JP2877236B2 - 符号化装置 - Google Patents
符号化装置Info
- Publication number
- JP2877236B2 JP2877236B2 JP3010735A JP1073591A JP2877236B2 JP 2877236 B2 JP2877236 B2 JP 2877236B2 JP 3010735 A JP3010735 A JP 3010735A JP 1073591 A JP1073591 A JP 1073591A JP 2877236 B2 JP2877236 B2 JP 2877236B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pixel
- change
- line
- encoding
- reference line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/41—Bandwidth or redundancy reduction
- H04N1/411—Bandwidth or redundancy reduction for the transmission or storage or reproduction of two-tone pictures, e.g. black and white pictures
- H04N1/413—Systems or arrangements allowing the picture to be reproduced without loss or modification of picture-information
- H04N1/417—Systems or arrangements allowing the picture to be reproduced without loss or modification of picture-information using predictive or differential encoding
- H04N1/4175—Systems or arrangements allowing the picture to be reproduced without loss or modification of picture-information using predictive or differential encoding involving the encoding of tone transitions with respect to tone transitions in a reference line
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ等に用い
られる符号化装置に関する。
られる符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ等に用いられているMR方
式の符号化装置では、参照ラインでの画素の変化状態と
符号化ラインでの画素の変化状態の相関を利用して各種
の符号化モードを決定することが行なわれている。
式の符号化装置では、参照ラインでの画素の変化状態と
符号化ラインでの画素の変化状態の相関を利用して各種
の符号化モードを決定することが行なわれている。
【0003】この場合、従来のこの種の装置では、参照
ラインと符号化ラインのそれぞれについて、画信号が白
画素から黒画素および黒画素から白画素に変わる変化点
を検出し、変化点が検出されると、この検出された変化
点の状態に応じて符号化モードを決定し、この決定した
モードによって変化点検出位置までの符号化を行なった
後、起点画素の更新を行なって再び次の符号化モード決
定のための変化点の検出を開始することが行なわれてい
た(例えば、特開昭58−88971号公報、特開昭6
1−262967号公報、特開昭61−232776号
公報)。
ラインと符号化ラインのそれぞれについて、画信号が白
画素から黒画素および黒画素から白画素に変わる変化点
を検出し、変化点が検出されると、この検出された変化
点の状態に応じて符号化モードを決定し、この決定した
モードによって変化点検出位置までの符号化を行なった
後、起点画素の更新を行なって再び次の符号化モード決
定のための変化点の検出を開始することが行なわれてい
た(例えば、特開昭58−88971号公報、特開昭6
1−262967号公報、特開昭61−232776号
公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる構成に
よれば、符号化処理が遅くなるという問題点があった。
よれば、符号化処理が遅くなるという問題点があった。
【0005】上述の問題は以下の理由で生じる。すなわ
ち、画信号の変化点検出の動作と符号化モード決定の動
作は、互いに一方が終了するのを待って行なわれ、変化
点が検出されるまでの間は符号化モードの決定は行なわ
れず、符号化モードが決定されるまでの間は次の符号化
モード決定のための変化点検出は行なわれなかった。
ち、画信号の変化点検出の動作と符号化モード決定の動
作は、互いに一方が終了するのを待って行なわれ、変化
点が検出されるまでの間は符号化モードの決定は行なわ
れず、符号化モードが決定されるまでの間は次の符号化
モード決定のための変化点検出は行なわれなかった。
【0006】このように、従来の符号化装置では、画信
号の変化点検出と符号化モード決定の各動作が互いに動
作結果を待って交代で実行されるために、信号の符号化
動作が一時的に休止する度合が多く、このことが符号化
の処理速度を遅くしていた。
号の変化点検出と符号化モード決定の各動作が互いに動
作結果を待って交代で実行されるために、信号の符号化
動作が一時的に休止する度合が多く、このことが符号化
の処理速度を遅くしていた。
【0007】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、符号化処理を高速化させることができる符号化
装置を提供することを目的とする。
もので、符号化処理を高速化させることができる符号化
装置を提供することを目的とする。
【0008】本発明の請求項1記載の符号化装置の発明
は、入力された参照ライン上の画素データの変化点の位
置を検出する参照ライン変化画素検出手段と、入力され
た符号化するライン上の画素データの変化点の位置を検
出する符号化ライン変化画素検出手段と、前記変化画素
検出手段により検出した変化点の画素の色、および位置
に関する情報のうち所定のものを次に処理すべき画素の
起点画素として格納する起点画素レジスタ手段と、前記
変化画素検出手段により検出した変化点画素の情報、お
よび前記起点画素レジスタ手段に格納される起点画素の
情報に基づいて符号化モードを決定し、符号化する符号
化手段とを備え、前記参照ライン変化画素検出手段、前
記符号化ライン変化画素検出手段、符号化手段は独立し
て動作するとともに、現画素を符号化している間に次画
素の符号化のための起点画素を検出し、前記起点画素レ
ジスタに格納させるという構成を備えたものである。 請
求項2記載の発明は、請求項1記載の符号化装置におい
て、前記参照ライン変化画素検出手段、前記起点画素レ
ジスタ手段からの出力を比較する比較手段とを備え、前
記比較手段が、参照ライン変化画素が次の起点画素に対
して左側または同じ位置であると判断すると、その参照
ライン変化画素情報を無効にするものである。 請求項3
記載の符号化装置の発明は、入力された参照ライン上の
画素データの変化点の位置を検出する参照ライン変化画
素検出手段と、入力された参照ライン上の画素データの
位置をカウントする参照ライン位置カウンタ手段と、入
力された符号化するライン上の画素データの変化点の位
置を検出する符号化ライン変化画素検出手段と、入力さ
れた符号化ライン上の画素データの位置をカウントする
符号化ライン位置カウンタ手段と、前記変化画素検出手
段により検出した変化点の画素の色、および位置に関す
る情報のうち所定のものを次に処理すべき画素の起点画
素として格納する起点画素レジスタ手段と、前記参照ラ
イン変化画素情報、または前記符号化ライン変化画素情
報に対して所定の差を有する値を、前記参照ライン位置
カウンタ手段、または前記符号化ライン位置カウンタ手
段がカウントすると、符号化における水平モードを決定
し、前記参照ライン変化画素検出手段、前記符号化ライ
ン変化画素検出手段により検出された変化点画素情報、
前記 参照ライン位置カウンタ手段、前記符号化ライン位
置カウンタ手段によりカウントされたカウント値、およ
び前記起点画素レジスタ手段に格納されている起点画素
情報に基づいて水平モードにより符号化を行う符号化手
段という構成を備えたものである。
は、入力された参照ライン上の画素データの変化点の位
置を検出する参照ライン変化画素検出手段と、入力され
た符号化するライン上の画素データの変化点の位置を検
出する符号化ライン変化画素検出手段と、前記変化画素
検出手段により検出した変化点の画素の色、および位置
に関する情報のうち所定のものを次に処理すべき画素の
起点画素として格納する起点画素レジスタ手段と、前記
変化画素検出手段により検出した変化点画素の情報、お
よび前記起点画素レジスタ手段に格納される起点画素の
情報に基づいて符号化モードを決定し、符号化する符号
化手段とを備え、前記参照ライン変化画素検出手段、前
記符号化ライン変化画素検出手段、符号化手段は独立し
て動作するとともに、現画素を符号化している間に次画
素の符号化のための起点画素を検出し、前記起点画素レ
ジスタに格納させるという構成を備えたものである。 請
求項2記載の発明は、請求項1記載の符号化装置におい
て、前記参照ライン変化画素検出手段、前記起点画素レ
ジスタ手段からの出力を比較する比較手段とを備え、前
記比較手段が、参照ライン変化画素が次の起点画素に対
して左側または同じ位置であると判断すると、その参照
ライン変化画素情報を無効にするものである。 請求項3
記載の符号化装置の発明は、入力された参照ライン上の
画素データの変化点の位置を検出する参照ライン変化画
素検出手段と、入力された参照ライン上の画素データの
位置をカウントする参照ライン位置カウンタ手段と、入
力された符号化するライン上の画素データの変化点の位
置を検出する符号化ライン変化画素検出手段と、入力さ
れた符号化ライン上の画素データの位置をカウントする
符号化ライン位置カウンタ手段と、前記変化画素検出手
段により検出した変化点の画素の色、および位置に関す
る情報のうち所定のものを次に処理すべき画素の起点画
素として格納する起点画素レジスタ手段と、前記参照ラ
イン変化画素情報、または前記符号化ライン変化画素情
報に対して所定の差を有する値を、前記参照ライン位置
カウンタ手段、または前記符号化ライン位置カウンタ手
段がカウントすると、符号化における水平モードを決定
し、前記参照ライン変化画素検出手段、前記符号化ライ
ン変化画素検出手段により検出された変化点画素情報、
前記 参照ライン位置カウンタ手段、前記符号化ライン位
置カウンタ手段によりカウントされたカウント値、およ
び前記起点画素レジスタ手段に格納されている起点画素
情報に基づいて水平モードにより符号化を行う符号化手
段という構成を備えたものである。
【0009】
【作用】本発明の請求項1記載の構成により、参照ライ
ン上の変化画素の情報と符号化ライン上の変化画素の情
報を符号化モードに応じて選択し、これを次の起点画素
の位置および色情報として格納するようにしたため、起
点画素を改めて検出することなく、起点画素レジスタか
ら読み出すことで、次の符号化処理を行うことができ
る。また、請求項2記載の構成により、起点画素の情報
と参照ライン上の変化画素の情報を比較し、この比較結
果に応じて不要な参照ライン上の変化画素情報を無効化
することにより、符号化決定のための動作を軽減させる
ことができ、符号化を高速で行わせることができるもの
である。また、請求項3記載の構成により、検出動作に
よって得られる位置情報を使って符号化モードの決定を
行わせることによって、変化点を検出しなくても符号化
モードを早期に決定でき、符号化を高速で行わせること
ができる。
ン上の変化画素の情報と符号化ライン上の変化画素の情
報を符号化モードに応じて選択し、これを次の起点画素
の位置および色情報として格納するようにしたため、起
点画素を改めて検出することなく、起点画素レジスタか
ら読み出すことで、次の符号化処理を行うことができ
る。また、請求項2記載の構成により、起点画素の情報
と参照ライン上の変化画素の情報を比較し、この比較結
果に応じて不要な参照ライン上の変化画素情報を無効化
することにより、符号化決定のための動作を軽減させる
ことができ、符号化を高速で行わせることができるもの
である。また、請求項3記載の構成により、検出動作に
よって得られる位置情報を使って符号化モードの決定を
行わせることによって、変化点を検出しなくても符号化
モードを早期に決定でき、符号化を高速で行わせること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。なお、図において同一符号は同一または相当
部分を示すものとする。
説明する。なお、図において同一符号は同一または相当
部分を示すものとする。
【0011】まず、MR符号化のモード決定の方式につ
いて説明する。MR符号化は、現在符号化するライン上
の変化画素の位置と、符号化ライン上または符号化ライ
ンの直前の行の参照ライン上にある参照画素との相対位
置によって行なわれる。変化画素と参照画素は次のよう
に規定されている。
いて説明する。MR符号化は、現在符号化するライン上
の変化画素の位置と、符号化ライン上または符号化ライ
ンの直前の行の参照ライン上にある参照画素との相対位
置によって行なわれる。変化画素と参照画素は次のよう
に規定されている。
【0012】a0:符号化ライン上の起点画素 a1:符号化ライン上でa0よりも右の最初の変化画素 a2:符号化ライン上でa1よりも右の最初の変化画素 b1:参照ライン上の変化画素のうち、a0より右でa
0と反対の色を持つ最初のが素 b2:符号化ライン上でb1より右の最初の変化画素 MR符号化は上記変化画素の相対関係によって、以下の
3つのモードに判別し、起点画素を更新する。 (1)パスモード a1>b2、a0をb2に更新する。 (2)垂直モード a1≦b2 かつ │a1−b1│≦3、a0をa1に
更新する。 (3)水平モード a1≦b2 かつ │a1−b1│>3、a0をa2に
更新する。
0と反対の色を持つ最初のが素 b2:符号化ライン上でb1より右の最初の変化画素 MR符号化は上記変化画素の相対関係によって、以下の
3つのモードに判別し、起点画素を更新する。 (1)パスモード a1>b2、a0をb2に更新する。 (2)垂直モード a1≦b2 かつ │a1−b1│≦3、a0をa1に
更新する。 (3)水平モード a1≦b2 かつ │a1−b1│>3、a0をa2に
更新する。
【0013】ここで、図1は本発明の第1の実施例によ
る符号化装置の概略構成を示すものであって、6は参照
ライン上の変化画素を検出する参照ライン変化画素検出
回路、7は符号化ライン上の変化画素を検出する符号化
ライン変化画素検出回路、8は次の符号化モードを決定
するための起点画素情報を選択する起点画素セレクタ、
9は起点画素情報を出力する起点画素レジスタ、10は
MR符号化のモードを決定して符号化を行なう符号決定
回路である。
る符号化装置の概略構成を示すものであって、6は参照
ライン上の変化画素を検出する参照ライン変化画素検出
回路、7は符号化ライン上の変化画素を検出する符号化
ライン変化画素検出回路、8は次の符号化モードを決定
するための起点画素情報を選択する起点画素セレクタ、
9は起点画素情報を出力する起点画素レジスタ、10は
MR符号化のモードを決定して符号化を行なう符号決定
回路である。
【0014】次に、図1に示した装置の動作について説
明する。まず、参照ライン変化画素検出回路6が参照ラ
イン上の変化画素を検出すると、図2に示すように、検
出した変化画素の変化情報と画素位置を参照ライン変化
画素情報として出力する。また、符号化ライン変化画素
検出回路7が符号化ライン上の変化画素を検出した場合
も、図2に示すように、検出した変化画素の変化情報と
画素位置を符号ライン変化画素情報として出力する。こ
れらの変化画素情報は、起点画素セレクタ8と符号決定
回路10に与えられる。
明する。まず、参照ライン変化画素検出回路6が参照ラ
イン上の変化画素を検出すると、図2に示すように、検
出した変化画素の変化情報と画素位置を参照ライン変化
画素情報として出力する。また、符号化ライン変化画素
検出回路7が符号化ライン上の変化画素を検出した場合
も、図2に示すように、検出した変化画素の変化情報と
画素位置を符号ライン変化画素情報として出力する。こ
れらの変化画素情報は、起点画素セレクタ8と符号決定
回路10に与えられる。
【0015】符号決定回路10は、図2に示したフォー
マットの参照ライン変化画素情報と符号化ライン変化画
素情報と、起点画素レジスタ9から与えられる起点画素
情報とによってMR符号化のモードを決定し、この決定
したモードによる符号化を行なう。符号化モードを決定
した符号決定回路10は、参照ライン変化画素情報と符
号化ライン変化画素情報を選択して、変化画素情報内の
変化情報を起点画素情報の色情報とし、変化画素情報の
画素位置を起点画素情報の画素位置とし、これを起点画
素レジスタ9に次の起点画素情報として格納し、符号決
定回路10は参照ライン変化画素検出回路6と符号化ラ
イン変化画素検出回路7に次の変化点を検出することを
指示し、参照ライン変化画素検出回路6と符号化ライン
変化画素検出回路7はそれぞれ、起点画素に関係なく、
参照ライン上と符号化ライン上の次の変化点を検出して
いる。
マットの参照ライン変化画素情報と符号化ライン変化画
素情報と、起点画素レジスタ9から与えられる起点画素
情報とによってMR符号化のモードを決定し、この決定
したモードによる符号化を行なう。符号化モードを決定
した符号決定回路10は、参照ライン変化画素情報と符
号化ライン変化画素情報を選択して、変化画素情報内の
変化情報を起点画素情報の色情報とし、変化画素情報の
画素位置を起点画素情報の画素位置とし、これを起点画
素レジスタ9に次の起点画素情報として格納し、符号決
定回路10は参照ライン変化画素検出回路6と符号化ラ
イン変化画素検出回路7に次の変化点を検出することを
指示し、参照ライン変化画素検出回路6と符号化ライン
変化画素検出回路7はそれぞれ、起点画素に関係なく、
参照ライン上と符号化ライン上の次の変化点を検出して
いる。
【0016】以上の様にして、上述した実施例の符号化
装置では、次に処理すべき画素データの起点画素を現処
理時に起点画素レジスタに格納することにより、現画素
として符号化処理を行うときに改めて起点画素を検出す
ることを省略することができるため、符号化処理を高速
に行うことができる。
装置では、次に処理すべき画素データの起点画素を現処
理時に起点画素レジスタに格納することにより、現画素
として符号化処理を行うときに改めて起点画素を検出す
ることを省略することができるため、符号化処理を高速
に行うことができる。
【0017】図3は本発明の第2の実施例による符号化
装置の概略構成を示すものであって、6は参照ライン上
の変化画素を検出する参照ライン変化画素検出回路、7
は符号化ライン上の変化画素を検出する符号化ライン変
化画素検出回路、8は次の符号化モードを決定するため
の起点画素情報を選択する起点画素セレクタ、9は起点
画素情報を出力する起点画素レジスタ、10はMR符号
化のモードを決定して符号化を行なう符号決定回路、1
1は参照ライン上の変化画素情報を制御する比較回路で
ある。
装置の概略構成を示すものであって、6は参照ライン上
の変化画素を検出する参照ライン変化画素検出回路、7
は符号化ライン上の変化画素を検出する符号化ライン変
化画素検出回路、8は次の符号化モードを決定するため
の起点画素情報を選択する起点画素セレクタ、9は起点
画素情報を出力する起点画素レジスタ、10はMR符号
化のモードを決定して符号化を行なう符号決定回路、1
1は参照ライン上の変化画素情報を制御する比較回路で
ある。
【0018】次に、図3に示した装置の動作について説
明する。図7は上述した装置によって処理される信号例
を示す。図7の信号をMR符号化した場合、まず、参照
ライン変化画素検出回路6により参照ライン上の変化画
素b1が検出され、変化画素b1の位置情報”7”を比
較回路11を介して符号決定回路10に入力する。符号
化ライン変化画素検出回路7により符号化ライン上の変
化画素a1が検出され、変化画素a1の位置情報”3”
を符号決定回路10に入力する。符号決定回路10|a
1−b1|=4とa1≦b2との条件が満たされ、水平
モードが決定される。符号決定回路10は、水平モー
ド、変化画素a0と変化画素a1との間の画素数を符号
化し、符号化ライン変化画素検出回路7に次の変化点を
検出することを指示する。符号化ライン変化画素検出回
路7により符号化ライン上の変化画素a2が検出され、
変化画素a2の位置情報”11”を符号決定回路10に
入力する。符号決定回路10は変化画素a1と変化画素
a2との間の画素数を符号化し、変化画素a2の位置情
報を起点画素セレクタ8を介して起点画素レジスタ9に
入力し、参照ライン変化画素検出回路6と符号化ライン
変化画素検出回路7に次の変化点を検出することを指示
する。
明する。図7は上述した装置によって処理される信号例
を示す。図7の信号をMR符号化した場合、まず、参照
ライン変化画素検出回路6により参照ライン上の変化画
素b1が検出され、変化画素b1の位置情報”7”を比
較回路11を介して符号決定回路10に入力する。符号
化ライン変化画素検出回路7により符号化ライン上の変
化画素a1が検出され、変化画素a1の位置情報”3”
を符号決定回路10に入力する。符号決定回路10|a
1−b1|=4とa1≦b2との条件が満たされ、水平
モードが決定される。符号決定回路10は、水平モー
ド、変化画素a0と変化画素a1との間の画素数を符号
化し、符号化ライン変化画素検出回路7に次の変化点を
検出することを指示する。符号化ライン変化画素検出回
路7により符号化ライン上の変化画素a2が検出され、
変化画素a2の位置情報”11”を符号決定回路10に
入力する。符号決定回路10は変化画素a1と変化画素
a2との間の画素数を符号化し、変化画素a2の位置情
報を起点画素セレクタ8を介して起点画素レジスタ9に
入力し、参照ライン変化画素検出回路6と符号化ライン
変化画素検出回路7に次の変化点を検出することを指示
する。
【0019】比較回路11は、水平モードを符号化した
後に次に処理すべき画素の起点画素はa2となり、a1
からa2の間にあった参照ラインの変化画素b2と変化
画素b3は不要となるので、起点画素レジスタ9から出
力される起点画素の情報と、参照ライン変化画素検出回
路6から出力された参照ライン変化画素情報とを比較
し、参照ライン変化画素が起点画素よりも左側または同
じ位置であれば、その参照ライン変化画素情報を無効に
して符号決定回路10へは出力せずに参照ライン変化画
素検出回路6に次の変化点を検出することを指示する。
また、起点画素よりも右側の最初の参照ライン変化画素
が、起点画素と同じ色の参照ラインの変化画素b4も符
号決定回路10へは出力せずに参照ライン変化画素検出
回路6に次の変化点を検出することを指示する。上記以
外の参照ライン変化画素であれば、その参照ライン変化
画素情報を符号決定回路10へ出力する。これと並行し
て、符号化ライン変化画素検出回路7が符号化ライン上
の変化画素の検出を行う。符号化ライン変化画素検出回
路7が符号化ライン変化画素を検出すると、この検出に
よる符号化ライン変化画素情報は起点画素セレクタ8と
符号決定回路10へ出力される。
後に次に処理すべき画素の起点画素はa2となり、a1
からa2の間にあった参照ラインの変化画素b2と変化
画素b3は不要となるので、起点画素レジスタ9から出
力される起点画素の情報と、参照ライン変化画素検出回
路6から出力された参照ライン変化画素情報とを比較
し、参照ライン変化画素が起点画素よりも左側または同
じ位置であれば、その参照ライン変化画素情報を無効に
して符号決定回路10へは出力せずに参照ライン変化画
素検出回路6に次の変化点を検出することを指示する。
また、起点画素よりも右側の最初の参照ライン変化画素
が、起点画素と同じ色の参照ラインの変化画素b4も符
号決定回路10へは出力せずに参照ライン変化画素検出
回路6に次の変化点を検出することを指示する。上記以
外の参照ライン変化画素であれば、その参照ライン変化
画素情報を符号決定回路10へ出力する。これと並行し
て、符号化ライン変化画素検出回路7が符号化ライン上
の変化画素の検出を行う。符号化ライン変化画素検出回
路7が符号化ライン変化画素を検出すると、この検出に
よる符号化ライン変化画素情報は起点画素セレクタ8と
符号決定回路10へ出力される。
【0020】符号決定回路10は、参照ライン変化画素
情報と符号化ライン変化画素情報および起点画素レジス
タ9から出力される起点画素情報によって、MR符号化
のモードを決定して符号化を行なう。MR符号化モード
が決定すると、この決定したMR符号化モードによって
起点画素セレクタ8が参照ライン変化画素情報と符号化
ライン変化画素情報を選択し、これを次の起点画素情報
として起点画素レジスタ9に格納する。このとき、参照
ライン変化画素検出回路6と符号化ライン変化画素検出
回路7はそれぞれ、参照ライン上と符号化ライン上の次
の変化点を検出している。
情報と符号化ライン変化画素情報および起点画素レジス
タ9から出力される起点画素情報によって、MR符号化
のモードを決定して符号化を行なう。MR符号化モード
が決定すると、この決定したMR符号化モードによって
起点画素セレクタ8が参照ライン変化画素情報と符号化
ライン変化画素情報を選択し、これを次の起点画素情報
として起点画素レジスタ9に格納する。このとき、参照
ライン変化画素検出回路6と符号化ライン変化画素検出
回路7はそれぞれ、参照ライン上と符号化ライン上の次
の変化点を検出している。
【0021】以上の様にして、次画素の処理のための起
点画素の情報と参照ライン上の変化画素の情報とを比較
して不要な参照ライン上の変化画素情報を無効にするこ
とにより、符号化処理を高速に行うことができる。
点画素の情報と参照ライン上の変化画素の情報とを比較
して不要な参照ライン上の変化画素情報を無効にするこ
とにより、符号化処理を高速に行うことができる。
【0022】図4は本発明の第3の実施例による符号化
装置の概略構成を示すものであって、6は参照ライン上
の変化画素を検出する参照ライン変化画素検出回路、6
1はその検出を行なっている位置情報を示す参照ライン
位置カウンタ、7は符号化ライン上の変化画素を検出す
る符号化ライン変化画素検出回路、8は次の符号化モー
ドを決定するための起点画素情報を選択する起点画素セ
レクタ、9は起点画素情報を出力する起点画素レジス
タ、71はその検出を行なっている位置情報を示す符号
化ライン位置カウンタ、62は参照ライン変化画素の検
出を行なっている位置と変化画素の位置を選択的に出力
する参照ライン位置情報セレクタ、72は符号化ライン
の変化画素情報を検出している位置と変化画素の位置を
選択的に出力する符号化ライン位置情報セレクタ、12
は参照ライン位置情報と符号化ライン位置情報の相関を
計算する演算回路、10はMR符号化のモードを判定す
る符号決定回路である。なお、図4による構成も図1、
図3と同様に起点画素は参照ライン変化画素検出回路
6、符号化ライン変化画素検出回路7の出力から、次の
符号化モードを決定するための起点画素情報を選択する
ようにし、これを起点画素情報として符号決定回路10
に出力するようになっている。
装置の概略構成を示すものであって、6は参照ライン上
の変化画素を検出する参照ライン変化画素検出回路、6
1はその検出を行なっている位置情報を示す参照ライン
位置カウンタ、7は符号化ライン上の変化画素を検出す
る符号化ライン変化画素検出回路、8は次の符号化モー
ドを決定するための起点画素情報を選択する起点画素セ
レクタ、9は起点画素情報を出力する起点画素レジス
タ、71はその検出を行なっている位置情報を示す符号
化ライン位置カウンタ、62は参照ライン変化画素の検
出を行なっている位置と変化画素の位置を選択的に出力
する参照ライン位置情報セレクタ、72は符号化ライン
の変化画素情報を検出している位置と変化画素の位置を
選択的に出力する符号化ライン位置情報セレクタ、12
は参照ライン位置情報と符号化ライン位置情報の相関を
計算する演算回路、10はMR符号化のモードを判定す
る符号決定回路である。なお、図4による構成も図1、
図3と同様に起点画素は参照ライン変化画素検出回路
6、符号化ライン変化画素検出回路7の出力から、次の
符号化モードを決定するための起点画素情報を選択する
ようにし、これを起点画素情報として符号決定回路10
に出力するようになっている。
【0023】次に、図4に示した装置の動作について説
明する。図5、図6、図7はそれぞれ上述した装置によ
って処理される画信号例を示す。MR符号化するとき、
図5に示すように参照ラインの変化点が検出されず、符
号化ラインの変化点が検出される場合と、図6に示すよ
うに参照ラインの変化点が検出され、符号化ラインの変
化点が検出される場合と、図7に示すように参照ライン
と符号化ラインの両方で変化点が検出される場合に分け
られる。
明する。図5、図6、図7はそれぞれ上述した装置によ
って処理される画信号例を示す。MR符号化するとき、
図5に示すように参照ラインの変化点が検出されず、符
号化ラインの変化点が検出される場合と、図6に示すよ
うに参照ラインの変化点が検出され、符号化ラインの変
化点が検出される場合と、図7に示すように参照ライン
と符号化ラインの両方で変化点が検出される場合に分け
られる。
【0024】図5の画信号をMR符号化した場合、参照
ライン位置カウンタ61と符号化ライン位置カウンタ7
1はそれぞれ、参照ライン変化画素検出回路6と符号化
ライン変化画素検出回路7が変化画素を検出するときま
でカウントアップされることによって、符号化ライン上
および参照ライン上のそれぞれの変化画素の位置情報を
検出する。検出された変化画素の位置情報は、参照ライ
ン位置情報セレクタ62および符号化ライン位置情報セ
レクタ72を介して演算回路12に入力される。変化画
素が検出していない場合は符号化ライン位置情報セレク
タ72より符号化ライン位置カウンタ71の値が演算回
路12に入力され、参照ライン位置情報セレクタ72よ
り参照ライン位置カウンタ71の値が演算回路12に入
力される。
ライン位置カウンタ61と符号化ライン位置カウンタ7
1はそれぞれ、参照ライン変化画素検出回路6と符号化
ライン変化画素検出回路7が変化画素を検出するときま
でカウントアップされることによって、符号化ライン上
および参照ライン上のそれぞれの変化画素の位置情報を
検出する。検出された変化画素の位置情報は、参照ライ
ン位置情報セレクタ62および符号化ライン位置情報セ
レクタ72を介して演算回路12に入力される。変化画
素が検出していない場合は符号化ライン位置情報セレク
タ72より符号化ライン位置カウンタ71の値が演算回
路12に入力され、参照ライン位置情報セレクタ72よ
り参照ライン位置カウンタ71の値が演算回路12に入
力される。
【0025】この場合、図5に示した画信号例では、先
に符号化ライン上の変化画素a1が符号化ライン変化画
素検出回路7によって検出される。これとともに、その
検出位置で符号化ライン位置カウンタ71が停止するこ
とによって、その変化画素a1の位置情報”3”が検出
される。変化点検出回路7で検出された変化情報と変化
画素位置”3”はセレクタ72を介して演算回路12に
入力される。一方、参照ライン上の変化画素b1は検出
されないため、参照ライン位置カウンタ61のカウント
値が”7”になると、変化点を検出していないが、参照
ライン位置情報セレクタ62より出力された参照ライン
位置カウンタ61の値が演算回路12で計算された|a
1−b1|=−4によって、a1≦b2と|a1−b1
|>3の条件が満たされ、符号化モードとして水平モー
ドが決定される。符号決定回路10は、水平モード、変
化画素a0と変化画素a1の間の画素数を符号化し、符
号化ライン変化画素検出回路7に次の変化点を検出する
ことを指示する。符号化ライン変化画素検出回路7によ
り符号化ライン上の変化画素a2が検出され、変化画素
a2の位置情報を符号決定回路10に入力する。符号決
定回路10は変化画素a1と変化画素a2との間の画素
数を符号化し、変化画素a2の位置情報を起点画素セレ
クタ8を介して起点画素レジスタ9に入力し、参照ライ
ン変化画素検出回路6と符号化ライン変化画素検出回路
7に次の変化点を検出することを指示する。
に符号化ライン上の変化画素a1が符号化ライン変化画
素検出回路7によって検出される。これとともに、その
検出位置で符号化ライン位置カウンタ71が停止するこ
とによって、その変化画素a1の位置情報”3”が検出
される。変化点検出回路7で検出された変化情報と変化
画素位置”3”はセレクタ72を介して演算回路12に
入力される。一方、参照ライン上の変化画素b1は検出
されないため、参照ライン位置カウンタ61のカウント
値が”7”になると、変化点を検出していないが、参照
ライン位置情報セレクタ62より出力された参照ライン
位置カウンタ61の値が演算回路12で計算された|a
1−b1|=−4によって、a1≦b2と|a1−b1
|>3の条件が満たされ、符号化モードとして水平モー
ドが決定される。符号決定回路10は、水平モード、変
化画素a0と変化画素a1の間の画素数を符号化し、符
号化ライン変化画素検出回路7に次の変化点を検出する
ことを指示する。符号化ライン変化画素検出回路7によ
り符号化ライン上の変化画素a2が検出され、変化画素
a2の位置情報を符号決定回路10に入力する。符号決
定回路10は変化画素a1と変化画素a2との間の画素
数を符号化し、変化画素a2の位置情報を起点画素セレ
クタ8を介して起点画素レジスタ9に入力し、参照ライ
ン変化画素検出回路6と符号化ライン変化画素検出回路
7に次の変化点を検出することを指示する。
【0026】図6の画信号をMR符号化した場合は、先
に参照ライン上の変化画素b1が参照ライン変化画素検
出回路6によって検出される。これとともに、その検出
位置で参照ライン位置カウンタ61が停止することによ
って、その変化画素b1の位置情報”3”が検出され
る。変化点検出回路6で検出された変化情報と変化画素
位置”3”はセレクタ62を介して演算回路12に入力
される。一方、符号化ライン上の変化画素a1は検出さ
れないため、符号化ライン位置カウンタ71はカウント
アップを続ける。ここで、符号化ライン位置カウンタ7
1のカウント値が”7”になると、変化点を検出してい
ないが、符号化ライン位置情報セレクタ72より出力さ
れた符号化ライン位置カウンタ71の値が演算回路12
で計算されたa1−b1=−4によって、|a1−b1
|=>3の条件が満たされる。しかし、この時点では、
a1≦b2の条件が不明である。このため、参照ライン
位置カウンタ61はb2を検出するためにさらにカウン
トアップする。このカウントアップによってb2の変化
画素位置”6”が検出されると、参照ライン位置カウン
タ61はカウントを停止する。変化点検出回路6で検出
された変化情報と変化画素位置”6”をセレクタ62を
介して演算回路12に入力される。この時点でa1は”
7”以上であることがわかっているため、a1>b2の
条件が満たされており、符号決定回路10はパスモード
を決定する。符号決定回路10は、パスモードを符号化
し、変化画素b2の位置情報を起点画素セレクタ8を介
して起点画素レジスタ9に入力し、参照ライン変化画素
検出回路6と符号化ライン変化画素検出回路7に次の変
化点を検出することを指示する。図7の画信号をMR符
号化した場合は、先に符号化ライン上の変化画素a1が
符号化ライン変化画素検出回路7によって検出される。
これとともに、その検出位置で符号化ライン位置カウン
タ71が停止することによって、その変化画素a1の位
置情報”3”が検出される。変化点検出回路7で検出さ
れた変化情報と変化画素位置”3”はセレクタ72を介
して演算回路12に入力される。一方、参照ライン上の
変化画素b1が参照ライン変化画素検出回路6によって
検出される。これとともに、その検出位置で参照ライン
位置カウンタ61が停止することによって、その変化画
素b1の位置情報”7”が検出される。変化点検出回路
6で 検出された変化情報と変化画素位置”7”はセレク
タ62を介して演算回路12に入力される。演算回路1
2で計算されたa1−b1=−4によって、a1≦b2
と|a1−b1|>3の条件が満たされ、符号化モード
として水平モードが決定する。符号決定回路10は、水
平モード、変化画素a0と変化画素a1の間の画素数を
符号化し、符号化ライン変化画素検出回路7に次の変化
点を検出することを指示する。符号化ライン変化画素検
出回路7により符号化ライン上の変化画素a2が検出さ
れ、変化画素a2の位置情報”11”を符号決定回路1
0に入力する。符号決定回路10は変化画素a1と変化
画素a2の間の画素数を符号化し、変化画素a2の位置
情報を起点画素セレクタ8を介して起点画素レジスタ9
に入力し、参照ライン変化画素検出回路6と符号化ライ
ン変化画素検出回路7に次の変化点を検出することを指
示する。
に参照ライン上の変化画素b1が参照ライン変化画素検
出回路6によって検出される。これとともに、その検出
位置で参照ライン位置カウンタ61が停止することによ
って、その変化画素b1の位置情報”3”が検出され
る。変化点検出回路6で検出された変化情報と変化画素
位置”3”はセレクタ62を介して演算回路12に入力
される。一方、符号化ライン上の変化画素a1は検出さ
れないため、符号化ライン位置カウンタ71はカウント
アップを続ける。ここで、符号化ライン位置カウンタ7
1のカウント値が”7”になると、変化点を検出してい
ないが、符号化ライン位置情報セレクタ72より出力さ
れた符号化ライン位置カウンタ71の値が演算回路12
で計算されたa1−b1=−4によって、|a1−b1
|=>3の条件が満たされる。しかし、この時点では、
a1≦b2の条件が不明である。このため、参照ライン
位置カウンタ61はb2を検出するためにさらにカウン
トアップする。このカウントアップによってb2の変化
画素位置”6”が検出されると、参照ライン位置カウン
タ61はカウントを停止する。変化点検出回路6で検出
された変化情報と変化画素位置”6”をセレクタ62を
介して演算回路12に入力される。この時点でa1は”
7”以上であることがわかっているため、a1>b2の
条件が満たされており、符号決定回路10はパスモード
を決定する。符号決定回路10は、パスモードを符号化
し、変化画素b2の位置情報を起点画素セレクタ8を介
して起点画素レジスタ9に入力し、参照ライン変化画素
検出回路6と符号化ライン変化画素検出回路7に次の変
化点を検出することを指示する。図7の画信号をMR符
号化した場合は、先に符号化ライン上の変化画素a1が
符号化ライン変化画素検出回路7によって検出される。
これとともに、その検出位置で符号化ライン位置カウン
タ71が停止することによって、その変化画素a1の位
置情報”3”が検出される。変化点検出回路7で検出さ
れた変化情報と変化画素位置”3”はセレクタ72を介
して演算回路12に入力される。一方、参照ライン上の
変化画素b1が参照ライン変化画素検出回路6によって
検出される。これとともに、その検出位置で参照ライン
位置カウンタ61が停止することによって、その変化画
素b1の位置情報”7”が検出される。変化点検出回路
6で 検出された変化情報と変化画素位置”7”はセレク
タ62を介して演算回路12に入力される。演算回路1
2で計算されたa1−b1=−4によって、a1≦b2
と|a1−b1|>3の条件が満たされ、符号化モード
として水平モードが決定する。符号決定回路10は、水
平モード、変化画素a0と変化画素a1の間の画素数を
符号化し、符号化ライン変化画素検出回路7に次の変化
点を検出することを指示する。符号化ライン変化画素検
出回路7により符号化ライン上の変化画素a2が検出さ
れ、変化画素a2の位置情報”11”を符号決定回路1
0に入力する。符号決定回路10は変化画素a1と変化
画素a2の間の画素数を符号化し、変化画素a2の位置
情報を起点画素セレクタ8を介して起点画素レジスタ9
に入力し、参照ライン変化画素検出回路6と符号化ライ
ン変化画素検出回路7に次の変化点を検出することを指
示する。
【0027】以上のようにして、変化画素の検出動作と
同時に、その検出動作位置によって符号化モードを決定
できる場合をつくることができ、これによって符号化の
高速が可能になる。
同時に、その検出動作位置によって符号化モードを決定
できる場合をつくることができ、これによって符号化の
高速が可能になる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1は、次に処理すべき画素データの起点画素を
現処理時に起点画素レジスタに格納することにより、現
画素として符号化処理を行うときに改めて起点画素を検
出することを省略することができるため、符号化処理を
高速に行うことができる。また、請求項2は、符号化決
定を行うことなく、不要な参照ライン上の変化画素情報
を無効化することにより、符号化決定のための動作を軽
減することができ、符号化処理を高速に行うことができ
る。また、請求項3は、検出動作によって得られる画素
データの位置情報を使って符号化モードの決定を行うこ
とにより、変化点を検出しなくても符号化モードを早期
に決定することができ、符号化を高速で行うことができ
る。
の請求項1は、次に処理すべき画素データの起点画素を
現処理時に起点画素レジスタに格納することにより、現
画素として符号化処理を行うときに改めて起点画素を検
出することを省略することができるため、符号化処理を
高速に行うことができる。また、請求項2は、符号化決
定を行うことなく、不要な参照ライン上の変化画素情報
を無効化することにより、符号化決定のための動作を軽
減することができ、符号化処理を高速に行うことができ
る。また、請求項3は、検出動作によって得られる画素
データの位置情報を使って符号化モードの決定を行うこ
とにより、変化点を検出しなくても符号化モードを早期
に決定することができ、符号化を高速で行うことができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例による符号化装置の概略
構成図
構成図
【図2】画素情報のフォーマット例を示す図
【図3】本発明の第2の実施例による符号化装置の概略
構成図
構成図
【図4】本発明の第3の実施例による符号化装置の概略
構成図
構成図
【図5】水平モードが決定されるときの画信号例を示す
図
図
【図6】パスモードが決定されるときの画信号例を示す
図
図
【図7】
その他の画信号例を示す図
6 参照ライン変化画素検出回路 61 参照ライン位置カウンタ 7 符号化ライン変化画素検出回路 71 符号化ライン位置カウンタ 62 参照ライン位置情報セレクタ 72 符号化ライン位置情報セレクタ 10 符号決定回路 11 比較回路 12 演算回路
Claims (3)
- 【請求項1】 入力された参照ライン上の画素データの
変化点の位置を検出する参照ライン変化画素検出手段
と、入力された符号化するライン上の画素データの変化
点の位置を検出する符号化ライン変化画素検出手段と、
前記変化画素検出手段により検出した変化点の画素の
色、および位置に関する情報のうち所定のものを次に処
理すべき画素の起点画素として格納する起点画素レジス
タ手段と、前記変化画素検出手段により検出した変化点
画素の情報、および前記起点画素レジスタ手段に格納さ
れる起点画素の情報に基づいて符号化モードを決定し、
符号化する符号化手段とを備え、前記参照ライン変化画
素検出手段、前記符号化ライン変化画素検出手段、符号
化手段は独立して動作するとともに、現画素を符号化し
ている間に次画素の符号化のための起点画素を検出し、
前記起点画素レジスタに格納させることを特徴とする符
号化装置。 - 【請求項2】 前記参照ライン変化画素検出手段、前記
起点画素レジスタ手段からの出力を比較する比較手段と
を備え、前記比較手段が、参照ライン変化画素が次の起
点画素に対して左側または同じ位置であると判断する
と、その参照ライン変化画素情報を無効にすることを特
徴とする請求項1記載の符号化装置。 - 【請求項3】 入力された参照ライン上の画素データの
変化点の位置を検出する参照ライン変化画素検出手段
と、入力された参照ライン上の画素データの位置をカウ
ントする参照ライン位置カウンタ手段と、入力された符
号化するライン上の画素データの変化点の位置を検出す
る符号化ライン変化画素検出手段と、入力された符号化
ライン上の画素データの位置をカウントする符号化ライ
ン位置カウンタ手段と、前記変化画素検出手段により検
出した変化点の画素の色、および位置に関する情報のう
ち所定のものを次に処理すべき画素の起点画素として格
納する起点画素レジスタ手段と、前記参照ライン変化画
素情報、または前記符号化ライン変化画素情報に対して
所定の差を有する値を、前記参照ライン位置カウンタ手
段、または前記符号化ライン位置カウンタ手段がカウン
トすると、符号化における水平モードを決定し、前記参
照ライン変化画素検出手段、前記符号化ライン変化画素
検出手段により検出された変化点画素情報、前記参照ラ
イン位置カウンタ手段、前記符号化ライン位置カウンタ
手段によりカウントされたカウント値、 および前記起点
画素レジスタ手段に格納されている起点画素情報に基づ
いて水平モードにより符号化を行う符号化手段とを備え
る符号化装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3010735A JP2877236B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 符号化装置 |
US07/824,125 US5365347A (en) | 1991-01-31 | 1992-01-22 | Coding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3010735A JP2877236B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 符号化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04245866A JPH04245866A (ja) | 1992-09-02 |
JP2877236B2 true JP2877236B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=11758553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3010735A Expired - Fee Related JP2877236B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 符号化装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5365347A (ja) |
JP (1) | JP2877236B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5796872A (en) * | 1992-03-25 | 1998-08-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for compressing and decompressing image data |
KR100276768B1 (ko) * | 1993-01-28 | 2001-01-15 | 윤종용 | 화상데이타의 부호화를 위한 변화화소 검출기 |
US8017898B2 (en) | 2007-08-17 | 2011-09-13 | Magna Electronics Inc. | Vehicular imaging system in an automatic headlamp control system |
EP2191457B1 (en) | 2007-09-11 | 2014-12-10 | Magna Electronics | Imaging system for vehicle |
US8446470B2 (en) | 2007-10-04 | 2013-05-21 | Magna Electronics, Inc. | Combined RGB and IR imaging sensor |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5888971A (ja) * | 1981-11-21 | 1983-05-27 | Fujitsu Ltd | 画信号符号化方式 |
JPS5911063A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-20 | Ricoh Co Ltd | フアクシミリ装置 |
JPS5958971A (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-04 | Hitachi Ltd | 符号化回路 |
JPS5980063A (ja) * | 1982-10-30 | 1984-05-09 | Nec Corp | フアクシミリの符号化回路 |
JPS61212967A (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-20 | Fujitsu Ltd | Mr符号化方式 |
JPS61232776A (ja) * | 1985-04-09 | 1986-10-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 符号化回路 |
US4799110A (en) * | 1985-08-02 | 1989-01-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image signal coding apparatus |
JPH01279671A (ja) * | 1988-05-06 | 1989-11-09 | Hitachi Ltd | 文書画像データの符号化方式 |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3010735A patent/JP2877236B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-01-22 US US07/824,125 patent/US5365347A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04245866A (ja) | 1992-09-02 |
US5365347A (en) | 1994-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2924964B2 (ja) | 画像情報符号化装置、画像情報復号化装置及び画像情報符号化復号化装置 | |
JP2877236B2 (ja) | 符号化装置 | |
KR100739110B1 (ko) | 이진영상 고속 압축방법 | |
JPH06326988A (ja) | 動画像符号化前処理装置 | |
JPH05236452A (ja) | 動ベクトル検出方法及び検出装置 | |
JP2785641B2 (ja) | 画像符号化装置 | |
JPH0549017A (ja) | 動きベクトル検出回路 | |
JP3254899B2 (ja) | 画像復号処理装置 | |
JP2835252B2 (ja) | 画像信号の動き検出装置 | |
JPS61173582A (ja) | 変化点検出回路 | |
JPH04270569A (ja) | 画像処理装置におけるデータ圧縮方式 | |
JP3288594B2 (ja) | 画像符号化装置 | |
JPS6051370A (ja) | 画像情報符号化処理装置 | |
JPH0427274A (ja) | ファクシミリ符号化回路 | |
JPH06284329A (ja) | 動きベクトル検出回路 | |
JP3108243B2 (ja) | 符号化及び復号化装置 | |
JP3229421B2 (ja) | 復号装置及び符号化・復号化兼用装置 | |
JPS61251274A (ja) | 画像信号の処理装置 | |
JPS62105587A (ja) | 動きベクトル検出装置 | |
JPH05276399A (ja) | 復号処理方法および装置 | |
JPH07203216A (ja) | 二値データ符号化装置 | |
JPH0879534A (ja) | 2値画像データの符号化回路および2値画像データの符号化方法 | |
JPH02207673A (ja) | ファクシミリ符号器 | |
JPH08149473A (ja) | 動きベクトル検出装置 | |
JPH0125266B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |