Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2885865B2 - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

Info

Publication number
JP2885865B2
JP2885865B2 JP8692590A JP8692590A JP2885865B2 JP 2885865 B2 JP2885865 B2 JP 2885865B2 JP 8692590 A JP8692590 A JP 8692590A JP 8692590 A JP8692590 A JP 8692590A JP 2885865 B2 JP2885865 B2 JP 2885865B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen
thermal head
clamp
thermal transfer
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8692590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03284964A (ja
Inventor
方也 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUTAA SEIMITSU KK
Original Assignee
SUTAA SEIMITSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUTAA SEIMITSU KK filed Critical SUTAA SEIMITSU KK
Priority to JP8692590A priority Critical patent/JP2885865B2/ja
Publication of JPH03284964A publication Critical patent/JPH03284964A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2885865B2 publication Critical patent/JP2885865B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プラテンに給紙された印画紙を巻き付け、
該プラテンと同速度で移送する熱転写リボンを介して、
前記プラテンにラインサーマルヘッドを圧接し、各リボ
ン色(イエロー、マゼンダ、シアン等)数に対応した回
転にてカラー印字を行う熱転写プリンタの構造改良に関
するものである。
[従来の技術] 該種のプリンタは、印画時において、給紙された印画
紙の一端をプラテンに形成したクランプ爪を介して所定
の位置にクランプする機構を有する。該機構としては、
特開昭63−309463号公報、特開昭60−94367号公報、実
開昭58−128054号公報に示す如くものが代表例として知
られている。特開昭63−309463号公報開示のものは、プ
ラテン外周上、長手方向ライン上に間隔をおいて設けた
クランプ爪にて給紙された印画紙の一端をクランプする
例であり、且、前記外のものは、プラテン外周上、長手
方向に切欠きを形成し、プラテンの外径より外に出ない
ように該切欠部内に配設したクランプ爪にて、給紙され
た印画紙の一端をクランプするものである。該種のプリ
ンタは、印画時に、給紙された印画紙をプラテンに巻き
付け、プラテンの各色リボンの数に対応した所定回転に
て印画を行うもののため、以下の如く欠点を有する。前
記先行技術のうち、前者のものは、円筒プラテン外周部
にクランプ爪が突出しているため、印画時に、プラテン
に圧接するラインサーマルヘッドを一回転ごとプラテン
より退避させる必要があり、このアップダウン動作に要
する時間が余分にかかるため、印字効率上の問題があ
る。また、後者のものは、ラインサーマルヘッドをプラ
テンに対して所定の位置に弾性保持しておけば、前記の
如くアップダウン動作をさせる必要性はないが、プラテ
ンに切欠きを形成する必要があり、コストがかかり、装
置が複雑となる。また、両者とも一回転毎アップダウン
動作する該動作時、もしくは、切欠部においてラインサ
ーマルヘッドが回転するプラテンに当接するため、これ
がラインサーマルヘッドを摩耗させる要因となり、寿命
を短くする等の問題があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は前記欠点を除去するものであり、その目的と
するところは、簡単な構造にて、コストダウン化と共
に、印画時間の短縮化と熱転写プリンタとしての信頼性
向上を図ることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の熱転写プリンタは、プラテンの幅つまり長手
方向の長さをラインサーマルヘッドより幅広とし、前記
プラテン両端部近傍に配設されたクランプ爪とプラテン
との間に、該プラテンに給紙された印画紙端部をクラン
プできるよう構成してなる。
[作用] 以上、構成により給紙された印画紙先端両側縁部は、
クランプ爪開閉駆動機構の駆動制御によりクランプされ
ると共に、ラインサーマルヘッドが熱転写インキリボン
を介して円筒プラテンに圧接する。この状態にて、円筒
プラテンがリボン色数に対応し複数回回転するが、前記
クランプ爪はラインサーマルヘッドの幅方向外方に延出
したプラテン外周縁部に位置するために、ラインサーマ
ルヘッドは、一回転毎該プラテンに対してアップダウン
動作することなく、圧接したままの状態にて印画を行う
ことができる。
[実施例] 以下、本発明熱転写プリンタを一実施例にて第1、2
図に基づき説明する。第1図は本発明要部(プラテン
部)を抽出した概略平面図、第2図は熱転写プリンタと
しての全体の配置を示し、特にクランプ爪開閉駆動機構
の動作作用を説明するための第1図拡大側面図である。
1は円筒プラテン、2はラインサーマルヘッド、3はプ
ラテン両端部左右対称に揺動自在に弾性支持されたクラ
ンプ爪、5はプラテンに給送される印画紙である。前記
円筒プラテン1の長手方向の長さはラインサーマルヘッ
ド2の幅より長く形成されると共に、該ラインサーマル
ヘッド2の長手方向両端エッジ部対応円周上に溝1Aを形
成してなる。前記印画紙5はラインサーマルヘッド2外
方に延出した先端両側縁部が第2図にて説明するクラン
プ爪開閉駆動機構の駆動制御にて前記クランプ爪を介し
てクランプされる。前記プラテン溝1Aは、プラテン1へ
のラインサーマルヘッド2の圧接印画時に、印画紙5上
に該ラインサーマルヘッド2の両エッジによる凹跡やこ
すれ傷がつかないよう配慮したものである。次に、前記
クランプ爪開閉駆動機構について第2図に基づき説明す
る。前記クランプ爪3は、プラテン1の端面に植設され
たピン4を支点として揺動可能に配設してなり、且、後
述するクランプ爪開閉駆動機構が駆動しない状態では、
クランプバネ6の引張力にて、プラテン両端外周縁部の
一部を押圧クランプするよう形成してなる。レバー7、
8、9は前記クランプ爪3を開閉させるための駆動機構
であり、レバー8は、支持フレーム15に植設したピン1
1、12と該レバー8に形成した矩形状の摺動案内窓13、1
4との間の係合にて直線的に摺動できるよう支持してな
り、且、該レバー8の一端部には、クランプ爪3に押圧
作用するレバー7が、支持フレーム15に植設されたピン
16を支点として揺動できるよう係合してなると共に、他
端部には、カム10に形成したカム溝10Aと係合するカム
ホロア9Aを有する前記レバー9が、支持フレーム15に植
設されたピン17を支点として揺動できるよう係合してな
る。前記カム10の回転往復(矢印イロ方向)動作にて、
カム溝10Aに倣ってカムホロア9Aが移動することによ
り、レバー9、8、7を介してクランプ爪3のクランプ
開閉駆動制御が行われる。前記レバー実線図示の状態
が、カムが矢印ロ方向に動いた状態であり、クランプ爪
3はクランプバネ6の引張力にてクランプ状態にある。
該状態よりカム10を矢印イ方向に回転させると、カム溝
10Aに倣うカムホロア9Aの動作により、レバー9がピン1
7を支点としてレバー8と左方向に移動し、且、前記レ
バー8の動作にて、レバー7がピン16を支点として反時
計方向に回動する。該動作にて、クランプ爪3が、クラ
ンプバネ6の引張力に抗して前記レバー7にて押圧され
ることにより反時計方向に回動するため、プラテンの両
端部外周縁部の一部に圧接しているクランプ爪3のクラ
ンプが解除される。該状態を一点鎖線で示す。該クラン
プ爪開閉駆動機構は、いうまでもなく、プラテン両端部
に対をなし前記機構を形成している。そして、クランプ
爪3の開閉駆動制御動作は、前記カム10の回転往復駆動
制御にて行われる。18は、イエロー、マゼンダ、シアン
の三色、または、イエロー、マゼンダ、シアン、ブロッ
クの四色が順次塗られた熱昇華性のカラーリボンを内蔵
するインキリボンカセットであり、印画時においては、
プラテンの周速と同期して駆動するリボン送り機構(図
示なし)によりリボン送りするよう形成してなる。2は
ラインサーマルヘッドであり、ピン23を支点として揺動
し、印画時においてはプラテンに圧接され、非印画時に
は圧接開放するよう制御される。20は印画紙給紙案内
路、21は印画済み印画紙排紙案内路、22は印画紙位置決
めセンサである。以上、構成の熱転写プリンタにおい
て、印画動作においては、ASF等により印画紙が給紙案
内路20を通し案内される。この時、プラテン1はクラン
プ爪3が一点鎖線で示す所定のクランプ間の状態にて待
機中にあり、前記印画紙が印画紙位置決めセンサ22にて
検知されると、クランプ爪3はカム10の回転制御により
印画紙をクランプする。該状態が、第1図で示す如く、
ラインサーマルヘッド2の幅方向外方に延長したプラテ
ン1の両端外周縁部の一部、即ち、印画紙の先端両側縁
部をクランプした状態である。プラテン1の回転と同時
に、所定のタイミング信号にて、インキリボンカセット
18のインキリボンがプラテン1の周速と同期して送られ
ると共に、ラインサーマルヘッド2のプラテン1への圧
接動作が行われる。そして、ラインサーマルヘッド2を
圧接したままの状態にて、使用されるカラーリボン数に
対応したプラテン1の第2図における反時計方向への回
転により、印画紙へ各色毎に転写が行われ、印画が形成
される。印画動作が完了すると、ラインサーマルヘッド
2はプラテン1から離間すると共に、インキリボンも所
定の位置に停止する。印画終了後、印画紙の後端が排紙
案内路21の排紙入口21Aを通過した時点にて、プラテン
1が停止すると共に、逆転(時計回り)する。前記停止
状態においては、印画紙後端部は紙の腰の強さにてプラ
テンより外方に離れようとする力があるため、結果とし
ては、排紙案内路21を形成する上部の壁にて当接規制さ
れた状態にある。従って、該状態にて逆転すると、前記
印画終了した印画紙は排紙案内路21側へ排紙される。印
画紙の先端部が印画紙位置決めセンサ22にて検知される
と、印画紙の先端縁部をクランプしているクランプ爪3
が第2図に示す状態にて、プラテン1が停止すると共
に、カム10の回転制御にて、前記クランプ爪開閉駆動機
構を介してクランプ解除される。排紙される印画紙は、
排紙ローラー(図示なし)にて排紙完了する。なお、本
実施例としては、モータを駆動源としたレバー機構を介
してクランプ爪駆動開閉を行う例であるが、ソレノイド
等を介して行ってもよく、該クランプ爪開閉駆動機構変
形は本発明の要旨を変更するものではない。また本実施
例ではプラテン外周縁部にクランプ部材を配設して印画
紙の側端部をクランプする例を示したが、印画紙のプラ
テン回転方向側の端部をクランプできるよう、サーマル
ヘッドの幅方向を外れた位置であってプラテン外周面上
にクランプ部材を配設してもよい。さらに、プラテン外
周面上に形成する溝の形状についてはU溝、V溝いずれ
でも構わず、要はサーマルヘッドの両端エッジ部に対し
てある程度の逃げ幅を確保できるものであればよい。
[効果] 以上、本発明熱転写プリンタによれば、ラインサーマ
ルヘッドより幅広な円筒プラテンを使用し、該ラインサ
ーマルヘッド外のプラテン両端縁部の一部をプラテン両
端部に配設したクランプ爪にて開閉するよう形成したこ
とにより、プラテンの形状として従来例の如くプラテン
長手方向にクランプ機構を内設形成するための切欠溝を
形成した複雑な形状とする必要もなく、円筒プラテンを
使用でき、また、プラテン全幅を利用したクランプ機構
を形成しないため、構造簡素化にて低コスト化できると
共に、更には、印画動作時には、ラインサーマルヘッド
をプラテンに当接したままの状態にて印画を行うことが
できるため、従来例の如く、プラテン一回転毎にライン
サーマルヘッドがクランプ爪当接回避のためのアップダ
ウン動作を行う印画動作に対して、印画時間の短縮化と
共に、更には、従来例の如く、プラテン一回転毎にライ
ンサーマルヘッドに衝撃を加えることなく印画できるた
め、ラインサーマルヘッド長寿命化にて信頼性向上を図
ることができる。また、ラインサーマルヘッドのエッジ
部と対向するプラテン円周部上に、該エッジ部が当接し
ないよう溝を形成したことにより、印画動作時に該エッ
ジ部が印画紙に当接することにより発生する凹みや、こ
すれ跡等の発生を防止できるなどの実用的効果も有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明熱転写プリンタの一実施例を示
すものであり、第1図は本発明要部(プラテン部)概略
平面図、第2図は熱転写プリンタとしての全体の配置を
示し、特にクランプ爪開閉駆動機構の動作作用を説明す
るための第1図拡大側面図である。 1……プラテン 2……ラインサーマルヘッド 3……クランプ爪 5……印画紙 7、8、9……レバー 10……カム 18……インキリボンカセット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙された印画紙を巻き付け回転するプラ
    テンに対して、前記プラテンと同期して移送する熱転写
    リボンを介して、ラインサーマルヘッドを圧接すること
    により、印画紙に熱転写する熱転写プリンタにおいて、
    前記プラテンの幅を前記ラインサーマルヘッドの幅より
    大とし、プラテン両端部近傍にクランプ部材を配設し、
    前記ラインサーマルヘッドの幅方向外方にて前記プラテ
    ンと前記クランプ部材によって前記印画紙端部をクラン
    プすることを特徴とする熱転写プリンタ。
  2. 【請求項2】前記ラインサーマルヘッドの両端エッジ部
    に当接するプラテン外周面に溝を形成したことを特徴と
    する請求項第1項記載の熱転写プリンタ。
  3. 【請求項3】前記ラインサーマルヘッドを前記プラテン
    に対して圧接した状態で該プラテンを複数回回転可能と
    したことを特徴とする請求項第1項記載の熱転写プリン
    タ。
JP8692590A 1990-03-30 1990-03-30 熱転写プリンタ Expired - Lifetime JP2885865B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8692590A JP2885865B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 熱転写プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8692590A JP2885865B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 熱転写プリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03284964A JPH03284964A (ja) 1991-12-16
JP2885865B2 true JP2885865B2 (ja) 1999-04-26

Family

ID=13900440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8692590A Expired - Lifetime JP2885865B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 熱転写プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2885865B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5362043A (en) * 1993-08-12 1994-11-08 Tektronix, Inc. Rotating clamp assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03284964A (ja) 1991-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2915353B2 (ja) 熱転写プリンター
JP4000478B2 (ja) 昇華型プリンタ
JPS60222268A (ja) 感熱式カラ−プリンタ
US20070020010A1 (en) Ink ribbon cassette
US4815870A (en) Receiver clamping arrangement for thermal printers
US5690439A (en) Thermal transfer printing apparatus
US4145146A (en) Recording medium feeding apparatus for printer
EP0301075A1 (en) Compliant head loading mechanism for thermal printer
US4598300A (en) Image building apparatus
JP2885865B2 (ja) 熱転写プリンタ
CA1284913C (en) Heat-transfer type thermal recording device
US5124724A (en) Color thermal printer
US20070122223A1 (en) Printer
US5733053A (en) Thermal transfer printing apparatus
JP3859161B2 (ja) 昇華型プリンタ
JP2563820Y2 (ja) プリンタ
KR0141227B1 (ko) 프린팅 방법 및 그 장치
JP2758733B2 (ja) カラープリンタ
KR970005392Y1 (ko) 열전사 기록장치
JPS629975A (ja) カラ−記録装置の記録紙クランプ機構
JPH0593842U (ja) サーマルプリンタ
JP3856321B2 (ja) 昇華型プリンタ
KR0121701Y1 (ko) 프린터
US5476329A (en) Printing method and apparatus for thermal transfer printer
JP2841622B2 (ja) プリンタ装置