JP2856223B2 - Tandem brake booster - Google Patents
Tandem brake boosterInfo
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- JP2856223B2 JP2856223B2 JP3042719A JP4271991A JP2856223B2 JP 2856223 B2 JP2856223 B2 JP 2856223B2 JP 3042719 A JP3042719 A JP 3042719A JP 4271991 A JP4271991 A JP 4271991A JP 2856223 B2 JP2856223 B2 JP 2856223B2
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Description
【産業上の利用分野】本発明はタンデムブレーキ倍力装
置に関し、より詳しくは自動ブレーキ装置としての機能
を備えたタンデムブレーキ倍力装置に関する。BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a tandem brake booster, and more particularly, to a tandem brake booster having a function as an automatic brake device.
【従来の技術】従来、自動ブレーキ装置としての機能を
備えたタンデムブレーキ倍力装置は、特開昭60−25
840号公報によって知られている。この特開昭60−
25840号公報に開示されたタンデムブレーキ倍力装
置においては、シェル内に区画したフロント室の変圧室
とリヤ室の変圧室とを連通路を介して連通させるととも
に、その連通路に切換弁を設けている。そして、タンデ
ムブレーキ倍力装置を自動ブレーキとして機能させる際
には、上記切換弁を切り換えて両変圧室の連通を阻止す
ると同時に、フロント室の変圧室内に大気を導入するよ
うにしている。このようにフロント室の変圧室内に大気
を導入することによって、ブレーキペダルの踏み込みが
なくてもタンデムブレーキ倍力装置を作動させることが
できる。なお、自動ブレーキ装置としての機能を備えた
ブレーキ倍力装置としては、上記のほかに特開平2−2
25166号公報、特開平1−127446号公報も知
られている。2. Description of the Related Art Conventionally, a tandem brake booster having a function as an automatic brake device is disclosed in JP-A-60-25.
No. 840 discloses this. This Japanese Unexamined Patent Publication No.
In the tandem brake booster disclosed in Japanese Patent No. 25840, a front chamber and a rear chamber are separated from each other through a communication passage, and a switching valve is provided in the communication passage. ing. When the tandem brake booster functions as an automatic brake, the switching valve is switched to prevent communication between the two transformer chambers, and at the same time, air is introduced into the transformer chamber of the front chamber. By introducing the atmosphere into the variable pressure chamber of the front chamber, the tandem brake booster can be operated without depressing the brake pedal. In addition, as a brake booster having a function as an automatic brake device, in addition to the above, Japanese Patent Application Laid-Open No.
No. 25166 and JP-A-1-127446 are also known.
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開昭
60−25840号公報のタンデムブレーキ倍力装置に
おいては、該タンデムブレーキ倍力装置を自動ブレーキ
として機能させる際にはフロント側の変圧室だけに大気
が導入される構成となっており、換言すると自動ブレー
キとして機能させた際にはリヤ室の変圧室には大気が導
入されない構成となっていた。そのため、通常のタンデ
ムブレーキ倍力装置の作動時に比較して、自動ブレーキ
として作動させた際のタンデムブレーキ倍力装置の出力
が低下するという欠点があった。したがって、本発明の
目的は、自動ブレーキとして機能させた際のタンデムブ
レーキ倍力装置の出力を従来に比較して増加させること
にある。In the tandem brake booster disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 60-25840, when the tandem brake booster functions as an automatic brake, only the front-side transformer chamber is used. In other words, the air was not introduced into the transformer chamber of the rear chamber when the automatic brake functioned. For this reason, there is a disadvantage that the output of the tandem brake booster when operated as an automatic brake is lower than when the normal tandem brake booster is operated. Accordingly, it is an object of the present invention to increase the output of a tandem brake booster when functioning as an automatic brake, as compared with the related art.
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、シ
ェル内をフロント室とリヤ室とに区画するセンタープレ
ートと、このセンタープレートに摺動自在に貫通させた
バルブボデイと、上記フロント室内に位置するバルブボ
デイに連結されたフロントパワーピストンと、上記リヤ
室内に位置するバルブボデイに連結されたリヤパワーピ
ストンと、フロントパワーピストンの背面に張設されて
上記フロント室内を定圧室と変圧室とに区画するフロン
トダイアフラムと、リヤパワーピストンの背面に張設さ
れて上記リヤ室内を定圧室と変圧室とに区画するリヤダ
イアフラムと、上記バルブボディに形成されて上記フロ
ント室の定圧室と流体回路を切り換える弁機構とを連通
させ、該弁機構と変圧通路を介して上記フロント室の定
圧室を上記両方の変圧室に連通させる第1定圧通路と、
上記両方の定圧室を連通させる第2定圧通路とを備えた
タンデムブレーキ倍力装置において、可撓性を有する導
管の一端を上記第1定圧通路に連結し、他端をシェルの
外部に引き出し、上記導管に該導管を負圧源あるいは大
気に選択的に連通させる切換弁を配設し、さらに、上記
第2定圧通路を、上記導管の外方側に位置して上記両定
圧室を直接に連通させる連通路から構成したタンデムブ
レーキ倍力装置を提供するものである。That is, the present invention provides a center plate for partitioning the inside of a shell into a front chamber and a rear chamber, a valve body slidably penetrating the center plate, and a position in the front chamber. A front power piston connected to the valve body, a rear power piston connected to the valve body located in the rear chamber, and a rear side of the front power piston to partition the front chamber into a constant pressure chamber and a variable pressure chamber. A front diaphragm, a rear diaphragm stretched behind the rear power piston to partition the rear chamber into a constant pressure chamber and a variable pressure chamber, and a valve formed in the valve body for switching between the constant pressure chamber of the front chamber and a fluid circuit. Mechanism and the constant pressure chamber of the front chamber through both the valve mechanism and the variable pressure passage. A first constant pressure passage for communicating the pressure chamber,
A tandem brake booster having a second constant pressure passage communicating the two constant pressure chambers, wherein one end of a flexible conduit is connected to the first constant pressure passage, and the other end is drawn out of the shell; A switching valve for selectively communicating the conduit with a negative pressure source or the atmosphere is provided on the conduit, and the second constant pressure passage is located outside the conduit to directly connect the two constant pressure chambers. An object of the present invention is to provide a tandem brake booster constituted by a communication passage for communication.
【作用】このような構成によれば、切換弁によって導管
内に大気を導入した場合には、該導管内に導入された大
気は上記第1定圧通路と弁機構および変圧通路を介して
両方の変圧室内に導入される。したがって、その場合に
は、ブレーキペダルが踏み込まれなくてもタンデムブレ
ーキ倍力装置を作動させることができる。このように、
本発明では、タンデムブレーキ倍力装置を自動ブレーキ
として機能させた際に、導管の内部空間と第1変圧通路
等を介して両方の変圧室に大気を導入することができ
る。したがって、自動ブレーキとして機能させた際に一
方の変圧室のみに大気を導入していた従来装置と比較し
て、出力を増大させることができる。また、第2定圧通
路をバルブボディに設ける必要がないので、第2定圧通
路をバルブボディに穿設した軸方向孔と半径方向孔とか
ら構成していた従来のものと比較すると、バルブボディ
の半径方向寸法を減少させることができる。このよう
に、バルブボディの半径方向寸法を減少させることによ
って、両ダイアフラムの有効面積を増大させることがで
きるので、その分だけ、従来に比較すると出力を増大さ
せることができる。したがって、自動ブレーキ装置とし
てタンデムブレーキ倍力装置を機能させた際に、該タン
デムブレーキ倍力装置の出力を従来に比較して増大させ
ることができる。According to the above construction, when air is introduced into the conduit by the switching valve, the air introduced into the conduit is supplied to both the first constant pressure passage and the valve mechanism and the variable pressure passage through the first constant pressure passage. Introduced into the transformer room. Therefore, in that case, the tandem brake booster can be operated even when the brake pedal is not depressed. in this way,
According to the present invention, when the tandem brake booster functions as an automatic brake, the atmosphere can be introduced into both the transformation chambers via the internal space of the conduit and the first transformation passage. Therefore, the output can be increased as compared with a conventional device in which the atmosphere is introduced into only one of the transformer chambers when functioning as an automatic brake. Further, since it is not necessary to provide the second constant pressure passage in the valve body, the second constant pressure passage is compared with the conventional one in which the second constant pressure passage is constituted by the axial hole and the radial hole formed in the valve body. Radial dimensions can be reduced. As described above, since the effective area of both diaphragms can be increased by reducing the radial dimension of the valve body, the output can be increased by that much as compared with the related art. Therefore, when the tandem brake booster functions as an automatic brake device, the output of the tandem brake booster can be increased as compared with the conventional case.
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、シェル1は、概略カップ状に形成し
たフロントシェル2と、該フロントシェル2の開口部を
密封する概略皿状のリヤシェル3とから構成している。
上記カップ状のフロントシェル2は、フロント側に小径
筒状部2Aを、リヤ側に大径筒状部2Bを有し、かつ両
者間を半径方向に伸びる環状壁部2Cとしている。そし
て上記大径筒状部2Bの開口部側に、より大径の筒状掛
止部2Dを形成している。上記フロントシェル2の内部
には、概略カップ状に形成したセンタープレート4を嵌
合してあり、該センタープレート4の端部壁面とフロン
トシェル2の端部壁面との間にフロント室5を区画形成
している。上記センタープレート4は、上記フロントシ
ェル2の大径筒状部2B内に密嵌される筒状部4Aを備
えており、フロントシェル2の大径筒状部2Bに嵌合し
たこの筒状部4Aの右端部は、上記フロントシェル2に
おける大径筒状部2Bと筒状掛止部2Dとの間の段部端
面よりも若干リヤ側に位置している。その状態におい
て、リヤシェル3の外周部に半径方向を向けて形成した
フランジ部3Aを上記フロントシェル2の筒状掛止部2
Dに嵌合すると同時に、上記センタープレート4の筒状
部4Aの右端部に当接させている。そして、その状態の
リヤシェル3を、上記筒状掛止部2Dに形成した複数の
係合爪2Eで係止することによって、上記フロントシェ
ル2、センタープレート4およびリヤシェル3を相互に
一体に連結している。なお、上述のように連結したリヤ
シェル3のフランジ部3Aとそれに対向するフロントシ
ェル2の段部端面との間にはゴム製のOリング6を介在
させてあり、それによって、両部材間の気密を保持して
いる。また、上述のように連結したリヤシェル3の壁面
と上記センタープレート4の端部壁面との間でリヤ室7
を形成するようにしている。上記センタープレート4お
よびリヤシェル3の各中央軸部には、それぞれ貫通孔を
穿設してあり、それら各貫通孔内に段付筒状のバルブボ
デイ8を摺動自在に貫通させ、かつシール部材9によっ
て各貫通孔とバルブボデイ8間の気密をそれぞれ保持し
ている。そして、上記フロント室5およびリヤ室7のそ
れぞれにフロントパワーピストン12およびリヤパワー
ピストン13を配置するとともに、各パワーピストン1
2、13の内周部を上記バルブボデイ8に連結し、さら
に各パワーピストン12、13のリヤ側面にフロントダ
イアフラム14およびリヤダイアフラム15をそれぞれ
張設して各ダイアフラム14、15の内周部もバルブボ
デイ8に連結している。他方、上記各ダイアフラム1
4、15の外周ビード部14a、15aは、上述したフ
ロントシェル2、センタープレート4およびリヤシェル
3によって挟着している。すなわち、フロントダイアフ
ラム14の外周ビード部14aは、上記フロントシェル
2の環状壁部2Cと、センタープレート4の筒状部4A
の左端外周部分に上記環状壁部2Cに対向させて形成し
た対向壁部4Bとの間で軸方向に挟持してあり、それに
よってその部分の気密を保持するとともに、フロント室
5をフロント側の定圧室Aとリヤ側の変圧室Bとに区画
形成している。このとき、上記対向壁部4Bの半径方向
内方部分は環状壁部2Cに向けて環状に突出させてあ
り、それによって、より確実に気密を保持できるように
している。またリヤダイアフラム15の外周ビード部1
5aは、リヤシェル3の外周部分に半径方向外方に向け
て形成した環状溝3B内に収容してあり、かつ該外周ビ
ード部15aを環状溝3Bの外周面とセンタープレート
4の筒状部4Aの内周面とによって半径方向に挟持し、
それによってその部分の気密を保持するとともに、リヤ
室7内をフロント側の定圧室Cとリヤ側の変圧室Dとに
区画形成している。また、上記バルブボデイ8内には従
来周知の構成からなる弁機構16を設けてあり、後述す
るベローズ38を設けない状態において、この弁機構1
6によって上記2つの定圧室A、Cと2つの変圧室B、
Dとの間の流体回路を切り換えることができるようにな
っている。弁機構16は、バルブボデイ8に形成した環
状の第1弁座17と、この環状の第1弁座17よりも内
側で上記バルブボデイ8に摺動自在に設けた弁プランジ
ャ18の右端部に形成した環状の第2弁座19と、さら
に両弁座17、19に図1の右方からばね20によって
着座される弁体21とを備えている。上記第1弁座17
と弁体21とが接触する環状のシート部よりも外周側の
空間は、後述するベローズ38を設けない状態におい
て、バルブボデイ8に形成した軸方向の第1定圧通路2
4を介して上記定圧室Aに連通させている。定圧室A
は、フロントシェル2に取付けた負圧導入管25を介し
て負圧源に連通しており、したがって定圧室A内には常
時負圧が導入されている。また上記定圧室Aは、フロン
トシェル2の環状壁部2Cに設けた後述する第2定圧通
路26を介して定圧室Cに常時連通している。したがっ
て、両定圧室A,C内には常時負圧が導入されるように
なっている。他方、上記第1弁座17と弁体21とが接
触する環状のシート部よりも内周側で、第2弁座19と
弁体21とが接触する環状のシート部よりも外周側部
分、すなわち内外の環状シート部の中間部分の空間は、
バルブボデイ8に形成した半径方向の変圧通路27を介
して変圧室Dに連通させ、さらに該変圧室Dをバルブボ
デイ8に形成した他の軸方向の変圧通路28を介して変
圧室Bに連通させている。さらに、上記第2弁座19と
弁体21とが接触する内側の環状シート部よりも内周側
の空間は、フィルタ29を介して大気に連通させてい
る。また、上記バルブボデイ8に摺動自在に設けた弁プ
ランジャ18の右端部は、図示しないブレーキペダルに
連動させた入力軸30に連結してあり、その左端部は、
プッシュロッド31の基部に形成した凹部31aに収容
したリアクションディスク32の右端面に対向させてい
る。そして上記プッシュロッド31の左端部は、フロン
トシェル2における軸部の開口2aを介して図示しない
マスターシリンダのピストンに連動させている。上記開
口2aとプッシュロッド31との間は、シール部材33
によって気密を保持している。上記バルブボデイ8とフ
ロントシェル2とにわたってはリターンスプリング34
を弾装しているので、上記バルブボデイ8は通常では図
示非作動位置に保持されている。この非作動状態では、
弁体21は第2弁座19に着座しているが、第1弁座1
7と弁体21との間にはわずかな間隙が維持されてい
る。然して、本実施例では、フロントシェル2の内壁に
添設した補強板37とバルブボディ8のフロント側の端
部外周とにわたってベローズ38を取り付けるととも
に、フロントシェル2と補強板37を貫通して該補強板
37に一端を連結した第2の負圧導入管39によって、
ベローズ38の内部空間A’を負圧源に連通させてい
る。すなわち、ベローズ38のリヤ側の端部は、フロン
トパワーピストン12の内周縁に形成した環状凹部12
a内に圧接させた後、そのフロント側からバルブボディ
8の外周部に嵌装したリテーナ40によって、上記環状
凹部12a内に係止してあり、それによって、ベローズ
38のリヤ側の端部と環状凹部12aとの間の気密を保
持している。他方、ベローズ38のフロント側の端部
は、内方側にむけてU字形に折返して、その折返部分で
第2のリテーナ41の外周縁を挟み込んだ状態で補強板
37の外周筒状部37aに嵌合するようにしている。そ
れによって、補強板37の外周筒状部37aとベローズ
38のフロント側の端部との間の気密を保持している。
第2のリテーナ41の内周部はフロントシェル2の軸部
に嵌装してあり、ゴム製のOリング42によってフロン
トシェル2の軸部と補強板37との間の気密を保持して
いる。このように配設した上記ベローズ38の外側とな
る定圧室Aは、上述したようにフロントシェル2に取付
けた負圧導入管25を介して上記負圧源に連通して、常
時負圧が導入されている。また、上記第2の負圧導入管
39と負圧源の途中には、該負圧導入管39を大気と負
圧源とに選択的に連通させるソレノイドバルブ43を設
けている。このソレノイドバルブ43は、図示しないコ
ントローラによってON-OFF制御されるようになってお
り、作動されていない通常の状態では第2の負圧導入管
39を上記負圧源に連通させている。したがって、その
ときには第2の負圧導入管39を介してベローズ38の
内部空間A’に負圧が導入されている。これに対して、
コントローラによって所要時にソレノイドバルブ43が
作動されると、第2の負圧導入管39を介してベローズ
38の内部空間A’に大気が導入されるようになってお
り、この後、ベローズ38の内部空間A’に導入された
大気は、第1定圧通路24と半径方向変圧通路27およ
び軸方向変圧通路28を介して両方の変圧室B,D内に
導入される。このように、本実施例では、図1に示した
タンデムブレーキ倍力装置の非作動状態から上記ソレノ
イドバルブ43を作動させることにより、入力軸30に
連動する図示しないブレーキペダルの踏み込みがなくて
もタンデムブレーキ倍力装置を作動させることができ
る。さらに本実施例では、上記両定圧室A,Cを連通さ
せる上記第2定圧通路26を次のように構成している。
すなわち、第2定圧通路26は、上記フロントシェル2
の環状壁部2Cとセンタープレート4の対向壁部4Bと
によるフロントダイアフラム14の外周部ビード部14
aの挟持部分よりも半径方向外方位置において、フロン
トシェル2の大径筒状部2Bの内周面と外周部ビード部
14aの外周面との間に形成した第1通路44を備えて
おり、該第1通路44の軸方向リヤ側の端部を、上記挟
持部分よりも半径方向外方位置においてセンタープレー
ト4に穿設した貫通孔4Cを介してリヤ室の定圧室Cに
連通させている。他方、上記第1通路44の軸方向フロ
ント側の端部は、上記フロントシェル2の小径筒状部2
Aの一部と環状壁部2Cの一部とを半径方向外方に膨出
させて形成した膨出部2F内の第2通路45を介して、
フロント室の定圧室Aに連通させている。したがって、
本実施例では、第2定圧通路26を介して両定圧室A,
Cが直接に連通し、それら両定圧室A,C内に常時、負
圧が導入されている。以上の構成において、通常では図
1に示すようにソレノイドバルブ43は作動されていな
いので、第2の負圧導入管39を介してベローズ38の
内部空間A’内にも負圧が導入されており、したがっ
て、すべての室A,B,C,D、A’内に負圧が導入さ
れている。この図1に示す非作動状態から図示しないブ
レーキペダルが踏み込まれると入力軸30が前進(左
行)され、それに伴って上記弁機構16によって流体回
路が切り換えられて両変圧室B,D内に大気が導入され
る。これによって、従来周知のタンデムブレーキ倍力装
置と同様に、プッシュロッド31から所定のサーボ比の
出力を得ることができる。上記通常のブレーキ作動時に
対して、タンデムブレーキ倍力装置を自動ブレーキ装置
として機能させる場合には、図1に示す入力軸30が前
進されない非作動状態からコントローラによってソレノ
イドバルブ43を作動させればよい。これによって、ベ
ローズ38の内部空間A’に大気が導入されるようにな
り、該ベローズ38の内部空間A’に導入された大気
は、第1定圧通路24とそれに連通した状態の半径方向
変圧通路27および軸方向変圧通路28を介して両方の
変圧室B、D内に導入される。これによって、両定圧室
A,Cと両変圧室B、Dとの間に圧力差が生じるので、
ブレーキペダルが踏み込まれないにも拘らずプッシュロ
ッド31から所定の出力を得ることができる。そして、
本実施例では、このようにタンデムブレーキ倍力装置を
自動ブレーキ装置として機能させる際には、両方の変圧
室B、D内に大気を導入することができる。そのため、
本実施例によれば、一方の変圧室だけに大気を導入させ
て自動ブレーキ装置として機能させていた従来装置に比
較して、自動ブレーキ装置としてタンデムブレーキ倍力
装置を作動させた際の該タンデムブレーキ倍力装置の出
力を増大させることができる。さらに、本実施例では、
第2定圧通路26をバルブボディ8に設ける代わりにフ
ロントダイアフラム14の外周ビード部14aの外方側
に設けているので、バルブボディ8に穿設した軸方向孔
とそれから連続してバルブボディ8の外周面に開口する
半径方向孔とから上記第2定圧通路26を構成していた
従来の装置と比較すると、本実施例によればバルブボデ
ィ8の強度を高めることができる。また、第2定圧通路
26を上述のように構成することで、タンデムブレーキ
倍力装置を自動ブレーキとして機能させた際に、従来に
比較して、より一層出力を増大させることができる。つ
まり、第2定圧通路26を構成するための軸方向孔およ
び半径方向孔をバルブボディ8に設ける必要がないの
で、そのような従来のバルブボディ8に比較して、該バ
ルブボディ8の半径方向寸法を小さくすることができ
る。それにより、バルブボディ8に連結する両ダイアフ
ラム14、15の有効面積を増大させることができる。
したがって、この意味からも、タンデムブレーキ倍力装
置を自動ブレーキとして機能させた際には、従来に比較
して出力を増大させることができる。なお、本実施例で
は、上記第2定圧通路26を上述のように構成している
が、そのような構成の代わりに両定圧室A,Cを導管に
よって直接連通させて、その導管の内部空間を第2定圧
通路26としても良い。DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS The present invention will be described below with reference to the illustrated embodiment. In FIG. 1, a shell 1 has a front shell 2 formed substantially in a cup shape, and a substantially dish-shaped rear shell 3 for sealing an opening of the front shell 2. It is composed of
The cup-shaped front shell 2 has a small-diameter cylindrical portion 2A on the front side, a large-diameter cylindrical portion 2B on the rear side, and an annular wall portion 2C extending between the two in the radial direction. A larger-diameter cylindrical hooking portion 2D is formed on the opening side of the large-diameter cylindrical portion 2B. A center plate 4 formed in a substantially cup shape is fitted inside the front shell 2, and a front room 5 is defined between an end wall surface of the center plate 4 and an end wall surface of the front shell 2. Has formed. The center plate 4 includes a cylindrical portion 4A that is closely fitted in the large-diameter cylindrical portion 2B of the front shell 2, and the cylindrical portion fitted to the large-diameter cylindrical portion 2B of the front shell 2. The right end of 4A is located slightly rearward from the step end surface between the large-diameter cylindrical portion 2B and the cylindrical hooking portion 2D in the front shell 2. In this state, the flange portion 3A formed in the outer peripheral portion of the rear shell 3 in the radial direction is fitted to the cylindrical hook portion 2 of the front shell 2.
At the same time as fitting into D, the center plate 4 is in contact with the right end of the cylindrical portion 4A. The front shell 2, the center plate 4, and the rear shell 3 are integrally connected to each other by locking the rear shell 3 in this state with a plurality of engaging claws 2E formed on the cylindrical hooking portion 2D. ing. An O-ring 6 made of rubber is interposed between the flange portion 3A of the rear shell 3 connected as described above and the end face of the step portion of the front shell 2 facing the flange portion. Holding. The rear chamber 7 is located between the wall surface of the rear shell 3 connected as described above and the end wall surface of the center plate 4.
Is formed. A through hole is formed in each of the center shaft portions of the center plate 4 and the rear shell 3, and a stepped cylindrical valve body 8 is slidably penetrated into each of the through holes, and a sealing member 9 is provided. Thereby, the airtightness between each through hole and the valve body 8 is maintained. A front power piston 12 and a rear power piston 13 are disposed in the front chamber 5 and the rear chamber 7, respectively.
The inner peripheral portions of the diaphragms 2 and 13 are connected to the valve body 8, and the front diaphragms 14 and the rear diaphragms 15 are stretched on the rear side surfaces of the power pistons 12 and 13, respectively. 8. On the other hand, the above diaphragms 1
The outer bead portions 14a and 15a of the outer shells 4 and 15 are sandwiched between the front shell 2, the center plate 4 and the rear shell 3 described above. That is, the outer peripheral bead portion 14a of the front diaphragm 14 is formed by the annular wall portion 2C of the front shell 2 and the cylindrical portion 4A of the center plate 4.
Is axially sandwiched between an opposing wall portion 4B formed so as to face the annular wall portion 2C at the outer peripheral portion at the left end of the front end portion, thereby keeping the airtightness of the portion and the front chamber 5 on the front side. It is divided into a constant pressure chamber A and a rear pressure transformation chamber B. At this time, the radially inner portion of the opposed wall portion 4B is annularly protruded toward the annular wall portion 2C, so that airtightness can be maintained more reliably. The outer bead portion 1 of the rear diaphragm 15
5a is accommodated in an annular groove 3B formed radially outward on the outer peripheral portion of the rear shell 3, and the outer peripheral bead portion 15a is formed on the outer peripheral surface of the annular groove 3B and the cylindrical portion 4A of the center plate 4. Radially sandwiched by the inner peripheral surface of
Thereby, the airtightness of the portion is maintained, and the inside of the rear chamber 7 is divided into a constant pressure chamber C on the front side and a variable pressure chamber D on the rear side. Further, a valve mechanism 16 having a conventionally well-known configuration is provided in the valve body 8, and when the bellows 38 described later is not provided, this valve mechanism 1 is provided.
6, the two constant pressure chambers A and C and the two transformer chambers B,
The fluid circuit between D and D can be switched. The valve mechanism 16 is formed at the right end of an annular first valve seat 17 formed on the valve body 8 and a valve plunger 18 slidably provided on the valve body 8 inside the annular first valve seat 17. An annular second valve seat 19 and a valve element 21 seated on both valve seats 17 and 19 from the right in FIG. The first valve seat 17
A space on the outer peripheral side of the annular seat portion where the valve body 21 contacts the first constant-pressure passage 2 formed in the valve body 8 in the axial direction when the bellows 38 described later is not provided.
4 communicates with the constant pressure chamber A. Constant pressure chamber A
Is connected to a negative pressure source via a negative pressure introducing pipe 25 attached to the front shell 2, so that a negative pressure is always introduced into the constant pressure chamber A. The constant-pressure chamber A is always in communication with the constant-pressure chamber C via a second constant-pressure passage 26, which will be described later, provided in the annular wall 2C of the front shell 2. Therefore, a negative pressure is always introduced into both the constant pressure chambers A and C. On the other hand, on the inner peripheral side of the annular seat portion where the first valve seat 17 and the valve body 21 are in contact, and on the outer peripheral side of the annular seat portion where the second valve seat 19 and the valve body 21 are in contact, That is, the space in the middle of the inner and outer annular seats is
A radially variable pressure passage 27 formed in the valve body 8 communicates with the variable pressure chamber D, and the variable pressure chamber D communicates with a variable pressure chamber B through another axially variable pressure passage 28 formed in the valve body 8. I have. Further, a space on the inner peripheral side of the inner annular seat portion where the second valve seat 19 and the valve element 21 are in contact with each other is communicated with the atmosphere via a filter 29. The right end of the valve plunger 18 slidably provided on the valve body 8 is connected to an input shaft 30 linked to a brake pedal (not shown).
The reaction disk 32 accommodated in a concave portion 31 a formed at the base of the push rod 31 is opposed to the right end surface. The left end of the push rod 31 is linked to a piston of a master cylinder (not shown) through an opening 2a of a shaft in the front shell 2. Open above
A seal member 33 is provided between the port 2a and the push rod 31.
Keeps her tight. A return spring 34 extends between the valve body 8 and the front shell 2.
, The valve body 8 is normally held at the non-operating position shown in the figure. In this inactive state,
Although the valve element 21 is seated on the second valve seat 19, the first valve seat 1
A slight gap is maintained between 7 and the valve element 21. However, in this embodiment, the bellows 38 is attached to the reinforcing plate 37 attached to the inner wall of the front shell 2 and the outer periphery of the front end of the valve body 8, and the bellows 38 penetrates the front shell 2 and the reinforcing plate 37. By the second negative pressure introducing pipe 39 having one end connected to the reinforcing plate 37,
The internal space A 'of the bellows 38 communicates with a negative pressure source. That is, the rear end of the bellows 38 is formed in the annular recess 12 formed in the inner peripheral edge of the front power piston 12.
After being pressed into the inside of the valve body 8, it is locked in the annular recess 12 a by a retainer 40 fitted from the front side to the outer peripheral portion of the valve body 8, whereby the rear end of the bellows 38 is The airtightness with the annular recess 12a is maintained. On the other hand, the front end of the bellows 38 is folded in a U-shape toward the inward side, and the outer peripheral cylindrical portion 37a of the reinforcing plate 37 is sandwiched between the folded portions by the outer peripheral edge of the second retainer 41. To fit. Thereby, airtightness between the outer peripheral cylindrical portion 37a of the reinforcing plate 37 and the front end of the bellows 38 is maintained.
The inner peripheral portion of the second retainer 41 is fitted on the shaft of the front shell 2, and the airtightness between the shaft of the front shell 2 and the reinforcing plate 37 is maintained by a rubber O-ring 42. . The constant pressure chamber A outside the bellows 38 arranged in this way communicates with the negative pressure source via the negative pressure introducing pipe 25 attached to the front shell 2 as described above, so that a negative pressure is always introduced. Have been. Further, a solenoid valve 43 for selectively communicating the negative pressure introducing pipe 39 with the atmosphere and the negative pressure source is provided midway between the second negative pressure introducing pipe 39 and the negative pressure source. The solenoid valve 43 is ON / OFF controlled by a controller (not shown), and connects the second negative pressure introducing pipe 39 to the negative pressure source in a normal state where the solenoid valve 43 is not operated. Therefore, at that time, a negative pressure is introduced into the internal space A ′ of the bellows 38 via the second negative pressure introducing pipe 39. On the contrary,
When the solenoid valve 43 is actuated by the controller when required, the atmosphere is introduced into the internal space A 'of the bellows 38 through the second negative pressure introducing pipe 39. The air introduced into the space A 'is introduced into both the transformation chambers B and D via the first constant pressure passage 24, the radial transformation passage 27 and the axial transformation passage 28. As described above, in the present embodiment, by operating the solenoid valve 43 from the inoperative state of the tandem brake booster shown in FIG. 1, even if the brake pedal (not shown) linked to the input shaft 30 is not depressed. The tandem brake booster can be operated. Further, in the present embodiment, the second constant pressure passage 26 that connects the two constant pressure chambers A and C is configured as follows.
That is, the second constant pressure passage 26 is connected to the front shell 2.
Outer peripheral bead portion 14 of front diaphragm 14 formed by annular wall portion 2C and opposed wall portion 4B of center plate 4
a first passage 44 formed between the inner peripheral surface of the large-diameter cylindrical portion 2B of the front shell 2 and the outer peripheral surface of the outer peripheral bead portion 14a at a position radially outward of the holding portion a. The end of the first passage 44 on the rear side in the axial direction is communicated with the constant pressure chamber C of the rear chamber through a through hole 4C formed in the center plate 4 at a position radially outward of the holding portion. I have. On the other hand, the end of the first passage 44 on the axial front side is the small-diameter cylindrical portion 2 of the front shell 2.
A through a second passage 45 in a bulging portion 2F formed by bulging a part of A and a part of an annular wall portion 2C radially outward,
It communicates with the constant pressure chamber A in the front room. Therefore,
In the present embodiment, both the constant pressure chambers A,
C communicates directly, and a negative pressure is always introduced into both the constant pressure chambers A and C. In the above configuration, since the solenoid valve 43 is not normally operated as shown in FIG. 1, the negative pressure is also introduced into the internal space A ′ of the bellows 38 via the second negative pressure introducing pipe 39. Therefore, a negative pressure is introduced into all the chambers A, B, C, D, and A '. When the brake pedal (not shown) is depressed from the inoperative state shown in FIG. 1, the input shaft 30 moves forward (leftward), and the fluid circuit is switched by the valve mechanism 16 in accordance with the depression, so that the two pressure change chambers B, D Atmosphere is introduced. As a result, an output having a predetermined servo ratio can be obtained from the push rod 31 in the same manner as in a conventionally known tandem brake booster. When the tandem brake booster is to function as an automatic brake device with respect to the normal brake operation, the solenoid valve 43 may be operated by the controller from a non-operating state in which the input shaft 30 shown in FIG. 1 is not advanced. . As a result, the air is introduced into the internal space A 'of the bellows 38, and the air introduced into the internal space A' of the bellows 38 is connected to the first constant pressure passage 24 and the radial variable pressure passage communicating therewith. 27 and are introduced into both transformation chambers B, D via an axial transformation passage 28. This causes a pressure difference between the two constant pressure chambers A and C and the two variable pressure chambers B and D.
A predetermined output can be obtained from the push rod 31 even when the brake pedal is not depressed. And
In the present embodiment, when the tandem brake booster functions as an automatic brake device in this manner, the atmosphere can be introduced into both the transformation chambers B and D. for that reason,
According to the present embodiment, the tandem brake booster is operated as an automatic brake device in comparison with a conventional device in which the atmosphere is introduced into only one of the transformer chambers to function as an automatic brake device. The output of the brake booster can be increased. Further, in this embodiment,
Since the second constant pressure passage 26 is provided on the outer side of the outer peripheral bead portion 14a of the front diaphragm 14 instead of being provided in the valve body 8, the axial hole formed in the valve body 8 is continuously connected to the axial hole. According to the present embodiment, the strength of the valve body 8 can be increased as compared with the conventional device in which the second constant pressure passage 26 is constituted by the radial holes that open on the outer peripheral surface. In addition, by configuring the second constant pressure passage 26 as described above, when the tandem brake booster functions as an automatic brake, the output can be further increased as compared with the related art. That is, there is no need to provide an axial hole and a radial hole for forming the second constant pressure passage 26 in the valve body 8. Dimensions can be reduced. Thereby, the effective area of both diaphragms 14 and 15 connected to valve body 8 can be increased.
Therefore, also in this sense, when the tandem brake booster is caused to function as an automatic brake, the output can be increased as compared with the conventional case. In the present embodiment, the second constant pressure passage 26 is configured as described above, but instead of such a configuration, the two constant pressure chambers A and C are directly communicated with each other by a conduit, and the internal space of the conduit is formed. May be used as the second constant pressure passage 26.
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、自動ブ
レーキ装置としてタンデムブレーキ倍力装置を機能させ
た際における該タンデムブレーキ倍力装置の出力を従来
に比較して増大させることができるという効果が得られ
る。As described above, according to the present invention, the output of the tandem brake booster when the tandem brake booster functions as the automatic brake device can be increased as compared with the conventional one. The effect is obtained.
【図1】本発明の一実施例を示す断面図FIG. 1 is a sectional view showing one embodiment of the present invention.
8 バルブボディ 24 第1定圧通路 26 第2定圧通路 38 ベローズ(導管) 39 第2の負圧導入管 43 ソレノイドバルブ A,C 定圧室 A’ ベローズの内部空間 B,D 変圧室 8 Valve body 24 First constant pressure passage 26 Second constant pressure passage 38 Bellows (conduit) 39 Second negative pressure introduction pipe 43 Solenoid valve A, C Constant pressure chamber A 'Inner space of bellows B, D Transformer chamber
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−64058(JP,A) 特開 昭60−64057(JP,A) 特開 昭61−50863(JP,A) 特開 昭60−99761(JP,A) 特開 昭48−18667(JP,A) 特開 昭61−60360(JP,A) 特開 昭61−60361(JP,A) 特開 昭61−253254(JP,A) 実開 昭61−88863(JP,U) 実開 昭60−118555(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60T 13/52 - 13/577──────────────────────────────────────────────────続 き Continued from the front page (56) References JP-A-60-64058 (JP, A) JP-A-60-64057 (JP, A) JP-A-61-50863 (JP, A) JP-A-60-640 99761 (JP, A) JP-A-48-18667 (JP, A) JP-A-61-60360 (JP, A) JP-A-61-60361 (JP, A) JP-A-61-253254 (JP, A) Japanese Utility Model Showa 61-88863 (JP, U) Japanese Utility Model Showa 60-118555 (JP, U) (58) Fields investigated (Int. Cl. 6 , DB name) B60T 13/52-13/577
Claims (1)
するセンタープレートと、このセンタープレートに摺動
自在に貫通させたバルブボデイと、上記フロント室内に
位置するバルブボデイに連結されたフロントパワーピス
トンと、上記リヤ室内に位置するバルブボデイに連結さ
れたリヤパワーピストンと、フロントパワーピストンの
背面に張設されて上記フロント室内を定圧室と変圧室と
に区画するフロントダイアフラムと、リヤパワーピスト
ンの背面に張設されて上記リヤ室内を定圧室と変圧室と
に区画するリヤダイアフラムと、上記バルブボディに形
成されて上記フロント室の定圧室と流体回路を切り換え
る弁機構とを連通させ、該弁機構と変圧通路を介して上
記フロント室の定圧室を上記両方の変圧室に連通させる
第1定圧通路と、上記両方の定圧室を連通させる第2定
圧通路とを備えたタンデムブレーキ倍力装置において、 可撓性を有する導管の一端を上記第1定圧通路に連結
し、他端をシェルの外部に引き出し、上記導管に該導管
を負圧源あるいは大気に選択的に連通させる切換弁を配
設し、 さらに、上記第2定圧通路を、上記導管の外方側に位置
して上記両定圧室を直接に連通させる連通路から構成し
たことを特徴とするタンデムブレーキ倍力装置。1. A center plate for partitioning a shell into a front chamber and a rear chamber, a valve body slidably penetrating the center plate, and a front power piston connected to the valve body located in the front chamber. A rear power piston connected to a valve body located in the rear chamber, a front diaphragm stretched on the back of the front power piston to partition the front chamber into a constant pressure chamber and a variable pressure chamber, and a rear diaphragm on the rear power piston. A rear diaphragm which is stretched and partitions the rear chamber into a constant pressure chamber and a variable pressure chamber, and a valve mechanism formed in the valve body for switching a fluid circuit with the constant pressure chamber of the front chamber communicates with the valve mechanism. A first constant-pressure passage for communicating the constant-pressure chamber of the front chamber with the two pressure-changing chambers via the variable-pressure passage; A tandem brake booster having a second constant-pressure passage communicating the two constant-pressure chambers, wherein one end of a flexible conduit is connected to the first constant-pressure passage, and the other end is drawn out of the shell. A switching valve for selectively communicating the conduit with a negative pressure source or the atmosphere is disposed on the conduit, and the second constant pressure passage is located outside the conduit to directly connect the two constant pressure chambers. A tandem brake booster comprising a communication passage for communication.
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