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JP3040114B2 - レコード検索装置 - Google Patents

レコード検索装置

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Publication number
JP3040114B2
JP3040114B2 JP1134090A JP13409089A JP3040114B2 JP 3040114 B2 JP3040114 B2 JP 3040114B2 JP 1134090 A JP1134090 A JP 1134090A JP 13409089 A JP13409089 A JP 13409089A JP 3040114 B2 JP3040114 B2 JP 3040114B2
Authority
JP
Japan
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index
key
record
address
variable
Prior art date
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JP1134090A
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俊雄 樫尾
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は多数のレコードを記憶するテーブルメモリ
から任意のレコードを検索するレコード検索装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、索引テーブルメモリから任意のレコードを検索
して処理するオフィスコンピュータ等において、索引テ
ーブルメモリには多数のレコードが記憶されているが、
この場合、各レコードを構成するコードや名称等を固定
長のデータとして扱っている。つまり、索引テーブルを
構成する各レコードを固定長のデータとして記憶してい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、各レコードを固定長のデータとして記
憶すると、索引テーブルメモリにはコードや名称の中の
最長のデータに対応させた最大記憶容量分の領域を夫々
各レコード毎に確保しておかなければならず、桁数の少
ないレコードの場合には無駄な領域を生じ、メモリの使
用効率を低下させると共に、無駄な領域の存在によって
索引の処理速度も遅くなるという欠点があった。
この発明の課題は、テーブルメモリの使用効率を高
め、高速に索引できるようにすることである。
[課題を解決するための手段] この発明は、索引キーと索引データとからなる可変長
のレコードを特定のレコード区切りコードで区分してな
るレコード群を、連続したアドレス空間上において索引
キー順に記憶する可変長レコード記憶手段と、索引対象
キーと、その索引対象キーとの大小関係を示す索引条件
と、を任意に設定する設定手段と、上記可変長レコード
記憶手段での上記アドレス空間内において、中間アドレ
スを生成するためのアドレス空間の絞込み範囲を特定す
る絞込み範囲特定手段と、上記絞込み範囲のアドレス空
間内における中間アドレス位置を特定し、その特定され
た中間アドレス位置から順にデータを読み出して、該中
間アドレス位置以降の最初のレコード区切りコードを検
出する検出手段と、上記検出手段で検出されたレコード
区切りコードに続くアドレス位置に記憶された索引キー
を読み出し、その索引キーと上記索引対象キーとを照合
する照合手段と、上記照合手段にて上記索引キーと上記
索引対象キーとが一致しないと判別された場合は、今回
照合された索引キーが前回照合された索引キーと一致し
ないことを条件に、その照合手段における照合結果に応
じて上記中間アドレスで二分されるアドレス空間の内で
上記索引対象キーが含まれうるアドレス空間を上記絞込
み範囲特定手段における新たな絞込み範囲として更新す
る更新手段と、上記照合手段にて上記索引キーと上記索
引対象キーとが一致すると判別された場合は、更にその
索引対象キーとの大小関係を示す上記索引条件に従っ
て、上記索引キーの可変長レコードにおける索引デー
タ、あるいはその索引キーの可変長レコードよりも1つ
前の位置にある可変長レコードの索引データ、あるいは
その索引キーの可変長レコードよりも一つ後ろの位置に
ある可変長レコードの索引データを読み出し、その読み
出された索引データを上記設定の索引条件に合致する索
引データとして出力する索引データ出力手段と、を具備
し、上記可変長レコード記憶手段に対する検索開始時
は、上記絞込み範囲特定手段は、索引対象となるそのア
ドレス空間の絞込み範囲として上記可変長レコード記憶
手段内に記憶された全レコードが記憶されたアドレス空
間を範囲として特定して、上記検出、上記照合を行な
い、上記照合手段にて上記索引キーと上記索引対象キー
とが一致しないと判別された際は、今回照合された索引
キーが前回照合された索引キーと一致しないことを条件
に、上記アドレス空間の絞込み範囲の上記更新手段によ
る更新、その更新された新たなる絞込み範囲にての上記
検出、上記照合を繰り返し行ない、上記索引キーと上記
索引対象キーとが一致しない場合で、且つ上記索引条件
の大小関係が上記索引対象キーと索引キーとの大小関係
に一致する場合において、今回照合された索引キーが前
回照合された索引キーと一致すると判別された際は、上
記索引データ出力手段は、その索引キーの可変長レコー
ドによる索引データを読み出し、その読み出された索引
データを上記設定の索引条件に合致する索引データとし
て出力するようにした、ことを特徴とする [機能ブロック図の説明] 設定手段1(第1図の機能ブロック図を参照、以下同
じ)は、索引対象のキーを設定する。例えば、ユーザが
所望する任意のデータを索引する為にキーボードから索
引対象のキーを指定する。
レコード記憶手段2は索引テーブルメモリを構成する
もので、索引キーとこの索引キーにより索引される索引
データのいずれか一方もしくは双方は、任意の字数から
なり、索引キーと索引データとは索引キー区切りコード
で区分され、更に索引キーと索引データとからなるレコ
ードをレコード区切りコードで区分してなるレコード群
を索引キー順に収容する。
アドレス生成手段3はレコード記憶手段2に収容され
ているレコード群のエリアの中間アドレスを生成する。
検出手段4はアドレス生成手段3によって生成された
中間アドレスで指定されるレコード記憶手段2内から順
にデータを読み出してレコード区切りコードの検出を行
う。
照合手段5はこの検出手段4でレコード区切りコード
が検出された際に、このレコード区切りコードに続く索
引キーと前記索引対象キーとを照合し、該当する索引キ
ーで索引される索引データを読み出す。
なお、設定手段1は索引対象のキー及び索引対象の条
件を設定する手段を含み、更に照合手段5には前記キー
及び索引対象の条件との照合を行ない、前記条件に最も
近い該当する索引キーを検知する手段を含むようにして
もよい。
また、レコード記憶手段2内の各レコードの索引キー
もしくは索引データは、複数のワードからなり、各ワー
ドをワード区切りコードで区分するようにしてもよい。
また、アドレス生成手段3はレコード記憶手段2に収
容されたレコード群の先頭アドレス及び最終アドレスを
記憶するアドレス記憶手段と、前記先頭アドレス及び最
終アドレスに基づいて中間アドレスを算出する手段とか
ら構成するようにしてもよい。更に、アドレス生成手段
3は検索対象となる前記エリアに対して予め定められた
固定的な中間アドレスを発生するようにしてもよい。
[第1実施例] 以下、第2図〜第5図を参照して第1実施例を説明す
る。
第2図はレコード検索装置の基本的な構成を示したブ
ロック図である。
このレコード検索装置は処理部11にファイルメモリ1
2、索引テーブルメモリ13、アドレスメモリ14、出力部1
5を接続した構成となっている。
ファイルメモリ12は多数のレコードをレコード区切り
コードによって区分してレコードキーワードの順に隙間
無く詰め込み記憶するディスク装置等である。ここで、
ファイルメモリ12内のレコードはレコードキーワードと
データワードとからなり、各ワードのワード数は任意で
あり、レコードキーワードとデータワード間はキーワー
ド区切りコードで区分されている。更にワードの桁数は
実在するデータの桁数に合わせた可変長データであり、
各ワード間はワード区切りコードによって区分されてい
る。なお、各区切りコードはレコード内のデータとして
使用されない特殊なコードを用いる。また、各レコード
のキーワードは担当者コードなどのコードからなる。更
に各レコードのデータワードには担当者名等が記憶され
る。
索引テーブルメモリ13はファイルメモリ12内に各レコ
ードのレコードキーワード若しくはデータワードとして
記憶されているコードに対応して、例えばコード(索引
コード)と名称(索引データ)を対応付けて記憶するRA
M等の半導体メモリである。ここで、索引キーと索引デ
ータとの関係を例示すると、索引キーが担当者コード等
の「コード」で索引データが担当者氏名等の「名称」の
場合、索引キーが「略号」で索引データが「コード、名
称」の場合、索引コードが「名称」で索引データが「コ
ード」の場合、索引キーが「商品コード」で索引データ
が「単価、名称」の場合等があり、更には、全く異なる
テーブルとして、かな漢字変換の辞書がありかなを索引
コードとし、候補の漢字を索引データとしてワード区切
りコードを介して複数ワードならべても良く、索引コー
ドと索引データとは任意に対応付けられている。
第3図および第4図は索引テーブルメモリ13内のレコ
ード形態を示し、第3図は索引キーと索引データとが1
ワードからなる場合のレコード形態で、図中「A1」、
「A2」、「A3」……は各レコード中の索引キー、「D
1」、「D2」、「D3」……は各レコード中の索引データ
である。第4図は索引キーと索引データとが複数ワード
からなる場合のレコード形態で、図中「A11、A12……」
は1レコード中の索引キー、「D11、D12、D13……」は
1レコード中の索引データである。
ここで、索引キーと索引データのいずれか一方もしく
は双方は、任意の数字からなる可変長データで、索引キ
ーと索引データとの間は索引キー区切りコード「。」で
区分されている。更に、索引キーと索引データとからな
るレコードはレコード区切りコード「(」で区分されて
いる。また各レコードは索引キーの昇順に隙間無く詰め
込まれて収容されている。なお、第4図の場合、各ワー
ド間はワード区切りコード「,」で区分されている。
このように本実施例では、ファイルメモリ12とは別に
索引テーブルメモリ13を設け、ファイルメモリ12から読
み出されたレコードを出力部15から出力する場合に、レ
コードの各ワード内のコードを索引対象のキーとして処
理部11が索引テーブルメモリ13を検索し、このキーに該
当する名称等を高速に読み出して出力することが出来
る。
また、索引テーブルメモリ13の他の使用例としては、
図示しない入力部からコードが入力された際、処理部11
は入力されたコードを索引対象のキーとして索引テーブ
ルメモリ13を検索し、このキーに該当する名称等の索引
データを読み出して出力部15から出力することにより、
入力されたコードの正誤を確認することができる。
アドレスメモリ14は索引テーブルメモリ13に収容され
ているレコード群の先頭アドレス及び最終アドレスを記
憶するもので、索引テーブルメモリ13に対する索引開始
時にアドレスメモリ14の内容が処理部11に取り込まれ、
処理部11はこの先頭アドレス及び最終アドレスに基づい
て索引テーブルメモリ13内のレコード群の中間アドレス
を求め、この中間アドレスから索引テーブルメモリ13の
内容を順に検索する。
出力部15はCRT表示装置や液晶プリンタである。
次に、索引テーブルメモリ13の索引動作を第5図及び
第6図を参照して説明する。
処理部11は図示しない入力部等から索引対象のキーと
共に“索引”コマンドが入力されると、第5図のフロー
チャートにしたがった索引動作を実行する。
ここで、アドレスメモリ14内には索引テーブルメモリ
13に収容されているレコード群の先頭アドレス及び最終
アドレスが記憶されているので、この先頭アドレスを処
理部11内のMSレジスタにセットし、また最終アドレスを
処理部11内のMEレジスタにセットしたのちこのMSレジス
タの値とMEレジスタの値とを加算し、その加算結果を
「2」で割ることにより、レコード群の中間アドレスを
求め、これを処理部11内のMDレジスタにセットする(ス
テップA1)。第6図はアドレスメモリ14内の先頭アド
レス及び最終アドレスからその中間アドレスを求めた場
合を示している。
そして、次のステップA2ではMDレジスタ内の中間アド
レスとMSレジスタ内の先頭アドレスとを比較し、両者が
一致するか否かを調べる。最初は不一致が検出されるの
で、次のステップA3に進み、MDレジスタ内の中間アドレ
スで索引テーブルメモリ13を指定し、この中間アドレス
から順に(第6図MDから右方向へ進む順に)データを読
み出してレコード区切りコード「(」をサーチする。こ
こで、レコード区切りコード「(」が検出されず、レコ
ード群の末尾に付加されているデータ終了コード「§」
(第6図参照)が検出されると(ステップA4でYES)、
“索引データなし”を示すメッセージを出力部15から出
力させるが(ステップA9)、レコード区切りコー
ド「(」が検出されると、ステップA5に進む。
このステップA5では検出されたレコード区切りコード
「(」に続く索引キーと索引対象のキーとの比較を行
う。ここで、第6図に示す如く索引キーを「An」、索引
対象のキーを「Ax」で表現すると、ステップA5でAx<An
が検出されると、ステップA6に進み、前回生成されたMD
レジスタ内の中間アドレスを最終アドレスとしてMEレジ
スタに転送する。そして、ステップA1に戻り、新たな中
間アドレスを生成する。この場合、第6図に示す如
く、前回の中間アドレスで二分された図中左側のエリア
に対する中間アドレスが新たに生成される。
一方、ステップA5でAx>Anが検出されるとステップA7
に進み、前回生成されたMDレジスタ内の中間アドレスを
先頭アドレスとしてMSレジスタに転送する。そして、ス
テップA1に戻り、新たな中間アドレスを生成する。この
場合、第6図に示す如く、前回の中間アドレスで二分
された図中右側のエリアに対する中間アドレスが新たに
生成される。
このような動作は索引対象のキーと索引キーとが一致
するまで繰り返される結果、その一致が検出されない限
り、MDレジスタの値とMSレジスタあるいはMEレジスタの
値は徐々に接近してゆき、最終的に両者が等しくなる
と、ステップA2でそのことが検出されてステップA9に進
み、“索引データなし”のメッセージ出力が行われる。
しかして、ステップA5でAx=Anが検出されると、ステ
ップA8に進み、該当する索引キーに対応する索引データ
を索引テーブルメモリ13から読み出して出力部15から出
力させる。
[第2実施例] 次に、第7図〜第9図を参照して第2実施例を説明す
る。なお、本実施例は索引対象のキーとして数値と条件
を入力し、このキー及び条件に該当する索引データを索
引テーブルメモリ13から読み出して出力するものであ
る。
第7図は索引テーブルメモリ13の内容の具体例で、各
レコードは索引キー「15」、「20」、「40」、「50」、
「60」……順に詰め込まれている。
第8図は索引対象のキー「数値」と不等号条件によっ
て索引キーが検知される場合の具体例を示している。例
えば、第8図(a)は索引対象のキーが「50」、条件が
「<」、つまり「50」より大で「50」に最も近い索引キ
ーを検知すべきことを示し、これによって検知される索
引キーは「60」となる。
第9図は本実施例の索引動作を説明する為のフローチ
ャートである。なお、第9図中ステップB1〜B5、B9は第
5図のステップA1〜A5、A9に対応する同様のステップ
で、以下その説明は省略するものとする。
先ず、第8図(a)に示すように索引対象のキーが
「50」、条件が「<」の場合を例に挙げて説明する。こ
こで、第7図〜はこの場合における中間アドレスの
生成位置を示し、中間アドレスは〜の順に生成され
る。
先ず中間アドレスはの位置に生成されるので、この
場合、索引キーは「65」、したがってステップB5で「50
<65」が検出され、ステップB6-1に進み、条件の種類を
判別する。ここで、条件が「>」もしくは「≧」のとき
にはステップB6-4に進むが、「<」もしくは「≦」のと
きにはステップB6-2に進む。いま、条件は「<」である
あらステップB6-2に進み、索引キー「65」と索引キー退
避用のレジスタ(図示せず)に記憶されている記憶キー
との一致を検出する。最初、当該レジスタの内容はクリ
アされているので、ステップB6-3に進み、索引キー「6
5」を上記索引キー退避用レジスタに記憶させる。そし
て、ステップB6-4に進み、中間アドレスを最終アドレス
とする処理を行ったのち、ステップB1に戻る。
これによって、次に生成される中間アドレスはの位
置となる。この場合、索引キーは「40」、したがってス
テップB5で「50>40」が検出され、ステップB7-1に進
む。いま、条件は「<」であるからステップB7-4に進
み、中間アドレスを先頭アドレスとする処理を行ったの
ちステップB1に戻る。
次に、中間アドレスはの位置に生成され、また、索
引キーは「60」となる。したがって、ステップB5で「50
<60」が検出されるので、上述した中間アドレスがの
場合と同様にステップB6-1、B6-2、B6-3、B6-4が実行さ
れる。これによって記憶キーは「65」から「60」に変更
される。
次に、中間アドレスはの位置に生成される。この場
合、索引キーは「50」となり、索引対象のキーと一致す
るので、ステップB5でそのことが検出されてステップB8
-1に進み、条件の種類を判別する。いま、条件は「<」
であるから、ステップB8-2に進み、次のレコード、つま
り索引キー「60」のレコードをサーチする。そして、こ
の索引キー「60」に対応する索引データを出力させる
(ステップB8-4)。
即ち、第8図(a)に示すように索引対象のキーが
「50」で、条件が「<」の場合には、「50」より大で
「50」に最も近い索引キー「60」が検知されて当該キー
に対応する索引データが出力される。
また、第8図(b)に示すように索引対象のキーが
「50」、条件が「≦」の場合にも上述した第8図(a)
と略同様の処理が行われる。即ち、索引キーが索引対象
のキーと一致するまでは上述と同様であるが、その一致
が検出されると、ステップB8-1に進む。この場合、条件
が「≦」であるから索引キー「50」に対応する索引デー
タが出力される(ステップB8-4)。したがって、この場
合には「50」以上で「50」に最も近い索引キー「50」が
検知されて当該キーに対応する索引データが出力され
る。
次に、第8図(c)に示すように索引対象のキーが
「50」で条件が「>」の場合を説明する。
先ず、第8図(a)の場合と同様に中間アドレスが
のときには、ステップB6-1、B6-2、B6-3、B6-4が実行さ
れ、またのときにはステップB7-1に進む。この場合、
条件は「>」、したがってステップB7-2に進み、索引キ
ーと記憶キーとの一致を検出するが、この場合不一致が
検出されるので、索引キー「40」を上記索引キー退避用
レジスタに記憶させる(ステップB7-3)。そして、中間
アドレスを先頭アドレスとする処理(ステップB7-4)を
行ったのち、ステップB1に戻る。
これによって、中間アドレスはの位置となり、ま
た、索引キーは「60」となるので、第8図(a)の場合
と同様にステップB6-1、B6-2、B6-3、B6-4が実行され
る。
そして、中間アドレスがの位置となり、索引キーが
索引対象のキーと一致すると、ステップB8-1に進むが、
この場合、条件は「>」、したがって、ステップB8-3に
進み、前のレコード、つまり索引キー「40」のレコード
をサーチする。そして、この索引キー「40」に対応する
索引データを出力させる(ステップB8-4)。したがっ
て、この場合には「50」より小で「50」に最も近い索引
キー「40」が検知されて当該キーに対応する索引データ
が出力される。
また、第8図(d)に示すように索引対象のキーが
「50」で条件が「≧」の場合にも上述した第8図(c)
と略同様の処理が行われる。この場合、索引キーが索引
対象のキーと一致した際に、条件の違いにより、ステッ
プB8-1からステップB8-4に進む為、「50」以下で「50」
に最も近い索引キー「50」が検知されて当該キーに対応
する索引データが出力される。
このように第8図(a)〜(d)に示す如く、索引対
象のキーが全て同じ数値「50」であっても条件の違いに
よって検知される索引キーは夫々異なる。
なお、第8図(a)〜(d)に示す各例では、ステッ
プB6-2、B7-2で索引キーと記憶キーとが一致する場合は
存在しなかったが、索引キーが索引対象のキーと一致し
なくても記憶キーと一致すればステップB8-4に進み、そ
の索引キーに対応する索引データが出力される。
例えば、索引テーブルメモリ13の索引キー「50」が
「45」「60」が「50」、また第7図(a)に示す索引対
象のキーが「46」の場合を例に挙げて説明する。
先ず、中間アドレスが、、のときには第8図
(a)の場合と同様である。この場合、索引テーブルメ
モリ13内の索引キー「60」を「50」に代えたので、中間
アドレスがのときにこの索引キー「50」が記憶キーと
なる。
そして、次に中間アドレスはの位置に生成される
が、この場合、索引キーは「45」、したがって索引対象
のキー「46」とは一致せず、ステップB7-1からステップ
B7-4に進む。このため記憶キーは「50」のままである。
次に中間アドレスはとの間に生成される。この場
合、中間アドレスが索引キー「45」の前のレコード区切
りコードを越えていれば索引キーが「50」となるので、
ステップB6-1からステップB6-2へ進む。この場合、記憶
キーは「50」、したがって、ステップB6-2で索引キーと
の一致が検出される為、ステップB8-4に進み、索引キー
「50」に対応する索引データが出力される。即ち、索引
対象のキー「46」より大で「46」に最も近い索引キー
「50」が検知され、そのキーに対応する索引データが出
力される。
なお、この発明は上記各実施例に限定されず、種々変
形応用可能である。
例えば、索引対象の第1のキーと第2のキーの範囲内
の全て(条件)の索引データを出力するようにしてもよ
い。
また、索引テーブルメモリ13内の各レコードに対し
て、レコードの追加、削除、訂正を行う場合には、以下
の動作で索引テーブルメモリ13内の各レコードを書き込
まれる。
先ず、追加、削除、訂正のいずれかを行うレコードの
索引キーを基に第5図に示す索引動作フローにしたがっ
て索引する。
そして、索引されたレコードの削除、訂正のいずれか
を行う。追加の場合は直前のレコードを索引し、この後
に追加するレコードを挿入する。この場合、以下に続く
レコードを詰めて順に記憶する。なお、レコードの削
除、追加が行われると、アドレスメモリ14内の最終アド
レスが更新される。
[発明の効果] この発明は、連続したアドレス空間内において複数の
可変長レコードが特定のレコード区切りコードで区切ら
れて記憶されている場合にあって、そのレコード区切り
コードの記憶されアドレス位置のみを順次調べていくこ
とにより、各レコードのキー位置を高速に探し出すこと
ができるものであり、そしてその探し出したキー位置の
レコードの索引キーと索引対象キーとが一致する場合に
は、その索引対象キーとの大小関係を示す索引条件を満
足する可変長レコードを直ちに検索して出力することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の機能ブロック図、第2図〜第5図は
第1実施例を示し、第2図はレコード検索装置のブロッ
ク図、第3図、第4図は索引テーブルメモリ13のレコー
ド形態を説明する為の図、第5図は索引動作を示したフ
ローチャート、第6図は索引動作時に生成される中間ア
ドレスの位置を示した図、第7図〜第9図は第2実施例
を示し、第7図は索引テーブルメモリ13の内容の具体例
を示した図、第8図は索引対象のキー及び条件によって
索引キーが検知される場合の具体例を示した図、第9図
は索引動作を示したフローチャートである。 11……処理部、12……ファイルメモリ、13……索引テー
ブルメモリ、14……アドレスメモリ、15……出力部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−137936(JP,A) 特開 昭56−47869(JP,A) A.V.ヘイホ,J.E.ポップクロ フト,J.D.ウルマン著,大野義夫 訳,「データ構造とアルゴリズム」,株 式会社培風館,P327−329(昭62−3− 10)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】索引キーと索引データとからなる可変長の
    レコードを特定のレコード区切りコードで区分してなる
    レコード群を、連続したアドレス空間上において索引キ
    ー順に記憶する可変長レコード記憶手段と、 索引対象キーと、その索引対象キーとの大小関係を示す
    索引条件と、を任意に設定する設定手段と、 上記可変長レコード記憶手段での上記アドレス空間内に
    おいて、中間アドレスを生成するためのアドレス空間の
    絞込み範囲を特定する絞込み範囲特定手段と、 上記絞込み範囲のアドレス空間内における中間アドレス
    位置を特定し、その特定された中間アドレス位置から順
    にデータを読み出して、該中間アドレス位置以降の最初
    のレコード区切りコードを検出する検出手段と、 上記検出手段で検出されたレコード区切りコードに続く
    アドレス位置に記憶された索引キーを読み出し、その索
    引キーと上記索引対象キーとを照合する照合手段と、 上記照合手段にて上記索引キーと上記索引対象キーとが
    一致しないと判別された場合は、今回照合された索引キ
    ーが前回照合された索引キーと一致しないことを条件
    に、その照合手段における照合結果に応じて上記中間ア
    ドレスで二分されるアドレス空間の内で上記索引対象キ
    ーが含まれうるアドレス空間を上記絞込み範囲特定手段
    における新たな絞込み範囲として更新する更新手段と、 上記照合手段にて上記索引キーと上記索引対象キーとが
    一致すると判別された場合は、更にその索引対象キーと
    の大小関係を示す上記索引条件に従って、上記索引キー
    の可変長レコードにおける索引データ、あるいはその索
    引キーの可変長レコードよりも1つ前の位置にある可変
    長レコードの索引データ、あるいはその索引キーの可変
    長レコードよりも一つ後ろの位置にある可変長レコード
    の索引データを読み出し、その読み出された索引データ
    を上記設定の索引条件に合致する索引データとして出力
    する索引データ出力手段と、 を具備し、 上記可変長レコード記憶手段に対する検索開始時は、上
    記絞込み範囲特定手段は、索引対象となるそのアドレス
    空間の絞込み範囲として上記可変長レコード記憶手段内
    に記憶された全レコードが記憶されたアドレス空間を範
    囲として特定して、上記検出、上記照合を行ない、上記
    照合手段にて上記索引キーと上記索引対象キーとが一致
    しないと判別された際は、今回照合された索引キーが前
    回照合された索引キーと一致しないことを条件に、上記
    アドレス空間の絞込み範囲の上記更新手段による更新、
    その更新された新たなる絞込み範囲にての上記検出、上
    記照合を繰り返し行ない、 上記索引キーと上記索引対象キーとが一致しない場合
    で、且つ上記索引条件の大小関係が上記索引対象キーと
    索引キーとの大小関係に一致する場合において、今回照
    合された索引キーが前回照合された索引キーと一致する
    と判別された際は、上記索引データ出力手段は、その索
    引キーの可変長レコードによる索引データを読み出し、
    その読み出された索引データを上記設定の索引条件に合
    致する索引データとして出力するようにした、ことを特
    徴とする可変長レコード検索装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
A.V.ヘイホ,J.E.ポップクロフト,J.D.ウルマン著,大野義夫訳,「データ構造とアルゴリズム」,株式会社培風館,P327−329(昭62−3−10)

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