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JP2969891B2 - トナージェット記録装置 - Google Patents

トナージェット記録装置

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JP2969891B2
JP2969891B2 JP26545190A JP26545190A JP2969891B2 JP 2969891 B2 JP2969891 B2 JP 2969891B2 JP 26545190 A JP26545190 A JP 26545190A JP 26545190 A JP26545190 A JP 26545190A JP 2969891 B2 JP2969891 B2 JP 2969891B2
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義康 本間
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Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複写機、プリンター等に適用される、直接
変調式の非接触画像記録装置であるトナージェット記録
装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種のトナージェット記録装置は、例えば米
国特許3689935号明細書に記載されているように、多数
の開口を有するアパチャー電極と、トナー担持体と、対
向電極とから構成され、トナー担持体によりアパチャー
電極付近まで運ばれた帯電しているトナーを、支持体の
背後に配設された対向電極と前記アパチャー電極とによ
り電界を制御して、前記開口を通じて支持体上に塗布す
るものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記装置はトナーにより穴詰まりが発
生するという問題がある。例えば、240ドット毎インチ
の記録密度を得ようとした場合、ドットの大きさは最大
でも100μm[マイクロ・メートル]であり、そのため
のアパチャー電極の開口の内径も50μm程度とたいへん
小さくする必要がある。一方、オナーの平均粒径は10μ
m程度であるので、環境の変化や埃等により前記開口に
容易に詰まってしまう。この穴詰まりにより、トナーが
支持体上に塗布されなくなり、装置が記録不能に陥る。
このため、頻繁にアパチャー電極の開口内をクリーニン
グしなければならないという問題がある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、アパチャー電極の開口部に詰まったトナー
を容易に除去することができ、常に安定した画像出力が
得られるトナージェット記録装置に提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、本発明のトナージェット
記録装置は、アパチャー電極の開口部の内側壁に、開口
部内に付着した粉体を溶解するための溶剤収容部を設け
ている。
[作用] アパチャー電極の開口部に付着したトナーが溶剤によ
って溶け、開口部のトナーによる穴詰まりが除去され
る。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を第1図乃至第2
図を参照して説明する。
第1図は、本発明のトナージェット記録装置の構成を
示す概略構成図である。
装置外装17の左側部には挿入口15が、また右側部には
取り出し口16がそれぞれ設けられている。装置内部の挿
入口15と取り出し口16との間には、記録部1と、それに
隣接する熱定着部2と、ガイド13とが設けられている。
挿入口15から入った支持体Pは、記録部で画像が記録さ
れ、この支持体P上の画像は、定着部2において熱定着
される。そして、この支持体は、ガイド13を経由して、
取り出し口16から取り出される。
記録部1の内部には、回転可能に支持されたトナー担
持ローラ3と、アパチャー電極9と、対向電極10とが設
けられている。このトナー担持ローラ3の回転方向の上
流に、回転可能な供給ローラ4が設けられている。この
供給ローラ4は、トナーケースKに覆われている。トナ
ーケースKの内部には、トナーTが貯蔵されている。
前記アパチャー電極9は、前記トナー担持ローラ3の
上方に配置される。第2図に示すように、アパチャー電
極9は、多数のアパチャー5が形成された絶縁層6と、
基準電極層7と、多数の制御電極層8と、前記アパチャ
ー5の内側壁周囲に設けられた溶剤室30とによって構成
される。この溶剤室30はスポンジ等にトナーTを溶かす
溶剤(テトラヒドロフラン、m−クレゾール、ジクロロ
ベンゼン等)を浸したものである。
前記アパチャー5は絶縁層6に形成された開口であ
り、一列に配置されている。前記基準電極層7は、前記
絶縁層6のトナー担持ローラ3側の全面に配置され、ア
パチャー5に連通する多数の開口を有する。各制御電極
層8は前記絶縁層6の上面において各アパチャー5に対
応して配置され、各々がアパチャー5に連通する開口を
有する。
第1図に示すように基準電極層7は接地され、またそ
れぞれの制御電極層8は信号ソースSに接続される。ま
た、トナー担持ローラ3は、電源E1のプラス極側に接続
されている。
前記対向電極10は、前記アパチャー電極9の上方に配
置され、この対向電極10とこのアパチャー電極9との間
を支持体Pが通過する。この対向電極10は、電源E2のマ
イナス極側に接続される。尚、電源E1のマイナス極側及
び電源E2のプラス極側は接地されている。
また、記録部1右方にはガイド13及び一対のガイドロ
ーラ14が配設され、挿入口15から挿入された支持体P
は、ガイド13及び一対のガイドローラ14によって、対向
電極10を経由して熱定着部2まで搬送される。
熱定着部2の内部には、内部に熱源を備えたヒートロ
ーラ11と、プレスローラ12とが接触して設けられてい
る。この熱定着部2は、支持体Pがこのヒートローラ11
とプレスローラ12との間を通過できるように構成されて
いる。
次に、上記構成を有するトナージェット記録装置の動
作について説明する。
トナーTは、供給ローラ4に付着する。そして、この
供給ローラ4の回転によって、トナーTはトナー担持ロ
ーラ3へ搬送される。この場所で、トナーTは供給ロー
ラ4及びトナー担持ローラ3と接触しつつ摩擦され、例
えばプラス(+)に帯電する。帯電したトナーTは、ト
ナー担持ローラ3に付着する。そして、トナー担持ロー
ラ3によって、トナーTはアパチャー電極9の付近にま
で搬送される。
トナー担持ローラ3とアパチャー電極9の基準電極層
7との間には、電源E1により、トナー担持ローラ3がプ
ラス極になり、基準電極層7がマイナス極になるような
直流電界が印加されている。この直流電界より、帯電し
たトナーTには常に基準電極層7に向かう力がかかるこ
とになる。そして、このトナーTは、前記アパチャー電
極9によって変調される。即ち、アパチャー電極9の制
御電極層8にマイナス電圧が印加されると、アパチャー
5内部において、帯電したトナーTを基準電極層7から
制御電極層8へ向かわせる電界が発生する。この電界に
より、前記トナーTはアパチャー5を通過する。そし
て、制御電極層8に印加されるマイナス電圧を変化させ
ると、前記電界の強さが変化し、トナーTのアパチャー
5を通過する量が変化する。また、制御電極層8にマイ
ナス電圧が与えられないと、アパチャー5内部には前記
電界が発生しない。従って、トナーTは、アパチャー5
を通過しない。このようにトナーTは、アパチャー5を
通過したり、通過しなかったりする。この時、アパチャ
ー電極9を通過しないトナーTは、アパチャー電極9の
裏面(基準電極層7の形成された面)からアパチャー5
内に鏡像力によって付着し、アパチャー5を塞いでしま
う。
従来装置ならは、アパチャー電極9に付着したトナー
Tによって、アパチャー5が塞がれてしまい、記録不能
に陥る。しかし、本発明のトナージェット記録装置はア
パチャー5内に設けられた溶剤室30の溶剤によって、ア
パチャー電極9に付着したトナーTが溶け、溶剤室30に
吸収される。即ち、本発明のトナージェット記録装置は
付着したトナーTが堆積することが無いので、アパチャ
ー5が塞がれ記録不能に陥ることが無い。
挿入口15より装置内部に挿入された支持体Pは、ガイ
ド13とガイドローラ14とによって、アパチャー電極9と
対向電極10との間に搬送される。
そして、この場所で、信号ソースSからアパチャー電
極9の制御電極層8に信号電圧が印加される。この信号
電圧に基づいて、前記アパチャー電極9と対向電極10と
の間のトナーTの流れが変調制御される。即ち、信号ソ
ースSからマイナス電圧が制御電極層8に印加されると
き、アパチャー5の内部において、プラス帯電したトナ
ーTを基準電極層7から制御電極層8へと向かわせる電
界が発生する。この電界により、トナーTはアパチャー
5を通過する。また、信号ソースSからマイナス電圧が
印加されないとき、アパチャー5内部において前記電界
は発生しない。従って、トナーTはアパチャー5を通過
しない。
一方、対向電極10には電源E2によってマイナス電圧が
印加されている。この電圧印加によって、変調制御され
てアパチャー5を通過してきたトナーTが対向電極10に
向かって吸引される。そして、アパチャー電極9と対向
電極10との間には支持体Pが配置されているから、支持
体P上にトナーTが塗布される。以上の結果、支持体上
に画像等が形成される。
その後、支持体Pは、記録部1から熱定着部2へと搬
送される。そして、支持体P上の画像は、熱定着部2に
おいて熱定着される。この熱定着方法は、既に公知の技
術であるので、詳細な説明を省略する。
熱定着部2を通過した支持体は、ガイド13を経由して
取り出し口16へ搬送され、取り出される。
本発明は詳述した実施例に限定されることなく、その
趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることができ
る。
例えば、第3図のように、溶剤室30を各々を溶剤が流
れるように接続し、溶剤パイプ31から溶剤を供給するこ
とにより完全なるメンテナンスフリーにする事ができ
る。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように本発明によれ
ば、アパチャー電極の開口部に詰まったトナーを容易に
除去することができ、常に安定した画像出力が得られる
トナージェット記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は本発明を具体化した一実施例を示
し、第1図は本発明のトナージェト記録装置の概略構成
図、第2図はアパチャー電極の拡大斜視図である。第3
図は本発明を具体化した他の実施例におけるアパチャー
電極の拡大斜視図である。 図中、3はトナー端子ローラ(担持体)、5はアパチャ
ー(開口部)、9はアパチャー電極、30は溶剤室(溶剤
収容部)、Pは支持体、Tはトナー(粉体)である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯電せしめた粉体を担持する担持体と、該
    担持体から飛翔した前記粉体が通過する開口部を多数備
    えたアパチャー電極と、前記開口部を通過した粉体が塗
    布される支持体とから構成されたトナージェット記録装
    置において、 前記開口部の内側壁に、開口部内に付着した粉体を溶解
    するための溶剤収容部を設けたことを特徴とするトナー
    ジェット記録装置。
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