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JP2808708B2 - プレコート鋼板 - Google Patents

プレコート鋼板

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JP2808708B2
JP2808708B2 JP1210399A JP21039989A JP2808708B2 JP 2808708 B2 JP2808708 B2 JP 2808708B2 JP 1210399 A JP1210399 A JP 1210399A JP 21039989 A JP21039989 A JP 21039989A JP 2808708 B2 JP2808708 B2 JP 2808708B2
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coating film
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馨 渡辺
豊文 府賀
健次 大沢
敬壱 小谷
弘文 浅川
博 石村
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D7/00Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
    • C09D7/40Additives
    • C09D7/42Gloss-reducing agents

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築内外装材、家電製品、器物、自動車
内装材等に好適に使用することができるプレコート鋼板
に係り、特には、クロス調のソフト感を有する艶消し性
プレコート鋼板に関する。
〔従来の技術〕
近年、建築内外装材、家電製品、器物、自動車内装材
等の製品を製造する業界において、より高級感のある艶
消し性プレコート鋼板についての要望が強くなってい
る。
このような要望に対して、いくつかの艶消し性プレコ
ート鋼板が開発されている。そのような鋼板として、粒
径5ないし20μmのシリカ、アルミナ等の無機粉末を含
む塗料を鋼板に適用したものがあり、あるいは粒径5な
いし20μmのナイロン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹
脂粉末を含む塗料に鋼板に適用したものがある。これら
のうち、無機粉末を含む塗料を適用したプレコート鋼板
は、外観が単に艶消し状になっているにすぎない。質感
においては、通常の塗装鋼板と同様であり、鋼板の持つ
ひやり感があり、装飾性の点で充分ではない。
これに対して、熱可塑性樹脂粉末を含む塗料を適用し
たプレコート鋼板は、半艶消し外観を示し、マット調の
質感があり、無機粉末を含む塗料を適用したプレコート
鋼板に比べてやや優れた高級感を示す。しかしながら、
このプレコート鋼板にも鋼板特有のひやり感があり、ま
た艶消し性の点で不充分である。
ところで、コンクリート壁面やプラスチック基材用の
装飾塗料として、着色弾性ポリマービーズ(架橋した着
色球状樹脂粉末)と弾性樹脂バインダーを含む塗料が知
られている。この塗料は、前記基材に多彩色の艶消し外
観と、クロス調のソフトな感触を与える。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、本発明者らは、上記着色弾性ポリマービーズ
と弾性樹脂バインダーを含む塗料を鋼板に適用すること
により装飾性の高い優れた高級プレコート鋼板が得られ
るものと考えた。しかしながら、この塗料を鋼板にその
まま適用しても、満足のいく艶消し外観を有し、鉄に特
有のひやり感を軽減してクロス調のソフトな感触を有す
るプレコート鋼板を得ることは困難であることが見出さ
れた。
したがって、この発明の目的は、艶消し外観およびク
ロス調の感触を有し、鋼板特有のひやり感を示すことな
く装飾性が充分なプレコート鋼板を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のプレコート鋼板は、弾性樹脂バインダー、
架橋した着色球状樹脂粉末および無機物粉末を含有する
塗料組成物から形成された塗膜を最上層に有するプレコ
ート鋼板であって、前記着色球状樹脂粉末の平均粒子径
が20ないし150μm、前記無機物粉末の平均粒子径が5
ないし150μmであり、前記着色球状樹脂粉末の配合割
合が塗膜固形分の30容量%以上、前記無機物粉末の配合
割合が塗膜固形分の5容量%以上、および前記着色球状
樹脂粉末と無機物粉末との合計が塗膜固形分の80容量%
以下であり、前記塗膜の表面粗さの最大値が30ないし15
0μm、前記塗膜における2.5μm以上のピーク数がイン
チ当り70ないし250、および前記塗膜の動的弾性率が1
×108ないし2×1011dyn/cm2であることを特徴とする。
以下、この発明をさらに詳細に説明する。
本発明者らは、架橋した着色球状樹脂粉末と弾性樹脂
バインダーとを含む装飾塗料を鋼板に適用して、艶消し
外観とクロス調のソフトな感触を有するプレコート鋼板
を得るべく鋭意研究を行った。その結果、満足のいくプ
レコート鋼板を得るために最適な最上層の塗膜の表面粗
さの最大値(R max)、2.5μm以上のピークの1インチ
当りの数、および動的弾性率の値を見出した。それによ
ると、塗膜の表面粗さR maxが30ないし150μm、2.5μ
mのピークの数が70ないし250PPI(ピーク/インチ)、
および動的弾性率が1×108ないし2×1011dyn/cm2であ
る場合に、充分な艶消し外観とクロス調のソフト感触と
を有する優れたプレコート鋼板が得られることが判明し
た。さらに、このような塗膜を達成するためには、平均
粒子径が20ないし150μmの着色球状樹脂粉末に加えて
平均粒子径が5ないし150μmの無機物粉末を含有し、
前記着色球状樹脂粉末の配合割合が塗膜固形分の30容量
%以上、前記無機物固形分の配合割合が塗膜固形分の5
容量%以上、および前記着色球状樹脂粉末と無機物粉末
との合計が塗膜固形分の80容量%以下である塗料組成物
の使用が最適であることをも見出した。
この発明のプレコート鋼板において、その最上層に塗
膜を形成する塗料組成物には架橋した着色球状樹脂粉末
および無機物粉末が含有される。このうち架橋した着色
球状樹脂粉末の平均粒子径は20ないし150μmであり、
その配合割合は塗膜固形分の30容量%以上である。平均
粒子径が20μm未満である場合にはクロス調のソフトな
感触を有する塗膜を得ることが困難であり、150μmを
こえる場合にはごつごつした不均質な塗膜となり、装飾
性が悪くなる傾向にある。また配合割合が30容量%未満
である場合には、艶消し外観を有する塗膜を得ることが
困難になり、光沢を生じるようになるとともにクロス調
のソフトな感触が損なわれる傾向にある。一方、無機物
粉末の平均粒子径は5ないし150μmであり、その配合
割合は塗膜固形分の5容量%以上である。平均粒子径が
5μm未満である場合には塗膜の表面粗さの調整による
艶消し性、耐傷付性、手触り感触等を改善することが困
難になり、150μmをこえる場合にはごつごつした不均
質な塗膜となり装飾性が悪くなる傾向にある。また、そ
の配合割合が5容量%未満である場合には、超艶消し外
観を有する塗膜を得ることが困難となるとともに耐傷付
性の優れた塗膜を得ることが困難となる。さらに、上記
着色球状樹脂粉末と無機物粉末との合計は塗膜固形物の
80容量%以下である。これらの配合割合が80容量%をこ
える場合には、塗膜が脆くなるとともにポーラスにな
り、プレコート鋼板の折曲げ加工の際に塗膜の割れや剥
離が生じやすくなり、耐食性が劣化する傾向にある。
上記球状樹脂粉末の材料としては、既知のポリエステ
ル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル
樹脂およびそれらの変性樹脂などを上げることができ
る。これらの樹脂粉末は、顔料や塗料によって所望の色
に着色され、1種の色で着色されたものを単独で用いる
ことも、それぞれ異なる色に着色された2種以上のもの
を混合して用いることもできる。
また上記無機物粉末の材料としては、シリカ、ホウケ
イ酸ソーダガラス、アルミナ、チタニア、グレイアルミ
ナ、アルミナチタニア、スピネル、ムライト、ジルコニ
ア・イットリア、ジルコニア・マグネシウム、ジルコニ
ア・カルシア、ジルコニア・ムライト、ジルコニア・シ
リカ、ニッケルオキサイド、コバルトブルー、タルク、
マイカ、硅藻土、パーライト、ベントナイト等を挙げる
ことができる。これらの無機物粉末は、球形、非球形、
中空、多孔質、非多孔質等に加工して用いることがで
き、また1種を単独でもしくは2種以上のものを混合し
て用いることができる。
この発明のプレコート鋼板の最上層に塗膜を形成する
塗料組成物に含有される弾性樹脂バインダーとしては、
ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、アク
リルウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹
脂、酢酸ビニル樹脂、クロロプレン樹脂、およびそれら
の変性樹脂を用いることができる。これらのバインダー
樹脂は、上記着色球状樹脂粉末と互いに強固に密着す
る。
上記塗料組成物には、上記着色球状樹脂粉末および弾
性樹脂バインダーの他に、通常の塗料に用いられる種々
の添加物を添加することができる。そのような添加剤と
しては、二酸化チタン、タルク、硅藻土、シリカ、ベン
トナイト、パーライト、アルミナ、ベンガラ、炭酸カル
シウム、黄色酸化鉄、カーボンブラック、フタロシアニ
ンブルー、フタロシアニングリーン、キナクドンレッ
ド、イソインドリノンイエロー等の体質顔料または着色
顔料、レベリング剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯電
防止剤、表面調整剤、ワックス、およびアルミ粉、ステ
ンレス粉、銅粉等の金属粉を挙げることができる。
艶消し外観およびクロス調のソフトな感触を最良の状
態で得るために、鋼板に対する上記塗料組成物の付着量
は30ないし200g/m2であることが好ましい。
この発明のプレコート鋼板は、冷延鋼板、亜鉛系メッ
キ鋼板、あるいはそれらにリン酸、クロメート等によっ
て化成処理を施したものを原板として使用することがで
きる。また、エポキシ樹脂系塗料やポリエステル樹脂系
塗料などの下塗り層を形成し、上記塗料と鋼板との密着
性を向上させることができる。
この発明のプレコート鋼板は、これらの鋼板に上記塗
料組成物を、例えば静電エアレススプレー塗装機、ロー
ルコータ、フローコータ等を用いて塗布することにより
製造することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例および比較例を挙げて、この
発明をより詳細に説明する。
実施例1 バインダーとしてアクリルウレタン樹脂クリヤー塗料
(大日本塗料(株)製、Vトップクリヤー)を用い、こ
のクリヤー塗料中に平均粒子径が45μmの架橋した黒色
球状ポリウレタン樹脂粉末を塗膜固形分の55容量%、お
よび平均粒子径が25μmの硼硅酸ガラス粉末(日本シリ
カ工業(株)製、ニップセルK−130)を塗料固形分の1
0容量%の割合で配合、分散させた。上記黒色球状ポリ
ウレタン樹脂粉末は、ポリエステルポリオール(日本ポ
リウレタン工業(株)製、デスモーフェンNo.2200)100
重量部、カーボンブラック(三菱化成工業(株)製、MA
−100)3重量部、およびヘキサメチレンジイソシアネ
ート(日本ポリウレタン工業(株)製、コロネートEH)
30重量部を混合、分散、反応させて得たものである。
この塗料組成物(装飾塗料)を酢酸エチル/メチルエ
チルケトン/キシレン=1/1/3の組成を有するシンナー
で適宜希釈し、プライマー塗装鋼板の表面に静電エアス
スプレー塗装機を用いて塗布量が60g/m2となるように塗
布し、120℃で20分間乾燥した。ここで用いたプライマ
ー鋼板は、亜鉛メッキ鋼板(板厚0.5mm、亜鉛付着量60g
/m2)にクロメート処理を施し、その上にエポキシ変性
樹脂塗料(日本油脂(株)製、P−40)によるプライマ
ーを5μm厚に塗装したものである。上記クロメート処
理は、関西ペイント(株)製コスマー150を用い、金属
クロム換算付着量が50mg/m2となるように行った。
得られた塗膜の表面粗さを、JIS B 0601に準じて表面
粗さ計を用いて測定した結果、最大粗さ(R max)は47
μmであった。また、2.5μm以上のピーク数は1イン
チ当り(PPI)175であった。
また、プライマー塗装鋼板の代わりに厚さ25μmのス
ズ箔の表面に上記装飾塗料を同一条件で塗装して乾燥さ
せ、アマルガム法でスズを溶解して装飾塗料塗膜のフリ
ーフィルムを得た。このフィルムについてバイブロンDD
V−III−EA型試験機(東洋ボールドウィン(株)製)を
用いて粘弾性挙動を調べたところ、動的弾性率(E′)
は2×1010dyn/cm2であった。
実施例2 実施例1で用いた装飾塗料において、着色球状樹脂粉
末および無機物粉末を次のように変更した。
着色球状樹脂粉末としては、平均粒子径30μmの架橋
した白色球状ポリウレタン樹脂粉末と実施例1で用いた
ものと同じ粒径および組成を有する黒色球状ポリウレタ
ン樹脂粉末とを用いた。上記白色球状ポリウレタン樹脂
粉末は、実施例1で用いた黒色球状ポリウレタン樹脂粉
末の組成に加えて、さらに酸化チタン(石原産業(株)
製、R820)を粉末樹脂固形分中に50重量%含有されるよ
うに配合して着色したものである。白色球状ポリウレタ
ン樹脂粉末の配合割合は塗膜固形分の30容量%、黒色球
状ポリウレタン樹脂粉末の配合割合は塗膜固形分の10容
量%とした。また、無機物粉末としては平均粒子径が55
μmのシリカ粉末(日本シリカ工業(株)製、ニップセ
ルS−115)を用い、その配合割合を塗膜固形分の20容
量%とした。
得られた装飾塗料を、実施例1と同様のプライマー鋼
板に実施例1と同様の条件で塗装し、乾燥した。得られ
た塗膜の表面粗さを実施例1と同様にして測定した結
果、R max=63μmおよび2.5μm以上のピーク数は212
(PPI)であった。
また、実施例1と同様にして得られた装飾塗料塗膜の
動的弾性率(E′)は6×1010dyn/cm2であった。
比較例 実施例1で用いたものと同様のクリヤー塗料をバイン
ダーとし、このクリヤー塗料中に実施例1で用いたもの
と同様の黒色球状ポリウレタン樹脂粉末および平均粒子
径0.3μmの酸化チタン(石原産業(株)製、R−820)
を配合、分散させた。黒色球状ポリウレタン樹脂粉末の
配合割合は塗膜固形分の5容量%、酸化チタンの配合割
合は塗膜固形分の40容量%とした。
得られた塗料を、実施例1と同様のプライマー塗装鋼
板に実施例1と同様の条件で塗装し、乾燥した。得られ
た塗膜の表面粗さを実施例1と同様に測定した結果、R
maxは12μm、2.5μm以上のピーク数は16(PPI)であ
った。
また、実施例1と同様にして得られた装飾塗料塗膜の
動的弾性率(E′)は8×1010dyn/cm2であった。
上記実施例および比較例で得られたプレコート鋼板の
光沢度、触感、耐傷付性、耐摩耗性および折曲げ加工性
を測定した。その結果を第1表に示す。
なお、第1表において、光沢度としてはグロスメータ
ーを用いて測定した60゜での鏡面反射率、触感としては
手で触れた際の感触、耐傷付性としては10円硬貨を使用
して1kgの加重で塗膜表面を引っ掻いた際の塗膜表面の
傷付の程度、耐摩耗性としてはテーバー摩耗試験機(CS
−10)を使用して1kg、1000回の条件で試験した際の摩
耗減量、折曲げ加工性としてはJIS G 3312に準じて180
゜、3Tの折曲げ試験を行った際の塗膜の割れ、剥離等を
それぞれ示した。
〔発明の効果〕 以上のように、この発明のプレコート鋼板は十分な艶
消し外観とソフトタッチ感を有し、さらに塗膜の傷や摩
耗が生じにくく、折曲げ加工性も高い。したがって、こ
の発明のプレコート鋼板は、建築内外装材、家電製品、
器物、自動車内装材等の装飾性および装飾的耐久性が要
求される高級製品用の素材として有利に使用することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小谷 敬壱 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 浅川 弘文 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 石村 博 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B32B 15/08 B05D 7/14 C09D 5/03

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性樹脂バインダー、架橋した着色球状樹
    脂粉末および無機物粉末を含有する塗料組成物から形成
    された塗膜を最上層に有するプレコート鋼板であって、
    前記着色球状樹脂粉末の平均粒子径が20ないし150μ
    m、前記無機物粉末の平均粒子径が5ないし150μmで
    あり、前記着色球状樹脂粉末の配合割合が塗膜固形分の
    30容量%以上、前記無機物粉末の配合割合が塗膜固形分
    の5容量%以上、および前記着色球状樹脂粉末と無機物
    粉末との合計が塗膜固形分の80容量%以下であり、前記
    塗膜の表面粗さの最大値が30ないし150μm、前記塗膜
    における2.5μm以上のピーク数がインチ当り70ないし2
    50、および前記塗膜の動的弾性率が1×108ないし2×1
    011dyn/cm2であるプレコート鋼板。
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