JP2895293B2 - 積層した衛生ゴム製品 - Google Patents
積層した衛生ゴム製品Info
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Description
薬品用の容器、運搬器、器具、包装材料などに使用して
安全且つ衛生的である、積層した衛生ゴム製品に関する
ものである。本発明のゴム製品はこの種分野に要求され
る各種公定書の規格試験合格値を満足し、更に医薬的見
地から最近問題視されている試験項目にも適合できる優
れた性質を有し且つ経済性も兼備するものである。
関する法律として食品衛生法があり、無毒、無味、無臭
と記載されている。この衛生性には耐熱性、耐熱水性も
含まれている。その細目には厚生省告示第370号(昭
和37年12月)、厚生省告示第20号(昭和57年4
月)などがある。
点から高度な衛生性、安全性を要求されている。例えば
「第11改正日本薬局方」(以下JP11と略す)国際
標準機関(ISOと略す)、ヨーロッパ薬局方(EPと
略す)、米国薬局方XXI(USPと略す)、西ドイツ
工業規格DIN58,366〜58,368(DINと
略す)、ブリティッシュスタンダード3263(BSと
略す)などに試験法と品質規格が定められている。更に
最近では医学的見地による試験項目、及び高級な規格が
追加されつつある。
42号及び第413号(注射筒基準)、厚生省告示第3
00号及び第301号(採血用器具及び輸血セット基
準)などに試験法及び品質規格が定められている。
ゴム(IRと略す)、ブタジエンゴム(BRと略す)、
エチレン−プロピレンゴム(EPMと略す)、エチレン
−プロピレンターポリマーの三元共重合ゴム(EPDM
と略す)、イソブチレン−イソプレン共重合ゴム(II
Rと略す)又はIIRの塩素化ゴム(CIIRと略す)
又はIIRの臭素化ゴム(BIIRと略す)、イソブチ
レン−イソプレン−ジビニルベンゼン三元共重合ゴム
(DIIRと略す)などは優れたゴム類である。
途に適し規格書要望に応じるために、例えばスチレン−
イソプレン共重合体とポリエチレン(PEと略す)とを
配合して耐熱性を高める(特開昭48−76939、同
48−76940各号公報)、EPDMにトコフェノー
ルを配合して加熱殺菌食品包装用積層体としたもの(特
開昭53−134574号公報)、EPDMに亜鉛華、
脂肪酸亜鉛、酸化カルシウムを配合して食品衛生用途に
用いるゴム組成物(特公昭62−25175号公報)あ
るいは特公昭58−12907号公報に記載される食品
用途ゴム製品の製造法等のように各種の技術が開発され
ている。
は、アスコルビン酸又はその誘導体を配合してN−ニト
ロソ化合物の生成を防止する方法(特公平1−3426
2、同1−53696各号公報)、BR,BIIR及び
天然ゴムを有機過酸化物架橋した乳首(特公平1−20
650)、IRに微粉末PEを配合したゴム栓(特公昭
45−8789号公報)、亜鉛塩の溶出のない医薬品用
ゴム製品(特公昭61−40257号公報)と更にこれ
を改良したゴム栓(特公昭60−57870号公報)、
IIR,BIIR及びCIIRに超高分子量PEを配合
した医薬品・医療品用ゴム製品(特公平1−55666
号公報)がある。
品、医療用具用ゴム製品としては、加硫ゴムにポリプロ
ピレン(PPと略す)のフィルムを積層した技術(実公
昭44−5751号、同44−27753号公報)、更
に耐薬品性が優れたフッ素樹脂を全面に被覆した栓(実
公昭45−17831号公報)、薬液面を三フッ化エチ
レン樹脂で包んだゴム栓(実公昭49−21346号公
報)、ゴム栓表面特に薬液面をフッ素樹脂フィルムにて
積層する栓の製造法(特公昭52−1355同54−9
119、同57−53184、特開昭61−27213
4、特開平2−23961各号公報)、IIRにフッ素
ゴムを積層したゴム栓(特公昭63−43104、実開
昭55−47850各号公報)等の記載の技術が知られ
ている。
に研究しても、ゴム配合剤及びゴムから溶出物又は剥離
物を生じ、外部の薬液などを汚染する。ゆえにフッ素樹
脂、PE又はPP樹脂フィルムに包装することで外部
(薬液)汚染の防止手段としていた。しかし、衛生的な
フッ素樹脂、PE、PP等のフィルムはゴム表面を包む
接着力が弱く、容易に剥離する。又フィルム表面をコロ
ナ放電処理する等により強力に接着させる技術は存在す
るものの、高度な技術であり経済性に問題を生じてい
る。
な方法で、強力な接着力で接着する樹脂フィルムであっ
て、しかも医薬的、化学的に不活性物質であると共に、
各種公定書の試験規格を満足できる衛生的な樹脂フィル
ムを見出すことを、本発明の課題としている。
解決する手段として、環状オレフィン系化合物又は架橋
多環式炭化水素系化合物を重合体成分とする樹脂をゴム
表面に積層してなる衛生ゴム製品を提供する。本発明に
おける前記環状オレフィン系化合物としては、単環式オ
レフィン系化合物類又はこれらのアルキル誘導体、アク
リレート誘導体が特に好ましい。また、本発明における
前記架橋多環式炭化水素系化合物としては、環内又はそ
の置換基に不飽和結合を1以上有してなるものが特に好
ましい。本発明において、前記環状オレフィン系化合物
又は架橋多環式炭化水素系化合物を重合体成分とする樹
脂〔以下、本発明の環状樹脂とも称する〕が、低級オレ
フィン類、芳香族類又は低級オレフィン類もしくは芳香
族のビニルモノマーを共重合体成分として含有するもの
であってもよく、またオレフィン系樹脂との混合物であ
ってもよい。更に、本発明の環状樹脂は、臭素価が5以
下、軟化点が90℃以上のいずれかの特性値を有するも
のであることが特に好ましい。
れるC5 留分の各モノマーの分離,精製技術及び、各モ
ノマーの重合触媒等に関する新技術によって、特徴ある
樹脂体が開発されつつあり、中でも、環状オレフィン系
モノマー、特に架橋多環式炭化水素系モノマーの重合体
に関して目ざましい進歩が見られる。例えば石油留分の
ナフサ分解により得られるC5 留分から得られるシクロ
ペンタジエンは、工業的に安価に豊富に得られるモノマ
ーである。また、シクロペンタジエン(CPDと略す)
を常温で二量化することによって、ジシクロペンタジエ
ン(DCPと略す)が得られ、DCPを熱分解(140
℃〜160℃)するとCPDになる。このCPD,DC
Pを原料とした重合体として石油樹脂が製造され、ゴム
工業では接着剤のタッキファィヤー、製紙用サイズ剤樹
脂、塗料用原料樹脂等として使用されている。
系化合物や架橋多環式炭化水素系化合物を重合体成分と
する樹脂が、汎用成形ゴムに容易に且つ強固に接着する
こと、接着面は高温水殺菌等の操作では簡単には剥離し
ないこと、該樹脂は不活性で衛生性が高く、非結晶体で
あることに着目し、これを表面に積層した衛生ゴム製品
は日本薬局方等の試験に適合して、非常に衛生性の良い
製品が得られることを見いだし、本発明に到達できた。
物を更に詳細に説明する。まず、環状オレフィン系化合
物類としては例えば、シクロペンタジエン、
基,エチル基等の低級アルキル基が1〜3個置換してな
る低級アルキル誘導体、アクリレート誘導体等を挙げる
ことができる。
二環式以上の架橋環式炭化水素化合物であって、特には
架橋多環式オレフィン系化合物とその誘導体、あるいは
架橋多環式飽和炭化水素化合物でその置換基に不飽和二
重結合を有するものが特に好ましい。即ち、架橋多環式
シクロアルケン系化合物類及びその低級アルキル誘導
体、アリイル誘導体、アラルキル誘導体、架橋多環式シ
クロアルカン系化合物のビニル誘導体、アリルオキシカ
ルボキシ誘導体、(メタ)アクリルオキシ誘導体等が挙
げられる。
ることができる。 ビシクロ〔2,2,1〕−2−ヘプトエン、
−ノルボルナジエンとも称する)、
ン、
エン(5−エチリデン−2−ノルボルネンとも称す
る)、
ン、
(3,8ジヒドロ−ジシクロペンタジエンとも称す
る)、
9,12〕−3−ペンタデセン、
2,5 ,17,10〕−3−ドデセン、
デセン、
3,6 , 110,13 , O2,7 ,09,14〕−4−ヘプタデセ
ン、
−4−ペンタデカン、
0,12,5 ,17,10〕−3−ドデセン、
0,12,5 〕−デカン、
2,5 〕−デカン、
2,5 〕−デカン
状オレフィン系化合物及び架橋多環式炭化水素系化合物
から選ばれる1種以上を重合体成分とするが、これらの
重合体成分と共重合可能な低級オレフィン類、芳香族類
又は低級オレフィン類もしくは芳香族のビニルモノマー
を共重合体成分として含有することができる。このよう
な他の重合体成分の具体例としては、例えばエチレン、
プロピレン、イソプレン、ブタジエン、メチルペンテ
ン、ノルボルネン、ブテン、ビニルトルエン等を挙げる
ことができる。このような他の共重合体成分は2種以上
併用してもよい。
術によればよく、例えば特公昭47−11818、同5
8−43412、同61−1442、同62−1976
1、特開昭50−75700、同55−129434、
同58−127728、同60−168708、同61
−115916、同61−271308、同63−22
118、同63−221118、同63−24310
3、特開平2−180976各号公報等に記載の公知技
術を挙げることができる。
を利用できる。 (1)シクロペンタジエン類と対応するオレフィン類又
は環式オレフィン類とを付加環化反応(ディールスアル
ダー反応)することにより、架橋環式炭化水素モノマー
を得、該モノマーを溶媒中でアルミニウム、タングテ
ン、バナジウム、硼素系化合物を触媒にして重合して、
樹脂状物とし、該樹脂を精製して架橋環式炭化水素樹脂
を得る方法。 (2)本発明の環状樹脂の重合体成分とするモノマー、
例えば低級アルキルシクロアルケン化合物、シクロアル
カジエン系化合物、架橋多環式アルカジエン化合物、架
橋多環式アルケン化合物等を、溶媒中で、触媒としてバ
ナジウム,アルミニウム,タングステン,ホウ素化合物
などを使用して重合反応を行い、高分子量樹脂状物とす
る。次に、該樹脂状物をニッケル,白金触媒等で水素添
加して本発明の環状樹脂とする方法。 (3)架橋多環式化合物のアクリロイル誘導体を光及び
/又は有機過酸化物で重合して架橋環式樹脂を得、精製
して本発明の環状樹脂にする方法。以上の三種の重合反
応においては、更にオレフィン系化合物,芳香族化合物
等のモノマーを添加して共重合体とすることもできる。
発明の環状樹脂体中に、重合成分としたモノマー、低分
子量オリゴマー、金属触媒等が存在することは、臭気の
発生及び衛生的性質の低下の点で好ましくない。従っ
て、本発明に用いる環状樹脂体としては、その軟化点が
90℃以上(JIS K 2207,2531 環球
式)を満足する樹脂であることが好ましい。更に、該環
状樹脂体は臭素価(JIS K 2543)5以下であ
ることが、好ましい。環状樹脂体が臭素価5を越える
と、ゴム表面に積層した後、衛生ゴム製品に着色、変色
が起こる。この着色、変色に対する一つの対策として、
老化防止剤を添加する。
としては、2−6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ
ール(BHT)、オクタデシル−3−(4′−ヒドロキ
シ−3′,5′−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネ
ート(商品名:イルガノックス1076、チバガイギー
社製)、テトラキス〔メチレン(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタン
(商品名:イルガノックス1010、チバガイギー社
製)、トコフェノール、4,4′−チオビス(6−t−
ブチル−3−メチルフェノール)(商品名:アンテージ
RC、川口化学製)、ビス(2,2,6,6,−テトラ
メチルピペリジル)セバケート(商品名:サノールLS
−770、三共(株)製)、1,3,8−トリアザ−
7,7,9,9−テトラメチル−n−オクチル−スピロ
〔4,5〕デカン−2,4−ジオン(商品名:サノール
LS−772、三共(株)製)等がある。これらの老化
防止剤は環状樹脂体の熱、光、酸素による樹脂のゲル化
を防止する。老化防止剤の添加量は0.1 〜1重量部で
ある。
ノマーの含有量は30重量%以上が好ましい。また、該
環状樹脂体の分子量は5000〜100000000で
あり、低分子量樹脂体は高粘稠体であるが、高分子樹脂
になると粉末樹脂になる。従って、ゴムへの積層、加工
操作上困難が生じる場合には、加工助剤を用いることが
好ましい。該加工助剤としては、高級脂肪酸、高級脂肪
酸エステル、シリコン油、フッ素油などの1種以上を0
〜5重量%添加することができる。
法としては、該環状樹脂が汎用溶媒に可溶であるので、
n−ヘキサン、シクロヘキサン、ブタン、ペンタン、シ
クロオクタン、ヘプタン、エチルベンゼン、プロピルベ
ンゼン等の脂肪族又は芳香族炭化水素溶媒あるいはこれ
らの混合溶媒に1〜8重量%程度に混合して、ゴム表面
に塗布又は散布した後乾燥する方法、又は該環状樹脂を
公知の技術、例えばTダイ法、延伸法、インフレーショ
ン法等によりフィルム状にしてゴム表面に積層する方法
によればよい。また、本発明の環状樹脂にオレフィン系
樹脂を混合して、ゴム表面に積層してもよい。この場合
には、低〜中程度の分子量のポリエチレン、ポリブテン
を10重量%以下用いることにより、加工操作性が容易
になる。
酸素、酸化などに対し安定であると同時に衛生的特性を
有するので、厚さ0.1〜1mmのフィルム状にして配
合未加硫ゴムに重ね、該ゴムの加硫・成形と同時に該樹
脂フィルムを積層する方法も採用でき、この方法は経済
的にも好ましい。このような技術としては例えば、特公
昭59−5046号公報に記載される方法、本発明者ら
が既に特公昭57−53184号公報で開示した、ゴム
栓に複数の樹脂フィルムを積層する方法が挙げられる。
更に、プラスチック容器のゴム栓体のゴム表面にも、本
発明の環状樹脂を適用できる(特開平2−1275号公
報、特願平2−399号明細書記載の技術を参照)。 本発明の環状樹脂をフィルム状にしてゴムに積層した積
層ゴム製品は、JP−11の「44 輸液用プラスチッ
ク容器試験法」又は「43 輸液用ゴム栓試験法」の規
格に合格できる。また、該環状樹脂のフィルムは吸水、
吸湿、透湿に対して極めて優れた耐性をもつフィルムで
あることが判明した。
は、天然ゴム、IR、IIR、BR、EPDM、CR、
NBRなど汎用されるゴムを適用できる。その理由は、
該環状樹脂体は極めて薄いフィルムでもゴム表面に強く
接着し包むことができるので、ゴム内の配合剤例えば加
硫剤、加硫促進剤、補強材等が溶出することがない、す
なわちゴム内の非衛生な不適物が当該ゴム製品の外部接
触物(医薬品や食品等)に溶出し、汚染することがない
点にある。その上、該環状樹脂体フィルムは柔軟で弾性
を有するフィルムとなり、積層されるゴムと同等の柔軟
性、弾性を保持する点も、特長とする。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 本発明の樹脂の合成例:合成例1(DCP樹脂重合体) 攪拌機付き5000ml三口フラスコを使用し、窒素雰
囲気中に精製脱水したトルエン1800ml、脱水精製
したDCP600gを仕込み、次に触媒としてトリエチ
ルアルミニウム〔Al(C2 H5 )3 〕140g、トリ
エチルアミン〔N(C2 H5 )3 〕365g及び四塩化
チタン〔TiCl2 〕46g(いずれも乾燥物として)
を窒素雰囲気下に順次加え、25℃で6時間攪拌して重
合させる。重合後、10mlの塩酸をアセトン−イソプ
ロピルアルコール(1:1)混合溶媒2000ml中に
加えて沈殿し、沈殿樹脂を上記混合溶媒にて洗浄してD
CP開環重合体360gを得た。
l中に前記開環重合体10重量%、シクロヘキサン溶液
1kgとラネーニッケル5gを入れ、反応器内の温度を
120℃に上昇して、水素圧70気圧で8時間水素添加
反応させた後、反応物中の触媒を遠心分離及び濾過によ
り除去し、アセトン−イソプロピルアルコール(1:
1)混合液1000ml中に沈殿し、樹脂(a)100
gを得た。該樹脂(a)の軟化点136℃、平均分子量
約30,000、n-ヘキサンに5%液に可溶。
0.3重量部の老化防止剤イルガノックス1010を加
えた。溶解液としてn−ヘキサンを使用し、フィルム成
形にはジメチルポリシロキサン、ステアリン酸ソルビタ
ンエステル各1.5重量部添加して成形した。
滴下ロートを取り付けた。窒素雰囲気下に脱水したトル
エン2500ml、脱水したDCP150gを入れ、触
媒としてエチレンアルミニウムセスキクロリド31g、
ジクロロエトキシオキソバナジウム4.2gを加え、乾
燥したエチレンガスと窒素ガスの混合ガス(1/2)を
7分間通じ、更に20℃で60分間該混合ガスを通じ
て、30分間重合した。メタノール30mlを添加して
共重合を停止し、樹脂体を析出させ、アセトンで洗浄
し、約60℃で乾燥して共重合体88gを得た。この共
重合体中DCPは68mol%である。
ーブ、上記で得た共重合樹脂10重量%のシクロヘキサ
ン溶液500gとパラジウムカーボン5gとを入れ、反
応器内を水素に置換後、攪拌しつつ120℃に昇温し
た。次に同温度で水素圧70気圧に昇圧し、同圧に水素
を補充しながら8時間水素添加を行なう。次に遠心分離
及び濾過により、反応物中の触媒を除去し、多量のアセ
トン−イソプロピルアルコール(1:1)混合溶媒中に
沈殿させ、濾過、乾燥して樹脂(b)60gを得た。該
樹脂(b)の軟化点は130℃、臭素価0.3であっ
た。
ルム成形にはステアリン酸ソルビタンエステル3重量
%、ジメチルポリシロキサン1重量%、BHT0.5重
量%を添加して成形した。ハケ塗布又は飛散の場合には
シクロヘキサン溶液(5重量%)としてゴム表面に適用
する。
0g、イソプレン10gを加えて窒素雰囲気下に攪拌し
つつ徐々に加熱し、温度250℃で7時間重合する。冷
却後、約120〜200℃で低揮発分を留出し、100
〜70℃で減圧して揮発物を除いた。次に該重合物をオ
ートクレーブに入れ、シクロヘキサン80g、ラネーニ
ッケル触媒2gを加えて、水素圧100kg/cm2 、
温度200℃で4時間水素添加する。冷却後、触媒を濾
別し、蒸留して溶剤を除去する。BHTを0.7重量%
添加、得られた樹脂(c)の臭素価1.5、軟化点12
2℃、n−ヘキサンに不溶解分が存在する。
0,17,10〕−3−ドデセン
ヘキセン1.9gに、触媒として六塩化タングステンの
濃度0.05mol/リットルのクロロベンゼン溶液4
6ml、パラアルデヒドの濃度0.1mol/リットル
の1,2−ジクロロエタン溶液35ml、トリイソブチ
ルアルミニウムの濃度0.5mol/リットルのトルエ
ン溶液19mlを、窒素ガスで置換した攪拌機付反応器
に加えて、60℃で10時間重合反応を行なう。重合物
にメタノールを加えて重合を停止し、溶媒を蒸発し、ア
セトン・メタノール溶液にて洗浄した後乾燥する。次に
テトラヒドロフラン4500mlに重合物を溶解し、パ
ラジウム5重量%のパラジウム−アルミナ触媒23gを
加え、水素ガス圧力100kg/cm2 で温度170℃
で5時間水素添加反応を行った。以下、実施例1と同様
に処理して重合樹脂を得る。該重合樹脂100重量部に
BHT0.5重量部を添加し、樹脂(d)とする。該樹
脂(d)の臭素価は0.05、軟化点は112℃であっ
た。
ヘキサン1リットルを入れ、8,9−ジメチル−テトラ
シクロ〔4,4,0,12,5 17,10〕−3−ドデセン
(シクロペンタジエンとジメチルノルボルネンを付加環
化反応して合成)
セスキクロリド〔Al(C2 H5 )1.5 Cl1.5 〕12
g、ジクロロエトキシオキソバナジウム〔VO(C2 H
5 )Cl2 〕2gを滴下し、乾燥したエチレンと窒素ガ
スの1/2混合ガスを温度10℃で30分間に15リッ
トル吹き込み、共重合反応を行なう。メタノール12m
lを加えて重合反応を停止し、アセトンで洗浄、真空乾
燥する。上記で得られた共重合体〔収量28g、臭素価
0.5、軟化点118℃〕100重量部に、0.3重量
部のイルガノックス1010を加えた。これを樹脂
(e)とする。
ン1リットルを仕込み、窒素流通下にテトラシクロ
〔4,4,0,12,5 17,10〕−3−ドデセン 30.
4g、4−メチル−シクロヘキセン 3.8gを入れ、
次にエチルアルミニウムセスキクロリド 3.6g、バ
ナジウムオキシトリクロリド 2.2gを加える。次に
ガス吹込管より乾燥したエチレンと窒素ガス1/2の混
合ガス13リットルを温度10℃で30分間に吹き込
み、重合反応を行なう。次にメタノール20mlを加え
て反応を停止し、更にメタノールを加えて重合体 32
g(臭素価0.3、軟化点124℃)を得た。該重合体
100重量部にイルガノックス1076 0.3重量部
を加え樹脂(f)とした。
2,5 〕−3−デカン100gとシクロヘキサン 100
gをフラスコに入れ、窒素流通下に過酸化ベンゾイル2
gを添加し、均一に混合し、徐々に昇温し、120℃に
て5時間重合反応を行なう。溶媒を除去し、t−ブチル
パーオキシベンゾエート4gと4,4′−チオビス(6
−t−ブチル−3−メチルフェノール)を1g加えて、
シクロヘキサン2重量%溶液にして使用する。得られた
樹脂(g)の軟化点は112℃、臭素価は3.3であっ
た。
軟化点80℃のマイクロワックス3重量部、低分子量ポ
リエチレン3重量部を加えて、温度120〜130℃の
ブラベンダープラストミル(brabender plastomill)で
混合し、T−ダイ法(T-die method )にてフィルムと
した。この混合樹脂を(h)とする。
(h)を用いてゴム栓基体に積層被覆を行った。基体と
したBRゴムは以下のように製造した。 BRゴム配合: BR(Nipol BR 1242S、日本ゼオン(株)製、 cis含量37.2%、ML1+4 100℃ 53)・・・100重量部 粉末ポリエチレン(製鉄化学製) ・・・ 3重量部 酸化チタン(石原産業製) ・・・ 15重量部 焼成クレー(バーゲスピグメント社製) ・・・ 20重量部 2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン ・・・ 1重量部 ビニルトリス(βーメトキシ)シラン ・・・ 1重量部 BRゴム配合操作及び加硫操作はSRIS(日本ゴム協
会規格)3603に準拠して行なう。加硫条件は温度1
60℃×12分間で成形する。成形したゴム製品は図1
のゴム基体1の形状をしており、該ゴム基体を本発明の
樹脂体(a)〜(g)のn−ヘキサン溶液に2回以上浸
漬して膜の厚さを約0.1mmとし、温度約90℃で完
全に乾燥して、図1に示すようにゴム表面に被膜を形成
した(実施例1〜8)。
樹脂積層のないもの(比較例1)につき、衛生試験とし
てJP11の「43.輸液用ゴム栓の試験法」に準拠し
た試験を行い、その結果を表1に示す。また、これらの
ゴム栓を図2に示すように薬液を充填したガラス容器に
打栓し、アルミキャップを巻き締めたものについて、特
殊な衛生試験を行ないその結果を表2に示す。
る。その他の特殊な衛生試験 微粒子数(ゴム栓より発生する粒子数の試験);硬質ガ
ラス瓶中にゴム栓10個を入れ、無塵水300ml加え
て、容器口をフィルムで包み、手にて2回転/秒程度に
て20秒間振動する。その後1時間静置してから光遮蔽
型自動微粒子計測器(HIAC社製)にて水中の微粒子
の個数を測定する。なお、注射液中の5μm以上の微粒
子の存在は血管を閉塞する等の問題を起こすので最重要
項目となっている。
on);図2に4として示す形状の瓶(10ml容量)
に水5mlを入れ、ゴム栓を打栓し、次にアルミキャッ
プ6を巻き締める。試験針22G(0.70×32m
m)を付けた注射筒に2mlの水を入れ、これをゴム栓
の針入部8に20回貫通させる。20回目の貫通時に注
射筒内の水を瓶内に注入した後注射針を引き抜く。瓶内
を振動したのち、ゴム栓を取り除き、内容液をろ過し、
濾紙上のゴム片個数を数える。本試験法は、BSの方法
を改良したもので、BS規格はゴム片3個以下である
が、現在当該業界では2個以内が要望されている。
ガラス瓶4中に2重量%食塩水溶液8mlを入れ、ゴム
栓3を打栓し、更にアルミキャップ6を巻き締める。こ
のガラス瓶を耐圧容器にて温度121±1℃にて60分
間蒸気加熱した後、約10時間放置する。次にガス用シ
リンジにて瓶内のヘッドスペース7のガス5mlを採取
し、これをガスクロマトグラフ法にて測定する。カラ
ム:10%OV−101(180〜200メッシュWH
P)、キャリヤーガスHe50ml/分、カラム温度1
00〜200℃(4℃/分昇温)、ピークの有無、大小
を見る。本試験は近年問題になっているゴム及び配合剤
による極微量ガス発生を調べる試験である。
ム栓10個を入れ、ゴム栓重量の10倍量の炭酸ソーダ
0.5重量%溶液を加えた後、該ゴム栓を打栓してアル
ミキャップを巻き締める。次に耐圧容器にて温度121
℃にて30分間蒸気加熱する。室温まで放置、冷却後ゴ
ム栓を除き、試験液を石英セルにて波長430nmと65
0nmの可視部の透過率を測定する。95%以上を合格と
する。本試験は、ゴムと薬液との関係を試験する基本的
な試験で透過率の低いゴム製品は採用不適である。
05℃常圧で3時間乾燥する。次に乾燥剤入りのデシケ
ーター中に約1時間放置後その重量(A) を精秤する。次
に該ゴム栓の10倍量の精製水中に浸し、そのまま耐圧
容器内で温度121±1℃、30分間蒸気加熱する。冷
却後、ゴム栓のみをデシケーター中に30分間放置して
表面の水を取り、その時の重量(B) を精秤し、( (B)−
(A) /(A) ×100)(%)を求め、重量の増加が2重量
%以下を合格とする。
き、該板の一端を固定し、他の一端を一定の速度で上昇
する時にゴム栓は移動する。この移動始めの角度を測定
する。
状樹脂フィルム積層ゴム栓はJP11の規格値に合格で
ある。また、表2に示すように特殊衛生試験においても
優れている。一方、比較例の積層していないゴム栓は、
表1,表2に示すように規格値に不合格の項目がある。
なお、PE、PP、PET、フッ素樹脂は溶媒(n−ヘ
キサン等)に溶解しないので、これらの樹脂については
溶媒に溶かして樹脂の薄い被覆を形成することができな
い。
器用滑栓の衛生試験) 本発明の環状樹脂を2本ロール又はプレス温度100〜
140℃にて加圧して、厚さ0.3〜0.4mmのフィ
ルム板を作成した。次に積層したゴム滑栓の成形は、ゴ
ム架橋、成形と同時に、本発明の樹脂フィルムを積層す
る方法によった。具体的には、滑栓の型の窪を有する下
金型と、押し棒の先端凸形の突起を有する上金型を使用
した。下金型表面上にまず上記の本発明の樹脂フィルム
板を載せ、その上に前記BRの配合ゴムをシート状に置
き、上金型を重ね温度160℃、約80kg/cm2 に
加圧することによって、樹脂フィルムを積層した滑栓を
得る(図4,図5参照)。上記と同様の金型と同じ配合
のBRゴムを用い、同様の方法でPE、PP、フッ素樹
脂(Fと略記する)の各フィルムのそれぞれを積層した
積層滑栓(比較品)を得た。
について、フィルムとゴムの接着の難易、フィルムの伸
び、さらに積層後に高温水殺菌した時のフィルムの状態
について評価した。結果を表3に示す。
ルムを積層した滑栓(実施例9〜13)は、成形時から
ゴム面に強く接着し、フィルムの破れ、しわ等の積層不
良がなかった。また、高温水処理しても不良品はなかっ
た。これに対し、PE,F(比較例2,4)では成形時
にフィルムが破れた。PP(比較例3)は成形は良好で
あるが、高温水処理により水泡を生じた。
図6に示す栓において、最初に栓の脚部15のゴム成形
とフッ素樹脂フィルム(表面をスパッタ処理したフィル
ムを使用する)16の積層とを同時に行い、次にフラン
ジ部17のゴム成形と本発明の樹脂フィルム1の積層成
形とを同時に行なう。図7、図8に示すゴム栓は、前記
同様特開昭61−272134号公報に記載の技術に従
い、ゴム栓の脚部(容器口内で薬液に接する面)15と
フランジ部17の両面を本発明の環状樹脂体1を積層し
たゴム栓で、医薬品を容器内に製剤の際、ゴム栓の移動
によるゴムからの微粒子の発生がないという優れた特徴
がある。
示すように本発明の環状樹脂体を薬液面のゴムに積層
し、プラスチック容器に溶着した栓を作製した。この型
の本発明品の特徴としては薬液を汚染することなしに、
高品位な薬液を人体に投与し得るという特長を有する。
積層してなる新規な衛生ゴム製品の発明であり、(イ)
本発明の環状樹脂体は衛生性が高く、不活性で、JP1
1などの医薬品、医療用器具の試験規格に合格し得る。
また食品用としても無臭である。(ロ)本発明の環状樹
脂体はゴム面と容易に接着し、接着面は簡単には剥がれ
ない。(ハ)ゴム表面を環状樹脂体で被膜するので、ゴ
ム及びゴム配合剤が外部(薬液等)を汚染することがな
い。
した本発明のゴム栓の断面図。
層ゴム栓を打栓し、その上にアルミキャップを巻き締め
た製品状態を示す断面図。
環状樹脂体フィルム積層ゴム栓を入れ込み、その上に上
ブタを載せ、ゴム栓積層部と外郭支持体、上ブタとが溶
着された状態を示す断面図
脂体フィルムを積層した断面図
ルムで積層された状態を示す断面図
素樹脂で積層され、フランジ部を本発明の環状樹脂体フ
ィルムで積層した状態を示す断面図
発明の環状樹脂体フィルムで積層した状態を示す縦断面
図
断面図
Claims (7)
- 【請求項1】 環状オレフィン系化合物又は架橋多環式
炭化水素系化合物を重合体成分とする樹脂をゴム表面に
積層してなる衛生ゴム製品。 - 【請求項2】 前記環状オレフィン系化合物が単環式オ
レフィン系化合物類及びこれらのアルキル誘導体、アク
リレート誘導体から選ばれる1種以上であることを特徴
とする請求項1記載の衛生ゴム製品。 - 【請求項3】 前記架橋多環式炭化水素系化合物が環内
又は置換基に不飽和結合を1以上有してなることを特徴
とする請求項1記載の衛生ゴム製品。 - 【請求項4】 前記環状オレフィン系化合物又は架橋多
環式炭化水素系化合物を重合体成分とする樹脂が、低級
オレフィン類、芳香族類又は低級オレフィン類もしくは
芳香族のビニルモノマーを共重合体成分として含有する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
載の衛生ゴム製品。 - 【請求項5】 前記環状オレフィン系化合物又は架橋多
環式炭化水素系化合物を重合体成分とする樹脂がオレフ
ィン系樹脂との混合物であることを特徴とする請求項1
乃至請求項4のいずれかに記載の衛生ゴム製品。 - 【請求項6】 前記環状オレフィン系化合物又は架橋多
環式炭化水素系化合物を重合体成分とする樹脂が臭素価
5以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の
いずれかに記載の衛生ゴム製品。 - 【請求項7】 前記環状オレフィン系化合物又は架橋多
環式炭化水素系化合物を重合体成分とする樹脂が軟化点
90℃以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項
6のいずれかに記載の衛生ゴム製品。
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- 1991-12-19 JP JP3336690A patent/JP2895293B2/ja not_active Expired - Lifetime
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