JP2866703B2 - マルチグレードエンジン油組成物 - Google Patents
マルチグレードエンジン油組成物Info
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- oil
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
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- Lubricants (AREA)
Description
にディーゼル燃料を用いた場合に生ずるリング摩耗を防
止でき、しかも燃費が良好なマルチグレードエンジン油
組成物に関する。
は、特に大型のエンジンに使用した場合に、エンジン各
部の摩耗、特に、ピストンリングやシリンダーライナー
の摩耗あるいは動弁系の摩耗が大きいという問題ととも
に、オイル消費量が多いという問題があった。
エンジン油が使用されているが、このエンジン油では燃
費が悪くなるという問題があった。
の問題を解消し、エンジン各部の摩耗が少なく、またオ
イル消費量が少なく、しかも燃費の向上したエンジン油
を開発すべく鋭意研究を重ねた。
を用いることによって、上記目的が達成できることを見
出した。本発明はかかる知見に基いて完成したものであ
る。
〜20cSt,%CPが70〜80及び%CAが3以下である鉱油系基
油及び(B)ジチオリン酸亜鉛,粘度指数向上剤及び清
浄分散剤から選ばれた少なくとも一種の添加剤を主成分
とするマルチグレードエンジン油組成物を提供するもの
である。
粘度が2〜20cSt、好ましくは3〜15cStであり、%CPが
70〜80、かつ%CAが3以下、好ましくは%CPが72〜78、
かつ%CAが2以下の鉱油であれば特に制限はない。な
お、ここで、%CP及び%CAは、ASTM D3238に規定された
方法により求めた値を示す。
るが、例えばパラフィン基系または中間基系原油を、通
常の方法で常圧蒸留又は減圧蒸留して得られる潤滑油留
分を、水素化分解処理後、水素化仕上げ又は溶剤抽出等
の処理を行って得ることができる。
択すれば、所望の性状(%CPの値)の鉱油を得ることが
できる。
油を単独又は複数混合して用いてもよいが、上記鉱油と
上記以外の鉱油(つまり、上記%CPの範囲を外れる鉱
油)とを混合したものを用いてもよい。特に上記範囲の
%CPと%CAを有し、100℃における動粘度が2〜8cStで
ある鉱油と100℃における動粘度が8cSt以上の鉱油との
混合物を用いることが好ましい。但し、混合後の基油の
性状は上記の値を満足することが必要である。
製鉱油,水添精製鉱油等を用いることができる。これら
は粘度調整をするのに好都合である。
ば、ポリα−オレフィン,エステル系合成油等)を配合
してもよい。
ジチオリン酸亜鉛,粘度指数向上剤及び清浄分散剤から
選ばれた少なくとも一種の添加剤を用いる。これらは一
種単独で用いることもできるが、好ましくは二種類を組
み合わせて、さらに好ましくはジチオリン酸亜鉛,粘度
指数向上剤及び清浄分散剤のすべてを組み合わせて使用
する。
剤,耐摩耗剤,極圧剤,腐食防止剤等の機能を併せ持つ
添加剤であり、エンジン油を始め各種の潤滑油に広く利
用されているものを充当すればよい。
種のものを用いることができ、通常のエンジン油に使用
される粘度指数向上剤を広く用いることができる。その
中でもオレフィンコポリマー(OCP)やポリメタアクリ
レート(PMA)が好適である。
のものを用いることができ、通常のエンジン油に使用さ
れる清浄分散剤、例えばフィネート,スルホネート,ナ
フテネート,サリチレート,ホスホネート及び無灰系分
散剤、例えばコハク酸イミド,酸アミド,マンニッヒ塩
基(ベンジルアミン型)等をあげることができる。これ
らの清浄分散剤は、一種単独で用いてもよく、あるいは
二種以上を混合して用いてもよい。なお、リング摩耗に
対しては、フィネートまたはスルホネート、特に過塩基
性フィネートまたは過塩基性スルホネートが好ましい。
さらにコハク酸イミド等の無灰系分散剤を併用すると相
乗効果が発現する。
リ土類金属等が用いられるが、アルカリ土類金属、特に
カルシウムが好ましい。また、清浄分散剤の塩基価は特
に制限されない。高塩基価のものと低塩基価のもののい
ずれか一方、又はこれらの組合わせなど二種以上を混合
して用いてもよい。そのうち、リング摩耗に対しては、
高塩基価のものが好ましい。
限はないが、通常は(B)成分である添加剤を、組成物
全量の2〜30重量%、特に好ましくは5〜20重量%の範
囲で選定する。
成分とするものであり、基本的にはこの両成分で構成さ
れるが、さらに必要に応じて、合成油系基油や他の添加
剤、例えば酸化防止剤,錆止め剤,消泡剤,腐食防止
剤,着色剤等を適宜配合することもできる。
明する。
油組成物を調製した。
を行った。
の重量減少量を平均して評価した。
評価した。
価した。
00バールで水素化分解し、溶剤脱ろう処理,溶媒抽出処
理して得た芳香族分をほとんど含まないもの 動粘度(100℃)5cSt,%CP76,%CA0.5 *2:中間基系原油の減圧蒸留留分と脱れき油を混合し、
水素化分解処理,溶剤脱ろう処理を行ったもの 動粘度(100℃)10cSt,%CP72,%CA3.5 *3:中間基系原油の重質軽油を水素化精製した後、溶剤
脱ろう処理,溶剤抽出処理を行ったもの 動粘度(100℃)3cSt,%CP64,%CA7 *4:中間基系原油の減圧蒸留留分を、400〜500℃,60〜2
00バールで水素化分解した後、溶剤脱ろう処理を行った
もの 動粘度(100℃)5cSt,%CP85,%CA0 *5:オレフィンコポリマー(OCP Mw10万)とポリメタア
クリレート(PMA Mw約5万)を混合して用いた。配合量
は、マルチグレードエンジン油を調製するためち基油粘
度に応じて変更した。
塩基性カルシウムスルホネート及びコハク酸イミドを配
合したもの *7:ジチオリン酸亜鉛,カルシウムサリチレート及びコ
ハク酸イミドを配合したもの *8:ジチオリン酸亜鉛,カルシウムナフテネート及びコ
ハク酸イミドを配合したもの *9:括弧内の数値は、基油中の各鉱油の配合割合(%)
である。
れば、エンジン各部の摩耗が少なく、またオイル消費量
が少なく、しかも燃費が著しく向上する。
ン油(SAE粘度規格で5W/30,10W/30,10W/40等に合致)と
して有効であり、特に自動車,船舶,自家発電等のディ
ーゼルエンジン又はアルコール燃料エンジンの潤滑油と
して、さらにはガソリンエンジンの潤滑油として好適に
利用できるものである。
Claims (5)
- 【請求項1】(A)100℃における動粘度が2〜20cSt,
%CPが70〜80及び%CAが3以下である鉱油系基油及び
(B)ジチオリン酸亜鉛,粘度指数向上剤及び清浄分散
剤から選ばれた少なくとも一種の添加剤を主成分とする
マルチグレードエンジン油組成物。 - 【請求項2】清浄分散剤として、過塩基性フィネート及
び/又は過塩基性スルホネートとイミド化合物を用いる
請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】添加剤の配合割合が、組成物全量の2〜30
重量%である請求項1記載の組成物。 - 【請求項4】マルチグレードエンジン油組成物が、ディ
ーゼルエンジン油又はアルコール燃料エンジン油である
請求項1記載の組成物。 - 【請求項5】基油が、100℃における動粘度が2〜8cSt,
%CPが70〜80及び%CAが3以下である鉱油と100℃にお
ける動粘度が8cSt以上の鉱油との混合物である請求項1
記載の組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8701390A JP2866703B2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | マルチグレードエンジン油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8701390A JP2866703B2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | マルチグレードエンジン油組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03285991A JPH03285991A (ja) | 1991-12-17 |
JP2866703B2 true JP2866703B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=13903083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8701390A Expired - Lifetime JP2866703B2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | マルチグレードエンジン油組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2866703B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE60120596T2 (de) * | 2000-02-09 | 2007-06-06 | Citizen Watch Co., Ltd., Nishitokyo | Verwendung einer Schmierölzusammensetzung in einer Uhr und Uhr mit dieser Zusammensetzung |
-
1990
- 1990-03-31 JP JP8701390A patent/JP2866703B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03285991A (ja) | 1991-12-17 |
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