JP2988458B2 - 光学ディスク記録再生装置 - Google Patents
光学ディスク記録再生装置Info
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Description
【０００１】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【０００２】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 発明の効果
【０００３】
【発明の属する技術分野】本発明はデイスク記録再生装
置に関し、例えば光磁気デイスク装置に適用して好適な
ものである。
置に関し、例えば光磁気デイスク装置に適用して好適な
ものである。
【０００４】
【従来の技術】従来、この種の光磁気デイスク装置にお
いては、光磁気デイスクに光ビームを照射し、局所的に
温度を変化させると共に記録情報に応じた変調磁界を印
加することにより、所望のデータを記録するようになさ
れている。
いては、光磁気デイスクに光ビームを照射し、局所的に
温度を変化させると共に記録情報に応じた変調磁界を印
加することにより、所望のデータを記録するようになさ
れている。
【０００５】これに対して再生時においては、光ビーム
の光量を小さく切り換えて、その反射光ビームをフオト
デイテクタで検出することにより、その検出結果に基づ
いて記録されたデータを再生するようになされている。
の光量を小さく切り換えて、その反射光ビームをフオト
デイテクタで検出することにより、その検出結果に基づ
いて記録されたデータを再生するようになされている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の光磁
気デイスク装置において、データの転送速度を速くする
ことができれば、使い勝手を一段と向上し得、便利であ
ると考えられる。
気デイスク装置において、データの転送速度を速くする
ことができれば、使い勝手を一段と向上し得、便利であ
ると考えられる。
【０００７】すなわちデータ転送速度を高速化するため
には記録時においては、光磁気デイスクの回転速度を高
くすると同時にその分変調磁界の切り換え速度を高速化
し、光ビームの光量を増加させればよい。
には記録時においては、光磁気デイスクの回転速度を高
くすると同時にその分変調磁界の切り換え速度を高速化
し、光ビームの光量を増加させればよい。
【０００８】これに対して再生時においては、記録時と
同様に光磁気デイスクの回転速度を高くし、フオトデイ
テクタから出力される再生信号の信号処理速度を高速化
すればよい。
同様に光磁気デイスクの回転速度を高くし、フオトデイ
テクタから出力される再生信号の信号処理速度を高速化
すればよい。
【０００９】ところが変調磁界の切り換え速度を速くす
ると、当該変調磁界を形成する磁気ヘツドが発熱した
り、磁気ヘツド駆動回路の消費電力が増加したりする。
ると、当該変調磁界を形成する磁気ヘツドが発熱した
り、磁気ヘツド駆動回路の消費電力が増加したりする。
【００１０】さらに記録時半導体レーザから射出される
光ビームにおいては、光量を増加させることが困難な問
題があり、実際上データ転送速度を従来以上に速くする
ことが困難な問題がある。
光ビームにおいては、光量を増加させることが困難な問
題があり、実際上データ転送速度を従来以上に速くする
ことが困難な問題がある。
【００１１】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、データ再生モード時のデータ転送速度を切り換え制
御して使い勝手を向上し得るデイスク記録再生装置を提
案しようとするものである。
で、データ再生モード時のデータ転送速度を切り換え制
御して使い勝手を向上し得るデイスク記録再生装置を提
案しようとするものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、デイスク状光学記録媒体２に対し
て光ビームＬＡ１を照射してデータの記録及び再生を行
う光学ヘツド６と、データ記録モードにおいてデイスク
状光学記録媒体２に第１のデータ転送速度によりデータ
を記録し、データ再生モードにおいてデイスク状光学記
録媒体２から第１のデータ転送速度と、この第１のデー
タ転送速度より速い第２のデータ転送速度とに切り換え
てデータを再生する制御手段４、５とを具え、データ記
録モード時には第１の転送速度でデイスク状光学記録媒
体２に対してデータを記録し、音声信号データを再生す
るデータ再生モード時には、データ転送速度をデータ記
録モードにおけるデータ転送速度と同一の第１のデータ
転送速度とし、音声信号データとは異なるデータを再生
するデータ再生モード時には、データ転送速度を高速度
化した第２のデータ転送速度に選択的に切り換え可能に
構成した。
め本発明においては、デイスク状光学記録媒体２に対し
て光ビームＬＡ１を照射してデータの記録及び再生を行
う光学ヘツド６と、データ記録モードにおいてデイスク
状光学記録媒体２に第１のデータ転送速度によりデータ
を記録し、データ再生モードにおいてデイスク状光学記
録媒体２から第１のデータ転送速度と、この第１のデー
タ転送速度より速い第２のデータ転送速度とに切り換え
てデータを再生する制御手段４、５とを具え、データ記
録モード時には第１の転送速度でデイスク状光学記録媒
体２に対してデータを記録し、音声信号データを再生す
るデータ再生モード時には、データ転送速度をデータ記
録モードにおけるデータ転送速度と同一の第１のデータ
転送速度とし、音声信号データとは異なるデータを再生
するデータ再生モード時には、データ転送速度を高速度
化した第２のデータ転送速度に選択的に切り換え可能に
構成した。
【００１３】データ再生モードにおいて、データ記録モ
ード時のデータ転送速度と同一の第１のデータ転送速度
と、第１の転送速度より速い第２のデータ転送速度とを
選択的に切り換えることにより、データ再生モード時に
第１のデータ転送速度より高速度化した第２のデータ転
送速度で再生データを出力できると共に、リアルタイム
性が要求される音声信号データを再生する場合にはデー
タ記録モード時と同じ第１のデータ転送速度で再生デー
タを出力できる。
ード時のデータ転送速度と同一の第１のデータ転送速度
と、第１の転送速度より速い第２のデータ転送速度とを
選択的に切り換えることにより、データ再生モード時に
第１のデータ転送速度より高速度化した第２のデータ転
送速度で再生データを出力できると共に、リアルタイム
性が要求される音声信号データを再生する場合にはデー
タ記録モード時と同じ第１のデータ転送速度で再生デー
タを出力できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
施例を詳述する。
【００１５】図１において、１は全体として光磁気デイ
スク装置を示し、例えばポリカーボネイト、ガラス等で
なる透明保護基盤に垂直磁化膜が被着されるようになさ
れた光磁気デイスク２が、スピンドルモータ３に駆動さ
れて回転するようになされている。
スク装置を示し、例えばポリカーボネイト、ガラス等で
なる透明保護基盤に垂直磁化膜が被着されるようになさ
れた光磁気デイスク２が、スピンドルモータ３に駆動さ
れて回転するようになされている。
【００１６】これに対して制御回路４は、当該光磁気デ
イスク装置１の電源が投入されると、データ再生モード
に入るのに対し、当該光磁気デイスク装置１の操作パネ
ル上に設けられた記録操作子及びオーデイオ再生操作子
（図示せず）がオン操作されると、それぞれデータ記録
モード及びオーデイオ信号再生モードに切り換わる。
イスク装置１の電源が投入されると、データ再生モード
に入るのに対し、当該光磁気デイスク装置１の操作パネ
ル上に設けられた記録操作子及びオーデイオ再生操作子
（図示せず）がオン操作されると、それぞれデータ記録
モード及びオーデイオ信号再生モードに切り換わる。
【００１７】さらに制御回路４は、各動作モードにおい
て、基準クロツク信号発生回路５及び光ピツクアツプ６
に制御信号を出力し、これにより当該光磁気デイスク装
置１の動作モードを切り換えるようになされている。
て、基準クロツク信号発生回路５及び光ピツクアツプ６
に制御信号を出力し、これにより当該光磁気デイスク装
置１の動作モードを切り換えるようになされている。
【００１８】すなわち基準クロツク信号発生回路５は、
基準クロツク信号ＳCKを出力するようになされた発振回
路で構成され、制御回路４から出力される制御信号に基
づいて、当該基準クロツク信号ＳCKの周波数を切り換え
るようになされている。
基準クロツク信号ＳCKを出力するようになされた発振回
路で構成され、制御回路４から出力される制御信号に基
づいて、当該基準クロツク信号ＳCKの周波数を切り換え
るようになされている。
【００１９】すなわち図２に示すようにデータ再生モー
ドにおいては、周波数ｆ1 の基準クロツク信号ＳCKを出
力するのに対し、データ記録モード及びオーデイオ信号
再生モードにおいては、当該基準クロツク信号ＳCKを周
波数ｆ2 に切り換え、このとき周波数ｆ1 及びｆ2 間
に、次式
ドにおいては、周波数ｆ1 の基準クロツク信号ＳCKを出
力するのに対し、データ記録モード及びオーデイオ信号
再生モードにおいては、当該基準クロツク信号ＳCKを周
波数ｆ2 に切り換え、このとき周波数ｆ1 及びｆ2 間
に、次式
【００２０】
【数１】
【００２１】の関係が成り立つようになされている。
【００２２】これに対して光ピツクアツプ６は、データ
再生モード及びオーデイオ信号再生モードにおいては、
光ビームＬＡ１を連続的に照射すると共にその反射光ビ
ームを検出し、その検出結果をデコーダ回路７に出力す
るようになされている。
再生モード及びオーデイオ信号再生モードにおいては、
光ビームＬＡ１を連続的に照射すると共にその反射光ビ
ームを検出し、その検出結果をデコーダ回路７に出力す
るようになされている。
【００２３】これによりデコーダ回路７においては、光
磁気デイスク上に記録されたフレーム同期信号を検出す
ることができる。
磁気デイスク上に記録されたフレーム同期信号を検出す
ることができる。
【００２４】デコーダ回路７は、光ピツクアツプ６の出
力信号を再生すると共に基準クロツク信号ＳCKを基準に
して再生フレームの同期信号を作成し、当該再生フレー
ムの同期信号をフレーム同期信号と共にスピンドルモー
タ制御回路８に出力する。
力信号を再生すると共に基準クロツク信号ＳCKを基準に
して再生フレームの同期信号を作成し、当該再生フレー
ムの同期信号をフレーム同期信号と共にスピンドルモー
タ制御回路８に出力する。
【００２５】従つてスピンドルモータ制御回路８におい
ては、再生フレームの同期信号及びフレーム同期信号に
基づいて、基準クロツク信号ＳCKの周波数ｆ1 又はｆ2
を基準にして光磁気デイスク２の回転速度を検出するこ
とができる。
ては、再生フレームの同期信号及びフレーム同期信号に
基づいて、基準クロツク信号ＳCKの周波数ｆ1 又はｆ2
を基準にして光磁気デイスク２の回転速度を検出するこ
とができる。
【００２６】スピンドルモータ制御回路８は、当該再生
フレームの同期信号及びフレーム同期信号を位相比較
し、その比較結果でスピンドルモータ３を回転制御する
ことにより、光磁気デイスク２を基準クロツク信号ＳCK
の周波数ｆ1 又はｆ2 で決まる線速度で回転駆動するよ
うになされている。
フレームの同期信号及びフレーム同期信号を位相比較
し、その比較結果でスピンドルモータ３を回転制御する
ことにより、光磁気デイスク２を基準クロツク信号ＳCK
の周波数ｆ1 又はｆ2 で決まる線速度で回転駆動するよ
うになされている。
【００２７】これによりデコーダ回路７を介して、デー
タ再生モードにおいては、周波数ｆ1 の基準クロツク信
号ＳCKを基準にした再生データＤPBを得ることができる
のに対し、オーデイオ信号再生モードにおいては、周波
数ｆ2 の基準クロツク信号ＳCKを基準にした再生データ
ＤPBを得ることができる。
タ再生モードにおいては、周波数ｆ1 の基準クロツク信
号ＳCKを基準にした再生データＤPBを得ることができる
のに対し、オーデイオ信号再生モードにおいては、周波
数ｆ2 の基準クロツク信号ＳCKを基準にした再生データ
ＤPBを得ることができる。
【００２８】この実施例においては、オーデイオ信号再
生モードにおいて、再生データＤPBのデータ転送速度が
通常のコンパクトデイスクプレイヤのデータ転送速度
（すなわち約 150〔ＫＢ／sec 〕でなる）になるように
周波数ｆ2 が選定され、これにより再生データＤPBを基
準クロツク信号ＳCKで動作する信号処理回路（図示せ
ず）に出力して、光磁気デイスク上に記録されたオーデ
イオ信号を再生し得るようになされている。
生モードにおいて、再生データＤPBのデータ転送速度が
通常のコンパクトデイスクプレイヤのデータ転送速度
（すなわち約 150〔ＫＢ／sec 〕でなる）になるように
周波数ｆ2 が選定され、これにより再生データＤPBを基
準クロツク信号ＳCKで動作する信号処理回路（図示せ
ず）に出力して、光磁気デイスク上に記録されたオーデ
イオ信号を再生し得るようになされている。
【００２９】従つてデータ再生モードにおいては、基準
クロツク信号ＳCKの周波数を（１）式の関係に保持され
た周波数ｆ1 に切り換えたことにより、オーデイオ信号
再生モードに対して４倍のデータ転送速度の再生データ
ＤPBを得ることができ、光磁気デイスク１においては当
該再生データＤPBを外部に接続された情報処理装置に出
力するようになされている。
クロツク信号ＳCKの周波数を（１）式の関係に保持され
た周波数ｆ1 に切り換えたことにより、オーデイオ信号
再生モードに対して４倍のデータ転送速度の再生データ
ＤPBを得ることができ、光磁気デイスク１においては当
該再生データＤPBを外部に接続された情報処理装置に出
力するようになされている。
【００３０】かくしてデータ再生時のデータ転送速度を
従来に比して高速度化することができる。
従来に比して高速度化することができる。
【００３１】これに対して光ピツクアツプ６は、データ
記録モードに切り換わると、当初データ再生モード及び
オーデイオ信号再生モードと同一光量の光ビームＬＡ１
を照射し、これによりスピンドルモータ制御回路８にお
いて、基準クロツク信号ＳCKの周波数ｆ2 を基準にして
光磁気デイスク２の回転速度を検出し得るようになされ
ている。
記録モードに切り換わると、当初データ再生モード及び
オーデイオ信号再生モードと同一光量の光ビームＬＡ１
を照射し、これによりスピンドルモータ制御回路８にお
いて、基準クロツク信号ＳCKの周波数ｆ2 を基準にして
光磁気デイスク２の回転速度を検出し得るようになされ
ている。
【００３２】従つて光磁気デイスク２においては、デー
タ記録モードにおいて、基準クロツク信号ＳCKの周波数
ｆ2 で決まる線速度で回転駆動するようになされてい
る。
タ記録モードにおいて、基準クロツク信号ＳCKの周波数
ｆ2 で決まる線速度で回転駆動するようになされてい
る。
【００３３】さらに光ピツクアツプ６は、デコーダ回路
７から出力されるフレーム同期信号に基づいて、所定の
記録領域に磁気ヘツド９と共に移動された後、光ビーム
ＬＡ１の光量を増大させると共にその照射を基準クロツ
ク信号ＳCKに同期した間欠的な照射に切り換える。
７から出力されるフレーム同期信号に基づいて、所定の
記録領域に磁気ヘツド９と共に移動された後、光ビーム
ＬＡ１の光量を増大させると共にその照射を基準クロツ
ク信号ＳCKに同期した間欠的な照射に切り換える。
【００３４】さらに光ピツクアツプ６は、光ビームＬＡ
１の反射光ビームを検出し、その検出信号をアドレスデ
コーダ回路１０に出力するようになされている。
１の反射光ビームを検出し、その検出信号をアドレスデ
コーダ回路１０に出力するようになされている。
【００３５】これによりアドレスデコーダ回路１０にお
いて、光ビームＬＡ１が間欠的な照射に切り換ると、光
磁気デイスク２上に形成されたグルーブからフレーム同
期信号を検出し得るようになされている。
いて、光ビームＬＡ１が間欠的な照射に切り換ると、光
磁気デイスク２上に形成されたグルーブからフレーム同
期信号を検出し得るようになされている。
【００３６】従つてスピンドルモータ制御回路８におい
ては、当該フレーム同期信号に基づいて、基準クロツク
信号ＳCKの周波数ｆ2 を基準にして光磁気デイスク２の
回転速度を検出することができる。
ては、当該フレーム同期信号に基づいて、基準クロツク
信号ＳCKの周波数ｆ2 を基準にして光磁気デイスク２の
回転速度を検出することができる。
【００３７】スピンドルモータ制御回路８は、再生フレ
ームの同期信号及びフレーム同期信号を位相比較し、そ
の比較結果でスピンドルモータ３を回転制御することに
より、光磁気デイスク２を基準クロツク信号ＳCKの周波
数ｆ2 で決まる線速度で回転駆動する。
ームの同期信号及びフレーム同期信号を位相比較し、そ
の比較結果でスピンドルモータ３を回転制御することに
より、光磁気デイスク２を基準クロツク信号ＳCKの周波
数ｆ2 で決まる線速度で回転駆動する。
【００３８】これにより光ビームの光量を増大させて間
欠的な照射に切り換えた際にも、光磁気デイスク２を、
基準クロツク信号ＳCKの周波数ｆ2 で決まる線速度で回
転駆動することができる。
欠的な照射に切り換えた際にも、光磁気デイスク２を、
基準クロツク信号ＳCKの周波数ｆ2 で決まる線速度で回
転駆動することができる。
【００３９】これに対してエンコーダ回路１１は、光ビ
ームの照射が間欠的な照射に切り換わると、順次入力さ
れるデータＤREC に基づいて、磁気ヘツド９を駆動する
ようになされ、これにより光ビームが間欠的に照射され
た光磁気デイスク上の微小領域を、当該データＤREC に
応じて順次配向させるようになされている。
ームの照射が間欠的な照射に切り換わると、順次入力さ
れるデータＤREC に基づいて、磁気ヘツド９を駆動する
ようになされ、これにより光ビームが間欠的に照射され
た光磁気デイスク上の微小領域を、当該データＤREC に
応じて順次配向させるようになされている。
【００４０】これによりデータ記録モードにおいては、
基準クロツク信号ＳCKをデータ再生モードの周波数ｆ1
から周波数ｆ2 に切り換えたことにより、データ再生モ
ードに対して 1/4倍のデータ転送速度でデータＤREC を
記録することができる。
基準クロツク信号ＳCKをデータ再生モードの周波数ｆ1
から周波数ｆ2 に切り換えたことにより、データ再生モ
ードに対して 1/4倍のデータ転送速度でデータＤREC を
記録することができる。
【００４１】実際上この種の光磁気デイスク装置におい
ては、光ピツクアツプ６及び磁気ヘツド９の動作上の制
限により、記録時のデータ転送速度を高くすることが困
難な反面、再生時においては光ピツクアツプ６から出力
される出力信号の処理速度を向上するだけで、データ転
送速度を簡易に向上することができる。
ては、光ピツクアツプ６及び磁気ヘツド９の動作上の制
限により、記録時のデータ転送速度を高くすることが困
難な反面、再生時においては光ピツクアツプ６から出力
される出力信号の処理速度を向上するだけで、データ転
送速度を簡易に向上することができる。
【００４２】またこの種の光磁気デイスク装置において
は、データを再生する場合の方がデータを記録する場合
に比して格段的に使用頻度が高い特徴がある。
は、データを再生する場合の方がデータを記録する場合
に比して格段的に使用頻度が高い特徴がある。
【００４３】従つてこの実施の形態のように、データ再
生モードで、基準クロツク信号ＳCKの周波数を切り換え
て、データ転送速度を高くするようにすれば、従来に比
して格段的に使い勝手を向上することができる。
生モードで、基準クロツク信号ＳCKの周波数を切り換え
て、データ転送速度を高くするようにすれば、従来に比
して格段的に使い勝手を向上することができる。
【００４４】さらにこの種の光磁気デイスク装置におい
ては、データ記録モードにおいて、光磁気デイスク２上
の複数の記録領域に連続してデータＤREC を記録する場
合がある。
ては、データ記録モードにおいて、光磁気デイスク２上
の複数の記録領域に連続してデータＤREC を記録する場
合がある。
【００４５】従つてこの実施例のように、データ記録モ
ードになると周波数ｆ2 を基準にして記録領域を検出
し、データＤREC を記録するようにすれば、データ転送
速度を切り換える場合でも、光磁気デイスク２の回転速
度の切り換えに伴う無駄な時間を省略して、データの記
録に要する時間を短縮することができる。
ードになると周波数ｆ2 を基準にして記録領域を検出
し、データＤREC を記録するようにすれば、データ転送
速度を切り換える場合でも、光磁気デイスク２の回転速
度の切り換えに伴う無駄な時間を省略して、データの記
録に要する時間を短縮することができる。
【００４６】以上の構成において、データ再生モードに
おいては、基準クロツク信号発生回路５から周波数ｆ1
の基準クロツク信号ＳCKが出力され、当該基準クロツク
信号ＳCKの周波数ｆ1 を基準にして光磁気デイスク２が
線速度一定に回転駆動される。
おいては、基準クロツク信号発生回路５から周波数ｆ1
の基準クロツク信号ＳCKが出力され、当該基準クロツク
信号ＳCKの周波数ｆ1 を基準にして光磁気デイスク２が
線速度一定に回転駆動される。
【００４７】これによりデコーダ回路７を介して、周波
数ｆ1 の基準クロツク信号ＳCKを基準にしたデータ転送
速度で、再生データＤPBが出力される。
数ｆ1 の基準クロツク信号ＳCKを基準にしたデータ転送
速度で、再生データＤPBが出力される。
【００４８】これに対してデータ記録モードにおいて
は、基準クロツク信号ＳCKの周波数は周波数ｆ2 に切り
換わり、これにより当該周波数ｆ2 で光磁気デイスク２
の記録領域が検出された後、当該記録領域に周波数ｆ2
で決まるデータ転送速度でデータＤREC が記録される。
は、基準クロツク信号ＳCKの周波数は周波数ｆ2 に切り
換わり、これにより当該周波数ｆ2 で光磁気デイスク２
の記録領域が検出された後、当該記録領域に周波数ｆ2
で決まるデータ転送速度でデータＤREC が記録される。
【００４９】さらにオーデイオ信号再生モードにおいて
は、データ記録モードと同様の周波数ｆ2 で光磁気デイ
スク２が回転駆動され、当該周波数ｆ2 で決まるデータ
転送速度で再生された再生データＤPBが、オーデイオ信
号に処理されて出力される。
は、データ記録モードと同様の周波数ｆ2 で光磁気デイ
スク２が回転駆動され、当該周波数ｆ2 で決まるデータ
転送速度で再生された再生データＤPBが、オーデイオ信
号に処理されて出力される。
【００５０】以上の構成によれば、オーデイオ信号のよ
うなデータ記録モードと同じデータ転送速度で再生する
必要があるデータに関しては記録時と再生時のデータ転
送速度を同じにし、それ以外の同じデータ転送速度で再
生する必要のないデータに関しては、基準クロツク信号
ＳCKの周波数を切り換えて、データ記録モードのデータ
転送速度よりデータ再生モードのデータ転送速度を高速
度化したことにより、従来に比して格段的に光磁気デイ
スク装置の使い勝手を向上することができる。
うなデータ記録モードと同じデータ転送速度で再生する
必要があるデータに関しては記録時と再生時のデータ転
送速度を同じにし、それ以外の同じデータ転送速度で再
生する必要のないデータに関しては、基準クロツク信号
ＳCKの周波数を切り換えて、データ記録モードのデータ
転送速度よりデータ再生モードのデータ転送速度を高速
度化したことにより、従来に比して格段的に光磁気デイ
スク装置の使い勝手を向上することができる。
【００５１】なお上述の実施の形態においては、オーデ
イオ信号再生モードを備えた光磁気デイスク装置に本発
明を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、単にデータを記録再生するようになされた光磁気
デイスク装置に適用するようにしてもよい。
イオ信号再生モードを備えた光磁気デイスク装置に本発
明を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、単にデータを記録再生するようになされた光磁気
デイスク装置に適用するようにしてもよい。
【００５２】さらに上述の実施の形態においては、デー
タ転送速度をオーデイオ信号再生モードとデータ記録モ
ードとで同じ速度に設定した場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、データ再生モードに加えてオーデ
イオ信号再生モードとデータ記録モードとでデータ転送
速度を切り換えるようにしてもよい。
タ転送速度をオーデイオ信号再生モードとデータ記録モ
ードとで同じ速度に設定した場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、データ再生モードに加えてオーデ
イオ信号再生モードとデータ記録モードとでデータ転送
速度を切り換えるようにしてもよい。
【００５３】さらに上述の実施の形態においては、光磁
気デイスク装置に本発明を適用した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば光デイスクの相転移
を利用してデータを記録するようになされた光デイスク
装置等に広く適用することができる。
気デイスク装置に本発明を適用した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば光デイスクの相転移
を利用してデータを記録するようになされた光デイスク
装置等に広く適用することができる。
【００５４】すなわちこの種の光デイスク装置において
は、記録時、相転移のために光量の大きな光ビームを照
射しなければならないのに対し、再生時においては光ビ
ームの光量を小さくし得る特徴がある。
は、記録時、相転移のために光量の大きな光ビームを照
射しなければならないのに対し、再生時においては光ビ
ームの光量を小さくし得る特徴がある。
【００５５】従つて再生モードにおいては、容易にデー
タ転送速度を向上し得るのに対し、記録モードにおいて
はデータ転送速度を高速化し得ない、光磁気デイスク装
置と共通の問題点を有している。
タ転送速度を向上し得るのに対し、記録モードにおいて
はデータ転送速度を高速化し得ない、光磁気デイスク装
置と共通の問題点を有している。
【００５６】従つて本発明を適用することにより、この
種の光デイスク装置の使い勝手を従来に比して格段的に
向上することができる。
種の光デイスク装置の使い勝手を従来に比して格段的に
向上することができる。
【００５７】さらに上述の実施の形態においては、線速
度一定の条件で光磁気デイスク２を駆動し、データ転送
速度を切り換える場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、角速度一定の条件でデータ転送速度を切り換
えるようにしてもよい。
度一定の条件で光磁気デイスク２を駆動し、データ転送
速度を切り換える場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、角速度一定の条件でデータ転送速度を切り換
えるようにしてもよい。
【００５８】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、データ再
生モードにおいて、データ記録モード時のデータ転送速
度と同一の第１のデータ転送速度と、この第１のデータ
転送速度より速い第２のデータ転送速度とを選択的に切
り換えるようにしたことにより、データ再生モード時に
第１のデータ転送速度より高速度化した第２のデータ転
送速度で再生データを出力できると共に、リアルタイム
性が要求される音声信号データを再生する場合にはデー
タ記録モード時と同じ第１のデータ転送速度で再生デー
タを出力でき、かくしてデータ再生モード時のデータの
転送効率を向上できる光学デイスク記録再生装置を実現
できる。
生モードにおいて、データ記録モード時のデータ転送速
度と同一の第１のデータ転送速度と、この第１のデータ
転送速度より速い第２のデータ転送速度とを選択的に切
り換えるようにしたことにより、データ再生モード時に
第１のデータ転送速度より高速度化した第２のデータ転
送速度で再生データを出力できると共に、リアルタイム
性が要求される音声信号データを再生する場合にはデー
タ記録モード時と同じ第１のデータ転送速度で再生デー
タを出力でき、かくしてデータ再生モード時のデータの
転送効率を向上できる光学デイスク記録再生装置を実現
できる。
【図１】本発明の実施の形態による光磁気デイスク装置
の構成を示すブロツク図である。
の構成を示すブロツク図である。
【図２】本発明の実施の形態による状態遷移を示す略線
図である。
図である。
１……光磁気デイスク装置、２……光磁気デイスク、４
……制御回路、５……基準クロツク信号発生回路、６…
…光ピツクアツプ、８……スピンドルモータ制御回路。
……制御回路、５……基準クロツク信号発生回路、６…
…光ピツクアツプ、８……スピンドルモータ制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G11B 11/10 G11B 20/10
Claims (1)
- 【請求項１】デイスク状光学記録媒体に対して光ビーム
を照射してデータの記録及び再生を行う光学ヘツドと、 データ記録モードにおいて上記デイスク状光学記録媒体
に第１のデータ転送速度によりデータを記録し、データ
再生モードにおいて上記デイスク状光学記録媒体から上
記第１のデータ転送速度と、この第１のデータ転送速度
より速い第２のデータ転送速度とに切り換えてデータを
再生する制御手段とを具え、 上記データ記録モード時には第１の転送速度で上記デイ
スク状光学記録媒体に対してデータを記録し、 音声信号データを再生するデータ再生モード時には、デ
ータ転送速度を上記データ記録モードにおけるデータ転
送速度と同一の上記第１のデータ転送速度とし、上記音
声信号データとは異なるデータを再生するデータ再生モ
ード時には、データ転送速度を高速度化した上記第２の
データ転送速度に選択的に切り換え可能に構成したこと
を特徴とする光学デイスク記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9323855A JP2988458B2 (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 光学ディスク記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9323855A JP2988458B2 (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 光学ディスク記録再生装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1034486A Division JP2850348B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 光デイスクの記録再生方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10124954A JPH10124954A (ja) | 1998-05-15 |
| JP2988458B2 true JP2988458B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=18159346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9323855A Expired - Fee Related JP2988458B2 (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 光学ディスク記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2988458B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-10 JP JP9323855A patent/JP2988458B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10124954A (ja) | 1998-05-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |