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JP2803565B2 - Method for manufacturing semiconductor device - Google Patents

Method for manufacturing semiconductor device

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Publication number
JP2803565B2
JP2803565B2 JP6077303A JP7730394A JP2803565B2 JP 2803565 B2 JP2803565 B2 JP 2803565B2 JP 6077303 A JP6077303 A JP 6077303A JP 7730394 A JP7730394 A JP 7730394A JP 2803565 B2 JP2803565 B2 JP 2803565B2
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JP
Japan
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polycrystalline silicon
silicon layer
semiconductor device
region
temperature
Prior art date
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JP6077303A
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Inventor
幸夫 都築
正美 山岡
浩司 武藤
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、特に半導体基板の表
面に形成された絶縁膜上に、P−N接合を形成するよう
にした半導体装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば特開昭58−151051号公報
及び特開昭57−141962号公報等に示されるよう
に、半導体基板上に絶縁膜を形成し、この絶縁膜上にP
−N接合を形成するようにした半導体装置が知られてい
る。このような半導体装置は、寄生動作が存在しないも
のであるため、P−N接合により構成される素子を、容
易に複数個直列に接続することができるようになるもの
であり、その応用できる範囲が大きいものである。例え
ばP−N接合により構成されるダイオードを、複数個直
列接続した状態で構成できるものであり、これらダイオ
ードの順方向電圧の温度特性を利用して、温度検出素子
を容易に構成することができる。 【0003】ダイオードを複数個直列接続した状態で構
成した半導体素子の具体例を図8、図9及び図10に示
す。図8はその断面図、図9はその平面図、図10はそ
の電気回路図である。図において、100は半導体基板
であり、その主表面上は絶縁膜101が形成される。そ
して、この絶縁膜101上の所定領域には多結晶シリコ
ンによる島102が形成され、この多結晶シリコン内に
リン、あるいはボロンをイオン注入することにより、そ
れぞれn+ 領域102a、P+ 領域102bを形成し、
そのn+ 領域102a及びP+ 領域102bが相互に隣
接される状態で形成されるようにして、複数のP−N接
合に同心円状に形成している。 【0004】そして、この多結晶シリコンの島102の
表面を酸化膜103、表面保護膜104で順次覆った
後、開口部を形成して、同心円の中心に配置するn+
域102aと最も外側に配置するn+ 領域102aにそ
れぞれ電極105aおよび105bを形成することによ
り半導体装置を構成している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成される従来の半導体装置にあっては、P−N接
合の電流容量は、P−N接合の単位長さ当りの電流密度
で決定されるものであり、したがって、最も接合長の短
い内側のP−N接合長さによってこの半導体装置の電流
容量が決まることになるので、充分な電流容量を得よう
とする場合には、最も接合長の短い内側のP−N接合長
を長くする必要があり、それにつれて外側のP−N接合
長ほどその長さが長くなり、この長く設計される部分に
よってP−N接合半導体素子部分それぞれの占有面積が
大きくなり、設計上の面積効率が悪くなる。又、このよ
うな構成ではn+ 領域102a(あるいはP+ 領域10
2b)の内側に反対導電型の領域であるP+ 領域102
b(あるいはn+ 領域)が形成されることとなり、その
形状に角部を有することからその角部において電流が集
中してしまい、破壊耐量が低下してしまう。 【0006】そこで、図1、図2あるいは図5、図6に
示されるような多結晶シリコンからなるラテラル構造の
ダイオードが考えられる。これは、どのダイオードにお
いてもP−N接合面積をほぼ同一にすることができるた
め、従来のダイオードに比べ、面積効率が良くなるので
高集積化が可能となる。また、従来のダイオードのよう
な角部を無くすことができるため、電界集中部分を低減
でき、破壊耐量を向上させることができることが考えら
れる。 【0007】そして、さらに破壊耐量を向上させる要求
がある。そこで本発明は、多結晶シリコン層の構造に着
目して、より破壊耐量の向上する半導体装置を提供する
ことを目的としている。 【0008】 【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ために本願の半導体装置の製造方法は、基板上に絶縁膜
を形成する工程と、前記絶縁膜上の所定領域に多結晶シ
リコン層を形成する工程と、該多結晶シリコン層の表面
を熱酸化する工程と、その後、該多結晶シリコン層を1
100℃以上の温度にて15分以上アニールする工程
と、前記多結晶シリコン層内に選択的に不純物を注入す
ることにより方形状に延びるP領域およびN領域を隣接
させる状態で形成し、前記多結晶シリコン層の周辺部で
互いに相対する切断面を有するように切断され、かつ一
方の切断面から他方の切断面へ直線状に延びる少なくと
も1つのP−N接合を形成する工程と、前記多結晶シリ
コン層に対して所定の配線を施す工程とを備えることを
特徴としている。 【0009】 【発明の作用・効果】本発明によると方形状に延びるP
領域およびN領域を隣接される状態で形成し、前記多結
晶シリコン層の周辺部で互いに相対する切断面を有する
ように切断され、かつ一方の切断面から他方の切断面へ
直線状に延び多結晶シリコン層の周辺部で切断されるよ
うにした少なくとも1つのP−N接合が形成されるよう
にしているから、面積効率が向上し高集積化が可能とな
り、且つ、破壊耐量を向上させることができる。 【0010】さらに、本発明においては、多結晶シリコ
ン層の形成後に該多結晶シリコン層の表面を熱酸化する
ようにしており、これにより多結晶シリコン層形成時に
その表面に不所望に形成された微細な凸凹は改善でき、
該多結晶シリコン層にP−N接合を形成した場合に表面
の微細な凹凸に起因して発生する局所的耐圧低下および
それによる電流集中による破壊耐量の低下を抑制するこ
とができる。また、多結晶シリコン層は上述の熱酸化の
後に1100℃以上の温度にて15分以上アニールして
いるため、図11に示すように不対電子密度を充分に低
減することができ、多結晶シリコン層中の微小欠陥を低
減できる。従って、微小欠陥に起因する破壊耐量の低下
を抑制できるため、破壊耐量をより向上させることがで
きる。またこのアニールする時間を15分以上とする
と、図11に示すように、不対電子密度の低減特性はア
ニール時間に対してほぼ飽和するようになると共に、不
対電子密度自体のばらつきも素子間で大幅に低減するよ
うになる。従って、例えばウエハ間,ロット間でアニー
ル工程に多少ばらつきが生じても、得られる多結晶シリ
コン層の膜質は同程度に良質とすることができ、破壊耐
量等の特性にばらつきのない多結晶シリコン層を得るこ
とができるという優れた効果がある。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1、図2及び図3は本発明の第1実
施例を示す図であり、図1(a) 〜(g) は第1実施例を製
造工程順に説明するための断面図であり、図2は第1実
施例による半導体装置の平面図、図3はその電気回路図
である。この第1実施例による半導体装置の製造方法を
説明すると、まず、図1(a) に示すように、例えばシリ
コンの単結晶でなる半導体基板1の主表面上に1050
℃、wet HClの条件にて1μm程度の熱酸化膜による
絶縁膜2を全面にわたり形成する。そして、同図(b) に
示すように、この絶縁膜2上に、ノンドーピングの多結
晶シリコンを例えばCVD法により約600℃の条件に
て約4000Åの厚さで堆積させ、引き続き、ホトエッ
チングによりこの多結晶シリコンをパターンニングし、
リアクティブイオンエッチング(RIE)等のドライエ
ッチング法でエッチングして多結晶シリコンにより1つ
の島3を形成する。尚、この時の多結晶シリコンの島3
の表面は、多結晶シリコンの堆積における多結晶シリ
コン自体の堆積状態のバラツキ、あるいはRIE(反応
性イオンエッチング)工程による影響を受けて凹凸形状
となっている。 【0012】次に、同図(c) に示すように、多結晶シリ
コンの島3の表面に、900〜1200℃の望ましくは
1050℃程度の温度、DryO2 ガス雰囲気中にて熱
酸化を行い、600〜700Åの厚みの熱酸化膜4を形
成する。この時、熱酸化膜4は多結晶シリコンの島3の
表面の凹凸形状を継承しているが、熱酸化後の多結晶シ
リコンの島3aの表面はほぼ平滑化される。 【0013】次に、同図(d) に示すように、この熱酸化
膜4をウェットエッチングにより除去した後、再び同図
(e) に示すように、500〜700Åの厚みの熱酸化膜
5を形成する。この時の熱酸化条件は、例えば1000
℃程度の温度にてDryO2ガス雰囲気中にて約50
分、引き続きN2 ガス雰囲気中にて約20分で行われ
る。ここで、熱酸化膜5は前の工程にてその表面をほぼ
平滑化した多結晶シリコンの島3に形成されるものであ
るから、この熱酸化膜5の表面もほぼ平滑な状態となっ
ている。次に、例えば1170℃程度、N2 等の不活性
ガス雰囲気中にて170分の高温アニールを行い、多結
晶シリコンの膜質を改善する。この高温アニールは、図
11に示すグラフからわかるように1100℃以上の温
度、且つ15分以上の時間にて行うと不対電子密度を小
さくでき、微小欠陥を低減できるので、良質の多結晶シ
リコンを得ることができる。 【0014】次に、レジスト塗布、露光処理、レジスト
の選択的除去、及びイオン注入という一連の工程をそれ
ぞれ行い、図1(f) に示すように、多結晶シリコンの島
3内にP+ 領域3a及びn+ 領域3bを形成する。尚、
+ 領域3aを形成する時はボロン等のP型不純物を4
0KeV、8×1014doseにてイオン注入し、n+ 領域
3bを形成する時はリン等のn型不純物を100Ke
V、5×1015doseにてイオン注入する。又、P+ 領域
3a、n+ 領域3bの各領域は図2に示すように、縦長
の方形状にて形成し、P+ 領域3a、及びn+ 領域3b
が交互に隣接される状態で形成されるようにする。すな
わち、複数のP−N接合が上記島3の1つの辺からこれ
に対向する他の辺に向けてほぼ等間隔で形成されるよう
になっているものであり、上記各P−N接合は多結晶シ
リコンの島3の辺部分でそれぞれ終端されるようになっ
ている。 【0015】次に、1000〜1100℃、20分以
上、N2 等の不活性ガス雰囲気中にて熱処理し、多結晶
シリコン内に注入された不純物のドライブインを行うと
同時に、P+ 領域3aの内のボロンの吸出しを行う。な
お、このボロンの吸出しはボロンとリンの偏折係数の差
を利用するものであり、これにより表面濃度が低下する
ので耐圧が上がる。 【0016】次に、図1(g) に示すように、多結晶シリ
コンの島3上の熱酸化膜5上には、BPSGを約700
0Å堆積し、層間絶縁層6を形成すると共に、この層間
絶縁層6に開口部を形成して、上記島3の両端に位置す
るP+ 領域3a及びn+ 領域3bにそれぞれAl−Si
による電極7aおよび7bを形成する。また、それぞれ
+ 領域3aとn+ 領域3bのペアによって形成される
複数のP−N接合を順次接続するようにして、電極7c
が形成されるようにしている。 【0017】このようにして形成される半導体装置は、
図3に示すようにダイオードが配線されるものであり、
図中矢印方向に順方向を設定するものである。そこで、
この第1実施例によると、複数のP−N接合のそれぞれ
の長さは、多結晶シリコンの島3の幅によって等しい状
態に設定される。したがって、図8、図9及び図10に
示した従来の構成のように余分に長く設計される部分が
なくなり、面積効率が良くなるので高集積化が可能とな
る。尚、この第1実施例のP−N接合長と上記従来の装
置における最も内側のP−N接合長とが等しくなるよう
に設計した場合、第1実施例は1/3程度にまで素子面
積を小さくできる。 【0018】又、第1実施例によると、複数のP−N接
合は島3の1つの辺からこれに対向する他の辺に向けて
ほぼ等間隔で形成され、島3の辺部分でそれぞれ終端さ
れるようになっており、従来のように角部が存在しない
ことから電流は集中することなく均一に流れ、破壊耐量
は向上する。図12はP−N接合長と破壊電流との関係
を表す特性図であり、特性Aは図13の模式的平面図の
(a) に示すように本発明の技術思想を用いたダイオード
(以下、「サンプルA」という)の形状における特性
で、特性Bは図13(b) に示すように、従来のようにn
+ 領域の内側にP+ 領域を形成したダイオード(以下、
「サンプルB」という)の特性、特性Cは参考として図
13(c) に示すように、従来の形状を変形してさらに角
部が多くなるように形成したダイオード(以下、「サン
プルC」という)の特性である。これらの特性から破壊
電流密度(=破壊電流/P−N接合長)を求めると、特
性Aは1.64mA/μm、特性Bは0.88mA/μ
m、特性Cは0.61mA/μmであり、角部が多い程
密度は小さくなっており、又、サンプルAは最も密度が
高いことから、所望とする破壊電流を同一に設定しよう
とする場合、P−N接合長を最も短くできるので、より
面積を小さくできる。尚、サンプルAの密度が最も高く
なる理由は、上述したように電流が均一に流れることに
起因すると考えられる。 【0019】図14(a) 及び(b) は、同図(c) の電気回
路図に示すようにダイオードをセットして逆バイアスを
印加した場合における電圧−電流特性を表しており、同
(a) が図13(a) によサンプルAの特性、同図(b)
が図13(b) によるサンプルBの特性をそれぞれ示して
いる。そして、それぞれのブレークダウン電圧はサンプ
ルAでは6.04Vで、サンプルBでは5.97Vとな
っており、本発明によると耐圧を高く設定できる。この
図14で特に注目すべき点は同図(b) 中矢印が示す特性
の折れ曲がりであり、この折れ曲がりはP+ 領域の角部
におけるブレークダウンと、直線部分におけるブレーク
ダウンとの2回のブレークダウンが起きており、角部に
おけるブレークダウン電圧の方が小さいことからこのよ
うな特性になるものと推察できる。 【0020】図15は耐圧の変動量ΔVzを示す図であ
り、図16に示すような電気回路にダイオードをセット
し、150℃にて1mAの電流を3時間流した結果によ
るものである。各プロットは図13(a)〜(c)によ
るサンプルA,B,Cをそれぞれ表している。この図1
5からわかるように、サンプルAによると、耐圧の変動
量ΔVzを効果的に小さくすることができ、本発明によ
るダイオードを例えばツェナーダイオードとして使用し
た場合、特性の安定した良好な素子を提供できる。 【0021】以上、本発明による効果を実験データを用
いて説明したが、上記第1実施例の製造工程において
は、より破壊耐量を向上させるために以下の配慮が成さ
れている。まず多結晶シリコンの島3の表面に熱酸化膜
を形成する際に、所定の条件にて一度熱酸化膜4を形成
した後、それを除去して再び熱酸化膜5を形成してお
り、それにより多結晶シリコンの島3の表面および熱
膜5の表面をほぼ平滑な状態にしているので、凹凸形
状による電界の集中を低減することができ、又、多結晶
シリコンの島3の表面を清浄できるので、それらに起因
するリーク電流を少なくすることができる。 【0022】又、多結晶シリコン内に注入された不純物
のドライブインを行うと同時に、P+ 領域3a内のボロ
ンの吸出しを行っており、その際に島3の辺でP−N接
合が終端する部分においては、島3の上面および側面の
二面からボロンが吸出されることとなるので、その部分
の表面濃度はより低下し、耐圧が上がるので、この終端
部分における破壊耐量の劣化を低減することができる。
尚、この終端部分における破壊耐量は、島3上に形成さ
れる各電極7a,7b,7cと終端部分までの距離も影
響しており、各電極7a,7b,7cが図2に示すよう
に形成される場合、終端部分までの距離が他の部分まで
の距離よりも長くなるように設定されているので、その
分抵抗が大きくなりリーク電流が流れるのを抑制してい
る。 【0023】尚、上記第1実施例においては絶縁膜2上
に多結晶シリコンによるダイオードのみを形成した半導
体装置について説明したが、絶縁膜2上に他の半導体素
子を形成してもよく、又、図4に示すように半導体基板
内に他の半導体素子を形成してもよい。図4はその一例
としてn型の半導体基板1aを用い、パワーMOSを形
成したものを示しており、半導体基板内1a内にP型拡
散層8及びn+ 型拡散層9を公知の技術により形成した
のち、絶縁膜2を介してゲートとなる多結晶シリコン3
cを選択的に形成し、前述の各工程と同様にして層間絶
縁膜6及び電極7dを順次形成してパワーMOSを構成
する。 【0024】次に、図5、図6及び図7を用いて本発明
の第2実施例を説明する。図5は、第2実施例による半
導体素子の断面図、図6はその平面図、図7はその電気
回路図である。この第2実施例は上記第1実施例におけ
る電極7cをなくしたものであり、又、多結晶シリコン
の島3の最も外側の領域は両領域ともn+ 領域3bとな
るように選択的にイオン注入して形成される。尚、上記
第1実施例における工程とほとんどが同様の工程にて形
成されるので各構成には同一符号を付してその説明は省
略する。そして、このように構成すれば図7に示すよう
に複数のダイオードを双逆方向P−N接合を接続した状
態となるので、ツェナーダイオードとしての使用が可能
となる。 【0025】以上、本発明を上記第1及び第2実施例を
用いて説明したが、本発明はこれらに限定されることな
く、その主旨を逸脱しないかぎり種々変形可能であり、
例えば絶縁膜2上に形成されるP−N接合の数は複数で
なくてもよく、少なくとも1つのP−N接合があればよ
い。又、多結晶シリコンによる2つ以上の島にそれぞれ
P−N接合を構成するようにしてもよい。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a semiconductor device in which a PN junction is formed on an insulating film formed on a surface of a semiconductor substrate. 2. Description of the Related Art As shown in, for example, JP-A-58-151051 and JP-A-57-141962, an insulating film is formed on a semiconductor substrate.
A semiconductor device in which an -N junction is formed is known. Since such a semiconductor device does not have a parasitic operation, it is possible to easily connect a plurality of elements constituted by PN junctions in series, and the applicable range Is the big one. For example, a plurality of diodes constituted by PN junctions can be constituted in a state of being connected in series, and a temperature detecting element can be easily constituted by utilizing the temperature characteristics of the forward voltage of these diodes. . FIGS. 8, 9 and 10 show specific examples of a semiconductor device in which a plurality of diodes are connected in series. 8 is a sectional view, FIG. 9 is a plan view thereof, and FIG. 10 is an electric circuit diagram thereof. In the figure, reference numeral 100 denotes a semiconductor substrate on which an insulating film 101 is formed. An island 102 made of polycrystalline silicon is formed in a predetermined region on the insulating film 101, and an n + region 102a and a P + region 102b are respectively implanted into the polycrystalline silicon by ion implantation of phosphorus or boron. Forming
The n + region 102a and the P + region 102b are formed concentrically on a plurality of PN junctions such that they are formed adjacent to each other. After the surface of the polycrystalline silicon island 102 is sequentially covered with an oxide film 103 and a surface protection film 104, an opening is formed, and the n + region 102a disposed at the center of the concentric circle and the outermost region are formed. A semiconductor device is formed by forming electrodes 105a and 105b in the n + region 102a to be arranged, respectively. [0005] However, in the conventional semiconductor device having such a configuration, the current capacity of the PN junction is limited by the current density per unit length of the PN junction. Therefore, since the current capacity of the semiconductor device is determined by the inner PN junction length having the shortest junction length, when a sufficient current capacity is to be obtained, It is necessary to lengthen the inner PN junction length, which is the shortest junction length, and accordingly, the outer PN junction length becomes longer. The area occupied by each increases, and the area efficiency in design deteriorates. In such a configuration, the n + region 102a (or the P + region 10
2b), inside the P + region 102, which is a region of the opposite conductivity type,
As a result, b (or n + region) is formed, and since the shape has a corner, current is concentrated at the corner, and the breakdown strength is reduced. Therefore, a diode having a lateral structure made of polycrystalline silicon as shown in FIGS. 1 and 2 or FIGS. 5 and 6 can be considered. This is because the PN junction area can be made substantially the same in any diode, so that the area efficiency is improved as compared with the conventional diode, so that high integration is possible. Further, it is conceivable that the corner portion unlike the conventional diode can be eliminated, so that the electric field concentration portion can be reduced and the breakdown strength can be improved. There is a demand for further improving the breakdown strength. Accordingly, an object of the present invention is to provide a semiconductor device that further improves the breakdown strength by focusing on the structure of the polycrystalline silicon layer. In order to achieve the above object, a method of manufacturing a semiconductor device according to the present invention comprises a step of forming an insulating film on a substrate and a step of forming an insulating film on a predetermined region on the insulating film. Forming a crystalline silicon layer, and a surface of the polycrystalline silicon layer
Thermally oxidizing the polycrystalline silicon layer , and thereafter,
Annealing at a temperature of 100 ° C. or more for 15 minutes or more, and forming a rectangular P-region and an N-region adjacent to each other by selectively injecting impurities into the polycrystalline silicon layer; Forming at least one PN junction that is cut at a peripheral portion of the crystalline silicon layer so as to have cut surfaces facing each other and extends linearly from one cut surface to the other cut surface; Providing a predetermined wiring to the silicon layer. According to the present invention, a rectangular P
A region and an N region are formed adjacent to each other, are cut so as to have cut surfaces facing each other at a peripheral portion of the polycrystalline silicon layer, and extend linearly from one cut surface to the other cut surface. Since at least one PN junction cut at the peripheral portion of the crystalline silicon layer is formed, the area efficiency is improved, high integration is possible, and the breakdown strength is improved. Can be. Further, in the present invention, after forming the polycrystalline silicon layer, the surface of the polycrystalline silicon layer is thermally oxidized.
As a result, when forming the polycrystalline silicon layer,
Fine irregularities formed on the surface undesirably can be improved,
When a PN junction is formed in the polycrystalline silicon layer,
Local withstand voltage drop caused by minute unevenness of
It is necessary to suppress a decrease in breakdown strength due to current concentration.
Can be. In addition, the polycrystalline silicon layer
Since annealing is performed later at a temperature of 1100 ° C. or more for 15 minutes or more, as shown in FIG. 11, the unpaired electron density can be sufficiently reduced, and minute defects in the polycrystalline silicon layer can be reduced. Therefore, a decrease in the breakdown strength due to the minute defect can be suppressed, and the breakdown strength can be further improved. Also when the time for the annealing is 15 minutes or more, as shown in FIG. 11, the reduction characteristics of the unpaired electron density is as nearly saturated with respect to the annealing time, not
Variations in electron density itself are greatly reduced between devices.
Swell . Therefore, for example, even if the annealing process slightly varies between wafers and lots, the film quality of the obtained polycrystalline silicon layer can be made as good as that of the polycrystalline silicon layer, and there is no variation in the characteristics such as the breakdown strength. There is an excellent effect that a layer can be obtained. An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIGS. 1, 2 and 3 are views showing a first embodiment of the present invention, and FIGS. 1 (a) to 1 (g) are cross-sectional views for explaining the first embodiment in the order of manufacturing steps. 2 is a plan view of the semiconductor device according to the first embodiment, and FIG. 3 is an electric circuit diagram thereof. A method of manufacturing a semiconductor device according to the first embodiment will be described. First, as shown in FIG. 1A, 1050 is formed on a main surface of a semiconductor substrate 1 made of, for example, a single crystal of silicon.
An insulating film 2 of a thermal oxide film of about 1 μm is formed over the entire surface under the conditions of ° C and wet HCl. Then, as shown in FIG. 2B, non-doped polycrystalline silicon is deposited on the insulating film 2 by, for example, a CVD method at a temperature of about 600 ° C. to a thickness of about 4000 °, followed by photoetching. This polycrystalline silicon is patterned by
One island 3 is formed by polycrystalline silicon by etching by a dry etching method such as reactive ion etching (RIE). At this time, the polycrystalline silicon island 3
Has an irregular shape due to the variation in the deposition state of the polycrystalline silicon itself during the deposition of the polycrystalline silicon or the influence of the RIE (reactive ion etching) process. Next, as shown in FIG. 1C, the surface of the polycrystalline silicon island 3 is thermally oxidized in a dry O 2 gas atmosphere at a temperature of 900 to 1200 ° C., preferably about 1050 ° C. , 600-700 ° thick thermal oxide film 4 is formed. At this time, the thermal oxide film 4 has inherited the irregular shape of the surface of the polycrystalline silicon island 3, but the surface of the polycrystalline silicon island 3a after the thermal oxidation is substantially smoothed. Next, as shown in FIG. 1D, after the thermal oxide film 4 is removed by wet etching,
As shown in (e), a thermal oxide film 5 having a thickness of 500 to 700 ° is formed. The thermal oxidation condition at this time is, for example, 1000
About 50 ° C. in a dry O 2 gas atmosphere at a temperature of about 50 ° C.
And then about 20 minutes in a N 2 gas atmosphere. Here, since the thermal oxide film 5 is formed on the polycrystalline silicon island 3 whose surface has been substantially smoothed in the previous step, the surface of the thermal oxide film 5 is also substantially smooth. I have. Next, high-temperature annealing is performed at, for example, about 1170 ° C. in an atmosphere of an inert gas such as N 2 for 170 minutes to improve the film quality of the polycrystalline silicon. As can be seen from the graph shown in FIG. 11, if the high-temperature annealing is performed at a temperature of 1100 ° C. or more and for a time of 15 minutes or more, the unpaired electron density can be reduced and the minute defects can be reduced. Can be obtained. [0014] Next, resist coating, exposure processing is performed resist selective removal, and a series of steps of ion implantation, respectively, as shown in FIG. 1 (f), P + regions in the island 3 of polycrystalline silicon 3a and the n + region 3b are formed. still,
When forming the P + region 3a, a P-type impurity such as boron
0KeV, 8 × 10 implanted at 14 dose, n + when forming a region 3b is 100Ke the n-type impurity such as phosphorus
V, 5 × 10 15 dose ion implantation. As shown in FIG. 2, each of the P + region 3a and the n + region 3b is formed in a vertically long rectangular shape, and the P + region 3a and the n + region 3b are formed.
Are formed alternately adjacent to each other. That is, a plurality of PN junctions are formed at substantially equal intervals from one side of the island 3 to the other side opposite thereto, and the PN junctions are It is terminated at each side of the polycrystalline silicon island 3. Next, a heat treatment is performed at 1000 to 1100 ° C. for 20 minutes or more in an atmosphere of an inert gas such as N 2 to drive in the impurities implanted into the polycrystalline silicon and at the same time, simultaneously with the P + region 3a. Drain the boron inside. In this regard, the suction of boron utilizes the difference between the eccentricity coefficients of boron and phosphorus, which lowers the surface concentration and increases the breakdown voltage. Next, as shown in FIG. 1 (g), BPSG is applied on the thermal oxide film 5 on the polycrystalline silicon island 3 by about 700 bp.
0 ° is deposited, an interlayer insulating layer 6 is formed, an opening is formed in the interlayer insulating layer 6, and Al-Si is formed in the P + region 3a and the n + region 3b located at both ends of the island 3, respectively.
To form electrodes 7a and 7b. Also, a plurality of PN junctions formed by a pair of the P + region 3a and the n + region 3b are sequentially connected to form the electrode 7c.
Is formed. The semiconductor device thus formed is
The diode is wired as shown in FIG.
The forward direction is set in the direction of the arrow in the figure. Therefore,
According to the first embodiment, the lengths of the plurality of PN junctions are set to be equal by the width of the polysilicon island 3. Accordingly, there is no longer a portion designed to be extra long as in the conventional configuration shown in FIGS. 8, 9 and 10, and the area efficiency is improved, so that high integration is possible. When the PN junction length of the first embodiment is designed to be equal to the innermost PN junction length in the conventional device, the element area of the first embodiment is reduced to about 1/3. Can be reduced. According to the first embodiment, a plurality of PN junctions are formed at substantially equal intervals from one side of the island 3 to the other side opposite to the PN junction. The termination is made, and since there is no corner as in the conventional case, the current flows uniformly without concentration and the breakdown strength is improved. FIG. 12 is a characteristic diagram showing a relationship between a PN junction length and a breakdown current, and a characteristic A is a schematic plan view of FIG.
As shown in FIG. 13 (a), the characteristic in the shape of a diode (hereinafter, referred to as "sample A") using the technical concept of the present invention, and the characteristic B is, as shown in FIG.
+ Region inside the diode forming a P + region (hereinafter,
As shown in FIG. 13 (c), the characteristics of the sample (hereinafter referred to as "sample B") and the characteristics of the sample (hereinafter referred to as "sample C") are modified so that the corners are further increased by modifying the conventional shape. ). When the breakdown current density (= breakdown current / PN junction length) is determined from these characteristics, the characteristic A is 1.64 mA / μm, and the characteristic B is 0.88 mA / μm.
m, the characteristic C is 0.61 mA / μm, and the density is smaller as the number of corners is larger, and the sample A has the highest density. , PN junction length can be minimized, so that the area can be further reduced. It is considered that the reason why the density of the sample A is highest is that the current flows uniformly as described above. FIGS. 14 (a) and 14 (b) show voltage-current characteristics when a diode is set and a reverse bias is applied as shown in the electric circuit diagram of FIG. 14 (c).
Figure (a) characteristics of the sample A that by in FIG. 13 (a), FIG. (B)
There respectively show characteristics of the sample B by in Figure 13 (b). The breakdown voltage of each sample is 6.04 V in sample A and 5.97 V in sample B. According to the present invention, the breakdown voltage can be set high. A point to be particularly noted in FIG. 14 is the bending of the characteristic indicated by the middle arrow in FIG. 14B, which is broken twice at the corner of the P + region and at the straight line portion. Since the breakdown occurs and the breakdown voltage at the corner is smaller, it can be inferred that such characteristics are obtained. FIG. 15 is a diagram showing the variation amount ΔVz of the withstand voltage, which is obtained by setting a diode in an electric circuit as shown in FIG. 16 and flowing a current of 1 mA at 150 ° C. for 3 hours. Each plot represents samples A, B, and C according to FIGS. This figure 1
As can be seen from FIG. 5, according to the sample A, the fluctuation amount ΔVz of the breakdown voltage can be effectively reduced, and when the diode according to the present invention is used as, for example, a Zener diode, a good element having stable characteristics can be provided. The effects of the present invention have been described using experimental data. In the manufacturing process of the first embodiment, the following considerations have been made to further improve the breakdown strength. First, when a thermal oxide film is formed on the surface of the polycrystalline silicon island 3, a thermal oxide film 4 is formed once under predetermined conditions, and then removed to form a thermal oxide film 5 again. whereby the surface and thermal acid islands 3 of polycrystalline silicon
Since the surface of the passivation film 5 is substantially flat, the concentration of the electric field due to the uneven shape can be reduced, and the surface of the polycrystalline silicon island 3 can be cleaned. Can be reduced. At the same time as the drive-in of the impurities implanted in the polycrystalline silicon is performed, the boron in the P + region 3a is sucked out. At this time, the PN junction is terminated at the side of the island 3. Boron is absorbed from the upper and side surfaces of the island 3 at the portion where the island 3 is formed, so that the surface concentration of the portion is further reduced and the withstand voltage is increased. can do.
Note that the breakdown strength at the terminal portion also depends on the distance between each of the electrodes 7a, 7b, 7c formed on the island 3 and the terminal portion, and as shown in FIG. When formed, the distance to the terminal portion is set to be longer than the distance to the other portions, so that the resistance increases and the leakage current is suppressed. In the first embodiment, a semiconductor device in which only a diode made of polycrystalline silicon is formed on the insulating film 2 has been described. However, another semiconductor element may be formed on the insulating film 2. As shown in FIG. 4, another semiconductor element may be formed in a semiconductor substrate. FIG. 4 shows an example in which a power MOS is formed using an n-type semiconductor substrate 1a, and a P-type diffusion layer 8 and an n + -type diffusion layer 9 are formed in the semiconductor substrate 1a by a known technique. After that, the polysilicon 3 serving as a gate is interposed via the insulating film 2.
c is selectively formed, and an interlayer insulating film 6 and an electrode 7d are sequentially formed in the same manner as in the above-described steps to form a power MOS. Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 5 is a sectional view of a semiconductor device according to the second embodiment, FIG. 6 is a plan view thereof, and FIG. 7 is an electric circuit diagram thereof. In the second embodiment, the electrode 7c in the first embodiment is eliminated, and the outermost region of the polycrystalline silicon island 3 is selectively ionized so that both regions are n + regions 3b. It is formed by injection. Since almost the same steps as those in the first embodiment are formed in the same steps, the same reference numerals are given to the respective components, and the description will be omitted. Then, with such a configuration, a plurality of diodes are connected to the bi-directional PN junction as shown in FIG. 7 , so that they can be used as zener diodes. Although the present invention has been described with reference to the first and second embodiments, the present invention is not limited to these embodiments and can be variously modified without departing from the gist of the present invention.
For example, the number of PN junctions formed on the insulating film 2 does not have to be plural, and at least one PN junction is sufficient. Further, a PN junction may be formed on each of two or more islands made of polycrystalline silicon.

【図面の簡単な説明】 【図1】(a)〜(g)は本発明の第1実施例を製造工
程順に説明するための断面図である。 【図2】第1実施例による半導体装置の平面図である。 【図3】第1実施例による半導体装置の電気回路図であ
る。 【図4】第1実施例による半導体装置の変形を表す断面
図である。 【図5】本発明の第2実施例による半導体装置の断面図
である。 【図6】第2実施例による半導体装置の平面図である。 【図7】第2実施例による半導体装置の電気回路図であ
る。 【図8】従来の半導体装置の断面図である。 【図9】従来の半導体装置の平面図である。 【図10】従来の半導体装置の電気回路図である。 【図11】アニール時間及び温度と不対電子密度との関
係を示すグラフである。 【図12】P−N接合長と破壊電流との関係を示すグラ
フである。 【図13】(a)〜(c)は各ダイオードの形状を表す
模式的平面図である。 【図14】(a),(b)はそれぞれ図13(a),
(b)におけるダイオードの電圧−電流特性を表す特性
図である。(c)は図14(a),(b)における測定
状態を示す電気回路図である。 【図15】図13(a)〜(c)におけるダイオードの
耐圧の変動量を示す図である。 【図16】図15における測定状態を示す電気回路図で
ある。 【符号の説明】 1 半導体基板 2 絶縁膜 3 島 3a P+ 領域 3b n+ 領域 4 熱酸化膜 5 熱酸化膜 7a 電極 7b 電極 7c 電極
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIGS. 1A to 1G are cross-sectional views for explaining a first embodiment of the present invention in the order of manufacturing steps. FIG. 2 is a plan view of the semiconductor device according to the first embodiment. FIG. 3 is an electric circuit diagram of the semiconductor device according to the first embodiment. FIG. 4 is a sectional view illustrating a modification of the semiconductor device according to the first embodiment. FIG. 5 is a sectional view of a semiconductor device according to a second embodiment of the present invention. FIG. 6 is a plan view of a semiconductor device according to a second embodiment. FIG. 7 is an electric circuit diagram of a semiconductor device according to a second embodiment. FIG. 8 is a sectional view of a conventional semiconductor device. FIG. 9 is a plan view of a conventional semiconductor device. FIG. 10 is an electric circuit diagram of a conventional semiconductor device. FIG. 11 is a graph showing the relationship between the annealing time and temperature and the unpaired electron density. FIG. 12 is a graph showing a relationship between a PN junction length and a breakdown current. FIGS. 13A to 13C are schematic plan views showing the shape of each diode. 14 (a) and (b) are FIGS. 13 (a) and 13 (b), respectively .
It is a characteristic view showing the voltage-current characteristic of the diode in (b). (C) is an electric circuit diagram showing a measurement state in FIGS. 14 (a) and (b). 15 is a diagram showing the variation of the breakdown voltage of the diode in FIG. 13 (a) ~ (c) . It is an electric circuit diagram showing a measurement state in FIG. 16 FIG. [Description of Signs] 1 Semiconductor substrate 2 Insulating film 3 Island 3a P + region 3b n + region 4 Thermal oxide film 5 Thermal oxide film 7a Electrode 7b Electrode 7c Electrode

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−114381(JP,A) 特開 昭57−153463(JP,A) 特開 昭61−289618(JP,A) 特開 昭58−85522(JP,A) 特開 昭48−84576(JP,A) 特開 昭61−129867(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 29/861 H01L 21/324──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (56) References JP-A-56-114381 (JP, A) JP-A-57-153463 (JP, A) JP-A-61-289618 (JP, A) JP-A 58-114 85522 (JP, A) JP-A-48-84576 (JP, A) JP-A-61-129867 (JP, A) (58) Fields investigated (Int. Cl. 6 , DB name) H01L 29/861 H01L 21 / 324

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 (1)基板上に絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜上の所定領域に多結晶シリコン層を形成する
工程と、該多結晶シリコン層の表面を熱酸化する工程と、 その後、 該多結晶シリコン層を1100℃以上の温度に
て15分以上アニールする工程と、 前記多結晶シリコン層内に選択的に不純物を注入するこ
とにより方形状に延びるP領域およびN領域を隣接させ
る状態で形成し、前記多結晶シリコン層の周辺部で互い
に相対する切断面を有するように切断され、かつ一方の
切断面から他方の切断面へ直線状に延びる少なくとも1
つのP−N接合を形成する工程と、 前記多結晶シリコン層に対して所定の配線を施す工程
と、 を備えることを特徴とした半導体装置の製造方法。 (2)前記P−N接合を形成する工程は、不純物を前記
多結晶シリコン層に導入し、1000℃程度の高温にて
前記不純物を熱拡散する工程を含むものであって、前記
アニールする温度は該熱拡散の温度よりも高いものであ
る特許請求の範囲第1項記載の半導体装置の製造方法。 (3)前記アニールする雰囲気は窒素あるいはその他の
不活性ガス雰囲気である特許請求の範囲第1項または第
2項記載の半導体装置の製造方法。 (4)前記アニールする温度は前記熱酸化の温度よりも
高いものである特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れ
かに記載の半導体装置の製造方法。 (5)前記多結晶シリコン層の表面を熱酸化する工程の
前に、前記多結晶シリコン層を島状にパターニングする
工程をさらに含む特許請求の範囲第1項乃至第4項の何
れかに記載の半導体装置の製造方法。
(57) Claims (1) A step of forming an insulating film on a substrate, a step of forming a polycrystalline silicon layer in a predetermined region on the insulating film, and heating the surface of the polycrystalline silicon layer by heat. A step of oxidizing, and thereafter, a step of annealing the polycrystalline silicon layer at a temperature of 1100 ° C. or more for 15 minutes or more; and a P region extending in a rectangular shape by selectively injecting impurities into the polycrystalline silicon layer. And N regions are formed adjacent to each other, and are cut at the periphery of the polycrystalline silicon layer so as to have cut surfaces facing each other, and extend linearly from one cut surface to the other cut surface.
A method of manufacturing a semiconductor device, comprising: forming two PN junctions; and providing a predetermined wiring to the polycrystalline silicon layer. (2) The step of forming the PN junction includes the step of introducing an impurity into the polycrystalline silicon layer and thermally diffusing the impurity at a high temperature of about 1000 ° C. 2. The method according to claim 1, wherein the temperature is higher than the temperature of the thermal diffusion. 3. The method for manufacturing a semiconductor device according to claim 1, wherein said annealing atmosphere is a nitrogen or other inert gas atmosphere. (4) the annealing temperature the method of manufacturing a semiconductor device according to any one of the range paragraphs 1 through the third term of the claims is higher than the temperature of the thermal oxide. (5) The step of thermally oxidizing the surface of the polycrystalline silicon layer
Before, the polycrystalline silicon layer is patterned into an island shape
What is claimed in claims 1 to 4 further comprising a step
A method for manufacturing a semiconductor device according to any one of the preceding claims.
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