JP3092444B2 - 車両用定速走行制御装置 - Google Patents
車両用定速走行制御装置Info
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- JP3092444B2 JP3092444B2 JP06094468A JP9446894A JP3092444B2 JP 3092444 B2 JP3092444 B2 JP 3092444B2 JP 06094468 A JP06094468 A JP 06094468A JP 9446894 A JP9446894 A JP 9446894A JP 3092444 B2 JP3092444 B2 JP 3092444B2
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- throttle opening
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W2552/00—Input parameters relating to infrastructure
- B60W2552/15—Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の実車速を乗員に
よって設定された設定車速に維持して走行を行う車両用
定速走行制御装置に関する。
よって設定された設定車速に維持して走行を行う車両用
定速走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の車両用定速走行制御装置
として、次の(1),(2)に示すようなものが知られ
ている。 (1)特開平4−132845号公報に開示されたもの
で、周知の線形フィードバック制御手法を用いて実車速
を目標車速に一致させるための目標駆動力を演算し、予
め記憶されたエンジン非線形特性データを用いて実駆動
力を上記目標駆動力に一致させるようにスロットル開度
を制御する。このようにエンジン非線形特性データを用
いることにより、目標駆動力からみた実駆動力の応答特
性を線形化することができるので、走行条件に拘らず実
車速の目標車速からの逸脱を最小限に抑制して高精度の
車速応答性能が得られるとともに、高い外乱(例えば勾
配路走行時の車速変化)除去性能が得られる。 (2)特開昭59−160055号公報に開示されたも
ので、定速走行制御開始時は、スロットル開度を予め決
められた所定値(車速に応じて決定される)に初期設定
し、その後、目標車速と実車速との偏差を検出し、その
偏差に基づいてスロットル開度を調節するフィードバッ
ク制御を行う。このように定速走行制御開始時にスロッ
トル開度を予め決められた所定値に初期設定することに
より、定速走行制御開始時に車速が落込む、いわゆるア
ンダーシュートが抑制される。
として、次の(1),(2)に示すようなものが知られ
ている。 (1)特開平4−132845号公報に開示されたもの
で、周知の線形フィードバック制御手法を用いて実車速
を目標車速に一致させるための目標駆動力を演算し、予
め記憶されたエンジン非線形特性データを用いて実駆動
力を上記目標駆動力に一致させるようにスロットル開度
を制御する。このようにエンジン非線形特性データを用
いることにより、目標駆動力からみた実駆動力の応答特
性を線形化することができるので、走行条件に拘らず実
車速の目標車速からの逸脱を最小限に抑制して高精度の
車速応答性能が得られるとともに、高い外乱(例えば勾
配路走行時の車速変化)除去性能が得られる。 (2)特開昭59−160055号公報に開示されたも
ので、定速走行制御開始時は、スロットル開度を予め決
められた所定値(車速に応じて決定される)に初期設定
し、その後、目標車速と実車速との偏差を検出し、その
偏差に基づいてスロットル開度を調節するフィードバッ
ク制御を行う。このように定速走行制御開始時にスロッ
トル開度を予め決められた所定値に初期設定することに
より、定速走行制御開始時に車速が落込む、いわゆるア
ンダーシュートが抑制される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(1)
の従来例では、(2)のような制御を行っていないの
で、定速走行制御開始直後はフィードバック制御の形態
に起因した遅れにより上記アンダーシュートが発生して
しまう。そこで、これを抑制するために(1)の従来例
と(2)の従来例とを組合せることが考えられる。この
場合、定速走行制御開始時には、スロットル開度が予め
決められた初期値にフィードフォワード的に初期設定さ
れるので、定速走行開始直後のアンダーシュートは抑制
できる。その後のフィードバック制御では、実車速と目
標車速との偏差から目標駆動力が演算されるとともに、
この目標駆動力からエンジン非線形特性データに基づい
てスロットル開度補正値が演算され、このスロットル開
度補正値を上述した制御開始時の初期スロットル開度に
加算して目標スロットル開度が求められる。そして、実
際のスロットル開度がこの目標スロットル開度となるよ
うな制御が行われる。しかし、フィードバック制御で演
算される目標駆動力は、走行抵抗の変化分に相当するか
ら、この目標駆動力のみから演算されるスロットル開度
補正値を初期スロットル開度に加算しても、エンジン非
線形データを用いたことによる非線形補償の効果が十分
得られず、車速応答性能の精度が低下する。つまり、
(1),(2)の従来例を単に組合せただけでは、両者
の効果を両立させることはできない。
の従来例では、(2)のような制御を行っていないの
で、定速走行制御開始直後はフィードバック制御の形態
に起因した遅れにより上記アンダーシュートが発生して
しまう。そこで、これを抑制するために(1)の従来例
と(2)の従来例とを組合せることが考えられる。この
場合、定速走行制御開始時には、スロットル開度が予め
決められた初期値にフィードフォワード的に初期設定さ
れるので、定速走行開始直後のアンダーシュートは抑制
できる。その後のフィードバック制御では、実車速と目
標車速との偏差から目標駆動力が演算されるとともに、
この目標駆動力からエンジン非線形特性データに基づい
てスロットル開度補正値が演算され、このスロットル開
度補正値を上述した制御開始時の初期スロットル開度に
加算して目標スロットル開度が求められる。そして、実
際のスロットル開度がこの目標スロットル開度となるよ
うな制御が行われる。しかし、フィードバック制御で演
算される目標駆動力は、走行抵抗の変化分に相当するか
ら、この目標駆動力のみから演算されるスロットル開度
補正値を初期スロットル開度に加算しても、エンジン非
線形データを用いたことによる非線形補償の効果が十分
得られず、車速応答性能の精度が低下する。つまり、
(1),(2)の従来例を単に組合せただけでは、両者
の効果を両立させることはできない。
【0004】本発明の目的は、定速走行開始時のアンダ
ーシュートを防止するとともに、高精度の車速応答性能
と高い外乱除去性能を確保可能な車両用定速走行制御装
置を提供することにある。
ーシュートを防止するとともに、高精度の車速応答性能
と高い外乱除去性能を確保可能な車両用定速走行制御装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る車
両用定速走行制御装置は、定速走行制御開始時の走行抵
抗に相当する目標駆動力初期値を演算する目標駆動力初
期値演算手段と、車両の実車速と目標車速に基づいて、
実車速を目標車速に一致させるための走行抵抗の変化分
に相当する目標駆動力補正値を演算する補正値演算手段
と、演算された目標駆動力初期値に目標駆動力補正値を
加算して目標駆動力を求める目標駆動力演算手段と、演
算された目標駆動力初期値に基づいて目標駆動力初期値
を得るための初期目標スロットル開度を演算するととも
に、演算された目標駆動力に基づいて目標駆動力を得る
ためのフィードバック制御用目標スロットル開度を演算
する目標スロットル開度演算手段と、定速走行制御開始
時に、上記演算された初期目標スロットル開度となるよ
うに実スロットル開度を制御する初期スロットル開度制
御を行った後、補正値演算手段,総目標駆動力演算手段
および目標スロットル開度演算手段を繰り返し作動さ
せ、フィードバック制御用目標スロットル開度となるよ
うに実スロットル開度をフィードバック制御するスロッ
トル開度制御手段とを具備し、これにより上記問題点を
解決する。請求項2の発明は、定速走行制御開始時にお
ける初期スロットル開度制御が完了するまで、フィード
バック制御を禁止する禁止手段を更に備えたものであ
る。請求項3の発明は、補正値演算手段として、予め決
められた規範モデルの応答特性に従って車両の実車速が
目標車速に近づくように目標駆動力補正値を演算するモ
デルマッチング演算手段を用いたものである。請求項4
の発明は、目標駆動力初期値演算手段が、定速走行制御
開始時の実車速に基づいて平坦走行時の走行抵抗に相当
する目標駆動力初期値を演算するものである。請求項5
の発明は、目標駆動力初期値演算手段が、車両の実加速
度と実駆動力に基づいて、勾配抵抗を含む全走行抵抗に
相当する目標駆動力初期値を演算するものである。
両用定速走行制御装置は、定速走行制御開始時の走行抵
抗に相当する目標駆動力初期値を演算する目標駆動力初
期値演算手段と、車両の実車速と目標車速に基づいて、
実車速を目標車速に一致させるための走行抵抗の変化分
に相当する目標駆動力補正値を演算する補正値演算手段
と、演算された目標駆動力初期値に目標駆動力補正値を
加算して目標駆動力を求める目標駆動力演算手段と、演
算された目標駆動力初期値に基づいて目標駆動力初期値
を得るための初期目標スロットル開度を演算するととも
に、演算された目標駆動力に基づいて目標駆動力を得る
ためのフィードバック制御用目標スロットル開度を演算
する目標スロットル開度演算手段と、定速走行制御開始
時に、上記演算された初期目標スロットル開度となるよ
うに実スロットル開度を制御する初期スロットル開度制
御を行った後、補正値演算手段,総目標駆動力演算手段
および目標スロットル開度演算手段を繰り返し作動さ
せ、フィードバック制御用目標スロットル開度となるよ
うに実スロットル開度をフィードバック制御するスロッ
トル開度制御手段とを具備し、これにより上記問題点を
解決する。請求項2の発明は、定速走行制御開始時にお
ける初期スロットル開度制御が完了するまで、フィード
バック制御を禁止する禁止手段を更に備えたものであ
る。請求項3の発明は、補正値演算手段として、予め決
められた規範モデルの応答特性に従って車両の実車速が
目標車速に近づくように目標駆動力補正値を演算するモ
デルマッチング演算手段を用いたものである。請求項4
の発明は、目標駆動力初期値演算手段が、定速走行制御
開始時の実車速に基づいて平坦走行時の走行抵抗に相当
する目標駆動力初期値を演算するものである。請求項5
の発明は、目標駆動力初期値演算手段が、車両の実加速
度と実駆動力に基づいて、勾配抵抗を含む全走行抵抗に
相当する目標駆動力初期値を演算するものである。
【0006】
【作用】請求項1の発明では、定速走行制御開始時に
は、そのときの走行抵抗に相当する目標駆動力初期値か
ら演算された初期目標スロットル開度となるように実ス
ロットル開度が制御され、これにより定速走行制御開始
時の車速のアンダーシュートが防止される。その後は、
目標駆動力初期値に走行抵抗の変化分に相当する目標駆
動力補正値が加算されて総目標駆動力が求められ、この
総目標駆動力からフィードバック制御用目標スロットル
開度が演算される。そして、このフィードバック制御用
目標スロットル開度となるように実スロットル開度がフ
ィードバック制御される。このように、目標駆動力初期
値と目標駆動力補正値との加算値である総目標駆動力か
らフィードバック制御用目標スロットル開度が演算され
るので、従来方式と比べてエンジン非線形データを用い
たことによる非線形補償効果を十分利用することがで
き、高精度の車速応答性が得られる。請求項2の発明で
は、定速走行制御開始時における初期スロットル開度制
御が完了するまで、フィードバック制御が禁止される。
請求項3の発明では、補正値演算手段として、予め決め
られた規範モデルの応答特性に従って車両の実車速が目
標車速に近づくように上記目標駆動力補正値が演算され
る。請求項4の発明では、定速走行制御開始時の実車速
に基づいて平坦走行時の走行抵抗に相当する目標駆動力
初期値が演算される。請求項5の発明では、車両の実加
速度と実駆動力に基づいて、勾配抵抗を含む全走行抵抗
に相当する目標駆動力初期値が演算される。
は、そのときの走行抵抗に相当する目標駆動力初期値か
ら演算された初期目標スロットル開度となるように実ス
ロットル開度が制御され、これにより定速走行制御開始
時の車速のアンダーシュートが防止される。その後は、
目標駆動力初期値に走行抵抗の変化分に相当する目標駆
動力補正値が加算されて総目標駆動力が求められ、この
総目標駆動力からフィードバック制御用目標スロットル
開度が演算される。そして、このフィードバック制御用
目標スロットル開度となるように実スロットル開度がフ
ィードバック制御される。このように、目標駆動力初期
値と目標駆動力補正値との加算値である総目標駆動力か
らフィードバック制御用目標スロットル開度が演算され
るので、従来方式と比べてエンジン非線形データを用い
たことによる非線形補償効果を十分利用することがで
き、高精度の車速応答性が得られる。請求項2の発明で
は、定速走行制御開始時における初期スロットル開度制
御が完了するまで、フィードバック制御が禁止される。
請求項3の発明では、補正値演算手段として、予め決め
られた規範モデルの応答特性に従って車両の実車速が目
標車速に近づくように上記目標駆動力補正値が演算され
る。請求項4の発明では、定速走行制御開始時の実車速
に基づいて平坦走行時の走行抵抗に相当する目標駆動力
初期値が演算される。請求項5の発明では、車両の実加
速度と実駆動力に基づいて、勾配抵抗を含む全走行抵抗
に相当する目標駆動力初期値が演算される。
【0007】
【実施例】図1〜図6により本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明に係る定速走行制御装置の全体構成を
示すブロック図である。符号10で示す定速走行コント
ロールユニットは、例えばCPU,ROM,RAM,デ
ジタルポート,A/Dポート,各種タイマを内蔵するワ
ンチップマイクロコンピュータ(以下、マイコン)11
と、後述する負圧式スロットルアクチュエータ34を駆
動制御するストッロルアクチュエータ駆動回路12と、
フェイルセーフ用遮断回路13とから構成されている。
る。図1は本発明に係る定速走行制御装置の全体構成を
示すブロック図である。符号10で示す定速走行コント
ロールユニットは、例えばCPU,ROM,RAM,デ
ジタルポート,A/Dポート,各種タイマを内蔵するワ
ンチップマイクロコンピュータ(以下、マイコン)11
と、後述する負圧式スロットルアクチュエータ34を駆
動制御するストッロルアクチュエータ駆動回路12と、
フェイルセーフ用遮断回路13とから構成されている。
【0008】21〜25はいずれも乗員によって操作さ
れるスイッチであり、各スイッチの操作状態が定速走行
コントロールユニット10のマイコン11に入力され
る。21は定速走行制御のメインスイッチ、22は定速
走行制御の開始および設定車速のセットを行うためのセ
ットスイッチ、23,24は設定車速をアップ・ダウン
するためのアップ・ダウンスイッチ、25は定速走行制
御を解除するためのキャンセルスイッチである。マイコ
ン11は、メインスイッチ21のオン後にセットスイッ
チ22がオフからオンされると、そのときの車速で定速
走行制御を開始する。26は、フットブレーキが操作さ
れるとオンされるブレーキスイッチであり、そのオン・
オフ状態もマイコン11に入力される。
れるスイッチであり、各スイッチの操作状態が定速走行
コントロールユニット10のマイコン11に入力され
る。21は定速走行制御のメインスイッチ、22は定速
走行制御の開始および設定車速のセットを行うためのセ
ットスイッチ、23,24は設定車速をアップ・ダウン
するためのアップ・ダウンスイッチ、25は定速走行制
御を解除するためのキャンセルスイッチである。マイコ
ン11は、メインスイッチ21のオン後にセットスイッ
チ22がオフからオンされると、そのときの車速で定速
走行制御を開始する。26は、フットブレーキが操作さ
れるとオンされるブレーキスイッチであり、そのオン・
オフ状態もマイコン11に入力される。
【0009】マイコン11にはまた、電磁ピックアップ
を用いた車速センサ31と、ポテンショ型のスロットル
センサ32とが接続されている。車速センサ31は、実
車速に対応した数のパルス信号をマイコン11に入力
し、マイコン11は、そのパルスをカウントすることに
より実車速を計測する。スロットルセンサ32は、実ス
ロットル開度に対応したアナログ信号をマイコン11に
入力し、マイコン11は、そのアナログ信号をA/D変
換して実スロットル開度を計測する。計測されたスロッ
トル開度は、後述するようなスロットルアクチュエータ
のサーボコントロールおよび走行抵抗推定に用いられ
る。
を用いた車速センサ31と、ポテンショ型のスロットル
センサ32とが接続されている。車速センサ31は、実
車速に対応した数のパルス信号をマイコン11に入力
し、マイコン11は、そのパルスをカウントすることに
より実車速を計測する。スロットルセンサ32は、実ス
ロットル開度に対応したアナログ信号をマイコン11に
入力し、マイコン11は、そのアナログ信号をA/D変
換して実スロットル開度を計測する。計測されたスロッ
トル開度は、後述するようなスロットルアクチュエータ
のサーボコントロールおよび走行抵抗推定に用いられ
る。
【0010】33はエンジンEGに設けられたクランク
角センサであり、その出力に基づいてマイコン11がエ
ンジン回転速度を計測する。34は負圧式スロットルア
クチュエータであり、周知の如くモータで駆動されるバ
キュームバルブと大気開放用のソレノイドバルブとを駆
動制御することで負圧を調節し、これにより不図示のス
ロットル弁の開度を調節する。このスロットル弁の開度
に応じて車速が決定される。
角センサであり、その出力に基づいてマイコン11がエ
ンジン回転速度を計測する。34は負圧式スロットルア
クチュエータであり、周知の如くモータで駆動されるバ
キュームバルブと大気開放用のソレノイドバルブとを駆
動制御することで負圧を調節し、これにより不図示のス
ロットル弁の開度を調節する。このスロットル弁の開度
に応じて車速が決定される。
【0011】符号40で示す自動変速機コントロールユ
ニットは、オートマチックトランスミッションATを制
御するとともに、信号線1を用いて定速走行制御中のギ
ア位置(3rdまたはオーバードライブ)を示す信号を定
速走行コントロールユニット10に送る。定速走行コン
トロールユニット10は、定速走行制御中に、信号線2
を用いて定速走行制御中であることを示す信号を、信号
線3を用いてオーバードライブキャンセル要求信号をそ
れぞれ自動変速機用コントロールユニット40に送る。
自動変速機コントロールユニット40は、定速走行制御
中は、定速走行コントロールユニット10の指令に基づ
いて変速制御を行う。
ニットは、オートマチックトランスミッションATを制
御するとともに、信号線1を用いて定速走行制御中のギ
ア位置(3rdまたはオーバードライブ)を示す信号を定
速走行コントロールユニット10に送る。定速走行コン
トロールユニット10は、定速走行制御中に、信号線2
を用いて定速走行制御中であることを示す信号を、信号
線3を用いてオーバードライブキャンセル要求信号をそ
れぞれ自動変速機用コントロールユニット40に送る。
自動変速機コントロールユニット40は、定速走行制御
中は、定速走行コントロールユニット10の指令に基づ
いて変速制御を行う。
【0012】次に、図2のフローチャートに基づいて定
速走行コントロールユニット10のマイコン11による
定速走行制御の手順を説明する。このルーチンは、メイ
ンスイッチ21のオンに伴って100msごとに周期的
に実行されるものである。ステップS1では、100m
sの間に車速センサ31から入力されたパルス数のカウ
ント値から100ms間における平均実車速Vspを演算
する。また、100msの間にクランク角センサ33か
ら入力されたパルス数のカウント値から100ms間に
おける平均エンジン回転速度Neを演算する。さらに、
スロットルセンサ32からのアナログ信号をA/D変換
してスロットル開度Tvoを演算する。
速走行コントロールユニット10のマイコン11による
定速走行制御の手順を説明する。このルーチンは、メイ
ンスイッチ21のオンに伴って100msごとに周期的
に実行されるものである。ステップS1では、100m
sの間に車速センサ31から入力されたパルス数のカウ
ント値から100ms間における平均実車速Vspを演算
する。また、100msの間にクランク角センサ33か
ら入力されたパルス数のカウント値から100ms間に
おける平均エンジン回転速度Neを演算する。さらに、
スロットルセンサ32からのアナログ信号をA/D変換
してスロットル開度Tvoを演算する。
【0013】ステップS2では、キャンセルスイッチ2
5およびブレーキスイッチ26のオン・オフを判定し、
いずれもオフであれば、ステップS3に進む。ステップ
S3では、セットスイッチ22のオン・オフを判定し、
オンであれば定速走行制御の開始が指令された判断し、
初期スロットル開度制御を行うべくステップS4に進
む。ステップS4では、現在の実車速Vspを目標車速V
sprとして記憶する。ステップS5では、予めメモリに
記憶されたデータマップから目標車速で平坦路を走行し
た場合の走行抵抗力Rを求め、これを目標駆動力初期値
Foriとして記憶する。
5およびブレーキスイッチ26のオン・オフを判定し、
いずれもオフであれば、ステップS3に進む。ステップ
S3では、セットスイッチ22のオン・オフを判定し、
オンであれば定速走行制御の開始が指令された判断し、
初期スロットル開度制御を行うべくステップS4に進
む。ステップS4では、現在の実車速Vspを目標車速V
sprとして記憶する。ステップS5では、予めメモリに
記憶されたデータマップから目標車速で平坦路を走行し
た場合の走行抵抗力Rを求め、これを目標駆動力初期値
Foriとして記憶する。
【0014】ステップS6では、目標駆動力初期値を得
るのに必要なバキュームバルブへの出力パルス幅Tvaci
を求める。詳しく説明すると、まず目標駆動力初期値F
oriを用いて、
るのに必要なバキュームバルブへの出力パルス幅Tvaci
を求める。詳しく説明すると、まず目標駆動力初期値F
oriを用いて、
【数1】Teri=(Fori・Rt)/(Gm・Gf) により目標エンジントルク初期値Teriを算出する。こ
こで、Gmはミッションギア比、Gfはファイナルギア
比、Rtはタイヤの半径である。次に、図3に示すよう
なエンジンの非線形特性データマップ(予めメモリに記
憶されている)を用いて、目標エンジントルク初期値T
eriとエンジン回転速度Neとから目標スロットル開度初
期値Tvoriを演算する。そして、目標スロットル開度初
期値Tvoriを得るのに必要なバキュームバルブへの出力
パルス幅Tvaciを次式により演算する。
こで、Gmはミッションギア比、Gfはファイナルギア
比、Rtはタイヤの半径である。次に、図3に示すよう
なエンジンの非線形特性データマップ(予めメモリに記
憶されている)を用いて、目標エンジントルク初期値T
eriとエンジン回転速度Neとから目標スロットル開度初
期値Tvoriを演算する。そして、目標スロットル開度初
期値Tvoriを得るのに必要なバキュームバルブへの出力
パルス幅Tvaciを次式により演算する。
【数2】Tvaci=Tvori−η+λ ここで、λはアクチュエータ無駄時間、ηはアクチュエ
ータ平均変化率であり、予めメモリに記憶されている。
ータ平均変化率であり、予めメモリに記憶されている。
【0015】ステップS7では、定速走行制御中か否か
を判定するためのASCD作動フラグを「1」にセット
する。ステップS8では、フェイルセーフ用電源遮断回
路13を通電状態とし、その後、リターンする。
を判定するためのASCD作動フラグを「1」にセット
する。ステップS8では、フェイルセーフ用電源遮断回
路13を通電状態とし、その後、リターンする。
【0016】一方、ステップS3でセットスイッチ22
がオフと判定された場合には、ステップS9に進む。ス
テップS9では、ASCD作動フラグを判定し、「1」
であれば定速走行制御中であると判断してステップS1
0に進む。ステップS10では、イニシャライズ終了フ
ラグをチェックし、「0」であればスロットル開度の初
期設定がまだ完了していないと判断してステップS14
に進む。
がオフと判定された場合には、ステップS9に進む。ス
テップS9では、ASCD作動フラグを判定し、「1」
であれば定速走行制御中であると判断してステップS1
0に進む。ステップS10では、イニシャライズ終了フ
ラグをチェックし、「0」であればスロットル開度の初
期設定がまだ完了していないと判断してステップS14
に進む。
【0017】ステップS14では、バキュームバルブへ
の出力パルス幅Tvaciが100ms以下か否かを判定
し、Tvaci>100msであれば、ステップS16で現
在のTvaciから100msを差し引いて新たなTvaciと
し、ステップS20に進む。Tvaci≦100msであれ
ば、スロットル開度の初期設定が完了したと判断し、ス
テップS15でイニシャライズ終了フラグを「1」にセ
ットしてステップS20に進む。ステップS20では、
マイコン11内のパルス出力レジスタにバキュームバル
ブ出力パルス幅Tvac(最初はTvaci)と、大気解放用
ソレノイドバルブ出力パルス幅Tventを書き込む。これ
により負圧式スロットルアクチュエータのバキュームバ
ルブと大気開放用ソレノイドバルブが駆動回路12を介
して駆動制御され、不図示のスロットル弁の開度が調節
され、その開度に応じた車速が得られる。
の出力パルス幅Tvaciが100ms以下か否かを判定
し、Tvaci>100msであれば、ステップS16で現
在のTvaciから100msを差し引いて新たなTvaciと
し、ステップS20に進む。Tvaci≦100msであれ
ば、スロットル開度の初期設定が完了したと判断し、ス
テップS15でイニシャライズ終了フラグを「1」にセ
ットしてステップS20に進む。ステップS20では、
マイコン11内のパルス出力レジスタにバキュームバル
ブ出力パルス幅Tvac(最初はTvaci)と、大気解放用
ソレノイドバルブ出力パルス幅Tventを書き込む。これ
により負圧式スロットルアクチュエータのバキュームバ
ルブと大気開放用ソレノイドバルブが駆動回路12を介
して駆動制御され、不図示のスロットル弁の開度が調節
され、その開度に応じた車速が得られる。
【0018】ステップS10でイニシャライズ終了フラ
グが「1」と判定されると、スロットル開度の初期設定
が既に終了していると判断してステップS11以降のフ
ィードバック制御を行う。まずステップS11では、目
標車速Vsprと実車速Vspとに基づいて両者を一致させ
るための目標駆動力補正値を演算する。ここでは、公知
の線形制御手法であるモデルマッチング手法と、近似ゼ
ロイング手法とを用いて目標駆動力補正値Tfbを演算す
る。制御対象の伝達特性をパルス伝達関数P(z-1)と
おくと、補償器の部分は図4のようになる。zは遅延演
算子であり、z-1を乗ずると1サンプル前の値となる。
C1(z-1),C2(z-1)は近似ゼロイング手法による
補償器であり、外乱やモデル化誤差による影響を抑える
ためのものである。C3(z-1)はモデルマッチング手
法による補償器であり、制御対象の応答特性を規範モデ
ルH(z-1)の特性に一致させるためのものである。
グが「1」と判定されると、スロットル開度の初期設定
が既に終了していると判断してステップS11以降のフ
ィードバック制御を行う。まずステップS11では、目
標車速Vsprと実車速Vspとに基づいて両者を一致させ
るための目標駆動力補正値を演算する。ここでは、公知
の線形制御手法であるモデルマッチング手法と、近似ゼ
ロイング手法とを用いて目標駆動力補正値Tfbを演算す
る。制御対象の伝達特性をパルス伝達関数P(z-1)と
おくと、補償器の部分は図4のようになる。zは遅延演
算子であり、z-1を乗ずると1サンプル前の値となる。
C1(z-1),C2(z-1)は近似ゼロイング手法による
補償器であり、外乱やモデル化誤差による影響を抑える
ためのものである。C3(z-1)はモデルマッチング手
法による補償器であり、制御対象の応答特性を規範モデ
ルH(z-1)の特性に一致させるためのものである。
【0019】目標加速度を入力、実車速を出力とする部
分を制御対象とおくと、制御対象の伝達特性であるパル
ス伝達関数P(z-1)は、積分要素P1(z-1)と、無
駄時間要素P2(z-1)=z-2との積でおくことができ
る。積分要素P1(z-1)は、
分を制御対象とおくと、制御対象の伝達特性であるパル
ス伝達関数P(z-1)は、積分要素P1(z-1)と、無
駄時間要素P2(z-1)=z-2との積でおくことができ
る。積分要素P1(z-1)は、
【数3】P1(z-1)=T・z-1/(1−z-1) ただし、Tはサンプル周期(100ms)で表される。
このとき、C1(z-1),C2(z-1)は次式で演算され
る。
このとき、C1(z-1),C2(z-1)は次式で演算され
る。
【数4】 C1(z-1)=(1−γ)・z-1/(1−γ・z-1) C2(z-1)=(1−γ)・(1−z-1)/{T・(1
−γ・z-1)} ただし、C2=C1/P1,γ=exp(−T/Tb),Tbは
時定数 制御対象の無駄時間を無視して規範モデルを時定数Ta
の一時ローパスフィルタとすると、C3は下記の定数と
なる。
−γ・z-1)} ただし、C2=C1/P1,γ=exp(−T/Tb),Tbは
時定数 制御対象の無駄時間を無視して規範モデルを時定数Ta
の一時ローパスフィルタとすると、C3は下記の定数と
なる。
【数5】C3=K={1−exp(−T/Ta)}/T
【0020】以上から、ステップS11では、次式によ
り図4に示すy2,y3,y1の演算を行う。ただし、デ
ータy(k-1)は、y(k)に体する1サンプル周期前のデー
タを示している。
り図4に示すy2,y3,y1の演算を行う。ただし、デ
ータy(k-1)は、y(k)に体する1サンプル周期前のデー
タを示している。
【数6】 y2(k)=γ・y2(k-1)+(1−γ)・y1(k-1) y3(k)=γ・y3(k-1)+(1−γ)/T・Vsp(k) −(1−γ)/T・Vsp(k-1) y1(k)=K・(Vspr(k)−Vsp(k))−y3(k)+y2(k-
2) y1(k)は目標加速度であり、マイコン11は、y1(k)に
基本車重Mを乗じて、
2) y1(k)は目標加速度であり、マイコン11は、y1(k)に
基本車重Mを乗じて、
【数7】Forfb(k)=y1(k)・M により目標駆動力補正値Forfbを演算する。
【0021】ステップS12では、目標駆動力初期値F
oriに目標駆動力補正値Forfbを加算して総目標駆動力
Forを演算する。ステップS13では、目標エンジント
ルクTerを次式により演算する。
oriに目標駆動力補正値Forfbを加算して総目標駆動力
Forを演算する。ステップS13では、目標エンジント
ルクTerを次式により演算する。
【数8】Ter=(For・Rt)/(Gm・Gf) また、図3に示すような予めメモリに記憶されたエンジ
ン非線形特性データマップを用いて、目標エンジントル
クTerとエンジン回転速度Neとから目標スロットル開
度Tvorを演算する。
ン非線形特性データマップを用いて、目標エンジントル
クTerとエンジン回転速度Neとから目標スロットル開
度Tvorを演算する。
【0022】次いでステップS19では、例えばPID
制御などの公知の制御手法を用いて、スロットル開度偏
差Δ(目標開度Tvor−実開度Tvo)に基づいて負圧式
スロットルアクチュエータ34のバキュームバルブおよ
び大気開放用ソレノイドバルブへの各出力パルス幅(T
vac,Tvent)を演算する。次いで上述したステップS
20に進み、マイコン11内のパルス出力レジスタにバ
キュームバルブ出力パルス幅Tvacと、大気解放用ソレ
ノイドバルブ出力パルス幅Tventを書き込む。
制御などの公知の制御手法を用いて、スロットル開度偏
差Δ(目標開度Tvor−実開度Tvo)に基づいて負圧式
スロットルアクチュエータ34のバキュームバルブおよ
び大気開放用ソレノイドバルブへの各出力パルス幅(T
vac,Tvent)を演算する。次いで上述したステップS
20に進み、マイコン11内のパルス出力レジスタにバ
キュームバルブ出力パルス幅Tvacと、大気解放用ソレ
ノイドバルブ出力パルス幅Tventを書き込む。
【0023】なお、ステップS9でASCD作動フラグ
がオフと判定された場合、およびステップS2でキャン
セルスイッチ25またはブレーキスイッチ26がオンさ
れた場合には、定速走行制御を解除すべくステップS1
7に進む。ステップS17では各フラグや変数を初期化
し、ステップS18では電源遮断回路13をオフしてリ
ターンする。
がオフと判定された場合、およびステップS2でキャン
セルスイッチ25またはブレーキスイッチ26がオンさ
れた場合には、定速走行制御を解除すべくステップS1
7に進む。ステップS17では各フラグや変数を初期化
し、ステップS18では電源遮断回路13をオフしてリ
ターンする。
【0024】以上の手順によれば、ほぼ平坦な道路を走
行中にドライバーがメインスイッチ21をオンし、次い
でセットスイッチ22をオンすると、定速走行制御が開
始される。このとき、予めメモリに記憶されたデータマ
ップから、セットスイッチオン時の車速で平坦路を一定
走行するために必要な目標駆動力初期値Foriが求めら
れ、それに見合うスロットル開度にスロットル弁がフィ
ードフォワード制御される。したがって、セットスイッ
チ操作後、即座にアクチュエータ34によりスロットル
弁が開かれることになり、車速のアンダーシュートが最
低限に抑制される。
行中にドライバーがメインスイッチ21をオンし、次い
でセットスイッチ22をオンすると、定速走行制御が開
始される。このとき、予めメモリに記憶されたデータマ
ップから、セットスイッチオン時の車速で平坦路を一定
走行するために必要な目標駆動力初期値Foriが求めら
れ、それに見合うスロットル開度にスロットル弁がフィ
ードフォワード制御される。したがって、セットスイッ
チ操作後、即座にアクチュエータ34によりスロットル
弁が開かれることになり、車速のアンダーシュートが最
低限に抑制される。
【0025】フィードフォワード制御終了後、車速偏差
に基づいて演算された目標駆動力補正値(走行抵抗の変
化分に相当)Forfbが求められ、これが目標駆動力初期
値Foriに加算されて総目標駆動力Forが求められる。
この総目標駆動力Forから、図3に示すエンジン非線形
特性データマップを用いて目標スロットル開度Tvorが
算出され、スロットル開度のフィードバック制御が行わ
れる。
に基づいて演算された目標駆動力補正値(走行抵抗の変
化分に相当)Forfbが求められ、これが目標駆動力初期
値Foriに加算されて総目標駆動力Forが求められる。
この総目標駆動力Forから、図3に示すエンジン非線形
特性データマップを用いて目標スロットル開度Tvorが
算出され、スロットル開度のフィードバック制御が行わ
れる。
【0026】図5(a)はフィードバック制御時におけ
る非線形補償用データマップを、図5(b)は(a)に
対応するエンジンの非線形データをそれぞれ示してい
る。なお、これらのデータは、ともにエンジンが所定回
転速度で回転しているときのものである。図5におい
て、本実施例では、上記演算された総目標駆動力Forか
ら目標スロットル開度Tvorが求められ、この開度Tvor
となるように実スロットル開度Tvoが制御され、これに
より実駆動力Fo(=For)が得られる。このように、
エンジンの非線形特性は常に逆補正されて目標駆動力に
対する実駆動力の特性は線形化される。この線形化作用
により、線形フィードバック手法に基づいた車速制御補
償器が効果的に作用し、実車速の目標車速からの逸脱を
最小限に抑制できる。特に本実施例では、目標駆動力初
期値Foriに目標駆動力補正値Forfbを加算して総目標
駆動力Forを求め、このForから図5のマップを用いて
目標スロットル開度Tvorを求めるようにしたので、エ
ンジン非線形データを用いたことによる非線形補償の効
果を十分に活かすことができ、より高精度な車速応答性
能が得られる。
る非線形補償用データマップを、図5(b)は(a)に
対応するエンジンの非線形データをそれぞれ示してい
る。なお、これらのデータは、ともにエンジンが所定回
転速度で回転しているときのものである。図5におい
て、本実施例では、上記演算された総目標駆動力Forか
ら目標スロットル開度Tvorが求められ、この開度Tvor
となるように実スロットル開度Tvoが制御され、これに
より実駆動力Fo(=For)が得られる。このように、
エンジンの非線形特性は常に逆補正されて目標駆動力に
対する実駆動力の特性は線形化される。この線形化作用
により、線形フィードバック手法に基づいた車速制御補
償器が効果的に作用し、実車速の目標車速からの逸脱を
最小限に抑制できる。特に本実施例では、目標駆動力初
期値Foriに目標駆動力補正値Forfbを加算して総目標
駆動力Forを求め、このForから図5のマップを用いて
目標スロットル開度Tvorを求めるようにしたので、エ
ンジン非線形データを用いたことによる非線形補償の効
果を十分に活かすことができ、より高精度な車速応答性
能が得られる。
【0027】因みに上述した(1),(2)の従来例を
単に組合せた場合には、目標駆動力補正値Forfbから図
5のデータマップに基づいてスロットル開度補正値Tvo
rfbが求められ、この補正値Tvorfbを実スロットル開度
初期値Tvoiに加算して目標スロットル開度Tvorが求め
られる。この場合、スロットル開度初期値Tvoiは一定
であるので、フィードバック制御時には、目標駆動力補
正値Forfbの分しかエンジン非線形データによる非線形
補償効果が得られない。このため、必要な目標駆動力を
得るために必要なスロットル開度Tvorが得られず、本
実施例と比べて車速応答性能が低下する。
単に組合せた場合には、目標駆動力補正値Forfbから図
5のデータマップに基づいてスロットル開度補正値Tvo
rfbが求められ、この補正値Tvorfbを実スロットル開度
初期値Tvoiに加算して目標スロットル開度Tvorが求め
られる。この場合、スロットル開度初期値Tvoiは一定
であるので、フィードバック制御時には、目標駆動力補
正値Forfbの分しかエンジン非線形データによる非線形
補償効果が得られない。このため、必要な目標駆動力を
得るために必要なスロットル開度Tvorが得られず、本
実施例と比べて車速応答性能が低下する。
【0028】また、特に本実施例では、線形フィードバ
ック手法としてモデルマッチング手法を用いているの
で、走行条件に拘らず車速を規範モデルに沿って制御す
ることができ、高精度の車速応答特性が得られる。加え
て近似ゼロイング手法を併用しているので、道路勾配の
変化や車両重量の変化等の外乱による車速への影響も最
小限に低減できる。
ック手法としてモデルマッチング手法を用いているの
で、走行条件に拘らず車速を規範モデルに沿って制御す
ることができ、高精度の車速応答特性が得られる。加え
て近似ゼロイング手法を併用しているので、道路勾配の
変化や車両重量の変化等の外乱による車速への影響も最
小限に低減できる。
【0029】図6は計算機シミュレーションによる定速
走行制御時の車速の時間的変化を示すもので、(a)が
上述した(1),(2)の従来例を単に組合せた場合
を、(b)が本実施例によるものをそれぞれ示してい
る。双方とも目標車速を100km/hとし、走行中に
道路勾配が0%→+6%→0%と変化した場合を示して
いる。従来制御方式では、勾配の変り目に車速が目標車
速から大きく離れて目標車速に復帰するのも遅く、さら
にアンダーシュート時とオーバーシュート時とで特性が
大きく異なっているのが分かる。これに対して本実施例
の制御方式では、非線形補償が随時効果的に働くので、
勾配の変り目でも車速が目標車速から大きく離れること
がなく、目標車速に復帰するのも速い。さらにアンダー
シュート時もオーバーシュート時も略同一の特性となっ
ている。
走行制御時の車速の時間的変化を示すもので、(a)が
上述した(1),(2)の従来例を単に組合せた場合
を、(b)が本実施例によるものをそれぞれ示してい
る。双方とも目標車速を100km/hとし、走行中に
道路勾配が0%→+6%→0%と変化した場合を示して
いる。従来制御方式では、勾配の変り目に車速が目標車
速から大きく離れて目標車速に復帰するのも遅く、さら
にアンダーシュート時とオーバーシュート時とで特性が
大きく異なっているのが分かる。これに対して本実施例
の制御方式では、非線形補償が随時効果的に働くので、
勾配の変り目でも車速が目標車速から大きく離れること
がなく、目標車速に復帰するのも速い。さらにアンダー
シュート時もオーバーシュート時も略同一の特性となっ
ている。
【0030】以上の実施例の構成において、定速走行コ
ントロールユニット10のマイコン11が目標駆動力初
期値演算手段,補正値演算手段,目標駆動力演算手段,
目標スロットル開度演算手段および禁止手段を、マイコ
ン11,駆動回路12およびスロットルアクチュエータ
34がスロットル開度制御手段をそれぞれ構成する。
ントロールユニット10のマイコン11が目標駆動力初
期値演算手段,補正値演算手段,目標駆動力演算手段,
目標スロットル開度演算手段および禁止手段を、マイコ
ン11,駆動回路12およびスロットルアクチュエータ
34がスロットル開度制御手段をそれぞれ構成する。
【0031】上述した実施例では、定速走行制御開始時
の目標駆動力初期値Foriを、平坦走行時の走行抵抗値
として予めメモリに記憶されたデータマップから求めた
が、例えばこの種のデータマップを用いず、車体加速度
Avと実駆動力Foとから走行抵抗Rを推定演算し、これ
を目標駆動力初期値Foriとして設定してもよい。これ
を実現するには、図2のフローチャートのステップS5
において次の演算を行えばよい。
の目標駆動力初期値Foriを、平坦走行時の走行抵抗値
として予めメモリに記憶されたデータマップから求めた
が、例えばこの種のデータマップを用いず、車体加速度
Avと実駆動力Foとから走行抵抗Rを推定演算し、これ
を目標駆動力初期値Foriとして設定してもよい。これ
を実現するには、図2のフローチャートのステップS5
において次の演算を行えばよい。
【数9】Fo=Te・Gm・Gf R=Fo−M・Av Fori=R ここで、Teは実エンジントルクであり、実スロットル
開度とエンジン回転速度とからエンジン非線形特性デー
タマップを用いて求められる。またMは車重、Gmはミ
ッションギア比、Gfはファイナルギア比である。
開度とエンジン回転速度とからエンジン非線形特性デー
タマップを用いて求められる。またMは車重、Gmはミ
ッションギア比、Gfはファイナルギア比である。
【0032】これによれば、例えば登り坂で定速走行制
御を開始した場合でも、その勾配抵抗を含む全走行抵抗
値Rに一致した目標駆動力初期値が得られ、それに見合
ったスロットル初期位置までスロットル開度がフィード
フォワード制御される。したがって、道路勾配に拘らず
定速走行開始直後の車速のアンダーシュートを最低限に
抑制できる。また、フィードフォワード制御終了後、車
速偏差によって演算される目標駆動力補正値Forfbが上
述の目標駆動力初期値Foriに加算されて総目標駆動力
が演算され、これに基づいてスロットル開度がフィード
バック制御されるので、先の実施例と比べてより高精度
な車速応答性能が得られる。
御を開始した場合でも、その勾配抵抗を含む全走行抵抗
値Rに一致した目標駆動力初期値が得られ、それに見合
ったスロットル初期位置までスロットル開度がフィード
フォワード制御される。したがって、道路勾配に拘らず
定速走行開始直後の車速のアンダーシュートを最低限に
抑制できる。また、フィードフォワード制御終了後、車
速偏差によって演算される目標駆動力補正値Forfbが上
述の目標駆動力初期値Foriに加算されて総目標駆動力
が演算され、これに基づいてスロットル開度がフィード
バック制御されるので、先の実施例と比べてより高精度
な車速応答性能が得られる。
【0033】なお以上では、フィードバック制御時にモ
デルマッチング手法と近似ゼロイング手法を併用した例
を示したが、モデルマッチング手法のみでもよく、また
他の制御手法を用いてもよい。さらに、スロットル開度
アクチュエータは負圧式アクチュエータに限定されず、
例えばDCモータを用いたものや他の方式のアクチュエ
ータでもよい。
デルマッチング手法と近似ゼロイング手法を併用した例
を示したが、モデルマッチング手法のみでもよく、また
他の制御手法を用いてもよい。さらに、スロットル開度
アクチュエータは負圧式アクチュエータに限定されず、
例えばDCモータを用いたものや他の方式のアクチュエ
ータでもよい。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、定速走行制御
開始時には、そのときの走行抵抗に相当する目標駆動力
初期値から演算された初期目標スロットル開度となるよ
うに実スロットル開度を制御し、その後は、目標駆動力
初期値に走行抵抗の変化分に相当する目標駆動力補正値
を加算して総目標駆動力を求め、この総目標駆動力から
演算されるフィードバック制御用目標スロットル開度と
なるように実スロットル開度を制御するようにしたの
で、定速走行制御開始時の車速のアンダーシュートが抑
制できるとともに、その後のフィードバック制御は、エ
ンジン非線形データを用いたことによる非線形補償効果
を十分利用することができ、高精度の車速制御性能を得
ることが可能となる。請求項2の発明によれば、定速走
行制御開始時における初期スロットル開度制御が完了す
るまでフィードバック制御を禁止するようにしたので、
定速走行制御開始時の車速のアンダーシュートをより一
層抑制できる。請求項3の発明によれば、フィードバッ
ク制御時の補正値演算手法として、予め決められた規範
モデルの応答特性に従って車両の実車速が目標車速に近
づくように目標駆動力補正値を演算するモデルマッチン
グ手法を用いたので、より精度の高い車速制御特性が得
られる。請求項4の発明によれば、定速走行制御開始時
の実車速に基づいて平坦走行時の走行抵抗に相当する目
標駆動力初期値を演算するようにしたので、平坦走行時
に定速走行を開始した場合のアンダーシュートが防止で
きる。請求項5の発明によれば、車両の実加速度と実駆
動力とに基づいて、勾配抵抗を含む全走行抵抗に相当す
る目標駆動力初期値を演算するようにしたので、道路勾
配に拘らず定速走行開始直後の車速のアンダーシュート
を最低限に抑制できるとともに、フィードバック制御時
にもより高精度な車速応答性能が得られる。
開始時には、そのときの走行抵抗に相当する目標駆動力
初期値から演算された初期目標スロットル開度となるよ
うに実スロットル開度を制御し、その後は、目標駆動力
初期値に走行抵抗の変化分に相当する目標駆動力補正値
を加算して総目標駆動力を求め、この総目標駆動力から
演算されるフィードバック制御用目標スロットル開度と
なるように実スロットル開度を制御するようにしたの
で、定速走行制御開始時の車速のアンダーシュートが抑
制できるとともに、その後のフィードバック制御は、エ
ンジン非線形データを用いたことによる非線形補償効果
を十分利用することができ、高精度の車速制御性能を得
ることが可能となる。請求項2の発明によれば、定速走
行制御開始時における初期スロットル開度制御が完了す
るまでフィードバック制御を禁止するようにしたので、
定速走行制御開始時の車速のアンダーシュートをより一
層抑制できる。請求項3の発明によれば、フィードバッ
ク制御時の補正値演算手法として、予め決められた規範
モデルの応答特性に従って車両の実車速が目標車速に近
づくように目標駆動力補正値を演算するモデルマッチン
グ手法を用いたので、より精度の高い車速制御特性が得
られる。請求項4の発明によれば、定速走行制御開始時
の実車速に基づいて平坦走行時の走行抵抗に相当する目
標駆動力初期値を演算するようにしたので、平坦走行時
に定速走行を開始した場合のアンダーシュートが防止で
きる。請求項5の発明によれば、車両の実加速度と実駆
動力とに基づいて、勾配抵抗を含む全走行抵抗に相当す
る目標駆動力初期値を演算するようにしたので、道路勾
配に拘らず定速走行開始直後の車速のアンダーシュート
を最低限に抑制できるとともに、フィードバック制御時
にもより高精度な車速応答性能が得られる。
【図1】本発明の一実施例に係る車両用定速走行制御装
置の全体構成を示すブロック図。
置の全体構成を示すブロック図。
【図2】実施例の動作を説明するフローチャート。
【図3】スロットル開度を求めるためのエンジン非線形
特性データマップを示す図。
特性データマップを示す図。
【図4】車速フィードバック補償器の構成図。
【図5】目標駆動力に対する実駆動力の線形化補償を説
明する説明図。
明する説明図。
【図6】計算機シミュレーションによる定速走行制御時
の車速変化を示す図であり、(a)が従来の制御方式に
よるデータを、(b)が一実施例の制御方式によるデー
タをそれぞれ示す。
の車速変化を示す図であり、(a)が従来の制御方式に
よるデータを、(b)が一実施例の制御方式によるデー
タをそれぞれ示す。
10 定速走行コントロールユニット 11 マイコン 12 スロットルアクチュエータ駆動回路 21 メインスイッチ 22 セットスイッチ 25 キャンセルスイッチ 26 ブレーキスイッチ 31 車速センサ 32 スロットルセンサ 33 クランク角センサ 34 負圧式スロットルアクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 31/00 F02D 29/02 301 F02D 41/00 - 41/40 F02D 45/00
Claims (5)
- 【請求項1】 定速走行制御開始時の走行抵抗に相当す
る目標駆動力初期値を演算する目標駆動力初期値演算手
段と、 車両の実車速と目標車速に基づいて、該実車速を目標車
速に一致させるための走行抵抗の変化分に相当する目標
駆動力補正値を演算する補正値演算手段と、 前記演算された目標駆動力初期値に前記目標駆動力補正
値を加算して総目標駆動力を求める総目標駆動力演算手
段と、 前記演算された目標駆動力初期値に基づいて該目標駆動
力初期値を得るための初期目標スロットル開度を演算す
るとともに、前記演算された総目標駆動力に基づいて該
総目標駆動力を得るためのフィードバック制御用目標ス
ロットル開度を演算する目標スロットル開度演算手段
と、 定速走行制御開始時に、前記演算された初期目標スロッ
トル開度となるように実スロットル開度を制御する初期
スロットル開度制御を行った後、前記補正値演算手段,
総目標駆動力演算手段および目標スロットル開度演算手
段を繰り返し作動させ、前記フィードバック制御用目標
スロットル開度となるように実スロットル開度をフィー
ドバック制御するスロットル開度制御手段とを具備する
ことを特徴とする車両用定速走行制御装置。 - 【請求項2】 定速走行制御開始時における前記初期ス
ロットル開度制御が完了するまで、前記フィードバック
制御を禁止する禁止手段を更に備えたことを特徴とする
請求項1に記載の車両用定速走行制御装置。 - 【請求項3】 前記補正値演算手段は、予め決められた
規範モデルの応答特性に従って車両の実車速が目標車速
に近づくように前記目標駆動力補正値を演算するモデル
マッチング演算手段であることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の車両用定速走行制御装置。 - 【請求項4】 前記目標駆動力初期値演算手段は、定速
走行制御開始時の実車速に基づいて平坦走行時の走行抵
抗に相当する目標駆動力初期値を演算することを特徴と
する請求項1〜3のいずれかに記載の車両用定速走行制
御装置。 - 【請求項5】 前記目標駆動力初期値演算手段は、車両
の実加速度と実駆動力に基づいて、勾配抵抗を含む全走
行抵抗に相当する目標駆動力初期値を演算することを特
徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用定速走
行制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06094468A JP3092444B2 (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 車両用定速走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06094468A JP3092444B2 (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 車両用定速走行制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP3092444B2 true JP3092444B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=14111120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06094468A Expired - Fee Related JP3092444B2 (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 車両用定速走行制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP4670594B2 (ja) * | 2005-11-02 | 2011-04-13 | 株式会社デンソー | 車両の定速走行制御装置 |
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-
1994
- 1994-05-06 JP JP06094468A patent/JP3092444B2/ja not_active Expired - Fee Related
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