JP2914183B2 - 既存耐震壁の増厚補強方法 - Google Patents
既存耐震壁の増厚補強方法Info
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- JP2914183B2 JP2914183B2 JP18328494A JP18328494A JP2914183B2 JP 2914183 B2 JP2914183 B2 JP 2914183B2 JP 18328494 A JP18328494 A JP 18328494A JP 18328494 A JP18328494 A JP 18328494A JP 2914183 B2 JP2914183 B2 JP 2914183B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は既設の鉄筋コンクリート
造建造物の改修工事に伴う既存耐震壁の増厚補強方法に
関するものである。
造建造物の改修工事に伴う既存耐震壁の増厚補強方法に
関するものである。
【0002】
【従来技術】鉄筋コンクリート造建造物の改修工事に伴
って、既設建造物の耐震壁の一部を撤去する場合があ
る。撤去したままでは建造物の耐震性能が劣化するた
め、撤去する耐震壁の耐震力に見合うだけの耐震力を別
の場所に増強する必要がある。この増強する方法として
は(1)既存耐震壁の壁厚を増加する方法(2)耐震壁
の無い場所に新たに耐震壁を構築する方法の二つの方法
がある。
って、既設建造物の耐震壁の一部を撤去する場合があ
る。撤去したままでは建造物の耐震性能が劣化するた
め、撤去する耐震壁の耐震力に見合うだけの耐震力を別
の場所に増強する必要がある。この増強する方法として
は(1)既存耐震壁の壁厚を増加する方法(2)耐震壁
の無い場所に新たに耐震壁を構築する方法の二つの方法
がある。
【0003】前者の方法においては、通常次のように施
工される。(図2参照)(1)既存耐震壁の周囲の既存
の柱、梁、床に鉄筋付き後施工アンカーを打ち込んで鉄
筋を突出させ、この鉄筋に鉄筋を結束して縦横に配筋す
る。(2)配筋した鉄筋の外側に頂部が拡大した型枠を
建て込み、頂部からコンクリートを打設する。(3)コ
ンクリート硬化後、型枠を外し、型枠頂部の余分のコン
クリートをはつり取る。
工される。(図2参照)(1)既存耐震壁の周囲の既存
の柱、梁、床に鉄筋付き後施工アンカーを打ち込んで鉄
筋を突出させ、この鉄筋に鉄筋を結束して縦横に配筋す
る。(2)配筋した鉄筋の外側に頂部が拡大した型枠を
建て込み、頂部からコンクリートを打設する。(3)コ
ンクリート硬化後、型枠を外し、型枠頂部の余分のコン
クリートをはつり取る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の既存耐震壁の壁
厚を増加する方法では、(1)型枠の建て込み、撤去、
(2)型枠頂部からのコンクリートの打設のため足場の
確保、(3)コンクリート打設時に床に流れ出る余剰水
の処理、(4)型枠頂部の余分のコンクリートのはつり
取り、などの多くの作業を必要とする。また、コンクリ
ートのはつり取りの作業の際に騒音が発生するなどの問
題点が指摘されている。
厚を増加する方法では、(1)型枠の建て込み、撤去、
(2)型枠頂部からのコンクリートの打設のため足場の
確保、(3)コンクリート打設時に床に流れ出る余剰水
の処理、(4)型枠頂部の余分のコンクリートのはつり
取り、などの多くの作業を必要とする。また、コンクリ
ートのはつり取りの作業の際に騒音が発生するなどの問
題点が指摘されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の既存耐震
壁の壁厚を増加する方法に関する上記の問題点に着目し
てなされたもので、(1)型枠の建て込み、撤去、
(2)床に流れ出る余剰水の処理、(3)余分のコンク
リートのはつり取り、などの作業を殆どなくし、作業用
の足場も簡便なもので済ますことができ、従来法の問題
点を一挙に解決した既存耐震壁の増厚補強方法を提供す
るものである。
壁の壁厚を増加する方法に関する上記の問題点に着目し
てなされたもので、(1)型枠の建て込み、撤去、
(2)床に流れ出る余剰水の処理、(3)余分のコンク
リートのはつり取り、などの作業を殆どなくし、作業用
の足場も簡便なもので済ますことができ、従来法の問題
点を一挙に解決した既存耐震壁の増厚補強方法を提供す
るものである。
【0006】すなわち、本発明は、(A)既存耐震壁の
周囲の柱、梁、床に複数の鉄筋付き後施工アンカーを打
ち込み、鉄筋を既存耐震壁表面に平行に突出させるとと
もに、既存耐震壁に複数のスペーサー付き後施工アンカ
ーを打ち込み、スペーサーを既存耐震壁表面より垂直に
突出させておく操作、(B)1枚の溶接金網を突出して
いるスペーサーに固定して、溶接金網を既存耐震壁表面
に平行に鉛直方向に配筋した後、溶接金網およびスペー
サー下部を埋設するように、溶接金網の前方からモルタ
ルを吹き付けて打設する操作、(C)スペーサー頂部が
ほぼ完全に隠れるまでの(B)の操作の1回以上の繰り
返し、よりなる既存耐震壁の増厚補強方法である。本発
明の要点は、増厚部の壁をモルタルの吹き付けで造成す
る点であり、このモルタルの吹き付けの施工に伴って、
従来のコンクリート打設による方法の際に使用する鉄筋
に比して小径の鋼棒から構成される溶接金網を補強筋と
して使用すると共に、1枚の溶接金網の配筋毎にモルタ
ルの吹き付けを行う点である。
周囲の柱、梁、床に複数の鉄筋付き後施工アンカーを打
ち込み、鉄筋を既存耐震壁表面に平行に突出させるとと
もに、既存耐震壁に複数のスペーサー付き後施工アンカ
ーを打ち込み、スペーサーを既存耐震壁表面より垂直に
突出させておく操作、(B)1枚の溶接金網を突出して
いるスペーサーに固定して、溶接金網を既存耐震壁表面
に平行に鉛直方向に配筋した後、溶接金網およびスペー
サー下部を埋設するように、溶接金網の前方からモルタ
ルを吹き付けて打設する操作、(C)スペーサー頂部が
ほぼ完全に隠れるまでの(B)の操作の1回以上の繰り
返し、よりなる既存耐震壁の増厚補強方法である。本発
明の要点は、増厚部の壁をモルタルの吹き付けで造成す
る点であり、このモルタルの吹き付けの施工に伴って、
従来のコンクリート打設による方法の際に使用する鉄筋
に比して小径の鋼棒から構成される溶接金網を補強筋と
して使用すると共に、1枚の溶接金網の配筋毎にモルタ
ルの吹き付けを行う点である。
【0007】本発明においては、壁の増厚に応じて2〜
4枚程度の溶接金網が使用されるが増厚は通常150〜
200mm程度であり、一度のモルタルの吹き付け厚さ、
モルタルの吹き付けに適する溶接金網の目の粗さ、溶接
金網を構成する鋼棒の径などを勘案して通常は2〜3枚
の溶接金網を数十mm間隔で平行に配筋する。
4枚程度の溶接金網が使用されるが増厚は通常150〜
200mm程度であり、一度のモルタルの吹き付け厚さ、
モルタルの吹き付けに適する溶接金網の目の粗さ、溶接
金網を構成する鋼棒の径などを勘案して通常は2〜3枚
の溶接金網を数十mm間隔で平行に配筋する。
【0008】複数枚の溶接金網を配筋する場合、複数枚
の溶接金網を配筋した状態で一度にモルタルを吹き付け
打設することも考えられるが、一度のモルタルの吹き付
け厚さには限度があり、また、溶接金網によりモルタル
の吹き付けが難しくなるので、その厚さを余り厚くする
ことは好ましくなく、配筋−モルタルの吹き付け、を何
回か繰り返して施工することが必要である。
の溶接金網を配筋した状態で一度にモルタルを吹き付け
打設することも考えられるが、一度のモルタルの吹き付
け厚さには限度があり、また、溶接金網によりモルタル
の吹き付けが難しくなるので、その厚さを余り厚くする
ことは好ましくなく、配筋−モルタルの吹き付け、を何
回か繰り返して施工することが必要である。
【0009】本発明での(A)、(B)の各操作は時間
的に(A)、(B)の順序で施工することが必須である
という意味ではない。例えば、1枚目の溶接金網にスペ
ーサー付き後施工アンカーを固定する作業を現場以外の
場所で行って、製造された複合部材を現場に運んで建て
込み、スペーサー付き後施工アンカーを既存耐震壁に打
ち込み、鉄筋付き後施工アンカーの打ち込みとモルタル
の吹き付けを行い、その後、モルタルの両表面より突出
しているスペーサーに2枚目の溶接金網を現場で配筋す
る、という工法は本発明工法の一例である。当然のこと
ながら、品質が確保され、現場での施工の障害とならな
い範囲で使用部材の複合化を進めておくことが好まし
い。
的に(A)、(B)の順序で施工することが必須である
という意味ではない。例えば、1枚目の溶接金網にスペ
ーサー付き後施工アンカーを固定する作業を現場以外の
場所で行って、製造された複合部材を現場に運んで建て
込み、スペーサー付き後施工アンカーを既存耐震壁に打
ち込み、鉄筋付き後施工アンカーの打ち込みとモルタル
の吹き付けを行い、その後、モルタルの両表面より突出
しているスペーサーに2枚目の溶接金網を現場で配筋す
る、という工法は本発明工法の一例である。当然のこと
ながら、品質が確保され、現場での施工の障害とならな
い範囲で使用部材の複合化を進めておくことが好まし
い。
【0010】本発明で形成される壁の増厚部はコンクリ
ートの打設により形成される増厚部に匹敵する品質が十
分確保されるが、モルタルに補強繊維を混入しておけば
コンクリート以上の高品質の壁を造成することは容易で
ある。
ートの打設により形成される増厚部に匹敵する品質が十
分確保されるが、モルタルに補強繊維を混入しておけば
コンクリート以上の高品質の壁を造成することは容易で
ある。
【0011】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例を説
明する。
明する。
【0012】図1は本発明方法の一実施例を示すもので
(a)は縦断面図であり、(b)は(a)の一部拡大図
であり、(c)は(b)のA−A断面図である。(な
お、簡明にするため、吹き付けたモルタルの図示は省略
してある。)この実施例では二枚の溶接金網を使用し、
配筋−モルタルの吹き付け、を2回繰り返した。以下の
説明では一枚目の溶接金網を「内側の溶接金網」と表現
し、二枚目の溶接金網を「外側の溶接金網」と表現す
る。
(a)は縦断面図であり、(b)は(a)の一部拡大図
であり、(c)は(b)のA−A断面図である。(な
お、簡明にするため、吹き付けたモルタルの図示は省略
してある。)この実施例では二枚の溶接金網を使用し、
配筋−モルタルの吹き付け、を2回繰り返した。以下の
説明では一枚目の溶接金網を「内側の溶接金網」と表現
し、二枚目の溶接金網を「外側の溶接金網」と表現す
る。
【0013】以下施工手順を説明する。
【0014】(1)既存耐震壁1の補強面を目荒らしす
るか、後施工アンカーを打ち込むかして補強するモルタ
ルとの付着性を良好にしておく。
るか、後施工アンカーを打ち込むかして補強するモルタ
ルとの付着性を良好にしておく。
【0015】(2)既存耐震壁1の周囲の柱、梁2、床
3に適宜の間隔で鉄筋付き後施工アンカー(鉄筋付き後
施工アンカーというのは、通常の後施工アンカーに比較
して鉄筋4が相当長く突出しているという意味であ
る。)を多数本打ち込み、鉄筋4を既存耐震壁表面に平
行に突出させておく。
3に適宜の間隔で鉄筋付き後施工アンカー(鉄筋付き後
施工アンカーというのは、通常の後施工アンカーに比較
して鉄筋4が相当長く突出しているという意味であ
る。)を多数本打ち込み、鉄筋4を既存耐震壁表面に平
行に突出させておく。
【0016】(3)既存耐震壁1に適宜の間隔でスペー
サー付き後施工アンカー(スペーサー付き後施工アンカ
ーというのは、アンカーの鋼材がスペーサー7の役目を
果たす程度に突出しているという意味である。)を多数
本打ち込み、スペーサー7を既存耐震壁表面より垂直に
突出させておく。スペーサー7の先端はそのままでもよ
いが、施工後の発錆を防止するため、先端にプラスチッ
ク製キャップ14を被せておくのが好ましい。
サー付き後施工アンカー(スペーサー付き後施工アンカ
ーというのは、アンカーの鋼材がスペーサー7の役目を
果たす程度に突出しているという意味である。)を多数
本打ち込み、スペーサー7を既存耐震壁表面より垂直に
突出させておく。スペーサー7の先端はそのままでもよ
いが、施工後の発錆を防止するため、先端にプラスチッ
ク製キャップ14を被せておくのが好ましい。
【0017】(4)内側の溶接金網5を突出しているス
ペーサー7に結束または溶接して固定する。なお、スペ
ーサー7と内側の溶接金網5とは予め結束しておいてス
ペーサー7をコンクリート固定端8を介して既存耐震壁
1に打ち込んでもよい。内側の溶接金網5は既存耐震壁
1の表面と所定の間隔を保って鉛直に配筋される。
ペーサー7に結束または溶接して固定する。なお、スペ
ーサー7と内側の溶接金網5とは予め結束しておいてス
ペーサー7をコンクリート固定端8を介して既存耐震壁
1に打ち込んでもよい。内側の溶接金網5は既存耐震壁
1の表面と所定の間隔を保って鉛直に配筋される。
【0018】(5)内側の溶接金網5の表面からモルタ
ルを吹き付ける。時々吹き付けを中断してモルタルを押
さえ、内側の溶接金網5が完全に埋設され、スペーサー
7の露出長さが所定の長さになるまでモルタルを吹き付
ける。十分にモルタルを押さえる。
ルを吹き付ける。時々吹き付けを中断してモルタルを押
さえ、内側の溶接金網5が完全に埋設され、スペーサー
7の露出長さが所定の長さになるまでモルタルを吹き付
ける。十分にモルタルを押さえる。
【0019】(6)押さえられたモルタルの表面に外側
の溶接金網6をあてがい、外側の溶接金網6を突出して
いるスペーサー7に結束または溶接して固定し、外側の
溶接金網6と内側の溶接金網5との間隔が所定の値にな
るよう鉛直に配筋する。
の溶接金網6をあてがい、外側の溶接金網6を突出して
いるスペーサー7に結束または溶接して固定し、外側の
溶接金網6と内側の溶接金網5との間隔が所定の値にな
るよう鉛直に配筋する。
【0020】(7)外側の溶接金網6の表面からモルタ
ルを吹き付ける。時々吹き付けを中断してモルタルを押
さえながら外側の溶接金網6が完全に埋設され、スペー
サー7の先端のキャップ14がほぼ完全に隠れるまでモ
ルタルを吹き付ける。モルタルを押さえて所定のモルタ
ル表面13にまで十分モルタルが吹き付けられたことを
確認して、施工を終了する。
ルを吹き付ける。時々吹き付けを中断してモルタルを押
さえながら外側の溶接金網6が完全に埋設され、スペー
サー7の先端のキャップ14がほぼ完全に隠れるまでモ
ルタルを吹き付ける。モルタルを押さえて所定のモルタ
ル表面13にまで十分モルタルが吹き付けられたことを
確認して、施工を終了する。
【0021】
【発明の効果】(1)型枠の建て込み、撤去(2)床に
流れ出る余剰水の処理(3)余分のコンクリートのはつ
り取りなどの作業は殆どなくなり、作業用の足場も人間
専用の簡便なもので済ますことができるようになるの
で、作業量が大幅に低下するだけでなく、はつり取りに
伴う騒音を完全に排除することができる。
流れ出る余剰水の処理(3)余分のコンクリートのはつ
り取りなどの作業は殆どなくなり、作業用の足場も人間
専用の簡便なもので済ますことができるようになるの
で、作業量が大幅に低下するだけでなく、はつり取りに
伴う騒音を完全に排除することができる。
【図1】本発明方法の一実施例を示すもので(a)は縦
断面図であり、(b)は(a)の一部拡大図であり、
(c)は(b)のA−A断面図である。(なお、簡明に
するため、吹き付けたモルタルの図示は省略してあ
る。)
断面図であり、(b)は(a)の一部拡大図であり、
(c)は(b)のA−A断面図である。(なお、簡明に
するため、吹き付けたモルタルの図示は省略してあ
る。)
【図2】従来法の例を示すもので(a)縦断面図、
(b)は横断面図である。
(b)は横断面図である。
1…既存耐震壁、2…既存梁、3…既存床、4…鉄筋、
5…内側の溶接金網、6…外側の溶接金網、7…スペー
サー、8…後施工アンカー、9…鉄筋、10…型枠、1
1…型枠頂部、12…既存柱、13…施工終了時のモル
タル表面、14…プラスチック製キャップ。
5…内側の溶接金網、6…外側の溶接金網、7…スペー
サー、8…後施工アンカー、9…鉄筋、10…型枠、1
1…型枠頂部、12…既存柱、13…施工終了時のモル
タル表面、14…プラスチック製キャップ。
Claims (1)
- 【請求項1】(A)既存耐震壁の周囲の柱、梁、床に複
数の鉄筋付き後施工アンカーを打ち込み、鉄筋を既存耐
震壁表面に平行に突出させるとともに、既存耐震壁に複
数のスペーサー付き後施工アンカーを打ち込み、スペー
サーを既存耐震壁表面より垂直に突出させておく操作、
(B)1枚の溶接金網を突出しているスペーサーに固定
して、溶接金網を既存耐震壁表面に平行に鉛直方向に配
筋した後、溶接金網およびスペーサー下部を埋設するよ
うに、溶接金網の前方からモルタルを吹き付けて打設す
る操作、(C)スペーサー頂部がほぼ完全に隠れるまで
の(B)の操作の1回以上の繰り返し、よりなる既存耐
震壁の増厚補強方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18328494A JP2914183B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 既存耐震壁の増厚補強方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18328494A JP2914183B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 既存耐震壁の増厚補強方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0849329A JPH0849329A (ja) | 1996-02-20 |
JP2914183B2 true JP2914183B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=16132964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18328494A Expired - Fee Related JP2914183B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 既存耐震壁の増厚補強方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2914183B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT201600099915A1 (it) * | 2016-10-05 | 2018-04-05 | Enzo Morelli | Formazione di cavita', in maniera non invasiva e con prerinforzi, mediante l'utilizzo di attrezzature specifiche, all'interno dei pilastri degli edifici esistenti in cemento armato per l'allocazione di armature centrali in acciaio o altro idoneo materale all'incrocio travi-pilastri, cioe' ai nodi strutturali, che rendono detti edifici piu' resistenti ai terremoti |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008144452A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Yahagi Construction Co Ltd | 既設建築物の耐震補強構造 |
JP5182929B2 (ja) * | 2008-05-21 | 2013-04-17 | 大成建設株式会社 | 既設コンクリート構造物の補強方法 |
JP5604330B2 (ja) * | 2011-02-25 | 2014-10-08 | 鹿島建設株式会社 | 吹き付けによる壁の構築方法 |
KR102146653B1 (ko) * | 2020-04-14 | 2020-08-21 | 김혜원 | 요철홈을 이용한 벽체의 보강 방법 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60168716U (ja) * | 1984-04-18 | 1985-11-08 | 日本ドライブイツト株式会社 | 壁の増厚構造 |
JP2672431B2 (ja) * | 1992-03-09 | 1997-11-05 | 株式会社竹中工務店 | 鉄筋コンクリート構造部材の補強方法 |
-
1994
- 1994-08-04 JP JP18328494A patent/JP2914183B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT201600099915A1 (it) * | 2016-10-05 | 2018-04-05 | Enzo Morelli | Formazione di cavita', in maniera non invasiva e con prerinforzi, mediante l'utilizzo di attrezzature specifiche, all'interno dei pilastri degli edifici esistenti in cemento armato per l'allocazione di armature centrali in acciaio o altro idoneo materale all'incrocio travi-pilastri, cioe' ai nodi strutturali, che rendono detti edifici piu' resistenti ai terremoti |
WO2018065911A1 (en) * | 2016-10-05 | 2018-04-12 | Morelli Enzo | Process for the antiseismic reinforcement and consolidation of existing structures in reinforced concrete |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0849329A (ja) | 1996-02-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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