制
御することによって連続して搬送されるコンクリート型
枠用堰板1同士の間隔を一定寸法に調節する搬送機構制
御手段11と、フィルムFの搬送路の側部に配されて、
コンクリート型枠用堰板1の側端縁から突出されるフィ
ルムFの幅方向の余長をコンクリート型枠用堰板1の側
端面へ案内しつつ圧接する側部ローラ12と、加圧機構
9に対して搬送方向前方に位置するよう配されて、先行
して搬送されるコンクリート型枠用堰板1の後端面と後
続のコンクリート型枠用堰板1の前端面とからそれぞれ
突出する長さ方向の余長を持たせた状態でフィルムをコ
ンクリート型枠用堰板1と一体的に搬送させながら切断
する切断機構13と、切断機構13に対して搬送方向前
方に位置し、コンクリート型枠用堰板1の搬送路に進出
退避自在にして配されて、コンクリート型枠用堰板1の
前後の端面から突出するフィルムFの長さ方向の余長を
コンクリート型枠用堰板1の前後の端面へ押圧して貼り
付ける前部当接板14及び後部当接板15とを備えてい
る。なお、上記のフィルム供給機構8、加圧機構9、搬
送機向制御部11、側部ローラ12及び切断機構13
は、ユニット化されて図2に示すような加工部16を形
成している。
【0018】搬送機構6は、コンクリート型枠用堰板1
を、搬送機構6の前方へ、すなわち図1〜3、図5、図
6においては図の左側から右側へ向けて搬送するもの
で、複数のローラを有するローラーコンベアとして構成
されている。搬送機構6は、その長さ方向に複数配され
る回転自在なフリーローラ20の他に、以下に列挙する
ローラも有している。搬送機構制御手段11によって動
作を制御されるモータ(図示せず)により駆動されて搬
送機構6上に連続して供給されるコンクリート型枠用堰
板1を前記フィルム供給機構8及び加圧機構9の配され
る側へ搬送、供給する供給制御ローラ21も有してい
る。供給制御ローラ21と加圧機構9との間に、コンク
リート型枠用堰板1の搬送路の上方に位置するよう配さ
れて、搬送ローラ16によって搬送されるコンクリート
型枠用堰板1をその上面を押さえつつ加圧機構9の下に
案内する案内ローラ22も有している。
を、搬送機構6の前方へ、すなわち図1〜3、図5、図
6においては図の左側から右側へ向けて搬送するもの
で、複数のローラを有するローラーコンベアとして構成
されている。搬送機構6は、その長さ方向に複数配され
る回転自在なフリーローラ20の他に、以下に列挙する
ローラも有している。搬送機構制御手段11によって動
作を制御されるモータ(図示せず)により駆動されて搬
送機構6上に連続して供給されるコンクリート型枠用堰
板1を前記フィルム供給機構8及び加圧機構9の配され
る側へ搬送、供給する供給制御ローラ21も有してい
る。供給制御ローラ21と加圧機構9との間に、コンク
リート型枠用堰板1の搬送路の上方に位置するよう配さ
れて、搬送ローラ16によって搬送されるコンクリート
型枠用堰板1をその上面を押さえつつ加圧機構9の下に
案内する案内ローラ22も有している。
【0019】案内ローラ22に対して搬送方向前方に加
圧機構9の下方に位置するよう配されて、加圧機構9に
よって下方向に加圧されるコンクリート型枠用堰板1の
下面を支持しつつ搬送方向前方へ搬送する加圧力支持ロ
ーラ23も有している。加圧力支持ローラ23に対して
搬送方向前方に前記切断機構13の下方に位置するよう
配されて、切断機構13に設けられる押圧係合手段54
(後述)によって上面を押圧されるコンクリート型枠用
堰板1の下面を支持しつつ搬送方向前方へ搬送する押圧
力支持ローラ24も有している。押圧力支持ローラ24
と押圧力支持ローラ24に対して搬送方向前方に配置さ
れる前記側部ローラ12との間に、搬送路の上下に対に
なるよう配されて、コンクリート型枠用堰板1の上下方
向への変位を制限する上面支持ローラ25及び下面支持
ローラ26も有している。
圧機構9の下方に位置するよう配されて、加圧機構9に
よって下方向に加圧されるコンクリート型枠用堰板1の
下面を支持しつつ搬送方向前方へ搬送する加圧力支持ロ
ーラ23も有している。加圧力支持ローラ23に対して
搬送方向前方に前記切断機構13の下方に位置するよう
配されて、切断機構13に設けられる押圧係合手段54
(後述)によって上面を押圧されるコンクリート型枠用
堰板1の下面を支持しつつ搬送方向前方へ搬送する押圧
力支持ローラ24も有している。押圧力支持ローラ24
と押圧力支持ローラ24に対して搬送方向前方に配置さ
れる前記側部ローラ12との間に、搬送路の上下に対に
なるよう配されて、コンクリート型枠用堰板1の上下方
向への変位を制限する上面支持ローラ25及び下面支持
ローラ26も有している。
【0020】上下面支持ローラ25、26に対して搬送
方向前方に位置するよう配されて、前記搬送機向制御部
11によって動作を制御されるモータ(図示せず)によ
り駆動されてコンクリート型枠用堰板1を前記前後の当
接板14、15に向けて搬送し、かつ前後の当接板によ
って前後の端面にフィルムFが貼り付けられたコンクリ
ート型枠用堰板1を搬送方向前方に搬出する搬出制御ロ
ーラ27も有している。なお、図2に示されるように、
以上の各ローラのうち、加圧力支持ローラ23、押圧力
支持ローラ24及び下面支持ローラ21は、ガイドプー
リー28、29によって案内されるチェーン30によっ
てローラ駆動モータ31に接続されて、互いの回転が同
期された状態で駆動される。
方向前方に位置するよう配されて、前記搬送機向制御部
11によって動作を制御されるモータ(図示せず)によ
り駆動されてコンクリート型枠用堰板1を前記前後の当
接板14、15に向けて搬送し、かつ前後の当接板によ
って前後の端面にフィルムFが貼り付けられたコンクリ
ート型枠用堰板1を搬送方向前方に搬出する搬出制御ロ
ーラ27も有している。なお、図2に示されるように、
以上の各ローラのうち、加圧力支持ローラ23、押圧力
支持ローラ24及び下面支持ローラ21は、ガイドプー
リー28、29によって案内されるチェーン30によっ
てローラ駆動モータ31に接続されて、互いの回転が同
期された状態で駆動される。
【0021】フィルム供給機構8は、図2に示されるよ
うに、加工部16において搬送機構6の上方に位置する
よう配されて、軸に巻取られてロール状とされたフィル
ムFを繰り出して、コンクリート型枠用堰板1に供給す
るものである。フィルム供給機構8は、加工部16の側
壁の上端に形成されてフィルムロール36の軸36aを
支持する切り欠き16aと、フィルムFの弛みを防止す
るために、スプリング37によって張力がかけられた状
態でフィルムロール36の軸36aに懸架されて、フィ
ルムロール36の軸36aに摩擦抵抗を生じさせてフィ
ルムロール36の軸36aの回転を制動するベルト状の
ブレーキ38と、フィルムFをコンクリート型枠用堰板
1の上面に供給しつつ圧接する大径の圧接ローラ39
と、フィルムロール36と圧接ローラ39との間に配さ
れて、フィルムFを案内する案内ロール40、41とに
よって構成されている。
うに、加工部16において搬送機構6の上方に位置する
よう配されて、軸に巻取られてロール状とされたフィル
ムFを繰り出して、コンクリート型枠用堰板1に供給す
るものである。フィルム供給機構8は、加工部16の側
壁の上端に形成されてフィルムロール36の軸36aを
支持する切り欠き16aと、フィルムFの弛みを防止す
るために、スプリング37によって張力がかけられた状
態でフィルムロール36の軸36aに懸架されて、フィ
ルムロール36の軸36aに摩擦抵抗を生じさせてフィ
ルムロール36の軸36aの回転を制動するベルト状の
ブレーキ38と、フィルムFをコンクリート型枠用堰板
1の上面に供給しつつ圧接する大径の圧接ローラ39
と、フィルムロール36と圧接ローラ39との間に配さ
れて、フィルムFを案内する案内ロール40、41とに
よって構成されている。
【0022】加圧機構9は、図2に示されるように、フ
ィルム供給機構8を構成し、フィルムFが巻回される大
径の圧接ローラ39と、圧接ローラ39の軸の両端を支
持しつつ、圧接ローラ39を下方、すなわちコンクリー
ト型枠用堰板1の搬送路に向けて押圧するシリンダー式
のローラ押圧手段42とから構成される。圧接ローラ3
9は、表面に巻回されるフィルムFの接着層を融解する
ための図示しない加熱手段を有している。また、圧接ロ
ーラ39は、搬送機構6を構成するガイドプーリー29
とチェーン45によってローラ駆動モータ31に連結さ
れることで、ローラ押圧手段42によってコンクリート
型枠用堰板1の上面に押圧されてフイルムFを貼付けつ
つ、コンクリート型枠用堰板1を搬送方向に搬送するよ
う回転駆動されるものである。
ィルム供給機構8を構成し、フィルムFが巻回される大
径の圧接ローラ39と、圧接ローラ39の軸の両端を支
持しつつ、圧接ローラ39を下方、すなわちコンクリー
ト型枠用堰板1の搬送路に向けて押圧するシリンダー式
のローラ押圧手段42とから構成される。圧接ローラ3
9は、表面に巻回されるフィルムFの接着層を融解する
ための図示しない加熱手段を有している。また、圧接ロ
ーラ39は、搬送機構6を構成するガイドプーリー29
とチェーン45によってローラ駆動モータ31に連結さ
れることで、ローラ押圧手段42によってコンクリート
型枠用堰板1の上面に押圧されてフイルムFを貼付けつ
つ、コンクリート型枠用堰板1を搬送方向に搬送するよ
う回転駆動されるものである。
【0023】搬送機構制御手段11は、図3に示される
ように、搬送機構6の供給制御ローラ21と加圧力支持
ローラ23との間に配されて、搬送機構6によって搬送
されるコンクリート型枠用堰板1の位置を検出する光学
センサ43、43を有しており、これら光学センサ4
3、43の検出出力に基づいて、先行するコンクリート
型枠用堰板1と後続のコンクリート型枠用堰板1との間
を一定の寸法Lに離間させるよう、供給制御ローラ21
を駆動するモータ(図示せず)の動作を制御するもので
ある。光学センサ43、43は、互いに搬送方向に一定
の寸法Lだけ離間して配されて、連続して搬送されるコ
ンクリート型枠用堰板1の前端部及び後端部の位置を検
出するものである。なお、前述した一定の寸法Lは、先
行して搬送されるコンクリート型枠用堰板1の後端面と
後続のコンクリート型枠用堰板1の前端面にそれぞれ貼
り付けられるフィルムFの長さ方向の余長の長さの和に
等しい。
ように、搬送機構6の供給制御ローラ21と加圧力支持
ローラ23との間に配されて、搬送機構6によって搬送
されるコンクリート型枠用堰板1の位置を検出する光学
センサ43、43を有しており、これら光学センサ4
3、43の検出出力に基づいて、先行するコンクリート
型枠用堰板1と後続のコンクリート型枠用堰板1との間
を一定の寸法Lに離間させるよう、供給制御ローラ21
を駆動するモータ(図示せず)の動作を制御するもので
ある。光学センサ43、43は、互いに搬送方向に一定
の寸法Lだけ離間して配されて、連続して搬送されるコ
ンクリート型枠用堰板1の前端部及び後端部の位置を検
出するものである。なお、前述した一定の寸法Lは、先
行して搬送されるコンクリート型枠用堰板1の後端面と
後続のコンクリート型枠用堰板1の前端面にそれぞれ貼
り付けられるフィルムFの長さ方向の余長の長さの和に
等しい。
【0024】側部ローラ12は、図2に示されるよう
に、搬送機構6の上下面支持ローラ25、26に対して
搬送方向前方に、コンクリート型枠用堰板1の上面に貼
り付けられるフィルムの搬送路の両側部に位置するよう
配される複数のローラから構成されるもので、コンクリ
ート型枠用堰板1の幅に合わせて幅方向の位置調節が可
能なように、搬送方向に直交する向きに懸架されるレー
ル46によって搬送方向に直交する向きに移動可能に配
されている。側部ローラ12は、回転軸を傾斜させた状
態に配されて、フィルムFの幅方向の余長をコンクリー
ト型枠用堰板1の両側端面に向けて折り込みつつ案内す
る折り込みローラ47と、折り込みローラ47によって
コンクリート型枠用堰板1の側方へ案内されたフィルム
Fの幅方向の余長を貼り付ける側部貼付ローラ48とに
よって構成される。
に、搬送機構6の上下面支持ローラ25、26に対して
搬送方向前方に、コンクリート型枠用堰板1の上面に貼
り付けられるフィルムの搬送路の両側部に位置するよう
配される複数のローラから構成されるもので、コンクリ
ート型枠用堰板1の幅に合わせて幅方向の位置調節が可
能なように、搬送方向に直交する向きに懸架されるレー
ル46によって搬送方向に直交する向きに移動可能に配
されている。側部ローラ12は、回転軸を傾斜させた状
態に配されて、フィルムFの幅方向の余長をコンクリー
ト型枠用堰板1の両側端面に向けて折り込みつつ案内す
る折り込みローラ47と、折り込みローラ47によって
コンクリート型枠用堰板1の側方へ案内されたフィルム
Fの幅方向の余長を貼り付ける側部貼付ローラ48とに
よって構成される。
【0025】折り込みローラ47は、その回転軸RS
が、図4(a)に示されるように、コンクリート型枠用
堰板1の進行方向の前方から見た場合に、鉛直線VLに
対して角度θ1傾斜され、かつ図4(b)に示されるよ
うに、コンクリート型枠用堰板1の側方から見た場合
に、鉛直線VLに対して角度θ2傾斜されているもので
ある。折り込みローラ47は、折り込みローラ駆動モー
タ49によってフィルムFの送られる方向に対して逆方
向、すなわちフィルムFの幅方向の余長に対して張力が
生じる方向に回転されて、フィルムFの幅方向の余長を
弛みやしわ等の生じないようにしてコンクリート型枠用
堰板1の側端面に折り込みつつ案内するものである。な
お、これら折り込みローラ47、折り込みローラ駆動モ
ータ49は、フィルムFの余長を案内する角度を最適な
角度に調節してフィルムFの幅方向の余長の弛みやしわ
をより確実に防止することができるよう、回転軸RSの
角度θ1、θ2が可変にして取り付けられている。
が、図4(a)に示されるように、コンクリート型枠用
堰板1の進行方向の前方から見た場合に、鉛直線VLに
対して角度θ1傾斜され、かつ図4(b)に示されるよ
うに、コンクリート型枠用堰板1の側方から見た場合
に、鉛直線VLに対して角度θ2傾斜されているもので
ある。折り込みローラ47は、折り込みローラ駆動モー
タ49によってフィルムFの送られる方向に対して逆方
向、すなわちフィルムFの幅方向の余長に対して張力が
生じる方向に回転されて、フィルムFの幅方向の余長を
弛みやしわ等の生じないようにしてコンクリート型枠用
堰板1の側端面に折り込みつつ案内するものである。な
お、これら折り込みローラ47、折り込みローラ駆動モ
ータ49は、フィルムFの余長を案内する角度を最適な
角度に調節してフィルムFの幅方向の余長の弛みやしわ
をより確実に防止することができるよう、回転軸RSの
角度θ1、θ2が可変にして取り付けられている。
【0026】側部貼付ローラ48は、図2に示されるよ
うに、回転軸線が略鉛直に配されて、フィルムFの幅方
向の余長部分をコンクリート型枠用堰板1の側端面に押
圧するもので、押圧するフィルムFの幅方向の余長の接
着層を融解するための図示しない加熱手段を有してい
る。
うに、回転軸線が略鉛直に配されて、フィルムFの幅方
向の余長部分をコンクリート型枠用堰板1の側端面に押
圧するもので、押圧するフィルムFの幅方向の余長の接
着層を融解するための図示しない加熱手段を有してい
る。
【0027】切断機構13は、図2に示されるように、
加圧機構9と側部ローラ12との間に、搬送機構6の上
方に位置するように配されるものである。切断機構13
は、図2に示されるように、加工部16の側壁に設けら
れるスライドレール51によって上下方向への移動を制
限されながら、コンクリート型枠用堰板1の搬送される
方向に沿って移動可能に配されるスライド部52と、図
5に示されるように、スライド部52に対して搬送方向
に直交する方向へ移動可能にして取り付けられる切断手
段53とによって構成される。スライド部52は、その
幅がフィルムFの幅寸法より大とされた幅のものであ
り、その下部には、コンクリート型枠用堰板1の上面に
向けてシリンダーを突出操作してコンクリート型枠用堰
板1の上面を押圧する押圧係合手段54が設けられてい
る。また、スライド部52には、スライド部52と加工
部16との間にまたがって取り付けられて、シリンダー
を収縮操作することでフィルムFの切断後にスライド部
52を移動前の位置に引き戻す引き戻し手段55が配さ
れている。
加圧機構9と側部ローラ12との間に、搬送機構6の上
方に位置するように配されるものである。切断機構13
は、図2に示されるように、加工部16の側壁に設けら
れるスライドレール51によって上下方向への移動を制
限されながら、コンクリート型枠用堰板1の搬送される
方向に沿って移動可能に配されるスライド部52と、図
5に示されるように、スライド部52に対して搬送方向
に直交する方向へ移動可能にして取り付けられる切断手
段53とによって構成される。スライド部52は、その
幅がフィルムFの幅寸法より大とされた幅のものであ
り、その下部には、コンクリート型枠用堰板1の上面に
向けてシリンダーを突出操作してコンクリート型枠用堰
板1の上面を押圧する押圧係合手段54が設けられてい
る。また、スライド部52には、スライド部52と加工
部16との間にまたがって取り付けられて、シリンダー
を収縮操作することでフィルムFの切断後にスライド部
52を移動前の位置に引き戻す引き戻し手段55が配さ
れている。
【0028】切断手段53は、スライド部52に対して
そのスライド方向に直交する向き、つまり加工部16の
幅方向に沿って配されるガイドレール52aに沿って移
動可能に配されるもので、フィルムFを切断する回転刃
56と、回転刃56を回転駆動させる回転刃駆動モータ
57とから構成される。切断手段53は、スライド部5
2の上面の両側端にそれぞれ取り付けられる送りプーリ
ー58、58に懸架されるチェーン59を介して、同じ
くスライド部52の上面に取り付けられる送り駆動モー
タ60によってガイドレール52a上を移動されるよう
配されている。なお、押圧係合手段54と回転刃56と
は互いに搬送方向に所定距離離間した位置に配されてい
る。
そのスライド方向に直交する向き、つまり加工部16の
幅方向に沿って配されるガイドレール52aに沿って移
動可能に配されるもので、フィルムFを切断する回転刃
56と、回転刃56を回転駆動させる回転刃駆動モータ
57とから構成される。切断手段53は、スライド部5
2の上面の両側端にそれぞれ取り付けられる送りプーリ
ー58、58に懸架されるチェーン59を介して、同じ
くスライド部52の上面に取り付けられる送り駆動モー
タ60によってガイドレール52a上を移動されるよう
配されている。なお、押圧係合手段54と回転刃56と
は互いに搬送方向に所定距離離間した位置に配されてい
る。
【0029】切断機構13に対して搬送方向の前方の側
には、図1及び図6に示されるように、それぞれ前部当
接板14及び後部当接板15をコンクリート型枠用堰板
1の搬送路に進出退避操作する前部当接板進出手段61
及び後部当接板進出手段62と、前部当接板進出手段6
1に対して搬送方向前方に位置し、前部当接板14及び
後部当接板15をそれぞれ搬送路に進出させた状態で前
部当接板14を後部当接板15に向けて押圧して移動さ
せる当接板押圧移動手段63とが配されている。
には、図1及び図6に示されるように、それぞれ前部当
接板14及び後部当接板15をコンクリート型枠用堰板
1の搬送路に進出退避操作する前部当接板進出手段61
及び後部当接板進出手段62と、前部当接板進出手段6
1に対して搬送方向前方に位置し、前部当接板14及び
後部当接板15をそれぞれ搬送路に進出させた状態で前
部当接板14を後部当接板15に向けて押圧して移動さ
せる当接板押圧移動手段63とが配されている。
【0030】平面図である図6(a)に示されるよう
に、前後の当接板14、15は板状の部材であり、フィ
ルムFの接着層を融解させるための図示しない加熱手段
を有している。前部当接板進出手段61は、図1に示さ
れるように、切断機構13に対してコンクリート型枠用
堰板1の長さ分よりも充分な余裕を持つようにして搬送
方向に離間されて配されるものである。前部当接板進出
手段61は、側面図である図6(b)に示されるよう
に、両端を支持板64によって回転自在に支持されて搬
送機構6の幅方向に懸架されるシャフト65と、シャフ
ト65の両端部近傍に配されて、前部当接板14の両端
近傍の上部をシャフト65から所定距離離間して支持す
る当接板支持部材66と、支持板64間に、シャフト6
5に対して搬送方向前方に位置するように配される横板
67と、横板67の中央上面に配されて、搬送方向に沿
う方向に屈伸されることでクランク68を介してシャフ
ト65を回転操作する回転操作シリンダー69とによっ
て構成される。なお、支持板64は、搬送機構6に、そ
の搬送方向に対して移動可能に配されており、またシャ
フト64、横板67はそれぞれ、その下をコンクリート
型枠用堰板1が通過できるよう、搬送機構6の上面から
離間された状態に配されている。
に、前後の当接板14、15は板状の部材であり、フィ
ルムFの接着層を融解させるための図示しない加熱手段
を有している。前部当接板進出手段61は、図1に示さ
れるように、切断機構13に対してコンクリート型枠用
堰板1の長さ分よりも充分な余裕を持つようにして搬送
方向に離間されて配されるものである。前部当接板進出
手段61は、側面図である図6(b)に示されるよう
に、両端を支持板64によって回転自在に支持されて搬
送機構6の幅方向に懸架されるシャフト65と、シャフ
ト65の両端部近傍に配されて、前部当接板14の両端
近傍の上部をシャフト65から所定距離離間して支持す
る当接板支持部材66と、支持板64間に、シャフト6
5に対して搬送方向前方に位置するように配される横板
67と、横板67の中央上面に配されて、搬送方向に沿
う方向に屈伸されることでクランク68を介してシャフ
ト65を回転操作する回転操作シリンダー69とによっ
て構成される。なお、支持板64は、搬送機構6に、そ
の搬送方向に対して移動可能に配されており、またシャ
フト64、横板67はそれぞれ、その下をコンクリート
型枠用堰板1が通過できるよう、搬送機構6の上面から
離間された状態に配されている。
【0031】後部当接板進出手段62は、前部当接板進
出手段61と同様の構成であり、切断機構13と前部当
接板進出手段61との間にその向きを水平方向に180
度回転させた状態で配されるものである。後部当接板進
出手段62は、コンクリート型枠用堰板1の長さに合わ
せて前後の当接板進出手段61、62間の間隔を調整で
きるよう、搬送機構6にその搬送方向に対して移動可能
かつ任意の位置に固定が可能にして配されている。な
お、後部当接板進出手段62は、コンクリート型枠用堰
板1の前後の端面にフィルムFの長さ方向の余長を貼り
付ける作業を行えるだけの時間を確保するために、加工
部16から所定距離だけ離間されている必要がある。
出手段61と同様の構成であり、切断機構13と前部当
接板進出手段61との間にその向きを水平方向に180
度回転させた状態で配されるものである。後部当接板進
出手段62は、コンクリート型枠用堰板1の長さに合わ
せて前後の当接板進出手段61、62間の間隔を調整で
きるよう、搬送機構6にその搬送方向に対して移動可能
かつ任意の位置に固定が可能にして配されている。な
お、後部当接板進出手段62は、コンクリート型枠用堰
板1の前後の端面にフィルムFの長さ方向の余長を貼り
付ける作業を行えるだけの時間を確保するために、加工
部16から所定距離だけ離間されている必要がある。
【0032】当接板押圧移動手段63は、前部当接板進
出手段61に対して搬送方向前方に位置するようにして
搬送機構6の幅方向に懸架され、またその下をコンクリ
ート型枠用堰板1が通過できるようにして配されるアー
チ71と、アーチ71の中央上面に、前部当接板進出手
段61の横板67の中央にまたがって配されて、前部当
接板進出手段61を後部当接板進出手段62に向けて押
圧する押圧操作シリンダー72とによって構成されてい
る。
出手段61に対して搬送方向前方に位置するようにして
搬送機構6の幅方向に懸架され、またその下をコンクリ
ート型枠用堰板1が通過できるようにして配されるアー
チ71と、アーチ71の中央上面に、前部当接板進出手
段61の横板67の中央にまたがって配されて、前部当
接板進出手段61を後部当接板進出手段62に向けて押
圧する押圧操作シリンダー72とによって構成されてい
る。
【0033】次に、上記のように構成されるコンクリー
ト型枠用堰板へのフィルム貼付装置5の動作について説
明する。搬送機構6の末端から手作業またはコンクリー
ト型枠用堰板1を連続的に供給するなんらかの自動供給
手段によって搬送機構6上に順次連続的に供給されるコ
ンクリート型枠用堰板1を、予熱ヒータ7によってその
上面を予熱しつつ供給制御ローラ21によって加工部1
6へ向けて搬送する。続いて、案内ローラ22によって
コンクリート型枠用堰板1を加圧機構9の下方へ案内
し、コンクリート型枠用堰板1の上面にフィルムFの貼
付を行う。
ト型枠用堰板へのフィルム貼付装置5の動作について説
明する。搬送機構6の末端から手作業またはコンクリー
ト型枠用堰板1を連続的に供給するなんらかの自動供給
手段によって搬送機構6上に順次連続的に供給されるコ
ンクリート型枠用堰板1を、予熱ヒータ7によってその
上面を予熱しつつ供給制御ローラ21によって加工部1
6へ向けて搬送する。続いて、案内ローラ22によって
コンクリート型枠用堰板1を加圧機構9の下方へ案内
し、コンクリート型枠用堰板1の上面にフィルムFの貼
付を行う。
【0034】コンクリート型枠用堰板1の上面へのフィ
ルムFの貼付は以下のように行われる。加圧機構9を構
成する圧接ローラ39には、フィルム供給機構8から供
給されるフィルムFが巻回されており、フィルムFは圧
接ローラ39に配される図示しない加熱手段によって接
着層が融解されている。この状態で、圧接ローラ39の
下方に位置する加圧力支持ローラ23によってコンクリ
ート型枠用堰板1の下面を支持しつつ、コンクリート型
枠用堰板1の上面にフィルムFを圧接ローラ39によっ
て供給しつつ圧接し、コンクリート型枠用堰板1の上面
にフィルムFを貼り付ける。なお、フィルムFはコンク
リート型枠用堰板1の前端面に突出する余長を持たせた
状態で供給されており、またフィルムFはコンクリート
型枠用堰板1の側端縁から突出する余長を持つ状態で供
給されている。
ルムFの貼付は以下のように行われる。加圧機構9を構
成する圧接ローラ39には、フィルム供給機構8から供
給されるフィルムFが巻回されており、フィルムFは圧
接ローラ39に配される図示しない加熱手段によって接
着層が融解されている。この状態で、圧接ローラ39の
下方に位置する加圧力支持ローラ23によってコンクリ
ート型枠用堰板1の下面を支持しつつ、コンクリート型
枠用堰板1の上面にフィルムFを圧接ローラ39によっ
て供給しつつ圧接し、コンクリート型枠用堰板1の上面
にフィルムFを貼り付ける。なお、フィルムFはコンク
リート型枠用堰板1の前端面に突出する余長を持たせた
状態で供給されており、またフィルムFはコンクリート
型枠用堰板1の側端縁から突出する余長を持つ状態で供
給されている。
【0035】このようにしてコンクリート型枠用堰板1
の上面へフィルムFを貼付けたのち、それぞれ回転駆動
される加圧力支持ローラ23及び圧接ローラ39によっ
てコンクリート型枠用堰板1をその全長にわたってフィ
ルムFを貼り付けつつ搬送方向前方へ搬送する。続いて
加圧力支持ローラ23に対して搬送方向の前方に位置す
るよう配される押圧力支持ローラ24によって、コンク
リート型枠用堰板1をその下面を支持しつつ更に搬送方
向前方に位置する上下面支持ローラ25、26に向けて
搬送する。そしてコンクリート型枠用堰板1を、上下面
支持ローラ25、26によって上下方向への変位を制限
しつつ、下面支持ローラ26によって更に搬送方向前方
に位置する側部ローラ12に向けて搬送し、コンクリー
ト型枠用堰板1の側端部へフィルムFの幅方向の余長の
貼付を行う。
の上面へフィルムFを貼付けたのち、それぞれ回転駆動
される加圧力支持ローラ23及び圧接ローラ39によっ
てコンクリート型枠用堰板1をその全長にわたってフィ
ルムFを貼り付けつつ搬送方向前方へ搬送する。続いて
加圧力支持ローラ23に対して搬送方向の前方に位置す
るよう配される押圧力支持ローラ24によって、コンク
リート型枠用堰板1をその下面を支持しつつ更に搬送方
向前方に位置する上下面支持ローラ25、26に向けて
搬送する。そしてコンクリート型枠用堰板1を、上下面
支持ローラ25、26によって上下方向への変位を制限
しつつ、下面支持ローラ26によって更に搬送方向前方
に位置する側部ローラ12に向けて搬送し、コンクリー
ト型枠用堰板1の側端部へフィルムFの幅方向の余長の
貼付を行う。
【0036】コンクリート型枠用堰板1の側端部へフィ
ルムFの幅方向の余長の貼付は以下のように行われる。
側部ローラ12を構成する折り込みローラ47によって
コンクリート型枠用堰板1の側端縁から突出されるフィ
ルムFの幅方向の余長をコンクリート型枠用堰板1の側
端面に案内する。続いてこの状態で、同じく側部ローラ
12を構成して図示しない加熱手段を有する側部貼付ロ
ーラ48によってフィルムFの幅方向の余長を、接着層
を融解させつつコンクリート型枠用堰板1の側端面に押
圧し、側端面にフィルムFの幅方向の余長の貼付を行
う。
ルムFの幅方向の余長の貼付は以下のように行われる。
側部ローラ12を構成する折り込みローラ47によって
コンクリート型枠用堰板1の側端縁から突出されるフィ
ルムFの幅方向の余長をコンクリート型枠用堰板1の側
端面に案内する。続いてこの状態で、同じく側部ローラ
12を構成して図示しない加熱手段を有する側部貼付ロ
ーラ48によってフィルムFの幅方向の余長を、接着層
を融解させつつコンクリート型枠用堰板1の側端面に押
圧し、側端面にフィルムFの幅方向の余長の貼付を行
う。
【0037】このようにして行われるコンクリート型枠
用堰板1の側端面へのフィルムFの幅方向の余長の貼付
けと前後して、搬送機構制御手段11によって先行して
搬送されるコンクリート型枠用堰板1の後端面から一定
寸法L離間した状態で後続のコンクリート型枠用堰板1
を加工部16に搬送する。先行して搬送されるコンクリ
ート型枠用堰板1の後端面から後続のコンクリート型枠
用堰板1を一定寸法L離間させる操作は以下のように行
われる。後続のコンクリート型枠用堰板1は、先行する
コンクリート型枠用堰板1に対して一定寸法Lよりも狭
い任意の間隔をあけた状態で、前述したように連続して
供給される。そして、搬送機構6の供給制御ローラ21
と加圧力支持ローラ23との間に配されて搬送機構制御
手段11を構成する光学センサ43、43のうち、搬送
方向の後方に位置するように配される光学センサ43に
よって搬送されてくるコンクリート型枠用堰板1の前端
が検出された時点で搬送機構制御手段11が供給制御ロ
ーラ21を駆動する図示しないモータを停止させる。こ
れによって、後続のコンクリート型枠用堰板1の搬送を
停止させて待機状態とする。
用堰板1の側端面へのフィルムFの幅方向の余長の貼付
けと前後して、搬送機構制御手段11によって先行して
搬送されるコンクリート型枠用堰板1の後端面から一定
寸法L離間した状態で後続のコンクリート型枠用堰板1
を加工部16に搬送する。先行して搬送されるコンクリ
ート型枠用堰板1の後端面から後続のコンクリート型枠
用堰板1を一定寸法L離間させる操作は以下のように行
われる。後続のコンクリート型枠用堰板1は、先行する
コンクリート型枠用堰板1に対して一定寸法Lよりも狭
い任意の間隔をあけた状態で、前述したように連続して
供給される。そして、搬送機構6の供給制御ローラ21
と加圧力支持ローラ23との間に配されて搬送機構制御
手段11を構成する光学センサ43、43のうち、搬送
方向の後方に位置するように配される光学センサ43に
よって搬送されてくるコンクリート型枠用堰板1の前端
が検出された時点で搬送機構制御手段11が供給制御ロ
ーラ21を駆動する図示しないモータを停止させる。こ
れによって、後続のコンクリート型枠用堰板1の搬送を
停止させて待機状態とする。
【0038】続いて、搬送方向前方に配される他方の光
学センサ43によって先行して搬送されるコンクリート
型枠用堰板1の後端が検出された時点で、搬送機構制御
手段11によって待機状態にある後続のコンクリート型
枠用堰板1の搬送が再開され、これによって先行して搬
送されるコンクリート型枠用堰板1と後続のコンクリー
ト型枠用堰板1との間隔が一定寸法Lになるよう調節さ
れる。
学センサ43によって先行して搬送されるコンクリート
型枠用堰板1の後端が検出された時点で、搬送機構制御
手段11によって待機状態にある後続のコンクリート型
枠用堰板1の搬送が再開され、これによって先行して搬
送されるコンクリート型枠用堰板1と後続のコンクリー
ト型枠用堰板1との間隔が一定寸法Lになるよう調節さ
れる。
【0039】続いて、コンクリート型枠用堰板1の側端
部へフィルムFの幅方向の余長の貼付を行った後、下面
支持ローラ26によって更にコンクリート型枠用堰板1
を搬送して、加圧機構9と側部ローラ12との間に配さ
れる切断機構13によって、コンクリート型枠用堰板1
の後端面から突出する余長を持たせた状態でフィルムF
を切断する。切断手段13によるフィルムFの切断は、
以下のように行われる。搬送機構制御装置11によっ
て、先行するコンクリート型枠用堰板1から一定寸法L
だけ離間されて連続的に搬送されてくる後続のコンクリ
ート型枠用堰板1の下面を、加圧力支持ローラ23に対
して搬送方向の前方に位置するよう配される押圧力支持
ローラ24によって支持しつつ搬送する。
部へフィルムFの幅方向の余長の貼付を行った後、下面
支持ローラ26によって更にコンクリート型枠用堰板1
を搬送して、加圧機構9と側部ローラ12との間に配さ
れる切断機構13によって、コンクリート型枠用堰板1
の後端面から突出する余長を持たせた状態でフィルムF
を切断する。切断手段13によるフィルムFの切断は、
以下のように行われる。搬送機構制御装置11によっ
て、先行するコンクリート型枠用堰板1から一定寸法L
だけ離間されて連続的に搬送されてくる後続のコンクリ
ート型枠用堰板1の下面を、加圧力支持ローラ23に対
して搬送方向の前方に位置するよう配される押圧力支持
ローラ24によって支持しつつ搬送する。
【0040】同時に、押圧力支持ローラ24の上方に配
される切断機構13のスライド部52から後続のコンク
リート型枠用堰板1の上面に向けて押圧係合手段54を
突出させて後続のコンクリート型枠用堰板1の上面を押
圧する。これによって押圧係合手段54とコンクリート
型枠用堰板1の上面との間に生じる摩擦力によってスラ
イド部52を、コンクリート型枠用堰板1と同期させた
状態で搬送方向前方にスライドさせる。続いて、スライ
ド部52に取り付けられる切断手段53を、スライド部
52のガイドレール52aに沿って移動させることで、
フィルムFに対して搬送方向に相対的に静止状態にある
回転刃56によってフィルムFを搬送方向に直交する向
きに切断する。
される切断機構13のスライド部52から後続のコンク
リート型枠用堰板1の上面に向けて押圧係合手段54を
突出させて後続のコンクリート型枠用堰板1の上面を押
圧する。これによって押圧係合手段54とコンクリート
型枠用堰板1の上面との間に生じる摩擦力によってスラ
イド部52を、コンクリート型枠用堰板1と同期させた
状態で搬送方向前方にスライドさせる。続いて、スライ
ド部52に取り付けられる切断手段53を、スライド部
52のガイドレール52aに沿って移動させることで、
フィルムFに対して搬送方向に相対的に静止状態にある
回転刃56によってフィルムFを搬送方向に直交する向
きに切断する。
【0041】なお、押圧係合手段54と回転刃56とは
搬送方向に所定距離離間して配されているので、フィル
ムFは、先行して搬送されるコンクリート型枠用堰板1
の後端面及び後続のコンクリート型枠用堰板1の前端面
とから突出する余長を持つ状態で切断される。また、フ
ィルムFの切断後には、引き戻し手段55によってスラ
イド部52が元の位置に引き戻され、次回のフィルムF
の切断に備えられる。
搬送方向に所定距離離間して配されているので、フィル
ムFは、先行して搬送されるコンクリート型枠用堰板1
の後端面及び後続のコンクリート型枠用堰板1の前端面
とから突出する余長を持つ状態で切断される。また、フ
ィルムFの切断後には、引き戻し手段55によってスラ
イド部52が元の位置に引き戻され、次回のフィルムF
の切断に備えられる。
【0042】このようにしてコンクリート型枠用堰板1
の後端面から突出する余長を持たせた状態でフィルムF
を切断した後、更に前記下面支持ローラ26によってコ
ンクリート型枠用堰板1を搬送して搬送方向前方に位置
する搬出制御ローラ27に供給する。そして、搬出制御
ローラ27によってコンクリート型枠用堰板1を搬送方
向前方に配される前後の当接板14、15の間に搬送す
る。なお、搬出制御ローラ27は、加工部16内の各ロ
ーラによる搬送速度よりも更に高速度でコンクリート型
枠用堰板1を搬送するものである。このように、搬出制
御ローラ27によって先行するコンクリート型枠用堰板
1を高速搬送することで、後続のコンクリート型枠用堰
板1との間に充分な間隔を確保して、先行して搬送され
るコンクリート型枠用堰板1の前後の端面にフィルムF
の長さ方向の余長を貼り付けるための作業時間を確保す
る。
の後端面から突出する余長を持たせた状態でフィルムF
を切断した後、更に前記下面支持ローラ26によってコ
ンクリート型枠用堰板1を搬送して搬送方向前方に位置
する搬出制御ローラ27に供給する。そして、搬出制御
ローラ27によってコンクリート型枠用堰板1を搬送方
向前方に配される前後の当接板14、15の間に搬送す
る。なお、搬出制御ローラ27は、加工部16内の各ロ
ーラによる搬送速度よりも更に高速度でコンクリート型
枠用堰板1を搬送するものである。このように、搬出制
御ローラ27によって先行するコンクリート型枠用堰板
1を高速搬送することで、後続のコンクリート型枠用堰
板1との間に充分な間隔を確保して、先行して搬送され
るコンクリート型枠用堰板1の前後の端面にフィルムF
の長さ方向の余長を貼り付けるための作業時間を確保す
る。
【0043】続いて、前後の当接板14、15によっ
て、コンクリート型枠用堰板1の前後の端面に、フィル
ムFの長さ方向の余長の貼付を行う。コンクリート型枠
用堰板1の前後の端面へのフィルムFの長さ方向の余長
の貼り付けは以下のように行われる。前後の当接板1
4、15は、それぞれ前後の当接板進出手段61、62
によって、搬送されてくるコンクリート型枠用堰板1の
前後の端面から突出されるフィルムFの長さ方向の余長
をそれぞれ前後の端面に沿って案内するようにしてコン
クリート型枠用堰板1の搬送路に進出される。なお、前
後の当接板進出手段61、62は、回転操作シリンダー
69によってシャフト65を回転操作することで、それ
ぞれシャフト65に取り付けられる前後の当接板14、
15を回転させて搬送路に進出退避させるものである。
て、コンクリート型枠用堰板1の前後の端面に、フィル
ムFの長さ方向の余長の貼付を行う。コンクリート型枠
用堰板1の前後の端面へのフィルムFの長さ方向の余長
の貼り付けは以下のように行われる。前後の当接板1
4、15は、それぞれ前後の当接板進出手段61、62
によって、搬送されてくるコンクリート型枠用堰板1の
前後の端面から突出されるフィルムFの長さ方向の余長
をそれぞれ前後の端面に沿って案内するようにしてコン
クリート型枠用堰板1の搬送路に進出される。なお、前
後の当接板進出手段61、62は、回転操作シリンダー
69によってシャフト65を回転操作することで、それ
ぞれシャフト65に取り付けられる前後の当接板14、
15を回転させて搬送路に進出退避させるものである。
【0044】この状態で、当接板押圧移動手段63を構
成する押圧操作シリンダー72によって前部当接板進出
手段61を後部当接手段62に向けて押圧する。これに
よって、前部当接板14を後部当接板15に向けて押圧
して移動させ、前後の当接板14、15によってコンク
リート型枠用堰板1の前後の端面に案内されるフィルム
Fの長さ方向の余長を前後の端面に押圧し、前後の当接
板14、15に配される図示しない加熱手段によって接
着層を融解させて貼付を行う。
成する押圧操作シリンダー72によって前部当接板進出
手段61を後部当接手段62に向けて押圧する。これに
よって、前部当接板14を後部当接板15に向けて押圧
して移動させ、前後の当接板14、15によってコンク
リート型枠用堰板1の前後の端面に案内されるフィルム
Fの長さ方向の余長を前後の端面に押圧し、前後の当接
板14、15に配される図示しない加熱手段によって接
着層を融解させて貼付を行う。
【0045】続いて、前後の当接板進出手段61、62
によって前後の当接板14、15を搬送路から退避させ
たのち、搬出制御ローラ27によってコンクリート型枠
用堰板1をコンクリート型枠へのフィルム貼付装置5本
体から搬出させる。以上の工程によって、コンクリート
型枠へのフィルム貼付装置5はコンクリート型枠用堰板
1の上面、前後の端面及び側端面へフィルムFの貼付を
行う。
によって前後の当接板14、15を搬送路から退避させ
たのち、搬出制御ローラ27によってコンクリート型枠
用堰板1をコンクリート型枠へのフィルム貼付装置5本
体から搬出させる。以上の工程によって、コンクリート
型枠へのフィルム貼付装置5はコンクリート型枠用堰板
1の上面、前後の端面及び側端面へフィルムFの貼付を
行う。
【0046】このように構成されるコンクリート型枠へ
のフィルム貼付装置5によれば、コンクリート型枠用堰
板1の上面、前後の端面及び側端面へのフィルムFの貼
付を一つの装置によって行うことができる。また、コン
クリート型枠用堰板1へのフィルムFの貼付加工を連続
的に搬送しながら行うことができる。また、側部ローラ
12及び前後の当接板14、15が、コンクリート型枠
用堰板1の寸法に合わせてその位置を調節可能に配され
るので、任意の寸法のコンクリート型枠用堰板1に対し
てフィルムFの貼付を行うことができる。
のフィルム貼付装置5によれば、コンクリート型枠用堰
板1の上面、前後の端面及び側端面へのフィルムFの貼
付を一つの装置によって行うことができる。また、コン
クリート型枠用堰板1へのフィルムFの貼付加工を連続
的に搬送しながら行うことができる。また、側部ローラ
12及び前後の当接板14、15が、コンクリート型枠
用堰板1の寸法に合わせてその位置を調節可能に配され
るので、任意の寸法のコンクリート型枠用堰板1に対し
てフィルムFの貼付を行うことができる。
【0047】また、コンクリート型枠用堰板1に貼り付
けられるフィルムFが、回転刃56によってその一方の
側端から切断されるので、フィルムFと切断手段53を
点接触とすることができ、回転刃56がフィルムFを切
断する力をフィルムFの一点に集中して作用させてフィ
ルムFを効果的に切断することができる。これによって
フィルムFが切断の際に切断する力によって引き延ばさ
れてゆがむことが少なく、またフィルムFの切断面をシ
ャープにすることができるので、コンクリート型枠用堰
板1に貼り付けられた際にめくれにくくなってフィルム
Fの寿命が延ばされる。
けられるフィルムFが、回転刃56によってその一方の
側端から切断されるので、フィルムFと切断手段53を
点接触とすることができ、回転刃56がフィルムFを切
断する力をフィルムFの一点に集中して作用させてフィ
ルムFを効果的に切断することができる。これによって
フィルムFが切断の際に切断する力によって引き延ばさ
れてゆがむことが少なく、またフィルムFの切断面をシ
ャープにすることができるので、コンクリート型枠用堰
板1に貼り付けられた際にめくれにくくなってフィルム
Fの寿命が延ばされる。
【0048】なお、上記実施の形態では、切断手段とし
て回転刃駆動モータ57によって回転される回転刃56
を用いた例を示したが、これに限られることなく、フィ
ルムFを切断できるものであれば、回転されない刃体を
用いても構わない。なお、上記実施の形態では、加工部
16から搬送方向へ搬出されるコンクリート型枠用堰板
1の搬送を、搬出制御ローラ27によって加工部16内
での搬送速度よりも速い速度で搬送することでコンクリ
ート型枠用堰板1の前後端へのフィルムFの貼付作業時
間の確保を行う例を用いたが、これに限られることな
く、作業者が手で送り出すことによってコンクリート型
枠用堰板1加工部16内での搬送速度よりも速い速度で
搬送しても構わない。
て回転刃駆動モータ57によって回転される回転刃56
を用いた例を示したが、これに限られることなく、フィ
ルムFを切断できるものであれば、回転されない刃体を
用いても構わない。なお、上記実施の形態では、加工部
16から搬送方向へ搬出されるコンクリート型枠用堰板
1の搬送を、搬出制御ローラ27によって加工部16内
での搬送速度よりも速い速度で搬送することでコンクリ
ート型枠用堰板1の前後端へのフィルムFの貼付作業時
間の確保を行う例を用いたが、これに限られることな
く、作業者が手で送り出すことによってコンクリート型
枠用堰板1加工部16内での搬送速度よりも速い速度で
搬送しても構わない。
【0049】なお、上記実施の形態では搬送機構6のフ
リーローラ20及び搬出制御ローラ27の数及び配置を
各図に図示したが、これに限られることなく、コンクリ
ート型枠用堰板1の搬送をスムースに行うためにこれら
フリーローラ20及び搬出制御ローラ27は任意の数を
任意の位置に配置しても構わない。なお、上記実施の形
態では、圧接ローラ39をモータ31によって回転駆動
させる例を用いたが、これに限られることなく、圧接ロ
ーラ39によるコンクリート型枠用堰板1の搬送速度が
モータ31によって回転駆動される他のローラによる搬
送速度と同期されるのであれば、他のモータによって単
独で回転駆動されても構わない。
リーローラ20及び搬出制御ローラ27の数及び配置を
各図に図示したが、これに限られることなく、コンクリ
ート型枠用堰板1の搬送をスムースに行うためにこれら
フリーローラ20及び搬出制御ローラ27は任意の数を
任意の位置に配置しても構わない。なお、上記実施の形
態では、圧接ローラ39をモータ31によって回転駆動
させる例を用いたが、これに限られることなく、圧接ロ
ーラ39によるコンクリート型枠用堰板1の搬送速度が
モータ31によって回転駆動される他のローラによる搬
送速度と同期されるのであれば、他のモータによって単
独で回転駆動されても構わない。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載のコンクリート型枠用堰板
へのフィルム貼付方法によれば、コンクリート型枠用堰
板の上面に貼付されたフィルムの長さ方向及び幅方向の
余長をコンクリート型枠用堰板の両側端面及び前後の端
面にも貼付することができる。また、コンクリート用型
枠用堰板へのフィルムの貼付けを連続的に搬送させなが
ら行うことができる。
へのフィルム貼付方法によれば、コンクリート型枠用堰
板の上面に貼付されたフィルムの長さ方向及び幅方向の
余長をコンクリート型枠用堰板の両側端面及び前後の端
面にも貼付することができる。また、コンクリート用型
枠用堰板へのフィルムの貼付けを連続的に搬送させなが
ら行うことができる。
【0051】請求項2記載のコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付装置によれば、コンクリート型枠用堰板
の上面、前後の端面及び側端面へのフィルムの貼付を一
つの装置によって行うことができる。また、コンクリー
ト型枠用堰板へのフィルムの貼付加工を連続的に行うこ
とができる。
のフィルム貼付装置によれば、コンクリート型枠用堰板
の上面、前後の端面及び側端面へのフィルムの貼付を一
つの装置によって行うことができる。また、コンクリー
ト型枠用堰板へのフィルムの貼付加工を連続的に行うこ
とができる。
【0052】請求項3記載のコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付装置によれば、コンクリート型枠用堰板
に貼り付けられるフィルムが、コンクリート型枠用堰板
と同期して搬送方向に移動されるスライド部に取り付け
られることによって搬送方向に移動するフィルムに対し
て相対的に静止した切断手段によって切断される。ま
た、切断手段がフィルムをその一方の側端から切断する
ので、フィルムと切断手段を点接触とすることができ、
切断手段がフィルムを切断する力をフィルムの一点に集
中して作用させてフィルムを効果的に切断することがで
きる。これによってフィルムが切断の際に切断する力に
よって引き延ばされてゆがむことが少なく、またフィル
ムの切断面をシャープにすることができるので、コンク
リート型枠用堰板に貼り付けられた際にめくれにくくな
ってフィルムの寿命が延ばされる。また、フィルム切断
のために搬送方向にスライドされるスライド部は、フィ
ルム切断のためにスライドした後に、引き戻し部によっ
てスライドする元の位置へ引き戻されて次回のフィルム
の切断に備えられるので、フィルムの切断を連続的に搬
送させながら行うことができる。
のフィルム貼付装置によれば、コンクリート型枠用堰板
に貼り付けられるフィルムが、コンクリート型枠用堰板
と同期して搬送方向に移動されるスライド部に取り付け
られることによって搬送方向に移動するフィルムに対し
て相対的に静止した切断手段によって切断される。ま
た、切断手段がフィルムをその一方の側端から切断する
ので、フィルムと切断手段を点接触とすることができ、
切断手段がフィルムを切断する力をフィルムの一点に集
中して作用させてフィルムを効果的に切断することがで
きる。これによってフィルムが切断の際に切断する力に
よって引き延ばされてゆがむことが少なく、またフィル
ムの切断面をシャープにすることができるので、コンク
リート型枠用堰板に貼り付けられた際にめくれにくくな
ってフィルムの寿命が延ばされる。また、フィルム切断
のために搬送方向にスライドされるスライド部は、フィ
ルム切断のためにスライドした後に、引き戻し部によっ
てスライドする元の位置へ引き戻されて次回のフィルム
の切断に備えられるので、フィルムの切断を連続的に搬
送させながら行うことができる。
【0053】請求項4記載のコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付装置によれば、スライド部を構成するフ
レームから突出自在に配される押圧係合手段がコンクリ
ート型枠用堰板に押し付けられることにより、押圧係合
手段とコンクリート型枠用堰板との間に生じる摩擦力に
よってコンクリート型枠用堰板とスライド部とが一体に
移動される。これにより、特別な動力を用いずに、切断
手段をコンクリート型枠用堰板と同期して移動させるこ
とができ、コンクリート型枠用堰板へのフィルム貼付装
置の構造を簡略化してその構築にかかるコストを削減す
ることができる。
のフィルム貼付装置によれば、スライド部を構成するフ
レームから突出自在に配される押圧係合手段がコンクリ
ート型枠用堰板に押し付けられることにより、押圧係合
手段とコンクリート型枠用堰板との間に生じる摩擦力に
よってコンクリート型枠用堰板とスライド部とが一体に
移動される。これにより、特別な動力を用いずに、切断
手段をコンクリート型枠用堰板と同期して移動させるこ
とができ、コンクリート型枠用堰板へのフィルム貼付装
置の構造を簡略化してその構築にかかるコストを削減す
ることができる。
【0054】請求項5記載のコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付装置によれば、前後の当接板によってコ
ンクリート型枠用堰板の前後端面にフィルムの長さ方向
の余長を貼り付けることができる。
のフィルム貼付装置によれば、前後の当接板によってコ
ンクリート型枠用堰板の前後端面にフィルムの長さ方向
の余長を貼り付けることができる。
【0055】請求項6記載のコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付装置によれば、このコンクリート型枠用
堰板へのフィルム貼付装置では、側部ローラ及び前後の
当接板が、コンクリート型枠用堰板の寸法に合わせてそ
の位置を調節可能に配されるので、任意の寸法のコンク
リート型枠用堰板に対してフィルムの貼付を行うことが
できる。
のフィルム貼付装置によれば、このコンクリート型枠用
堰板へのフィルム貼付装置では、側部ローラ及び前後の
当接板が、コンクリート型枠用堰板の寸法に合わせてそ
の位置を調節可能に配されるので、任意の寸法のコンク
リート型枠用堰板に対してフィルムの貼付を行うことが
できる。
【図1】 本発明の実施の形態におけるコンクリート型
枠用堰板へのフィルム貼付装置の構成及び構造を説明す
る側面図である。
枠用堰板へのフィルム貼付装置の構成及び構造を説明す
る側面図である。
【図2】 本発明の実施の形態におけるコンクリート型
枠用堰板へのフィルム貼付装置の加工部の構成及び構造
を説明する側面図である。
枠用堰板へのフィルム貼付装置の加工部の構成及び構造
を説明する側面図である。
【図3】 本発明の実施の形態におけるコンクリート型
枠用堰板へのフィルム貼付装置の搬送機構制御手段11
の構成及び配置を説明する側面図である。
枠用堰板へのフィルム貼付装置の搬送機構制御手段11
の構成及び配置を説明する側面図である。
【図4】 本発明の実施の形態におけるコンクリート型
枠用堰板へのフィルム貼付装置の折り込みローラの配置
を搬送方向及び搬送方向に直交する向きのそれぞれから
の視点で示す側面図である。
枠用堰板へのフィルム貼付装置の折り込みローラの配置
を搬送方向及び搬送方向に直交する向きのそれぞれから
の視点で示す側面図である。
【図5】 本発明の実施の形態におけるコンクリート型
枠用堰板へのフィルム貼付装置の加工部の構成及び構造
を説明する平面図である。
枠用堰板へのフィルム貼付装置の加工部の構成及び構造
を説明する平面図である。
【図6】 本発明の実施の形態におけるコンクリート型
枠用堰板へのフィルム貼付装置の前後の当接板、前後の
当接板進出手段及び当接板押圧移動手段の構成及び構造
を説明する側面図及び平面図である。
枠用堰板へのフィルム貼付装置の前後の当接板、前後の
当接板進出手段及び当接板押圧移動手段の構成及び構造
を説明する側面図及び平面図である。
【図7】 本発明の実施の形態におけるコンクリート型
枠用堰板へのフィルム貼付装置によりフィルムを貼付さ
れるコンクリート型枠用堰板の構成及び構造を説明する
正面図、平面図及び側面図である。
枠用堰板へのフィルム貼付装置によりフィルムを貼付さ
れるコンクリート型枠用堰板の構成及び構造を説明する
正面図、平面図及び側面図である。
1 コンクリート型枠用堰板 5 コンクリート型
枠用堰板へのフィルム貼付装置 6 搬送機構 7 予熱ヒータ 8 フィルム供給機構 9 加圧機構 11 搬送機構制御手段 12 側部ローラ 13 切断機構 14 前部当接板 15 後部当接板 36 フィルムロー
ル 39 圧接ローラ(加圧機構) 47 折り込みロー
ラ 48 側部貼付ローラ 52 スライド部 53 切断手段 54 押圧係合手段 55 引き戻し手段 56 回転刃 61 前部当接板進出手段 62 後部当接板進
出手段 63 当接板押圧移動手段 F フィルム
枠用堰板へのフィルム貼付装置 6 搬送機構 7 予熱ヒータ 8 フィルム供給機構 9 加圧機構 11 搬送機構制御手段 12 側部ローラ 13 切断機構 14 前部当接板 15 後部当接板 36 フィルムロー
ル 39 圧接ローラ(加圧機構) 47 折り込みロー
ラ 48 側部貼付ローラ 52 スライド部 53 切断手段 54 押圧係合手段 55 引き戻し手段 56 回転刃 61 前部当接板進出手段 62 後部当接板進
出手段 63 当接板押圧移動手段 F フィルム
Claims (6)
- 【請求項1】 コンクリート型枠用堰板を一方向に連続
的に搬送しながら、該コンクリート型枠用堰板の上面に
沿わせてかつ、コンクリート型枠用堰板の側端縁から突
出するように幅方向の余長を持たせた状態で帯状のフィ
ルムを供給して、該フィルムをコンクリート型枠用堰板
の上面に貼り付け、 側部ローラによって前記フィルムの幅方向の余長を前記
コンクリート型枠用堰板の側端面へ案内しつつ圧接し、 先行して搬送される前記コンクリート型枠用堰板の後端
面と後続のコンクリート型枠用堰板の前端面とにそれぞ
れ突出する長さ方向の余長を持つ状態で前記フィルムを
前記コンクリート型枠用堰板と一体的に搬送させながら
切断し、 前記コンクリート型枠用堰板の前後の端面を、前記フィ
ルムの余長を介在させて、前記コンクリート型枠用堰板
の搬送路にそれぞれ進出される前後の当接板によって押
圧して前記フィルムの余長を前記コンクリート型枠用堰
板の前端面及び後端面に貼り付けするようにしたことを
特徴とするコンクリート型枠用堰板へのフィルム貼付方
法。 - 【請求項2】 コンクリート型枠用堰板を略水平状態に
保持して該コンクリート型枠用堰板を一方向に順次連続
的に搬送する搬送機構と、 一方の面に接着層が形成され前記コンクリート型枠用堰
板の幅寸法よりも幅広に形成される帯状のフィルムを、
前記コンクリート型枠用堰板の上面側に該コンクリート
型枠用堰板の側端縁から突出するように幅方向の余長を
持たせた状態で供給するフィルム供給機構と、 前記コンクリート型枠用堰板の上面側に供給されたフィ
ルムを前記上面側に加圧して前記フィルムを前記接着層
にて前記コンクリート型枠用堰板の上面に貼付する加圧
機構とを備えてなるコンクリート型枠用堰板へのフィル
ム貼付装置において、 前記搬送機構を制御して、連続して搬送される前記コン
クリート型枠用堰板同士の間隔を一定寸法に調節する搬
送機構制御手段と、 前記フィルムの搬送路の側部に配されて、前記コンクリ
ート型枠用堰板の側端縁から突出される前記フィルムの
幅方向の余長を前記コンクリート型枠用堰板の側端面へ
案内しつつ圧接する側部ローラと、 前記加圧機構に対して前記搬送方向前方に位置するよう
配されて、先行して搬送される前記コンクリート型枠用
堰板の後端面と後続の前記コンクリート型枠用堰板の前
端面とからそれぞれ突出する長さ方向の余長を持たせた
状態で前記フィルムを前記コンクリート型枠用堰板と一
体的に搬送させながら切断する切断機構と、 該切断機構に対して前記搬送方向前方に前記コンクリー
ト型枠用堰板の搬送路に進出退避自在にして配されて、
前記コンクリート型枠用堰板の前後の端面から突出する
前記フィルムの長さ方向の余長を前記コンクリート型枠
用堰板の前後の端面へ押圧して貼り付ける前後の当接板
とを備えてなることを特徴とするコンクリート型枠用堰
板へのフィルム貼付装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のコンクリート型枠用堰板
へのフィルム貼付装置において、 前記切断機構が、前記コンクリート型枠用堰板の搬送さ
れる方向に前記コンクリート型枠用堰板と同期して移動
されるスライド部と、 該スライド部に対して前記搬送方向に直交する方向へ移
動可能にして取り付けられて前記フィルムを切断する切
断手段と、 該切断手段による前記フィルムの切断後に、前記スライ
ド部を移動前の位置に引き戻す引き戻し手段とから構成
されていることを特徴とするコンクリート型枠用堰板へ
のフィルム貼付装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のコンクリート型枠用堰板
へのフィルム貼付装置において、 前記スライド部には、前記コンクリート型枠用堰板に向
けて突出自在に配されて、前記コンクリート型枠用堰板
を押圧することによって前記スライド部を前記コンクリ
ート型枠用堰板にともなって前記搬送方向へ移動させる
押圧係合手段が設けられていることを特徴とするコンク
リート型枠用堰板へのフィルム貼付装置。 - 【請求項5】 請求項2〜4のうちいずれかに記載のコ
ンクリート型枠用堰板へのフィルム貼付装置において、 前記切断機構に対して前記搬送方向の前方には、前記前
後の当接板を、搬送されてくる前記コンクリート型枠用
堰板の前後の端面から突出される前記フィルムの長さ方
向の余長をそれぞれ前記前後の端面に沿って案内するよ
うにして前記コンクリート型枠用堰板の搬送路に進出さ
せる当接板進出手段と、 前記コンクリート型枠用堰板の前後の端面に沿って案内
された前記フィルムの長さ方向の余長を介在させた状態
で前記コンクリート型枠用堰板の前後の端面を前記前後
の当接板によって挟み付けられて前記フィルムの長さ方
向の余長が前記前後の端面に貼り付けられるよう、前記
前後の当接板のうちいずれか一方を他方に向けて押圧し
て移動させる当接板押圧移動手段とが設けられているこ
とを特徴とするコンクリート型枠用堰板へのフィルム貼
付装置。 - 【請求項6】 請求項2〜5記載のコンクリート型枠用
堰板へのフィルム貼付装置において、 前記側部ローラが、フィルムの搬送路の側部に、前記コ
ンクリート型枠用堰板の幅に合わせて前記搬送方向に直
交する方向への位置調節が可能に配されており、 前記前後の当接板のうち少なくともいずれか一方が、前
記コンクリート型枠用堰板の長さに合わせて前記前後の
当接板間の間隔の調整が可能なように前記搬送機構の搬
送方向に沿って移動可能に配されていることを特徴とす
るコンクリート型枠用堰板へのフィルム貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP469099A JP3002194B1 (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | コンクリ―ト型枠用堰板へのフィルム貼付方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP469099A JP3002194B1 (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | コンクリ―ト型枠用堰板へのフィルム貼付方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3002194B1 true JP3002194B1 (ja) | 2000-01-24 |
JP2000204757A JP2000204757A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11590899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP469099A Expired - Fee Related JP3002194B1 (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | コンクリ―ト型枠用堰板へのフィルム貼付方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002194B1 (ja) |
-
1999
- 1999-01-11 JP JP469099A patent/JP3002194B1/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000204757A (ja) | 2000-07-25 |
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