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JP2931893B2 - 眼鏡のバネ丁番 - Google Patents

眼鏡のバネ丁番

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JP2931893B2
JP2931893B2 JP5203996A JP5203996A JP2931893B2 JP 2931893 B2 JP2931893 B2 JP 2931893B2 JP 5203996 A JP5203996 A JP 5203996A JP 5203996 A JP5203996 A JP 5203996A JP 2931893 B2 JP2931893 B2 JP 2931893B2
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ear
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡のバネ丁番の
改良、さらに詳しくは、テンプルの弾性的な拡開操作を
頗るスムーズに行なうことができ、しかも、耳掛テンプ
ルの交換も安価に行い得る眼鏡フレーム用バネ丁番に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、眼鏡を着脱するときには
不可避的に耳掛テンプルの自由端側が外側へ無理に拡開
される傾向があり、それによって、当該テンプルの基端
部分に大きな力が加わって眼鏡フレームの故障・変形の
原因になり易い。従来、かかる弊害を除去しようとする
提案としては、フロント枠と耳掛テンプルとをヒンジ連
結する丁番の一方の丁番駒部品を、テンプル基端部に内
装したコイルバネにより弾性的に進退動可能に構成した
所謂「バネ丁番」が存在する。
【0003】しかし、この従来のバネ丁番は、上述した
如く丁番駒部品そのものを耳掛テンプルに対して弾性進
退動させるように構成されていたため、耳掛テンプルの
弾性拡開操作性が今一つスムーズでなかった。つまり、
従来のバネ丁番にあっては、耳掛テンプルを普通に拡開
した状態から更に外側へ弾性拡開する際に、耳掛テンプ
ルの回動運動の中心点が丁番駒部分からテンプル基端部
の合口部分へ移動してしまい、かかる回動中心点の移動
によってテンプル拡開操作のスムーズ性が損なわれてい
たのである。
【0004】更にまた、従来のバネ丁番は、耳掛テンプ
ルの方に、コイルバネ等のバネ付勢手段を内蔵していた
ため、例えば耳掛テンプルのつる部が変形したりして耳
掛テンプルを交換する必要が生じた場合には、バネ丁番
ごと耳掛テンプルを交換しなければならず、テンプル交
換コストが高くつくという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のバネ
丁番に上記の如き難点があったことに鑑みて為されたも
ので、耳掛テンプルの弾性拡開操作を頗るスムーズに行
うことができ、しかも、耳掛テンプルの交換作業も頗る
安価に行い得る眼鏡のバネ丁番を提供することを技術的
課題とする。
【0006】また、本発明の他の技術的課題は、上記課
題に加え、バネ弾性力を簡単に調節することができる眼
鏡のバネ丁番を提供することにある。
【0007】更にまた、本発明の他の技術的課題は、上
記課題に加え、低コストで製することのできる眼鏡のバ
ネ丁番を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の技術的
課題を解決するために、眼鏡フロント枠Fの左右両端部
のエンドピースEの持出側の端部に設けられた駒部品H
1 と耳掛テンプルTの基端部に設けられた相方駒部品H
2 とを丁番ネジSにより回動自在にヒンジ連結する眼鏡
丁番であって、当該エンドピースEの端部には開口縁部
に雌ねじ11を刻設した有底収容孔1が穿設されており、
この有底収容孔1内には圧縮状態のコイルバネ2と拡径
頭部31を備えたビス型スライダー3とが挿入されている
と共に、この有底収容孔1の雌ねじ11には筒外周面に雄
ねじ41を刻設した筒型ストッパー4が螺着されていて、
前記圧縮コイルバネ2のバネ弾性を利用することにより
筒型ストッパー4の筒孔よりビス型スライダー3の先端
部32を弾性進退動可能に突出せしめて、耳掛テンプルT
の拡開時にこのビス型スライダー3の先端部32を耳掛テ
ンプルTの基端部に弾性的に接触させて当該耳掛テンプ
ルTを折り畳み方向に付勢するという技術的手段を採用
した。
【0009】また、本発明は上記の技術的課題を解決す
るために、眼鏡フロント枠Fの左右両端部のエンドピー
スEの持出側の端部に設けられた駒部品H1 と耳掛テン
プルTの基端部に設けられた相方駒部品H2 とを丁番ネ
ジSにより回動自在にヒンジ連結する眼鏡丁番であっ
て、当該エンドピースEの端部には、一方の開口縁部に
雌ねじ51が刻設され他方の開口部52には孔中心に向けて
係止突起52aが形成された筒状収容ケース5が添設され
ており、この筒状収容ケース5内には、後端部に鍔部61
を周設した鍔付スライダー6と圧縮状態のコイルバネ7
とが挿入されていると共に、この筒状収容ケース5の雌
ねじ51には頭部外周面に雄ねじ81を刻設したビス型スト
ッパー8が螺着されていて、前記圧縮コイルバネ7のバ
ネ弾性を利用することにより前記筒状収容ケース5の係
止突起52aにて鍔部61を係止した状態で当該筒状収容ケ
ース5の開口部52より鍔付スライダー6の先端部62を弾
性進退動可能に突出せしめて、耳掛テンプルTの拡開時
にこの鍔付スライダー6の先端部62を耳掛テンプルTの
基端部に弾性的に接触させて当該耳掛テンプルTを折り
畳み方向に付勢するという技術的手段を採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す第
1〜第3実施形態に基づき詳しく説明する。尚、図1は
第1実施形態のバネ丁番を適用した眼鏡フレームを示す
概略平面図、図2〜図4は第1実施形態のバネ丁番の構
成とその動作を説明する部分拡大平面図、図5は第2実
施形態のバネ丁番を適用した眼鏡フレームを示す概略平
面図、図6は第2実施形態のバネ丁番の構成を説明する
部分拡大平面図、図7は第3実施形態のバネ丁番を適用
した眼鏡フレームを示す概略平面図、図8は第3実施形
態のバネ丁番の構成を説明する部分拡大平面図、図9は
第3実施形態のバネ丁番の実施変形例を説明する部分拡
大平面図である。
【0011】『第1実施形態』 図1中、符号Fで指示するものは、一対のリムR・Rが
ブリッジBにより左右対称に連結されて成る眼鏡フロン
ト枠であり、このフロント枠Fの左右両端にはそれぞれ
エンドピースE・Eがロウ付け接合されている。また、
図中の符号Nで指示するものは一対のリムR・Rの対向
内側部分にロウ付け接合された鼻当パッドであり、符号
Tで指示するものは耳掛テンプルである。
【0012】本実施形態のバネ丁番は、このエンドピー
スEの持出側の端部に設けた駒部品H1 と耳掛テンプル
Tの基端部に設けた相方駒部品H2 とを丁番ネジSにて
折り畳み自在にヒンジ連結する眼鏡丁番であり、エンド
ピースEに内装したコイルバネのバネ弾性を利用するこ
とによって、耳掛テンプルTを普通に開いた状態から更
に外側へ弾性的に拡開できるように構成したものである
(図1参照)。
【0013】即ち、図2〜図4に示すように、エンドピ
ースEの持出側の端部には、テンプル側に開口部を有す
る、エンドピース長手方向に沿った有底収容孔1が穿設
されており、この有底収容孔1の開口縁部には雌ねじ11
が刻設されている。そして、この有底収容孔1内には、
圧縮状態のコイルバネ2と拡径頭部31を備えたビス型ス
ライダー3とがテンプル側から挿入されていると共に、
この有底収容孔1の雌ねじ11には筒外周面に雄ねじ41を
刻設した筒型ストッパー4が螺着されている。なお、符
号42で指示するものは、この筒型ストッパー4の端部に
形成された、ドライバーによる螺合作業のためのすり割
りである。
【0014】この構成によって、ビス型スライダー3
は、その拡径頭部31で圧縮状態のコイルバネ2によりテ
ンプル側へ付勢される一方、この拡径頭部31が有底収容
孔1の開口縁部に螺着した筒型ストッパー4により係止
されることになり、この結果、ビス型スライダー3の先
端部32が筒型ストッパー4の筒孔より弾性進退動可能に
突出されるのである。
【0015】そして、図2〜図4に示すように、耳掛テ
ンプルTの拡開操作時には、このビス型スライダー3の
先端部32が耳掛テンプルTの基端部の合口面に弾性的に
接触することになり、ビス型スライダー3が耳掛テンプ
ルTを折り畳み方向へ付勢して耳掛テンプルTの弾性的
な拡開操作が可能になるのである。
【0016】図2〜図4に示すように、本実施形態のバ
ネ丁番にあっては、耳掛テンプルTを普通に開いた状態
(図2参照)から更に外側へ弾性拡開させた場合(図3
及び図4参照)にも、耳掛テンプルTの回動運動の中心
点は、丁番駒部品H1 ・H2に位置したままで、従来品
の如く耳掛テンプルTの合口部分に移動したりすること
がない。したがって、テンプル弾性拡開操作も従来品に
比してスムーズになり使い勝手の良い眼鏡フレームを提
供し得るのである。
【0017】また、本実施形態のバネ丁番は、テンプル
弾性拡開を実現するためのバネ付勢機構を全てエンドピ
ースE側に形成しており、耳掛テンプルTには何らの機
構も付設していない。したがって、例えば、つる部が変
形したりして耳掛テンプルを交換する必要が生じた場合
にも、通常の眼鏡フレームと同様、耳掛テンプルのみを
交換するだけで済み、テンプルの交換も安価に手軽に行
なうことができる。耳掛テンプル側にバネ機構が付設さ
れていた従来品のようにテンプル交換コストが高くつく
こともない。
【0018】なお、本実施形態のバネ丁番にあっては、
ビス型スライダー3の先端部32を、球面形状に形成して
ある。このことで、よりスムーズなテンプル弾性拡開を
行い得る。また、本実施形態では、筒型ストッパー4を
有底収容孔1の開口縁部に螺着することによりビス型ス
ライダー3の脱落を防いでいるので、この筒型ストッパ
ー4の螺入度合いを調節することによって、ビス型スラ
イダー3の突出量、及びコイルバネ2の圧縮状態を適宜
に調整することが可能である。従って、TPOに合わせ
て耳掛テンプルTの弾性拡開の角度範囲(本実施形態で
は約32°)や弾性拡開力等を変更することも手軽に行
い得るのである。
【0019】『第2実施形態』 図5及び図6に示す第2実施形態のバネ丁番は、エンド
ピースE端部の外側に筒状収容ケース5をロウ付けによ
り添設し、この筒状収容ケース5にコイルバネ等のバネ
付勢機構を内装させている点に特徴がある。
【0020】即ち、図6に示すように、エンドピースE
の持出側の端部に添設する筒状収容ケース5は円筒形状
を成しており、この筒状収容ケース5の一方の開口縁部
には雌ねじ51が刻設されている一方、他方のテンプル側
の開口部52には、円孔中心に向けて係止突起52aが形成
されている。そして、この筒状収容ケース5内には、後
端部に鍔部61を周設した鍔付スライダー6と圧縮状態の
コイルバネ7とがテンプル反対側から挿入されていると
共に、この筒状収容ケース5の雌ねじ51には、頭部外周
面に雄ねじ81を刻設したビス型ストッパー8が螺着され
ている。符号82で指示するものは、このビス型ストッパ
ー8の端部に形成された、ドライバーによる螺合作業の
ためのすり割りである。
【0021】この構成によって、鍔付スライダー6は、
圧縮状態のコイルバネ7によりテンプル側へ付勢される
一方、その鍔部61が筒状収容ケース5の開口部52に形成
した係止突起52aにより係止されることになり、この結
果、鍔付スライダー6の先端部62が筒状収容ケース5の
開口部52より弾性進退動可能に突出されるのである。
【0022】そして、耳掛テンプルTの拡開操作時に
は、この鍔付スライダー6の先端部62が耳掛テンプルT
の基端部の合口面に弾性的に接触することになり、鍔付
スライダー6が耳掛テンプルTを折り畳み方向へ付勢し
て耳掛テンプルTの弾性的な拡開操作が可能になるので
ある。
【0023】本実施形態のバネ丁番においても第1実施
形態と同様、耳掛テンプルTを普通に開いた状態(図5
中の実線参照)から更に外側へ弾性拡開させた場合(図
5中の二点鎖線参照)でも、耳掛テンプルTの回動運動
の中心点は、丁番駒部品H1・H2 に位置したままで、
従来品の如く耳掛テンプルTの合口部分に移動したりす
ることがない。したがって、テンプル弾性拡開操作が従
来品に比してよりスムーズになり使い勝手の良い眼鏡フ
レームを提供し得るのである。
【0024】また、本実施形態のバネ丁番は、テンプル
弾性拡開を実現するためのバネ付勢機構を全て筒状収容
ケース5に内装し、この筒状収容ケース5をエンドピー
スEに添設するようにしており、第1実施形態と同様、
耳掛テンプルTには何らの機構も付設していない。従っ
て、頗る低コストに製造することが可能であると共に例
えばつる部が変形したりして耳掛テンプルを交換する必
要が生じた場合にも、通常の眼鏡フレームと同様、耳掛
テンプルのみを交換するだけで済み、テンプルの交換も
安価に手軽に行なうことができる。しかも、筒状収容ケ
ース5の採用によりエンドピースEの肥大化を避けるこ
とができるので、眼鏡フロント枠Fの見栄えのバランス
を損なうこともなく、左右両眼の間隔に比して顔幅が大
きい人にも的確に適合する眼鏡フレームを提供し得るの
である。
【0025】なお、本実施形態のバネ丁番にあっては、
鍔付スライダー6の先端部61を、球面形状に形成してあ
る。このことで、よりスムーズなテンプル弾性拡開が行
い得る。また、本実施形態では、ビス型ストッパー8を
筒状収容ケース5の雌ねじ51に螺着することにより鍔付
スライダー6の脱落を防いでいるので、このビス型スト
ッパー8の螺入度合いを調節することによって、鍔付ス
ライダー3の突出量、及びコイルバネ7の圧縮状態を適
宜に調整することが可能である。したがって、TPOに
応じて耳掛テンプルTの弾性拡開の角度範囲や弾性拡開
力等を変更することも手軽に行い得るのである。
【0026】『第3実施形態』 図7及び図8に示す、本実施形態のバネ丁番は、上述し
た第2実施形態の筒状収容ケース5をエンドピースEの
持出側の端部に直交状態に突設した点に特徴があり、他
の構成は第2実施形態と同様である。
【0027】本実施形態では、図8に示す如く、エンド
ピースEの持出端部に嵌入孔E0 を開設し、この嵌入孔
0 に直交状態に筒状収容ケース5を嵌合し其処にロウ
付けすることにより当該筒状収容ケース5を眼鏡フロン
ト枠Fと略平行する方向へ突設している。筒状収容ケー
ス5内に弾性進退動自在に内装した鍔付スライダー6の
先端部62を、耳掛テンプルTの基端部の側面に弾性的に
接触させるようにしているのである。このことによっ
て、耳掛テンプルTの拡開操作時に、鍔付スライダー6
が耳掛テンプルTを折り畳み方向へ付勢して耳掛テンプ
ルTの弾性的な拡開操作が可能になるのである。
【0028】なお、図9に示す実施変形例のごとく、耳
掛テンプルTの基端部に円柱形状の接触端子T1 を設
け、この接触端子T1 に鍔付スライダー6の先端部62を
弾性的に接触させるようにしても勿論良い。こうすれ
ば、耳掛テンプルTの弾性拡開をよりスムーズに行なわ
しめることができる。
【0029】
【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとお
り、本発明に係るバネ丁番にあっては、耳掛テンプルを
普通に開いた状態から更に外側へ弾性拡開させた場合に
も、耳掛テンプルの回動運動の中心点が移動することが
ないので、丁番駒部品そのものを弾性進退動可能に構成
した従来のバネ丁番に比してテンプル弾性拡開操作がス
ムーズになり使い勝手の良い眼鏡フレームを提供するこ
とができる。
【0030】また、テンプル弾性拡開を実現するための
バネ付勢機構を全てエンドピース側に構成しており、耳
掛テンプル側には何らの機構も付設していないので、例
えばつる部が変形したりして耳掛テンプルを交換する必
要が生じた場合にも、耳掛テンプルのみを交換するだけ
で済み、耳掛テンプル側にバネ機構を付設していた従来
品の如くテンプル交換コストが高くなることもない。
【0031】更にまた、コイルバネのバネ弾性により耳
掛テンプルを付勢するスライダーの脱落を防ぐためのス
トッパーをエンドピース部品等に螺着するようにした場
合には、このストッパーの螺入度合いを調節することに
よって、耳掛テンプルTの弾性拡開の角度範囲や弾性拡
開力等を変更することが可能となり、TPOに応じて耳
掛テンプルの弾性拡開を適宜に調節することも手軽に行
い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のバネ丁番を適用した眼鏡フレー
ムを示す概略平面図である。
【図2】第1実施形態のバネ丁番の構成とその動作を説
明する部分拡大平面図である。
【図3】第1実施形態のバネ丁番の構成とその動作を説
明する部分拡大平面図である。
【図4】第1実施形態のバネ丁番の構成とその動作を説
明する部分拡大平面図である。
【図5】第2実施形態のバネ丁番を適用した眼鏡フレー
ムを示す概略平面図である。
【図6】第2実施形態のバネ丁番の構成を説明する部分
拡大平面図である。
【図7】第3実施形態のバネ丁番を適用した眼鏡フレー
ムを示す概略平面図である。
【図8】第3実施形態のバネ丁番の構成を説明する部分
拡大平面図である。
【図9】第3実施形態のバネ丁番の実施変形例を示す部
分拡大平面図である。
【符号の説明】
F 眼鏡フロント枠 E エンドピース H1 駒部品 H2 相方駒部品 S 丁番ネジ 1 有底収容孔 11 雌ねじ 2 コイルバネ 3 ビス型スライダー 31 拡径頭部 32 先端部 4 筒型ストッパー 41 雄ねじ 5 筒状収容ケース 51 雌ねじ 52 開口部 52a 係止突起 6 鍔付スライダー 61 鍔部 62 先端部 7 コイルバネ 8 ビス型スライダー 81 雄ねじ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡フロント枠Fの左右両端部のエンド
    ピースEの持出側の端部に設けられた駒部品H1 と耳掛
    テンプルTの基端部に設けられた相方駒部品H2 とを丁
    番ネジSにより回動自在にヒンジ連結する眼鏡丁番であ
    って、 当該エンドピースEの端部には開口縁部に雌ねじ11を刻
    設した有底収容孔1が穿設されており、この有底収容孔
    1内には圧縮状態のコイルバネ2と拡径頭部31を備えた
    ビス型スライダー3とが挿入されていると共に、この有
    底収容孔1の雌ねじ11には筒外周面に雄ねじ41を刻設し
    た筒型ストッパー4が螺着されていて、前記圧縮コイル
    バネ2のバネ弾性を利用することにより筒型ストッパー
    4の筒孔よりビス型スライダー3の先端部32を弾性進退
    動可能に突出せしめて、耳掛テンプルTの拡開時にこの
    ビス型スライダー3の先端部32を耳掛テンプルTの基端
    部に弾性的に接触させて当該耳掛テンプルTを折り畳み
    方向に付勢するようにしたことを特徴とする眼鏡のバネ
    丁番。
  2. 【請求項2】 眼鏡フロント枠Fの左右両端部のエンド
    ピースEの持出側の端部に設けられた駒部品H1 と耳掛
    テンプルTの基端部に設けられた相方駒部品H2 とを丁
    番ネジSにより回動自在にヒンジ連結する眼鏡丁番であ
    って、 当該エンドピースEの端部には、一方の開口縁部に雌ね
    じ51が刻設され他方の開口部52には孔中心に向けて係止
    突起52aが形成された筒状収容ケース5が添設されてお
    り、この筒状収容ケース5内には、後端部に鍔部61を周
    設した鍔付スライダー6と圧縮状態のコイルバネ7とが
    挿入されていると共に、この筒状収容ケース5の雌ねじ
    51には頭部外周面に雄ねじ81を刻設したビス型ストッパ
    ー8が螺着されていて、前記圧縮コイルバネ7のバネ弾
    性を利用することにより前記筒状収容ケース5の係止突
    起52aにて鍔部61を係止した状態で当該筒状収容ケース
    5の開口部52より鍔付スライダー6の先端部62を弾性進
    退動可能に突出せしめて、耳掛テンプルTの拡開時にこ
    の鍔付スライダー6の先端部62を耳掛テンプルTの基端
    部に弾性的に接触させて当該耳掛テンプルTを折り畳み
    方向に付勢するようにしたことを特徴とする眼鏡のバネ
    丁番。
  3. 【請求項3】 筒状収容ケース5がエンドピースEの持
    出側の端部に眼鏡フロント枠Fと略平行する方向へ突設
    されており、耳掛テンプルTの拡開時に当該鍔付スライ
    ダー6の先端部62を耳掛テンプルTの基端部の側面に弾
    性的に接触させて当該耳掛テンプルTを折り畳み方向に
    付勢するようにしたことを特徴とする請求項2記載の眼
    鏡のバネ丁番。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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