JP2910085B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
- Publication number
- JP2910085B2 JP2910085B2 JP1236432A JP23643289A JP2910085B2 JP 2910085 B2 JP2910085 B2 JP 2910085B2 JP 1236432 A JP1236432 A JP 1236432A JP 23643289 A JP23643289 A JP 23643289A JP 2910085 B2 JP2910085 B2 JP 2910085B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- read
- facsimile
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- memory circuit
- television
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ファクシミリ装置に関し、特にテレビジョ
ン受像機にファクシミリ受信画像を表示するファクシミ
リ装置に関する。
ン受像機にファクシミリ受信画像を表示するファクシミ
リ装置に関する。
従来のファクシミリ装置は、回線から受信の画像情報
を蓄積し、蓄積した情報をプリンタによって記録紙に印
字出力する。
を蓄積し、蓄積した情報をプリンタによって記録紙に印
字出力する。
上述した従来のファクシミリは、受信したデータを紙
に記録印字していたので、ファクシミリの普及がすすむ
につれて、使用者が必要としない情報が第三者から送ら
れ、受信記録紙を無駄に消費するという問題が起きつつ
ある。
に記録印字していたので、ファクシミリの普及がすすむ
につれて、使用者が必要としない情報が第三者から送ら
れ、受信記録紙を無駄に消費するという問題が起きつつ
ある。
かかる問題を解決するために受信したデータをいった
んメモリに蓄積しておき、これをまずテレビジョン画面
上に表示させた後、必要な場合だけ記録印字できると良
いと考えられる。
んメモリに蓄積しておき、これをまずテレビジョン画面
上に表示させた後、必要な場合だけ記録印字できると良
いと考えられる。
しかしながら、テレビジョンの解像度（画素数）はフ
ァクシミリのそれに比べて大きく劣るために、ファクシ
ミリの受信データをそのままテレビジョンに表示しても
簡単な絵図ならともかく通常の文書では、ほとんど解読
不能となる。特殊な用途で、受信データをパーソナルコ
ンピュータ等の高解像度のディスプレイ装置に表示する
ものはなかにはあったが、家庭用テレビジョン受像機に
表示できないという欠点がある。
ァクシミリのそれに比べて大きく劣るために、ファクシ
ミリの受信データをそのままテレビジョンに表示しても
簡単な絵図ならともかく通常の文書では、ほとんど解読
不能となる。特殊な用途で、受信データをパーソナルコ
ンピュータ等の高解像度のディスプレイ装置に表示する
ものはなかにはあったが、家庭用テレビジョン受像機に
表示できないという欠点がある。
本発明のファクシミリ装置は、回線から受信した符号
化されたファクシミリ信号を複数ページ分蓄積するメモ
リ回路と、このメモリ回路から読みだし復号化したファ
クシミリ信号を１画面分蓄積するフレームメモリ回路
と、水平及び垂直方向共に読み出し開始アドレスを操作
入力によって任意に可変でき、読み出し開始アドレスか
ら読み出し終了アドレスまでの距離をテレビジョン画面
の解像度に水平及び垂直共に適合させる前記フレームメ
モリ回路の水平用及び垂直用リードアドレスカウンタ
と、前記フレームメモリ回路から読みだした白黒２値の
ファクシミリ信号をテレビジョン用のビデオ信号に変換
する変換回路とを有している。
化されたファクシミリ信号を複数ページ分蓄積するメモ
リ回路と、このメモリ回路から読みだし復号化したファ
クシミリ信号を１画面分蓄積するフレームメモリ回路
と、水平及び垂直方向共に読み出し開始アドレスを操作
入力によって任意に可変でき、読み出し開始アドレスか
ら読み出し終了アドレスまでの距離をテレビジョン画面
の解像度に水平及び垂直共に適合させる前記フレームメ
モリ回路の水平用及び垂直用リードアドレスカウンタ
と、前記フレームメモリ回路から読みだした白黒２値の
ファクシミリ信号をテレビジョン用のビデオ信号に変換
する変換回路とを有している。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は、本発明のファクシミリ装置のブロック図で
ある。
ある。
本実施例では、ファクシミリ装置１に家庭用のテレビ
ジョン受像機10を接続している。回線から受信したファ
クシミリ信号は、網制御回路（NCU）２を通り、モデム
３でベースバンド信号に復調後、メモリ４に蓄積され
る。メモリ４は、通常の使用に対し、十分なページ数の
受信文書を蓄積することができる容量を有している。蓄
積された受信文書は、使用者の操作入力により、メモリ
４から取り出され、デコーダ５によってMHもしくはMRに
符号化されているファクシミリ信号を復号化した後、フ
レームメモリ６に格納される。フレームメモリ６には１
ページずつの文書が格納される。フレームメモリ６に格
納されたデータはテレビジョンのフレーム周期で繰り返
し読みだされ、信号変換部９を介してテレビジョン受像
機10の画面に表示され続ける。
ジョン受像機10を接続している。回線から受信したファ
クシミリ信号は、網制御回路（NCU）２を通り、モデム
３でベースバンド信号に復調後、メモリ４に蓄積され
る。メモリ４は、通常の使用に対し、十分なページ数の
受信文書を蓄積することができる容量を有している。蓄
積された受信文書は、使用者の操作入力により、メモリ
４から取り出され、デコーダ５によってMHもしくはMRに
符号化されているファクシミリ信号を復号化した後、フ
レームメモリ６に格納される。フレームメモリ６には１
ページずつの文書が格納される。フレームメモリ６に格
納されたデータはテレビジョンのフレーム周期で繰り返
し読みだされ、信号変換部９を介してテレビジョン受像
機10の画面に表示され続ける。
フレームメモリ６から読みだされるデータの範囲は次
のようにして決定されるので、第２図を参照しながら説
明する。フレームメモリ６上に格納されているファクシ
ミリの受信画面（ここでは、A4サイズ１ページ分）と垂
直アドレス読み出しカウンタ７（Ｖ−RAC:Vertical Rea
d Address Counter）、水平アドレス読み出しカウンタ
８（Ｈ−RAC:Horizontal Read Address Counter）とそ
れぞれの読み出し開始アドレス、読み出し終了アドレ
ス、およびこれらのアドレスと実際に読みだされてテレ
ビジョンの画面に表示される範囲との関係を示した図で
ある。
のようにして決定されるので、第２図を参照しながら説
明する。フレームメモリ６上に格納されているファクシ
ミリの受信画面（ここでは、A4サイズ１ページ分）と垂
直アドレス読み出しカウンタ７（Ｖ−RAC:Vertical Rea
d Address Counter）、水平アドレス読み出しカウンタ
８（Ｈ−RAC:Horizontal Read Address Counter）とそ
れぞれの読み出し開始アドレス、読み出し終了アドレ
ス、およびこれらのアドレスと実際に読みだされてテレ
ビジョンの画面に表示される範囲との関係を示した図で
ある。
テレビジョンの画面の縦横比は、3:4であるから、テ
レビジョンには、縦225画素×横300画素で表示する。NT
SC方式のテレビジョンでは、通常有効画面内の水平走査
数の数は450本程度であるので、インタレース走査は行
わない。あるいはインタレース走査は行ってもよいが、
この場合にはフレームメモリ上の同一の水平走査線をイ
ンタレース走査時にもう一度表示する。
レビジョンには、縦225画素×横300画素で表示する。NT
SC方式のテレビジョンでは、通常有効画面内の水平走査
数の数は450本程度であるので、インタレース走査は行
わない。あるいはインタレース走査は行ってもよいが、
この場合にはフレームメモリ上の同一の水平走査線をイ
ンタレース走査時にもう一度表示する。
ファクシミリのA4サイズ１ページの画素数は、ファイ
ンモード（主走査線密度８本/mm×副走査線密度7.7本/m
m）で、縦2286×横1680となる。先に述べたテレビジョ
ンの解像度でこれを表示すると、ファクシミリの１ペー
ジを60画面に分割することになり、これでは、分割数が
大きすぎて操作性に難があると思われる。そこで、フレ
ームメモリに格納する画素数は、主走査線密度４本/mm
×副走査線密度3.85本/mmで、縦1143×横840とする。こ
れなら分割数は、15ですみ、かつ実用的な解像度を維持
できる。
ンモード（主走査線密度８本/mm×副走査線密度7.7本/m
m）で、縦2286×横1680となる。先に述べたテレビジョ
ンの解像度でこれを表示すると、ファクシミリの１ペー
ジを60画面に分割することになり、これでは、分割数が
大きすぎて操作性に難があると思われる。そこで、フレ
ームメモリに格納する画素数は、主走査線密度４本/mm
×副走査線密度3.85本/mmで、縦1143×横840とする。こ
れなら分割数は、15ですみ、かつ実用的な解像度を維持
できる。
さて、開始アドレスとから終了アドレスまでの距離
は、垂直方向では225、水平方向では、300に決められて
いる。そして、垂直アドレス読み出しカウンタ７およ
び、水平アドレス読み出しカウンタ８の、それぞれの読
み出し開始アドレスから読み出し終了アドレスまでの間
に囲まれた部分がテレビジョン画面上に一時に表示され
る範囲になる。
は、垂直方向では225、水平方向では、300に決められて
いる。そして、垂直アドレス読み出しカウンタ７およ
び、水平アドレス読み出しカウンタ８の、それぞれの読
み出し開始アドレスから読み出し終了アドレスまでの間
に囲まれた部分がテレビジョン画面上に一時に表示され
る範囲になる。
読み出し開始アドレスは、図示されていない操作盤の
ジョイスィック状のスイッチから入力される情報を基に
指定される。例えば、ジョイスティックが上方に押され
ていると、垂直用リードアドレスカウンタの読み出し開
始アドレスは、押されている間中、１アドレスずつアド
レス０方向へ移動する。右下方へ押されていれば、垂直
用リードアドレスカウンタの読み出し開始アドレスは、
押されている間中、１アドレスずつアドレス０の反対方
向へ移動し、同時に水平用リードアドレスカウンタの読
み出し開始アドレスは、押されている間中、１アドレス
ずつアドレス０の方向へ移動する。終了アドレスは、自
動的に開始アドレスとの距離を一定に保ちながら移動す
る。これらの動きに伴って、テレビジョン画面に表示さ
れる領域は、覗き眼鏡で覗くように滑らかに連続的に移
動する。なお、一旦テレビジョンに表示させないで、直
接記録紙に記録印字させることは、図示されていないが
操作盤からの指示により自由に行える。
ジョイスィック状のスイッチから入力される情報を基に
指定される。例えば、ジョイスティックが上方に押され
ていると、垂直用リードアドレスカウンタの読み出し開
始アドレスは、押されている間中、１アドレスずつアド
レス０方向へ移動する。右下方へ押されていれば、垂直
用リードアドレスカウンタの読み出し開始アドレスは、
押されている間中、１アドレスずつアドレス０の反対方
向へ移動し、同時に水平用リードアドレスカウンタの読
み出し開始アドレスは、押されている間中、１アドレス
ずつアドレス０の方向へ移動する。終了アドレスは、自
動的に開始アドレスとの距離を一定に保ちながら移動す
る。これらの動きに伴って、テレビジョン画面に表示さ
れる領域は、覗き眼鏡で覗くように滑らかに連続的に移
動する。なお、一旦テレビジョンに表示させないで、直
接記録紙に記録印字させることは、図示されていないが
操作盤からの指示により自由に行える。
以上説明したように本発明は、ファクシミリ受信画を
いったん記憶し読み出しのとき実用的な解像度でテレビ
ジョン画面上に表示させることにより、必要な受信文書
だけを記録紙に記録印字できるので記録紙を節約ができ
るという効果がある。
いったん記憶し読み出しのとき実用的な解像度でテレビ
ジョン画面上に表示させることにより、必要な受信文書
だけを記録紙に記録印字できるので記録紙を節約ができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は本実
施例の動作説明のための図である。 １……ファクシミリ装置、２……網制御回路（NCU）、
３……モデム、４……メモリ、５……デコーダ、６……
フレームメモリ、７……垂直リードアドレスカウンタ
（Ｖ−RAC）、８……水平リードアドレスカウンタ（Ｈ
−RAC）、９……信号変換部、10……テレビジョン受像
機。
施例の動作説明のための図である。 １……ファクシミリ装置、２……網制御回路（NCU）、
３……モデム、４……メモリ、５……デコーダ、６……
フレームメモリ、７……垂直リードアドレスカウンタ
（Ｖ−RAC）、８……水平リードアドレスカウンタ（Ｈ
−RAC）、９……信号変換部、10……テレビジョン受像
機。
Claims (1)
- 【請求項１】回線から受信した符号化されたファクシミ
リ信号を複数ページ分蓄積するメモリ回路と、このメモ
リ回路から読みだし復号化したファクシミリ信号を１画
面分蓄積するフレームメモリ回路と、水平及び垂直方向
共に読み出し開始アドレスを操作入力によって任意に可
変でき、前記読み出し開始アドレスから読み出し終了ア
ドレスまでの距離をテレビジョン画面の解像度に水平及
び垂直共に適合させる前記フレームメモリ回路の水平用
及び垂直用リードアドレスカウンタと、前記フレームメ
モリ回路から読みだした白黒２値のファクシミリ信号を
テレビジョン用のビデオ信号に変換する変換回路とを有
することを特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1236432A JP2910085B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1236432A JP2910085B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0398373A JPH0398373A (ja) | 1991-04-23 |
| JP2910085B2 true JP2910085B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=17000668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1236432A Expired - Lifetime JP2910085B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2910085B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4719334B2 (ja) * | 2000-04-10 | 2011-07-06 | イーグル工業株式会社 | シール装置 |
| JP4939581B2 (ja) * | 2009-09-07 | 2012-05-30 | 三菱重工業株式会社 | ピストンリング |
-
1989
- 1989-09-11 JP JP1236432A patent/JP2910085B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0398373A (ja) | 1991-04-23 |
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