JP2905679B2 - ディスク再生装置 - Google Patents
ディスク再生装置Info
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Description
スク(CD)やミニディスク(MD)と呼ばれるディス
クのように、TOC(Table Of Content)情報を有する
ディスクの再生を行うディスク再生装置に関するもので
ある。
再生開始に先立って、ディスクを回転駆動し該ディスク
に格納されているTOC情報(曲数、各曲の開始時間や
その所要時間、全曲の所要時間等)を読み取る初期動作
を実行するように構成されものであり、その一例を図4
に従って説明する。
シ1上に位置するターンテーブル、3はシャーシ1の下
方にあってターンテーブル2を回転駆動するスピンドル
モータ、4はシャーシ1に平行に配設した一対のガイド
軸、5はガイド軸4にスライド自在に設けられ、該スラ
イド動作により後述のディスクの径方向に移動する光学
ピックアップであり、光学ピックアップは従来周知のよ
うに半導体レーザ、対物レンズ、該対物レンズのアクチ
ェータ、受光素子及びその他光学部品等を具備する。6
は光学ピックアップ5に減速機構を介して駆動力を伝達
することにより光学ピックアップ5を移動させるスライ
ドモータ、7,8はターンテーブル2上に載置した8c
m・12cmの各CDの輪郭、9は光学ピックアップ5
が内周位置に移動されたことを検出する内周位置検出ス
イッチを示す。
電源を投入すると、図5に示すフローチャートに従って
初期動作を実行する。即ち、電源を投入すると、まずス
ライドモータ6を駆動し、光学ピックアップ5をディス
クの外周側から内周方向に向かって内周位置検出スイッ
チ9がONするまで高速で移動させ、該内周位置検出ス
イッチ9のONに応答し、半導体レーザを点灯させると
共にフォーカシングサーボ回路及びタイマーの動作を開
始することにより合焦点が得られるか否かを判定する。
点が得られなかった場合には「ディスク無し」の判定を
行い、合焦点が得られた場合には、次に所定時間内にデ
ィスクからの情報が得られるか否かの判定を行う。判定
の結果、ディスクからの情報が得られない場合には「デ
ィスク無し(ディスクが正常な状態になく、例えば裏返
しになっている等)」と判定し、情報が得られた場合に
は「ディスク有り(ディスクが正常な状態にセットされ
ている)」であることを認識し、ディスクのリードイン
エリアのTOC情報を読み取り、メモリに格納する。T
OC情報の読み取り完了後において、例えば所望の曲番
をキー入力すれば、その曲番とTOC情報とに基づいて
曲のトラックNo.を求め、このトラックNo.を基に
光学ピックアップ5により曲の頭出しを行い、曲の再生
を行う。
スク再生装置においては、電源投入に伴う初期動作をよ
り短時間で済ませるために、内周位置検出スイッチを設
けて光学ピックアップ3を最内周位置まで高速で一気に
移動させるように構成しているが、ディスクにおけるT
OC情報のエリアの幅が約2mmと狭いために内周位置
検出スイッチの取付位置に高精度が要求され、その上ス
イッチや配線材の信頼性と合わせて問題発生の要因とな
るものであり、又当該検出スイッチの取付け、これに伴
う配線等がメカニズム組立作業をより煩雑化させるとの
問題をも招くものであった。
検出スイッチを廃止し、電源投入に伴う初期動作を実用
上問題のない速度で実行し得るディスク再生装置を提供
するものである。
決を目的としてなされたもので、径の異なる複数のディ
スクの再生が可能であって、且つ再生開始に先立ってデ
ィスクを回転駆動し、このディスクに格納されているT
OC情報を光学ピックアップにより読み取る初期動作を
実行するディスク再生装置において、上記光学ピックア
ップから得られる情報に基づいてディスクの有無を検出
するディスク検出手段と、上記光学ピックアップから得
られる位置情報に基づいて該光学ピックアップをディス
ク上の所定位置まで移動させるサーチ手段と、初期動作
の開始時において所定時間の計時を開始すると共に、そ
の所定時間の計時中において上記ディスク検出手段によ
りディスクが検出されない時、上記光学ピックアップを
ディスクの外周側より内周方向に所定量移動させた後に
再度ディスク検出手段により検出動作を行わせ、又、そ
の所定時間の計時中において上記ディスク検出手段によ
りディスクを検出した時、上記サーチ手段により上記光
学ピックアップをディスク上のTOC情報の先頭位置ま
で移動させて該TOC情報を読み取らせ、更に、その所
定時間が経過しても上記ディスク検出手段によりディス
クが検出されない時、ディスク無しと判定する初期動作
制御手段とを具備する一方、上記初期動作制御手段が、
上記所定時間を上記光学ピックアップが大径ディスクの
最外周部位から小径ディスクの輪郭内に移動し得る時間
に設定したものである。
と、ディスク検出手段が光学ピックアップを移動させる
ことなくその位置でフォーカシング動作を実行させて合
焦点を得てその光学ピックアップからの情報に基づいて
ディスクが正常な状態にあるかを確認すると共に、初期
動作制御手段が所定時間の計時を開始し、その所定時間
の計時中においてディスク検出手段によりディスクが検
出されない時、光学ピックアップをディスクの外周側よ
り内周方向に所定量移動させた後に再度ディスク検出手
段により検出動作を行わせ、所定時間が経過しても上記
ディスク検出手段によりディスクが検出されない時にデ
ィスク無しと判定する一方、その所定時間の計時中にお
いてディスク検出手段によりディスクを検出した時、サ
ーチ手段により光学ピックアップをディスク上のTOC
情報の先頭位置まで移動させて該TOC情報を読み取ら
せる。
ら移動する分、従来に比較して初期動作に要する時間は
長くなるが、実際の使用にあたって殆ど問題のない程度
で済み、従来必要とした内周位置検出スイッチを廃止す
ることができる。
間を光学ピックアップが大径ディスクの最外周部位から
小径ディスクの輪郭内に移動し得る時間に設定すること
により、小径ディスクがセットされ、光学ピックアップ
が小径ディスクの外周より外側にある状態で初期動作が
開始された場合でも、位置検出スイッチ等を用いること
なく、初期動作を確実に実行することができる。
について詳細に説明する。図1は本発明の実施例におけ
るディスク再生装置のメカニズムを示す平面図であり、
この図1は図4と比較して、内周位置検出スイッチの有
無の点で相違するだけで、その他の点についてはすべて
同じであるため、ここでの説明は省略する。
ブロック図であり、10はスピンドルモータ3を駆動す
るためのドライバー回路、11はスライドモータ6を駆
動するためのドライバー回路、12は光学ピックアップ
5のアクチェータを駆動するためのドライバー回路、1
3は光学ピックアップ5から得られる情報に基づいて上
記各ドライバー回路10〜12を制御するサーボ回路、
14は光学ピックアップ5により読み出した音楽情報等
の信号を処理する信号処理回路、15は上記各部を制御
する主制御部を示す。而して、上記主制御部15はサー
ボ回路13等とともに本発明におけるディスク検出手
段、サーチ手段及び初期動作制御手段等を構成する。
て、電源投入に伴い図3に示すフローチャートに従って
初期動作を実行する。今、電源を投入すると、主制御部
15は光学ピックアップ5の半導体レーザを点灯させた
後、サーボ回路13を経て光学ピックアップ5のフォー
カシング動作を開始させ、続いてタイマーに所定時間を
設定してタイマー動作を開始させる。この時のフォーカ
シング動作は、対物レンズをアクチェータにより上方に
持ち上げながら合焦点が得られるか否かを見るものであ
り、ターンテーブル2上にディスクがセットされ、光学
ピックアップ5が対向する位置にあれば、合焦点が得ら
れる。
り合焦点が得られないときには、主制御部15はサーボ
回路13を経てスライドモータ6を駆動し、光学ピック
アップ5をガイド軸4に沿って内周方向に移動させなが
ら合焦点が得られるか否かを見る。上記タイマーに設定
する所定時間は、光学ピックアップ5が最外周部位(即
ち、12cmCDの輪郭8近傍位置)から8cmCDの
輪郭7内に移動し得る時間に設定されており、従って、
仮にターンテーブル2上に8cmCDがセットされ、光
学ピックアップ5が最外周部位に位置している状態にあ
っても、タイムオーバーするまでには合焦点が得られ
る。而して、合焦点が得られないままタイムオーバーし
た場合には、「ディスク無し」の判定を行う。
は再度タイマーに時間を設定し、その時間内に光学ピッ
クアップ5からディスク情報(ディスクの絶対番地等)
が得られるか否かの判定を行い、タイマーの設定時間内
にディスク情報が得られない場合には、ディスクが裏返
し等により正常な状態にないと見て、「ディスク無し」
の判定を行う。一方、ディスク情報が得られた場合に
は、TOC情報の読み取りが完了したか否かの判定を行
い、読み取りが完了していない場合には光学ピックアッ
プ5によりディスクからの位置情報を得ながら絶対番地
「0:00」をサーチし、その位置から数本のトラック
ジャンプを行い、リードインエリアに戻して改めてTO
C情報の読み取りを行う。
は、従来のような内周位置検出スイッチを廃止しても初
期動作を実行することができ、しかもターンテーブル上
にセットされたディスクの大きさ、例えば8cmCDや
12cmCDに関係なく初期動作を確実に実行すること
ができる。
置検出スイッチ等を用いることなく初期動作を実行して
TOC情報の読み取りを確実に行うことでき、しかも位置
精度に高い精度が要求される内周位置検出スイッチやこ
れに伴う配線等も廃止でき、メカニズム組立作業の簡素
化を図れると共に、スイッチや配線の信頼性に起因する
問題発生の虞も解消され、その上、電源投入に伴う初期
動作に要する時間は従来に比較して長くなるものの実用
上何ら問題とならない程度で済み、非常に優れたディス
ク再生装置を提供することができる。
さに関係なく初期動作を確実に実行してTOC情報の読
み取りを行うことができると共に、その初期動作を確実
にするのに際して位置検出スイッチ等を不要とすること
ができる。
カニズムを示す平面図
示す平面図
Claims (1)
- 【請求項1】 径の異なる複数のディスクの再生が可能
であって、且つ再生開始に先立ってディスクを回転駆動
し、このディスクに格納されているTOC情報を光学ピ
ックアップにより読み取る初期動作を実行するディスク
再生装置において、 上記光学ピックアップから得られる情報に基づいてディ
スクの有無を検出するディスク検出手段と、 上記光学ピックアップから得られる位置情報に基づいて
該光学ピックアップをディスク上の所定位置まで移動さ
せるサーチ手段と、初期動作の開始時において所定時間の計時を開始すると
共に、その所定時間の計時中において上記ディスク検出
手段によりディスクが検出されない時、上記光学ピック
アップをディスクの外周側より内周方向に所定量移動さ
せた後に再度ディスク検出手段により検出動作を行わ
せ、又、その所定時間の計時中において 上記ディスク検
出手段によりディスクを検出した時、上記サーチ手段に
より上記光学ピックアップをディスク上のTOC情報の
先頭位置まで移動させて該TOC情報を読み取らせ、更
に、その所定時間が経過しても上記ディスク検出手段に
よりディスクが検出されない時、ディスク無しと判定す
る初期動作制御手段とを具備する一方、 上記初期動作制御手段は、上記所定時間を上記光学ピッ
クアップが大径ディスクの最外周部位から小径ディスク
の輪郭内に移動し得る時間に設定 したことを特徴とする
ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32013393A JP2905679B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32013393A JP2905679B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | ディスク再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07176057A JPH07176057A (ja) | 1995-07-14 |
JP2905679B2 true JP2905679B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=18118078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32013393A Expired - Fee Related JP2905679B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2905679B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100510524B1 (ko) * | 2003-04-04 | 2005-08-26 | 삼성전자주식회사 | 트랙 정보를 이용하여 광픽업의 최내주 이동을 제어하는광 디스크 시스템 및 이에 대한 제어방법 |
JP2011198454A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-10-06 | J&K Car Electronics Corp | ディスク判別装置、方法及びプログラム |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP32013393A patent/JP2905679B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH07176057A (ja) | 1995-07-14 |
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