JP3062135B2 - イヤホンシステム - Google Patents
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- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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- H04R5/033—Headphones for stereophonic communication
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- Acoustics & Sound (AREA)
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Headphones And Earphones (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はイヤホンシステムに
関し、特にカセットプレーヤ、ＣＤ，ＭＤプレーヤ等の
音響機器、表示機能を備えたビデオカメラ、デジタルカ
メラ等の映像機器、あるいは電話帳，電子手帳等のデー
タ装置と、携帯電話，ＰＨＳ等の電話機能が一体化され
た小型な携帯端末装置に接続して使用するリモート制御
機能および音声送受信機能を有するイヤホンシステムに
関する。
関し、特にカセットプレーヤ、ＣＤ，ＭＤプレーヤ等の
音響機器、表示機能を備えたビデオカメラ、デジタルカ
メラ等の映像機器、あるいは電話帳，電子手帳等のデー
タ装置と、携帯電話，ＰＨＳ等の電話機能が一体化され
た小型な携帯端末装置に接続して使用するリモート制御
機能および音声送受信機能を有するイヤホンシステムに
関する。
【０００２】
【従来の技術】音響機器と携帯電話機が一体化された小
型な携帯端末装置の操作性を向上するために、イヤホン
のリモコン操作部に携帯電話機のダイヤルキー，ファン
クションキーと共に備えた送話用マイクロホンを送話部
とし、左右一対のイヤホンスピーカを受話部として携帯
電話機を機能させるイヤホン、またはリモコン操作部に
携帯電話機のダイヤルキー，ファンクションキーを備
え、左右一対のイヤホンスピーカを受話部とし、左右一
対のイヤホンスピーカの分岐位置に備えた送話用マイク
ロホンを送話部として携帯電話機を機能させるイヤホン
を携帯端末装置に接続し、携帯端末装置をバックやポケ
ット等に収納したままの状態で通話を可能にすることに
より操作性を向上し、音響機器からの音声，音楽を聞く
ことができ、且つ単独の携帯電話機として使用が可能と
なることによる汎用性の向上をさせ得るイヤホンが、例
えば特開平０５−０９１５８４号公報に開示されてい
る。
型な携帯端末装置の操作性を向上するために、イヤホン
のリモコン操作部に携帯電話機のダイヤルキー，ファン
クションキーと共に備えた送話用マイクロホンを送話部
とし、左右一対のイヤホンスピーカを受話部として携帯
電話機を機能させるイヤホン、またはリモコン操作部に
携帯電話機のダイヤルキー，ファンクションキーを備
え、左右一対のイヤホンスピーカを受話部とし、左右一
対のイヤホンスピーカの分岐位置に備えた送話用マイク
ロホンを送話部として携帯電話機を機能させるイヤホン
を携帯端末装置に接続し、携帯端末装置をバックやポケ
ット等に収納したままの状態で通話を可能にすることに
より操作性を向上し、音響機器からの音声，音楽を聞く
ことができ、且つ単独の携帯電話機として使用が可能と
なることによる汎用性の向上をさせ得るイヤホンが、例
えば特開平０５−０９１５８４号公報に開示されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この種のイヤホンは、
使用者がイヤホンを耳にセットしたとき、使用者の音声
を適切に集音するために、また使用者が見やすく且つ操
作しやすくするために、リモコン操作部の使用位置を限
定することが望ましい。
使用者がイヤホンを耳にセットしたとき、使用者の音声
を適切に集音するために、また使用者が見やすく且つ操
作しやすくするために、リモコン操作部の使用位置を限
定することが望ましい。
【０００４】また、操作部はその使用目的から、当然の
ことながら小型，軽量化が要求される。
ことながら小型，軽量化が要求される。
【０００５】上述した従来のイヤホンは、リモコン操作
部に携帯電話機のダイヤルキー，ファンクションキーを
配備するため、リモコン操作部は相応の大きさが必要と
なり、それに伴い重量も増え、小型，軽量化が困難であ
る。
部に携帯電話機のダイヤルキー，ファンクションキーを
配備するため、リモコン操作部は相応の大きさが必要と
なり、それに伴い重量も増え、小型，軽量化が困難であ
る。
【０００６】また、小型，軽量化のために、小型のダイ
ヤルキー，ファンクションキーを使用すると操作性が劣
り、誤操作の要因になる。
ヤルキー，ファンクションキーを使用すると操作性が劣
り、誤操作の要因になる。
【０００７】また、リモコン操作部の使用位置を限定す
るために、例えば胸のポケットにクリップ等で固定して
使用する場合、リモコン操作部を固定したままでは操作
が困難で、使用時にはその都度ポケットから取り外して
使用しなければならず面倒であり、且つマイクロホンの
位置が通話中に移動しマイクロホンの集音特性が変化
し、通話品質が劣化する危険性がある。
るために、例えば胸のポケットにクリップ等で固定して
使用する場合、リモコン操作部を固定したままでは操作
が困難で、使用時にはその都度ポケットから取り外して
使用しなければならず面倒であり、且つマイクロホンの
位置が通話中に移動しマイクロホンの集音特性が変化
し、通話品質が劣化する危険性がある。
【０００８】本発明の目的は、操作が容易で、小型，軽
量で、且つ操作性および汎用性に優れたイヤホンシステ
ムを提供することにある。
量で、且つ操作性および汎用性に優れたイヤホンシステ
ムを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明のイヤホンシステ
ムは、録音した音声，音楽等を再生する音響装置、画像
の撮像，録画／再生および音声の録音／再生機能を備え
た映像装置等と携帯電話装置，ＰＨＳ等の電話装置とが
一体化された携帯端末装置に接続して前記音響装置、前
記映像装置が出力する音声，音楽を聞き取るイヤホン部
と、前記イヤホン部を介して前記携帯端末装置を制御す
るリモコン部とを有することを特徴とする。
ムは、録音した音声，音楽等を再生する音響装置、画像
の撮像，録画／再生および音声の録音／再生機能を備え
た映像装置等と携帯電話装置，ＰＨＳ等の電話装置とが
一体化された携帯端末装置に接続して前記音響装置、前
記映像装置が出力する音声，音楽を聞き取るイヤホン部
と、前記イヤホン部を介して前記携帯端末装置を制御す
るリモコン部とを有することを特徴とする。
【００１０】また、前記リモコン部は、前記携帯端末装
置の前記音響装置および前記映像装置を制御するための
複数のファンクションキーおよびダイヤルキーと、前記
複数のファンクションキーおよびダイヤルキーの押下情
報を前記イヤホン部へ送信し、且つ送信した前記複数の
ファンクションキーおよびダイヤルキーの押下情報に対
する応答情報を受信する第１のリモコン信号送受部を有
することを特徴とする。
置の前記音響装置および前記映像装置を制御するための
複数のファンクションキーおよびダイヤルキーと、前記
複数のファンクションキーおよびダイヤルキーの押下情
報を前記イヤホン部へ送信し、且つ送信した前記複数の
ファンクションキーおよびダイヤルキーの押下情報に対
する応答情報を受信する第１のリモコン信号送受部を有
することを特徴とする。
【００１１】また、前記イヤホン部は、前記リモコン部
から前記携帯端末装置の前記音響装置および前記映像装
置を制御するための前記複数のファンクションキーおよ
びダイヤルキーの押下情報を受信し、且つ前記複数のフ
ァンクションキーおよびダイヤルキーの押下情報を正常
受信した旨の前記応答情報を前記リモコン部へ返送する
第２のリモコン信号送受信部を有することを特徴とす
る。
から前記携帯端末装置の前記音響装置および前記映像装
置を制御するための前記複数のファンクションキーおよ
びダイヤルキーの押下情報を受信し、且つ前記複数のフ
ァンクションキーおよびダイヤルキーの押下情報を正常
受信した旨の前記応答情報を前記リモコン部へ返送する
第２のリモコン信号送受信部を有することを特徴とす
る。
【００１２】また、前記第２のリモコン信号送受信部
は、前記イヤホン部のイヤホンスピーカに配備したこと
を特徴とする。
は、前記イヤホン部のイヤホンスピーカに配備したこと
を特徴とする。
【００１３】また、前記イヤホン部は、前記第２のワイ
ヤレス信号送受信部が前記リモコン部の前記第１のワイ
ヤレス信号送受信部から受信した前記複数のファンクシ
ョンキーおよびダイヤルキーの押下情報を所定の信号形
式に変換して前記携帯端末装置へ送信すると共に、前記
複数のファンクションキーおよびダイヤルキーの押下情
報を正常受信をした旨の応答情報を前記第２のワイヤレ
ス信号送受信部へ返送するリモコン変／復調部を有する
ことを特徴とする。
ヤレス信号送受信部が前記リモコン部の前記第１のワイ
ヤレス信号送受信部から受信した前記複数のファンクシ
ョンキーおよびダイヤルキーの押下情報を所定の信号形
式に変換して前記携帯端末装置へ送信すると共に、前記
複数のファンクションキーおよびダイヤルキーの押下情
報を正常受信をした旨の応答情報を前記第２のワイヤレ
ス信号送受信部へ返送するリモコン変／復調部を有する
ことを特徴とする。
【００１４】また、前記リモコン部は、前記イヤホン部
の前記第２のリモコン信号送受信部から前記正常受信し
た旨の前記応答情報の返送がないとき、前記複数のファ
ンクションキーおよびダイヤルキーの押下情報を再送信
することを特徴とする。
の前記第２のリモコン信号送受信部から前記正常受信し
た旨の前記応答情報の返送がないとき、前記複数のファ
ンクションキーおよびダイヤルキーの押下情報を再送信
することを特徴とする。
【００１５】また、前記イヤホン部は、前記携帯端末装
置と接続するための接続プラグと、マイクロホンを内蔵
した前記リモコン変／復調部と、片側の耳にセットして
前記携帯端末装置が出力する前記音声，音楽を聞き取る
イヤホンスピーカと、前記イヤホンスピーカの所定の位
置に配備した前記第２のリモコン信号送受信部とを有す
ることを特徴とする。
置と接続するための接続プラグと、マイクロホンを内蔵
した前記リモコン変／復調部と、片側の耳にセットして
前記携帯端末装置が出力する前記音声，音楽を聞き取る
イヤホンスピーカと、前記イヤホンスピーカの所定の位
置に配備した前記第２のリモコン信号送受信部とを有す
ることを特徴とする。
【００１６】また、前記イヤホン部は、前記携帯端末装
置と接続するための接続プラグと、前記リモコン変／復
調部と、両耳にセットして前記携帯端末装置が出力する
前記音声，音楽を聞き取るイヤホンスピーカと、前記イ
ヤホンスピーカの一方または両方の所定の位置に配備し
た前記第２のリモコン信号送受信部と、前記リモコン変
／復調部と前記イヤホンスピーカとの間の所定の位置に
配備したマイクロホンとを有することを特徴とする。
置と接続するための接続プラグと、前記リモコン変／復
調部と、両耳にセットして前記携帯端末装置が出力する
前記音声，音楽を聞き取るイヤホンスピーカと、前記イ
ヤホンスピーカの一方または両方の所定の位置に配備し
た前記第２のリモコン信号送受信部と、前記リモコン変
／復調部と前記イヤホンスピーカとの間の所定の位置に
配備したマイクロホンとを有することを特徴とする。
【００１７】また、前記第１のリモコン信号送受信部と
前記第２のリモコン信号送受信部との間で行う前記複数
のファンクションキーおよびダイヤルキーの押下情報お
よびその前記応答情報は、ワイヤレス通信によることを
特徴とする。
前記第２のリモコン信号送受信部との間で行う前記複数
のファンクションキーおよびダイヤルキーの押下情報お
よびその前記応答情報は、ワイヤレス通信によることを
特徴とする。
【００１８】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。図１は第１の実施の形態のイヤホンシステ
ムの斜視図であり、（Ａ）はイヤホン部を示し，（Ｂ）
はリモコン部を示す。図２は第２の実施の形態のイヤホ
ンシステムの斜視図であり、（Ａ）はイヤホン部を示
し，（Ｂ）はリモコン部を示す。図３は第１の実施の形
態のイヤホンシステムのブロック図である。図４は第２
の実施の形態のイヤホンシステムのブロック図である。
図５は第１の実施の形態のイヤホンシステムを使用して
携帯端末装置の音響機能の使用例を示す斜視図である。
図６は第２の実施の形態のイヤホンシステムを使用して
携帯端末装置のテレビカメラの使用例を示す斜視図であ
り、（Ａ）はテレビカメラの正面図、（Ｂ）動作状態を
示す背面図である。
て説明する。図１は第１の実施の形態のイヤホンシステ
ムの斜視図であり、（Ａ）はイヤホン部を示し，（Ｂ）
はリモコン部を示す。図２は第２の実施の形態のイヤホ
ンシステムの斜視図であり、（Ａ）はイヤホン部を示
し，（Ｂ）はリモコン部を示す。図３は第１の実施の形
態のイヤホンシステムのブロック図である。図４は第２
の実施の形態のイヤホンシステムのブロック図である。
図５は第１の実施の形態のイヤホンシステムを使用して
携帯端末装置の音響機能の使用例を示す斜視図である。
図６は第２の実施の形態のイヤホンシステムを使用して
携帯端末装置のテレビカメラの使用例を示す斜視図であ
り、（Ａ）はテレビカメラの正面図、（Ｂ）動作状態を
示す背面図である。
【００１９】図１に示す第１の実施の形態のイヤホンシ
ステム１０Ａは、音響装置，映像装置を備える携帯端末
装置に接続し、且つ使用者の片側の耳にセットして使用
するイヤホン部２０Ａと、イヤホン部２０Ａを介して携
帯端末装置を制御するためのリモコン部３０とから構成
する。
ステム１０Ａは、音響装置，映像装置を備える携帯端末
装置に接続し、且つ使用者の片側の耳にセットして使用
するイヤホン部２０Ａと、イヤホン部２０Ａを介して携
帯端末装置を制御するためのリモコン部３０とから構成
する。
【００２０】イヤホン部２０Ａは、携帯端末装置と接続
するための接続プラグ２１と、携帯端末装置からの電話
音声および音楽等を出力するイヤホンスピーカ２２と、
イヤホンスピーカ２２の受話口と反対側に配備され、リ
モコン部３０との間で種々制御信号およびダイヤル信号
を送受信するリモコン送／受光部２３と、使用者が発声
する音声を集音するためのマイクロホン２４を内蔵し、
携帯端末装置とリモコン送／受光部２３との間で授受さ
れる各種制御信号およびダイヤル信号を所定の信号形式
に変換するためのリモコン変／復調部２５と、リモコン
変／復調部２５とイヤホンスピーカ２２とを接続するコ
ード２８−１と、リモコン変／復調部２５と接続プラグ
２１とを接続するコード２８−２とから構成する。
するための接続プラグ２１と、携帯端末装置からの電話
音声および音楽等を出力するイヤホンスピーカ２２と、
イヤホンスピーカ２２の受話口と反対側に配備され、リ
モコン部３０との間で種々制御信号およびダイヤル信号
を送受信するリモコン送／受光部２３と、使用者が発声
する音声を集音するためのマイクロホン２４を内蔵し、
携帯端末装置とリモコン送／受光部２３との間で授受さ
れる各種制御信号およびダイヤル信号を所定の信号形式
に変換するためのリモコン変／復調部２５と、リモコン
変／復調部２５とイヤホンスピーカ２２とを接続するコ
ード２８−１と、リモコン変／復調部２５と接続プラグ
２１とを接続するコード２８−２とから構成する。
【００２１】なお、リモコン変／復調部２５は、リモコ
ン変／復調部２５をポケット等に固定するためのクリッ
プ（図示せず）をマイクロホン２４の送話口の反対側に
備えている。
ン変／復調部２５をポケット等に固定するためのクリッ
プ（図示せず）をマイクロホン２４の送話口の反対側に
備えている。
【００２２】また、リモコン部３０は、携帯端末装置の
携帯電話機を機能させるためのダイヤルキー３１と各種
ファンクションキー３２を操作性を考慮して配置し、内
部にイヤホン２０Ａのリモコン送／受光部２３との間で
ダイヤルキー信号、各種ファンクションキー信号を送受
信するためのリモコン信号送／受信部３３を備えて構成
する。
携帯電話機を機能させるためのダイヤルキー３１と各種
ファンクションキー３２を操作性を考慮して配置し、内
部にイヤホン２０Ａのリモコン送／受光部２３との間で
ダイヤルキー信号、各種ファンクションキー信号を送受
信するためのリモコン信号送／受信部３３を備えて構成
する。
【００２３】次に図３に図１を併せて参照し動作につい
て説明する。図３は第１の実施の形態のイヤホンシステ
ム１０Ａのブロック図である。イヤホン部２０Ａは、リ
モコン変／復調部２５と、リモコン送／受光部２３と、
イヤホンスピーカ２２から構成し、接続プラグ２１によ
り携帯端末装置と接続する。
て説明する。図３は第１の実施の形態のイヤホンシステ
ム１０Ａのブロック図である。イヤホン部２０Ａは、リ
モコン変／復調部２５と、リモコン送／受光部２３と、
イヤホンスピーカ２２から構成し、接続プラグ２１によ
り携帯端末装置と接続する。
【００２４】リモコン変／復調部２５は、携帯端末装置
とリモコン送／受光部２３との間で送受信する各種制御
信号およびダイヤル信号を所定の信号形式に変換する変
／復調回路２５−１と、マイクロホンの送話出力の切断
やスピーカへの受話信号の切断等を制御するスピーカ／
マイク制御回路２５−２とから成り、且つ使用者が発声
する音声を集音するマイクロホン２４を内蔵している。
とリモコン送／受光部２３との間で送受信する各種制御
信号およびダイヤル信号を所定の信号形式に変換する変
／復調回路２５−１と、マイクロホンの送話出力の切断
やスピーカへの受話信号の切断等を制御するスピーカ／
マイク制御回路２５−２とから成り、且つ使用者が発声
する音声を集音するマイクロホン２４を内蔵している。
【００２５】ここでカセットプレーヤ、ＣＤ，ＭＤプレ
ーヤ等の音響機器と携帯電話機等の電話機能が一体化さ
れた小型な携帯端末装置の携帯電話機能を単独の携帯電
話機として使用する場合について説明する。
ーヤ等の音響機器と携帯電話機等の電話機能が一体化さ
れた小型な携帯端末装置の携帯電話機能を単独の携帯電
話機として使用する場合について説明する。
【００２６】使用者は、イヤホンスピーカ２２を耳にセ
ットし、リモコン部３０のファンクションキー３２の
「通話」キーを押下し、電話モードを選択する。この
「通話」キーの押下情報は、例えば赤外線等の光信号に
よりリモコン部３０のリモコン信号送／受信部３３から
イヤホン部２０Ａのリモコン送／受光部２３へ発光さ
れ、リモコン送／受光部２３は受光した「通話」キーの
押下情報をリモコン変／復調部２５へコード２８−１を
介して送信する。
ットし、リモコン部３０のファンクションキー３２の
「通話」キーを押下し、電話モードを選択する。この
「通話」キーの押下情報は、例えば赤外線等の光信号に
よりリモコン部３０のリモコン信号送／受信部３３から
イヤホン部２０Ａのリモコン送／受光部２３へ発光さ
れ、リモコン送／受光部２３は受光した「通話」キーの
押下情報をリモコン変／復調部２５へコード２８−１を
介して送信する。
【００２７】リモコン変／復調部２５の変／復調回路２
５−１は「通話」キーの押下情報を所定の信号形式に変
換してコード２８−２を介して携帯端末装置へ送信し、
ダイヤルトーンの返送を待つ。
５−１は「通話」キーの押下情報を所定の信号形式に変
換してコード２８−２を介して携帯端末装置へ送信し、
ダイヤルトーンの返送を待つ。
【００２８】携帯端末装置から返送されるダイヤルトー
ンは、変／復調回路２５−１を介してスピーカ／マイク
制御回路２５−２へ入力し、スピーカ／マイク制御回路
２５−２はダイヤルトーンをイヤホンスピーカ２２へ出
力する。
ンは、変／復調回路２５−１を介してスピーカ／マイク
制御回路２５−２へ入力し、スピーカ／マイク制御回路
２５−２はダイヤルトーンをイヤホンスピーカ２２へ出
力する。
【００２９】なお、変／復調回路２５−１はリモコン送
／受光部２３から「通話」キーの押下情報を受信したと
き、スピーカ／マイク制御回路２５−２を制御して、マ
イクロホン２４およびイヤホンスピーカ２２を接続し、
通話の準備をする。
／受光部２３から「通話」キーの押下情報を受信したと
き、スピーカ／マイク制御回路２５−２を制御して、マ
イクロホン２４およびイヤホンスピーカ２２を接続し、
通話の準備をする。
【００３０】使用者は、イヤホンスピーカ２２でダイヤ
ルトーンを確認した後ダイヤルキー３１を操作して相手
の電話番号を入力する。ダイヤルキー情報は、リモコン
部３０からリモコン送／受光部２３を介して変／復調回
路２５−１へ送信され、変／復調回路２５−１で所定の
信号形式に変換してコード２８−２を介して携帯端末へ
送信され応答待ち状態になる。相手が応答すると通話状
態なり、使用者はマイクロホン２４とイヤホンスピーカ
２２により通話する。
ルトーンを確認した後ダイヤルキー３１を操作して相手
の電話番号を入力する。ダイヤルキー情報は、リモコン
部３０からリモコン送／受光部２３を介して変／復調回
路２５−１へ送信され、変／復調回路２５−１で所定の
信号形式に変換してコード２８−２を介して携帯端末へ
送信され応答待ち状態になる。相手が応答すると通話状
態なり、使用者はマイクロホン２４とイヤホンスピーカ
２２により通話する。
【００３１】着信する場合は、呼出信号が到来すると携
帯端末装置の例えばスピーカが鳴動し、使用者は着呼を
認識し、リモコン部３０のファンクションキー３２の
「応答」キーを押下して応答する。このときリモコン変
／復調部２５の変／復調回路２５−１は、スピーカ／マ
イク制御部２５−２を制御してマイクロホン２４および
イヤホンスピーカ２２を接続して通話の準備をする。
帯端末装置の例えばスピーカが鳴動し、使用者は着呼を
認識し、リモコン部３０のファンクションキー３２の
「応答」キーを押下して応答する。このときリモコン変
／復調部２５の変／復調回路２５−１は、スピーカ／マ
イク制御部２５−２を制御してマイクロホン２４および
イヤホンスピーカ２２を接続して通話の準備をする。
【００３２】「応答」キー の押下情報は、リモコン部
３０から赤外線等の光信号により発光され、リモコン送
／受光部２３で受光しコード２８−１を介してリモコン
変／復調部２５の変／復調回路２５−１へ送信され、所
定の信号形式に変換された後コード２８−２を介して携
帯端末装置へ返送される。
３０から赤外線等の光信号により発光され、リモコン送
／受光部２３で受光しコード２８−１を介してリモコン
変／復調部２５の変／復調回路２５−１へ送信され、所
定の信号形式に変換された後コード２８−２を介して携
帯端末装置へ返送される。
【００３３】次に携帯端末装置が具備する音響機器から
の音声，音楽を聞く場合について説明する。
の音声，音楽を聞く場合について説明する。
【００３４】使用者は、イヤホン部２０Ａを耳にセット
し、リモコン部３０のファンクションキー３２の「音
楽」キーを押下する。リモコン部３０のリモコン信号送
／受信部３３から発光された「音楽」キーの押下情報
は、リモコン送／受光部２３を介してリモコン変／復調
部２５の変／復調回路２５−１で受信され、所定の信号
形式に変換された後、コード２８−２を介して携帯端末
装置へ送信され、例えばＣＤプレーヤが起動し再生を開
始する。
し、リモコン部３０のファンクションキー３２の「音
楽」キーを押下する。リモコン部３０のリモコン信号送
／受信部３３から発光された「音楽」キーの押下情報
は、リモコン送／受光部２３を介してリモコン変／復調
部２５の変／復調回路２５−１で受信され、所定の信号
形式に変換された後、コード２８−２を介して携帯端末
装置へ送信され、例えばＣＤプレーヤが起動し再生を開
始する。
【００３５】携帯端末装置から送信されたＣＤプレーヤ
の再生音楽は、コード２８−２を介してリモコン変／復
調部２５に入力し、変／復調回路２５−１，スピーカ／
マイク制御部２５−２を介してイヤホンスピーカ２２へ
送信される。
の再生音楽は、コード２８−２を介してリモコン変／復
調部２５に入力し、変／復調回路２５−１，スピーカ／
マイク制御部２５−２を介してイヤホンスピーカ２２へ
送信される。
【００３６】なお、変／復調回路２５−１は、「音楽」
キーの押下情報を受信したとき、スピーカ／マイク制御
部を制御してマイクロホン２４の送話回路を切断してお
く。
キーの押下情報を受信したとき、スピーカ／マイク制御
部を制御してマイクロホン２４の送話回路を切断してお
く。
【００３７】図２に示す第２の実施の形態のイヤホンシ
ステム１０Ｂは、音響装置，映像装置を備える携帯端末
装置に接続し、且つ使用者の両耳にセットして使用する
イヤホン部２０Ｂと、イヤホン部２０Ｂを介して携帯端
末装置を制御するためのリモコン部３０とから構成す
る。
ステム１０Ｂは、音響装置，映像装置を備える携帯端末
装置に接続し、且つ使用者の両耳にセットして使用する
イヤホン部２０Ｂと、イヤホン部２０Ｂを介して携帯端
末装置を制御するためのリモコン部３０とから構成す
る。
【００３８】イヤホン部２０Ｂは、携帯端末装置と接続
するための接続プラグ２１と、携帯端末装置からの電話
音声および音楽を出力するイヤホンスピーカ２６−１お
よび２６−２と、イヤホンスピーカ２６−２の受話口と
反対側に配備され、リモコン部３０との間で種々制御信
号およびダイヤル信号を送受信するリモコン送／受光部
２３と、イヤホンスピーカ２６−１と２６−２との分岐
位置に配備され、使用者が発声する音声を集音するため
のマイクロホン２４と、携帯端末装置とリモコン送／受
光部２３との間で授受される各種制御信号およびダイヤ
ル信号を所定の信号形式に変換するためのリモコン変／
復調部２７と、イヤホンスピーカ２６−１，２６−２お
よびマイクロホン２４とリモコン変／復調部２７とを接
続するコード２８−１と、接続プラグ２１とリモコン変
／復調部２７とを接続するコード２８−２とから構成す
る。
するための接続プラグ２１と、携帯端末装置からの電話
音声および音楽を出力するイヤホンスピーカ２６−１お
よび２６−２と、イヤホンスピーカ２６−２の受話口と
反対側に配備され、リモコン部３０との間で種々制御信
号およびダイヤル信号を送受信するリモコン送／受光部
２３と、イヤホンスピーカ２６−１と２６−２との分岐
位置に配備され、使用者が発声する音声を集音するため
のマイクロホン２４と、携帯端末装置とリモコン送／受
光部２３との間で授受される各種制御信号およびダイヤ
ル信号を所定の信号形式に変換するためのリモコン変／
復調部２７と、イヤホンスピーカ２６−１，２６−２お
よびマイクロホン２４とリモコン変／復調部２７とを接
続するコード２８−１と、接続プラグ２１とリモコン変
／復調部２７とを接続するコード２８−２とから構成す
る。
【００３９】なお、リモコン変／復調部２７の裏側に
は、リモコン変／復調部２７をポケットに固定するため
のクリップ（図示せず）を備えている。
は、リモコン変／復調部２７をポケットに固定するため
のクリップ（図示せず）を備えている。
【００４０】また、リモコン部３０は、第１の実施の形
態と同様であり、携帯端末装置の携帯電話機を機能させ
るためのダイヤルキー３１と各種ファンクションキー３
２を操作性を考慮して配置し、リモコン送／受光部２３
との間でダイヤルキー信号、各種ファンクションキー信
号を送受信するためのリモコン信号送／受信部３３を備
えて構成する。
態と同様であり、携帯端末装置の携帯電話機を機能させ
るためのダイヤルキー３１と各種ファンクションキー３
２を操作性を考慮して配置し、リモコン送／受光部２３
との間でダイヤルキー信号、各種ファンクションキー信
号を送受信するためのリモコン信号送／受信部３３を備
えて構成する。
【００４１】図４は第２の実施の形態のイヤホンシステ
ム１０Ｂのブロック図である。イヤホン部２０Ｂは、マ
イクロホン２４と、リモコン変／復調部２７と、リモコ
ン送／受光部２３と、イヤホンスピーカ２６−１および
２６−２から構成し、接続プラグ２１により携帯端末装
置と接続する。
ム１０Ｂのブロック図である。イヤホン部２０Ｂは、マ
イクロホン２４と、リモコン変／復調部２７と、リモコ
ン送／受光部２３と、イヤホンスピーカ２６−１および
２６−２から構成し、接続プラグ２１により携帯端末装
置と接続する。
【００４２】リモコン変／復調部２７は、携帯端末装置
とリモコン送／受光部２３との間で送受信する各種制御
信号およびダイヤル信号を所定の信号形式に変換する変
／復調回路２７−１と、マイクロホン２４の送話出力の
切断やイヤホンスピーカ２６−１，２６−２への受話信
号の切断等を制御するスピーカ／マイク制御回路２７−
２とから成る。
とリモコン送／受光部２３との間で送受信する各種制御
信号およびダイヤル信号を所定の信号形式に変換する変
／復調回路２７−１と、マイクロホン２４の送話出力の
切断やイヤホンスピーカ２６−１，２６−２への受話信
号の切断等を制御するスピーカ／マイク制御回路２７−
２とから成る。
【００４３】なお、イヤホン部２０Ｂは図２に示すよう
に、図１に示すイヤホン部２０Ａのコード２８−１を途
中で分岐し、両耳用にイヤホンスピーカ２６−１，２６
−２を設けると共に、リモコン変／復調部２５に内蔵し
たマイクロホン２４をコード２８−１の分岐位置に移動
したもので、動作は上述したイヤホン部２０Ａと同様で
あるため説明を省略するが、第１の実施の形態と同様な
効果が得られる。
に、図１に示すイヤホン部２０Ａのコード２８−１を途
中で分岐し、両耳用にイヤホンスピーカ２６−１，２６
−２を設けると共に、リモコン変／復調部２５に内蔵し
たマイクロホン２４をコード２８−１の分岐位置に移動
したもので、動作は上述したイヤホン部２０Ａと同様で
あるため説明を省略するが、第１の実施の形態と同様な
効果が得られる。
【００４４】次に本発明のイヤホンシステムの使用例に
ついて説明する。図５は第１の実施の形態のイヤホンシ
ステムを使用して携帯端末装置の音響機能の使用例を示
す斜視図である。
ついて説明する。図５は第１の実施の形態のイヤホンシ
ステムを使用して携帯端末装置の音響機能の使用例を示
す斜視図である。
【００４５】図５に示すイヤホンシステムの使用例は、
図１に示した第１のイヤホンシステムのイヤホン部２０
Ａを携帯端末装置に接続し、その携帯端末装置をバック
１００に収納して、リモコン部３０と共に携帯する。
図１に示した第１のイヤホンシステムのイヤホン部２０
Ａを携帯端末装置に接続し、その携帯端末装置をバック
１００に収納して、リモコン部３０と共に携帯する。
【００４６】この状態で例えば、携帯端末装置の携帯電
話機能を使用して発呼する場合、携帯端末装置をバック
の中に収納したまま、イヤホンスピーカ２２を耳にセッ
トし、リモコン部３０を操作して所望する相手の電話番
号を入力し、相手が応答すればそのまま通話することが
できる。
話機能を使用して発呼する場合、携帯端末装置をバック
の中に収納したまま、イヤホンスピーカ２２を耳にセッ
トし、リモコン部３０を操作して所望する相手の電話番
号を入力し、相手が応答すればそのまま通話することが
できる。
【００４７】従って、携帯端末装置をバックから取り出
し操作する必要がないので、操作性が向上する。
し操作する必要がないので、操作性が向上する。
【００４８】また、従来リモート操作部に配備していた
ダイヤルキーおよび各種ファンクションキーをリモコン
部に配備したので、ポケット等にクリップで固定するリ
モコン変／復調部（従来のリモート操作部に相当）を小
型、軽量化することができる。
ダイヤルキーおよび各種ファンクションキーをリモコン
部に配備したので、ポケット等にクリップで固定するリ
モコン変／復調部（従来のリモート操作部に相当）を小
型、軽量化することができる。
【００４９】更に、ダイヤルキーおよび各種ファンクシ
ョンキーをリモコン部に配備したので、従来のようにク
リップによりポケット等に取り付けられたリモコン操作
部を、その都度ポケット等から取り外し操作する煩わし
さがなくなり、誤操作を回避でき、且つマイクロホンの
位置が固定されるので、集音特性が安定し、良好な通話
品質を確保できる。
ョンキーをリモコン部に配備したので、従来のようにク
リップによりポケット等に取り付けられたリモコン操作
部を、その都度ポケット等から取り外し操作する煩わし
さがなくなり、誤操作を回避でき、且つマイクロホンの
位置が固定されるので、集音特性が安定し、良好な通話
品質を確保できる。
【００５０】次に本発明のイヤホンシステムの他の使用
例について説明する。図６は第２の実施の形態のイヤホ
ンシステムを使用して携帯端末装置のテレビカメラの使
用例を示す斜視図であり、（Ａ）はテレビカメラの正面
図、（Ｂ）動作状態を示す背面図である。
例について説明する。図６は第２の実施の形態のイヤホ
ンシステムを使用して携帯端末装置のテレビカメラの使
用例を示す斜視図であり、（Ａ）はテレビカメラの正面
図、（Ｂ）動作状態を示す背面図である。
【００５１】図６に示すイヤホンシステムの使用例は、
図２に示した第２のイヤホンシステムのイヤホン部２０
Ｂを携帯端末装置に接続し、携帯端末装置の映像機能で
ある例えば、ビデオカメラを使用して音声と画像による
双方向通信、あるいはビデオカメラで撮像した映像を表
示部上に表示する。
図２に示した第２のイヤホンシステムのイヤホン部２０
Ｂを携帯端末装置に接続し、携帯端末装置の映像機能で
ある例えば、ビデオカメラを使用して音声と画像による
双方向通信、あるいはビデオカメラで撮像した映像を表
示部上に表示する。
【００５２】従って、リモコン操作部をポケットから取
り外して操作することなく、またテレビカメラに触れる
こともなく、リモコン部を操作するだけでよいので、使
用者はカメラに対して自然な姿勢で対応できる。すなわ
ち、リモコン操作部ポケットから取り外したり、テレビ
カメラに触れるときの使用者の画像情報が相手側に送信
されることを回避することができる。また、通話を人に
聞かれることなく秘匿性を保った通信が可能となる。
り外して操作することなく、またテレビカメラに触れる
こともなく、リモコン部を操作するだけでよいので、使
用者はカメラに対して自然な姿勢で対応できる。すなわ
ち、リモコン操作部ポケットから取り外したり、テレビ
カメラに触れるときの使用者の画像情報が相手側に送信
されることを回避することができる。また、通話を人に
聞かれることなく秘匿性を保った通信が可能となる。
【００５３】また電話帳、電子手帳、コンピュータ等を
接続し、電話番号の検索やデータを送受信することも可
能である。
接続し、電話番号の検索やデータを送受信することも可
能である。
【００５４】例えば電話帳から電話番号を検索する場合
は、リモコン部３０のファンクションキー３２の「ＴＥ
Ｌ」キーを押下して、ビデオカメラの表示部上に電話帳
を表示し、所望する電話番号を検索した後、携帯電話機
能を上述した手順で起動し、発呼することができる。
は、リモコン部３０のファンクションキー３２の「ＴＥ
Ｌ」キーを押下して、ビデオカメラの表示部上に電話帳
を表示し、所望する電話番号を検索した後、携帯電話機
能を上述した手順で起動し、発呼することができる。
【００５５】
【発明の効果】以上説明したように本発明のイヤホンシ
ステムは、録音した音声，音楽等を再生する音響装置、
画像の撮像，録画／再生および音声の録音／再生機能を
備えた映像装置等と携帯電話装置，ＰＨＳ等の電話装置
とが一体化された携帯端末装置に接続して音響装置、映
像装置が出力する音声，音楽を聞き取るイヤホン部と、
イヤホン部を介して携帯端末装置を制御するリモコン部
とを有し、第１の実施の携帯のイヤホン部２０Ａは、携
帯端末装置と接続するための接続プラグ２１と、携帯端
末装置からの電話音声および音楽等を出力するイヤホン
スピーカ２２と、イヤホンスピーカ２２の受話口と反対
側に配備され、リモコン部３０との間で種々制御信号お
よびダイヤル信号を送受信するリモコン送／受光部２３
と、使用者が発声する音声を集音するためのマイクロホ
ン２４を内蔵し、携帯端末装置とリモコン送／受光部２
３との間で授受される各種制御信号およびダイヤル信号
を所定の信号形式に変換するためのリモコン変／復調部
２５と、リモコン変／復調部２５とイヤホンスピーカ２
２とを接続するコード２８−１と、リモコン変／復調部
２５と接続プラグ２１とを接続するコード２８−２とか
ら構成し、第２の実施の形態のイヤホン部２０Ｂは、携
帯端末装置と接続するための接続プラグ２１と、携帯端
末装置からの電話音声および音楽を出力するイヤホンス
ピーカ２６−１および２６−２と、イヤホンスピーカ２
６−２の受話口と反対側に配備され、リモコン部３０と
の間で種々制御信号およびダイヤル信号を送受信するリ
モコン送／受光部２３と、イヤホンスピーカ２６−１と
２６−２との分岐位置に配備され、使用者が発声する音
声を集音するためのマイクロホン２４と、携帯端末装置
とリモコン送／受光部２３との間で授受される各種制御
信号およびダイヤル信号を所定の信号形式に変換するた
めのリモコン変／復調部２７と、イヤホンスピーカ２６
−１，２６−２およびマイクロホン２４とリモコン変／
復調部２７とを接続するコード２８−１と、接続プラグ
２１とリモコン変／復調部２７とを接続するコード２８
−２とから構成したので、イヤホン部２０Ａ，２０Ｂを
携帯端末装置に接続し、その携帯端末装置をバック１０
０に収納して、リモコン部３０と共に携帯し、携帯端末
装置の携帯電話機能を使用して発呼する場合、携帯端末
装置をバックの中に収納したまま、イヤホンスピーカ２
２を耳にセットし、リモコン部３０を操作して所望する
相手の電話番号を入力し、相手が応答すればそのまま通
話することができる。
ステムは、録音した音声，音楽等を再生する音響装置、
画像の撮像，録画／再生および音声の録音／再生機能を
備えた映像装置等と携帯電話装置，ＰＨＳ等の電話装置
とが一体化された携帯端末装置に接続して音響装置、映
像装置が出力する音声，音楽を聞き取るイヤホン部と、
イヤホン部を介して携帯端末装置を制御するリモコン部
とを有し、第１の実施の携帯のイヤホン部２０Ａは、携
帯端末装置と接続するための接続プラグ２１と、携帯端
末装置からの電話音声および音楽等を出力するイヤホン
スピーカ２２と、イヤホンスピーカ２２の受話口と反対
側に配備され、リモコン部３０との間で種々制御信号お
よびダイヤル信号を送受信するリモコン送／受光部２３
と、使用者が発声する音声を集音するためのマイクロホ
ン２４を内蔵し、携帯端末装置とリモコン送／受光部２
３との間で授受される各種制御信号およびダイヤル信号
を所定の信号形式に変換するためのリモコン変／復調部
２５と、リモコン変／復調部２５とイヤホンスピーカ２
２とを接続するコード２８−１と、リモコン変／復調部
２５と接続プラグ２１とを接続するコード２８−２とか
ら構成し、第２の実施の形態のイヤホン部２０Ｂは、携
帯端末装置と接続するための接続プラグ２１と、携帯端
末装置からの電話音声および音楽を出力するイヤホンス
ピーカ２６−１および２６−２と、イヤホンスピーカ２
６−２の受話口と反対側に配備され、リモコン部３０と
の間で種々制御信号およびダイヤル信号を送受信するリ
モコン送／受光部２３と、イヤホンスピーカ２６−１と
２６−２との分岐位置に配備され、使用者が発声する音
声を集音するためのマイクロホン２４と、携帯端末装置
とリモコン送／受光部２３との間で授受される各種制御
信号およびダイヤル信号を所定の信号形式に変換するた
めのリモコン変／復調部２７と、イヤホンスピーカ２６
−１，２６−２およびマイクロホン２４とリモコン変／
復調部２７とを接続するコード２８−１と、接続プラグ
２１とリモコン変／復調部２７とを接続するコード２８
−２とから構成したので、イヤホン部２０Ａ，２０Ｂを
携帯端末装置に接続し、その携帯端末装置をバック１０
０に収納して、リモコン部３０と共に携帯し、携帯端末
装置の携帯電話機能を使用して発呼する場合、携帯端末
装置をバックの中に収納したまま、イヤホンスピーカ２
２を耳にセットし、リモコン部３０を操作して所望する
相手の電話番号を入力し、相手が応答すればそのまま通
話することができる。
【００５６】従って、携帯端末装置をバックから取り出
し操作する必要がないので、操作性が向上する。
し操作する必要がないので、操作性が向上する。
【００５７】また、従来リモート操作部に配備していた
ダイヤルキーおよび各種ファンクションキーをリモコン
部に配備したので、ポケット等にクリップで固定するリ
モコン変／復調部（従来のリモート操作部に相当）を小
型、軽量化することができる。
ダイヤルキーおよび各種ファンクションキーをリモコン
部に配備したので、ポケット等にクリップで固定するリ
モコン変／復調部（従来のリモート操作部に相当）を小
型、軽量化することができる。
【００５８】更に、ダイヤルキーおよび各種ファンクシ
ョンキーをリモコン部に配備したので、従来のようにク
リップによりポケット等に取り付けられたリモコン操作
部を、その都度ポケット等から取り外し操作する煩わし
さがなくなり、誤操作を回避でき、且つマイクロホンの
位置が固定されるので、集音特性が安定し、良好な通話
品質を確保できる。
ョンキーをリモコン部に配備したので、従来のようにク
リップによりポケット等に取り付けられたリモコン操作
部を、その都度ポケット等から取り外し操作する煩わし
さがなくなり、誤操作を回避でき、且つマイクロホンの
位置が固定されるので、集音特性が安定し、良好な通話
品質を確保できる。
【００５９】また、音響装置が再生する音声，音楽を聞
く以外に、携帯電話機能による通話にも使用することが
できるので、汎用性が向上する。
く以外に、携帯電話機能による通話にも使用することが
できるので、汎用性が向上する。
【図１】本発明の第１の実施の形態のイヤホンシステム
の斜視図であり、（Ａ）はイヤホン部を示し，（Ｂ）は
リモコン部を示す図である。
の斜視図であり、（Ａ）はイヤホン部を示し，（Ｂ）は
リモコン部を示す図である。
【図２】本発明の第２の実施の形態のイヤホンシステム
の斜視図であり、（Ａ）はイヤホン部を示し，（Ｂ）は
リモコン部を示す図である。
の斜視図であり、（Ａ）はイヤホン部を示し，（Ｂ）は
リモコン部を示す図である。
【図３】本発明の第１の実施の形態のイヤホンシステム
のブロック図である。
のブロック図である。
【図４】本発明の第２の実施の形態のイヤホンシステム
のブロック図である。
のブロック図である。
【図５】第１の実施の形態のイヤホンシステムを使用し
た携帯端末装置の音響機能の使用例を示す斜視図であ
る。
た携帯端末装置の音響機能の使用例を示す斜視図であ
る。
【図６】第２の実施の形態のイヤホンシステムを使用し
た携帯端末装置のテレビカメラの使用例を示す斜視図で
あり、（Ａ）はテレビカメラの正面図、（Ｂ）動作状態
を示す背面図である。
た携帯端末装置のテレビカメラの使用例を示す斜視図で
あり、（Ａ）はテレビカメラの正面図、（Ｂ）動作状態
を示す背面図である。
１０Ａ 第１の実施の形態のイヤホンシステム １０Ｂ 第２の実施の形態のイヤホンシステム ２０Ａ 第１の実施の形態のイヤホン部 ２０Ｂ 第２の実施の形態のイヤホン部 ２１ 接続プラグ ２２ イヤホンスピーカ ２３ リモコン送／受光部 ２４ マイクロホン ２５ リモコン変／復調部 ２６−１ イヤホンスピーカ ２６−２ イヤホンスピーカ ２７ リモコン変／復調部 ２８−１ コード ２８−２ コード ３０ 第１および第２の実施の形態のリモコン部 ３１ ダイヤルキー ３２ ファンクションキー ３３ リモコン信号送／受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04R 1/10 104 G11B 33/12 312 H04B 7/26 H04M 1/04
Claims (7)
- 【請求項１】 録音した音声，音楽等を再生する音響装
置と、画像の撮像，録画／再生および音声の録音／再生
機能を備えた映像装置と、携帯電話装置，ＰＨＳ等の電
話装置とが一体化された携帯端末装置に接続して前記音
響装置、前記映像装置、前記電話装置が出力する音声，
音楽を聞き取るイヤホン部と、前記イヤホン部を介して
前記携帯端末装置を制御するリモコン部とを有し、前記
イヤホン部は、前記リモコン部から前記携帯端末装置の
前記音響装置、前記映像装置および前記電話装置を制御
するための複数のファンクションキーおよびダイヤルキ
ーの押下情報を受信し、且つ前記複数のファンクション
キーおよびダイヤルキーの押下情報を正常受信した旨の
応答情報を前記リモコン部へ返送するリモコン信号送受
信部を有することを特徴とするイヤホンシステム。 - 【請求項２】 録音した音声，音楽等を再生する音響装
置と、画像の撮像，録画／再生および音声の録音／再生
機能を備えた映像装置と、携帯電話装置，ＰＨＳ等の電
話装置とが一体化された携帯端末装置に接続して前記音
響装置、前記映像装置、前記電話装置が出力する音声，
音楽を聞き取るイヤホン部と、前記イヤホン部を介して
前記携帯端末装置を制御するリモコン部とを有し、前記
リモコン部から前記携帯端末装置の前記音響装置、前記
映像装置および前記電話装置を制御するための複数のフ
ァンクションキーおよびダイヤルキーの押下情報を受信
し、且つ前記複数のファンクションキーおよびダイヤル
キーの押下情報を正常受信した旨の応答情報を前記リモ
コン部へ返送するリモコン信号送受信部を前記イヤホン
部のイヤホンスピーカに配備したことを特徴とするイヤ
ホンシステム。 - 【請求項３】 録音した音声，音楽等を再生する音響装
置と、画像の撮像，録画／再生および音声の録音／再生
機能を備えた映像装置と、携帯電話装置，ＰＨＳ等の電
話装置とが一体化された携帯端末装置に接続して前記音
響装置、前記映像装置、前記電話装置が出力する音声，
音楽を聞き取るイヤホン部と、前記イヤホン部を介して
前記携帯端末装置を制御するリモコン部とを有し、前記
イヤホン部は、前記リモコン部から前記携帯端末装置の
前記音響装置、前記映像装置および前記電話装置を制御
するための複数のファンクションキーおよびダイヤルキ
ーの押下情報を受信し、且つ前記複数のファンクション
キーおよびダイヤルキーの押下情報を正常受信した旨の
応答情報を前記リモコン部へ返送するリモコン信号送受
信部と、前記リモコン信号送受信部が前記リモコン部か
ら受信した前記複数のファンクションキーおよびダイヤ
ルキーの押下情報を所定の信号形式に変換して前記携帯
端末装置へ送信すると共に、前記複数のファンクション
キーおよびダイヤルキーの押下情報を正常受信をした旨
の応答情報を前記リモコン部へ返送するリモコン変／復
調部を有することを特徴とするイヤホンシステム。 - 【請求項４】 録音した音声，音楽等を再生する音響装
置と、画像の撮像，録画／再生および音声の録音／再生
機能を備えた映像装置と、携帯電話装置，ＰＨＳ等の電
話装置とが一体化された携帯端末装置に接続して前記音
響装置、前記映像装置、前記電話装置が出力する音声，
音楽を聞き取るイヤホン部と、前記イヤホン部を介して
前記携帯端末装置を制御するリモコン部とを有し、前記
イヤホン部は、前記リモコン部から前記携帯端末装置の
前記音響装置、前記映像装置および前記電話装置を制御
するための複数のファンクションキーおよびダイヤルキ
ーの押下情報を受信し、且つ前記複数のファンクション
キーおよびダイヤルキーの押下情報を正常受信した旨の
応答情報を前記リモコン部へ返送するリモコン信号送受
信部と、前記リモコン信号送受信部が前記リモコン部か
ら受信した前記複数のファンクションキーおよびダイヤ
ルキーの押下情報を所定の信号形式に変換して前記携帯
端末装置へ送信すると共に、前記複数のファンクション
キーおよびダイヤルキーの押下情報を正常受信をした旨
の応答情報を前記リモコン部へ返送するリモコン変／復
調部とを有し、前記リモコン部は、前記イヤホン部の前
記リモコン信号送受信部から正常受信した旨の前記応答
情報の返送がないとき、前記複数のファンクションキー
およびダイヤルキーの押下情報を前記イヤホン部の前記
リモコン信号送受信部へ再送信することを特徴とするイ
ヤホンシステム。 - 【請求項５】 録音した音声，音楽等を再生する音響装
置と、画像の撮像，録画／再生および音声の録音／再生
機能を備えた映像装置と、携帯電話装置，ＰＨＳ等の電
話装置とが一体化された携帯端末装置に接続して前記音
響装置、前記映像装置、前記電話装置が出力する音声，
音楽を聞き取るイヤホン部と、前記イヤホン部を介して
前記携帯端末装置を制御するリモコン部とを有し、前記
イヤホン部は、前記携帯端末装置と接続するための接続
プラグと、片側の耳にセットして前記携帯端末装置が出
力する前記音声，音楽を聞き取るイヤホンスピーカと、
前記リモコン部から前記携帯端末装置の前記音響装置、
前記映像装置および前記電話装置を制御するための複数
のファンクションキーおよびダイヤルキーの押下情報を
受信し、且つ前記複数のファンクションキーおよびダイ
ヤルキーの押下情報を正常受信した旨の応答情報を前記
リモコン部へ返送する、前記イヤホンスピーカの所定の
位置に配備したリモコン信号送受信部と、前記接続プラ
グと前記イヤホンスピーカの間に位置し、前記リモコン
信号送受信部が前記リモコン部から受信した前記複数の
ファンクションキーおよびダイヤルキーの押下情報を所
定の信号形式に変換して前記携帯端末装置へ送信すると
共に、前記複数のファンクションキーおよびダイヤルキ
ーの押下情報を正常受信をした旨の応答情報を前記リモ
コン部へ返送するリモコン変／復調部と、前記リモコン
変／復調部に内蔵した通話時の音声を集音するマイクロ
ホンとを有することを特徴とするイヤホンシステム。 - 【請求項６】 録音した音声，音楽等を再生する音響装
置と、画像の撮像，録画／再生および音声の録音／再生
機能を備えた映像装置と、携帯電話装置，ＰＨＳ等の電
話装置とが一体化された携帯端末装置に接続して前記音
響装置、前記映像装置、前記電話装置が出力する音声，
音楽を聞き取るイヤホン部と、前記イヤホン部を介して
前記携帯端末装置を制御するリモコン部とを有し、前記
イヤホン部は、前記携帯端末装置と接続するための接続
プラグと、両耳にセットして前記携帯端末装置が出力す
る前記音声，音楽を聞き取るイヤホンスピーカと、前記
リモコン部から前記携帯端末装置の前記音響装置、前記
映像装置および前記電話装置を制御するための複数のフ
ァンクションキーおよびダイヤルキーの押下情報を受信
し、且つ前記複数のファンクションキーおよびダイヤル
キーの押下情報を正常受信した旨の応答情報を前記リモ
コン部へ返送する、前記イヤホンスピーカの一方または
両方の所定の位置に配備したリモコン信号送受信部と、
前記接続プラグと前記イヤホンスピーカの間に位置し、
前記リモコン信号送受信部が前記リモコン部から受信し
た前記複数のファンクションキーおよびダイヤルキーの
押下情報を所定の信号形式に変換して前記携帯端末装置
へ送信すると共に、前記複数のファンクションキーおよ
びダイヤルキーの押下情報を正常受信をした旨の応答情
報を前記リモコン部へ返送するリモコン変／復調部と、
前記リモコン変／復調部と前記イヤホンスピーカとの間
に位置し、通話時の音声を集音するマイクロホンとを有
することを特徴とするイヤホンシステム。 - 【請求項７】 前記イヤホン部と前記リモコン部との間
で送受信する前記複数のファンクションキーおよびダイ
ヤルキーの押下情報および前記応答情報は、ワイヤレス
通信によることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか
１つに記載のイヤホンシステム。
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