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JP2834407B2 - 湿式ビール粕穀皮剥離方法およびその装置 - Google Patents

湿式ビール粕穀皮剥離方法およびその装置

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Publication number
JP2834407B2
JP2834407B2 JP6174563A JP17456394A JP2834407B2 JP 2834407 B2 JP2834407 B2 JP 2834407B2 JP 6174563 A JP6174563 A JP 6174563A JP 17456394 A JP17456394 A JP 17456394A JP 2834407 B2 JP2834407 B2 JP 2834407B2
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beer
roll
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聰太郎 岸
芳夫 柴
秀和 三宅
ヴィルヘルム、キュンツェル
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BIRUHERUMU KYUNTSUERU MYUURENBAU UNTO MAS FAB
MYAKE SEISAKUSHO KK
Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
BIRUHERUMU KYUNTSUERU MYUURENBAU UNTO MAS FAB
MYAKE SEISAKUSHO KK
Kirin Brewery Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02BPREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
    • B02B3/00Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming
    • B02B3/04Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming by means of rollers
    • B02B3/045Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming by means of rollers cooperating rollers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23JPROTEIN COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS; WORKING-UP PROTEINS FOR FOODSTUFFS; PHOSPHATIDE COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS
    • A23J1/00Obtaining protein compositions for foodstuffs; Bulk opening of eggs and separation of yolks from whites
    • A23J1/001Obtaining protein compositions for foodstuffs; Bulk opening of eggs and separation of yolks from whites from waste materials, e.g. kitchen waste
    • A23J1/005Obtaining protein compositions for foodstuffs; Bulk opening of eggs and separation of yolks from whites from waste materials, e.g. kitchen waste from vegetable waste materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12FRECOVERY OF BY-PRODUCTS OF FERMENTED SOLUTIONS; DENATURED ALCOHOL; PREPARATION THEREOF
    • C12F3/00Recovery of by-products
    • C12F3/06Recovery of by-products from beer and wine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビール粕をロールミル
を用いて機械的に処理することにより、穀皮からの高タ
ンパク質含有物の分離収率および処理速度を大幅に向上
することのできる湿式ビール粕穀皮剥離方法およびその
方法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】植物性の高タンパク源としては、大豆お
よび脱脂大豆が最も広く用いられている。しかし、大豆
の生産は世界的にも限られた地域で行われており、天候
不順等による供給不足が問題となることがある。また、
国内の大豆生産量は、国内需要をまかなうにはほど遠
く、ほぼ輸入に頼っているのが実情である。そのため、
安定的かつ低価格で供給できる大豆以外の高タンパク資
源の開発が望まれている。
【0003】一方、ビール粕は、ビール醸造工程におけ
る麦汁の糖化残さである。ビール大麦を発芽させた麦芽
に、米、コーングリッツ、コーンスターチなどの未発芽
の副原料を混合したものを原料として、糖化工程を経て
生成した水溶性物をろ過し、麦汁から不溶性残さである
ビール粕が分離される。
【0004】糖化工程では原料中のタンパク質のうち、
2/3弱がビール粕に移行するので、ビール粕は、原料
の高分子タンパク質が糖化工程を経ることによって濃縮
したものと考えることができるが、その一方でこのビー
ル粕の成分のうち、穀皮を主とする繊維は重量比率で約
60%をも占めるので、従来、繊維をある程度消化でき
る牛などの反芻動物の飼料としか利用できず、その用途
の狭いことがビール粕の欠点とされてきた。
【0005】このようなビール粕は、乾物基準でビール
製造量4に対して1の割合で副生するもので、ビールの
製造量に比例して大量に生じる。従来は、水分を含んだ
生のまま、あるいは脱水、乾燥したものを前述のように
牛の飼料として再利用するほか、余剰のビール粕は有効
に利用されないまま焼却処理をせざるを得ないのが現状
であり、この処理コストは相当な額にのぼっている。
【0006】一方、ビール粕を高タンパク源として考え
ると、タンパク質の含有量は、乾物基準で約25%と低
いため、そのままではタンパク資源としての利用価値は
低く、高タンパク質含有物を分離することにより、さら
にその用途拡大を図ることが望まれている。
【0007】これまで、ビール粕のタンパク質含有量を
高めるための技術として、乾式でビール粕を粉砕、篩い
分けするもの(例えば、USP 4,377,601
4,547,382)や、また、特開昭51−1297
76号公報に開示されているようにビール粕をアルカリ
性水溶液を用いて104℃〜121℃の温度で抽出した
後、抽出液から等電点沈殿法により高タンパク質含有物
を沈殿分離する方法が知られている。
【0008】前者では、ビール粕の穀皮が微細化してタ
ンパク質含有物画分との分離が困難となるので、得られ
た産物のタンパク質含有量は乾物基準で30〜40重量
%と低い。一方、後者の化学的処理によるものでは、抽
出条件がアルカリ条件であるため、タンパク質の分解が
生じ、タンパク質回収率が低下するとともに、タンパク
質が分解し、また、飼料などの用途に不可欠な栄養成分
が除去されたり、有害物質が形成される可能性が指摘さ
れている。
【0009】そこで、本出願人は、特開平3−1234
79号公報において、機械的操作によって、ビール粕か
ら高タンパク質含有物を分離する技術を提案している。
この分離方法は、湿体状態にあるビール粕を圧ぺん粉砕
処理し、得られた圧ぺん粉砕処理物を水の存在下におい
て、ふるい分け処理をし、タンパク質画分とに分離する
もので、この方法により、脱脂大豆と同等またはそれ以
上のタンパク源としての指標となるタンパク質含有量5
0%(乾物基準)以上の含有物を得ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−123479号の分離方法では、タンパク質50%
のものを得られる反面、重量収率({高タンパク含有物
乾物重量/原料ビール粕乾物重量}×100)が22〜
28%と低く、また、単位時間当りの処理量の面での課
題を残している。実際の試験によれば、ロール直径20
0mmのロールミルを使用した場合、ビール粕処理能力
が約1.2kg/m/hr(ロール長さ1m当り1時間
当りの乾物換算)であり、実用上問題があった。重量収
率の向上のためには、ロールミルのロール間隔を狭める
とよいことが知られている。しかし、重量収率の向上の
反面、ロール間隙を狭くすることによって、穀皮が粉砕
され、タンパク質含有量が低下するという問題がある。
【0011】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、高タンパク質含有画分のタンパ
ク質含有量を下げることなく、重量収率および処理能力
を向上させ、ビール粕を低コストで優れた高タンパク資
源として再利用をするための湿式ビール粕穀皮剥離方法
およびその装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】麦芽を主原料に米、コー
ングリッツ、コーンスターチなどの副原料を混入したビ
ールの原料からは糖化工程を経て固液分離装置によっ
て、麦汁と水分約70〜80%を含むビール粕が分離さ
れる。分離直後の状態では、ビール粕には、乾物基準で
約25%のタンパク質を含有している。
【0013】ここで、図5は、大麦を発芽させた麦芽粒
の断面を示す図である。麦芽の大部分は、主としてデン
プン質からなる胚乳と、繊維質からなる穀皮とからな
り、胚乳と穀皮の間の中間層はアリューロン層と呼ばれ
る層である。胚乳中に含まれるデンプンは、糖化工程を
経ることによってほぼ全量が麦汁に移行する。麦芽中の
タンパク質のうち、糖化工程で溶けて麦汁に移行するの
は、主として胚乳の細胞中に含まれる水溶性の遊離アミ
ノ酸と低分子ペプチドであり、不水溶性の高分子タンパ
ク質はビール粕に移行する。
【0014】図6は、ビール粕の断面を模式的に表した
図である。このビール粕では、胚乳は溶け出して消失
し、穀皮とアリューロン層だけが残っている。繊維質の
ほとんどは穀皮に残留し、タンパク質は、タンパク粒と
してアリューロン層の内部と表面に局在するようになっ
ている。いいかえれば、ビール粕においては、タンパク
質はアリューロン層に濃縮された状態にある。従って、
このアリューロン層を穀皮から剥離してアリューロン層
だけを回収すれば、タンパク質含有量の高い物質を得る
ことができる。
【0015】本発明は、発芽後の穀皮とアリューロン層
の物理的性質の違いに着目して機械的に剥離分離するも
ので、このビール粕から高タンパク質含有物を剥離、回
収するにあたって、まず、ビール粕をロールミルに供給
して、圧ぺんする。このロールミルは、目切りを有する
ロール対間で回転速度差を有するロールミルを用いて処
理する。その際、高速側ロールの回転速度は速いほどよ
く、実用規模でのロールミルでは、最高速である100
0rmp程度が望ましく、また、回転比は2.5〜3.
5対1が好ましい。又、ロール間隔は、0.02mmか
ら0.06mmの間隔が好ましい。
【0016】また、ロール対の目切りと、回転方向の関
係は、エッジ/エッジ型にすることによってより高い重
量収率を得ることができる。
【0017】ロール対は1段または2段でも十分な重量
収率を得られるが、重量収率を理論的極限値(約37
%)近くまで向上させるためには、ロール対を3段に連
設することが望ましい。その場合の各ロール対の回転比
は、第1段を2.5〜3.5対1に設定した場合、第2
段、第3段は順に第1段よりも低い回転比に設定すれば
よい。
【0018】より具体的には、第1段ロール対は100
0rpm対330rpm(回転比3対1)、第2段ロー
ル対は1000rpm対430rpm(回転比2.3対
1)、第3段ロール対は1000rpm対480rpm
回転比(2.1対1)であることが好ましく、これらの
各ロール対の回転は、±30rpmの範囲でそれぞれ調
整することが可能である。
【0019】圧ぺん剥離処理後のビール粕は、ふるい分
け工程に供され、高タンパク質含有画分、粗粒子画分、
穀皮画分に分画される。
【0020】また、本発明による剥離装置は、湿体状態
のビール粕を連続的に移送するビール粕供給手段と、前
記ビール粕供給手段からビール粕が供給され所定の回転
速度比で目切りを有するロールが回転するロール対を備
えたロールミル部と、処理されたビール粕を外部に導出
するビール粕排出部とを備えることを特徴とする。
【0021】前記の剥離装置では、ビール粕供給部は、
ホッパと、このホッパから投入されたビール粕を移送す
るコンベアと、前記コンベアから供給されたビール粕を
貯溜する供給ハウジングと、前記供給ハウジングの底部
に設けられたビール粕を前記ロールミル部に送給するフ
ィードロールとを有している。
【0022】
【作用】目切りを有するロール対間で回転速度に差を与
えたロール対にビール粕を供給すると、ビール粕を圧ぺ
んすると同時に回転速度差によってビール粕には穀皮か
らアリューロン層を剥離するようなせん断力が作用する
ようになる。そして、湿体状態のビール粕に必要に応じ
て水を加えて含水量83〜90%という高水分含有量に
調整し、また、従来のこの種のロールミルでは採用され
ていないロール間隔0.02〜0.06mmという極く
狭い間隔にして処理することによって、アリューロン層
の剥離が促進され、重量収率および処理能力ともに向上
する。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例について添付の図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施例による湿
式ビール粕穀皮剥離装置の側面図、図2はその一部切欠
き断面正面図である。
【0024】このビール粕穀皮剥離装置10は、適当量
の水分含有量に調整されたビール粕を移送してロールミ
ルに供給するビール粕供給部12と、直列上下に配列さ
れた複数のロール対でビール粕からアリューロン層を剥
離分離するロールミル部14と、処理されたビール粕を
排出する排出部16とから基本的に構成されている。
【0025】ビール粕供給部12は、ビール粕の移送通
路を形成するハウジング11を備え、このハウジング1
1の一端部には、ホッパ17が取り付けられている。こ
のホッパ17は、ビール粕の供給口18と、水の取入口
19を有し、ホッパ17に供給された水および原料ビー
ル粕が一定の水分含有量に調整されるようになってい
る。
【0026】前記ハウジング11の内部には、ビール粕
を撹拌しながら移送する手段が収容されている。この実
施例では、移送手段は、螺旋スクリュー型のコンベア2
3とその下流側のクロスバー型のスクリュー24とから
構成されている。螺旋スクリュー型コンベア23および
クロスバー型スクリュー24は、回転軸20を共有し、
一端で軸受21を介して回転自在に支承されるととも
に、他端側でモータ22に連結されている。
【0027】このようなビール粕の移送装置の下側に
は、供給された湿体状態のビール粕を一時貯溜するとと
もに、ロールミル部14に供給する供給ハウジング15
が設置されている。
【0028】この供給ハウジング15は、その下半分の
側面が下方に向かって間隔を狭めるような傾斜を有し、
投入されたビール粕が中央に集められる構造となってい
る。
【0029】また、供給ハウジング15の底部には、落
下したビール粕を連続的に一定量ロールミル部14に供
給するためのフィードロール26が設けられている。フ
ィードロール26は、一対のロールから構成され、一方
のロールをモータ29によって回転駆動し、他方のロー
ルも同時に歯車30を介して駆動する構成となってい
る。この実施例の場合、フィードロール26は、パドル
型のロールで、軸方向に延びるパドル27がロール本体
に放射状に取り付けられている。この際パドル型のロー
ルはクロスバー型のロールであってもよい。
【0030】次に、ロールミル部14は、上下三段に目
切りを有するロール対34a、34b、35a、35b
および36a、36bを備えている。これらロール対3
4a、34b、35a、35bおよび36a、36b
は、それぞれ全体が水密なハウジング32内に収容され
ている。この水密ハウジング32は、その内部が上下に
三段に区画され、それぞれの区画にロール対34a、3
4b、35a、35bおよび36a、36bが収容され
る。これらロール対34a、34b、35a、35bお
よび36a、36bは、そのロール間隔を0.01mm
単位で調整可能であり、また、それぞれのロール対ごと
に独立して所定の回転数で駆動される。これらロール対
間隔調整機構、駆動機構としては、この種のロールミル
の備える公知のものが水密ハウジング32に隣設したハ
ウジング31、33内に設けられている。
【0031】また、最上段のロール対34a、34bの
上側には、ガイド板37a、37bがロールの軸間隔に
対応して平行にしかも鉛直に立てて配置されている。こ
の場合、ガイド板37a、37bによってロール対34
a、34bの上部にはビール粕貯溜空間Eが形成され、
フィードローラ26から送られるビール粕は、一時的に
この空間に貯溜されてから、円滑にロール対34a、3
4bに供給されるようになっている。
【0032】同様のガイド板38a、38b、39a、
39bは、中段のロールミル対35a、35b、下段の
ロール対36a、36bにそれぞれ設けられている。
【0033】ここで、図3は、ロールミルの表面に目切
りされている歯の形状を示す図である。
【0034】この場合、ロールの歯は、長斜面50と短
斜面51とからロール軸方向に延びる稜線にそって形成
されており、ロールミル径が200mmのロールミルの
場合、例えば長斜面50の傾斜は半径方向に対して65
°、短斜面51の傾斜は半径方向に対して30°で、歯
高が0.4mm、歯間隔1.1mmのものが用いられ
る。
【0035】図4は、目切りとの関係でロールミル対の
回転方向とその回転速度比の違いにより区別するエッジ
/エッジタイプとバック/バックタイプを説明する図で
ある。
【0036】ロールミル対は、それぞれ異なる回転速度
で回転し、その場合、短斜面51を下側に向けて回転す
るロールの回転速度のほうが大きい場合をエッジ/エッ
ジタイプ(図4(a))、長斜面50を下側に向けて回
転するロールの回転速度のほうが大きい場合バック/バ
ックタイプという(図4(b))。エッジ/エッジはせ
ん断力を強調し、バック/バックは押し出し力を強調す
る。本発明ではいずれも使用可能であるが、重量収率の
面から、エッジ/エッジの方がより好ましい。
【0037】次に、最下段のロール対36a、36bを
通過したビール粕は、ビール粕排出部16を通って外部
に排出される。このビール粕排出部16のケース40の
内部には、モータ42によって駆動されるスクリューコ
ンベア41が収容され、ロールミル部14で処理された
ビール粕は、排出口45から外部に円滑に導出されるよ
うになっている。
【0038】次に、以上のように構成されるビール粕剥
離装置の作用について説明する。原料のビール粕は供給
口18からホッパー17内部に投入され、給水口19か
ら供給される水によって加水される。この加水は、水分
にして83%乃至90%の範囲内で調整される。なお、
この加水工程は、予め水分調整した原料を空気圧を利用
して移送するようにすることもできる。また、ホッパー
17にビール粕および水を円周方向から吹込むサイクロ
ン型とするようにしてもよい。
【0039】ビール粕は、螺旋スクリュー型のコンベア
23により適度に撹拌されて、クロスバー型スクリュー
24から均等に供給ハウジング15内に投入される。ビ
ール粕は、通常1〜3分の間、供給ハウジング15内に
滞留し、パドル型フィードロール26によってロールミ
ル部14の最上段のロール対34a、34bに送り込ま
れる。
【0040】この場合、ロール対34a、34bの上部
には、ガイド板37a、37bを設け、ビール粕の一時
的貯溜空間を形成しているので、貯溜するビール粕はロ
ール対34a、34bにフードロール26によって押し
込まれ気味に供給され、またガイド板37a、37bを
垂直に立てビール粕のブリッジが形成されるのを防止し
ているので、ロール対34a、34bにより圧ぺん剥離
処理の作用を促進する。
【0041】こうして、最上段のロール対で処理された
ビール粕は、順次中段のロール対35a、35b、下段
のロール対36a、36bに送られて処理される。その
、ガイド板38a、38b、39a、39bの形成す
る貯溜空間がロールミルによる圧ぺん剥離処理を促進す
るのは上段の場合と同様である。
【0042】こうしてロールミル部14を通過した処理
物は、排出部16のスクリューコンベア41により外部
に導出され、次のふるい分け工程に供出される。
【0043】なお、各ロール対は、水密ハウジング32
に収容されているので、ビール粕の処理が終了したあと
は、洗浄水を水密ハウジングに満たした状態で、各ロー
ルミル対34a、34b、35a、35b、36a、3
6bを運転することにより簡単に洗浄ができる構造とな
っている。
【0044】以下、本発明を実施した結果について説明
する。ロールミルのロール直径は200mm、ロール間
隙を0.02mmに調整したロール対にエッジ/エッジ
タイプで回転速度比を与えたロールミルを用いて処理し
た。ビール粕としては、水分77.5%のもの108k
g(乾物重量24.3kg)に加水して水分89.0%
としてホッパーからパドル型フィードロールを用いてロ
ールミルに供給した。
【0045】第1段のロール対を回転速度比1000r
pm対330rpmで運転し、このロール対で中間処理
物Iを得てから、この中間処理物Iを2段目のロール対
(回転速度比1000rpm対430rpm)に供給
し、中間処理物IIを得た。
【0046】さらに、この中間処理物IIを3段目のロー
ル対(回転速度比1000rpm対480rpm)に供
給して最終処理物III を得た。
【0047】この最終処理物III を振動ふるい機を用い
て分級したところ、乾物換算で、高タンパク質含有物画
分8.1kg、粗粒子画分+穀皮画分16.2kgを得
ることができた。そして、高タンパク質含有物画分のタ
ンパク質含有量を分析したところ、54.7%の高含有
率であった。
【0048】実施例によれば、高タンパク質含有物画分
の重量収率は、33.3%にも達し、従来に較べて処理
能力で9倍に達した。
【0049】なお、同等の条件でロールミルをバック/
バックタイプで回転して原料ビール粕を本発明方法によ
り処理したところ、高タンパク質含有物の重量収率は、
30.3%であった。
【0050】なお、従来の滑面ロールミル(目切りのな
いタイプ)を用いた処理方法の場合、ロール回転数10
0rpm、ロール間隙0.1mmおよび0.3mmのロ
ールミルでは、重量収率はそれぞれ27%、23%であ
った。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、回転速度比のあるロール対にビール粕を供給
して圧ぺん剥離処理を加えることによって、ビール粕か
ら50%以上の高タンパク含有物質を分離できるととも
に、その重量収率および処理効率をともに実用上十分な
ところまで著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による湿式ビール粕穀皮剥離装置の一実
施例を示す側面図。
【図2】同湿式ビール粕穀皮剥離装置の一部切欠き正面
図。
【図3】ロールミルの目切りを表す説明図。
【図4】ロールミルの目切りと回転方向の与え方の違い
によるエッジ/エッジタイプ(a)とバック/バックタ
イプ(b)を示す説明図。
【図5】麦芽の断面図。
【図6】ビール粕における穀皮とタンパク質粒子含有部
位であるアリューロン層を模式的に表した図。
【符号の説明】
12 ビール粕供給部 14 ロールミル部 16 ビール粕排出部17 ホッパ 23 スクリュー型コンベア 24 クロスバー型スクリュー 26 フィードロール 32 水密ハウジング 34 ロール対 35 ロール対 36 ロール対 37 ガイド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 594126263 ヴィルヘルム、 キュンツェル、 ミュ ーレンバウ、 ウント、 マシーネンフ ァブリック WILHELM KUENZEL MU EHLENBAU UND MASCH INENFABRIK ドイツ連邦共和国バイエルン州、マイン レウス、インダストリーシュトラッセ、 7 (72)発明者 岸 聰太郎 東京都渋谷区神宮前六丁目26番1号 麒 麟麦酒株式会社内 (72)発明者 柴 芳夫 東京都渋谷区神宮前六丁目26番1号 麒 麟麦酒株式会社内 (72)発明者 三宅 秀和 大阪府大阪市西淀川区御幣島5−6−9 株式会社三宅製作所内 (72)発明者 ヴィルヘルム、キュンツェル ドイツ連邦共和国バイエルン州、マイン レウス、インダストリーシュトラッセ、 7、ヴィルヘルム、キュンツェル、ミュ ーレンバウ、ウント、マシーネンファブ リック内 (56)参考文献 特開 平3−123479(JP,A) 特開 昭57−1450(JP,A) 特開 昭61−227849(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C12F 3/06

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビール粕を水分含有量が83〜90%の湿
    体状態に調整し、このビール粕を、目切りを有するロー
    ル対が所定の回転速度比で回転するロールミルに供給
    し、ビール粕中のタンパク質粒子含有部位を穀皮から圧
    ぺん剥離することを特徴とする湿式ビール粕穀皮剥離方
    法。
  2. 【請求項2】前記ロール対のロール間隔が0.02〜
    0.06mmでかつ前記ロール対の回転速度比が2.5
    〜3.5対1の条件のもとでビール粕を処理することを
    特徴とする請求項1に記載の湿式ビール粕穀皮剥離方
    法。
  3. 【請求項3】ロール対を多段に設けるとともに、各段の
    ロール対の上方に鉛直に立てたガイド部により貯溜空間
    を形成し、各段のロール対に供給するビール粕を一時的
    に滞留するようにしたことを特徴とする請求項1または
    2に記載の湿式ビール粕穀皮剥離方法。
  4. 【請求項4】ホッパと、このホッパから投入されたビー
    ル粕を移送するコンベアと、前記コンベアから供給され
    たビール粕を貯溜する供給ハウジングと、前記供給ハウ
    ジングの底部に設けられたフィードロールとを有し、湿
    体状態のビール粕を連続的に移送するビール粕供給手段
    と、 前記ビール粕供給手段からビール粕が供給され、目切り
    を有するロール対のロール間隔が0.02〜0.06m
    mで所定の回転速度比で回転するロール対を上下に複数
    配置した多段型のロールミル部と、 処理されたビール粕を外部に導出するビール粕排出部
    と、 を備えることを特徴とする湿式ビール粕穀皮剥離装置。
  5. 【請求項5】第1段のロール対を1000rpm対33
    0rpm、第2段のロール対を1000rpm対430
    rpm、第3段のロール対を1000rpm対480r
    pmの回転速度比で運転することを特徴とする請求項4
    に記載の湿式ビール粕穀皮剥離装置。
  6. 【請求項6】ロール対の目切りと回転方向の関係は、エ
    ッジ/エッジ型であることを特徴とする請求項4または
    5に記載の湿式ビール粕穀皮剥離装置。
  7. 【請求項7】ロール対は、水密ハウジングに収納されて
    いることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に
    記載の湿式ビール粕穀皮剥離装置。
  8. 【請求項8】ロール対の上方空間に鉛直に立てたガイド
    部によってビール粕貯溜部を形成したことを特徴とする
    請求項4乃至7のいずれか1項に記載の湿式ビール粕穀
    皮剥離装置。
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