JP3083517B1 - 管継手 - Google Patents
管継手Info
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- JP3083517B1 JP3083517B1 JP11182302A JP18230299A JP3083517B1 JP 3083517 B1 JP3083517 B1 JP 3083517B1 JP 11182302 A JP11182302 A JP 11182302A JP 18230299 A JP18230299 A JP 18230299A JP 3083517 B1 JP3083517 B1 JP 3083517B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small
- screw portion
- female screw
- pipe
- small disk
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L19/00—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
- F16L19/08—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts with metal rings which bite into the wall of the pipe
- F16L19/083—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts with metal rings which bite into the wall of the pipe the longitudinal cross-section of the ring not being modified during clamping
- F16L19/086—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts with metal rings which bite into the wall of the pipe the longitudinal cross-section of the ring not being modified during clamping with additional sealing means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L15/00—Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Joints With Pressure Members (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 構造が簡単であると共に、狭小な現場でも容
易かつ迅速に接続作業を行うことができ、被接続パイプ
の抜止めが強固で、がたきのない安定した接続状態を保
持できる管継手を提供することを目的とする。 【解決手段】 テーパ雌ネジ部６ａを開口端に有する継
手本体１と、テーパ雌ネジ部６ａに螺合する雄ネジ部７
を有すると共に雄ネジ部７の山に沿って一部が外周側に
突出しかつ内周面８から一部が突出するように埋設され
たパイプ抜止め用小円盤４を２個乃至３個連設した複数
個の小円盤連設体31…を有する円筒状リテーナ２と、を
具備するものである。
易かつ迅速に接続作業を行うことができ、被接続パイプ
の抜止めが強固で、がたきのない安定した接続状態を保
持できる管継手を提供することを目的とする。 【解決手段】 テーパ雌ネジ部６ａを開口端に有する継
手本体１と、テーパ雌ネジ部６ａに螺合する雄ネジ部７
を有すると共に雄ネジ部７の山に沿って一部が外周側に
突出しかつ内周面８から一部が突出するように埋設され
たパイプ抜止め用小円盤４を２個乃至３個連設した複数
個の小円盤連設体31…を有する円筒状リテーナ２と、を
具備するものである。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、被接続パイプの端部にテーパ雄ネ
ジ部を切削加工し、これに管継手の雌ネジ部を螺着する
ものが広く用いられている。
ジ部を切削加工し、これに管継手の雌ネジ部を螺着する
ものが広く用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この管
継手では、作業現場が狭小で、かつ、継手本体が大型で
あったりＬ字型等であったりすると、継手本体を回転さ
せて被接続パイプにねじ込むことができない場合があり
不具合を生じていた。また、被接続パイプの肉厚が薄い
場合（銅管などの場合）には、雄ネジ加工が困難乃至不
可能であり、そのため、管継手が機械的な複雑な接続構
造となってしまうという問題があった。
継手では、作業現場が狭小で、かつ、継手本体が大型で
あったりＬ字型等であったりすると、継手本体を回転さ
せて被接続パイプにねじ込むことができない場合があり
不具合を生じていた。また、被接続パイプの肉厚が薄い
場合（銅管などの場合）には、雄ネジ加工が困難乃至不
可能であり、そのため、管継手が機械的な複雑な接続構
造となってしまうという問題があった。
【０００４】そこで、本発明は、構造が簡単であると共
に、狭小な現場でも容易かつ迅速に接続作業を行うこと
ができ、被接続パイプの抜止めが強固で、がたきのない
安定した接続状態を保持できる管継手を提供することを
目的とする。
に、狭小な現場でも容易かつ迅速に接続作業を行うこと
ができ、被接続パイプの抜止めが強固で、がたきのない
安定した接続状態を保持できる管継手を提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る管継手は、テーパ雌ネジ部を開口端
に有する継手本体と、該テーパ雌ネジ部に螺合する雄ネ
ジ部を有すると共に該雄ネジ部の山に沿って一部が外周
側に突出しかつ内周面から一部が突出するように埋設さ
れたパイプ抜止め用小円盤を２個乃至３個連設した複数
個の小円盤連設体を有する円筒状リテーナと、を具備す
るものである。
めに、本発明に係る管継手は、テーパ雌ネジ部を開口端
に有する継手本体と、該テーパ雌ネジ部に螺合する雄ネ
ジ部を有すると共に該雄ネジ部の山に沿って一部が外周
側に突出しかつ内周面から一部が突出するように埋設さ
れたパイプ抜止め用小円盤を２個乃至３個連設した複数
個の小円盤連設体を有する円筒状リテーナと、を具備す
るものである。
【０００６】また、テーパ雌ネジ部と平行雌ネジ部を開
口端から順次有する継手本体と、該テーパ雌ネジ部と該
平行雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を有すると共に該雄ネ
ジ部の山に沿って一部が外周側に突出しかつ内周面から
一部が突出するように埋設されたパイプ抜止め用小円盤
を２個乃至３個連設した複数個の小円盤連設体を有する
円筒状リテーナと、を具備するものである。
口端から順次有する継手本体と、該テーパ雌ネジ部と該
平行雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を有すると共に該雄ネ
ジ部の山に沿って一部が外周側に突出しかつ内周面から
一部が突出するように埋設されたパイプ抜止め用小円盤
を２個乃至３個連設した複数個の小円盤連設体を有する
円筒状リテーナと、を具備するものである。
【０００７】また、継手本体にリテーナを螺合させて、
締め付け完了状態において、小円盤連設体が平行雌ネジ
部に螺合するよう構成したものである。
締め付け完了状態において、小円盤連設体が平行雌ネジ
部に螺合するよう構成したものである。
【０００８】また、テーパ雌ネジ部と雄ネジ部とが２条
ネジとしたものであり、また、テーパ雌ネジ部と平行雌
ネジ部と雄ネジ部とが２条ネジとしたものである。
ネジとしたものであり、また、テーパ雌ネジ部と平行雌
ネジ部と雄ネジ部とが２条ネジとしたものである。
【０００９】また、軸心方向から見て180 °反対側の一
対の小円盤連設体が、該軸心と直交する同一平面上に、
配設されているものである。
対の小円盤連設体が、該軸心と直交する同一平面上に、
配設されているものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
づき、本発明を詳説する。
【００１１】図１は、本発明の管継手の実施の一形態を
示し、この管継手は、テーパ雌ネジ部６ａを形成する雌
ネジ部６を開口端に有する継手本体１と、継手本体１の
雌ネジ部６（テーパ雌ネジ部６ａ）に螺合する（テーパ
状の）雄ネジ部７を有する円筒状リテーナ２と、シール
材３と、を備えており、さらに、リテーナ２は、雄ネジ
部７の山に沿って一部が外周側に突出し、かつ、内周面
８から一部が突出するように埋設されたパイプ抜止め用
小円盤４を２個乃至３個連設した複数個の小円盤連設体
31…を有している。
示し、この管継手は、テーパ雌ネジ部６ａを形成する雌
ネジ部６を開口端に有する継手本体１と、継手本体１の
雌ネジ部６（テーパ雌ネジ部６ａ）に螺合する（テーパ
状の）雄ネジ部７を有する円筒状リテーナ２と、シール
材３と、を備えており、さらに、リテーナ２は、雄ネジ
部７の山に沿って一部が外周側に突出し、かつ、内周面
８から一部が突出するように埋設されたパイプ抜止め用
小円盤４を２個乃至３個連設した複数個の小円盤連設体
31…を有している。
【００１２】具体的に説明すると、円筒状の継手本体１
は、その開口端から軸心Ｋ方向に、上記雌ネジ部６，シ
ール用平行部９，第１段付部10，被接続パイプ挿入部1
1，第２段付部12，流路孔13を、順次有している。第１
段付部10は円環状に設けられており、この第１段付部10
と平行部９の隅部に、リング状のシール材３が配設され
ている。
は、その開口端から軸心Ｋ方向に、上記雌ネジ部６，シ
ール用平行部９，第１段付部10，被接続パイプ挿入部1
1，第２段付部12，流路孔13を、順次有している。第１
段付部10は円環状に設けられており、この第１段付部10
と平行部９の隅部に、リング状のシール材３が配設され
ている。
【００１３】また、リテーナ２はプラスチック製であ
り、筒部14の外周面に上記雄ネジ部７を有すると共に、
筒部14の基端に多角形状の外鍔部15を有している。
り、筒部14の外周面に上記雄ネジ部７を有すると共に、
筒部14の基端に多角形状の外鍔部15を有している。
【００１４】次に、図２に示すように、小円盤連設体31
は、小円盤４を２個連設したものである。そして、小円
盤４は金属製（例えば、焼入れ鋼やステンレス）であ
り、図２（イ）に示す如く、正面視六角形状であると共
に、同図（ロ）に示す如く、側面視円形であって、その
外観形状は、鋭利な円形外周端縁18を有すると共に、円
形外周端縁18を境として両側へ円筒状に隆起して形成さ
れた円形平面部20，20を有するソロバン玉型である。そ
して、２個の小円盤４，４の円形平面部20を相互に合わ
せるよう連設することで、小円盤連設体31を形成してい
る。
は、小円盤４を２個連設したものである。そして、小円
盤４は金属製（例えば、焼入れ鋼やステンレス）であ
り、図２（イ）に示す如く、正面視六角形状であると共
に、同図（ロ）に示す如く、側面視円形であって、その
外観形状は、鋭利な円形外周端縁18を有すると共に、円
形外周端縁18を境として両側へ円筒状に隆起して形成さ
れた円形平面部20，20を有するソロバン玉型である。そ
して、２個の小円盤４，４の円形平面部20を相互に合わ
せるよう連設することで、小円盤連設体31を形成してい
る。
【００１５】そして、図１と図２に示すように、継手本
体１の軸心Ｋを含む縦断面に於て、小円盤連設体31の小
円盤４の外側頂部16が、雄ネジ部７の山部17と、略同一
断面形状に設定されている。つまり、小円盤４の外側頂
部16の角度θは、雄ネジ部７のネジ角度（山部17の頂部
17ａの角度）に略等しく設定されており、外側頂部16が
山部17の頂部17ａの一部を成している。また、小円盤連
設体31は、連設された複数個の（２個の）小円盤４…の
間でも、継手本体１の雌ネジ部６と螺合するよう形成さ
れている。これによって、リテーナ２と継手本体１との
螺合連結強度を維持するようにしている。
体１の軸心Ｋを含む縦断面に於て、小円盤連設体31の小
円盤４の外側頂部16が、雄ネジ部７の山部17と、略同一
断面形状に設定されている。つまり、小円盤４の外側頂
部16の角度θは、雄ネジ部７のネジ角度（山部17の頂部
17ａの角度）に略等しく設定されており、外側頂部16が
山部17の頂部17ａの一部を成している。また、小円盤連
設体31は、連設された複数個の（２個の）小円盤４…の
間でも、継手本体１の雌ネジ部６と螺合するよう形成さ
れている。これによって、リテーナ２と継手本体１との
螺合連結強度を維持するようにしている。
【００１６】そして、図１と図３に示すように、プラス
チック製のリテーナ２は、プラスチック成形時に小円盤
連設体31を埋設するための複数の孔部19…が貫設されて
おり、この各孔部19…に夫々金属製の小円盤連設体31…
が圧入されることによって埋込状とされる。
チック製のリテーナ２は、プラスチック成形時に小円盤
連設体31を埋設するための複数の孔部19…が貫設されて
おり、この各孔部19…に夫々金属製の小円盤連設体31…
が圧入されることによって埋込状とされる。
【００１７】さらに詳しく説明すると、リテーナ２の孔
部19は、その外周側及び内周側に小円盤連設体31の外側
頂部16，16及び内側頂部25，25を突出状とさせるための
外方・内方開口部28，29を有しており、孔部19内部は、
外方・内方開口部28，29よりも広がって小円盤連設体31
の（上述した）円形平面部20，20及びその近傍を包囲す
る形状に形成されている。また、外方開口部28は、内方
開口部29よりも広く、その開口端縁21には丸みが施され
ている。
部19は、その外周側及び内周側に小円盤連設体31の外側
頂部16，16及び内側頂部25，25を突出状とさせるための
外方・内方開口部28，29を有しており、孔部19内部は、
外方・内方開口部28，29よりも広がって小円盤連設体31
の（上述した）円形平面部20，20及びその近傍を包囲す
る形状に形成されている。また、外方開口部28は、内方
開口部29よりも広く、その開口端縁21には丸みが施され
ている。
【００１８】図３（イ）は、小円盤連設体31をリテーナ
２の孔部19に圧入する前の状態を示し、小円盤連設体31
を外方開口部28から孔部19側へ押圧すると、プラスチッ
クの弾性変形により外方開口部28が広がると共に、小円
盤連設体31の円形平面部20が開口端縁21を滑り越えて、
同図（ロ）に示す如く、孔部19の内部に嵌まり込み、さ
らに、小円盤連設体31は、その円形平面部20，20の中心
を通る軸心Ｐ廻りに回転可能に孔部19に埋設される。
２の孔部19に圧入する前の状態を示し、小円盤連設体31
を外方開口部28から孔部19側へ押圧すると、プラスチッ
クの弾性変形により外方開口部28が広がると共に、小円
盤連設体31の円形平面部20が開口端縁21を滑り越えて、
同図（ロ）に示す如く、孔部19の内部に嵌まり込み、さ
らに、小円盤連設体31は、その円形平面部20，20の中心
を通る軸心Ｐ廻りに回転可能に孔部19に埋設される。
【００１９】そして、本発明の管継手と被接続パイプ５
とを接続するには、図１に示すように、リテーナ２の孔
部に挿入した被接続パイプ５の端部を、継手本体１の被
接続パイプ挿入部11に挿入し、被接続パイプ５の端面26
を第２段付部12に当接させて位置決めする。このとき、
被接続パイプ５内の流路と、継手本体１の流路孔13とが
連通する。なお、リテーナ２と継手本体１との間及びリ
テーナ２と被接続パイプ５との間を密閉するために、リ
テーナ２の孔部の内周面８と、雄ネジ部７の外周面に、
予め粘性のある液状シール材等を塗布しておく。これに
よって、外部からの水の浸入を防止すると共に、パイプ
接続部位の電食を防止することができる。
とを接続するには、図１に示すように、リテーナ２の孔
部に挿入した被接続パイプ５の端部を、継手本体１の被
接続パイプ挿入部11に挿入し、被接続パイプ５の端面26
を第２段付部12に当接させて位置決めする。このとき、
被接続パイプ５内の流路と、継手本体１の流路孔13とが
連通する。なお、リテーナ２と継手本体１との間及びリ
テーナ２と被接続パイプ５との間を密閉するために、リ
テーナ２の孔部の内周面８と、雄ネジ部７の外周面に、
予め粘性のある液状シール材等を塗布しておく。これに
よって、外部からの水の浸入を防止すると共に、パイプ
接続部位の電食を防止することができる。
【００２０】そして、リテーナ２の雄ネジ部７を継手本
体１の雌ネジ部６に螺合させ、図４に示すように、継手
本体１の雄ネジ部７と被接続パイプ５との隙間にリテー
ナ２を螺進させ、外鍔部15の端面が継手本体１に当接す
るまでねじ込む。
体１の雌ネジ部６に螺合させ、図４に示すように、継手
本体１の雄ネジ部７と被接続パイプ５との隙間にリテー
ナ２を螺進させ、外鍔部15の端面が継手本体１に当接す
るまでねじ込む。
【００２１】このとき、小円盤連設体31の外側頂部16，
16が雌ネジ部６に摺接することにより、小円盤連設体31
が外周側へ逃げることが防止され、これにより、リテー
ナ２の内周面８から突出した内側頂部25，25が被接続パ
イプ５の外周面22に確実に食い込むことができる。さら
に詳しくは、リテーナ２に埋設された複数個の小円盤連
設体31…の内、（最も継手本体１側に配設された）１個
目の小円盤連設体31の外周端縁18，18の内側頂部25，25
が、リテーナ２の螺進によって被接続パイプ５の外周面
22に徐々に深く食い込み、かつ、螺旋状の食込跡23，23
を形成していく。このとき、外周面22に邪魔な小凸部が
あると、小円盤連設体31が回転して小凸部を乗り越える
ので、最後までリテーナ２をスムースにねじ込むことが
できる。
16が雌ネジ部６に摺接することにより、小円盤連設体31
が外周側へ逃げることが防止され、これにより、リテー
ナ２の内周面８から突出した内側頂部25，25が被接続パ
イプ５の外周面22に確実に食い込むことができる。さら
に詳しくは、リテーナ２に埋設された複数個の小円盤連
設体31…の内、（最も継手本体１側に配設された）１個
目の小円盤連設体31の外周端縁18，18の内側頂部25，25
が、リテーナ２の螺進によって被接続パイプ５の外周面
22に徐々に深く食い込み、かつ、螺旋状の食込跡23，23
を形成していく。このとき、外周面22に邪魔な小凸部が
あると、小円盤連設体31が回転して小凸部を乗り越える
ので、最後までリテーナ２をスムースにねじ込むことが
できる。
【００２２】また、２個目以降の小円盤連設体31…は、
その外周端縁18，18の内側頂部25，25が先に形成された
食込跡23，23を進み（あるいは、さらに食い込みながら
進み）、食込跡23，23に係止する。即ち、被接続パイプ
５に食い込んだ状態となる。このように、複数個の小円
盤連設体31…が被接続パイプ５の外周面22に食い込むこ
とによって、被接続パイプ５の抜止めが強固に行われ
る。
その外周端縁18，18の内側頂部25，25が先に形成された
食込跡23，23を進み（あるいは、さらに食い込みながら
進み）、食込跡23，23に係止する。即ち、被接続パイプ
５に食い込んだ状態となる。このように、複数個の小円
盤連設体31…が被接続パイプ５の外周面22に食い込むこ
とによって、被接続パイプ５の抜止めが強固に行われ
る。
【００２３】また、リテーナ２が螺進していくとその先
端24が、シール材３を継手本体１の第１段付部10側へ押
圧し、これによって、継手本体１と被接続パイプ５及び
リテーナ２相互の隙間が密閉され、その後の使用状態で
の流体の外部漏洩が防止される。なお、リテーナ２の外
鍔部15が継手本体１に当接するまでねじ込むことによっ
て、シール材３が適度に圧縮され、かつ、雌ネジ部６を
螺進する雄ネジ部７の小円盤連設体31…が被接続パイプ
５に深く食い込むように設定しているので、作業者は正
確なねじ込みを目で確認することができ、迅速に接続作
業を行うことが出来る。
端24が、シール材３を継手本体１の第１段付部10側へ押
圧し、これによって、継手本体１と被接続パイプ５及び
リテーナ２相互の隙間が密閉され、その後の使用状態で
の流体の外部漏洩が防止される。なお、リテーナ２の外
鍔部15が継手本体１に当接するまでねじ込むことによっ
て、シール材３が適度に圧縮され、かつ、雌ネジ部６を
螺進する雄ネジ部７の小円盤連設体31…が被接続パイプ
５に深く食い込むように設定しているので、作業者は正
確なねじ込みを目で確認することができ、迅速に接続作
業を行うことが出来る。
【００２４】そして、リテーナ２と継手本体１の締め付
け（接続）完了状態において、図５に示すように、被接
続パイプ５に（継手本体１から離間させるような）矢印
Ｇ1方向の引抜力が掛かった際、小円盤連設体31の外側
頂部16，16の内の（最も継手本体１の開口端側にある）
外方外側頂部36と、小円盤連設体31の内側頂部25，25の
内の（最も継手本体１の内部方向にある）内方内側頂部
35と、の両位置に突張力Ｆ1 ，Ｆ2 が生じ、被接続パイ
プ５の抜止めが、一層強固なものとなる。
け（接続）完了状態において、図５に示すように、被接
続パイプ５に（継手本体１から離間させるような）矢印
Ｇ1方向の引抜力が掛かった際、小円盤連設体31の外側
頂部16，16の内の（最も継手本体１の開口端側にある）
外方外側頂部36と、小円盤連設体31の内側頂部25，25の
内の（最も継手本体１の内部方向にある）内方内側頂部
35と、の両位置に突張力Ｆ1 ，Ｆ2 が生じ、被接続パイ
プ５の抜止めが、一層強固なものとなる。
【００２５】具体的に説明すると、小円盤連設体31が継
手本体１と被接続パイプ５に係止（螺合）した状態に
て、被接続パイプ５に矢印Ｇ1 方向の引抜力が掛かった
際、小円盤連設体31に、外方外側頂部36を中心とした矢
印Ｒ1 方向の回転力が掛かる。すなわち、外方外側頂部
36と内方内側頂部35を結ぶ仮想線Ｌ1 方向に、外方外側
頂部36には継手本体１側への突張力Ｆ1 が生じ、かつ、
内方内側頂部35には被接続パイプ５側への突張力Ｆ2 が
生じる。そして、内方内側頂部35は、食込跡23に、一層
深く食い込もうとする。
手本体１と被接続パイプ５に係止（螺合）した状態に
て、被接続パイプ５に矢印Ｇ1 方向の引抜力が掛かった
際、小円盤連設体31に、外方外側頂部36を中心とした矢
印Ｒ1 方向の回転力が掛かる。すなわち、外方外側頂部
36と内方内側頂部35を結ぶ仮想線Ｌ1 方向に、外方外側
頂部36には継手本体１側への突張力Ｆ1 が生じ、かつ、
内方内側頂部35には被接続パイプ５側への突張力Ｆ2 が
生じる。そして、内方内側頂部35は、食込跡23に、一層
深く食い込もうとする。
【００２６】従って、被接続パイプ５の引抜力が増加す
るほど、小円盤連設体31の内方内側頂部35の被接続パイ
プ５への食込力も増加し、被接続パイプ５の抜止めが、
一層、強固なものとなる。また、小円盤連設体31は、安
定した姿勢を保持できる。
るほど、小円盤連設体31の内方内側頂部35の被接続パイ
プ５への食込力も増加し、被接続パイプ５の抜止めが、
一層、強固なものとなる。また、小円盤連設体31は、安
定した姿勢を保持できる。
【００２７】なお、図６に示すように、小円盤連設体31
が、３個の小円盤４…を連設して構成されてもよく、リ
テーナ２と継手本体１の締め付け（接続）完了状態（図
４参照）において、（図５に示す）小円盤４が２個連設
した小円盤連設体31に比べて、被接続パイプ５の抜止め
が、一層強固なものとなる。すなわち、被接続パイプ５
に（継手本体１から離間させるような）矢印Ｇ2 方向の
引抜力が掛かった際、小円盤連設体31の外側頂部16，1
6，16の内の（最も継手本体１の開口端側にある）外方
外側頂部36と、小円盤連設体31の内側頂部25，25，25の
内の（最も継手本体１の内部方向にある）内方内側頂部
35と、の両位置に突張力Ｆ3 ，Ｆ4 が生じ、被接続パイ
プ５の抜止めが、一層強固なものとなる。
が、３個の小円盤４…を連設して構成されてもよく、リ
テーナ２と継手本体１の締め付け（接続）完了状態（図
４参照）において、（図５に示す）小円盤４が２個連設
した小円盤連設体31に比べて、被接続パイプ５の抜止め
が、一層強固なものとなる。すなわち、被接続パイプ５
に（継手本体１から離間させるような）矢印Ｇ2 方向の
引抜力が掛かった際、小円盤連設体31の外側頂部16，1
6，16の内の（最も継手本体１の開口端側にある）外方
外側頂部36と、小円盤連設体31の内側頂部25，25，25の
内の（最も継手本体１の内部方向にある）内方内側頂部
35と、の両位置に突張力Ｆ3 ，Ｆ4 が生じ、被接続パイ
プ５の抜止めが、一層強固なものとなる。
【００２８】具体的に説明すると、小円盤連設体31が継
手本体１と被接続パイプ５に係止（螺合）した状態に
て、被接続パイプ５に矢印Ｇ2 方向の引抜力が掛かった
際、小円盤連設体31に、外方外側頂部36を中心とした矢
印Ｒ2 方向の回転力が掛かる。すなわち、外方外側頂部
36と内方内側頂部35を結ぶ仮想線Ｌ2 方向に、外方外側
頂部36には継手本体１側への突張力Ｆ3 が生じ、かつ、
内方内側頂部35には被接続パイプ５側への突張力Ｆ4 が
生じる。そして、内方内側頂部35は、食込跡23に、一層
深く食い込もうとする。
手本体１と被接続パイプ５に係止（螺合）した状態に
て、被接続パイプ５に矢印Ｇ2 方向の引抜力が掛かった
際、小円盤連設体31に、外方外側頂部36を中心とした矢
印Ｒ2 方向の回転力が掛かる。すなわち、外方外側頂部
36と内方内側頂部35を結ぶ仮想線Ｌ2 方向に、外方外側
頂部36には継手本体１側への突張力Ｆ3 が生じ、かつ、
内方内側頂部35には被接続パイプ５側への突張力Ｆ4 が
生じる。そして、内方内側頂部35は、食込跡23に、一層
深く食い込もうとする。
【００２９】また、小円盤４が３個連設した場合の、小
円盤連設体31の外方外側頂部36を中心とした矢印Ｒ2 方
向の回転半径（外方外側頂部36と内方内側頂部35の距
離）は、小円盤４が２個連設した場合（図５参照）の回
転半径に比べて大きいため、内方内側頂部35は、食込跡
23に、一層深く食い込もうとする。さらに、小円盤４が
３個連設した場合の仮想線Ｌ2 は、小円盤４が２個連設
した場合の仮想線Ｌ1 （図５参照）に比べて、被接続パ
イプ５に対する傾斜角度が小さいため、小円盤４が３個
連設した場合の突張力Ｆ3 ，Ｆ4 は、小円盤４が２個連
設した場合の突張力Ｆ1 ，Ｆ2 に比べて大きくなり、被
接続パイプ５の抜止めが、一層強固なものとなる。
円盤連設体31の外方外側頂部36を中心とした矢印Ｒ2 方
向の回転半径（外方外側頂部36と内方内側頂部35の距
離）は、小円盤４が２個連設した場合（図５参照）の回
転半径に比べて大きいため、内方内側頂部35は、食込跡
23に、一層深く食い込もうとする。さらに、小円盤４が
３個連設した場合の仮想線Ｌ2 は、小円盤４が２個連設
した場合の仮想線Ｌ1 （図５参照）に比べて、被接続パ
イプ５に対する傾斜角度が小さいため、小円盤４が３個
連設した場合の突張力Ｆ3 ，Ｆ4 は、小円盤４が２個連
設した場合の突張力Ｆ1 ，Ｆ2 に比べて大きくなり、被
接続パイプ５の抜止めが、一層強固なものとなる。
【００３０】従って、被接続パイプ５の引抜力が増加す
るほど、小円盤連設体31の内方内側頂部35の被接続パイ
プ５への食込力も増加し、被接続パイプ５の抜止めが、
一層、強固なものとなる。また、小円盤連設体31は、一
層、安定した姿勢を保持できる。
るほど、小円盤連設体31の内方内側頂部35の被接続パイ
プ５への食込力も増加し、被接続パイプ５の抜止めが、
一層、強固なものとなる。また、小円盤連設体31は、一
層、安定した姿勢を保持できる。
【００３１】仮に、小円盤連設体31が、１個の小円盤４
から構成されている場合、図７（イ）に示すように、リ
テーナ２と継手本体１の締め付け（接続）完了状態（図
４参照）において、被接続パイプ５に（継手本体１から
離間させるような）矢印Ｇ3方向の引抜力が掛かった
際、小円盤連設体31に、外側頂部16を中心とした矢印Ｒ
3 方向の回転力が掛かる。そして、外側頂部16と内側頂
部25の両位置に生じる突張力が小さいため、図７（ロ）
に示すように、小円盤連設体31が倒れ、内側頂部25が食
込跡23から外れる。このように、１個の小円盤４から成
る小円盤連設体31は、安定姿勢の保持が困難で、被接続
パイプ５の抜け易いものとなる。
から構成されている場合、図７（イ）に示すように、リ
テーナ２と継手本体１の締め付け（接続）完了状態（図
４参照）において、被接続パイプ５に（継手本体１から
離間させるような）矢印Ｇ3方向の引抜力が掛かった
際、小円盤連設体31に、外側頂部16を中心とした矢印Ｒ
3 方向の回転力が掛かる。そして、外側頂部16と内側頂
部25の両位置に生じる突張力が小さいため、図７（ロ）
に示すように、小円盤連設体31が倒れ、内側頂部25が食
込跡23から外れる。このように、１個の小円盤４から成
る小円盤連設体31は、安定姿勢の保持が困難で、被接続
パイプ５の抜け易いものとなる。
【００３２】一方、図示省略するが、小円盤連設体31
が、４個以上の小円盤４…を連設して構成している場
合、被接続パイプ５の抜止めが、一層、強固なものとな
り、また、小円盤連設体31は、一層、安定な姿勢を保持
できる。しかし、小円盤連設体31のリテーナ２への取り
付けが難しく、また、リテーナ２の（プラスチックの）
強度が弱くなり、さらに、高価なものとなるという欠点
があり、小円盤連設体31を、４個以上の小円盤４…から
構成するのは好ましくない。従って、小円盤連設体31
は、２個乃至３個の小円盤４…を連設して構成されるの
が好ましい。
が、４個以上の小円盤４…を連設して構成している場
合、被接続パイプ５の抜止めが、一層、強固なものとな
り、また、小円盤連設体31は、一層、安定な姿勢を保持
できる。しかし、小円盤連設体31のリテーナ２への取り
付けが難しく、また、リテーナ２の（プラスチックの）
強度が弱くなり、さらに、高価なものとなるという欠点
があり、小円盤連設体31を、４個以上の小円盤４…から
構成するのは好ましくない。従って、小円盤連設体31
は、２個乃至３個の小円盤４…を連設して構成されるの
が好ましい。
【００３３】そして、小円盤連設体31は、リテーナ２の
周方向に所定間隔に６個〜12個位（本発明では８個）の
数で設けられ、また、被接続パイプ５が軸心Ｋからぶれ
ないよう夫々対向位置に配設される。
周方向に所定間隔に６個〜12個位（本発明では８個）の
数で設けられ、また、被接続パイプ５が軸心Ｋからぶれ
ないよう夫々対向位置に配設される。
【００３４】具体的に説明すると、図８に、リテーナ２
の軸心Ｋと直交する横断面図を示し、軸心Ｋ方向から見
て180 °反対側の一対の小円盤連設体31，31が、軸心Ｋ
と直交する同一平面上に、リテーナ２に配設されてい
る。このように、８個の小円盤連設体31…全てにおい
て、一対づつ、対向位置に配設された一対の小円盤連設
体31，31は、同一平面上に配設されている。従って、図
４に示すように、継手本体１とリテーナ２と被接続パイ
プ５の締め付け（接続）完了状態にて、がたつきのない
安定したものとなる。
の軸心Ｋと直交する横断面図を示し、軸心Ｋ方向から見
て180 °反対側の一対の小円盤連設体31，31が、軸心Ｋ
と直交する同一平面上に、リテーナ２に配設されてい
る。このように、８個の小円盤連設体31…全てにおい
て、一対づつ、対向位置に配設された一対の小円盤連設
体31，31は、同一平面上に配設されている。従って、図
４に示すように、継手本体１とリテーナ２と被接続パイ
プ５の締め付け（接続）完了状態にて、がたつきのない
安定したものとなる。
【００３５】次に、図９に、本発明の管継手の別の実施
の形態を示し、この管継手は、テーパ雌ネジ部６ａと平
行雌ネジ部６ｂを開口端から順次形成する雌ネジ部６を
有する継手本体１と、継手本体１の雌ネジ部６に螺合す
る（テーパ状の）雄ネジ部７を有する円筒状リテーナ２
と、シール材３と、を備えており、さらに、リテーナ２
は、雄ネジ部７の山に沿って一部が外周側に突出し、か
つ、内周面８から一部が突出するように埋設されたパイ
プ抜止め用小円盤４を２個乃至３個連設した複数個の小
円盤連設体31…を有している。
の形態を示し、この管継手は、テーパ雌ネジ部６ａと平
行雌ネジ部６ｂを開口端から順次形成する雌ネジ部６を
有する継手本体１と、継手本体１の雌ネジ部６に螺合す
る（テーパ状の）雄ネジ部７を有する円筒状リテーナ２
と、シール材３と、を備えており、さらに、リテーナ２
は、雄ネジ部７の山に沿って一部が外周側に突出し、か
つ、内周面８から一部が突出するように埋設されたパイ
プ抜止め用小円盤４を２個乃至３個連設した複数個の小
円盤連設体31…を有している。
【００３６】そして、（図４に示すように）継手本体１
とリテーナ２を螺合させて、被接続パイプ５を接続した
締め付け完了状態において、（全ての）小円盤連設体31
…が、平行雌ネジ部６ｂに螺合するよう構成されてい
る。従って、小円盤連設体31…が、被接続パイプ５の外
周に食い込む深さが、常に一定となり、引抜力が安定し
て十分な値に達し、安定した接続状態を保持できる。
とリテーナ２を螺合させて、被接続パイプ５を接続した
締め付け完了状態において、（全ての）小円盤連設体31
…が、平行雌ネジ部６ｂに螺合するよう構成されてい
る。従って、小円盤連設体31…が、被接続パイプ５の外
周に食い込む深さが、常に一定となり、引抜力が安定し
て十分な値に達し、安定した接続状態を保持できる。
【００３７】次に、図10に、小円盤連設体31の別の実施
の形態を示す。図10（イ）と図10（ロ）に示す小円盤連
設体31は、外周端縁18，18の近傍と、小円盤４，４の
（円形平面部20，20の）連設部の近傍と、が丸みを帯び
るよう構成されている。従って、図２に示す小円盤連設
体31に比べて、がたつきのない安定性のある、しかも、
突張力が大きく抜止めの一層強固なものとなる。そし
て、図10（ロ）に示す小円盤連設体31が、図10（イ）に
示す小円盤連設体31に比べ、丸みが大きく、一層、安定
性のある、しかも、抜止めの強固なものとなる。
の形態を示す。図10（イ）と図10（ロ）に示す小円盤連
設体31は、外周端縁18，18の近傍と、小円盤４，４の
（円形平面部20，20の）連設部の近傍と、が丸みを帯び
るよう構成されている。従って、図２に示す小円盤連設
体31に比べて、がたつきのない安定性のある、しかも、
突張力が大きく抜止めの一層強固なものとなる。そし
て、図10（ロ）に示す小円盤連設体31が、図10（イ）に
示す小円盤連設体31に比べ、丸みが大きく、一層、安定
性のある、しかも、抜止めの強固なものとなる。
【００３８】また、図10（ハ）に示す小円盤連設体31
は、その両端の形状が、円形外周端縁18，18を境として
両側へ円錐状に隆起して形成された隆起頂部27，27を有
するよう構成されている。従って、図２に示す小円盤連
設体31に比べて、リテーナ２に埋設された際の軸心Ｐ廻
りの回転が容易となる。
は、その両端の形状が、円形外周端縁18，18を境として
両側へ円錐状に隆起して形成された隆起頂部27，27を有
するよう構成されている。従って、図２に示す小円盤連
設体31に比べて、リテーナ２に埋設された際の軸心Ｐ廻
りの回転が容易となる。
【００３９】なお、（図１に示す）テーパ雌ネジ部６ａ
と雄ネジ部７と、又は、（図９に示す）テーパ雌ネジ部
６ａと平行雌ネジ部６ｂと雄ネジ部７と、を２条ネジと
してもよく、小円盤連設体31…が、被接続パイプ５の外
周の360 °全周にわたって均等な食い込みとなり、がた
つきのない安定性のある、しかも、抜止めの一層強固な
ものとなる。また、ネジピッチを大きくしてもよく、少
ない回転で締め付け（接続）作業が完了できる。また、
３条ネジとしてもよく、一層少ない回転で締め付け（接
続）作業が完了できる。
と雄ネジ部７と、又は、（図９に示す）テーパ雌ネジ部
６ａと平行雌ネジ部６ｂと雄ネジ部７と、を２条ネジと
してもよく、小円盤連設体31…が、被接続パイプ５の外
周の360 °全周にわたって均等な食い込みとなり、がた
つきのない安定性のある、しかも、抜止めの一層強固な
ものとなる。また、ネジピッチを大きくしてもよく、少
ない回転で締め付け（接続）作業が完了できる。また、
３条ネジとしてもよく、一層少ない回転で締め付け（接
続）作業が完了できる。
【００４０】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、例えば、金属製小円盤連設体31を、プラスチック
インサート成形により、リテーナ２に埋設するも、好ま
しい。また、小円盤連設体31をセラミックにて形成する
もよい。
れず、例えば、金属製小円盤連設体31を、プラスチック
インサート成形により、リテーナ２に埋設するも、好ま
しい。また、小円盤連設体31をセラミックにて形成する
もよい。
【００４１】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
に記載する効果を奏する。
【００４２】（請求項１によれば）継手本体１のテーパ
雌ネジ部６ａにリテーナ２の雄ネジ部７をねじ込むこと
によって、リテーナ２の内周面８から突出した複数個の
小円盤連設体31…が、継手本体１と接続させる被接続パ
イプ５の外周面22に食い込む。これによって、簡単な構
造であると共に、被接続パイプ５が継手本体１から強固
に抜止めされ、狭小な現場でも容易かつ迅速に接続作業
を行うことができる。さらに、小円盤連設体31は、２個
乃至３個の小円盤４…を連設しているため、がたつきの
ない安定した接続状態を保持し、しかも、被接続パイプ
５の抜止めが、一層、強固な安定性のあるものとなる。
雌ネジ部６ａにリテーナ２の雄ネジ部７をねじ込むこと
によって、リテーナ２の内周面８から突出した複数個の
小円盤連設体31…が、継手本体１と接続させる被接続パ
イプ５の外周面22に食い込む。これによって、簡単な構
造であると共に、被接続パイプ５が継手本体１から強固
に抜止めされ、狭小な現場でも容易かつ迅速に接続作業
を行うことができる。さらに、小円盤連設体31は、２個
乃至３個の小円盤４…を連設しているため、がたつきの
ない安定した接続状態を保持し、しかも、被接続パイプ
５の抜止めが、一層、強固な安定性のあるものとなる。
【００４３】（請求項２によれば）継手本体１のテーパ
雌ネジ部６ａと平行雌ネジ部６ｂにリテーナ２の雄ネジ
部７をねじ込むことによって、リテーナ２の内周面８か
ら突出した複数個の小円盤連設体31…が、継手本体１と
接続させる被接続パイプ５の外周面22に食い込む。これ
によって、簡単な構造であると共に、被接続パイプ５が
継手本体１から強固に抜止めされ、狭小な現場でも容易
かつ迅速に接続作業を行うことができる。さらに、小円
盤連設体31は、２個乃至３個の小円盤４…を連設してい
るため、がたつきのない安定した接続状態を保持し、し
かも、被接続パイプ５の抜止めが、一層、強固な安定性
のあるものとなる。
雌ネジ部６ａと平行雌ネジ部６ｂにリテーナ２の雄ネジ
部７をねじ込むことによって、リテーナ２の内周面８か
ら突出した複数個の小円盤連設体31…が、継手本体１と
接続させる被接続パイプ５の外周面22に食い込む。これ
によって、簡単な構造であると共に、被接続パイプ５が
継手本体１から強固に抜止めされ、狭小な現場でも容易
かつ迅速に接続作業を行うことができる。さらに、小円
盤連設体31は、２個乃至３個の小円盤４…を連設してい
るため、がたつきのない安定した接続状態を保持し、し
かも、被接続パイプ５の抜止めが、一層、強固な安定性
のあるものとなる。
【００４４】（請求項３によれば）小円盤連設体31…
が、平行雌ネジ部６ｂに螺合して締め付け完了するの
で、小円盤連設体31…が、被接続パイプ５の外周に食い
込む深さが常に一定となり、引抜力が安定して十分な値
に達し、安定した接続状態を保持できる。
が、平行雌ネジ部６ｂに螺合して締め付け完了するの
で、小円盤連設体31…が、被接続パイプ５の外周に食い
込む深さが常に一定となり、引抜力が安定して十分な値
に達し、安定した接続状態を保持できる。
【００４５】（請求項４によれば）テーパ雌ネジ部６ａ
と雄ネジ部７とを２条ネジとしたため、少ない回転で迅
速かつ容易に締め付け（接続）作業を完了できる。
と雄ネジ部７とを２条ネジとしたため、少ない回転で迅
速かつ容易に締め付け（接続）作業を完了できる。
【００４６】（請求項５によれば）テーパ雌ネジ部６ａ
と平行雌ネジ部６ｂと雄ネジ部７とを２条ネジとしたた
め、少ない回転で迅速かつ容易に締め付け（接続）作業
を完了できる。
と平行雌ネジ部６ｂと雄ネジ部７とを２条ネジとしたた
め、少ない回転で迅速かつ容易に締め付け（接続）作業
を完了できる。
【００４７】（請求項６によれば）小円盤連設体31…
が、被接続パイプ５の外周の360 °全周にわたって均等
な食い込みとなり、がたつきのない安定した接続状態を
保持し、しかも、抜止めの一層強固なものとなる。
が、被接続パイプ５の外周の360 °全周にわたって均等
な食い込みとなり、がたつきのない安定した接続状態を
保持し、しかも、抜止めの一層強固なものとなる。
【図１】本発明の管継手の実施の一形態を示す要部半截
断面図である。
断面図である。
【図２】小円盤連設体の説明図である。
【図３】小円盤連設体をリテーナの孔部に圧入する状態
を示す作用説明図である。
を示す作用説明図である。
【図４】接続状態を示す要部断面正面図である。
【図５】小円盤連設体の作用説明図である。
【図６】小円盤連設体の作用説明図である。
【図７】小円盤連設体の作用説明図である。
【図８】リテーナの断面側面図である。
【図９】管継手の別の実施の形態を示す要部半裁断面図
である。
である。
【図10】小円盤連設体の別の実施の形態を示す正面図で
ある。
ある。
１ 継手本体 ２ リテーナ ４ 小円盤 ６ａ テーパ雌ネジ部 ６ｂ 平行雌ネジ部 ７ 雄ネジ部 ８ 内周面 31 小円盤連設体 Ｋ 軸心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平２−107895（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−116091（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16L 19/08
Claims (6)
- 【請求項１】 テーパ雌ネジ部６ａを開口端に有する継
手本体１と、該テーパ雌ネジ部６ａに螺合する雄ネジ部
７を有すると共に該雄ネジ部７の山に沿って一部が外周
側に突出しかつ内周面８から一部が突出するように埋設
されたパイプ抜止め用小円盤４を２個乃至３個連設した
複数個の小円盤連設体31…を有する円筒状リテーナ２
と、を具備することを特徴とする管継手。 - 【請求項２】 テーパ雌ネジ部６ａと平行雌ネジ部６ｂ
を開口端から順次有する継手本体１と、該テーパ雌ネジ
部６ａと該平行雌ネジ部６ｂに螺合する雄ネジ部７を有
すると共に該雄ネジ部７の山に沿って一部が外周側に突
出しかつ内周面８から一部が突出するように埋設された
パイプ抜止め用小円盤４を２個乃至３個連設した複数個
の小円盤連設体31…を有する円筒状リテーナ２と、を具
備することを特徴とする管継手。 - 【請求項３】 継手本体１にリテーナ２を螺合させて、
締め付け完了状態において、小円盤連設体31…が平行雌
ネジ部６ｂに螺合するよう構成した請求項２記載の管継
手。 - 【請求項４】 テーパ雌ネジ部６ａと雄ネジ部７とが２
条ネジとした請求項１記載の管継手。 - 【請求項５】 テーパ雌ネジ部６ａと平行雌ネジ部６ｂ
と雄ネジ部７とが２条ネジとした請求項２又は３記載の
管継手。 - 【請求項６】 軸心Ｋ方向から見て180 °反対側の一対
の小円盤連設体31，31が、該軸心Ｋと直交する同一平面
上に、配設されている請求項１，２，３，４又は５記載
の管継手。
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|---|---|---|---|
| JP11182302A JP3083517B1 (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 管継手 |
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| US09/461,007 US6123364A (en) | 1999-06-28 | 1999-12-15 | Pipe joint |
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|
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