JP3041174B2 - 電子線描画装置のパターン修正装置におけるパターン修正方法 - Google Patents
電子線描画装置のパターン修正装置におけるパターン修正方法Info
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
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- G03F1/72—Repair or correction of mask defects
- G03F1/74—Repair or correction of mask defects by charged particle beam [CPB], e.g. focused ion beam
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- H—ELECTRICITY
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パターンの修正に際
し、荷電粒子線の軌道のドリフト量の検出の基準となる
基準点の参照時の不具合を解消する電子線描画装置のパ
ターン修正装置におけるパターン修正方法を提供するこ
とを目的とする。
し、荷電粒子線の軌道のドリフト量の検出の基準となる
基準点の参照時の不具合を解消する電子線描画装置のパ
ターン修正装置におけるパターン修正方法を提供するこ
とを目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来技術について、電子線描画装置のパ
ターン修正装置におけるパターン修正の工程を、ガラス
マスクの製作行程をも含め以下に説明する。図5は、マ
スクパターンの全体概略図と、そのパターン部を拡大し
て示す。
ターン修正装置におけるパターン修正の工程を、ガラス
マスクの製作行程をも含め以下に説明する。図5は、マ
スクパターンの全体概略図と、そのパターン部を拡大し
て示す。
【0003】石英ガラス基板上に遮光材としてクロムを
主成分とする金属薄膜をスパッタリングなどによりマス
ク19を形成する。マスク19上に、EBレジストを均
一に塗布、乾燥し、EB描画装置によりパターンデータ
に従ってパターンを描画する。
主成分とする金属薄膜をスパッタリングなどによりマス
ク19を形成する。マスク19上に、EBレジストを均
一に塗布、乾燥し、EB描画装置によりパターンデータ
に従ってパターンを描画する。
【0004】描画されたものは、現像されレジストにて
パターン形成された後に、これをマスクとして金属薄膜
のエッチング処理を行う。金属薄膜にてパターンが形成
された後にレジスト膜を剥離し、洗浄後に長寸法、単寸
法精度およびパターンの欠陥形状検査、外観検査が行わ
れる。これらの測定および検査に合格したもののみがウ
ェハー露光のためにステッパーにかけられる。
パターン形成された後に、これをマスクとして金属薄膜
のエッチング処理を行う。金属薄膜にてパターンが形成
された後にレジスト膜を剥離し、洗浄後に長寸法、単寸
法精度およびパターンの欠陥形状検査、外観検査が行わ
れる。これらの測定および検査に合格したもののみがウ
ェハー露光のためにステッパーにかけられる。
【0005】図上、拡大して示すメインパターン部20
は、ガラス基板7上にCr膜からなるパターン5が形成
され、その一部に欠陥部2が生じていることを示す。こ
のようなパターン欠陥部2の存在は、パターンの欠陥形
状検査のよって検出され、金属薄膜によって修正され
る。
は、ガラス基板7上にCr膜からなるパターン5が形成
され、その一部に欠陥部2が生じていることを示す。こ
のようなパターン欠陥部2の存在は、パターンの欠陥形
状検査のよって検出され、金属薄膜によって修正され
る。
【0006】従来、欠陥の修正は、レジストプロセスを
用いたリフトオフ法、レーザー光線により加工を行うレ
ーザーリペア、そして集束イオンビーム(FIB)を用
いて行うFIB修正の3つに大別される。
用いたリフトオフ法、レーザー光線により加工を行うレ
ーザーリペア、そして集束イオンビーム(FIB)を用
いて行うFIB修正の3つに大別される。
【0007】FIB修正においては、イオンビームを使
用して、エッチングによるパターンの除去、デポジショ
ンガスを吹き付けイオンビームの照射された部分のみに
選択的に遮光膜を形成するパターン形成の2種の加工に
より欠陥部分の修正を行っている。
用して、エッチングによるパターンの除去、デポジショ
ンガスを吹き付けイオンビームの照射された部分のみに
選択的に遮光膜を形成するパターン形成の2種の加工に
より欠陥部分の修正を行っている。
【0008】一般に知られている、例えば、文献(特開
昭58−56332号、特開昭61−117546号、
特開昭61−123843号)に開示されているFIB
修正装置の概略図を図6に示す。
昭58−56332号、特開昭61−117546号、
特開昭61−123843号)に開示されているFIB
修正装置の概略図を図6に示す。
【0009】ステージ18上に載置されたガラス基板7
上のパターンに必要な修正を施す場合、イオン源11か
ら照射されたイオンビーム6はリミッティング アパー
チャ12を通って前記ガラス基板7上のパターンに集束
され、パターンの除去又は形成が行われる。この時のイ
オンビームの集束位置は、偏向器14によってイオンビ
ームの軌道を偏向させることによって、任意に変更でき
る。
上のパターンに必要な修正を施す場合、イオン源11か
ら照射されたイオンビーム6はリミッティング アパー
チャ12を通って前記ガラス基板7上のパターンに集束
され、パターンの除去又は形成が行われる。この時のイ
オンビームの集束位置は、偏向器14によってイオンビ
ームの軌道を偏向させることによって、任意に変更でき
る。
【0010】ガス銃15は、パターン材となるCr膜上
に遮光膜としての保護膜を形成する際にガスを発生する
ために設けられる。Cr2次イオン検出器は、荷電粒子
線の走査時に保護膜以外のCr膜からの二次イオンを検
出する。Si二次イオン検出器は、保護膜に設けられた
基準点となる貫通孔の下地材となるガラス基板からのS
iイオンを検出する。
に遮光膜としての保護膜を形成する際にガスを発生する
ために設けられる。Cr2次イオン検出器は、荷電粒子
線の走査時に保護膜以外のCr膜からの二次イオンを検
出する。Si二次イオン検出器は、保護膜に設けられた
基準点となる貫通孔の下地材となるガラス基板からのS
iイオンを検出する。
【0011】上記従来のFIB修正装置を用いたパター
ン修正は、概略以下のように行われる。図7は、図5に
示すメインパターン部20の一部を抽出して示す図であ
る。Cr膜よりなるパターン部材5に生じた欠陥部2を
修正するのに、イオンビームをこの欠陥部2に照射し、
ガス銃15からのガスの吹き付けによって、欠陥部2を
覆って修正用カーボン膜1を形成する。
ン修正は、概略以下のように行われる。図7は、図5に
示すメインパターン部20の一部を抽出して示す図であ
る。Cr膜よりなるパターン部材5に生じた欠陥部2を
修正するのに、イオンビームをこの欠陥部2に照射し、
ガス銃15からのガスの吹き付けによって、欠陥部2を
覆って修正用カーボン膜1を形成する。
【0012】しかしながら、このイオンビームの使用は
ビームドリフトの発生や、ビームの安定性を欠くことが
しばしばある。このイオンビームの軌道の変動を補正す
る手段として、基準点からのビームの位置を検出し、そ
の時のドリフト量だけビームの軌道の変動を補正する。
この補正手段は例えば文献(特開平1−309245
号)で知られているように、ビームのドリフト量の検出
のための基準点とするため、欠陥部2の近傍にあるパタ
ーン部材5にイオンビームにより基準点3となる孔を開
ける。この孔は、通常パターン部材を突き抜けガラス基
板に到達するよう貫通される。
ビームドリフトの発生や、ビームの安定性を欠くことが
しばしばある。このイオンビームの軌道の変動を補正す
る手段として、基準点からのビームの位置を検出し、そ
の時のドリフト量だけビームの軌道の変動を補正する。
この補正手段は例えば文献(特開平1−309245
号)で知られているように、ビームのドリフト量の検出
のための基準点とするため、欠陥部2の近傍にあるパタ
ーン部材5にイオンビームにより基準点3となる孔を開
ける。この孔は、通常パターン部材を突き抜けガラス基
板に到達するよう貫通される。
【0013】この基準点3を基準として欠陥部2の周囲
に修正領域1を設定し、欠陥部2の修正を開始する。修
正の途中でイオンビームの軌道に変動があったか否かを
確認するため基準点3を中心とする参照走査領域4を一
定間隔でイオンビームの走査を行い、基準点3が参照走
査領域4の中心にあるか否かを確認する。
に修正領域1を設定し、欠陥部2の修正を開始する。修
正の途中でイオンビームの軌道に変動があったか否かを
確認するため基準点3を中心とする参照走査領域4を一
定間隔でイオンビームの走査を行い、基準点3が参照走
査領域4の中心にあるか否かを確認する。
【0014】図8は、前記パターン部材5における基準
点3と参照走査領域4を拡大して示す平面図であり、図
9は、そのA−A線矢視断面図である。参照走査領域4
を一定間隔でイオンビームの走査を行えば、基準点3に
ある孔部からのみ、図10に示すような、ガラス基板か
らの急俊なSiの二次イオンが得られ基準点の位置が確
認できる。
点3と参照走査領域4を拡大して示す平面図であり、図
9は、そのA−A線矢視断面図である。参照走査領域4
を一定間隔でイオンビームの走査を行えば、基準点3に
ある孔部からのみ、図10に示すような、ガラス基板か
らの急俊なSiの二次イオンが得られ基準点の位置が確
認できる。
【0015】基準点3が参照走査領域4の中心になけれ
ば、そのずれに相当する分をドリフト補正量として補正
する。この補正動作を修正処理中にドリフト補正の必要
性の有無を確認するため、一定の時間間隔で繰り返し行
う。
ば、そのずれに相当する分をドリフト補正量として補正
する。この補正動作を修正処理中にドリフト補正の必要
性の有無を確認するため、一定の時間間隔で繰り返し行
う。
【0016】しかしながら、上述した従来のパターン修
正処理には以下に述べる問題点が指摘されていた。即
ち、基準点3の位置を確認するために、基準点3の近傍
の参照走査領域4を数回ずつ、一定間隔で繰り返し走査
するために図5に示す参照走査領域4のCrの膜厚は、
極度に薄くなる。このため、走査回数の多い場合はウエ
ハーへの転写の際に光漏れを起こし、ウエハー上に新た
な欠陥を形成してしまう虞れがあった。
正処理には以下に述べる問題点が指摘されていた。即
ち、基準点3の位置を確認するために、基準点3の近傍
の参照走査領域4を数回ずつ、一定間隔で繰り返し走査
するために図5に示す参照走査領域4のCrの膜厚は、
極度に薄くなる。このため、走査回数の多い場合はウエ
ハーへの転写の際に光漏れを起こし、ウエハー上に新た
な欠陥を形成してしまう虞れがあった。
【0017】図11および図12は、従来のパターン部
材5に欠陥部2が検出された場合に、修正カーボン膜1
による欠陥部2の修正は行われても、参照走査領域4
の、荷電粒子線の走査の結果によるCr膜の薄膜化によ
り、修正後の転写パターン21には新たな欠陥部23が
生ずることがある例を図示している。
材5に欠陥部2が検出された場合に、修正カーボン膜1
による欠陥部2の修正は行われても、参照走査領域4
の、荷電粒子線の走査の結果によるCr膜の薄膜化によ
り、修正後の転写パターン21には新たな欠陥部23が
生ずることがある例を図示している。
【0018】また、現状問題となっていない基準点3そ
のものも、将来にわたりウェハーへの転写限界(レジス
トの解像度)が向上するのに伴い、ウェハー上にパター
ンとして、図12に参照番号22で示すように転写され
てしまうことになり、基準点そのものが新たな欠陥とな
ってしまうことが懸念されている。
のものも、将来にわたりウェハーへの転写限界(レジス
トの解像度)が向上するのに伴い、ウェハー上にパター
ンとして、図12に参照番号22で示すように転写され
てしまうことになり、基準点そのものが新たな欠陥とな
ってしまうことが懸念されている。
【0019】このため、基準点参照時の走査回数の総数
を制限する方法も採られているが、基準点の確認ができ
にくい場合、修正の途中で制限値に達してしまい、本来
の補正ができない場合が生ずる。
を制限する方法も採られているが、基準点の確認ができ
にくい場合、修正の途中で制限値に達してしまい、本来
の補正ができない場合が生ずる。
【0020】更に、欠陥部の近傍に基準点3となる孔を
設けるためのCr膜よりなるパターン部材5がない場合
は上述した修正方法は用いられない。更に、上述した修
正方法において、基準点3にある孔から得られる基準信
号となるSiの二次イオンは質量がCrに比べ軽く、図
13に示すようにSiに近い質量の異物8が基準点3の
近傍に存在すると、図14に示すような異物8による二
次イオンが基準点3以外の位置9でも検出されてしま
い、正しい基準点3の位置の判別ができなくなる。この
ように、Siに近い質量の他の二次イオンを誤って検出
し易く、基準信号としては不安定な信号であるという問
題があった。
設けるためのCr膜よりなるパターン部材5がない場合
は上述した修正方法は用いられない。更に、上述した修
正方法において、基準点3にある孔から得られる基準信
号となるSiの二次イオンは質量がCrに比べ軽く、図
13に示すようにSiに近い質量の異物8が基準点3の
近傍に存在すると、図14に示すような異物8による二
次イオンが基準点3以外の位置9でも検出されてしま
い、正しい基準点3の位置の判別ができなくなる。この
ように、Siに近い質量の他の二次イオンを誤って検出
し易く、基準信号としては不安定な信号であるという問
題があった。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点を解決するため、荷電粒子線のドリフト量を検出する
ための基準位置となる貫通孔を、修正すべき部分の近傍
の同一パターン部材上にパターン部材とは別の、下地材
を保護する保護膜に設け、荷電粒子線の複数回の走査に
よっても、パターン部材に障害を与えることなく、ウェ
ハーへの転写の際に、新たな欠陥を生ずることのない電
子線描画装置のパターン修正装置におけるパターン修正
方法を提供することを目的とする。
点を解決するため、荷電粒子線のドリフト量を検出する
ための基準位置となる貫通孔を、修正すべき部分の近傍
の同一パターン部材上にパターン部材とは別の、下地材
を保護する保護膜に設け、荷電粒子線の複数回の走査に
よっても、パターン部材に障害を与えることなく、ウェ
ハーへの転写の際に、新たな欠陥を生ずることのない電
子線描画装置のパターン修正装置におけるパターン修正
方法を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明の電子線描画装
置のパターン修正装置におけるパターン修正方法は、上
記目的を達成するため、ガラス基板上に形成された金属
薄膜上に塗布されたレジストに、描画されたパターンの
修正を行うために、荷電粒子線を集束するよう照射する
荷電粒子線源と、前記荷電粒子線源からの荷電粒子線
を、修正されるべきパターンに対応して偏向する偏向器
と、前記基板上に保護膜を形成するためにガスを発生す
るガス発生手段と、前記保護膜に設けられ、走査領域の
基準点となる貫通孔からのみ、前記荷電粒子線の走査時
に二次イオンを検出する二次イオン検出器と、前記荷電
粒子線の集束位置の変動を補正する手段と、よりなる電
子線描画装置のパターン修正装置において、修正すべき
パターン部の位置情報を受け、パターン修正範囲を指定
する工程と、前記パターン修正範囲の近傍の同一パター
ン部材上に、荷電粒子線の参照走査領域の基準点を設定
する工程と、前記参照走査領域以上の範囲の領域に、そ
の下地材を保護する、下地材と異なる材質の保護膜を形
成する工程と、前記基準点の位置において、前記保護膜
に前記荷電粒子線のドリフト量を検出するための基準位
置となり、前記保護膜のみを貫通する貫通孔を設ける工
程と、前記参照走査領域に荷電粒子線の走査し、前記貫
通孔からのみ放出される、その下地材からの二次イオン
信号を検出し、前記基準位置を確認する工程と、前記基
準位置に相当する前記貫通孔の位置から前記パターン修
正範囲の該当修正箇所までの相対距離を算出しながら、
前記荷電粒子線の照射による前記パターンの修正動作を
行う過程において、再度、前記参照走査領域に荷電粒子
線を走査し、検出された前記貫通孔の位置に相当する基
準位置から、前記荷電粒子の軌道の変動を検知したと
き、そのドリフト量に相当する照射位置の補正を行う工
程と、より構成される。
置のパターン修正装置におけるパターン修正方法は、上
記目的を達成するため、ガラス基板上に形成された金属
薄膜上に塗布されたレジストに、描画されたパターンの
修正を行うために、荷電粒子線を集束するよう照射する
荷電粒子線源と、前記荷電粒子線源からの荷電粒子線
を、修正されるべきパターンに対応して偏向する偏向器
と、前記基板上に保護膜を形成するためにガスを発生す
るガス発生手段と、前記保護膜に設けられ、走査領域の
基準点となる貫通孔からのみ、前記荷電粒子線の走査時
に二次イオンを検出する二次イオン検出器と、前記荷電
粒子線の集束位置の変動を補正する手段と、よりなる電
子線描画装置のパターン修正装置において、修正すべき
パターン部の位置情報を受け、パターン修正範囲を指定
する工程と、前記パターン修正範囲の近傍の同一パター
ン部材上に、荷電粒子線の参照走査領域の基準点を設定
する工程と、前記参照走査領域以上の範囲の領域に、そ
の下地材を保護する、下地材と異なる材質の保護膜を形
成する工程と、前記基準点の位置において、前記保護膜
に前記荷電粒子線のドリフト量を検出するための基準位
置となり、前記保護膜のみを貫通する貫通孔を設ける工
程と、前記参照走査領域に荷電粒子線の走査し、前記貫
通孔からのみ放出される、その下地材からの二次イオン
信号を検出し、前記基準位置を確認する工程と、前記基
準位置に相当する前記貫通孔の位置から前記パターン修
正範囲の該当修正箇所までの相対距離を算出しながら、
前記荷電粒子線の照射による前記パターンの修正動作を
行う過程において、再度、前記参照走査領域に荷電粒子
線を走査し、検出された前記貫通孔の位置に相当する基
準位置から、前記荷電粒子の軌道の変動を検知したと
き、そのドリフト量に相当する照射位置の補正を行う工
程と、より構成される。
【0023】
【作用】パターン修正範囲の近傍に荷電粒子線の参照走
査領域の基準点を設定し、前記参照走査領域以上の範囲
の領域に、その下地材を保護する保護膜を形成する。前
記基準点の位置において、前記保護膜に前記荷電粒子線
のドリフト量を検出するための基準位置となる、この保
護膜のみを貫通する貫通孔を設け、前記参照走査領域に
荷電粒子線の走査し、前記貫通孔からのみ放出される、
その下地材となるCr膜からのみの二次イオン信号を検
出し、前記基準位置を確認する。
査領域の基準点を設定し、前記参照走査領域以上の範囲
の領域に、その下地材を保護する保護膜を形成する。前
記基準点の位置において、前記保護膜に前記荷電粒子線
のドリフト量を検出するための基準位置となる、この保
護膜のみを貫通する貫通孔を設け、前記参照走査領域に
荷電粒子線の走査し、前記貫通孔からのみ放出される、
その下地材となるCr膜からのみの二次イオン信号を検
出し、前記基準位置を確認する。
【0024】前記基準位置に相当する前記貫通孔の位置
から前記パターン修正範囲の該当修正箇所までの相対距
離を算出しながら、前記荷電粒子線の照射による前記パ
ターンの修正動作を行う過程において、再度、前記参照
走査領域に荷電粒子線を走査し、検出された前記貫通孔
の位置に相当する基準位置から、前記荷電粒子の軌道の
変動を検知したとき、そのドリフト量に相当する照射位
置の補正を行う。
から前記パターン修正範囲の該当修正箇所までの相対距
離を算出しながら、前記荷電粒子線の照射による前記パ
ターンの修正動作を行う過程において、再度、前記参照
走査領域に荷電粒子線を走査し、検出された前記貫通孔
の位置に相当する基準位置から、前記荷電粒子の軌道の
変動を検知したとき、そのドリフト量に相当する照射位
置の補正を行う。
【0025】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。本発明の具体的な一実施例をイオンビ
ーム(FIB)によるパターン修正方法を例にとり、説
明する。
照して説明する。本発明の具体的な一実施例をイオンビ
ーム(FIB)によるパターン修正方法を例にとり、説
明する。
【0026】マスク欠陥検査装置によるパターン検査に
より、パターン上の欠陥が検出されると、磁気カードあ
るいはコンピューター間の通信ネットワークを通じて欠
陥情報が検査装置よりFIBパターン修正装置に送られ
てくる。
より、パターン上の欠陥が検出されると、磁気カードあ
るいはコンピューター間の通信ネットワークを通じて欠
陥情報が検査装置よりFIBパターン修正装置に送られ
てくる。
【0027】FIBパターン修正装置では、この情報に
基づいてステージ上に載置された被修正マスクのパター
ンの個々の欠陥部を荷電粒子線の当たる位置に順次移動
させ修正を行う。
基づいてステージ上に載置された被修正マスクのパター
ンの個々の欠陥部を荷電粒子線の当たる位置に順次移動
させ修正を行う。
【0028】本発明の具体的な修正方法について、図1
および図2を参照して説明する。図1において、修正位
置認識に先だって欠陥部2の生じたパターン部材5と同
一パターン部材上に基準点3を設定し、設定された基準
点を中心として、基準点確認のための参照走査範囲と同
じか、それ以上のエリアを荷電粒子の走査による基準孔
3の参照走査領域4とする。
および図2を参照して説明する。図1において、修正位
置認識に先だって欠陥部2の生じたパターン部材5と同
一パターン部材上に基準点3を設定し、設定された基準
点を中心として、基準点確認のための参照走査範囲と同
じか、それ以上のエリアを荷電粒子の走査による基準孔
3の参照走査領域4とする。
【0029】この参照走査範囲4を含みパターン部材5
上に保護膜10が形成される。この保護膜10の厚さ
は、予想される基準点走査回数によっても下地材料が露
出しないだけの膜厚に設定される。通常の白系欠陥(C
rが欠落している欠陥)修正に用いるピレンガスによる
カーボン堆積膜では、膜厚数100オングストロームで
十分な下地の保護が可能である。ここで下地材とは、パ
ターン部材5となるCr膜及びガラス部材7を指す。
上に保護膜10が形成される。この保護膜10の厚さ
は、予想される基準点走査回数によっても下地材料が露
出しないだけの膜厚に設定される。通常の白系欠陥(C
rが欠落している欠陥)修正に用いるピレンガスによる
カーボン堆積膜では、膜厚数100オングストロームで
十分な下地の保護が可能である。ここで下地材とは、パ
ターン部材5となるCr膜及びガラス部材7を指す。
【0030】形成された保護膜10に基準点3となる孔
を、この保護膜10のみを貫通して開け、この孔を中心
として設定される基準点参照のための参照走査範囲4を
イオンビームが走査する。その結果、基準点3にて得ら
れる下地材、即ちパターン部材5からの2次イオン信号
を検出して基準点3の位置を確認する。
を、この保護膜10のみを貫通して開け、この孔を中心
として設定される基準点参照のための参照走査範囲4を
イオンビームが走査する。その結果、基準点3にて得ら
れる下地材、即ちパターン部材5からの2次イオン信号
を検出して基準点3の位置を確認する。
【0031】基準点3の認識後に、欠陥修正領域1の位
置と基準点3との相対距離を算出し、記憶させる。ピレ
ンガスをノズルから出しながらイオンビームを修正範囲
1の範囲を走査し、ビームの照射された部分のみ選択的
にカーボン堆積膜を形成し、欠陥部2の修正を行う。
置と基準点3との相対距離を算出し、記憶させる。ピレ
ンガスをノズルから出しながらイオンビームを修正範囲
1の範囲を走査し、ビームの照射された部分のみ選択的
にカーボン堆積膜を形成し、欠陥部2の修正を行う。
【0032】修正を開始し、一定時間経過後、ビームの
軌道がずれているか否かを検知するため、再び、参照走
査範囲4をビーム走査し、基準点3を探す。参照走査範
囲4の中に基準点3が存在していれば、認識された基準
孔3の位置から修正領域1の相対位置を算出し、改めて
算出された位置にある修正領域1修正箇所の修正のため
のビーム走査を再開する。このとき、参照走査範囲4の
中心に対して基準点3の位置が中心になければ、中心か
らのずれ量だけ修正範囲1をシフトさせる。
軌道がずれているか否かを検知するため、再び、参照走
査範囲4をビーム走査し、基準点3を探す。参照走査範
囲4の中に基準点3が存在していれば、認識された基準
孔3の位置から修正領域1の相対位置を算出し、改めて
算出された位置にある修正領域1修正箇所の修正のため
のビーム走査を再開する。このとき、参照走査範囲4の
中心に対して基準点3の位置が中心になければ、中心か
らのずれ量だけ修正範囲1をシフトさせる。
【0033】また、参照走査範囲4に基準点3が存在し
ないときはビームの軌道のずれがドラフト量を検出でき
ないほどに大幅であり、補正ができないときには、当初
の参照範囲4の基準点3を再度探してビーム走査を再開
する。
ないときはビームの軌道のずれがドラフト量を検出でき
ないほどに大幅であり、補正ができないときには、当初
の参照範囲4の基準点3を再度探してビーム走査を再開
する。
【0034】このようなビーム走査の繰り返しによっ
て、欠陥部2の修正が完了するまで、(カーボン堆積膜
が所定の膜厚に達するまで)、ビームの軌道の位置補正
をしながら修正を行う。
て、欠陥部2の修正が完了するまで、(カーボン堆積膜
が所定の膜厚に達するまで)、ビームの軌道の位置補正
をしながら修正を行う。
【0035】前記保護膜10は、修正時のビーム走査に
よる基準点3の参照が終了し、修正が完了した時点で、
レーザーリペアにより容易に除去することができる。図
3及び図4は、従来の図11及び図12と対比して示
す、本発明の修正後の転写パターンが欠陥なく得られる
ことを示す図である。
よる基準点3の参照が終了し、修正が完了した時点で、
レーザーリペアにより容易に除去することができる。図
3及び図4は、従来の図11及び図12と対比して示
す、本発明の修正後の転写パターンが欠陥なく得られる
ことを示す図である。
【0036】このように、パターン部材5上にパターン
部材と異なる材質の保護膜10を設け、この保護膜10
にのみ基準点となる貫通孔3を設け、参照走査領域4を
荷電粒子線が走査したとき、保護膜10の下地材である
パターン部材(Cr膜)からのCr二次イオンを前記貫
通孔3から検出することによって、基準点を確認する。
このようにして、複数回の荷電粒子線の走査にも拘ら
ず、パターン部材の薄膜化を防ぐことができる。
部材と異なる材質の保護膜10を設け、この保護膜10
にのみ基準点となる貫通孔3を設け、参照走査領域4を
荷電粒子線が走査したとき、保護膜10の下地材である
パターン部材(Cr膜)からのCr二次イオンを前記貫
通孔3から検出することによって、基準点を確認する。
このようにして、複数回の荷電粒子線の走査にも拘ら
ず、パターン部材の薄膜化を防ぐことができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の電子線
描画装置のパターン修正装置におけるパターン修正方法
によれば、下地材となるパターン部材およびガラス基板
上に、この下地材料と異なる保護膜を設け、その保護膜
のみに基準点となる貫通孔をあけ、この貫通孔からのみ
得られる下地材からの二次イオンを検出することにより
基準点を確認して、荷電粒子線のドリフト量を補正し、
そのことによって、転写時の不具合を解消できる。
描画装置のパターン修正装置におけるパターン修正方法
によれば、下地材となるパターン部材およびガラス基板
上に、この下地材料と異なる保護膜を設け、その保護膜
のみに基準点となる貫通孔をあけ、この貫通孔からのみ
得られる下地材からの二次イオンを検出することにより
基準点を確認して、荷電粒子線のドリフト量を補正し、
そのことによって、転写時の不具合を解消できる。
【図1】本発明の修正方法を説明するためのパターン部
材上の欠陥部2と、基準点3との位置関係を示す部分的
平面図。
材上の欠陥部2と、基準点3との位置関係を示す部分的
平面図。
【図2】図1のD−D線矢視断面図。
【図3】本発明のパターン部材に設けられた保護膜10
上の参照走査領域4及び欠陥部2を示す平面図。
上の参照走査領域4及び欠陥部2を示す平面図。
【図4】図3のE−E線矢視断面図及び、参照走査領域
4の部分の転写後のパターン部材5に影響のないことを
説明する概念図。
4の部分の転写後のパターン部材5に影響のないことを
説明する概念図。
【図5】マスクパターンの全体概略図。
【図6】従来のFIBマスク修正装置の構成を示す概略
図。
図。
【図7】図5に示すメインパターン部の一部を抽出して
示す図。
示す図。
【図8】図7に示すパターン部材5における基準点3と
参照走査領域4を拡大して示す平面図。
参照走査領域4を拡大して示す平面図。
【図9】図8のA−A線矢視断面図。
【図10】図8に示す基準点3にある孔部から得られる
Si二次イオン波形を示す図。
Si二次イオン波形を示す図。
【図11】従来のパターン部材5に設けれた参照走査領
域4及び欠陥部2を示す平面図。
域4及び欠陥部2を示す平面図。
【図12】図11のA−A線矢視断面図及び、参照走査
領域4の部分の転写後のパターン部材5に影響のある場
合を説明する概念図。
領域4の部分の転写後のパターン部材5に影響のある場
合を説明する概念図。
【図13】従来の基準点の近傍にSiに近い異物がある
場合の影響を説明するため、参照走査領域部分を平面的
に示す概念図。
場合の影響を説明するため、参照走査領域部分を平面的
に示す概念図。
【図14】図13に示す異物がある場合に、基準点以外
からも二次イオンが検出されてしまう例を示す図。
からも二次イオンが検出されてしまう例を示す図。
【符号の説明】 1…修正カーボン膜、2…欠陥部分、3…基準点、4…
参照走査領域、5…パターン部材、6…イオンビーム、
7…ガラス基板、8…異物、9…異物による疑似イオン
が発生する位置、10…保護膜
参照走査領域、5…パターン部材、6…イオンビーム、
7…ガラス基板、8…異物、9…異物による疑似イオン
が発生する位置、10…保護膜
Claims (2)
- 【請求項1】ホトマスクパターン修正装置を用いてガラ
ス基板上に形成された薄膜上のレジストに形成されたパ
ターンを修正する電子線描画装置のパターン修正装置に
おけるパタ−ン修正方法であって、修正すべきパターン
の位置情報を受け、パターン修正範囲を指定する工程
と、 前記パターン修正範囲の近傍の走査領域に基準点を設定
する工程と、 前記走査領域よりも広い領域に、前記ガラス基板と前記
薄膜を保護するため、前記ガラス基板と前記薄膜の夫々
の材料と異なる材料によって形成されている保護膜を形
成する工程と、 前記パターン修正装置の荷電粒子ビーム源から放出され
た前記荷電粒子ビームのドラフト量を検出するための基
準位置と成り、前記保護膜のみを貫通する前記基準点に
おいて、前記保護膜のみを貫通する貫通孔を設ける工程
と、 前記走査領域に前記荷電粒子ビームを走査し、前記ガラ
ス基板と前記薄膜からの二次イオン信号を前記貫通孔か
らのみ検出し、前記基準位置を確認する工程と、 前記
貫通孔と前記パターン修正範囲内の該当修正箇所との相
対距離を算出しながら、再び、前記走査領域に前記荷電
粒子ビームを走査し、前記基準位置から前記荷電粒子ビ
ームの軌跡の変動を検出したとき、その変動のドラフト
量に従って前記荷電粒子ビームの位置を修正する工程
と、より成ることを特徴とする電子線描画装置のパター
ン修正装置におけるパタ−ン修正方法。 - 【請求項2】前記保護膜は、前記パターン部材および前
記ガラス基板材と異なる材料よりなる。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27096493A JP3041174B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 電子線描画装置のパターン修正装置におけるパターン修正方法 |
US08/327,898 US5504339A (en) | 1993-10-28 | 1994-10-27 | Method of repairing a pattern using a photomask pattern repair device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27096493A JP3041174B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 電子線描画装置のパターン修正装置におけるパターン修正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07122484A JPH07122484A (ja) | 1995-05-12 |
JP3041174B2 true JP3041174B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=17493483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27096493A Expired - Fee Related JP3041174B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 電子線描画装置のパターン修正装置におけるパターン修正方法 |
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---|---|
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US20030093894A1 (en) * | 1999-02-23 | 2003-05-22 | Dugas Matthew P. | Double layer patterning and technique for making a magnetic recording head |
US6269533B2 (en) * | 1999-02-23 | 2001-08-07 | Advanced Research Corporation | Method of making a patterned magnetic recording head |
US7773340B2 (en) * | 1999-02-23 | 2010-08-10 | Advanced Research Corporation | Patterned magnetic recording head having a gap pattern with substantially elliptical or substantially diamond-shaped termination pattern |
US6373070B1 (en) | 1999-10-12 | 2002-04-16 | Fei Company | Method apparatus for a coaxial optical microscope with focused ion beam |
US6496328B1 (en) * | 1999-12-30 | 2002-12-17 | Advanced Research Corporation | Low inductance, ferrite sub-gap substrate structure for surface film magnetic recording heads |
US6521902B1 (en) | 2000-08-15 | 2003-02-18 | International Business Machines Corporation | Process for minimizing electrostatic damage and pole tip recession of magnetoresistive magnetic recording head during pole tip trimming by focused ion beam milling |
US6897455B2 (en) * | 2002-01-07 | 2005-05-24 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd | Apparatus and method for repairing resist latent images |
US6926935B2 (en) * | 2003-06-27 | 2005-08-09 | Fei Company | Proximity deposition |
US8144424B2 (en) | 2003-12-19 | 2012-03-27 | Dugas Matthew P | Timing-based servo verify head and magnetic media made therewith |
US7283317B2 (en) * | 2004-01-30 | 2007-10-16 | Advanced Research Corporation | Apparatuses and methods for pre-erasing during manufacture of magnetic tape |
US20100321824A1 (en) * | 2004-02-18 | 2010-12-23 | Dugas Matthew P | Magnetic recording head having secondary sub-gaps |
US7450341B2 (en) * | 2004-05-04 | 2008-11-11 | Advanced Research Corporation | Intergrated thin film subgap subpole structure for arbitrary gap pattern magnetic recording heads and method of making the same |
JP4855715B2 (ja) * | 2005-05-23 | 2012-01-18 | エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社 | マスク修正方法 |
WO2009094516A1 (en) * | 2008-01-23 | 2009-07-30 | Advanced Research Corporation | Recording heads with embedded tape guides and magnetic media made by such recording heads |
US8068301B2 (en) * | 2008-03-28 | 2011-11-29 | Advanced Research Corporation | Magnetic media formed by a thin film planar arbitrary gap pattern magnetic head |
WO2011014836A2 (en) * | 2009-07-31 | 2011-02-03 | Advanced Research Corporation | Erase drive systems and methods of erasure for tape data cartridge |
US9721754B2 (en) * | 2011-04-26 | 2017-08-01 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Method and apparatus for processing a substrate with a focused particle beam |
JP6229291B2 (ja) * | 2013-04-09 | 2017-11-15 | 大日本印刷株式会社 | ナノインプリントリソグラフィ用マスクの製造方法 |
JP6673016B2 (ja) * | 2016-05-30 | 2020-03-25 | 大日本印刷株式会社 | フォトマスク及びその製造方法、並びにフォトマスクの欠陥修正方法 |
DE102018217025A1 (de) | 2018-10-04 | 2019-10-17 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Analysieren eines Substrats |
DE102019200696B4 (de) | 2019-01-21 | 2022-02-10 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Vorrichtung, Verfahren und Computerprogram zum Bestimmen einer Position eines Elements auf einer fotolithographischen Maske |
DE102021210019A1 (de) | 2021-09-10 | 2023-03-16 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Reparieren eines Defekts einer Probe mit einem fokussierten Teilchenstrahl |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5856332A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-04 | Hitachi Ltd | マスクの欠陥修正方法 |
JPH0616391B2 (ja) * | 1984-07-13 | 1994-03-02 | 株式会社日立製作所 | イオンビーム照射装置 |
DE3672378D1 (de) * | 1985-04-23 | 1990-08-09 | Seiko Instr Inc | Vorrichtung zur abscheidung eines elektrisch leitenden und/oder nichtleitenden materials auf einem gegenstand. |
JP2777801B2 (ja) * | 1988-06-07 | 1998-07-23 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 集束イオンビーム装置におけるパターン膜修正方法 |
-
1993
- 1993-10-28 JP JP27096493A patent/JP3041174B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-10-27 US US08/327,898 patent/US5504339A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5504339A (en) | 1996-04-02 |
JPH07122484A (ja) | 1995-05-12 |
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