JP2963990B1 - 距離計測装置及び方法並びに画像復元装置及び方法 - Google Patents
距離計測装置及び方法並びに画像復元装置及び方法Info
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Abstract
なるように構造化された符号化開口(瞳)形状として二
つのピンホール6及び7を有する。演算部は、CCD
7,8,9から取り込んだ画像に基づいて、合焦位置を
推定する。開口マスク1及びレンズ系2は、CCD7,
8,9によって得られる3枚の画像について、その間の
像倍率が等しくなるテレセントリック光学系を構成す
る。
Description
行う距離計測装置及び方法に関するものである。
測に基づいて合焦画像を復元する画像復元装置及び方法
に関するものである。
生じるぼけと被写体までの距離の関係を用いて距離を計
測する方法が多数提案されており、そのうちの代表的な
ものとしては、 1.オートフォーカスカメラ等で用いられている方法。 2.レンズ焦点法。 3.合焦位置を直接求める代わりに距離に対する画像の
ぼけ量の関係を用いた方法。 4.可視光を用いて3次元形状を計測する方法。があ
る。
る方法は、瞳分割のために通常の撮像素子の代わりに専
用の光学系を用いている。レンズ焦点法では、通常の撮
像素子を用いており、この場合、レンズのフォーカス位
置を駆動しながら得た画像から最もよく合焦していると
きの画像を求め、そのときのフォーカス位置から距離を
求める。
る画像のぼけ量の関係を用いた方法のうち、コロンビア
大学のネイヤーによって提案されたものでは、テレセン
トリック光学系と二重フォーカスカメラを用いている。
さらに、可視光を用いて3次元形状を計測する方法は、
大阪市立大学の山田等によって提案されたものであり、
従来X線撮像技術で用いられてきた符号化開口法を拡張
したものである。
フォーカスカメラ等で用いられている方法では、瞳分割
のために通常の撮像素子ではなく専用の光学系を用いる
必要があるので、画面中の1点又は数点に対する距離し
か求めることができない。レンズ焦点法では、逐次的な
レンズ駆動が必要となり、これを用いて動物体の計測や
リアルタイム計測を行うことは困難である。
ば、単なる円形開口のレンズを用いているために、レン
ズ収差のモデリング、CCD(電荷結合素子)の精密な
位置合わせ、得られた画像からのノイズ除去が必要とな
る。また、ぼけの大きさも比較的小さいものに制限され
るので、遠距離物体の計測や奥行き精度の確保が困難で
ある。
には従来の符号化開口法を何ら拡張しておらず、現存す
るCCDの面積やノイズ性能を考慮すると十分な性能を
得ることが困難である。特に、遠距離物体の計測は非常
に困難であり、ミリメートルオーダの微小な物体しか計
測することができない。
ることなく安定かつ高精度に対象の距離計測を行うこと
ができる距離計測装置及び方法を提供することである。
ることなく完全な合焦画像を復元する画像復元装置及び
方法を提供することである。
載の距離計測装置は、ぼけ量の解析が容易となるように
構造化した光通過手段と、この光通過手段を通過した光
を収束するレンズ系と、このレンズ系によって収束され
た光を二つ以上の光に分離し、これら分離した光から、
互いに相違する合焦位置の画像をそれぞれ取り込む画像
取込み手段と、これら画像を用いて対象の距離を演算す
る距離演算手段とを具え、前記光通過手段及びレンズ系
によってテレセントリック光学系を構成したことを特徴
とするものである。
画像に含まれるぼけを比較・解析し、その量から合焦位
置を求める必要がある。画像の撮影に用いる通常のカメ
ラでは、滑らかで自然なぼけを得るために光通過手段は
円形又はそれに近い形状の開口を有することが多い。し
かしながら、このような形状では、ぼけ量を正確に推定
することができない。特に、空間周波数の高周波領域の
情報が失われることによって距離分解能が低下するとと
もに、距離計測後の原画像の復元も困難となる。したが
って、光通過手段をぼけ量の解析が容易となるように構
造化する。これによって、ぼけによる情報損失を最小限
に抑制し、高精度な距離計測が可能になる。また、現存
するCCDの面積やノイズ性能を考慮しても十分な性能
を得ることが容易になるとともに、遠距離物体の計測も
容易となる。なお、本明細書中、瞳形状とは、収縮性開
口、すなわち、絞りのみでなく、収縮性を有しない任意
の形状の開口も意味するものとする。
る必要がないので、画面中の1点又は数点に対する距離
しか求めることができないという不都合がない。
光を、各々がほぼ同一光量の二つ以上の光に分離し、分
離した光から、互いに相違する奥行きを有する対象に関
する画像をそれぞれ取り出す。これによって、表面テレ
テクスチャの種類に依存しない解析が可能になり、か
つ、逐次的なレンズ駆動を必要とせず、動物体の計測や
リアルタイム計測を容易に行うことができる。
テレセントリック光学系を構成しているので、画像取出
し手段によって取り出される複数の画像間の像倍率が等
しくなる。通常の光学系では、光通過手段を主点の近辺
に配置するために、像面の位置に応じて画像上の像の大
きさに差異が生じる。それに対して、テレセントリック
光学系では、前焦点面に光通過手段を配置することによ
って、光通過手段を光通過手段の中央を通過する光束は
全て像面に対して垂直に入射する。このために、像面の
位置変化は画像のぼけのみを生じ、像倍率は変化しな
い。したがって、レンズ収差のモデリング、CCDの精
密な位置合わせ、得られた画像からのノイズ除去が必要
でない。また、ぼけの大きさも比較的小さいものに制限
されず、遠距離物体の計測や奥行き精度の確保が容易と
なる。
ンズ系によってテレセントリック光学系を構成すること
によって、上記不都合を生ずることなく安定かつ高精度
に対象の距離計測を行うことができる。
は、前記光通過手段は二つのピンホールを有することを
特徴とするものである。
とによって、解析を一層容易にし、計算時間を短縮する
ことができる。
は、前記画像取込み手段は、分光特性を除去するために
全ての面が再蒸着されるとともに前記収束された光が第
1の面に入射される第1のプリズムと、分光特性を除去
するために全ての面が再蒸着されるとともに前記第1の
プリズムの第2の面に第1の面を接合した第2のプリズ
ムと、分光特性を除去するために全ての面が再蒸着され
るとともに前記第2のプリズムの第2の面に第1の面を
接合した第3のプリズムと、前記第1のプリズムの第2
の面及び第1の面によって反射された光が入射される第
1の固体撮像素子と、前記第2のプリズムの第2の面及
び第1の面によって反射された光が入射される第2の固
体撮像素子と、前記第1、第2及び第3のプリズムを通
過する光が入射される第3の固体撮像素子とを具え、こ
れら第1、第2及び第3の固体撮像素子の光学的配置が
互いに相違するようにしたことを特徴とするものであ
る。
の計測の際に逐次的なレンズ駆動を必要とせず、動物体
の計測やリアルタイム計測を容易に行うことができる。
また、このような画像取出し手段を、通常の3−CCD
方式カラーカメラの分光プリズムブロックを加工し、各
CCDの光学的配置が互いに相違するようにするだけで
得ることができる。
は、前記距離演算手段は、生成に基づく解析法を用いて
合焦位置を求め、この合焦位置及び前記レンズ系の焦点
距離に基づいて前記対象の距離を演算するようにしたこ
とを特徴とするものである。
いて合焦位置を求める。すなわち、種々の合焦位置に関
する関数値を予め計算し、画像から得られた値と比較
し、両者の差が最も小さいときの合焦位置を推定値とす
る。画像から直接合焦位置を求めるのは困難であるが、
このように生成に基づく解析法を用いることによって合
焦位置を容易に推定することができる。このようにして
得られた合焦位置とレンズ系の焦点距離とを用いると、
ガウスの結像公式に基づいて対象の距離を演算すること
ができる。これについては後に説明する。
は、ぼけ量の解析が容易となるように構造化した光通過
手段及びこの光通過手段を通過した光を収束するレンズ
系によって構成されたテレセントリック光学系を通過し
た光を、二つ以上の光に分離し、これら分離した光か
ら、互いに相違する合焦位置の画像をそれぞれ取り込
み、これら画像を用いて対象の距離を演算することを特
徴とするものである。
ることによって、上記不都合を生ずることなく安定かつ
高精度に対象の距離計測を行うことができる。
は、前記光通過手段は二つのピンホールを有することを
特徴とするものである。
とによって、解析を一層容易にし、計算時間を短縮する
ことができる。
は、前記テレセントリック光学系を通過した光を三つの
光に分離し、これら分離した光を、光学的配置が互いに
相違する第1、第2及び第3の固体撮像素子にそれぞれ
入射させることを特徴とするものである。
ズ駆動を必要とせず、動物体の計測やリアルタイム計測
を容易に行うことができる。
は、前記対象の距離を演算するに際し、生成に基づく解
析法を用いて合焦位置を求め、この合焦位置及び前記レ
ンズ系の焦点距離に基づいて前記対象の距離を演算する
ことを特徴とするものである。
とによって合焦位置を容易に推定することができ、した
がって、対象の距離を容易に演算することができる。
は、ぼけ量の解析が容易となるように構造化した光通過
手段と、この光通過手段を通過した光を収束するレンズ
系と、このレンズ系によって収束された光を二つ以上の
光に分離し、これら分離した光から、互いに相違する合
焦位置の画像をそれぞれ取り込む画像取込み手段と、こ
れら画像を用いて対象の距離を演算する距離演算手段
と、合焦画像を復元する合焦画像復元手段とを具え、前
記光通過手段及びレンズ系によってテレセントリック光
学系を構成したことを特徴とするものである。
り、その結果、ぼけのない完全な合焦画像の安定な復元
が可能となる。
置は、前記光通過手段は二つのピンホールを有すること
を特徴とするものである。
とによって、解析を一層容易にし、計算時間を短縮する
ことができる。
置は、前記画像取込み手段は、分光特性を除去するため
に全ての面が再蒸着されるとともに前記収束された光が
第1の面に入射される第1のプリズムと、分光特性を除
去するために全ての面が再蒸着されるとともに前記第1
のプリズムの第2の面に第1の面を接合した第2のプリ
ズムと、分光特性を除去するために全ての面が再蒸着さ
れるとともに前記第2のプリズムの第2の面に第1の面
を接合した第3のプリズムと、前記第1のプリズムの第
2の面及び第1の面によって反射された光が入射される
第1の固体撮像素子と、前記第2のプリズムの第2の面
及び第1の面によって反射された光が入射される第2の
固体撮像素子と、前記第1、第2及び第3のプリズムを
通過する光が入射される第3の固体撮像素子とを具え、
これら第1、第2及び第3の固体撮像素子の光学的配置
が互いに相違するようにしたことを特徴とするものであ
る。
の計測の際に逐次的なレンズ駆動を必要とせず、動物体
の計測やリアルタイム計測を容易に行うことができる。
また、このような画像取出し手段を、通常の3−CCD
方式カラーカメラの分光プリズムブロックを加工し、各
CCDの光学的配置が互いに相違するようにするだけで
得ることができる。
置は、前記距離演算手段は、生成に基づく解析法を用い
て合焦位置を求め、この合焦位置及び前記レンズ系の焦
点距離に基づいて前記対象の距離を演算するようにした
ことを特徴とするものである。
とによって合焦位置を容易に推定することができ、した
がって、対象の距離を容易に演算することができる。
置は、前記合焦画像復元手段は、前記合焦位置からぼけ
を含まない原画像の空間周波数スペクトルを求め、これ
をフーリエ逆変換することによって合焦画像を復元する
ようにしたことを特徴とするものである。
含まない原画像の空間周波数スペクトルを求め、これを
フーリエ逆変換することによって原画像を復元する。し
たがって、単に合焦領域を統合しているのではなく、信
号処理的に画像を複合しているので、画像取込み手段に
よって取り出された画像のうちのいずれもが合焦してい
ない場合でも、全焦画像を得ることができる。
法は、ぼけ量の解析が容易となるように構造化した光通
過手段及びこの光通過手段を通過した光を収束するレン
ズ系によって構成されたテレセントリック光学系を通過
した光を、二つ以上の光に分離し、これら分離した光か
ら、互いに相違する合焦位置の画像をそれぞれ取り込
み、これら画像を用いて対象の距離を演算するとともに
合焦画像を復元することを特徴とするものである。
り、その結果、ぼけのない完全な合焦画像の安定な復元
が可能となる。
法は、前記光通過手段は二つのピンホールを有すること
を特徴とするものである。
とによって、解析を一層容易にし、計算時間を短縮する
ことができる。
法は、前記テレセントリック光学系を通過した光を三つ
の光に分離し、これら分離した光を、光学的配置が互い
に相違する第1、第2及び第3の固体撮像素子にそれぞ
れ入射させることを特徴とするものである。
ズ駆動を必要とせず、動物体の計測やリアルタイム計測
を容易に行うことができる。
法は、前記対象の距離を演算するに際し、生成に基づく
解析法を用いて合焦位置を求め、この合焦位置及び前記
レンズ系の焦点距離に基づいて前記対象の距離を演算す
ることを特徴とするものである。
とによって合焦位置を容易に推定することができ、した
がって、対象の距離を容易に演算することができる。
法は、前記原画像を復元するに際し、前記合焦位置から
ぼけを含まない合焦画像の空間周波数スペクトルを求
め、これをフーリエ逆変換して前記合焦画像を復元する
ことを特徴とするものである。
ずれもが合焦していない場合でも、全焦画像を得ること
ができる。
法並びに画像復元装置及び方法を、図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明による距離計測装置を示す
図である。この距離計測装置は、光通過手段としての開
口マスク1と、開口マスク1から入射された光を収束す
るレンズ系2と、光学的配置が互いに相違するようにし
たCCD3,4,5と、図示しない距離演算手段として
の演算部とを具える。
るように構造化された符号化開口形状(瞳形状)を有す
る。具体的には二つのピンホール6及び7を有する。レ
ンズ系2は、凸レンズ8、凹レンズ9及び凸レンズ10
を有する。
ら取り込んだ画像に基づいて、合焦位置を推定する。こ
の動作については後に詳細に説明する。
7,8,9によって得られる3枚の画像について、その
間の像倍率が等しくなるテレセントリック光学系を構成
する。通常の光学系の場合、図2Aに示すように、絞り
11をレンズ系12の主点の近辺に配置するために、C
CD13及び14の位置変化に応じて倍率が変化する。
それに対して、テレセントリック光学系の場合、図2B
に示すように、絞り15をレンズ系16の前焦面に配置
することによって、絞り15の中央を通過する光束は全
てCCD17及び18に対して垂直に入射する。このた
めに、CCD17及び18、すなわち、像面の位置変化
は画像のぼけのみを生じ、像倍率は変化しない。これに
よって、対象までの距離が一定の場合、ぼけ減少は位置
不変のカーネルの折り畳み演算として表現することが可
能となり、解析が簡単化される。
測するためには、得られた画像に含まれるぼけを比較・
解析し、その量から合焦位置を求める必要がある。画像
の撮影に用いる通常のカメラでは、滑らかで自然なぼけ
を得るために、瞳形状は円形又はそれに近い形状の開口
を有することが多い。しかしながら、このような瞳形状
では、ぼけの発生に従い高周波成分のゲインが単調に減
少するだけであり、その量的な解析からぼけの大きさを
推定せざるを得ない。また、高周波成分が失われること
によって原画像の復元も困難になる。したがって、瞳形
状を、解析が容易となるように構造化し、それに適合す
る解析手法を開発する必要が生じる。
すものが求められる。 1.周波数特性の構造から容易にぼけの大きさが求めら
れること。 2.ぼけの大きさに関係なく高周波領域のゲインが全体
的に落ち込まないこと。 3.十分な光量が通過するような開口面積を有するこ
と。 ここで重要なことは、複数配置した撮像面から互いに相
違するぼけ量を有する画像が得られるので、局所的には
構造化された瞳形状のゲイン特性に零点が含まれていて
もよいことである。むしろ零点を周期的に設けるなどゲ
イン特性を構造化することによってぼけ量の解析にパタ
ーン照合などの手法を用いることが可能となり、距離計
測の精度を大幅に向上させることができる。
ォーカスカメラの一部を示す図である。この多重フォー
カスカメラは、図示しない符号化開口マスクと、図1の
レンズ系2に対応するレンズ19と、プリズム20,2
1,22と、図1のCCD3,4,5に対応するCCD
23,24,25とを具える。これらプリズム20,2
1,22の全ての面は、分光特性を除去するために再蒸
着されている。この場合、CCD23,24,25の光
学的配置が互いに相違するように、プリズム20の第1
面26からCCD23までの光路長を、プリズム20の
第1面26からCCD24までの光路長に比べて1mm
短くするとともに、プリズム20の第1面26からCC
D25までの光路長を、プリズム20の第1面26から
CCD24までの光路長に比べて1mm長くする。
の第1面28を接合するとともに、プリズム21の第2
面29にプリズム22の第1面30を接合し、CCD2
3,24,25への入射光をそれぞれ、レンズ19から
プリズム20の第1面26への入射光の1/3とする。
面と垂直方向にずらすことによって、合焦位置の互いに
相違する3枚の画像を同時に取り込むことができる。ま
た、このような多重フォーカスカメラを、通常の3−C
CD方式カラーカメラの分光プリズムブロックを加工
し、各CCDの光学的配置が互いに相違するようにする
だけで得ることができる。
ントリック光学系及び符号化開口(瞳形状)を統合した
手法は全く提案されていない。しかしながら、これらの
三つを同時に用いることによって初めて、後に説明する
ような高性能を得ることができる。
れた3枚の画像を解析することによって、対象上の各点
(これらをxy座標系で表す。)までの距離を計測する
手法を、理解を容易にするために図2B及び4を用いて
説明する。なお、図4において、光通過手段を、二つの
ピンホール31,32を有する開口マスク33で示し、
レンズ系を凸レンズ34で示し、画像取出し手段をCC
D35,36,37で示す。なお、テレセントリック光
学系を構成するために、開口マスク33を凸レンズ34
の前焦点面に配置する。
いて、絞り15を絞り込み、これに中心光束のみを通過
させたときに得られるぼけを含まない画像をs(x,
y)とする。この画像s(x,y)は、撮像面の位置に
関係なく同一である。また、絞り15の瞳形状をa
(x,y)とし、得られる画像をi(x,y)とする
と、これらの関係は以下の式で表される。
変化が単に原画像に対するぼけカーネルの畳み込みで表
現されている点が、通常の光学系の代わりにテレセント
リック光学系を用いる数学的な根拠である。ここで、ぼ
けカーネルは瞳形状と相似の図形であり、その比率km
(m=1,2,3)は、レンズ34から対象の点Pまで
の距離をuとし、レンズ34の焦点距離をfとし、レン
ズ34の合焦位置をvとし、レンズから各CCDまでの
位置をwm とすると、比率km は、図4から以下のよう
に表すことができる。
各CCDの位置wm の差に線形な値であることがわか
る。当然、合焦位置vが求められると、距離uは〔数
3〕から求められる。合焦状態、すなわち、v=wm の
ときはkm =0となり、この際、ぼけカーネルはデルタ
関数となる。当然、im (x,y)=s(x,y)、す
なわち、ぼけのない画像が観測される。
形状に無関係に成立する性質である。ここで、瞳形状a
(x,y)を設定すると、観測された画像im (x,
y)から合焦位置vと完全合焦画像s(x,y)を求め
ることができる。
ネルは、
である。これを〔数1〕に代入すると、
離計測装置によるぼけの周波数特性のゲインはcos関
数の絶対値で表され、その周期はぼけ量によって決定さ
れる。
位相成分は0又はπのいずれかである。これらから二つ
のピンホールを有する距離計測装置は、上記条件1及び
2を満足することがわかる。ぼけ画像が複数枚得られる
ので、これらから求めたスペクトル分布に適切な重み付
けを行うことによって、距離計測及び後に説明する完全
合焦画像復元の双方において零点の存在も問題にならな
い。
が増加するに従って周波数特性の高周波成分を低減させ
るローパスフィルタの機能を有するが、瞳形状を構造化
することによって、ぼけの周波数特性を構造化できるこ
とがわかる。
に相違するぼけ量に関する画像が同時に得られる。これ
らのxに関する1次元フーリエ変換をそれぞれI
m (s,y)とすると、
y)を、(ぼけを含まない)完全合焦点の空間周波数ス
ペクトルとする。これは未知であるが全ての画像面に関
して共通である。したがって、〔数8〕を互いに除算す
ることによってこの項を消去する。例えば、Im (s,
y)を分子にとるとともにIn (s,y)(nを、mと
は異なる1〜3のうちのいずれかの整数とする。)を分
母にとる場合には、
は、複素数の値である入力画像のフーリエ変換から求め
られる値であり、これを用いて合焦位置vを直接求める
のは困難であるので、生成に基づく解析法を用いる。こ
の処理の流れを図5に示す。先ず、入力画像I1 ,
I2 ,I3 の各々の1走査ライン上から処理すべき画像
を取り出し、ブラックマンウィンドウ処理を行う。次
に、xに関する1次フーリエ変換を行い、得られたスペ
クトルの除算を、隣接する画像面間について空間周波数
sごとに行う。
母分子を入れ替えた全ての組合せ、すなわち、r12r21
r23r32の総和を求める。〔数9〕は除算を含むが、実
際には重み付け和を計算することで周波数応答の零点に
関する問題を解決している。重み付けには、分母に用い
るIn (s,y)の絶対値を利用している。また、重み
付け係数の和が閾値に達しない場合、その領域には十分
なテクスチャが含まれていないので、距離計測が不可能
であると判定する。当然、距離uは、生成に基づく解析
法によって求めた合焦位置vと〔数3〕から求められ
る。
る合焦位置v1 ,v2 を代入した場合の差の総和を示
す。図示したように、v1 =v2 の周辺で非常に急峻な
谷状の評価値が得られ、それ以外の位置では均等な残差
であることから、高精度に距離算出を行うことが可能で
あることがわかる。
メラを用いることによって、機械的な駆動部分を有する
ことなく実時間計測が可能になる。また、開口マスク
が、ぼけ量の解析が容易となるように光を通過させる構
造を有するので、瞳形状に起因するぽけ減少を効率的に
処理することができる。さらに、開口マスク及びレンズ
系によってテレセントリック光学系を構成する、すなわ
ち、開口マスクをレンズ系の前焦点面に配置することに
よって、上記不都合を生ずることなく安定かつ高精度に
対象の距離計測を行うことができる。
について説明する。この場合、画像復元装置は、図1に
図示したような距離計測装置の構成要素(演算部を含
む。)の他に、合焦画像を復元する合焦画像復元手段と
しての画像復元部(図示せず)を有する。
は有限の値である必要がある。しかしながら、これまで
の説明ではピンホールの直径を無視しており、各ピンホ
ールの直径に起因するぼけの効果は含まれていない。そ
こで、実際の計算ではこの効果を考慮して、〔数7〕で
表されるぼけ画像のスペクトル応答にsinc関数を乗
じ、
決定される値とし、これは、αより著しく小さいので、
sinc関数の周期はcos関数の周期より小さい。ま
た、β=0としたときは、理想的なピンホールの場合で
ある。計算に用いるβの値を、αと合わせて瞳形状の寸
法から求めた。〔数9〕の第2項を予めテーブル化して
おくことによって高速化を図っているので、この計算は
テンプレート生成時に行えばよい。
れた距離vを用いて、
のmについてS(s,y)は共通であるので、〔数1
1〕の分母の絶対値を重み付けとしてmに関する平均を
求めることによって、ぼけの周波数応答に零点が含まれ
る場合にも正しく完全合焦画像が復元される。
ップと、ぼけを含まない完全合焦画像とを示す。図7〜
9は、距離計測装置によって得られた3枚の画像であ
る。これらから、互いに相違するぼけ量に関する画像が
得られていることがわかる。背景の文字については、こ
れらのどの画像も完全に合焦していないことがわかる。
図10は、既に説明したようにして復元された完全合焦
画像である。
次元形状及び完全合焦画像である。これによれば、背景
の平面の部分と、手前の時計の立体的な形状と、その間
の距離が計測されていることがわかる。距離マップのう
ち、白く抜けている部分は、全ての対象に手掛かりとな
る模様等が全く含まれていない部分である。
CCDによって撮影された画像の一部を拡大したもの及
び完全合焦画像の一部を拡大したものをそれぞれ示す。
写真Fでは、手前の時計と背景の文字の双方をはっきり
と見ることができる。単に合焦領域を統合しているので
はなく、信号処理的に画像を復元しているため、入力画
像のいずれもが合焦していない場合でも完全合焦画像を
得ることができる。平面に同様の文字テクステチャを配
した対象について計測した実験では約1.1mm離れた
対象に対して奥行き値の標準偏差は約1.2mmであっ
た。また、計算時間は、DEC Alpha 400M
Hzを使用して距離計算に約30秒、完全合焦画像の復
元に約20秒を要した。
にくく、ぼけのない完全な合焦画像の安定な復元が可能
となる。
像センサに適用した場合について説明する。このような
画像復元装置は、通常のテレビカメラと同様に対象を撮
影することによって、対象の3次元形状と、ぼけを含ま
ない全焦点画像を得ることを目的とする。図14Aに示
すように、矢印A方向にフォーカシングを行う通常のカ
メラ38によって撮影された合焦面39に関する画像4
0は、対象41の奥行きに関する情報がぼけ42として
対象41の像に内包されており、このぼけ42を画像4
0から分離することは困難である。
を適用した距離画像センサ43は、図14Bに示すよう
に、対象44の全焦点画像45と距離画像46とを分離
して取り出すことができる。本来、距離画像46は、測
量・計測分野や工業的自動化などに利用されてきたが、
同時に全焦点画像45を取得することによって、コンピ
ュータグラフィックス(CG)画像と実写画像を合成し
たCG合成画像47や立体視テレビジョン等のマルチメ
ディア分野での応用が特に期待される。
械的駆動部分なしに計測を行うことによって、計測に要
する時間は、通常のカメラ38と同等の約1/30秒に
なる。これによって動物体の計測を可能にする。また、
レーザ光等の投影を一切行わずに計測を行うことによっ
て、一般生活環境や屋外環境においても計測を可能とす
る。これらは、マルチメディア分野で利用する際に必要
な性能である。
ではなく、幾多の変更及び変形が可能である。例えば、
上記実施の形態では、光通過手段が、二つのピンホール
を有する場合についてのみ説明したが、ぼけ量の解析が
容易となるように他の任意の構造を有するようにしても
よい。
ズ及び凸レンズを順に配置した場合及び単一の凸レンズ
で構成した場合についてのみ説明したが、他の任意のレ
ンズ系を用いることもできる。
て説明したが、それ以外の複数の光に分離する場合にも
適用することができる。上記実施の形態で説明したCC
Dの光学的配置以外のものを採用することもできる。
画像センサに適用した場合について説明したが、これ
を、工業用レンジファインダ、立体視用テレビカメラ、
防犯監視システム等の3次元画像計測を行う工業分野及
び画像メディア分野に適用することができる。工業用レ
ンジファインダは、部品等の位置・向きの計測や種類の
認識を行うものであり、ロボットによる部品の把持等に
利用される。立体視用テレビカメラによれば、得られた
距離画像を計算機によって処理することで立体視に必要
な両眼視差画像を生成することができる。防犯監視シス
テムによれば、人物の像のみならず、空間中の人物の位
置や動作を認識することができる。
す図である。
ォーカスカメラの一部を示す図である。
学系を示す。
波数特性の残差の総和を示す図である。
る。
る。
る。
完全合焦画像である。
れた画像の一部を拡大したものである。
を適用した距離画像センサについて説明するための図で
ある。
CD 6,7,31,32 ピンホール 8,10,34 凸レンズ 9 凹レンズ 19 レンズ 20,21,22 プリズム 26,28,30 第1面 27,29 第2面 38 通常のカメラ 39 合焦面 40 画像 41,44 対象 42 ぼけ 43 距離画像センサ 45 全焦点画像 46 距離画像 47 CG合成画像 f レンズ34の焦点距離 I1 ,I2 ,I3 入力画像 P 対象の点 u レンズ34から対象の点Pまでの距離 v レンズ34の合焦位置 w1 ,w2 ,w3 レンズ34から各CCDまでの位置
Claims (18)
- 【請求項1】 ぼけ量の解析が容易となるように構造化
した光通過手段と、 この光通過手段を通過した光を収束するレンズ系と、 このレンズ系によって収束された光を二つ以上の光に分
離し、これら分離した光から、互いに相違する合焦位置
の画像をそれぞれ取り込む画像取込み手段と、これら画
像を用いて対象の距離を演算する距離演算手段とを具
え、 前記光通過手段及びレンズ系によってテレセントリック
光学系を構成したことを特徴とする距離計測装置。 - 【請求項2】 前記光通過手段は二つのピンホールを有
することを特徴とする請求項1記載の距離計測装置。 - 【請求項3】 前記画像取込み手段は、 分光特性を除去するために全ての面が再蒸着されるとと
もに前記収束された光が第1の面に入射される第1のプ
リズムと、 分光特性を除去するために全ての面が再蒸着されるとと
もに前記第1のプリズムの第2の面に第1の面を接合し
た第2のプリズムと、 分光特性を除去するために全ての面が再蒸着されるとと
もに前記第2のプリズムの第2の面に第1の面を接合し
た第3のプリズムと、 前記第1のプリズムの第2の面及び第1の面によって反
射された光が入射される第1の固体撮像素子と、 前記第2のプリズムの第2の面及び第1の面によって反
射された光が入射される第2の固体撮像素子と、 前記第1、第2及び第3のプリズムを通過する光が入射
される第3の固体撮像素子とを具え、 これら第1、第2及び第3の固体撮像素子の光学的配置
が互いに相違するようにしたことを特徴とする請求項1
又は2記載の距離計測装置。 - 【請求項4】 前記距離演算手段は、生成に基づく解析
法を用いて合焦位置を求め、この合焦位置及び前記レン
ズ系の焦点距離に基づいて前記対象の距離を演算するよ
うにしたことを特徴とする請求項1から3のうちのいず
れかに記載の距離計測装置。 - 【請求項5】 ぼけ量の解析が容易となるように構造化
した光通過手段及びこの光通過手段を通過した光を収束
するレンズ系によって構成されたテレセントリック光学
系を通過した光を、二つ以上の光に分離し、 これら分離した光から、互いに相違する合焦位置の画像
をそれぞれ取り込み、これら画像を用いて対象の距離を
演算することを特徴とする距離計測方法。 - 【請求項6】 前記光通過手段は二つのピンホールを有
することを特徴とする請求項5記載の距離計測方法。 - 【請求項7】 前記テレセントリック光学系を通過した
光を三つの光に分離し、 これら分離した光を、光学的配置が互いに相違する第
1、第2及び第3の固体撮像素子にそれぞれ入射させる
ことを特徴とする請求項5又は6記載の距離計測方法。 - 【請求項8】 前記対象の距離を演算するに際し、生成
に基づく解析法を用いて合焦位置を求め、この合焦位置
及び前記レンズ系の焦点距離に基づいて前記対象の距離
を演算することを特徴とする請求項5から7のうちのい
ずれかに記載の距離計測方法。 - 【請求項9】 ぼけ量の解析が容易となるように構造化
した光通過手段と、 この光通過手段を通過した光を収束するレンズ系と、 このレンズ系によって収束された光を二つ以上の光に分
離し、これら分離した光から、互いに相違する合焦位置
の画像をそれぞれ取り込む画像取込み手段と、これら画
像を用いて対象の距離を演算する距離演算手段と、 合焦画像を復元する合焦画像復元手段とを具え、 前記光通過手段及びレンズ系によってテレセントリック
光学系を構成したことを特徴とする画像復元装置。 - 【請求項10】 前記光通過手段は二つのピンホールを
有することを特徴とする請求項9記載の画像復元装置。 - 【請求項11】 前記画像取込み手段は、 分光特性を除去するために全ての面が再蒸着されるとと
もに前記収束された光が第1の面に入射される第1のプ
リズムと、 分光特性を除去するために全ての面が再蒸着されるとと
もに前記第1のプリズムの第2の面に第1の面を接合し
た第2のプリズムと、 分光特性を除去するために全ての面が再蒸着されるとと
もに前記第2のプリズムの第2の面に第1の面を接合し
た第3のプリズムと、 前記第1のプリズムの第2の面及び第1の面によって反
射された光が入射される第1の固体撮像素子と、 前記第2のプリズムの第2の面及び第1の面によって反
射された光が入射される第2の固体撮像素子と、 前記第1、第2及び第3のプリズムを通過する光が入射
される第3の固体撮像素子とを具え、 これら第1、第2及び第3の固体撮像素子の光学的配置
が互いに相違するようにしたことを特徴とする請求項9
又は10記載の画像復元装置。 - 【請求項12】 前記距離演算手段は、生成に基づく解
析法を用いて合焦位置を求め、この合焦位置及び前記レ
ンズ系の焦点距離に基づいて前記対象の距離を演算する
ようにしたことを特徴とする請求項9から11のうちの
いずれかに記載の画像復元装置。 - 【請求項13】 前記合焦画像復元手段は、前記合焦位
置からぼけを含まない原画像の空間周波数スペクトルを
求め、これをフーリエ逆変換することによって合焦画像
を復元するようにしたことを特徴とする請求項12記載
の画像復元装置。 - 【請求項14】 ぼけ量の解析が容易となるように構造
化した光通過手段及びこの光通過手段を通過した光を収
束するレンズ系によって構成されたテレセントリック光
学系を通過した光を、二つ以上の光に分離し、 これら分離した光から、互いに相違する合焦位置の画像
をそれぞれ取り込み、これら画像を用いて対象の距離を
演算するとともに合焦画像を復元することを特徴とする
画像復元方法。 - 【請求項15】 前記光通過手段は二つのピンホールを
有することを特徴とする請求項14記載の画像復元方
法。 - 【請求項16】 前記テレセントリック光学系を通過し
た光を三つの光に分離し、 これら分離した光を、光学的配置が互いに相違する第
1、第2及び第3の固体撮像素子にそれぞれ入射させる
ことを特徴とする請求項14又は15記載の画像復元方
法。 - 【請求項17】 前記対象の距離を演算するに際し、生
成に基づく解析法を用いて合焦位置を求め、この合焦位
置及び前記レンズ系の焦点距離に基づいて前記対象の距
離を演算することを特徴とする請求項14から16のう
ちのいずれかに記載の画像復元方法。 - 【請求項18】 前記原画像を復元するに際し、前記合
焦位置からぼけを含まない合焦画像の空間周波数スペク
トルを求め、これをフーリエ逆変換して前記合焦画像を
復元することを特徴とする請求項17記載の画像復元方
法。
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