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JP2810127B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2810127B2
JP2810127B2 JP1191467A JP19146789A JP2810127B2 JP 2810127 B2 JP2810127 B2 JP 2810127B2 JP 1191467 A JP1191467 A JP 1191467A JP 19146789 A JP19146789 A JP 19146789A JP 2810127 B2 JP2810127 B2 JP 2810127B2
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JP
Japan
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air
blower
wind
heating
air conditioner
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JP1191467A
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JPH0359342A (ja
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方志 寺内
健治 戸草
誠 長井
重昭 黒田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、上下に複数の吹出口を持つ空気調和機の送
風量の制御に関する。
〔従来の技術〕
従来、上下に複数の調和空気吹出口を持つ空気調和機
における暖房時の送風量制御は、特開昭62−33228号公
報に記載のように暖房高負荷時は上下送風機とも最大風
量にて送風するように制御し、室温が上昇すれば上方吹
出口からの温風量を減らし、さらに暖房負荷が減少した
場合は、下方吹出口からの温風量も減らしていくという
ものや、特開昭62−125245号公報に記載のように、上方
吹出用送風機と下方吹出用送風機とを個別に制御し暖房
立上り時は下方吹出の風量を大きくし暖房効果を高め、
暖房負荷が小さくなれば上方吹出の風量を大きくし快適
暖房を実現しようというものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、暖房時の吹出風量制御に関するもの
であるが、暖房運転開始直後は圧縮機からの吐出ガス温
度が十分上昇していないため、熱交換後の調和空気も温
度が低い。その温度の低い調和空気を大風量で吹出すこ
とによる冷風感の防止については十分考慮されていなか
った。
本発明は圧縮機の吐出ガス温度の上昇を早くし吹出温
度の上昇を早めながらかつ温度の低い調和空気の吹出を
少なくすることを目的とする。
本発明の他の目的は、温度の低い調和空気が直接人体
に到達しないようにして冷風感を防止し、快適性を向上
させることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、圧縮機、熱交換
器、上側送風機及び下側送風機を有し、上下に吹出口を
備えた空気調和機において、暖房時、負荷の減少にした
がって吹出風量を急風、強風、弱風とに切り換えて制御
する手段と、前記弱風より小さい吹出風量である微風で
前記上側送風機を運転する手段とを備え、暖房始動時、
前記圧縮機の吐出ガス温度が所定値以下の間、前記下側
送風機が停止され前記上側送風機が前記微風で運転され
るものである。
これにより、暖房始動時、圧縮機の吐出ガス温度が所
定値以下の間、下側送風機が停止され上側送風機が暖房
時に制御される吹出風量よりも小さい微風で運転される
ので、吐出ガス温度が十分上昇していない間は温度の低
い吹出空気の到達距離も短く周囲空気と混合拡散し、吹
出温度の上昇を早めることができる。そして、下側送風
機が停止されるので、足元に冷風が吹き込まず、直接人
体に当たることがない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第2図を用いて説
明する。第1図は本発明による上下方向に複数の吹出口
を持つ空気調和機の斜視図である。
空気調和機1は、中央部にある空気吸込口2,3より吸
い込んだ空気を熱交換器10により熱交換し、上側送風機
8により上部吹出口4,5から調和空気を吹出し、下側送
風機9により下部吹出口6,7から調和空気を吹出す構造
を持つ。
第2図は、送風機8,9の正面図である。送風用モータ
ー11に取り付けられたファン12により、吸込口13より吸
込み、吹出口14,15より吹き出す構造である。送風用モ
ーター11には吹出風量を、急風、強風、弱風と切り換え
るためのHi,Me,Loの3タップの他にSloタップを設けて
弱風時よりもさらに少ない吹出量を実現している。暖房
始動直後で圧縮機の吐出ガス温度が低い間は、送風機8
のみをSloタップで運転するように制御する。
第3図において、暖房始動時は吸込口2,3より吸込ま
れた空気は、内部熱交換器により熱交換されるが、圧縮
器の吐出ガス温度が十分上昇していないため調和空気と
なっても温度がまだ低い。その十分暖まっていない調和
空気は吹出口4,5からのみ送風機用モーターのSloタップ
により微風として吹き出されるため吹出空気の到達距離
も短く、空気調和機の近くにいる人に対しても冷風感
を、与えない。また、下部吹出口6,7からは吹出されな
いため、足元の冷風感も防止することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、複数ある送風機を個別制御すること
で吹出空気温度の低い暖房始動直後は送風機を1台のみ
微風量で運転させ、冷風感を与える温度の低い吹出空気
の風量を低減することができる。
また、1台のみ運転する送風機を上部にあるものにす
ることで、温度の低い吹出空気は上部吹出口周辺に混合
拡散し、足下に冷風が吹き込むことや、直接人体に冷風
が当たることによる冷風感を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の空気調和機の針視図、第2
図は送風機の正面図、第3図は第1図の空気調和機の外
観図で、(a)図は平面図、(b)図は正面図、(c)
図は側面図である。 1……空気調和機、2,3……空気吸込口、4,5,6,7……吹
出口、8,9……送風機、10……熱交換機、11……送風機
用モータ、12……ファン、13……吸込口、14,15……吹
出口。
フロントページの続き (72)発明者 黒田 重昭 静岡県清水市村松390番地 株式会社日 立製作所清水工場内 (56)参考文献 特開 昭55−110853(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、熱交換器、上側送風機及び下側送
    風機を有し、上下に吹出口を備えた空気調和機におい
    て、 暖房時、負荷の減少にしたがって吹出風量を急風、強
    風、弱風とに切り換えて制御する手段と、 前記弱風より小さい吹出風量である微風で前記上側送風
    機を運転する手段と を備え、 暖房始動時、前記圧縮機の吐出ガス温度が所定値以下の
    間、前記下側送風機が停止され前記上側送風機が前記微
    風で運転されることを特徴とする空気調和機。
JP1191467A 1989-07-26 1989-07-26 空気調和機 Expired - Fee Related JP2810127B2 (ja)

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JP4852635B2 (ja) * 2009-09-10 2012-01-11 株式会社長府製作所 空気温調機のファン制御方法及び空気温調機
JP4880017B2 (ja) * 2009-09-18 2012-02-22 株式会社長府製作所 空気温調機のファン制御方法及び空気温調機
JP2011133203A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Fujitsu General Ltd 空調機

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