JP2885295B2 - シロキサン類の精製方法 - Google Patents
シロキサン類の精製方法Info
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Description
に関し、特に除去、無臭化を経済的に有利に実現できる
新規なシロキサン類の精製方法に関する。
に、オルガノポリシロキサンの製造方法としては、ジメ
チルジクロルシランを加水分解したもの、或いは更にこ
の加水分解物を水酸化カリウム等のアルカリ触媒下でク
ラッキングした環状シロキサンオリゴマーを主成分とす
るシロキサン類を原料として用いる。ここで、このシロ
キサン類中には臭いのもととなるヘキサン、ヘキセンの
ような炭化水素が残ることが多い。このような炭化水素
による臭気は、特にヘアケア、メーキャップ等の化粧料
のような臭気が問題となる用途にシロキサン類を配合す
る場合に問題となり、これらの炭化水素をオンラインで
簡単に除去できる方法が従来より強く望まれている。
等のアルカリ触媒で重合させ、所望の重合度を達成した
後にメチルトリクロロシラン等の酸供与体を中和剤とし
て添加してアルカリ触媒を失活させる。通常、更に低分
子シロキサンを減圧ストリッピング等の方法により除去
する。これらの除去されたシロキサン類は、再び原料と
してアルカリ触媒による重合に用いられる場合が多い
が、その際、上記の中和剤の過剰分の混入が必ずあり、
これらを除去しないとアルカリ触媒を中和してしまい、
実際上、種々の不都合が生じる。従って、これらの不純
物を簡単にオンラインで除去できる方法が経済的にもプ
ロセス的にも強く望まれている。
四級水酸化ホスホニウム或いは第四級水酸化アンモニウ
ム等の触媒を用いた場合、触媒を熱分解することによ
り、それぞれトリn−ブチルホスフィンオキサイド等の
リン化合物、トリメチルアミン等の窒素化合物が生成す
るが、これらが臭いの原因となる。これらについても上
述の炭化水素と同様、その除去方法が従来より強く望ま
れている。
式(1)で示される環状シロキサンやこれらの混合物、
下記式(2)で示される直鎖状シロキサンやこれらの混
合物も、特に接点障害等が問題となる電気・電子用途等
の特殊な分野などにおいては、これらの低分子シロキサ
ンの存在によりシロキサン全体の所望の物性を低下させ
ることがあり、そのため、高分子シロキサンからこれら
の低分子シロキサンを除去することが要望される。
ニル基、アリール基、アルカリル基、アラルキル基、ハ
ロゲン化アルキル基、ハロゲン化アリール基などの非置
換又は未置換の一価炭化水素基、nは3〜20の整数を
示す。なお、各R1基は互に同一であっても異なってい
てもよい。)
プト基を有する基などの一価の有機基、R3はR2と同
様の基又は水酸基、アルコキシ基、ハロゲン原子などの
基、mは0〜18の整数を示す。なお、各R2基、R3
基はそれぞれ互に同一であっても異なっていてもよ
い)。
類から除去し、シロキサン類を精製する方法としては、
下記の方法が知られている。
の不純物の除去、およびシロキサン類の無臭化の技術と
しては、下記(イ)〜(ハ)の方法がある。
た容器に入れた後、この容器にシロキサン類に対して概
ね10%以上の水を添加し、所定の温度で一定時間、撹
拌混合を行う。所定の撹拌混合を終了した後、一定時
間、撹拌混合を止め、シロキサン類と水とを液液分離さ
せる。この際、分離を十分に行わせるため、イソプロピ
ルアルコール等の低級アルコールなどを添加することも
ある。その後、水層の液体をこの容器から分離する。こ
の操作を一回以上繰り返して所望のシロキサン類の精製
を行う。
る精製方法においては、水を大量に使用しており、水層
の液体とシロキサン類の分離を完全に行わせることは実
際上極めて困難であり、結果として分離不完全によりシ
ロキサン類の収率の低下を生じるという問題がある。し
かも、このように水を大量に使用するため廃水負荷が大
きく、環境上も極めて不利である。また、その処理能力
が小さいことから、通常数回の処理を行わなければなら
ず、生産性の低下を生じるという問題もある。更に他の
問題としては、シロキサンからの水の分離に長時間を必
要とすることである。シロキサン類の性状、スケール等
にもよるが、通常、分離を所望のレベルまで達成させる
ためには1時間以上の時間を必要とし、更に完全な分離
を実現することは実際上極めて困難であり、真空ストリ
ッピング等の他の方法による水の除去が必要となる。
ではプロセス面、生産面、環境面等の点において経済的
に極めて不利である。
のシロキサン類に対して数パーセントの木炭等の吸着剤
を添加し、所定温度で一定時間、撹拌混合を行う。その
後、使用した吸着剤をシロキサン類から分離・除去す
る、或いはこの処理を固定床を用いて連続的に行う(例
えば特公平3−19237号公報)。
る方法においては、吸着剤の除去を目的とする濾過工程
の負荷が大きく、また吸着剤の処理能力の経時低下によ
りメンテナンス負荷が大きく、更には高粘度のシロキサ
ン類の精製に対しては吸着剤とシロキサン類の分離にと
もなう圧力損失が大きく、結果として処理速度が低下す
る。このようにこの先行技術による方法では、生産面、
経済面等の点において不利である。
れた後、系内を真空ポンプにより減圧し、必要に応じて
加熱する。所定温度で一定時間、真空蒸留を行う。
る方法においては、臭いのもととなる微量の不純物を除
去するために長時間を必要とするという問題がある。即
ち、一般に臭いの発生原因となる不純物の量は極めて微
量であり、これを除去するためには多大なエネルギーを
必要とし、蒸留負荷が大きいとともに、シロキサンロス
も大きい。その結果、長時間の真空蒸留の継続によりシ
ロキサン類の酸化、或いは分解・変質等を招き、品質低
下が発生する。従って、この(ハ)の先行技術による方
法でシロキサン類の精製を行うことは経済面、品質面等
の点において極めて不利である。
ンの除去に関する技術としては、下記(ニ)、(ホ)の
方法がある。
た容器に入れた後、この容器にシロキサン類に対して所
定量の溶媒(アセトン、低級アルコール等)を添加し、
所定の温度で一定時間、撹拌混合を行う。所定の撹拌混
合を終了した後、一定時間、撹拌混合を止め、シロキサ
ン類と溶媒を液液分離させる。その後、溶媒層の液体を
この容器から分離する。この操作を一回以上繰り返して
所望のシロキサン類の精製を行う。
る精製方法においては、溶媒を大量に使わねばならない
ことから、シロキサン類の収率の低下を生じるととも
に、作業上も好ましくないという問題がある。また、そ
の処理能力が小さいことから、通常数回の処理を行わな
ければならず、結果として生産性の低下を生じるという
問題がある。更に他の問題としては、シロキサンからの
溶媒の分離に長時間を必要とすることである。シロキサ
ン類の性状、スケール等にもよるが、通常、分離するた
めには1時間以上の時間を必要とし、更に完全な分離を
実現することは実際上極めて困難であり、真空ストリッ
ピング等の他の方法による溶媒の分離が必要となる。し
かも、溶媒を大量に使用するため溶媒処理負荷が大き
く、経済的にも極めて不利である。
では、プロセス面、生産面、環境面等の観点において経
済的に極めて不利である。
れた後、系内を真空ポンプにより減圧し、必要に応じて
加熱する。所定温度で一定時間、真空蒸留を行う。
方法においては、低分子シロキサン量を所望のレベル以
下まで低下させるために通常長時間を必要とするという
問題がある。その結果、多大なエネルギーを必要とし、
蒸留負荷が大きいとともに、ロキサンロスも大きい。更
に他の問題としては、長時間の真空蒸留の継続によりシ
ロキサン類の酸化、或いは分解・変質等を招き、品質低
下を発生する。このようにこの(ホ)の先行技術による
方法で低分子シロキサンを除去し、シロキサン類の精製
を行うことは、経済的、品質的に極めて不利である。
メチルトリクロロシラン等のクロル化合物や燐酸、カル
ボン酸等の酸類、ヘキサン,ヘキセン等の炭化水素類、
トリn−ブチルホスフィンオキサイド,トリクレジルホ
スフェート等のリン化合物やトリメチルアミン、トリエ
チルアミン,トリプロピルアミン等の窒素化合物などの
不純物、更に上記式(1),(2)で示されるような低
分子シロキサンをシロキサン類から簡単な操作で効率よ
く経済的にかつ確実に除去し、シロキサン類を精製、不
臭化する方法が求められている。
記要望に応えるため鋭意検討を行った結果、環状シロキ
サンオリゴマーを主成分とするシロキサン類をアルカリ
触媒の存在下で重合して得られる精製すべきシロキサン
類に水蒸気を接触させることにより、該シロキサン類中
に存在する除去すべき不純物や低分子シロキサンが水蒸
気とともに溜出し、シロキサン類から分離すること、こ
の場合上記水蒸気の接触を温度150〜205℃、圧力
10〜20mmHg、シロキサン類に対する水蒸気量
0.1〜10重量%/時間の条件で行うことにより複雑
な工程を必要とせず、シロキサン類からアルカリ触媒に
基づく不純物などが除去され、シロキサン類が無臭化す
ると共に、高分子シロキサンから低分子シロキサンが除
去され、シロキサン類の精製が経済的に有利に実現され
ることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
素原子数か20以下の低分子シロキサン、エチレンクロ
ルヒドリン,塩酸,メチルトリクロロシラン等のクロル
化合物、燐酸、カルボン酸等の酸類、ヘキサン,ヘキセ
ン等の炭化水素類、トリn−ブチルホスフィンオキサイ
ド,トリクレジルホスフェート等のリン化合物、トリメ
チルアミン、トリエチルアミン,トリプロピルアミン等
の窒素化合物である。
不純物を除去できることは良く知られているが、それら
はシロキサン類以外の流体に関するものであって、本発
明において対象としている上記に示すごとき不純物を上
記のシロキサン類から除去することに関する技術の記
述、更に目的の記載については本発明者の知る限りにお
いては認められない。更に上記の不純物の除去に関し
て、本発明のような設備的負荷も軽く、更に容易にプロ
セスに導入できる方法についての具体的記載も同様に認
められない。従って、本発明の技術確立は合理的なシロ
キサン製造プロセスの開発にとって極めて意義が大きい
ものである。
と、本発明のシロキサン類の精製方法は、環状シロキサ
ンオリゴマーを主成分とするシロキサン類をアルカリ触
媒の存在下で重合して得られる精製すべきシロキサン類
に水蒸気を接触させ、除去すベき不純物を水蒸気ととも
に留去させ、溜出した不純物を上記シロキサン類から除
去するものである。
一般に水蒸気(又は水)との接触により物性劣化が生じ
ないシロキサン流体であればいずれのものでもよく、例
えば下記式(3)で示される環状シロキサン、下記式
(4)で示される線状シロキサン、これらの混合物など
が挙げられる。
ニル基、アリール基、アルカリル基、アラルキル基、ハ
ロゲン化アルキル基、ハロゲン化アリール基などの非置
換又は未置換の一価炭化水素基、xは21以上の整数を
示す。なお、各R1基は互に同一であっても異なってい
てもよい。)
プト基を有する基などの一価の有機基、R3はR2と同
様の基又は水酸基、アルコキシ基、ハロゲン原子などの
基、yは19以上の整数を示す。なお、各R2基、R3
基はそれぞれ互に同一であっても異なっていてもよ
い。)
蒸気と接触させるものであるが、水蒸気を接触させる方
法としては、シロキサン類中へ95℃以上の温度で水蒸
気を導入する方法、シロキサン類に水を加え、撹拌下で
加熱し、水蒸気を発生させる方法などを採用し得る。
と、まず上記シロキサン類を容器、好ましくは機械的撹
拌機を備えた減圧可能な容器に入れる。次いで、温度1
50〜205℃、圧力10〜20mmHgに保持した後
に、このシロキサン類に水蒸気(又は水)を導入するも
ので、これにより、上記の不純物を水蒸気(又は水)と
同伴させてシロキサン類から効率よく除去できるもので
ある。
の量については、通常シロキサン類に対し0.1〜10
重量%/時間の範囲であるが、一般に不純物除去の速度
を大きくするためには上記範囲で大きくすればよい。
たクロル化合物、酸類、炭化水素類、リン化合物、窒素
化合物などの不純物は水蒸気とともに溜出するが、更に
式(1)の低分子環状シロキサン、及び、式(2)の低
分子シロキサンも水蒸気と一緒に留去される。
サン以外の不純物を除去する場合には、収率の低下を防
止するために、水蒸気(又は水)、不純物とともに溜出
する低分子シロキサンは水冷コンデンサ、還流ラインを
設置するなどして他の不純物と分離し、系内に戻すこと
が好ましい。一方、不純物として低分子シロキサンを高
分子シロキサンから除去する場合には、溜出物は全て除
去し、系内に戻す必要はない。
は、窒素ガス等の不活性気体を同伴させながら行うこと
が、酸化等によるシロキサン物性の劣化防止、系内の不
活性雰囲気の維持による安全確保及び蒸発表面積の増大
による効率アップなどの点から推奨される。
ている水を真空乾燥等の一般の脱水技術により除去する
ことが好ましく、以上のような方法により、所望のシロ
キサン類の精製を行うことができる。
際し、下記の利点がある。 (1)シロキサン類からクロル化合物等の不純物を除去
するため及び/又はシロキサン類を無臭化するために従
来一般的に用いられていた水洗、吸着、真空蒸留等によ
る方法に比較して、シロキサンロス、設備負荷、廃棄物
負荷、プロセス負荷、品質低下等をより低減化させるこ
とが可能となり、その結果、上述のシロキサン類の精製
を経済的に有利に実現することができる。 (2)シロキサン類から低分子シロキサンを除去するた
めに従来一般的に用いられていた溶剤抽出、真空蒸留等
による方法と比較して設備負荷、廃棄物負荷、プロセス
負荷等をより低減化させることが可能となると同時に、
着色、ゲル化、着臭等をより効果的に防止することが可
能となり、その結果、上述のシロキサン類の精製を経済
的、品質的に有利に実現することができる。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
テトラシクロシロキサン、メチルポリシロキサン〔(C
H3)3SiO((CH3)2SiO)11Si(CH
3)3〕をそれぞれ1800kg、204kgを入れた
後、反応器の内温を105〜115℃の範囲に調節し
た。次いで、このシロキサン混合物に(n−C4H9)
4POHとして300ppmの第四級水酸化ホスホニウ
ムを添加し、105〜115℃の温度範囲で2時間の
間、重合を行い、更に反応器の内温を150〜160℃
に調節し、4時間の間熱処理し、触媒を不活性化させ
た。このようにして得られたポリシロキサンにおいて
は、粘度は207cs(25℃)、加熱減量は12.9
%(105℃,3時間)であり、臭気についてはトリn
−ブチルホスフィンオキサイド等のリン化合物臭があ
り、更にリン含有量は20ppmであった。
した。この場合、水蒸気の供給は反応器の内温が150
〜160℃の範囲、また反応器の内圧が10〜20mm
Hgの範囲において行い、また、水蒸気供給条件は、圧
力2kg/cm2・G、供給速度1重量%/Hr、供給
時間2時間であった。ここで、上記の工程で得られたポ
リシロキサンにおいては、粘度は215cs(25
℃)、加熱減量は12.0%(105℃,3時間)、臭
気は無臭であり、リン含有量は0.5ppm>であっ
た。
ロキサン、テトラメチルジビニルジシロキサン〔(CH
2=CH)(CH3)2SiOSi(CH3)2(CH
=CH2)〕をそれぞれ1800kg、19kg入れた
後、反応器の内温を120〜130℃の範囲に調節し
た。次いで、このシロキサン混合物に50ppmのKO
Hを添加し、120〜130℃の温度範囲で8時間の
間、重合を行い、更に生成したポリシロキサンに中和剤
としてエチレンクロルヒドリンを上記KOH量の中和当
量の3倍量添加し、中和反応を行った。その後、反応器
の内温を195〜205℃の範囲に調節するとともに、
反応器の内圧を10〜20mmHgの範囲に調節した。
力2kg/cm2・Gの水蒸気を上記ポリシロキサンに
対して1重量%/Hrの速度で1時間の間、供給した。
水蒸気の供給によりオクタメチルテトラシクロシロキサ
ンを中心とした環状ポリシロキサン類、水蒸気、過剰エ
チレンクロルヒドリン等が反応器より溜出してくるが、
これらは反応器上部に設置した水冷コンデンサにより凝
縮させた後、反応器外へ溜出した。ここで、上記の工程
で得られたポリシロキサンにおいては、粘度は1200
cs(25℃)であり、一般式〔(CH3)2SiO〕
n(但し、n=3〜20)で示される環状ポリシロキサ
ン含有量は表1に示す値であった。
作により中和反応まで終了させた。その後、反応器の内
温を195〜205℃の範囲に調節するとともに、反応
器の内圧を10〜20mmHgの範囲に調節した。更に
上記のように調節された反応器内に圧力2kg/cm2
・Gの窒素ガスを2Nm3/Hrの速度のもとで1時間
の間、供給した。溜出物の処置については実施例2と同
様にした。ここで、上記の工程で得られたポリシロキサ
ンにおいては粘度は1180cs(25℃)であり、実
施例2と同様な環状ポリシロキサン含有量は表1に示す
値であった。
Claims (1)
- 【請求項1】 環状シロキサンオリゴマーを主成分とす
るシロキサン類をアルカリ触媒の存在下で重合して得ら
れる精製すべきシロキサン類に水蒸気を接触させ、該シ
ロキサン類中に存在する除去すべき不純物を水蒸気とと
もに溜出させ、該シロキサン類から分離してシロキサン
類を精製するに際し、上記水蒸気の接触を温度150〜
205℃、圧力10〜20mmHg、シロキサン類に対
する水蒸気量0.1〜10重量%/時間の条件で行っ
て、ケイ素原子数が20以下の低分子シロキサン、クロ
ル化合物、酸類、炭化水素類、リン化合物及び窒素化合
物から選ばれる不純物を除去することを特徴とするシロ
キサン類の精製方法。
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JP3334280A JP2885295B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | シロキサン類の精製方法 |
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- 1992-11-20 EP EP92310638A patent/EP0543665A1/en not_active Withdrawn
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EP0543665A1 (en) | 1993-05-26 |
JPH05140316A (ja) | 1993-06-08 |
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