JP2739050B2 - 抗血液凝固剤 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はプロテインC又は活性化プロテインCとヘパ
リン、あるいはプロテインC又は活性化プロテインCと
ヘパリン及びアンチトロンビンIII(以下AT IIIと称す
る)を有効成分とする抗血液凝固剤に関するものであ
る。
リン、あるいはプロテインC又は活性化プロテインCと
ヘパリン及びアンチトロンビンIII(以下AT IIIと称す
る)を有効成分とする抗血液凝固剤に関するものであ
る。
[従来の技術及びその問題点] プロテインCは、Stenfloによってウシ血漿より(The
Journal of Biological Chemistry,251(2),355−36
3(1976))、ついでKisielによって人血漿より(The J
ournal of Clinical Investigation 64,761−769(197
9))単離精製されている。又現在では遺伝子工学の手
法によっても製造可能である。
Journal of Biological Chemistry,251(2),355−36
3(1976))、ついでKisielによって人血漿より(The J
ournal of Clinical Investigation 64,761−769(197
9))単離精製されている。又現在では遺伝子工学の手
法によっても製造可能である。
プロテインCはIn vivoにおいてトロンビンによっ
て、又、in vitroにおいてはヘビ毒の1種であるプロタ
ックによって活性化され、活性化プロテインCとなり、
血液凝固剤の因子である血液凝固第VIII因子及び血液凝
固第V因子を不活性することはBiochemistry 19,401−4
10(1980),Proc.Natl,Acad.Sci USA 79,7200−7204(1
982),J.Biol Chem 258,1914〜1920(1983)に示されて
いる。
て、又、in vitroにおいてはヘビ毒の1種であるプロタ
ックによって活性化され、活性化プロテインCとなり、
血液凝固剤の因子である血液凝固第VIII因子及び血液凝
固第V因子を不活性することはBiochemistry 19,401−4
10(1980),Proc.Natl,Acad.Sci USA 79,7200−7204(1
982),J.Biol Chem 258,1914〜1920(1983)に示されて
いる。
1970年後半よりりん脂質上でのプロトロンビン活性化
反応に果す第V因子の役割について研究がなされ、プロ
トロンビンの活性化第X因子によるトロンビンへの変換
は、プロトロンビン、活性化第X因子、Ca2+の場合の変
換速度を1とした場合、この組成にりん脂質を加えると
22、りん脂質の代りに活性化第V因子を加えると356、
更に、りん脂質及び活性化第V因子の両方を加えると27
8000にその変換速度は著しく促進される。このように、
活性化第V因子はプロテインコファクターとして、凝固
因子の前駆体の活性化において重要な役割を果してい
る。活性化プロテインCは、活性化第V因子を分解しそ
のコファクター活性を阻害し、凝固の進行を抑制するわ
けである。又、活性化第VIII因子もプロテインコファク
ターとしての作用を保有しており、活性化第IX因子によ
る第X因子の活性化に強く関与している。その活性化反
応に及ぼす影響は活性化第VIII因子、Ca2+、りん脂質の
存在下では、第VIII因子、りん脂質の非存在下と比較し
て、その活性化速度は約200000倍に高められる。活性化
プロテインCは、第VIII因子を分解することにおいても
凝固の進行を抑制している。
反応に果す第V因子の役割について研究がなされ、プロ
トロンビンの活性化第X因子によるトロンビンへの変換
は、プロトロンビン、活性化第X因子、Ca2+の場合の変
換速度を1とした場合、この組成にりん脂質を加えると
22、りん脂質の代りに活性化第V因子を加えると356、
更に、りん脂質及び活性化第V因子の両方を加えると27
8000にその変換速度は著しく促進される。このように、
活性化第V因子はプロテインコファクターとして、凝固
因子の前駆体の活性化において重要な役割を果してい
る。活性化プロテインCは、活性化第V因子を分解しそ
のコファクター活性を阻害し、凝固の進行を抑制するわ
けである。又、活性化第VIII因子もプロテインコファク
ターとしての作用を保有しており、活性化第IX因子によ
る第X因子の活性化に強く関与している。その活性化反
応に及ぼす影響は活性化第VIII因子、Ca2+、りん脂質の
存在下では、第VIII因子、りん脂質の非存在下と比較し
て、その活性化速度は約200000倍に高められる。活性化
プロテインCは、第VIII因子を分解することにおいても
凝固の進行を抑制している。
ヘパリンはMcleanによって血液凝固を阻止する物質と
してイヌの肝臓より見出された(Am.J.physiol.41,250
〜257,1916)。発見より70年経た現在、ヘパリンはウシ
やクジラの肝や腸より分離精製され抗血液凝固剤として
広く使用されている。このヘパリンの血液凝固阻止作用
は血液中のAT IIIのトロンビンあるいは活性化血液凝固
X因子に対する阻害作用をヘパリンが増強することによ
って生じることが判っている。
してイヌの肝臓より見出された(Am.J.physiol.41,250
〜257,1916)。発見より70年経た現在、ヘパリンはウシ
やクジラの肝や腸より分離精製され抗血液凝固剤として
広く使用されている。このヘパリンの血液凝固阻止作用
は血液中のAT IIIのトロンビンあるいは活性化血液凝固
X因子に対する阻害作用をヘパリンが増強することによ
って生じることが判っている。
AT IIIは、Miller−Andersonら(Thromb,Res,5,439
−452(1974))によってヘパリンをアガロースに固定
化した、いわゆるアフィニティクロマトグラフィによる
特異的精製法が発表されて以来、AT IIIの精製は非常に
容易なものとなり、現在、日本はもとより世界各国にお
いても血液凝固阻止剤として製剤化され、主として播種
性血管内凝固症候群(DIC)の治療剤として用いられて
いる。AT IIIはin vitroにおいて血液凝固におけるトロ
ンビン、活性化第IX因子及び活性化第X因子の活性を阻
害することが知られている。しかしながら、活性化第V
因子、Ca2+、りん脂質と複合体を形成した活性化第X因
子はAT IIIによって阻害されない。AT IIIのin vivoに
おける主たる阻害効果は、血中に遊離してくるトロンビ
ンに対するものであると考えられる。もちろん、この作
用はヘパリンによって著しく増強される。
−452(1974))によってヘパリンをアガロースに固定
化した、いわゆるアフィニティクロマトグラフィによる
特異的精製法が発表されて以来、AT IIIの精製は非常に
容易なものとなり、現在、日本はもとより世界各国にお
いても血液凝固阻止剤として製剤化され、主として播種
性血管内凝固症候群(DIC)の治療剤として用いられて
いる。AT IIIはin vitroにおいて血液凝固におけるトロ
ンビン、活性化第IX因子及び活性化第X因子の活性を阻
害することが知られている。しかしながら、活性化第V
因子、Ca2+、りん脂質と複合体を形成した活性化第X因
子はAT IIIによって阻害されない。AT IIIのin vivoに
おける主たる阻害効果は、血中に遊離してくるトロンビ
ンに対するものであると考えられる。もちろん、この作
用はヘパリンによって著しく増強される。
血液凝固は血管内の血液由来による内因系血液凝固と
血管外の組織因子及びりん脂質の介在によって起る外因
系血液凝固より成る。
血管外の組織因子及びりん脂質の介在によって起る外因
系血液凝固より成る。
これらの各々はそれぞれ独立して凝固に関与している
のではない。すなわち、内因系の因子である凝固第VIII
因子、第IX因子の欠乏症において外因系は正常であるに
もかかわらず、出血が起り、又、外因系の因子である第
VII因子の欠乏症では内因系は正常であるにもかかわら
ず出血を起す。このことは、すなわち、少量の組織因子
が生じた場合、この組織因子は第VII因子、Ca2+、りん
脂質と複合体を形成し、内因系因子である第IX因子を活
性化する。この複合体による第IX因子の活性化が起らな
いと、凝固は有効に起らないことを意味する。
のではない。すなわち、内因系の因子である凝固第VIII
因子、第IX因子の欠乏症において外因系は正常であるに
もかかわらず、出血が起り、又、外因系の因子である第
VII因子の欠乏症では内因系は正常であるにもかかわら
ず出血を起す。このことは、すなわち、少量の組織因子
が生じた場合、この組織因子は第VII因子、Ca2+、りん
脂質と複合体を形成し、内因系因子である第IX因子を活
性化する。この複合体による第IX因子の活性化が起らな
いと、凝固は有効に起らないことを意味する。
内因系は第XII因子が結合組織、特にコラーゲンに接
触することにより活性化され、一連の過程を経て第X因
子を活性化する。一方、外因系は組織障害によって遊離
する組織因子が第VII因子及びCa2+、りん脂質と複合体
を形成し第X因子を活性化する一方、内因系の第IX因子
を活性化し、活性化第X因子の形成を促進する。
触することにより活性化され、一連の過程を経て第X因
子を活性化する。一方、外因系は組織障害によって遊離
する組織因子が第VII因子及びCa2+、りん脂質と複合体
を形成し第X因子を活性化する一方、内因系の第IX因子
を活性化し、活性化第X因子の形成を促進する。
この内、外両系によって活性化された第X因子は、コ
ファクターの第V因子、Ca2+、りん脂質と複合体を形成
し、プロトロンビンのアクチベーターとなり、プロトロ
ビンをトロンビンに変換し、フィブリノゲンはこのトロ
ンビンによってフィブリンと成る。外因系は第XII因子
からの過程をバイパスするため極めて速く10数秒以内に
進行することが特徴であり、初期に生じた微量のトロン
ビンは第V因子や第VIII因子に作用しこれらを活性化
し、凝固を更に促進させる。又、この微量のトロンビン
は血小板にも作用し、りん脂質の遊離を促進し、第XII
因子の接触作用による活性化と共に内因系凝固の引き金
的役割を果すことが知られる。
ファクターの第V因子、Ca2+、りん脂質と複合体を形成
し、プロトロンビンのアクチベーターとなり、プロトロ
ビンをトロンビンに変換し、フィブリノゲンはこのトロ
ンビンによってフィブリンと成る。外因系は第XII因子
からの過程をバイパスするため極めて速く10数秒以内に
進行することが特徴であり、初期に生じた微量のトロン
ビンは第V因子や第VIII因子に作用しこれらを活性化
し、凝固を更に促進させる。又、この微量のトロンビン
は血小板にも作用し、りん脂質の遊離を促進し、第XII
因子の接触作用による活性化と共に内因系凝固の引き金
的役割を果すことが知られる。
凝固系は多くの凝固因子の関与において、最終的にフ
ィブリンが形成される。この過程において、AT IIIは主
としてトロンビンを、活性化プロテインCは活性化第V
因子及び活性化第VIII因子を阻害することは先にも述べ
た。現在、AT IIIはDICの治療に使用されているが、作
用点の上から考えると、AT IIIは活性化自身を阻害する
ことはないので、更に効果的な血液凝固阻止剤の登場が
望れている。
ィブリンが形成される。この過程において、AT IIIは主
としてトロンビンを、活性化プロテインCは活性化第V
因子及び活性化第VIII因子を阻害することは先にも述べ
た。現在、AT IIIはDICの治療に使用されているが、作
用点の上から考えると、AT IIIは活性化自身を阻害する
ことはないので、更に効果的な血液凝固阻止剤の登場が
望れている。
[問題点を解決するための手段] このようなことから、本発明者は効果的な血液凝固阻
止剤について鋭意研究した結果、驚くべきことに、活性
化プロテインC単独、あるいは、AT III−ヘパリンでは
得られないような非常に強い抗凝固作用を見出した。す
なわち、本発明はヒトプロテインC又は活性化プロテイ
ンCとヘパリン、あるいはヒトプロテインC又は活性化
プロテインCとヘパリン及びAT IIIを有効成分とする抗
血液凝固剤である。
止剤について鋭意研究した結果、驚くべきことに、活性
化プロテインC単独、あるいは、AT III−ヘパリンでは
得られないような非常に強い抗凝固作用を見出した。す
なわち、本発明はヒトプロテインC又は活性化プロテイ
ンCとヘパリン、あるいはヒトプロテインC又は活性化
プロテインCとヘパリン及びAT IIIを有効成分とする抗
血液凝固剤である。
本発明の抗血液凝固剤は、好ましくは注射又は点滴に
より投与され、注射剤を調製する場合は上記主薬にpH調
整剤、緩衝剤、安定化剤、等張剤等を添加してもよく、
更に常法により凍結乾燥を行い、凍結乾燥注射剤を作る
ことができる。例えば、主薬にマンニトール、ショ糖、
乳糖、マルトース、ブドウ糖、アミノ酸、アルブミン等
の1種又は2種以上を加えて水で溶解し、バイアル又は
アンプルに分注した後凍結乾燥し密封して静脈内用注射
剤とすることができる。
より投与され、注射剤を調製する場合は上記主薬にpH調
整剤、緩衝剤、安定化剤、等張剤等を添加してもよく、
更に常法により凍結乾燥を行い、凍結乾燥注射剤を作る
ことができる。例えば、主薬にマンニトール、ショ糖、
乳糖、マルトース、ブドウ糖、アミノ酸、アルブミン等
の1種又は2種以上を加えて水で溶解し、バイアル又は
アンプルに分注した後凍結乾燥し密封して静脈内用注射
剤とすることができる。
有効成分のプロテインCは、キャリア中に約2μg/ml
〜20μg/mlで、AT IIIは140μg〜300μg/ml、ヘパリン
0.1〜1.0usp単位/mlの濃度で存在させる(ヘパリン0.1
〜1.0usp単位/mlは通常の純度では1〜10μg/ml、純度
が高ければ、0.5〜5μg/mlに相当する)。1回に投与
する有効成分の総たん白量は60kg成人の場合5mg〜1gの
範囲である。ある場合には、1回以上の一連の投与が必
要される。
〜20μg/mlで、AT IIIは140μg〜300μg/ml、ヘパリン
0.1〜1.0usp単位/mlの濃度で存在させる(ヘパリン0.1
〜1.0usp単位/mlは通常の純度では1〜10μg/ml、純度
が高ければ、0.5〜5μg/mlに相当する)。1回に投与
する有効成分の総たん白量は60kg成人の場合5mg〜1gの
範囲である。ある場合には、1回以上の一連の投与が必
要される。
本発明の薬剤に用いられる有効成分のプロテインCあ
るいは活性化プロテインC及びAT IIIは、いずれもヒト
の血漿たん白質の1つであるのでその毒性は極めて低く
又、ヘパリンも現在臨床的に使用されており、適正使用
において毒性には何ら問題はない。
るいは活性化プロテインC及びAT IIIは、いずれもヒト
の血漿たん白質の1つであるのでその毒性は極めて低く
又、ヘパリンも現在臨床的に使用されており、適正使用
において毒性には何ら問題はない。
以下、試験例及び実施例を挙げて本発明を具体的に説
明する。
明する。
試験例 1 プロテインC欠乏血漿でのプロトロンビン時間の延長 プロテインCは、Kisielの方法(J.Clin.Invest.64:7
61−769,1979)によって精製したものを使用し、又、プ
ロテインCの活性化はProtac を用いる方法(Thromb,R
es,43:253−264,1986)によって行った。
61−769,1979)によって精製したものを使用し、又、プ
ロテインCの活性化はProtac を用いる方法(Thromb,R
es,43:253−264,1986)によって行った。
プロテインC欠乏血漿にヘパリン及び活性化プロテイ
ンCを加え、37゜でインキュベートした後、通常のプロ
トロンビン時間の測定(Scan.J.Clin.Lab.Invest 1,8
1.1949)に従い、組織トロンボプラスチン及びCaCl2溶
液を加え凝固時間を測定した。結果を第1図に示す。第
1図よりヘパリン非添加活性化プロテインCでは凝固時
間はほとんど延長しない(□−□)にもかかわらず、ヘ
パリンと活性化プロテインCの存在により、凝固時間の
延長が認められる(○−○)ことが明らかである。
ンCを加え、37゜でインキュベートした後、通常のプロ
トロンビン時間の測定(Scan.J.Clin.Lab.Invest 1,8
1.1949)に従い、組織トロンボプラスチン及びCaCl2溶
液を加え凝固時間を測定した。結果を第1図に示す。第
1図よりヘパリン非添加活性化プロテインCでは凝固時
間はほとんど延長しない(□−□)にもかかわらず、ヘ
パリンと活性化プロテインCの存在により、凝固時間の
延長が認められる(○−○)ことが明らかである。
試験例 2 プロトロンビン、第VII因子、第X因子、第IX因子、フ
ィブリノゲンの存在下、ヘパリン、AT III、活性化プロ
テインCの組み合せによるプロトロンビン時間の延長 プロトロンビン、第VII因子、第IX因子、第X因子を
それぞれ1単位/mlの濃度となるように調製した混液に
フィブリノゲン(4mg/ml)を加え、ヘパリン、AT III、
活性化プロテインCを種々に組み合せた溶液を加え、2
分間、37゜でインキュベートした後、通常のプロトロン
ビン時間の測定(Scan.J.Clin.Lab.Invest,1,81.1949)
に従い、組織トロンボプラスチン及びCaCl2溶液を加え
凝固時間を測定した。2度の実験を繰り返した結果を表
1に示す。表1より、AT III、ヘパリン及び活性化プロ
テインCの三者共存下、凝固時間は著しく延長すること
が明らかである。
ィブリノゲンの存在下、ヘパリン、AT III、活性化プロ
テインCの組み合せによるプロトロンビン時間の延長 プロトロンビン、第VII因子、第IX因子、第X因子を
それぞれ1単位/mlの濃度となるように調製した混液に
フィブリノゲン(4mg/ml)を加え、ヘパリン、AT III、
活性化プロテインCを種々に組み合せた溶液を加え、2
分間、37゜でインキュベートした後、通常のプロトロン
ビン時間の測定(Scan.J.Clin.Lab.Invest,1,81.1949)
に従い、組織トロンボプラスチン及びCaCl2溶液を加え
凝固時間を測定した。2度の実験を繰り返した結果を表
1に示す。表1より、AT III、ヘパリン及び活性化プロ
テインCの三者共存下、凝固時間は著しく延長すること
が明らかである。
表 1 プロトロンビン時間 添加物 凝固 時間 実験1 実験2 − 14.8 14.7 AT III 15.1 15.2 ヘパリン 17.3 17.1 APC 21.4 21.2 AT III+ヘパリン 24.9 23.4 APC+ヘパリン 25.0 24.2 APC+AT III 21.6 21.6 APC+AT III+ヘパリン 76.4 102.5 APC:活性化プロテインC 実施例 1 10ml製剤としてプロテインC又は活性化プロテインC
1.5mg、ヘパリン50usp単位、アミノ酢酸22.5mg、人血清
アルブミン25mg、D−マンニトール100mg、塩化ナトリ
ウム90mgを1バイアル又はアンプルに分注した後、凍結
乾燥し密封して10ml製剤とした。
1.5mg、ヘパリン50usp単位、アミノ酢酸22.5mg、人血清
アルブミン25mg、D−マンニトール100mg、塩化ナトリ
ウム90mgを1バイアル又はアンプルに分注した後、凍結
乾燥し密封して10ml製剤とした。
実施例 2 プロテインC又は活性化プロテインC1.5mgAT III50m
g、ヘパリン50usp単位、アミノ酢酸22.5mg、人血清アル
ブミン25mg、D−マンニトール100mg、塩化ナトリウム9
0mgを1バイアル又はアンプルに分注した後、凍結乾燥
し密封して10ml製剤とした。
g、ヘパリン50usp単位、アミノ酢酸22.5mg、人血清アル
ブミン25mg、D−マンニトール100mg、塩化ナトリウム9
0mgを1バイアル又はアンプルに分注した後、凍結乾燥
し密封して10ml製剤とした。
第1図はプロテインC濃度と凝固時間との関係を示すグ
ラフである。ヘパリンの濃度を示すUは単位のことでus
p単位を意味する。
ラフである。ヘパリンの濃度を示すUは単位のことでus
p単位を意味する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−111690(JP,A) 特開 昭61−205487(JP,A) 特開 昭52−47907(JP,A) 特開 昭57−88125(JP,A) 特開 昭59−222421(JP,A) 特表 昭60−501859(JP,A) 米国特許5084274(US,A) Chemical Abstract s 100:117044, Chemical Abstract s 108:51878, Chemical Abstract s 106:171822,
Claims (2)
- 【請求項1】プロテインC又は活性化プロテインCとヘ
パリンとを含有する抗血液凝固剤。 - 【請求項2】アンチトロンビンIIIが更に添加されてい
る請求項1記載の抗血液凝固剤。
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