JP3078285B1 - 商品陳列用具 - Google Patents
商品陳列用具Info
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- JP3078285B1 JP3078285B1 JP11277683A JP27768399A JP3078285B1 JP 3078285 B1 JP3078285 B1 JP 3078285B1 JP 11277683 A JP11277683 A JP 11277683A JP 27768399 A JP27768399 A JP 27768399A JP 3078285 B1 JP3078285 B1 JP 3078285B1
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Abstract
【要約】
【課題】 商品が封入されたパッケージの前方に商品見
本を陳列することができ、前方に商品見本を陳列しても
その後方に陳列されている商品を簡単に取り出すことが
できる商品陳列用具を提供する。 【解決手段】 商品が封入されたパッケージとパッケー
ジに封入されていないその商品の見本とを陳列するため
の用具であって、用具を商品陳列棚又は商品陳列台へ取
り付けるための取付け具を備えた基部と、基部から前方
へ突出したパッケージ吊下げ棒と、商品見本の保持板
と、上記パッケージ吊下げ棒の上方であってかつこれと
ほぼ平行に基部から前方へ突出した上記保持板の支持棒
とからなり、上記保持板の支持棒の前面先端に上記保持
板のストッパーが取り付けられ、上記保持板を保持板本
体とその下端両側から垂下した垂下片とから形成し、保
持板本体の下端中央部に保持板を支持棒上へ載置させる
ための下方が開口した切欠部を形成し、両垂下片を前方
上方へ持ち上げ可能に保持板本体と連結し、かつ、両垂
下片の下部にそれぞれ商品見本の把持体を取り付ける。
本を陳列することができ、前方に商品見本を陳列しても
その後方に陳列されている商品を簡単に取り出すことが
できる商品陳列用具を提供する。 【解決手段】 商品が封入されたパッケージとパッケー
ジに封入されていないその商品の見本とを陳列するため
の用具であって、用具を商品陳列棚又は商品陳列台へ取
り付けるための取付け具を備えた基部と、基部から前方
へ突出したパッケージ吊下げ棒と、商品見本の保持板
と、上記パッケージ吊下げ棒の上方であってかつこれと
ほぼ平行に基部から前方へ突出した上記保持板の支持棒
とからなり、上記保持板の支持棒の前面先端に上記保持
板のストッパーが取り付けられ、上記保持板を保持板本
体とその下端両側から垂下した垂下片とから形成し、保
持板本体の下端中央部に保持板を支持棒上へ載置させる
ための下方が開口した切欠部を形成し、両垂下片を前方
上方へ持ち上げ可能に保持板本体と連結し、かつ、両垂
下片の下部にそれぞれ商品見本の把持体を取り付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品陳列用具に関
し、詳しくは商品が封入されたパッケージとその商品の
中味を見本として陳列する商品陳列用具に関する。
し、詳しくは商品が封入されたパッケージとその商品の
中味を見本として陳列する商品陳列用具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、パッケージに封入された商品を陳
列するに際しては、消費者が手で触ってその商品の中味
をじかに吟味・確認することができるように、商品が封
入された販売すべき商品のパッケージとともにパッケー
ジに封入されていない商品そのものを商品見本として陳
列することが行われている。この際に、陳列棚又は陳列
台に陳列されている商品の前面に商品見本を取り付ける
と販売すべき商品を取り出し難くなるため、販売すべき
商品が陳列されている陳列棚又は陳列台の上部にＬ字状
などのフックを取り付けてそれに商品見本を吊り下げた
り、又は、商品見本の左右に糸を繋いで商品の前面に掛
けたりしていた。
列するに際しては、消費者が手で触ってその商品の中味
をじかに吟味・確認することができるように、商品が封
入された販売すべき商品のパッケージとともにパッケー
ジに封入されていない商品そのものを商品見本として陳
列することが行われている。この際に、陳列棚又は陳列
台に陳列されている商品の前面に商品見本を取り付ける
と販売すべき商品を取り出し難くなるため、販売すべき
商品が陳列されている陳列棚又は陳列台の上部にＬ字状
などのフックを取り付けてそれに商品見本を吊り下げた
り、又は、商品見本の左右に糸を繋いで商品の前面に掛
けたりしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の場合
は、陳列されている商品とその商品見本との位置が離れ
ているため、どの商品見本がどの商品に対応するのか分
かり難く、隣に陳列されている別の商品と間違えること
があり、さらに、商品見本が陳列棚等の上部に取り付け
られているので、陳列棚等の高さによっては消費者が商
品見本を吟味・確認し難いものであった。また、後者の
場合は、商品見本が商品の前面に掛けてあるので商品見
本が邪魔になって商品を取り出し難いのみならず、消費
者が商品見本を外して商品を吟味・確認した後に隣の別
の商品が陳列されている箇所にこの商品見本を掛けるお
それがあり、それによって店内の美観を損ねるなどの不
都合があった。
は、陳列されている商品とその商品見本との位置が離れ
ているため、どの商品見本がどの商品に対応するのか分
かり難く、隣に陳列されている別の商品と間違えること
があり、さらに、商品見本が陳列棚等の上部に取り付け
られているので、陳列棚等の高さによっては消費者が商
品見本を吟味・確認し難いものであった。また、後者の
場合は、商品見本が商品の前面に掛けてあるので商品見
本が邪魔になって商品を取り出し難いのみならず、消費
者が商品見本を外して商品を吟味・確認した後に隣の別
の商品が陳列されている箇所にこの商品見本を掛けるお
それがあり、それによって店内の美観を損ねるなどの不
都合があった。
【０００４】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るためになされたものであって、商品が封入されたパッ
ケージの前方に商品見本を陳列することができ、前方に
商品見本を陳列してもその後方に陳列されている商品を
簡単に取り出すことができる商品陳列用具を提供するこ
とを課題とする。
るためになされたものであって、商品が封入されたパッ
ケージの前方に商品見本を陳列することができ、前方に
商品見本を陳列してもその後方に陳列されている商品を
簡単に取り出すことができる商品陳列用具を提供するこ
とを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明は、商品が封入されたパッケージとパッ
ケージに封入されていないその商品の見本とを陳列する
ための用具であって、用具を商品陳列棚又は商品陳列台
へ取り付けるための取付け具を備えた基部と、基部から
前方へ突出したパッケージ吊下げ棒と、商品見本の保持
板と、上記パッケージ吊下げ棒の上方であってかつこれ
とほぼ平行に基部から前方へ突出した上記保持板の支持
棒とからなり、上記保持板の支持棒の前面先端に上記保
持板のストッパーが取り付けられ、上記保持板を保持板
本体とその下端両側から垂下した垂下片とから形成し、
保持板本体の下端中央部に保持板を支持棒上へ載置させ
るための下方が開口した切欠部を形成し、両垂下片を前
方上方へ持ち上げ可能に保持板本体と連結し、かつ、両
垂下片の下部にそれぞれ商品見本の把持体を取り付けた
ことを特徴とする商品陳列用具である。
るための本発明は、商品が封入されたパッケージとパッ
ケージに封入されていないその商品の見本とを陳列する
ための用具であって、用具を商品陳列棚又は商品陳列台
へ取り付けるための取付け具を備えた基部と、基部から
前方へ突出したパッケージ吊下げ棒と、商品見本の保持
板と、上記パッケージ吊下げ棒の上方であってかつこれ
とほぼ平行に基部から前方へ突出した上記保持板の支持
棒とからなり、上記保持板の支持棒の前面先端に上記保
持板のストッパーが取り付けられ、上記保持板を保持板
本体とその下端両側から垂下した垂下片とから形成し、
保持板本体の下端中央部に保持板を支持棒上へ載置させ
るための下方が開口した切欠部を形成し、両垂下片を前
方上方へ持ち上げ可能に保持板本体と連結し、かつ、両
垂下片の下部にそれぞれ商品見本の把持体を取り付けた
ことを特徴とする商品陳列用具である。
【０００６】本発明の商品陳列用具にあっては、商品が
封入されたパッケージを陳列するためのパッケージ吊下
げ棒と商品見本を陳列するための保持板を支持するため
の支持棒とを別々に形成し、かつ、保持板を保持板本体
と垂下片とから形成するとともに垂下片を前方上方へ持
ち上げ可能に保持板本体と連結したので、商品見本を上
記パッケージの前方に陳列することができ、パッケージ
をパッケージ吊下げ棒から取り出すに当たっては上記垂
下片を前方上方へ持ち上げて、その後方のパッケージを
簡単に取り出すことができる。
封入されたパッケージを陳列するためのパッケージ吊下
げ棒と商品見本を陳列するための保持板を支持するため
の支持棒とを別々に形成し、かつ、保持板を保持板本体
と垂下片とから形成するとともに垂下片を前方上方へ持
ち上げ可能に保持板本体と連結したので、商品見本を上
記パッケージの前方に陳列することができ、パッケージ
をパッケージ吊下げ棒から取り出すに当たっては上記垂
下片を前方上方へ持ち上げて、その後方のパッケージを
簡単に取り出すことができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を図面に
基づいて説明する。図１に示すように、商品陳列用具は
基部１とパッケージ吊下げ棒２と商品見本の保持板３と
商品見本の保持板の支持棒４とから構成されており、基
部１はほぼＵ字状の形状を有し、その上部先端部には用
具を商品陳列棚又は商品陳列台へ取り付けるための下方
へ折り曲げられた鉤状の取付け具５、５が形成され、か
つその下方には相互に平行な２つの横桟６、７が溶接に
よって取付けられている。
基づいて説明する。図１に示すように、商品陳列用具は
基部１とパッケージ吊下げ棒２と商品見本の保持板３と
商品見本の保持板の支持棒４とから構成されており、基
部１はほぼＵ字状の形状を有し、その上部先端部には用
具を商品陳列棚又は商品陳列台へ取り付けるための下方
へ折り曲げられた鉤状の取付け具５、５が形成され、か
つその下方には相互に平行な２つの横桟６、７が溶接に
よって取付けられている。
【０００８】そして、パッケージ吊下げ棒２と商品見本
の保持板の支持棒４とはほぼＵ字状の棒状体から一体に
形成され、パッケージ吊下げ棒２が基部１の横桟７の背
面に、商品見本の保持板の支持棒４が基部１の横桟６の
背面にそれぞれ溶接によって取り付けられ、パッケージ
吊下げ棒２が基部１から前方に突出し、商品見本の保持
板の支持棒４がパッケージ吊下げ棒２の上方にこれと平
行に前方に突出している。パッケージ吊下げ棒２の先端
部は支持棒４よりは少し前方まで突出していてここにや
や上向きの折曲部８が形成され、商品見本の保持板の支
持棒４の前面先端には長方形の板状体からなる保持板の
ストッパー９が取り付けられている。なお、基部１、パ
ッケージ吊下げ棒２及び商品見本の保持板の支持棒４は
例えばステンレス鋼等からなる。
の保持板の支持棒４とはほぼＵ字状の棒状体から一体に
形成され、パッケージ吊下げ棒２が基部１の横桟７の背
面に、商品見本の保持板の支持棒４が基部１の横桟６の
背面にそれぞれ溶接によって取り付けられ、パッケージ
吊下げ棒２が基部１から前方に突出し、商品見本の保持
板の支持棒４がパッケージ吊下げ棒２の上方にこれと平
行に前方に突出している。パッケージ吊下げ棒２の先端
部は支持棒４よりは少し前方まで突出していてここにや
や上向きの折曲部８が形成され、商品見本の保持板の支
持棒４の前面先端には長方形の板状体からなる保持板の
ストッパー９が取り付けられている。なお、基部１、パ
ッケージ吊下げ棒２及び商品見本の保持板の支持棒４は
例えばステンレス鋼等からなる。
【０００９】商品見本の保持板３は透明なポリ塩化ビニ
ル樹脂板などからなるものであって、保持板３は保持板
本体１０と垂下片１１、１１とから構成され、保持板本
体１０には、図２に示すように、その下端中央部に下方
が開口した切欠部１２が形成されているが、この切欠部
１２は保持板本体１０を支持棒４上へ載置させるための
ものである。上記両垂下片１１、１１は切欠部１２の両
側の保持板本体１０の下端からそれぞれ垂下しており、
両垂下片１１、１１の内側側端は互いに向かい合ってい
る。
ル樹脂板などからなるものであって、保持板３は保持板
本体１０と垂下片１１、１１とから構成され、保持板本
体１０には、図２に示すように、その下端中央部に下方
が開口した切欠部１２が形成されているが、この切欠部
１２は保持板本体１０を支持棒４上へ載置させるための
ものである。上記両垂下片１１、１１は切欠部１２の両
側の保持板本体１０の下端からそれぞれ垂下しており、
両垂下片１１、１１の内側側端は互いに向かい合ってい
る。
【００１０】保持板本体１０と垂下片１１、１１とは裏
面に接着剤が塗布されているシール紙などの可撓性のシ
ート状材料１３、１３をそれぞれ貼着するによって連結
され、この連結線に沿って垂下片１１、１１が前方上方
へ折り曲げられるように構成されている。そして、両垂
下片１１、１１の下部にはそれぞれ商品見本の把持体１
４、１４を取り付けるための孔１１ａ、１１ａが穿孔さ
れ、この孔に洗濯挟みなどの把持体１４、１４が取り付
けられている。
面に接着剤が塗布されているシール紙などの可撓性のシ
ート状材料１３、１３をそれぞれ貼着するによって連結
され、この連結線に沿って垂下片１１、１１が前方上方
へ折り曲げられるように構成されている。そして、両垂
下片１１、１１の下部にはそれぞれ商品見本の把持体１
４、１４を取り付けるための孔１１ａ、１１ａが穿孔さ
れ、この孔に洗濯挟みなどの把持体１４、１４が取り付
けられている。
【００１１】次に、上記商品陳列用具の使用状態を説明
する。商品例えばゴム手袋などが封入されたパッケージ
１５とパッケージに封入されていないゴム手袋などの商
品見本１６とを陳列するに当たっては、パッケージ１５
の上方中央部に開けられた孔１５ａをパッケージ吊下げ
棒２に挿通してパッケージ１５をパッケージ吊下げ棒２
に吊り下げる。一方、商品見本１６を垂下片１１、１１
に取り付けられた把持体１４、１４に挟んで保持し、保
持板本体１０に形成された切欠部１２を保持板の支持棒
４上に上から嵌めて保持板本体１０を支持棒４上に載置
し、支持棒４の前面先端に取り付けられたストッパー９
の後方に保持板３を位置させる。このようにして商品が
封入されたパッケージ１５がパッケージ吊下げ棒２に吊
り下げられるとともにその前面に商品見本１６が吊り下
げられる。
する。商品例えばゴム手袋などが封入されたパッケージ
１５とパッケージに封入されていないゴム手袋などの商
品見本１６とを陳列するに当たっては、パッケージ１５
の上方中央部に開けられた孔１５ａをパッケージ吊下げ
棒２に挿通してパッケージ１５をパッケージ吊下げ棒２
に吊り下げる。一方、商品見本１６を垂下片１１、１１
に取り付けられた把持体１４、１４に挟んで保持し、保
持板本体１０に形成された切欠部１２を保持板の支持棒
４上に上から嵌めて保持板本体１０を支持棒４上に載置
し、支持棒４の前面先端に取り付けられたストッパー９
の後方に保持板３を位置させる。このようにして商品が
封入されたパッケージ１５がパッケージ吊下げ棒２に吊
り下げられるとともにその前面に商品見本１６が吊り下
げられる。
【００１２】しかして、消費者が商品見本１６すなわち
商品の中味を吟味・確認するに当たっては商品見本１６
が吊り下げられた状態で吟味・確認し、その商品を購入
しようとするときは、図３に示すように、商品見本１６
とともに垂下片１１、１１を前面上方へ持ち上げ、その
状態で商品見本１６の後方に吊り下げられている商品が
封入されたパッケージ１５を取り出すことができる。ま
た、商品が封入されたパッケージ１５をパッケージ吊下
げ棒２に補充して陳列する場合には片方の垂下片１１の
把持体１４から商品見本１６を外し、他方の垂下片１１
の把持体１４のみで商品見本１６を挟んだ状態で商品見
本の保持板３を支持棒４から外すことができるので、商
品見本の保持板３自体も外し易い。
商品の中味を吟味・確認するに当たっては商品見本１６
が吊り下げられた状態で吟味・確認し、その商品を購入
しようとするときは、図３に示すように、商品見本１６
とともに垂下片１１、１１を前面上方へ持ち上げ、その
状態で商品見本１６の後方に吊り下げられている商品が
封入されたパッケージ１５を取り出すことができる。ま
た、商品が封入されたパッケージ１５をパッケージ吊下
げ棒２に補充して陳列する場合には片方の垂下片１１の
把持体１４から商品見本１６を外し、他方の垂下片１１
の把持体１４のみで商品見本１６を挟んだ状態で商品見
本の保持板３を支持棒４から外すことができるので、商
品見本の保持板３自体も外し易い。
【００１３】なお、上記保持板のストッパー９の前面は
商品の価格を表示するいわゆるプライスホルダーとして
も利用することができる。また、商品見本の保持板３の
保持板本体１０、垂下片１１又はシート状材料１３は商
品の種類、サイズ、素材などの商品の特徴を表示する表
示板として利用することもでき、そのようにすると消費
者にとって商品の特徴などが一目で判別することができ
て商品を探し易くなり、さらには、仮に消費者が保持板
３を支持体４から外したまま放置しておいたとしても別
の商品と判別できなくなるようなことはない。
商品の価格を表示するいわゆるプライスホルダーとして
も利用することができる。また、商品見本の保持板３の
保持板本体１０、垂下片１１又はシート状材料１３は商
品の種類、サイズ、素材などの商品の特徴を表示する表
示板として利用することもでき、そのようにすると消費
者にとって商品の特徴などが一目で判別することができ
て商品を探し易くなり、さらには、仮に消費者が保持板
３を支持体４から外したまま放置しておいたとしても別
の商品と判別できなくなるようなことはない。
【００１４】図４は商品見本の保持板の他の実施態様を
示すものであって、商品見本の保持板３は図１のそれと
同様に透明なポリ塩化ビニル樹脂板などからなり、この
保持板３は保持板本体１０と垂下片１１、１１とが一体
に形成されたものである。この保持板３においては切欠
部１２のやや下方に内側から外側に向かう切込み１７、
１７が形成されていて、この切込み１７、１７が保持板
本体１０と垂下片１１、１１との境界をなしている。す
なわち、切込み１７、１７の上方を保持板本体１０とな
し、その下方を垂下片１１、１１とするものである。保
持板本体１０から垂下片１１、１１にわたってその上に
商品の種類、サイズ、素材などを表示するためにシート
状材料１３、１３が貼着され、上記切込み１７、１７は
このシート状材料１３、１３の一部に至るまで切り込ま
れている。
示すものであって、商品見本の保持板３は図１のそれと
同様に透明なポリ塩化ビニル樹脂板などからなり、この
保持板３は保持板本体１０と垂下片１１、１１とが一体
に形成されたものである。この保持板３においては切欠
部１２のやや下方に内側から外側に向かう切込み１７、
１７が形成されていて、この切込み１７、１７が保持板
本体１０と垂下片１１、１１との境界をなしている。す
なわち、切込み１７、１７の上方を保持板本体１０とな
し、その下方を垂下片１１、１１とするものである。保
持板本体１０から垂下片１１、１１にわたってその上に
商品の種類、サイズ、素材などを表示するためにシート
状材料１３、１３が貼着され、上記切込み１７、１７は
このシート状材料１３、１３の一部に至るまで切り込ま
れている。
【００１５】この保持板３は、図５に示すように、両垂
下片１１、１１の外側下部から手で内側へ力を加える
と、切込み１７、１７の箇所で両垂下片１１、１１が保
持板本体１０の後方へ押され、両垂下片１１、１１の下
部が内側前方へ撓み、それによって両垂下片１１、１１
が前方上方へ持ち上げられ、この状態で後方から商品が
封入されたパッケージが取り出される。
下片１１、１１の外側下部から手で内側へ力を加える
と、切込み１７、１７の箇所で両垂下片１１、１１が保
持板本体１０の後方へ押され、両垂下片１１、１１の下
部が内側前方へ撓み、それによって両垂下片１１、１１
が前方上方へ持ち上げられ、この状態で後方から商品が
封入されたパッケージが取り出される。
【００１６】上記の実施態様においては、商品陳列棚へ
の取付け具として鉤状の取付け具を示したが取付け具は
ネジなどで取り付けるようにしてもよく、また、保持体
を透明な樹脂から形成したが不透明な樹脂から形成して
もよく、樹脂の種類はこれらに限定されない。また、シ
ート状材料も上記実施態様に示したものに限定されず、
その材料はプラスチックテープなどからなるものでもよ
く、また、その形状も円形には限定されない。
の取付け具として鉤状の取付け具を示したが取付け具は
ネジなどで取り付けるようにしてもよく、また、保持体
を透明な樹脂から形成したが不透明な樹脂から形成して
もよく、樹脂の種類はこれらに限定されない。また、シ
ート状材料も上記実施態様に示したものに限定されず、
その材料はプラスチックテープなどからなるものでもよ
く、また、その形状も円形には限定されない。
【００１７】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によると、商品が
封入したされたパッケージを吊り下げるパッケージ吊り
下げ棒と商品見本の保持板を支持するための支持棒とを
別々にしかつ保持板を構成する垂下片を前方上方へ持ち
上げ可能にしたので、商品が封入たされたパッケージの
前方へ商品見本を陳列することができ、商品が封入たさ
れたパッケージの前方へ商品見本を陳列しても商品が封
入されたパッケージを簡単に取り出すことができる。
封入したされたパッケージを吊り下げるパッケージ吊り
下げ棒と商品見本の保持板を支持するための支持棒とを
別々にしかつ保持板を構成する垂下片を前方上方へ持ち
上げ可能にしたので、商品が封入たされたパッケージの
前方へ商品見本を陳列することができ、商品が封入たさ
れたパッケージの前方へ商品見本を陳列しても商品が封
入されたパッケージを簡単に取り出すことができる。
【図１】 本発明の商品陳列用具の一実施態様を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】 同商品陳列用具の商品見本の保持板を示す平
面図である。
面図である。
【図３】 図１の商品陳列用具の使用状態を示す斜視図
である。
である。
【図４】 商品見本の保持板の他の実施態様を示す平面
図である。
図である。
【図５】 図４の商品見本の保持板の使用状態を示す斜
視図である。
視図である。
１ 基部 ２ パッケージ吊り下げ棒 ３ 商品見本の保持板 ４ 商品見本の保持板の支持棒 ５ 取付け具 ６、７ 横桟 ８ 折曲部 ９ 保持板のストッパー １０ 保持板本体 １１ 垂下片 １１ａ 把持体を取り付ける孔 １２ 切欠部 １３ シート状材料 １４ 把持体 １５ パッケージ １５ａ パッケージの孔 １６ 商品見本 １７ 切込み
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−155707（ＪＰ，Ａ) 実開 平６−77616（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−54265（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−6964（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47F 5/00 A47F 7/00 G09F 5/00
Claims (3)
- 【請求項１】 商品が封入されたパッケージとパッケー
ジに封入されていないその商品の見本とを陳列するため
の用具であって、用具を商品陳列棚又は商品陳列台へ取
り付けるための取付け具を備えた基部と、基部から前方
へ突出したパッケージ吊下げ棒と、商品見本の保持板
と、上記パッケージ吊下げ棒の上方であってかつこれと
ほぼ平行に基部から前方へ突出した上記保持板の支持棒
とからなり、上記保持板の支持棒の前面先端に上記保持
板のストッパーが取り付けられ、上記保持板を保持板本
体とその下端両側から垂下した垂下片とから形成し、保
持板本体の下端中央部に保持板を支持棒上へ載置させる
ための下方が開口した切欠部を形成し、両垂下片を前方
上方へ持ち上げ可能に保持板本体と連結し、かつ、両垂
下片の下部にそれぞれ商品見本の把持体を取り付けたこ
とを特徴とする商品陳列用具。 - 【請求項２】 保持板本体と垂下片とが可撓性シート状
材料によって連結されていることを特徴とする請求項１
記載の商品陳列用具。 - 【請求項３】 保持板本体と垂下片とを一体に形成し、
保持板本体と両垂下片との境界に内側から外側に向かう
切込みを形成したことを特徴とする請求項１記載の商品
陳列用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11277683A JP3078285B1 (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 商品陳列用具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11277683A JP3078285B1 (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 商品陳列用具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3078285B1 true JP3078285B1 (ja) | 2000-08-21 |
| JP2001095657A JP2001095657A (ja) | 2001-04-10 |
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ID=17586859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11277683A Expired - Fee Related JP3078285B1 (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 商品陳列用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3078285B1 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007207274A (ja) * | 2007-04-23 | 2007-08-16 | Mitsubishi Electric Corp | 発進報知装置 |
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