JP2839632B2 - 電子レンジ - Google Patents
電子レンジInfo
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- JP2839632B2 JP2839632B2 JP2085729A JP8572990A JP2839632B2 JP 2839632 B2 JP2839632 B2 JP 2839632B2 JP 2085729 A JP2085729 A JP 2085729A JP 8572990 A JP8572990 A JP 8572990A JP 2839632 B2 JP2839632 B2 JP 2839632B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- output
- input
- switching
- selection switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/66—Circuits
- H05B6/68—Circuits for monitoring or control
- H05B6/681—Circuits comprising an inverter, a boost transformer and a magnetron
- H05B6/682—Circuits comprising an inverter, a boost transformer and a magnetron wherein the switching control is based on measurements of electrical values of the circuit
- H05B6/683—Circuits comprising an inverter, a boost transformer and a magnetron wherein the switching control is based on measurements of electrical values of the circuit the measurements being made at the high voltage side of the circuit
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は入力電源を周波数変換部によって高周波電源
に変換しその高周波出力を昇圧トランスを介してマグネ
トロンに供給してこれを駆動する電子レンジに係わり、
特に商用電源のみならず車両用蓄電池などその他の電源
をも入力電源として使用し得るようにした電子レンジに
関する。
に変換しその高周波出力を昇圧トランスを介してマグネ
トロンに供給してこれを駆動する電子レンジに係わり、
特に商用電源のみならず車両用蓄電池などその他の電源
をも入力電源として使用し得るようにした電子レンジに
関する。
(従来の技術) 商用電源を周波数変換部によって高周波電源に変換し
その高周波出力を昇圧トランスを介してマグネトロンに
供給してこれを駆動することによって食品を電波により
加熱調理する高周波加熱調理装置は電子レンジとして知
られている。従来の電子レンジにおいて、電波出力の大
きさがマグネトロンの陽極電流の大きさによって決まる
と共に、陽極電流が周波数変換部の周波数変換用のスイ
ッチング素子の導通時間幅で決まることから、この導通
時間幅を一つの商用電源電圧に対応して決定し、それに
よって所定の陽極電流を保つようにしている例が多い。
そして加熱調理の強弱切換えは陽極電流の大きさを制御
することなくマグネトロンを連続駆動にしたり間欠駆動
にしたりする切換えによって行っている。
その高周波出力を昇圧トランスを介してマグネトロンに
供給してこれを駆動することによって食品を電波により
加熱調理する高周波加熱調理装置は電子レンジとして知
られている。従来の電子レンジにおいて、電波出力の大
きさがマグネトロンの陽極電流の大きさによって決まる
と共に、陽極電流が周波数変換部の周波数変換用のスイ
ッチング素子の導通時間幅で決まることから、この導通
時間幅を一つの商用電源電圧に対応して決定し、それに
よって所定の陽極電流を保つようにしている例が多い。
そして加熱調理の強弱切換えは陽極電流の大きさを制御
することなくマグネトロンを連続駆動にしたり間欠駆動
にしたりする切換えによって行っている。
(発明が解決しようとする課題) このような手法によって電波出力および加熱調理の強
さを決めている従来の電子レンジでは、商用電源電圧が
異なる地域で使用されたり、設備された商用電源電圧が
異なる部屋で使用されたりすると、入力電圧が低すぎて
マグネトロンが正常に動作できなくなったり、反対に入
力電圧が高すぎてマグネトロンに異常電圧が印加される
危険性がある。また、野外会食を楽しむために屋外で車
両用電池を用いて電子レンジを動作させようとしても殆
ど不可能である。換言すれば従来の電子レンジでは手軽
に場所を変えて使用することは設備された電源の相異か
ら不可能に近いものであった。
さを決めている従来の電子レンジでは、商用電源電圧が
異なる地域で使用されたり、設備された商用電源電圧が
異なる部屋で使用されたりすると、入力電圧が低すぎて
マグネトロンが正常に動作できなくなったり、反対に入
力電圧が高すぎてマグネトロンに異常電圧が印加される
危険性がある。また、野外会食を楽しむために屋外で車
両用電池を用いて電子レンジを動作させようとしても殆
ど不可能である。換言すれば従来の電子レンジでは手軽
に場所を変えて使用することは設備された電源の相異か
ら不可能に近いものであった。
そこで本発明の目的は、電源の種類が異なる場合でも
これを入力電源として使用でき、その結果、持ち運び使
用が可能になり、利用範囲が拡大する電子レンジを提供
することにある。
これを入力電源として使用でき、その結果、持ち運び使
用が可能になり、利用範囲が拡大する電子レンジを提供
することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明による電子レンジは、少なくとも一つの商用電
源及およびその他の外部電源にそれぞれ接続される第1
および第2の電源接続端子と、これら第1および第2の
電源接続端子を切り替えることにより入力電源を選択す
る入力選択スイッチと、この入力選択スイッチによって
選択された入力電源が与えられる共通の電源入力端子を
有しその入力電源を高周波に変換する周波数変換部と、
この周波数変換部からの交流出力を昇圧する昇圧トラン
スと、この昇圧トランスの二次側に接続されたマグネト
ロンと、前記入力選択スイッチに連動して前記マグネト
ロンの出力を前記第1および第2の電源接続端子に決め
られた電圧の大きさに対応した値に切り替えるための出
力切替手段とからなることを特徴とする。
源及およびその他の外部電源にそれぞれ接続される第1
および第2の電源接続端子と、これら第1および第2の
電源接続端子を切り替えることにより入力電源を選択す
る入力選択スイッチと、この入力選択スイッチによって
選択された入力電源が与えられる共通の電源入力端子を
有しその入力電源を高周波に変換する周波数変換部と、
この周波数変換部からの交流出力を昇圧する昇圧トラン
スと、この昇圧トランスの二次側に接続されたマグネト
ロンと、前記入力選択スイッチに連動して前記マグネト
ロンの出力を前記第1および第2の電源接続端子に決め
られた電圧の大きさに対応した値に切り替えるための出
力切替手段とからなることを特徴とする。
(作用) 本発明の電子レンジによれば、持ち運び先に設備され
た電源に第1および第2の電源接続端子の何れか対応す
る一つが接続されると、その電源が接続された電源接続
端子を選択する入力選択スイッチに連動して出力切替手
段が操作され、それによってその接続された電源の電圧
に応じた大きさの電波が出力されるようにマグネトロン
の陽極電流が設定される。従って電源電圧の大きさが変
化してもマグネトロンを正常な範囲で駆動できるので、
換言すれば、電源の種類が異なる場合でもこれを入力電
源として支障なく使用できるので設備電源の異なる場所
への持ち運び使用が容易になる。
た電源に第1および第2の電源接続端子の何れか対応す
る一つが接続されると、その電源が接続された電源接続
端子を選択する入力選択スイッチに連動して出力切替手
段が操作され、それによってその接続された電源の電圧
に応じた大きさの電波が出力されるようにマグネトロン
の陽極電流が設定される。従って電源電圧の大きさが変
化してもマグネトロンを正常な範囲で駆動できるので、
換言すれば、電源の種類が異なる場合でもこれを入力電
源として支障なく使用できるので設備電源の異なる場所
への持ち運び使用が容易になる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について第1図〜第8図を参
照しながら説明する。第1図に示すように、この電子レ
ンジでは100V、200Vの商用電源および車両の蓄電池に接
続可能な電源接続端子として第1〜第3の差込みプラグ
1、2、3が備えられ、それぞれの各一端は一対の共通
の電源入力端子4、5のうちの一方の端子4に接続さ
れ、各他端は電源選択スイッチ(入力選択スイッチ)
6、7、8を介して他方の端子5に接続されている。こ
の電源入力端子4および5はヒューズ9、サーマルスイ
ッチ10、ドアスイッチ11、12およびショートスイッチ13
からなる周知の保護回路を介してライン14および15に接
続され、さらにこれらライン14、15は調理時間を設定す
るタイマー16の接点17、18を介して交流母線19、20に夫
々接続されている。主インバータユニットすなわち周波
数変換部21は母線19、20間の交流電圧を全波整流する整
流回路22を含んでなり、その整流電圧はチョークコイル
23および平滑用コンデンサ24からなるフイルタ回路25を
介して直流母線26、27間に直流電圧として印加される。
周波数変換のための振動回路は昇圧トランス28の一次巻
線29、共府用コンデンサ30、スイッチング素子であるス
イッチングトランジスタ31およびダイオード32とからな
り、制御回路33によってスイッチングトランジスタ31を
オンオフ制御することによって昇圧トランス28の一次巻
線29に高周波電流が発生する。これによって、昇圧トラ
ンス28の二次巻線34に高周波電圧が誘起され、そしてこ
の二次巻線34に誘起された高周波電圧はダイオード35お
よびコンデンサ36からなる倍電圧整流回路37を介してマ
グネトロン38の陽極および陰極間に印加され、またもう
一方の二次巻線39に誘起された電圧は陰極に印加される
ようになっている。40は一次巻線29の巻数を選択するた
めの巻数選択スイッチで、マグネトロン38の出力切り替
えに伴い共振周波数を切り替えるために共振用コンデン
サ30を一次巻線29の異なる巻数位置から導出されたタッ
プ29a、29b、29cに選択的に接続するようになってい
る。41はマグネトロン38の陽極通電路に設けられた変流
器からなる陽極電流検出部で、その検出信号S1は制御回
路33に与えられる。この制御回路33には、マグネトロン
38の出力を電源入力端子4、5間に与えられる電源電圧
の大きさ12V、100V、および200Vに夫々対応して設定出
力300W、600W、1000Wにするために、予め定められた設
定値Va、Vb、Vcを選択する出力選択スイッチ42が出力切
替手段として設けられている。また制御回路33は陽極電
流検出部41からの検出信号S1を設定値Va、Vb、Vcのう
ち、出力選択スイッチ42より選択された一つと比較し、
そしてその比較結果である差信号S2によってスイッチン
グトランジスタ31の導通時間幅を制御し、以てマグネト
ロン38の出力を設定値に保持させるようにしている。43
は付属電気機器回路44に電源電圧Vdを供給するための補
助インバータで、差込みプラグ1、2、3から異なる大
きさの電源電圧が与えられても出力電圧Vdが一定である
ようにするための周波数選択スイッチ45が設けられてお
り、その周波数切替えによって内部のトランスの二次電
圧であるVdを差込みプラグ1〜3の何れから電源が与え
られても常に一定に保たれるようにしている。前記付属
電気機器回路44は周知の通り前記タイマー16、ターンテ
ーブル用モータ46、マグネトロン38用の冷却ファンモー
タ47および庫内灯48などからなる。
照しながら説明する。第1図に示すように、この電子レ
ンジでは100V、200Vの商用電源および車両の蓄電池に接
続可能な電源接続端子として第1〜第3の差込みプラグ
1、2、3が備えられ、それぞれの各一端は一対の共通
の電源入力端子4、5のうちの一方の端子4に接続さ
れ、各他端は電源選択スイッチ(入力選択スイッチ)
6、7、8を介して他方の端子5に接続されている。こ
の電源入力端子4および5はヒューズ9、サーマルスイ
ッチ10、ドアスイッチ11、12およびショートスイッチ13
からなる周知の保護回路を介してライン14および15に接
続され、さらにこれらライン14、15は調理時間を設定す
るタイマー16の接点17、18を介して交流母線19、20に夫
々接続されている。主インバータユニットすなわち周波
数変換部21は母線19、20間の交流電圧を全波整流する整
流回路22を含んでなり、その整流電圧はチョークコイル
23および平滑用コンデンサ24からなるフイルタ回路25を
介して直流母線26、27間に直流電圧として印加される。
周波数変換のための振動回路は昇圧トランス28の一次巻
線29、共府用コンデンサ30、スイッチング素子であるス
イッチングトランジスタ31およびダイオード32とからな
り、制御回路33によってスイッチングトランジスタ31を
オンオフ制御することによって昇圧トランス28の一次巻
線29に高周波電流が発生する。これによって、昇圧トラ
ンス28の二次巻線34に高周波電圧が誘起され、そしてこ
の二次巻線34に誘起された高周波電圧はダイオード35お
よびコンデンサ36からなる倍電圧整流回路37を介してマ
グネトロン38の陽極および陰極間に印加され、またもう
一方の二次巻線39に誘起された電圧は陰極に印加される
ようになっている。40は一次巻線29の巻数を選択するた
めの巻数選択スイッチで、マグネトロン38の出力切り替
えに伴い共振周波数を切り替えるために共振用コンデン
サ30を一次巻線29の異なる巻数位置から導出されたタッ
プ29a、29b、29cに選択的に接続するようになってい
る。41はマグネトロン38の陽極通電路に設けられた変流
器からなる陽極電流検出部で、その検出信号S1は制御回
路33に与えられる。この制御回路33には、マグネトロン
38の出力を電源入力端子4、5間に与えられる電源電圧
の大きさ12V、100V、および200Vに夫々対応して設定出
力300W、600W、1000Wにするために、予め定められた設
定値Va、Vb、Vcを選択する出力選択スイッチ42が出力切
替手段として設けられている。また制御回路33は陽極電
流検出部41からの検出信号S1を設定値Va、Vb、Vcのう
ち、出力選択スイッチ42より選択された一つと比較し、
そしてその比較結果である差信号S2によってスイッチン
グトランジスタ31の導通時間幅を制御し、以てマグネト
ロン38の出力を設定値に保持させるようにしている。43
は付属電気機器回路44に電源電圧Vdを供給するための補
助インバータで、差込みプラグ1、2、3から異なる大
きさの電源電圧が与えられても出力電圧Vdが一定である
ようにするための周波数選択スイッチ45が設けられてお
り、その周波数切替えによって内部のトランスの二次電
圧であるVdを差込みプラグ1〜3の何れから電源が与え
られても常に一定に保たれるようにしている。前記付属
電気機器回路44は周知の通り前記タイマー16、ターンテ
ーブル用モータ46、マグネトロン38用の冷却ファンモー
タ47および庫内灯48などからなる。
一方、第2図〜第8図において、電子レンジ本体49の
前面に配置された操作部であるところの操作パネル49a
には、周知のものと同様に出力の強弱切換摘み50、タイ
マー操作摘み51及び調理スタートノブ52が設けられてい
る外に、本発明の一実施例として3個の貫通孔53a,53b,
53cが上方部位に設けられ、および適宜の4個所に係合
孔53dが設けられている。54,55,56は、電源の種類を選
択するために、その種類に対応して用意された三個の表
示パネルで、それぞれの裏面の4個所には第6図〜第8
図に示す如く、操作パネル49aに形成された各係合孔53d
に係合し得る係合ピン57が設けられ、これらの係合によ
って表示パネル54〜56は操作パネル49aに交換可能に装
着される。各表示パネル54〜56には、操作パネル49aへ
の装着状態で前記貫通孔53a〜53cのうち使用する電源の
種類に応じて予め定められている一対の孔に挿入される
二本の作動突起58,59が設けられ、且つ各表示パネル54
〜56の表側において、3個の貫通孔53a〜53cと対応する
部分のうち作動突起58,59と対応する部分には表示凹部6
0,61が形成され残りの1つの貫通孔と対応する部分に表
示突部62が形成されている。これら表示パネル54〜56に
は、その各表示突部62近傍に使用する電源の種類すなわ
ち電圧を表わす表示「100V」,「200V」および「12V」
の一つが表示されていると共に、操作パネル49aへの装
着状態で強弱切換摘み50、タイマー操作摘み51および調
理スタートノブ52が貫通する開口63,64,65が形成され、
更に、電源の種類に応じた設定出力表示(1000W,600W,3
00W)およびその設定出力に適したメニューが表示され
ている。
前面に配置された操作部であるところの操作パネル49a
には、周知のものと同様に出力の強弱切換摘み50、タイ
マー操作摘み51及び調理スタートノブ52が設けられてい
る外に、本発明の一実施例として3個の貫通孔53a,53b,
53cが上方部位に設けられ、および適宜の4個所に係合
孔53dが設けられている。54,55,56は、電源の種類を選
択するために、その種類に対応して用意された三個の表
示パネルで、それぞれの裏面の4個所には第6図〜第8
図に示す如く、操作パネル49aに形成された各係合孔53d
に係合し得る係合ピン57が設けられ、これらの係合によ
って表示パネル54〜56は操作パネル49aに交換可能に装
着される。各表示パネル54〜56には、操作パネル49aへ
の装着状態で前記貫通孔53a〜53cのうち使用する電源の
種類に応じて予め定められている一対の孔に挿入される
二本の作動突起58,59が設けられ、且つ各表示パネル54
〜56の表側において、3個の貫通孔53a〜53cと対応する
部分のうち作動突起58,59と対応する部分には表示凹部6
0,61が形成され残りの1つの貫通孔と対応する部分に表
示突部62が形成されている。これら表示パネル54〜56に
は、その各表示突部62近傍に使用する電源の種類すなわ
ち電圧を表わす表示「100V」,「200V」および「12V」
の一つが表示されていると共に、操作パネル49aへの装
着状態で強弱切換摘み50、タイマー操作摘み51および調
理スタートノブ52が貫通する開口63,64,65が形成され、
更に、電源の種類に応じた設定出力表示(1000W,600W,3
00W)およびその設定出力に適したメニューが表示され
ている。
また、具体的構成は省略しているが、前記電源選択ス
イッチ6,7,8、巻数選択スイッチ40、出力選択スイッチ4
2および周波数選択スイッチ45は、各表示パネル54〜56
の操作パネル49aへの装着によって作動突起58,59が貫通
孔53a〜53cのうちの2個に挿入されたときに、その作動
突起58,59によってその装着された表示パネル54〜56に
対して予め決められている種類の電源電圧と対応する位
置に切換操作される連動関係になっている。
イッチ6,7,8、巻数選択スイッチ40、出力選択スイッチ4
2および周波数選択スイッチ45は、各表示パネル54〜56
の操作パネル49aへの装着によって作動突起58,59が貫通
孔53a〜53cのうちの2個に挿入されたときに、その作動
突起58,59によってその装着された表示パネル54〜56に
対して予め決められている種類の電源電圧と対応する位
置に切換操作される連動関係になっている。
次に上記構成の作用について説明する。
12Vである車両用蓄電池を電源とする場合は表示パネ
ル56が、100V商用電源を使用する場合は表示パネル55
が、また200V商用電源を使用する場合は表示パネル54が
それぞれ操作パネル49aに装着され、これによって上記
順に1個の電源選択スイッチ8、6、7が閉路状態に保
たれるように他の2個のスイッチが作動突起58,59によ
って開路され、こうして、差込みプラグ1〜3のうち、
所用のコンセントに接続された一つに対応する電源電圧
が調理の開始に伴い母線19、20間に印加される。同時に
作動突起58、59によって巻数選択スイッチ40、出力選択
スイッチ42および周波数選択スイッチ45もその印加電圧
の大きさに応じた位置に切り替えられる。このような電
源の投入によって、通常の電子レンジの場合と同様に周
波数変換部21が周波数変換動作を行い、マグネトロン38
が駆動されて加熱調理動作が行われる。この加熱調理動
作において、制御回路33は陽極電流検出部41からの検出
信号S1を設定値Va、Vb、Vcのうち出力選択スイッチ42に
よって選択されたものと比較し差信号S2を出力する。こ
の差信号S2はその大きさに応じてスイッチングトランジ
スタ31の導通時間幅を制御し、以て設定出力300W、600W
および1000Wのうち、出力選択スイッチ42よって設定さ
れた値を維持するようにマグネトロン38の陽極電流値を
保持する。このようなスイッチングトランジスタ31の導
通時間幅制御によって周波数変換部21の運転周波数も同
時に変化されてしまうが、それに伴って巻数選択スイッ
チ40により昇圧トランス28の二次巻線29の巻数が切り替
えられ、その結果昇圧トランス28のインダクタンスが変
化され、周波数変換部21の共振周波数が運転周波数と常
に一致されるようになる。
ル56が、100V商用電源を使用する場合は表示パネル55
が、また200V商用電源を使用する場合は表示パネル54が
それぞれ操作パネル49aに装着され、これによって上記
順に1個の電源選択スイッチ8、6、7が閉路状態に保
たれるように他の2個のスイッチが作動突起58,59によ
って開路され、こうして、差込みプラグ1〜3のうち、
所用のコンセントに接続された一つに対応する電源電圧
が調理の開始に伴い母線19、20間に印加される。同時に
作動突起58、59によって巻数選択スイッチ40、出力選択
スイッチ42および周波数選択スイッチ45もその印加電圧
の大きさに応じた位置に切り替えられる。このような電
源の投入によって、通常の電子レンジの場合と同様に周
波数変換部21が周波数変換動作を行い、マグネトロン38
が駆動されて加熱調理動作が行われる。この加熱調理動
作において、制御回路33は陽極電流検出部41からの検出
信号S1を設定値Va、Vb、Vcのうち出力選択スイッチ42に
よって選択されたものと比較し差信号S2を出力する。こ
の差信号S2はその大きさに応じてスイッチングトランジ
スタ31の導通時間幅を制御し、以て設定出力300W、600W
および1000Wのうち、出力選択スイッチ42よって設定さ
れた値を維持するようにマグネトロン38の陽極電流値を
保持する。このようなスイッチングトランジスタ31の導
通時間幅制御によって周波数変換部21の運転周波数も同
時に変化されてしまうが、それに伴って巻数選択スイッ
チ40により昇圧トランス28の二次巻線29の巻数が切り替
えられ、その結果昇圧トランス28のインダクタンスが変
化され、周波数変換部21の共振周波数が運転周波数と常
に一致されるようになる。
このようにして、この電子レンジによれば電源の種類
が12V、100V、200Vに変化されるとそれに応じてマグネ
トロン38はその出力が300W、600W、1000Wに切り替えら
れ、結果的に電源電圧に応じた最適な出力の下で駆動さ
れるので何等支障なく加熱調理が行われる。また具体的
構成態様では、差込みプラグ1〜3の何れかの使用に伴
う表示パネル54〜56の選択的装着によって電源選択スイ
ッチ6〜8の一つが選択され残りの差込みプラグからの
電源供給を阻止状態にするので誤使用を防止できると共
に、表示突部62の近傍に表示された電圧表示によって使
用電源の種類を知ることができタイマー16による調理時
間を電圧に応じた適切な値に設定し得る。
が12V、100V、200Vに変化されるとそれに応じてマグネ
トロン38はその出力が300W、600W、1000Wに切り替えら
れ、結果的に電源電圧に応じた最適な出力の下で駆動さ
れるので何等支障なく加熱調理が行われる。また具体的
構成態様では、差込みプラグ1〜3の何れかの使用に伴
う表示パネル54〜56の選択的装着によって電源選択スイ
ッチ6〜8の一つが選択され残りの差込みプラグからの
電源供給を阻止状態にするので誤使用を防止できると共
に、表示突部62の近傍に表示された電圧表示によって使
用電源の種類を知ることができタイマー16による調理時
間を電圧に応じた適切な値に設定し得る。
なお、上記実施例では3種類の電源を選択できるよう
にしているが少なくとも2種類の電源を選択的に使用で
きるものであればよい。
にしているが少なくとも2種類の電源を選択的に使用で
きるものであればよい。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、持ち運び先に設
備された電源に第1および第2の電源接続端子の何れか
対応する一つが接続されると、その電源が接続された電
源接続端子を選択する入力選択スイッチに連動して出力
切替手段が操作され、それによってその接続された電源
の電圧に応じた大きさの電波が出力されるようにマグネ
トロンの陽極電流が設定される。従って電源電圧の大き
さが変化してもマグネトロンを正常な範囲で駆動できる
ので、換言すれば、電源の種類が異なる場合でもこれを
入力電源として支障なく使用できるので設備電源の異な
る場所への持ち運び使用が容易になる。しかも、入力選
択スイッチと出力切替手段が、操作パネルに交換可能に
装着された表示パネルの作動突起により連動して操作さ
れるので、入力選択スイッチ及び出力切替手段の誤使用
を防止できる。
備された電源に第1および第2の電源接続端子の何れか
対応する一つが接続されると、その電源が接続された電
源接続端子を選択する入力選択スイッチに連動して出力
切替手段が操作され、それによってその接続された電源
の電圧に応じた大きさの電波が出力されるようにマグネ
トロンの陽極電流が設定される。従って電源電圧の大き
さが変化してもマグネトロンを正常な範囲で駆動できる
ので、換言すれば、電源の種類が異なる場合でもこれを
入力電源として支障なく使用できるので設備電源の異な
る場所への持ち運び使用が容易になる。しかも、入力選
択スイッチと出力切替手段が、操作パネルに交換可能に
装着された表示パネルの作動突起により連動して操作さ
れるので、入力選択スイッチ及び出力切替手段の誤使用
を防止できる。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は同実
施例における電子レンジ本体を示す分解斜視図、第3、
4図および5図はそれぞれ異なる電源電圧に対応した表
示パネルを示す正面図、第6、7および8図はそれぞれ
3種類の異なる電源電圧に対応した表示パネルを示す上
面図で、特に第6図は一部破断して示す。 図面中、1〜3は差込みプラグ(電源接続端子)、4,5
は電源入力端子、6〜8は電源選択スイッチ(入力選択
スイッチ)、21は周波数変換部、28は昇圧トランス、31
はスイッチングトランジスタ、33は制御回路、38はマグ
ネトロン、40は巻数選択スイッチ、41は陽極電流検出
部、42は出力選択スイッチ(出力切替手段)、43は補助
インバータ、45は周波数選択スイッチ、54〜56は表示パ
ネル、58、59は作動突起である。
施例における電子レンジ本体を示す分解斜視図、第3、
4図および5図はそれぞれ異なる電源電圧に対応した表
示パネルを示す正面図、第6、7および8図はそれぞれ
3種類の異なる電源電圧に対応した表示パネルを示す上
面図で、特に第6図は一部破断して示す。 図面中、1〜3は差込みプラグ(電源接続端子)、4,5
は電源入力端子、6〜8は電源選択スイッチ(入力選択
スイッチ)、21は周波数変換部、28は昇圧トランス、31
はスイッチングトランジスタ、33は制御回路、38はマグ
ネトロン、40は巻数選択スイッチ、41は陽極電流検出
部、42は出力選択スイッチ(出力切替手段)、43は補助
インバータ、45は周波数選択スイッチ、54〜56は表示パ
ネル、58、59は作動突起である。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも一つの商用電源及びその他の外
部電源にそれぞれ接続される第1および第2の電源接続
端子と、これら第1および第2の電源接続端子を切り替
えることにより入力電源を選択する入力選択スイッチ
と、この入力選択スイッチによって選択された入力電源
が与えられる共通の電源入力端子を有しその入力電源を
高周波に変換する周波数変換部と、この周波数変換部か
らの交流出力を昇圧する昇圧トランスと、この昇圧トラ
ンスの二次側に接続されたマグネトロンと、このマグネ
トロンの出力を前記第1および第2の電源接続端子に印
加される電圧の大きさに対応した値に切り替えるための
出力切替手段と、操作パネルに交換可能に装着され、選
択する入力電源に対応した電源表示並びに前記入力選択
スイッチ及び前記出力切替手段を連動して切り替えるた
めの作動突起を有する表示パネルとからなることを特徴
とする電子レンジ。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
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DE69014857T DE69014857T2 (de) | 1990-03-30 | 1990-12-31 | Hochfrequenzheizeinrichtung. |
EP90314465A EP0450236B1 (en) | 1990-03-30 | 1990-12-31 | High frequency heating apparatus |
CA002033876A CA2033876C (en) | 1990-03-30 | 1991-01-09 | High frequency heating apparatus |
US07/646,093 US5171948A (en) | 1990-03-30 | 1991-01-25 | High frequency heating apparatus |
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---|---|---|---|
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---|---|
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US4430540A (en) * | 1981-06-15 | 1984-02-07 | Texas Instruments Incorporated | Data input apparatus for microwave oven controllers |
US4415964A (en) * | 1981-12-28 | 1983-11-15 | Scharfe Jr James A | Power supply |
GB8307123D0 (en) * | 1983-03-15 | 1983-04-20 | Microwave Ovens Ltd | Microwave ovens |
US4725948A (en) * | 1985-11-19 | 1988-02-16 | Hamilton Standard Controls, Inc. | Heating appliance control system |
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JP2603984B2 (ja) * | 1988-02-16 | 1997-04-23 | 株式会社東芝 | 調理器 |
JPH0626469B2 (ja) * | 1988-04-28 | 1994-04-06 | 株式会社日立製作所 | マグネトロン駆動装置 |
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US4904837A (en) * | 1988-10-18 | 1990-02-27 | Low Douglas W | Powered microwave oven |
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1990
- 1990-03-30 JP JP2085729A patent/JP2839632B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1990-12-31 DE DE69014857T patent/DE69014857T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-12-31 EP EP90314465A patent/EP0450236B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-01-09 CA CA002033876A patent/CA2033876C/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-01-25 US US07/646,093 patent/US5171948A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69014857T2 (de) | 1995-06-08 |
EP0450236A3 (en) | 1992-05-13 |
DE69014857D1 (de) | 1995-01-19 |
JPH03283382A (ja) | 1991-12-13 |
EP0450236A2 (en) | 1991-10-09 |
CA2033876A1 (en) | 1991-10-01 |
US5171948A (en) | 1992-12-15 |
CA2033876C (en) | 1994-09-20 |
EP0450236B1 (en) | 1994-12-07 |
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