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JP2973359B2 - パネル組立体 - Google Patents

パネル組立体

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JP2973359B2
JP2973359B2 JP10027874A JP2787498A JP2973359B2 JP 2973359 B2 JP2973359 B2 JP 2973359B2 JP 10027874 A JP10027874 A JP 10027874A JP 2787498 A JP2787498 A JP 2787498A JP 2973359 B2 JP2973359 B2 JP 2973359B2
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JP
Japan
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panel
curved
panel element
stringer
ear
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JPH11210175A (ja
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一敏 黒瀬
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KUROSE SHOTEN GOMEI
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KUROSE SHOTEN GOMEI
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパネル組立体、特
に、長尺なパネルとこれを支持する棒状のストリンガー
とより成るパネル組立体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は例えば特公昭46−34
34号公報に示される建物パネル組立体であって、1は
一方向に延びるU字状断面のストリンガー、2はこのス
トリンガー1に長手方向に互いに離間して形成した耳状
突部、3,4はこの耳状突部2の上面及び耳状突部2相
互間に形成される溝部に夫々嵌合される上記方向と交叉
する方向に延びる、その両端が弧状に湾曲されたトップ
パネル素子及びボトムパネル素子を示す。このようなパ
ネル組立体では、ストリンガー1に組み込まれた互いに
隣接するパネル素子の湾曲端部が互いに重なり合い両者
の結合度を高めている。
【0003】また、図7及び図8は、例えば特開平2−
61247号公報に示されるパネル組立体であって、5
はその両端部5a,5bを夫々反対方向に略相似形の弧
状に湾曲せしめて横断面を略S字形状とした一方向に延
びる長尺なパネル素子、6はこのパネル素子5の互いに
隣接する2枚のパネル素子の湾曲端部5a,5bを互い
に逆向きに重なり合う形で結合するための上記方向と同
一の方向に延びる長尺な接続具を示す。
【0004】上記接続具6は図8に示すように梁その他
に固定される基板7と、この基板7の中央部に垂設した
上記互いに隣接する2枚のパネル素子のうちの一方のパ
ネル素子端部の一方5aの湾曲外面に合致する湾曲凹面
8をその一側に有する湾曲壁9と、この湾曲壁9の湾曲
凹面8に上記パネル素子端部5aの厚さに略等しい間隔
を介して対向され前記パネル素子端部5aの湾曲内面に
合致する内側凸面10と、前記2枚のパネル素子のうち
の他方のパネル素子端部の他方5bの湾曲内面に合致す
る外側湾曲凸面11とを有しその基部を前記湾曲壁9の
上端に連結した側壁12と、前記湾曲壁9の上端より前
記側壁12の反対側に略水平に延び前記2枚のパネル素
子のうちの他方のパネル素子端部の他方5bを支持する
波形支持板13とにより構成されている。
【0005】このパネル組立体は先ず一方のパネル素子
5の湾曲端部5aを上記接続具6の湾曲壁9と側壁12
間の間隙に挿入した後、この一方のパネル素子の湾曲端
部5aに対し逆向きに湾曲する他方のパネル素子5の湾
曲端部の他方5bを前記側壁12の外側湾曲凸面11に
係合するよう前記接続具6の側壁12と水平波形支持板
13の外側に被せ、以下このような操作を繰り返して順
次のパネル素子を接続具6に接続して構成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら図5及び図
6に示す従来のパネル組立体においては、パネル素子
3,4を夫々ストリンガー1の山部及び谷部に嵌着せし
めるものであるため、パネル素子同志の端部が互に接合
しないか、または、接合しても、パネル素子同志の結合
力が弱く、水密性が悪く上屋材や壁面材として使用した
場合には、パネル素子3,4相互によって形成される溝
が縦方向になるような向きにしなければならず、横方向
の向きとなるようには使用できない欠点があった。
【0007】また、図7及び図8に示すパネル組立体に
おいてはパネル素子5同志の端部が互に接続具6によっ
て強固に接続されるため水密性が良く、パネル素子5相
互によって形成される溝が横方向になるようにも使用で
きるが、接続具6の構造が極めて複雑でコスト高となる
欠点があった。
【0008】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のパネル組立体
は、その両端部が夫々反対方向に弧状に湾曲する複数の
一方向に延びる先行パネル素子と、その両端部が夫々同
一方向に湾曲する1個の先端パネル素子と、上記先行パ
ネル素子及び先端パネル素子を支持するため上記一方向
と交叉する方向に延びるストリンガーとより成り、上記
ストリンガーが、上記先行パネル素子の一端湾曲部に嵌
合するよう上記先行パネル素子の幅に対応して互に離間
して形成した複数の耳状突部と、上記先端パネル素子の
湾曲両端部に夫々嵌合する耳状突部と、上記先行パネル
素子の他端湾曲部の先端を嵌入せしめるためこれに対応
する上記耳状突部の下部に形成した溝及び凹部とを有
し、上記溝と上記耳状突部間の距離を上記パネル素子の
幅に略等しくし、上記溝に嵌入する上記パネル素子の他
端湾曲部が弾性に抗して略垂直方向に延ばされ、上記先
行パネル素子の第1のものの他端湾曲部に、上記第1の
ものに隣接する第2のものの一端湾曲部の先端が押圧さ
れ、上記先端パネル素子の一端湾曲部の先端が、上記先
端パネル素子に隣接する先行パネル素子の他端湾曲部に
押圧されることを特徴とする。
【0010】
【0011】上記先行パネル素子は幅の異なるものを有
することを特徴とする。
【0012】また、上記ストリンガーに形成された、耳
状突部とこれに対応する凹部間が斜面部によって連結さ
れていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
【0014】本発明においては、図1に示すようにその
両端部14a,14bを夫々反対方向に弧状に湾曲せし
めて横断面をS字形状とした長尺な先行パネル素子14
と、図2に示すようにその両端部15a,15bを夫々
同一方向に弧状に湾曲せしめた先端パネル素子15と、
これらのパネル素子14,15を図3及び図4に示すよ
うに支持するストリンガー16とによりパネル組立体を
構成せしめる。
【0015】上記ストリンガー16は、その一端に上記
パネル素子14の一方の弧状湾曲端部14aに合致する
湾曲を有しこれに嵌合する第1の耳状突部16aと、こ
の第1の耳状突部16aの上面から、下方に例えば8.
1度で傾斜する第1の斜面部17aと、この第1の斜面
部17aの下端に形成した、上記パネル素子14の他方
の弧状湾曲端部14bを受容する第1の凹部18aと、
この第1の凹部18aの上部に形成された、上記第1の
耳状突部16aと同一形状の第2の耳部突部16bと、
この第2の耳状突部16bに連なる、上記第1の斜面部
17aと同一形状の第2の斜面部17bと、この第2の
斜面部17bの下端に形成した上記第1の凹部18aと
同一形状の第2の凹部18bと、このような形状の繰り
返しと、最終の斜面部17nに形成した凹部18nの上
部に形成した夫々上記先端パネル素子15の湾曲両端部
に嵌合する形状の耳状突部16n+1及びこれに隣接す
る耳状突部16n+2とにより構成し、上記各凹部18
a,18b,・・・18nに隣接する各耳状突部16
a,16b,・・・16n+1の端面下部に上記先行パ
ネル素子14の他方の弧状湾曲端部14bの先端を嵌入
せしめる溝19を形成し、この溝19とこの溝19に斜
面部17を介して連なる互に隣接する耳状突部の端部間
の距離を上記パネル素子14の幅と略等しくし、その結
果上記溝17に嵌入するパネル素子14の他方の弧状湾
曲端部14bが湾曲部の弾性に抗して略垂直方向に延ば
された形となり、また、この垂直部分に他のパネル素子
14の一端湾曲端部14aの先端が強固に接するように
する。
【0016】上記パネル組立体の組立は、上記ストリン
ガー16の先端の耳状突部16n+2とこれに隣接する
耳状突部16n+1に先端パネル素子15を嵌合し、上
記耳状突部16n+1の端面下部に形成した溝19にn
番目の先行パネル素子14の他方の弧状湾曲端部14b
を嵌入し、上記先行パネル素子14の一方の弧状湾曲端
部14aを上記耳状突部16n+1に隣接する耳状突部
16nの上面に当てた後、これを押下して耳状突部16
nに嵌合し、次いで、この耳状突部16nの端面下部に
形成した溝19にn−1番目の先行パネル素子14の他
方の弧状湾曲端部14bを嵌入し、以下このような繰り
返しの後、上記最終の第1のパネル素子14の一方の弧
状湾曲端部14aをストリンガー16の第1の耳状突部
16aに押し当て嵌合固定することによって達成する。
【0017】なお、上記パネル素子14,15の幅は任
意のものを組合せて用いることができるが、その場合は
上記ストリンガー16の形状をこれらに合致せしめる必
要がある。また、上記ストリンガー16は図示のような
U字状断面のものに限らず、単板状でも良い。更に、ス
トリンガー16の高さを上記斜面部17を形成するに十
分な最小の値とすれば、上記ストリンガー16を湾曲す
ることができ、これによって湾曲した形状に沿った壁面
等を形成できるようになる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【発明の効果】上記のように本発明のパネル組立体によ
れば極めて簡単容易にパネル組立体を組立て得るばかり
でなく、各パネル素子間の水密性を向上でき、パネル素
子相互に形成される溝が横方向に延びるようにした上屋
材や壁面材を得ることが可能となる等大きな利益があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネル組立体に用いるパネル素子の説
明図である。
【図2】本発明のパネル組立体に用いるパネル素子の説
明図である。
【図3】本発明のパネル組立体の側面図である。
【図4】本発明のパネル組立体の要部の拡大図である。
【図5】従来のパネル組立体の正面図である。
【図6】図5に示すパネル組立体の斜視図である。
【図7】従来の他のパネル組立体の側面図である。
【図8】図6に示すパネル組立体に用いる接続具の説明
図である。
【符号の説明】
1 ストリンガー 2 耳状突部 3 パネル素子 4 パネル素子 5 パネル素子 5a 湾曲端部 5b 湾曲端部 6 接続具 7 基板 8 湾曲凹面 9 湾曲壁 10 内側凸面 11 外側湾曲凸面 12 側壁 13 水平波形支持板 14 パネル素子 14a 一方の弧状湾曲端部 14b 他方の弧状湾曲端部 15 パネル素子 15a 両端部 15b 両端部 16 ストリンガー 16a 第1の耳状突部 16b 第2の耳状突部 16n 斜面部 17a 第1の斜面部 17b 第2の斜面部 17n 最終の斜面部 18a 第1の凹部 18b 第2の凹部 18n 凹部 19 溝

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その両端部が夫々反対方向に弧状に湾曲
    する複数の一方向に延びる先行パネル素子と、その両端
    部が夫々同一方向に湾曲する1個の先端パネル素子と、
    上記先行パネル素子及び先端パネル素子を支持するため
    上記一方向と交叉する方向に延びるストリンガーとより
    成り、上記ストリンガーが、上記先行パネル素子の一端
    湾曲部に嵌合するよう上記先行パネル素子の幅に対応し
    て互に離間して形成した複数の耳状突部と、上記先端パ
    ネル素子の湾曲両端部に夫々嵌合する耳状突部と、上記
    先行パネル素子の他端湾曲部の先端を嵌入せしめるため
    これに対応する上記耳状突部の下部に形成した溝及び凹
    部とを有し、上記溝と上記耳状突部間の距離を上記パネ
    ル素子の幅に略等しくし、上記溝に嵌入する上記パネル
    素子の他端湾曲部が弾性に抗して略垂直方向に延ばさ
    れ、上記先行パネル素子の第1のものの他端湾曲部に、
    上記第1のものに隣接する第2のものの一端湾曲部の先
    端が押圧され、上記先端パネル素子の一端湾曲部の先端
    が、上記先端パネル素子に隣接する先行パネル素子の他
    端湾曲部に押圧されることを特徴とするパネル組立体。
  2. 【請求項2】 上記パネル素子として幅の異なるものを
    有することを特徴とする請求項1記載のパネル組立体。
  3. 【請求項3】 上記ストリンガーに形成された、耳状突
    部とこれに対応する凹部間が斜面部によって連結されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載のパネル組
    立体。
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