JP2816201B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JP2816201B2 JP2816201B2 JP1264921A JP26492189A JP2816201B2 JP 2816201 B2 JP2816201 B2 JP 2816201B2 JP 1264921 A JP1264921 A JP 1264921A JP 26492189 A JP26492189 A JP 26492189A JP 2816201 B2 JP2816201 B2 JP 2816201B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- pressure
- suction pipe
- compressor
- orbiting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/12—Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
詳しくいえば起動負荷を低減可能なスクロール圧縮機に
関するものである。
載されているように、固定スクロールの巻き終わり部の
吸入孔に逆止弁を設けることにより、圧縮機停止時、バ
ネによって逆止弁(ピストン)を押し上げ、吸入管の端
面がシート面となってガスの逆流、すなわち旋回スクロ
ールが逆転することを防止している。
して吸入管側圧力とスクロールラップ側圧力とは、差圧
が生じるため、単相モータのような、起動トルクが小さ
いモータでは、圧縮機の起動が出来ないという問題があ
る。
支承している各軸受への荷重が大きくなり焼付になるこ
ともあり、起動電流も増え、モータ焼損、寿命低下の要
因ともなる。
の高いスクロール圧縮機を提供することにある。
の行う旋回スクロールと固定スクロールから成るスクロ
ール圧縮機構と、この圧縮機構と電動機を駆動軸によっ
て連結し、該駆動軸を支承する軸受を設けたフレームを
前記スクロール圧縮機構部と電動機の間に配設して互い
に連結固定して密閉併容器内に収納し、該密閉容器内に
高圧圧力雰囲気としたスクロール圧縮機において、 固定スクロールの巻き終わり部に吸入孔および吸入管
を駆動軸方向に設け、該吸入孔の円筒部は旋回スクロー
ルの運動範囲外に設け、吸入孔に逆止弁を設け、圧縮機
停止時逆止弁を介して、前記吸入管側へ圧縮機構部の圧
力を減圧させる機構を有するものである。
ル巻き終わり部の吸入孔に圧力損失の少ない弁を設け
て、運転中は開き、停止した時は閉じて、旋回スクロー
ルの逆転を防止する。その後、スクロールラップ内の圧
力を除々に吸入管側へバイパスさせ、スクロールラップ
内の圧力を減圧させると共に、スクロールラップ圧力と
吸入管側圧力をバランスさせる。これにより圧縮機起動
時の負荷トルクを軽減させる。
全体構造断面図を示す。
ールの横断面図で吸入を完了した状態を示す。
が、下方には電動機3がそれぞれ配設され、また密閉容
器1の底部には潤滑の油溜り4が形成されている。前記
圧縮機部2は、台板上にうず巻状のラップ5aを有する固
定スクロール5と、同じく台板上にうず巻状のラップ6a
を有する旋回スクロール6と、固定スクロール5と一体
化され、旋回スクロール6を支持するフレーム7とを具
え、固定スクロール5および旋回スクロール6のラップ
同志を噛合せた構成となっている。
スクロール6の自転を防止するオルダム機構8が設けら
れている。前記電動機3は密閉容器1に圧入締結され、
クランク軸9を介して旋回スクロール6を旋回運動させ
るようになっている。クランク軸9はフレーム7に設け
た主軸受10と下部軸受11とで支持され、そのクランクピ
ンは旋回スクロール6の背面に設けた旋回軸受12と嵌合
されている。
軸受12へ潤滑油を導く給油通路13が設けられ、かつ電動
機3の軸端には油溜り4の潤滑油を吸い上げて前記給油
通路13へ送り込む給油装置14が設けられている。
駆動されるクランク軸9を介して旋回運動せしめられる
と、旋回スクロール6、固定スクロール5により形成さ
れる空間(圧縮室)がスクロール中心方向に移動するに
従って容積を減少して、吸入した冷媒ガスを圧縮する。
圧縮された冷媒ガスは固定スクロールの台板の中央に設
けられた吐出口16から密閉容器内の上部空間17へ吐出さ
れる。
導かれる中間圧室15が形成されている。
中間の圧力であり、スクロールの摺動部への給油は、吐
出圧力と中間室圧力の差圧を利用して行われる。潤滑油
は給油装置14より給油通路13を通り、主軸受10、下部軸
受11、および旋回軸受12を潤滑した後、中間圧室15を経
て圧縮室に流入し、冷媒ガスと混合した状態で固定スク
ロール5の中央に設けた吐出口16より密閉容器1内の上
部空間17へ吐出する。
ム7の外周部に軸方向(上下方向)に延びる溝(18)を
設けることによって、前記の上部空間17中の冷媒ガスを
圧縮機部2の下方の空間へ導くための冷媒通路18が設け
られている。
軸9と平行方向に、Oリング23を介して固定スクロール
5と接続される。また吸入管20はフタキャップ1aに溶接
されている。固定スクロール5の巻き終わり22はR形状
に加工されている。第2図において旋回スクロール6の
巻き終わり部24は破線25の円運動を行う。固定スクロー
ル5内の吸入管20との接続は円筒部26を介して、固定ス
クロール5の巻き終わり22のR部と連通している。ま
た、円筒部26内にはスプリング27とピストン28が設けら
れている。又、ピストンの上面には細溝29を有してい
る。
軸9を介して旋回スクロールが旋回運動すると、吸入管
20から吸入された冷媒ガスは、圧力差によりピストン28
が下方に押し下げられ、冷媒ガスは固定スクロール5と
旋回スクロール6との作用で圧縮された後、固定スクロ
ール5の中央に設けられた吐出口16から、密閉容器1の
上部空間17に吐出される。この吐出された冷媒ガスは、
フレーム7に設けた通路18を通って圧縮機部の下方の空
間、すなわち、フレーム7と電動機3との間の空間に流
入し、吐出管21から密閉容器1の外に流出する。
ストン28は上方に押し上げられ、吸入管20の端面30がシ
ート面となりガスの逆流を防ぐ。
側面31と円筒部26とのギャップから、ピストン上面に設
けた細溝29を経て吸入管20側へ徐々にバイパスされてい
く。(もちろん、吸入管の端面30に細溝を設けても同様
である。)このため、再起動時、スクロールラップ内圧
力と吸入管20の圧力はバランスされると共に、ラップ内
圧力も減圧されるため、起動負荷が低減出来る。
質材料、または多孔質金属材料で製作しても同様の動作
となる。
の負荷が低減出来るため、軸受およびモータの信頼性を
向上することが出来る。
全体構造断面図。第2図は吸入孔を設けた固定スクロー
ルと旋回スクロールの横断面図。 第3図は第1図の吸入管の部分の断面図。 第4図は他の実施例を示す吸入管部分の断面図である。 1……密閉容器、2……圧縮機部、3……電動機、4…
…油溜り、5……固定スクロール、6……旋回スクロー
ル、7……フレーム、9……クランク軸、15……中間圧
室、20……吸入管、26……円筒部、27……スプリング、
28……ピストン、29……細溝、30……吸入管端面。
Claims (1)
- 【請求項1】相対的に旋回運動を行う旋回スクロールと
固定スクロールから成るスクロール圧縮機構と、この圧
縮機構と電動機を駆動軸によって連結し、該駆動軸を支
承する軸受を設けたフレームを前記スクロール圧縮機構
部と電動機の間に配設して互いに連結固定して、密閉容
器内に収納し、該密閉容器内を高圧圧力雰囲気としたス
クロール圧縮機において、 固定スクロールの巻き終わり部に吸入孔および吸入管を
駆動軸方向に設け、該吸入孔の円筒部は旋回スクロール
の運動範囲外に設け、吸入孔に逆止弁を設け、圧縮機停
止時逆止弁を介して、前記吸入管側へ圧縮機構部の圧力
を減圧させる機構を有することを特徴とするスクロール
圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1264921A JP2816201B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1264921A JP2816201B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | スクロール圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03130588A JPH03130588A (ja) | 1991-06-04 |
JP2816201B2 true JP2816201B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=17410048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1264921A Expired - Lifetime JP2816201B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2816201B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5496160A (en) * | 1995-07-03 | 1996-03-05 | Tecumseh Products Company | Scroll compressor having a suction check valve |
JP4026099B2 (ja) * | 1998-10-15 | 2007-12-26 | アネスト岩田株式会社 | スクロール流体機械 |
JP2006316852A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Saginomiya Seisakusho Inc | パイロット作動式電磁弁およびこれを用いた熱交換システム |
JP6606889B2 (ja) * | 2015-07-01 | 2019-11-20 | ダイキン工業株式会社 | スクロール圧縮機 |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP1264921A patent/JP2816201B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03130588A (ja) | 1991-06-04 |
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