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JP2858194B2 - Oリング検査方法 - Google Patents

Oリング検査方法

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Publication number
JP2858194B2
JP2858194B2 JP4307762A JP30776292A JP2858194B2 JP 2858194 B2 JP2858194 B2 JP 2858194B2 JP 4307762 A JP4307762 A JP 4307762A JP 30776292 A JP30776292 A JP 30776292A JP 2858194 B2 JP2858194 B2 JP 2858194B2
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JP
Japan
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ring
image
white
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inspection method
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Application number
JP4307762A
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English (en)
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JPH06129539A (ja
Inventor
康 熊坂
克也 岡本
尚幸 大賀
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はOリング検査方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】流体機器類等のシール材として使用され
るOリングに対して、その内外周のバリや欠けは、従
来、図9に示すように、透過板aに載置されたOリング
bに、下方よりストロボライトcを照射して、固体撮像
素子カメラdにて、Oリング画像を取り込んで、その画
像を画像処理して上記バリや欠けを検出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記Oリング
画像は透過によるため、その内外周のバリや欠けは検出
できるが、Oリングの平面シール用のシール面eに存在
する表面傷は検査できず、作業者による目視外観検査等
に頼るしかなかった。
【0004】そこで本発明は、Oリングの平面シール用
のシール面に存在する表面傷を自動的に高能率で検査で
きるOリング検査方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、横断面円形状のOリングに、軸心方向か
固体撮像素子カメラの光軸と同軸化された光軸をもつ
同軸落射照明をあてて、該Oリング表面の平面シール用
の軸心方向シール面に対応する頂上部近傍で照射光が正
反対方向に反射してなる白色リング状部の画像を、上記
固体撮像素子カメラにて取り込み、該白色リング状部の
画像を画像処理して2値化し、該白色リング状部画像に
同心円の表面傷検出用ウィンドを対応させ、該ウィンド
上における該白色リング状部画像が途切れているか否か
により、上記Oリングの軸心方向の表面傷を検出するも
のである。
【0006】
【作用】固体撮像素子カメラの光軸と、同軸化された光
軸をもつ同軸落射照明であるので、Oリング表面の内
で、平面シール用のシール面(の接触部位にて)光が反
射して白色リング状部を形成して見える。このようにし
て、軸心方向のリング状シール面に対応する白色リング
状部の画像を取り込むことができ、2値化した白色リン
グ状部画像が、表面傷検出用ウィンド上で途切れている
か否かを判別するだけで、自動的に、Oリングの上記シ
ール面に存在する表面傷を検出することができる。
【0007】
【実施例】以下実施例を示す図面に基づいて本発明を詳
説する。
【0008】図1は、本発明に係る検査方法に用いられ
る検査装置の一例であり、この図1において、1はボウ
ルフィーダであって、ボウルフィーダ1から送り出され
た横断面円形状のOリング2…は、直進フィーダ3を介
して、連続駆動式のコンベヤ4に送られる。
【0009】各Oリング2は、コンベヤ4のベルト5表
面に順次載置され、ベルト5の走行によりA方向に運ば
れる。このベルト5表面は白色とされる。
【0010】6はセンサであって、Oリング2が検査位
置に運ばれてきたことを検出する。この検査位置にて、
(後述の如く)Oリング2が良品か否かが判別される。
【0011】Oリング2が不良品であれば、エアブロー
ユニット7からエアーEを噴出して、不良品シュータ8
へ排出し、良品であれば、エアーEを噴出せずに、コン
ベヤ4にて良品シュータ9へ搬出する。
【0012】10は上記検査位置の真上に設けられた固体
撮像素子カメラ(以下CCDカメラという)であって、
このCCDカメラ10は電子シャッタを備え、そのシャッ
タスピードは1/2000sec 程度とされる。
【0013】また、CCDカメラ10の先端レンズ側に
は、同軸落射照明ランプ11が取付けられる(図2,図3
参照)。
【0014】この同軸落射照明ランプ11は、図3に示す
ように、ハロゲンランプ等の光源12と、光源12の光を反
射させて一方向に平行に送る凹面鏡13と、熱線吸収フィ
ルタ14と、ハーフミラー15を備えている。このランプ11
は、同軸落射照明用アンプ30により発光する。
【0015】ハーフミラー15は、光の反射率と透過率が
各50%づつとなっており、CCDカメラ10の光軸と、同
軸落射照明ランプ11の光軸に対して、夫々、45°の角度
となる位置に設置され、両光軸を同軸化する。
【0016】このように、CCDカメラ10の光軸と同軸
化された光軸をもつ照明を同軸落射照明という。
【0017】光源12から出た光は、凹面鏡13及びハーフ
ミラー15にて反射し、被検査物であるOリング2へ軸心
方向から照射され、Oリング2表面及びベルト5表面で
反射した光が、ハーフミラー15を透過して、CCDカメ
ラ10の先端レンズ側に入射する。
【0018】しかして、本発明のOリング検査方法を、
図2と図4のフロチャートを用いて説明する。
【0019】Oリング2が、コンベヤ4により検査位置
に運ばれてきたことがセンサ6にて検知されると、セン
サ6からの検出信号が制御器16に入力され、サンプリン
グ信号が画像処理手段17に送られる。この画像処理手段
17からの出力信号がCCDカメラ10とアンプ30に送られ
る。すると、CCDカメラ10のシャッタがきられる。
【0020】CCDカメラ10で取り込まれたOリング2
の画像は、画像処理手段17にて画像処理され2値化され
る。
【0021】このとき、同軸落射照明ランプ11から出た
光は、図5に示すように、Oリング2表面の(平面シー
ル用の軸心方向のシール面に対応する)頂上部近傍18
と、ベルト5表面では、ほぼ全反射してCCDカメラ10
の先端レンズ側に入射する(図3参照)。
【0022】従って、Oリング2表面の頂上部近傍18及
びベルト5表面は白に、Oリング2の内周縁近傍19及び
外周縁近傍20は黒に2値化され、図6に示す如く、(O
リング2の軸心方向シール面に対応する)白色リング状
部21を有するOリング画像Gとなる。この白色リング状
部21に、後述の如く表面傷が存在すると、その表面傷の
部分は黒色となる(図7参照)。
【0023】さらに、図2,図4及び図6に示すよう
に、画像処理手段17にて、Oリング画像Gの重心O1
算出され、この重心O1 に、予め設定されたウィンドW
の中心O2 を移動させて一致させる。
【0024】このウィンドWは、2本のバリ検出用ウィ
ンドW1 ,W2 と、2本の欠け検出用ウィンドW3 ,W
4 と、1本の表面傷検出用ウィンドW5 からなる同心円
で、操作部22にて入力設定する。なお、ウィンドWやO
リング画像G等は、モニタ23にディスプレイされる。
【0025】図7は、Oリング画像Gの重心O1 に、ウ
ィンドWの中心O2 を一致させた状態を示し、Oリング
画像Gの外周27及び内周28には、夫々、バリ24と欠け25
が存在し、白色リング状部21には、表面傷26が存在する
場合を例示している。
【0026】Oリング画像Gの外周27には、ウィンドW
1 ,W3 が対応し、内周28にはウィンドW2 ,W4 が対
応する。また、白色リング状部21にはウィンドW5 が対
応する。
【0027】この図7,図2及び図4に示すように、画
像処理手段17にて、ウィンドW上の面積を計測して、即
ち、ウィンドW上における白画素数及び黒画素数(図8
参照)をカウントして、合否判定基準値と比較し、許容
範囲外のバリ24,欠け25及び表面傷26が有るか否かを検
出して、Oリング2の良・不良を判定する。
【0028】具体的には、Oリング2にバリ,欠け及び
表面傷が無い場合、ウィンドW1 ,W2 ,W5 上の黒画
素数は0で、ウィンドW3 ,W4 上の白画素数は0とな
る。
【0029】ところが、ウィンドW2 ,W1 を越えて内
外へはみ出すバリ24や、ウィンドW5 を横切る表面傷26
があると、合否判定基準値───例えば0、又は、所定
の小さな数に設定される───を越える黒画素がウィン
ドW2 ,W1 ,W5 上でカウントされ、ウィンドW3
4 を越えて内外へ入り込む欠け25があると、合否判定
基準値を越える白画素がウィンドW3 ,W4 上でカウン
トされる。
【0030】即ち、ウィンドW5 では、Oリング画像G
のうちウィンドW5 上における白色リング状部21の画像
が途切れているか否かを判別して、Oリング2の(軸方
向シール面に対応する)表面傷を検出している。
【0031】しかして、全てのウィンドW1 ,W2 ,W
3 ,W4 ,W5 上で、白・黒画素数が合否判定基準値を
越えなければ、そのOリング2は良品と判定され、それ
以外ならば、そのOリング2は不良品と判定されて、良
又は不良信号が制御器16に送られ、不良信号を受けると
エアブローユニット7が作動する。
【0032】上述のOリング検査方法によれば、Oリン
グ2の内外周のバリ及び欠けと、軸心方向の表面傷を、
1個当たり0.2sec以内の高速度で、自動的に検査するこ
とができる。また、本発明の検査方法に用いられる装置
は、コンパクトなものとすることができるので設置スペ
ースをとらず、コスト高とならない。
【0033】また、コンベア4を連続的に走行させなが
ら、かつ、Oリング2の位置決めを、いちいち行わない
で、能率的かつ正確に表面傷の有無検査ができる。特
に、横断面円形のOリングに於て、図5に示すように、
平面シール用接触シール部に対応する部位───頂上部
近傍───にて、照射光が正反対に反射して、白く光る
現象を、巧妙に利用した発明である。かつ、Oリング2
の幅寸法の検討も当然に可能となっており、その実用上
の効果も大きい。
【0034】なお、図4のフローチャート図では、バ
リ,欠け,表面傷の順序で良否判定しているが、同時ま
たは順序を変えて良否判定するも自由である。
【0035】
【発明の効果】発明は上述の如く構成されているので、
次に記載するような著大な効果を奏する。
【0036】従来不可能であったOリング2の平面シー
ル用の軸心方向シール面に対応する表面傷の自動外観検
査を、実現出来た。しかも、能率的かつ正確に軸心方向
シール面の表面傷の有無検査ができる。さらに、高速度
(例えば1個当たり0.2sec以内)で行うことができ、多
量に生産されるOリング2…を高能率で検査し得る。
た、本発明の検査方法に用いられる装置を、コンパクト
なものとすることができ、設置スペースをとらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検査方法に用いられる装置全体の簡略
平面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】同軸落射照明ランプの内部構造を示す説明図で
ある。
【図4】フローチャート図である。
【図5】検査方法の説明図である。
【図6】検査方法の説明図である。
【図7】検査方法の説明図である。
【図8】検査方法の説明図である。
【図9】従来例を示す簡略図である。
【符号の説明】
2 Oリング 10 固体撮像素子カメラ 21 白色リング状部 26 表面傷 W5 表面傷検出用ウィンド
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−60448(JP,A) 特開 平4−102050(JP,A) 実開 平4−73858(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16J 15/00 G01B 11/30 G01N 21/88 G06T 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面円形状のOリングに、軸心方向か
    固体撮像素子カメラの光軸と同軸化された光軸をもつ
    同軸落射照明をあてて、該Oリング表面の平面シール用
    の軸心方向シール面に対応する頂上部近傍で照射光が正
    反対方向に反射してなる白色リング状部の画像を、上記
    固体撮像素子カメラにて取り込み、該白色リング状部の
    画像を画像処理して2値化し、該白色リング状部画像に
    同心円の表面傷検出用ウィンドを対応させ、該ウィンド
    上における該白色リング状部画像が途切れているか否か
    により、上記Oリングの軸心方向の表面傷を検出するこ
    とを特徴とするOリング検査方法。
JP4307762A 1992-10-20 1992-10-20 Oリング検査方法 Expired - Lifetime JP2858194B2 (ja)

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JPH06129539A JPH06129539A (ja) 1994-05-10
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